JPH02235404A - バンドパスフィルタ - Google Patents

バンドパスフィルタ

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Publication number
JPH02235404A
JPH02235404A JP5682689A JP5682689A JPH02235404A JP H02235404 A JPH02235404 A JP H02235404A JP 5682689 A JP5682689 A JP 5682689A JP 5682689 A JP5682689 A JP 5682689A JP H02235404 A JPH02235404 A JP H02235404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
slit
cap
bobbin
dielectric cap
Prior art date
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Pending
Application number
JP5682689A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Tabuchi
利英 田渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5682689A priority Critical patent/JPH02235404A/ja
Publication of JPH02235404A publication Critical patent/JPH02235404A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衛星放送受像機の中間周波回路に挿入して不
要信号を除去して混信を防ぐバンドパスフィルタに関す
るものである。
従来の技術 従来の一般的な高周波バンドパスフィルタの共娠回路構
造を第5図に示す。24はセラミック又はプラスチック
等からなる誘電体キャップでこれはこれら全体を収納す
る接地金属となるケース27との間の分布容量及び巻線
26の分布容量をボビン25と誘電体内部に設けたネシ
によって回転して上下させることにより増減し共振周波
数を調整するものである。25は巻線用及び誘電体キャ
ップ24のネジと螺合するネジを有する。26はボビン
25に銅線等を巻回した巻線、27はこれらを収納シー
ルドする良導体よりなるケースである。従来のバンドパ
スフィルタはこのような共振器で構成されていた。
発明が解決しようとする課題 上述の従来の構成では、高周波バンドバスフィルタの通
過帯域幅は調整不可能でかつ周波数を調整するために誘
電体キャップ24を回転調整するとそれにつれて帯域幅
も同時に変化してしまい調整不可能であった。この結果
通過帯域幅はバラッキが大きいものになってしまってい
た。
本発明は、上記課題の対策として、誘電体キャップにス
リットを設けた単純な構造によりしか。も周波数と帯域
幅を別々に調整して高精度なバンドパスフィルタを提供
するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、誘電体キャップに
スリットを設けかつ中心軸部にネジを設け、巻線を施し
たボビンの内側にネジを設けてこれと螺合させ、回転と
上下動ができる構成にしてバンドバスフィルタを構成し
たものである。
作用 上述のように、誘電体キャップにスリットを設けること
によりこの誘電体キャップを何回も回転して巻線を被う
方向に移動させると巻線とシールドケース間の分布容量
,巻線の分布容量が誘電体の比誘電率が空気よりも共振
から数十倍高いために増加して共振周波数が下がる。一
方誘電体共振器を一回転する毎に、もう片方との共娠器
との間の分布容量がスリットのある所とない所で変るた
め帯域幅を左右する結合容量が増減し通過帯域幅が調整
でき必要な帯域幅に一回転毎に設定可能になる。
このことにより、通過帯域の中心周波数と帯域幅を1個
の誘電体で別々に調整でき、高精度のバンドパスフィル
タを容易に実現可能できる。
実施例 以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第2図は本発明の一実施例におけるバンドパス
フィルタの見取り構造図と等価回路図である。
プラスチック等絶縁物円筒体よりなるボビン1にポリウ
レタン皮膜銅線等による巻線2を巻回し、その巻!12
の両端を端子5に接続すると共に共振用のチップコンデ
ンサ等によるコンデンサ6を並列に接続して共振回路を
2個構成する。ボビン1の内面にネジを設け、このネジ
と螺合するネジを中心軸3aに有しその外周部にスリッ
ト4を設けたプラスチックとか誘電体セラミックよりな
る誘電体キャップ3を挿入螺合させる。これら全体を銅
等の導体よりなるシールドケース7に収納する。ドライ
バーを用いて調整孔8より誘電体キャップ3を回転する
ことができる構造となっている。
誘電体キャップ3を回転すると、誘電体キャップ3と巻
線2との相対位置が変り第2図に示す共振容量11が増
減する。これは誘電体キャップ3の比誘電率が空気の1
よりも数倍から数十倍と大きいため巻線2を被うことに
よりシールドケース7と巻IIA2間及び巻1lA2そ
のものの分布容量を増減することによるものである。
同時に誘電体キャップ3にはスリット4が設けてあるた
め誘電体キャップ3を回転して2つの共振器間にスリッ
ト4部分を位置すると共撮器間の分布容量は最小になり
、バンドバスフィルタの通過帯域幅を決定する結合容量
12は最小になる。
よって帯域幅も最小になる。スリット4部が2つの共撮
器間から離れていくと逆に分布容量が増加して通過帯域
幅も増加する。
この時の周波数,帯域幅は第3図に示すようになる。
即ち、キャップ位置14を横軸に示し縦軸に周波数15
とバンド幅l6をとると誘電体キャップ3を回転してボ
ビン1に挿入してい《と共撮周波数f1は下がりバンド
幅BW,は1回転毎に山谷をくり返す。なお従来例の場
合には中心周波数変化はI1と同じであるがバンド輻B
W2は単純変動のみである。
即ち、本発明によってBWIの山谷の範囲毎に周波数1
5及びバンド幅16が調整できるのである。
第4図(a) , (b)は誘電体キャップの実施例で
ある。
第4図(a)は上記の場合のキャップ見取り図である。
スリット4と中心軸3aにネジ、天井にドライバー3b
を有した誘電体キャップ3である。第4図(b)はスリ
ット4の形状をテーパー状にした他の実施例である。回
転に対するバンド幅変化がなめらかに変化し調整が容易
にできる。
発明の効果 以上のように本発明は1個のスリットを設けた誘電体キ
ャップを回転と上下させることに周波数と通過帯域幅を
別々高精度に調整することが可能となる。このため部品
点数を増やさないで巻線組立等のバラッキを吸収し高精
度なバンドパスフィルタを実現でき、工業的価値の大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるバンドパスフィルタ
の一部切欠斜視図、第2図は第1図の動作を説明するた
めの等価回路図、第3図は第1図の動作を説明するため
の特性図、第4図(a) , (b)は誘電体キャップ
の実施例を示す斜視図、第5図は従来のバンドパスフィ
ルタの一部切欠斜視図である。 1・・・・・・ボビン、2・・・・・・巻線、3・・・
・・・誘電体キャップ、4・・・・・・スリット、5・
・・・・・端子、6・・・・・・コンデンサ、7・・・
・・・シールドケース、8・・・・・・調整孔、11・
・・・・・共撮容量、12・・・・・・結合容量。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ばかl名II五賑谷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ボビンに銅線を巻回しその両端を容量で結合してなる共
    振回路を2個以上組み合わせてシールドケースに収納し
    、巻線の外周を被うように円筒形状にしかつその円筒軸
    方向に円周の約1/2以下のスリットを設け、ボビン又
    はシールドケースと螺合するネジによって回転しかつ巻
    線軸上を移動する誘電体キャップを備えてなるバンドパ
    スフィルタ。
JP5682689A 1989-03-08 1989-03-08 バンドパスフィルタ Pending JPH02235404A (ja)

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JP5682689A JPH02235404A (ja) 1989-03-08 1989-03-08 バンドパスフィルタ

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JP5682689A JPH02235404A (ja) 1989-03-08 1989-03-08 バンドパスフィルタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044334A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Honda Motor Co Ltd 電子回路ユニットの固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009044334A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Honda Motor Co Ltd 電子回路ユニットの固定構造
JP4648369B2 (ja) * 2007-08-07 2011-03-09 本田技研工業株式会社 電子回路ユニットの固定構造

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