JPS5847700Y2 - 積層形貫通コンデンサ - Google Patents

積層形貫通コンデンサ

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Publication number
JPS5847700Y2
JPS5847700Y2 JP8399477U JP8399477U JPS5847700Y2 JP S5847700 Y2 JPS5847700 Y2 JP S5847700Y2 JP 8399477 U JP8399477 U JP 8399477U JP 8399477 U JP8399477 U JP 8399477U JP S5847700 Y2 JPS5847700 Y2 JP S5847700Y2
Authority
JP
Japan
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capacitor
multilayer feedthrough
unit
feedthrough capacitor
grounding
Prior art date
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Expired
Application number
JP8399477U
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English (en)
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JPS5412748U (ja
Inventor
益作 奥村
英二 今村
喜久男 脇野
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
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Priority to GB1355978A priority patent/GB1601857A/en
Priority to FR7810452A priority patent/FR2386895A1/fr
Priority to DE19782815118 priority patent/DE2815118C2/de
Publication of JPS5412748U publication Critical patent/JPS5412748U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は積層形貫通コンテ゛ンサに関するもので、特
に、高周波帯で有利に使用できるように改良された積層
形貫通コンデンサに関する。
第1図は従来の積層形貫通コンデンサの縦断面図であり
、第2図は同じく平面図である。
第3図は第1図の要部を拡大して示す一部破断面図であ
る。
積層形貫通コンデンサは、その中心軸線上を通る貫通リ
ード1を含み、その周囲にコンテ゛ンサ部2が形成され
、このコンテ゛ンサ部2の外周からっは状に張り出す接
地金具3を備える。
コンデンサ部2において、貫通リード1と交差する方向
に延びる複数個のたとえばセラミックからなる誘電体層
21が積層される。
この各誘電体層21には、その内径側端縁から延びて形
成される第1の中間電極22を備えるものと、その外径
側端縁から延びて形成される第2の中間電極23を備え
るものとがあり、これらが交互に積層される。
このように積層された複数個の誘電体層21の内径側に
は内部電極24が設けられ、外径側には外部電極25が
設けられる。
この内部電極24には第1の中間電極22が接続され、
外部電極25には第2の中間電極23が接続されるもの
である。
このようにして、コンデンサ部2においては、各第1の
中間電極22と各第2の中間電極23との間に単位コン
デンサが形成され、全体としてそれらの単位コンテ゛ン
サが並列に接続されることになる。
このコンデンサ部2は、貫通す−ド1に対しては内部電
極24との間に半田4がもたらされ、接地金具3との間
には外部電極25との間に半田4がもたらされることに
より、それぞれ接続される。
上述のような積層形貫通コンデンサにおいて、それを高
周波帯で用いるとき以下に述べるような問題点を有する
すなわち、たとえ心1ないし10GHzのような高周波
帯においては、外部電極25のインダクタンス成分が大
きく影響を及ぼすためである。
ここに、第1図に示すように、接地金具3からの距離が
長くなるほどインダクタンスが大きくなり、したがって
、 f= 27cπて なる式で決定される共振周波数fはインダクタンスLが
大きくなると、大きくすることができない。
このインダクタンスLを小さくすれば、共振周波数fを
大きくとることができるが、それは非常に困難で゛ある
それゆえに、この考案の主たる目的は、高周波帯で有利
に用いることができる積層形貫通コンデンサを提供する
ことである。
この考案は、要約すれば、 1=2・μ なる式において、Lの増力を補償しうるようにCを小さ
くした構造を有する積層形貫通コンデンサである。
この考案のその他の目的と特徴は以下に図面を参照して
行なう詳細な説明から一層明らかとなるつ。
第4図はこの考案の一実施例を示す縦断面図であり、第
5図は同じく平面図である。
第4図および゛第5図において、前述の第1図ないし第
3図に示す部分に相当の部分は同様の参照数字を付し、
その説明を省略する。
ここに示す実施例は、接地金具3から離れた位置にある
単位コンテ゛ンサはとその静電容量を小さくするために
、その電極面積を小さくしたものである。
そのために、コンデンサ部2の形状は全体として接地金
具3から離れるに従って細くなるようにテーパが付けら
れている。
このようにして、外部電極25のインダクタンスの増分
を静電容量の減少により補償して、全体としての共振周
波数を高くすることができる。
第6図はこの考案の他の実施例を示す縦断面図であり、
第7図は同じく平面図である。
この第6図および第7図においても、前述の部分に相当
の部分は同様の参照数字を付し、その説明を省略する。
ここに示す実施例は、以下に述べる点を除いて、前述の
実施例と同様である。
すなわち、接地金具3をコンデンサ部2の端部付近に変
位させ、その逆の端部に近づくにつれて細くなるように
テーパがつけられたものである。
この実施例によっても、前述の実施例と同様の効果を奏
することができる。
この考案のさらに他の実施例として、前述の各実施例に
おいてはテーパがつけられていたが、これに替えて、接
地金具から離れるに従って段階的に細くなるように階段
状にコンデンサ部を形成してもよい。
この考案のさらに他の実施例として、前述の実施例では
、全体の形状が貫通リードを回転中心とする回転体状に
形成したが、角柱状ないし角錐状に形成してもよい。
これは、特に低電圧用として用いられるコンデンサの占
積率の向上に対して有利である。
以上述べたような各実施例は、接地金具から離れた位置
にある単位コンデンタはどその容量を小さくするために
、コンデンサ部の全体形状を接地金具から離れるに従っ
て細くなるようにたとえばテーパがつけられたものであ
った。
これらの実施例によれば、所望の単位コンテ゛ンサの静
電容量を所望の量だけ小さくできるだけでなく、固有イ
ンダクタンス自身も小さくする効果を有する。
すなわち、一般に同軸導体の固有インダクタンスは以下
の式によって表わされる。
R9−7 L = 21oge X 10 (H/”’]
0 ここに、Lは固有インダクタンス、R1は中心導体の外
径、R2は外部導体の外径である。
上述の式から明らかなように、外部導体の外径R2を、
テーパまたは段により小さくされれば、固有インダクタ
ンスLが小さくなり、これによっても共振周波数を高め
ることができる。
この考案のさらに他の実施例として、接地金具から離れ
た位置にある単位コンテ゛ンサはどその容量を小さくす
るために、単位コンテ゛ンサの誘電体層の誘電率を小さ
くしてもよい。
すなわち、誘電率の異なる材質からなる誘電体層をもつ
単位コンテ゛ンサを順次積層すればよい。
すなわち、静電容量を等価的に小さくすることによって
も、共振周波数を高めることができる。
また対向電極22.23間の間隔を不均一にしても同等
の効果が得られる。
この場合はコンデンサ部2にテーパ等を設ける必要はな
い。
以上のように、この考案によれば、各単位コンテ゛ンサ
の共振周波数をそれぞれ高くすることができ、また各共
振周波数を揃えることができるので、使用周波数帯域が
広くなり、たとえば10 GHz以上の周波数帯域にお
いても有利に使用することができる積層形貫通コンテ゛
ンサが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の積層形貫通コンデンサの縦断面図であり
、第2図は同じく平面図である。 第3図は第1図の要部を拡大して示す一部破断面である
。 第4図はこの考案の一実施例を示す縦断面図であり、第
5図は同じく平面図である。 第6図はこの考案の他の実施例を示す縦断面図であり、
第7図は同じく平面図である。 図において、1は貫通リード、2はコンデンサ部、3は
接地金具、21は誘電体層、22,23は中間電極、2
4は内部電極、25は外部電極である。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)貫通リード、 前記貫通リードの周囲にあって複数個の単位コンテ゛ン
    サを形成するために前記貫通リードに交差する方向に各
    電極が付与されてなる誘電体層が延びるように積層され
    るコンデンサ部、および前記コンテ゛ンサ部の外周から
    っは状に張り出す接地金具を備える積層形貫通コンデン
    サにおいて、 前記接地金具から離れるに従って前記単位コンテ゛ンサ
    の容量を小さくするように構成された、積層形貫通コン
    テ゛ンサ。
  2. (2)前記単位コンデンサの容量を小さくするために、
    前記単位コンテ゛ンサの電極面積を小さくした、実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の積層形貫通コンデン
    サ。
  3. (3)前記コンテ゛ンサ部の形状は全体として前記接地
    金具から離れるに従って細くなるようにテーパがつけら
    れた、実用新案登録請求の範囲第(2)項記載の積層形
    貫通コンデンサ。
  4. (4)前記コンデンサ部の形状は全体として前記接地金
    具から離れるに従って段階的に細くなるように段がつけ
    られた、実用新案登録請求の範囲第(2)記載の積層形
    貫通コンデンサ。
  5. (5)前記単位コンデンサの容量を小さくするために、
    前記単位コンデンサ部サ電体層の誘電率を小さくした、
    実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の積層形貫通コ
    ンデンサ。
JP8399477U 1977-04-07 1977-06-24 積層形貫通コンデンサ Expired JPS5847700Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8399477U JPS5847700Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 積層形貫通コンデンサ
GB1355978A GB1601857A (en) 1977-04-07 1978-04-06 Feed-through capacitor
FR7810452A FR2386895A1 (fr) 1977-04-07 1978-04-07 Dispositif de capacite avec alimentation traversante
DE19782815118 DE2815118C2 (de) 1977-04-07 1978-04-07 Durchführungskondensator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8399477U JPS5847700Y2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 積層形貫通コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5412748U JPS5412748U (ja) 1979-01-27
JPS5847700Y2 true JPS5847700Y2 (ja) 1983-10-31

Family

ID=29006277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8399477U Expired JPS5847700Y2 (ja) 1977-04-07 1977-06-24 積層形貫通コンデンサ

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