JPS5927041Y2 - 遅延線用ボビン - Google Patents
遅延線用ボビンInfo
- Publication number
- JPS5927041Y2 JPS5927041Y2 JP3024378U JP3024378U JPS5927041Y2 JP S5927041 Y2 JPS5927041 Y2 JP S5927041Y2 JP 3024378 U JP3024378 U JP 3024378U JP 3024378 U JP3024378 U JP 3024378U JP S5927041 Y2 JPS5927041 Y2 JP S5927041Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- delay line
- bobbin
- flanges
- trap
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカラーテレビジョン受像機などに用いる遅延線
のボビン構造に関する。
のボビン構造に関する。
従来のカラーテレビジョン受像機において、遅延線とト
ラップ回路はプリント基板上に別々に実装し接続してい
た。
ラップ回路はプリント基板上に別々に実装し接続してい
た。
しかし最近、市場から電子部品の複合化、組立工数の低
減、流通コストの低減等の要求が高まり、これに対して
複合型遅延線すなわち不必要な周波数成分を除くトラッ
プ機能を有する遅延線の開発が望まれている。
減、流通コストの低減等の要求が高まり、これに対して
複合型遅延線すなわち不必要な周波数成分を除くトラッ
プ機能を有する遅延線の開発が望まれている。
従来、遅延線に内蔵されるトラップ回路は、遅延線用ボ
ビンの一部にインダクタンス巻線を施してコイルＬ、を
形成し、さらにアース巻線を巻き込んで線間容量を得て
コンテ゛ンサＣｔを形成して構成されている。
ビンの一部にインダクタンス巻線を施してコイルＬ、を
形成し、さらにアース巻線を巻き込んで線間容量を得て
コンテ゛ンサＣｔを形成して構成されている。
しかしながらコイルＬよのインダクタンス値は固定され
ており、またコンテ゛ンサＣｔｃｒ）キャパシタンス値
はバラツキが大きいため、トラップ回路のトラップ周波
数は所望の値が得られず、しかも調整が大変困難であっ
た。
ており、またコンテ゛ンサＣｔｃｒ）キャパシタンス値
はバラツキが大きいため、トラップ回路のトラップ周波
数は所望の値が得られず、しかも調整が大変困難であっ
た。
これに対し、前記コンデンサＣｔに可変コンデンサ、例
えばトリマコンデンサを使用すれば、前記トラップ周波
数の調整は容易にできるが、大変高価となるという欠点
があった。
えばトリマコンデンサを使用すれば、前記トラップ周波
数の調整は容易にできるが、大変高価となるという欠点
があった。
本考案はトラップ回路を内蔵でき、しかもトラップ周波
数の調整が容易にできる遅延線用ボビンを提供すること
を目的としている。
数の調整が容易にできる遅延線用ボビンを提供すること
を目的としている。
すなわち、本考案は、フランジおよび連結部を交互に複
数個連続して設け、かつ両端フランジには外部端子を挿
設し、両端フランジの少なくとも一方にはコンデンサを
配置できる収納溝を穿設した遅延線用ボビンにおいて、
その長手方向中心に棒状磁性コアを螺合挿入できる中空
孔を設けたことを特徴とするものである。
数個連続して設け、かつ両端フランジには外部端子を挿
設し、両端フランジの少なくとも一方にはコンデンサを
配置できる収納溝を穿設した遅延線用ボビンにおいて、
その長手方向中心に棒状磁性コアを螺合挿入できる中空
孔を設けたことを特徴とするものである。
本考案に係る多区間絶縁体ボビンの一実施例を第１図お
よび第２図に示し、以下に図面を参照し説明する。
よび第２図に示し、以下に図面を参照し説明する。
多区間絶縁体ボビンはフランジ１と連結部２をそれぞれ
交互にくり返して設は凹溝を形成し、さらに最端フラン
ジ３，３′には外部端子４を挿設、並びに中断端子５を
植設するとともに、最端フランジ３の端面にはコンテ゛
ンサＣ４が配置できる収納溝６Ａと、そのリード線を取
り出すことのできる導出溝６Ｂが穿設されている。
交互にくり返して設は凹溝を形成し、さらに最端フラン
ジ３，３′には外部端子４を挿設、並びに中断端子５を
植設するとともに、最端フランジ３の端面にはコンテ゛
ンサＣ４が配置できる収納溝６Ａと、そのリード線を取
り出すことのできる導出溝６Ｂが穿設されている。
さらにこの多区間絶縁体ボビンの長手方向中心には棒状
磁性コア７が螺合挿入できる中空孔８が設けられている
。
磁性コア７が螺合挿入できる中空孔８が設けられている
。
以上の如く構成された遅延線用ボビンを用いてトラップ
回路を内蔵した遅延線の等価回路図を第３図に示し、以
下に第１図および第２図を参照し簡単に説明する。
回路を内蔵した遅延線の等価回路図を第３図に示し、以
下に第１図および第２図を参照し簡単に説明する。
フランジ１と連結部２で形成された凹溝には、インダク
タンス巻線りとキャパシタンス巻線Ｃが交互に施されて
分布定数型遅延線９が形成されている。
タンス巻線りとキャパシタンス巻線Ｃが交互に施されて
分布定数型遅延線９が形成されている。
さらに最端フランジ３において、トラップ回路１０を構
成する固定コンテ゛ンサＣ１を収納溝６Ａに配置し、そ
のリード線を導出溝６Ｂから取り出して外部端子４およ
び中継端子５に接続している。
成する固定コンテ゛ンサＣ１を収納溝６Ａに配置し、そ
のリード線を導出溝６Ｂから取り出して外部端子４およ
び中継端子５に接続している。
またフランジ１．連結部２．最端フランジ３で形成され
る凹溝にはトラップ回路１０を構成するインダクタンス
巻線が施されコイルＬ１を形成している。
る凹溝にはトラップ回路１０を構成するインダクタンス
巻線が施されコイルＬ１を形成している。
中空孔８には棒状磁或コア７が螺合挿入されている。
すなわち、棒状磁成コア７の位置をコイルＬ、の巻幅に
対し移動すれば、トラップ回路１０を構成するコイルＬ
ｔのインダクタンス値が自由に可変でき、したがってト
ラップ周波数を所望の値に容易に調整することができる
。
対し移動すれば、トラップ回路１０を構成するコイルＬ
ｔのインダクタンス値が自由に可変でき、したがってト
ラップ周波数を所望の値に容易に調整することができる
。
本考案によれば、従来遅延線用ボビンの外周に取り付け
ていたトラップ回路部品を遅延線用ボビンに内蔵できる
ため、容易に複合化でき、極めて小型にできるばかりで
なく、トラップ周波数の調整も容易にできる。
ていたトラップ回路部品を遅延線用ボビンに内蔵できる
ため、容易に複合化でき、極めて小型にできるばかりで
なく、トラップ周波数の調整も容易にできる。
したがって本考案は優れた遅延特性を有する遅延線を提
供でき、実用上大変有効である。
供でき、実用上大変有効である。
第１図：本考案の一実施例を示す断面図、第２図：本考
案の一実施例を示す側面図、第３図：本考案に係る遅延
線の等価回路図。 １・・・・・・フランジ、２・・・・・・連結部、３．
３′・・・・・・最端フランジ、４・・・・・・外部端
子、５・・・・・・中断端子、６Ａ・・・・・・収納溝
、６Ｂ・・・・・・導出溝、７・・・・・・棒状磁性コ
ア、８・・・・・・中空孔。
案の一実施例を示す側面図、第３図：本考案に係る遅延
線の等価回路図。 １・・・・・・フランジ、２・・・・・・連結部、３．
３′・・・・・・最端フランジ、４・・・・・・外部端
子、５・・・・・・中断端子、６Ａ・・・・・・収納溝
、６Ｂ・・・・・・導出溝、７・・・・・・棒状磁性コ
ア、８・・・・・・中空孔。
Claims (1)
- フランジおよび連結部を交互に複数個連続して設け、か
つ両端フランジには外部端子を挿設し、両端フランジの
少なくとも一方の側面にはコンデンサを配置できる収納
溝を穿設した遅延線用ボビンにおいて、その長手方向中
心に棒状磁性コアが螺合挿入できる中空孔を設けたこと
を特徴とする遅延線用ボビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024378U JPS5927041Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 遅延線用ボビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3024378U JPS5927041Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 遅延線用ボビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54133745U JPS54133745U (ja) | 1979-09-17 |
| JPS5927041Y2 true JPS5927041Y2 (ja) | 1984-08-06 |
Family
ID=28879532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3024378U Expired JPS5927041Y2 (ja) | 1978-03-09 | 1978-03-09 | 遅延線用ボビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927041Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-09 JP JP3024378U patent/JPS5927041Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54133745U (ja) | 1979-09-17 |
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