JPH0546254Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0546254Y2 JPH0546254Y2 JP2575289U JP2575289U JPH0546254Y2 JP H0546254 Y2 JPH0546254 Y2 JP H0546254Y2 JP 2575289 U JP2575289 U JP 2575289U JP 2575289 U JP2575289 U JP 2575289U JP H0546254 Y2 JPH0546254 Y2 JP H0546254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- hole
- ferrite core
- base portion
- auxiliary device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 49
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 28
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 238000003908 quality control method Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は高周波トランスとかインダクタンスと
かを構成するための、孔明きフエライトコアに巻
線を巻装するための補助装置に関する。
かを構成するための、孔明きフエライトコアに巻
線を巻装するための補助装置に関する。
従来のこの種の巻線は第4図に示すように、フ
エライトコア10に設けられた孔を利用して巻線
20を巻装している。巻線10は図示のように、
孔とコア外周との間に巻装する場合と2つの孔相
互間に巻装する場合とがある。
エライトコア10に設けられた孔を利用して巻線
20を巻装している。巻線10は図示のように、
孔とコア外周との間に巻装する場合と2つの孔相
互間に巻装する場合とがある。
そのいづれの場合も巻線が数ターン巻装するも
のであると、孔内で巻線同士が重なり合う状態に
なり、しかも重なり具合を一定化することが容易
ではない。また孔内では巻線が孔内壁から浮いた
状態に湾曲しており、これによる巻線のたるみが
問題である。これらの原因によつて製品の特性が
均一になり難く、品質管理上問題であつた。
のであると、孔内で巻線同士が重なり合う状態に
なり、しかも重なり具合を一定化することが容易
ではない。また孔内では巻線が孔内壁から浮いた
状態に湾曲しており、これによる巻線のたるみが
問題である。これらの原因によつて製品の特性が
均一になり難く、品質管理上問題であつた。
本考案は上述の点を考慮してなされたもので、
フエライトコアに品質均一な巻線を巻装するため
の補助装置に関する。
フエライトコアに品質均一な巻線を巻装するため
の補助装置に関する。
上記目的達成のため、本考案では、
1 巻線用の孔が設けられたフエライトコアに前
記孔を利用して巻線を巻装するために用いられ
る装置において、 円筒の一部を長手方向に沿つて切断除去した
形状を有し、前記フエライトコアの巻線用の孔
内に挿入固定される基体部分と、 この基体部分の平面部から前記円筒の径方向
に突出するように設けられ、外周面に前記基体
部分の長手方向に延び、前記フエライトコアの
孔との間に前記巻線1本づつを位置決めするた
めの空間を形成する少なくとも1つの溝とを有
する巻線ガイド部分とをそなえたことを特徴と
する巻線用補助装置、および 2 上記1記載の装置において、 前記基体部分の長手方向一端には、前記孔端
に係止するためのフランジが設けられた巻線用
補助装置、 を提供するものである。
記孔を利用して巻線を巻装するために用いられ
る装置において、 円筒の一部を長手方向に沿つて切断除去した
形状を有し、前記フエライトコアの巻線用の孔
内に挿入固定される基体部分と、 この基体部分の平面部から前記円筒の径方向
に突出するように設けられ、外周面に前記基体
部分の長手方向に延び、前記フエライトコアの
孔との間に前記巻線1本づつを位置決めするた
めの空間を形成する少なくとも1つの溝とを有
する巻線ガイド部分とをそなえたことを特徴と
する巻線用補助装置、および 2 上記1記載の装置において、 前記基体部分の長手方向一端には、前記孔端
に係止するためのフランジが設けられた巻線用
補助装置、 を提供するものである。
フエライトコアの孔に本考案に係る補助装置を
挿入する。補助装置は基体部分がフエライトコア
の孔内壁に密着してフエライトコアに固定され
る。そして、巻線ガイド部分の溝とフエライトコ
アの孔内壁との間に巻線を1本づつ位置決めする
ための空間が形成される。この空間に巻線を挿通
してながら巻線を巻装する。空間は複数個設けら
れていれば各空間に挿入される巻線がそれぞれ決
めておき、所定の空間に所定の線を挿入するよう
にする。
挿入する。補助装置は基体部分がフエライトコア
の孔内壁に密着してフエライトコアに固定され
る。そして、巻線ガイド部分の溝とフエライトコ
アの孔内壁との間に巻線を1本づつ位置決めする
ための空間が形成される。この空間に巻線を挿通
してながら巻線を巻装する。空間は複数個設けら
れていれば各空間に挿入される巻線がそれぞれ決
めておき、所定の空間に所定の線を挿入するよう
にする。
本考案によれば、巻線は補助装置とフエライト
コアの内壁との間の所定の空間に各線ごとに挿入
されるから製品ごとの巻線のばらつきがなく、常
に一定の品質を持つた巻線装置が形成される。こ
の結果、特性不良の製品を減らす事ができ、製品
歩留まりを著しく向上できる。しかも巻線は補助
装置とフエライトコア内壁との間の所定空間に挿
入されるからコアに密着した状態になり、品質、
特性の一定な巻線形成ができる。この結果、振動
による特性の変化も防げる。
コアの内壁との間の所定の空間に各線ごとに挿入
されるから製品ごとの巻線のばらつきがなく、常
に一定の品質を持つた巻線装置が形成される。こ
の結果、特性不良の製品を減らす事ができ、製品
歩留まりを著しく向上できる。しかも巻線は補助
装置とフエライトコア内壁との間の所定空間に挿
入されるからコアに密着した状態になり、品質、
特性の一定な巻線形成ができる。この結果、振動
による特性の変化も防げる。
第1図は本考案の一実施例の外観を示したもの
で、30が本考案に係る補助装置であり、10お
よび20は第5図に示したと同様のフエライトコ
アおよび巻線である。
で、30が本考案に係る補助装置であり、10お
よび20は第5図に示したと同様のフエライトコ
アおよび巻線である。
第2図aおよびbは本考案の各実施例を示した
もので、同図aは第1図に示したものと同一であ
る。この同図aの実施例30は、円筒をほぼ直径
部分で長手方向に沿つて二つ割りに切断した形状
をした基体部分31、この基体部分31の除去さ
れた部分に設けられた巻線ガイド部分32、およ
び基体部分31の上部に設けられたフランジ33
とを有する。そして同図bの実施例30Aは、フ
ランジ33を有しない点で同図aの実施例と相違
する。
もので、同図aは第1図に示したものと同一であ
る。この同図aの実施例30は、円筒をほぼ直径
部分で長手方向に沿つて二つ割りに切断した形状
をした基体部分31、この基体部分31の除去さ
れた部分に設けられた巻線ガイド部分32、およ
び基体部分31の上部に設けられたフランジ33
とを有する。そして同図bの実施例30Aは、フ
ランジ33を有しない点で同図aの実施例と相違
する。
基体部分31はフエライトコア10における孔
の内径と同径を有し、補助装置30全体をフエラ
イトコア内に固定する機能を有する。フランジ3
3は基体部分31がフエライトコア10から抜け
落ちないように保持するもので、基体部分31の
補助的機能を果たす。
の内径と同径を有し、補助装置30全体をフエラ
イトコア内に固定する機能を有する。フランジ3
3は基体部分31がフエライトコア10から抜け
落ちないように保持するもので、基体部分31の
補助的機能を果たす。
巻線ガイド部分32は、基体部分31の長手方
向に沿う複数の突条を有し、この突条相互間に凹
部を形成している。そして、この凹部がフエライ
トコアの孔内壁との間に巻線を挿入するための空
間を形成する。
向に沿う複数の突条を有し、この突条相互間に凹
部を形成している。そして、この凹部がフエライ
トコアの孔内壁との間に巻線を挿入するための空
間を形成する。
第3図は、2つの孔を有するフエライトコア1
0に、第3図a,bの実施例30,30Aをそれ
ぞれ挿入した状態を上から見たものである。
0に、第3図a,bの実施例30,30Aをそれ
ぞれ挿入した状態を上から見たものである。
フランジの有無の相違はあるが、両実施例はと
もにフエライトコアの孔に挿入されてこの孔の内
壁との間に空間を形成する。この空間は巻線ガイ
ド部分32の突条とフエライトコアの孔内壁との
間に形成されるものであり、図示の場合は孔の長
手方向に延びる5個の互いに隣り合つた空間とし
て構成されている。
もにフエライトコアの孔に挿入されてこの孔の内
壁との間に空間を形成する。この空間は巻線ガイ
ド部分32の突条とフエライトコアの孔内壁との
間に形成されるものであり、図示の場合は孔の長
手方向に延びる5個の互いに隣り合つた空間とし
て構成されている。
この空間に巻線を挿入することにより第1図に
示した状態の巻線装置が形成される。
示した状態の巻線装置が形成される。
本考案の巻線補助装置は、絶縁材、誘電体、フ
エライト、フエライト粉末入りゴム等、電気特性
的に適当なものを選択する。
エライト、フエライト粉末入りゴム等、電気特性
的に適当なものを選択する。
また、本考案の装置はコアの外周側の巻線につ
いても巻線を一定に配置するようにしてもよい。
いても巻線を一定に配置するようにしてもよい。
第1図は本考案の一実施例を適用して構成した
巻線装置の外観図、第2図a,bはそれぞれ本考
案の実施例を示す図、第3図は第2図a,bに示
した実施例をフエライトコアに装着した状態の説
明図、第4図は従来の高周波トランスの一例を示
す図である。 10……フエライトコア、20……巻線、3
0,30A……巻線補助装置、31……基体部
分、32……巻線ガイド部分、33……フラン
ジ。
巻線装置の外観図、第2図a,bはそれぞれ本考
案の実施例を示す図、第3図は第2図a,bに示
した実施例をフエライトコアに装着した状態の説
明図、第4図は従来の高周波トランスの一例を示
す図である。 10……フエライトコア、20……巻線、3
0,30A……巻線補助装置、31……基体部
分、32……巻線ガイド部分、33……フラン
ジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 巻線用の孔が設けられたフエライトコアに前
記孔を利用して巻線を巻装するために用いられ
る装置において、 円筒の一部を長手方向に沿つて切断除去した
形状を有し、前記フエライトコアの巻線用の孔
内に挿入固定される基体部分と、 この基体部分の平面部から前記円筒の径方向
に突出するように設けられ、外周面に前記基体
部分の長手方向に延び、前記フエライトコアの
孔との間に前記巻線1本づつを位置決めするた
めの空間を形成する少なくとも1つの溝とを有
する巻線ガイド部分とをそなえたことを特徴と
する巻線用補助装置。 2 請求項1記載の装置において、 前記基体部分の長手方向一端には、前記孔端
に係止するためのフランジが設けられた巻線用
補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2575289U JPH0546254Y2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2575289U JPH0546254Y2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02116710U JPH02116710U (ja) | 1990-09-19 |
JPH0546254Y2 true JPH0546254Y2 (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=31246763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2575289U Expired - Lifetime JPH0546254Y2 (ja) | 1989-03-07 | 1989-03-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546254Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-03-07 JP JP2575289U patent/JPH0546254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02116710U (ja) | 1990-09-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |