JPH0226924A - コーマ機におけるトップコームの運動装置 - Google Patents

コーマ機におけるトップコームの運動装置

Info

Publication number
JPH0226924A
JPH0226924A JP63175671A JP17567188A JPH0226924A JP H0226924 A JPH0226924 A JP H0226924A JP 63175671 A JP63175671 A JP 63175671A JP 17567188 A JP17567188 A JP 17567188A JP H0226924 A JPH0226924 A JP H0226924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top comb
shaft
nipper
cylinder shaft
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63175671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2605115B2 (ja
Inventor
Katsutoshi Kishi
岸 勝敏
Kazuhiro Inagaki
稲垣 和博
Shigemasa Tate
館 繁征
Yoshinori Saruwatari
猿渡 義徳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP63175671A priority Critical patent/JP2605115B2/ja
Priority to US07/377,578 priority patent/US4951360A/en
Priority to DE68927244T priority patent/DE68927244T2/de
Priority to EP89810526A priority patent/EP0351371B1/en
Priority to CN89104800.6A priority patent/CN1013209B/zh
Publication of JPH0226924A publication Critical patent/JPH0226924A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2605115B2 publication Critical patent/JP2605115B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/26Driving arrangements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01GPRELIMINARY TREATMENT OF FIBRES, e.g. FOR SPINNING
    • D01G19/00Combing machines
    • D01G19/06Details
    • D01G19/10Construction, mounting, or operating features of combing elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、コーマ機におけるトップコームの運動装置に関
するもので、250〜350ニツプの高速回転を行なわ
んとするものである。
従来の技術とその問題点 従来のコーマ機におけるトップコームの運動軌跡は、そ
の大部分が前後進時に同一軌跡を画いて上下動するよう
になっている。このようなコーマ機においてトップコー
ムに充分なコーミングを行なわせるためには、コーミン
グ開始時期を早くしてコーミング時間を長く設定する必
要がある。然しながらこのコーマ機でトップコームのコ
ーミング開始時期を早くすると、シリンダによってコー
ミングされたフリンヂの先端が、デタッチングローラに
完全に把持されない状態で即ちピーシングが行なわれる
直前の状態でトップコームが作用し始めその結果、有効
繊維まで落綿として除去されるばかりでなく、フリンヂ
の先端部が折れ曲ってピーシング後のフリースにピーシ
ング斑を生じると云う欠点がある。又この欠点を解消す
るためにトップコームのコーミング開始時期を遅らせる
と、当然にコーミング時間が短くなりフリース後端部に
対するコーミング作用が不足し、短繊維や夾雑物を完全
に除去することができず、トップコームに理想的なコー
ミングを行なわせることわ不可能である。
前後進時にトップコームが同一軌跡を画く装置の欠点を
除くものとして、特公昭38−4715号公報記載の装
置が提案されている。この装置は。
前進後退時に異なった軌跡を画いてトップコームを上下
動させることにより、上記同一軌跡を画〈従来装置の欠
点は一応是正している。然しながらこの従来装置は、シ
リンダによってコーミングされたフリツチがその先端を
デタッチングローラによって把持され、デタッチングロ
ーラとフィトローラ間でドラフトされながら送り出され
ている間に、ドラフト中のフリースに対してトップコー
ムを急速に打ち込むようになっている。このために。
トップコームを打ち込まれた位置より上流側のフリース
が、トップコームによってその前進を阻まれドラフト環
が発生するのみならず、機構的に高速回転は行ない得な
い。
又上記特公昭38−4715号公報に記載の装置を改良
するものとして1本出願人が先に出願した特開昭60−
194125号公報記載の装置が提案されている。この
装置は可動カムと固定カムとの二枚のカム板の案内面(
外接カム面)により、前進後退時にトップコームが異な
る軌跡を画くようにトップコームを案内させ、上記した
ドラフト環が発生する欠点を解消したものであるが、こ
の装置も二枚のカムの案内面にカムボールが外接してい
ること、又−枚のカムが可動カムでこれの係脱装置を必
要とすること等により、250ニップ程度までは対応し
得るもののそれ以上の高速回転は困難で、又カム板相互
間をカムボールが乗り移る際の騒音が大きく作業環境を
悪化させる。更に上記二つの従来装置に共通の欠点は、
原料の変更等によりトップコームの動きを調整する段取
り変えの場合、調整作業を各ヘッド毎に行なわなければ
ならず停台時間を長くする。
問題点を解決するための手段 上記従来装置の欠点を改良する目的において本願は、ニ
ッパ−シャフトにより前後動するニッパ−ボディに、ト
ップコームの取付腕を揺動自在に取付け、該取付腕とシ
リンダシャフト又はこれと同調回転するように別設した
駆動軸の、そのいずれか一方の軸に偏芯して取付けた連
杆で連結することにより、従来装置の問題点を解決した
ものである。
実施例 以下本願を、実施例を示す図面によって詳細に説明する
。尚コーマ機は周知のように、同一構造のヘッドが複数
ヘッド併設されているので、以下の説明は1ヘツドにつ
いてのみ説明する。第1図において1はニッパ−シャフ
トで、該シャフトに固着した左右一対のニッパ−ドライ
ブレバー2に、ニッパ−ボディ3の後端部がピン4で連
結されている。又ニッパ−ボディ3の前部側は、支軸5
に遊嵌した左右一対の支持杆6にピン7で連結され。
ニッパ−ボディ3の前端にはフィードローラ8載架した
クツションプレート9が固着されている。
次に10は前部に補助ニッパ−1OAを取付けた左右一
対の補助ニッパ−アーム、又11は、前部にニッパ−ナ
イフ12を取付けた左右一対のニッパ−ナイフアームで
、これ等はともに前記ニッパ−ボディ3の左右両側に突
設したピン13に枢支されている。而して補助ニッパ−
アーム1oの後側には左右双方の補助ニッパ−アーム1
0に橋架する如くにバー材15Aが取付られ、このバー
材15Aに係止ピン14を植設した係止腕15を取付け
、又夫々のニッパ−ナイフアーム11の後端には係止ピ
ン16が植設されている0次に17は、前記ニッパ−ド
ライブレバー2に植設した係止ピン、又18は、機台の
フレームに設けた腕杆19の先端に植設した係止ピンで
、これ等係止ピン14.16及び係止ピン17.18の
間には、補助ニッパ−1OA及びニッパ−ナイフ12の
開閉機構が装着されるが、この開閉機構は、従来周知の
バネ圧式開閉機構を使用するものであるから図示は省略
する0以上の如き構成であるからニッパーシャフト1が
作動すると、ニッパ−ボディ3.補助ニッパ−アーム1
0及びニッパ−ナイフアーム11がともに所定のストロ
ークの前後動を行ない。
又補助ニッパ−1OAとニッパ−ナイフ12の夫々は所
定のタイミングで開閉動作を行なう。
次に1本願の要旨をなすトップコーム20の運動装置に
ついて説明する。第1図において21はトップコーム2
0の取付腕で、ニッパ−ボディ3の上部に突設した左右
一対の枢支部3Aの夫々に揺動自在に取付けられ、該取
付腕21の先端部には従来と同様に着脱自在にトップコ
ーム2oが取付けられている。22は全ヘッドの略全長
に渉る如くニッパ−ボディ3下方に配設した中間軸で、
回転自在に図示を省略した機台に枢着され、該中間軸2
2には、ニッパ−ボディ3に枢支した取付腕21の夫々
に対応させて複数枚の第2連杆25を固着し、この第2
連杆25と取付腕21の後端との間に、ターンバックル
23aの如き長さの調節機構を有する第1連杆23を枢
着して両者を連結する。
又26は、上記中間軸22のギヤエンドあるいはアウト
エンド側のいずれか一方側の軸端に固着した第4連杆で
、該第4連杆26と、シリンダシャフト27の軸端との
間に第3連杆24が配設されるがその詳細は以下の如く
である。第3図において、27はシリンダシャフトで、
メタル28を介して回転自在に機台29に支承され、シ
リンダシャフト27には従来周知のシリンダ30(第1
図)が取り付けられている。シリンダシャフト27の一
方側の軸端、即ち上記中間軸22の第4連杆26の取付
側と対応する側の軸端に、2個所に割溝32を有する中
空筒体状の取付具31を、ネジ40により着脱自在に締
付固定する。
次に33は、上記取付具31の端面と略同じ大きさを有
する取付板で、この取付板33に、取付板33の軸芯、
即ちシリンダシャフト27の軸芯34から所定の間隔だ
け軸芯35を偏芯させて第3連杆24の取付軸36を取
着し、この取付板33を取付具31の端面にネジ止めす
るが、その取付位置は、ニッパ−ボディ3が前進端に来
た時に第4図に示すインデックス40と軸芯35を一致
させるか、又、最後退端でインデックス17に一致させ
るかこのいずれか一方を基準として取付ける。尚、この
取付位置の基準点の確認と、後記するトップコーム20
の作動調整を容易にするため、第2図に示すように機台
29には指標37を取り付けるとともに、取付具31と
取付板33の夫々にマーキング38.39を付し、これ
らを一致させるようにして取付具31をシリンダシャフ
ト27に取り付ける。上記のように取付板33に取着さ
れた取付軸36には、前記第1連杆23と同様にターン
バックル24aを有する第3連杆の一方側の端部を球面
軸受41によって自由継手状に連設し、第3連杆24の
他方側の端部は、上記同様に自由継手状に第4連杆22
6に連設してクランク機構を構成し、以上によりトップ
コーム20の取付腕21とシリンダシャフト27とは、
中間軸22を介して上記4本の連杆によって連結され。
シリンダシャフト27の回転は往復揺動運動として取付
腕27に伝えられる。
以上のように構成した本実施例は、以下の如くに作用し
てフリースのコーミングを行なう、ニッパ−ボディ3が
最後退端にある時、トップコーム20の取付腕21は第
1図仮想線の如くに位置し。
第3連杆24の取付軸36の軸芯35は、第4図に示す
インデックス17にあり、トップコーム20も亦最後退
端の上昇位置となっている。以上の状態からニッパ−シ
ャフト1の作動によりニッパ−ボディ3が第1図に示す
前進端に向かって前進するとトップコーム20も前進す
るが、この前進により取付腕21と第1連杆23との枢
支点もともに前進し、この枢支点の移動によりトップコ
ーム20を所定の位置まで下降させるように作用する。
ニッパ−ボディ3が上記のように前進するとその前進中
に、令息閉口していたニッパ−ナイフ12と令息関口し
ていた補助ニッパ−LOAの夫々は、図示を省略した開
閉機構により所定のタイミングでニッパ−ナイフ12は
開口し、また、補助ニッパ−1OAは逆に閉口してシリ
ンダ30によってコーミングされたフリンジを解放する
。上記ニッパーボディ3の前進中に、デタッチングロー
ラ42が逆転して前回にコーミングしたフリースを該ロ
ーラの後側に送り出し、送り出し長さが所定量に達する
と正転を行なう。この間にニッパ−ボディ3が更に前進
して前進端に近付くと、シリンダ30によってコーミン
グされたフリンジの先端が、上記において逆方向に送り
出されデタッチングローラ42の正転により高速度で引
き戻されているフリース上に送り込まれ、デタッチング
ローラ42に把持されてピーシングが行なわれる。
上記した各動作は従来周知のコーマの作動を示したもの
であるが、この間に本願トップコームの運動装置は次の
ように作動する。ニッパ−ボディ3の前進により、トッ
プコーム20が下降することは前記した通りであり、又
、ニッパ−ボディ3が最後退端にある時、第3連杆24
の取付軸36の軸芯35は第4図に示すようにインデッ
クス17にある。而してこの軸芯35は、シリンダシャ
フト27の回転により第4図において反時計方向に回転
し、シリンダシャフト27と第3連杆24の軸芯24の
34.35は偏芯したクランク機構となっているので、
上記回転は第3連杆24と第4連杆26を介して一旦は
中間軸22に所定角度の正逆回転として伝えられ、更に
第2連杆25と第1連杆23とによりトップコーム20
の取付腕21に上下動として伝えられる。即ち、ニッパ
−ボディ3が前進を行なうとともに、当然にシリンダシ
ャフト27もこれと同調して回転を行なっているので、
ニッパ−ボディ3が最後退位置にある時に、インデック
ス17にあった第3連杆24の軸芯35は第4図におい
て反時計方向に回転するが1図面から明らかなように軸
芯35がインデックス35迄回転する間は、第3連杆2
4が第1図において左側に引かれて中間軸22は時計方
向に回され、この回転が複数の第2.第1連杆25゜2
3を介して夫々の取付腕21に伝えられ、該取付腕21
の後端を引き下げてトップコーム20を所定の高さまで
上昇させるように作用する。
然しなから上記によりトップコーム20が上昇する上昇
長さと、前記ニッパ−ボディ3の前進に伴ってトップコ
ーム20が下降する下降長さの大小を対比すると、下降
する下降長さの方が大となっているので、前記ニッパ−
ボディ3の前進とシリンダシャフト27の回転によりト
ップコーム20は、上記双方の長さを相殺した残余部分
に相当する下降長さにより、緩やかな下向きのカーブを
画いて下降しながら前進端に向う。このように下降しな
がら前進するトップコーム2oが前進端付近に至り、第
3連杆24の軸芯35がインデックス35迄回転すると
これ以降は第4図から明らかなように、金遣トップコー
ム20を上昇させるように作用していた第3連杆24の
作用が下降方向に切換り、トップコーム20は第3連杆
24の軸芯35の回転による下降作用と、ニッパ−ボデ
ィ3の前進に伴なう下降作用との双方により、トップコ
ーム20は上記より稍急速に下降しながら前進し、前記
したようにシリンダ30によってコーミングされたフリ
ンヂの先端が、デタッチングローラ42に把持されピー
シングが行なわれると略7、同時にフリースに入り込ん
でコーミングを開始し。
その後ニッパ−ボディ3(当然にトップコームも)は僅
かに前進して前進端に至り、この時第3連杆24の軸芯
35はインデックス40に位置する。
尚上記したようにトップコーム20は最前進端に至る直
前にフリースに入り込みその後僅かに前進するが、デタ
ッチングローラ42によるフリースの引き出し速度の方
が、トップコーム20の前進速度により高速であるので
コーミング動作に支障□を来たすことはない。
上記のようにニッパ−ボディ3が最前進端に達すると、
ニッパ−シャフト27が逆方向に作動してニッパ−ボデ
ィ3は後退し、この後退によりトップコーム20は前記
とは逆に上昇せんとする。
又シリンダシャフト27の回転に伴う第3連杆24の軸
芯35の回軸は、インデックス40〜15迄の間はトッ
プコーム2oを下降させるように作用する。而して上記
夫々の上昇長さ及び下降長さの大小は前記とは逆に上昇
方向が大となっているので、トップコーム2oは両者を
相殺した残余の上昇長さで、フリースに入り込んだコー
ミング状態を維持したまま、緩やかな下向き上向の画い
て上昇しながら後退し、デタッチングローラ42によっ
て引き出されドラフト中のフリースをコーミングし、シ
リンダ30でコーミングされなかったフリース後部中の
短繊維やネップ又は葉カス等の雑物を阻止し、これ等は
次のシリンダ30によるコーミングによって除去される
。以上のように後退しながら上昇してコーミングを行な
っているトップコーム2oによるコーミングは、デタッ
チングローラ42によってドラフトされているフリース
が、ニッパ−ボディ3の後退によて引き切られる連行な
われる。その後トップコーム20は上昇しながら後退し
、第3連杆24の軸芯35がインデックス15を通過す
ると第4図から明らかなように、令達トップコーム20
を下降させるように作用していた第3連杆24は、トッ
プコーム20を上昇させるように作用が切換り、以後ト
ップコーム20は上記の上昇作用との双方により、急速
に上昇しながら後退しニッパ−ボディ3−とともに最後
退端に復帰し、上記ニッパ−ボディ3の後退途中に、所
定のタイミングで金遣開口していたニッパ−ナイフ12
が閉口し、又閉口していた補助ニッパ−1OAが開口し
てコーミング動作の一サイクルが終了し、以後前記の動
作を繰返して行なう。
次に上記した本願実施例において、トップコーム20に
よるコーミング動作の調整は次のようにして行なう、上
記実施例は、トップコーム2゜にツバ−ボディ)が後退
端に位置する時に第3連杆24の軸芯35はインデック
ス17に、又前進端ではインデックス40となるように
してコーミングを行なっているが、原綿の配合割合等の
紡出条件の変化に対応し、トップコーム20によるコー
ミングの開始時期や終了時期等を調整することは広く知
られている。而して従来装置におけるこの調整作業は、
各ヘッド毎に個々別々に行なわなければならないので、
極めて煩雑な手数と長い停台時間を必要とするのみなら
ず、各ヘッドを全て同様に調整することは至難である。
然るに本願実施例は上記したように、第3連杆24の取
付軸36を取付けた取付板33は取付具31に止着され
、又該取付具31は、シリンダシャフト27に着脱自在
にネジ40止めされているので、このネジ40を緩めて
指標37とマーキング38.37とを目印にし、取付具
31を正又は逆に回動させ所望の位置に再び固定するこ
とにより調整が行なわれ、上記−細断の調整にて総ての
ヘッドは皆同じ様に調整される。又第1連杆23と第3
連杆24とはターンバックル23a、24にて長さの調
整が可能となっているので、これを調整することにより
トップコーム20が前後進時に画く移動軌跡を調整する
ことができる。
最後に1本願の他の実施例を簡単に説明する。
まず上記第1の実施例において、第3連杆24をシリン
ダシャフト27に偏芯して取り付けたクランク機構によ
り、シリンダシャフト27の回転運動を往復揺動運動に
変換しているが、この変換機構は上記クランク機構に限
るものでなく1例えば偏芯カム等回転運動を往復揺動運
動に変換し得るものであればその構成を問わず、これは
以下に述べる他の実施例についても同様である。
次に上記第1の実施例においては、シリンダシャフト2
7に第3連杆24を取付け、中間軸22を介してシリン
ダシャフト27の動きを取付腕21に伝達しているが、
シリンダシャフト27と同調回転する駆動軸(第5図の
駆動軸122と同じ)を別個に設け、この駆動軸と中間
軸22更に取付腕21間を第1実施例と同様に連杆で連
結してもよく、いずれを採用するかは、コーマを構成す
る他の構成部材の取付位置や取付スペース等地との振合
いによ適宜に選定する。
次に、第5図に示す実施例について説明する。
122は駆動軸でニッパ−シャフト1と平行に全ヘッド
の略全長に渉る如くに機台(図示しず)間に配設され、
図示を省略した伝動機構によりシリンダシャフト27と
等速で同調回転を行なう、又21Aは、全ヘッドの略全
長に渉る長さを持った連結軸で、該連結軸21Aにトッ
プコーム20取付腕21の後端側を夫々枢支する。更に
123は、上記駆動軸122と連結軸21A夫々のギャ
ーエンド、アウトエンド両軸端(片側省略)間に配設し
た第5連杆で、上記第1、第3連杆23.24と同様に
ターンバックル123aによる長き調節機構を有し、上
端側を連結軸2LAに枢着するとともに後端側を駆動軸
122に取付け、その取付方法は第3連杆24と同様に
軸芯135を駆動軸122の軸芯134より所定間隔だ
け偏心させ自由継手状に連結する。従ってこの実施例は
第1実施例が一個所で行なった調整作業を、ギヤーエン
ド、アウトエンドの二個所で行なう必要が有るが従来装
置に比して調整作業は極めて簡単であり、その他の利点
は全て第1実施例と同様である。最後の実施例は、上記
駆動軸122に各ヘッド毎のトップコーム20取付腕2
1の夫々に対応させて、第5連杆123の下端を偏カム
を介して取付け、該複数の第5連杆123の上端と取付
腕21の後端を連結するものである。
発明の効果 本願は以上詳記したように、トップコームの取付腕を振
動自在にニッパ−ボディに枢支し、該取付腕の後端とシ
リンダシャフト又はシリンダシャフトと同調回転する駆
動軸間とを1回転運動を往復揺動運動に変換する変換機
能を持った連杆で連結し、ニッパ−ボディの前進後退に
伴うトップコームの上下運動と、連杆の作動によりニッ
パ−ボディの前進後退時の夫々にトップコームに上記上
下運動と反対方向の上下動を作用させて、トップコーム
に往路と復路で異なった軌跡を画くようにして前進後退
を行なわせ、前進端付近においてトップコームはビーシ
ングが行なわれると略同時にフリースうちに入り込んで
コーミングを開始し、トップコームが同一軌跡で前後進
する従来装置の欠点は除かれる。又は本願におけるトッ
プコームの軌跡は緩やかな下向き上向きのカーブである
から、フリースに入り込む際にも前記した特公昭38−
4715号の如き欠点は発生することなく。
トップコームによるコーミングは、デタッチングローラ
によってドラフトされているフリースが。
ニッパ−の後退によって引き切られる迄長い時間持続さ
れ充分なコーミングが行なわれる。又紡出条件の変化等
によりコーミングのタイミングを調整する場合も本願は
、各ヘッド毎に調整する従来の装置に比し、極めて簡単
にかつ各ヘッドを均一に調整することができる。
更に本願の利点は、トップコームを作動させる作動機構
は、従来装置のように外接カムや可動カムこれに係脱す
る係止爪等の多くの構成部材を必要とすることなく、揺
動自在に枢支したトップコーム取付腕の後端と、シリン
ダシャフト又はこれと同調回転する駆動軸間に連杆を配
設するだけであるから、250〜350ニップ程度の高
速回転にも対応し得る装置であり、高速回転によりコー
ミングに支障を来たすことがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本願実施例を示し、第1図は要部の側面図、第2
図は第3連杆の取付を示す上面図、第3図は第2図の断
面図、第4図はインデックスを示し、第5図は他の実施
例の要部の側面図である。 3・・・ニッハーホティ、20・・・トップコーム、2
1・・・取付腕、22・・・中間軸、122・・・駆動
軸、23・・・第1連杆、24・・・第3連杆、25・
・・第2連杆、26・・・第4連杆、123・・・第5
連杆、27・・・シリンダシャフト、31・・・取付具
、33・・・取付板、34.35,134,135・・
・軸芯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ニッパーシャフトにより前後動するニッパーボディ
    に、トップコームの取付腕を揺動可能に枢着し、該取付
    腕と、シリンダシャフト又はこれと同調回転するように
    別設した駆動軸とを、上記いずれか一方の軸に偏芯して
    取付けた連杆で連結してなるコーマ機におけるトップコ
    ームの運動装置。 2、ニッパーシャフトにより前後動する複数ヘッドのニ
    ッパーボディの夫々に左右一対からなるトップコームの
    取付腕を揺動可能に枢支し、該取付腕の夫々と、全ヘッ
    ドの略全長に渉る如くに配設した中間軸とを連杆により
    連結し、更に上記中間軸とシリンダシャフトとの間を、
    シリンダシャフトの軸端に取付位置が調整自在で、かつ
    偏芯して取付けた連杆により連結してなるコーマ機にお
    けるトップコームの運動装置。
JP63175671A 1988-07-14 1988-07-14 コーマ機におけるトップコームの運動装置 Expired - Lifetime JP2605115B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175671A JP2605115B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 コーマ機におけるトップコームの運動装置
US07/377,578 US4951360A (en) 1988-07-14 1989-07-10 Top-comb drive mechanism for combing machine
DE68927244T DE68927244T2 (de) 1988-07-14 1989-07-12 Vorstechkamm-Antriebsvorrichtung für Kämmaschine
EP89810526A EP0351371B1 (en) 1988-07-14 1989-07-12 Top-comb drive mechanism for combing machine
CN89104800.6A CN1013209B (zh) 1988-07-14 1989-07-14 精梳机中顶梳的运动装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63175671A JP2605115B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 コーマ機におけるトップコームの運動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0226924A true JPH0226924A (ja) 1990-01-29
JP2605115B2 JP2605115B2 (ja) 1997-04-30

Family

ID=16000199

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63175671A Expired - Lifetime JP2605115B2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14 コーマ機におけるトップコームの運動装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4951360A (ja)
EP (1) EP0351371B1 (ja)
JP (1) JP2605115B2 (ja)
CN (1) CN1013209B (ja)
DE (1) DE68927244T2 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH683271A5 (de) * 1991-06-04 1994-02-15 Rieter Ag Maschf Zangenaggregat für eine Kämmaschine.
JPH0734332A (ja) * 1993-07-21 1995-02-03 Hara Shiyokuki Seisakusho:Kk コーマにおけるニッパフレームの揺動方法及び装置
DE19504148A1 (de) * 1995-02-10 1996-08-14 Chemnitzer Spinnereimaschinen Zangenaggregat für eine Kämmaschine mit Rundkammwalze
DE502009000356D1 (de) * 2008-04-08 2011-03-17 Rieter Ag Maschf Antrieb für Zangenaggregat einer Kämmmaschine
CH699790A2 (de) * 2008-10-24 2010-04-30 Rieter Ag Maschf Kämmvorrichtung mit schwenkbarem Rahmen.
IT1396880B1 (it) * 2009-12-18 2012-12-20 Marzoli Combing & Flyer S P A Pettinatrice con pettine circolare a velocita' variabile
IT1404642B1 (it) * 2011-02-21 2013-11-29 Marzoli Combing & Flyer S P A Ora Marzoli S P A Pettinatrice con sistema di movimentazione della mascella superiore della pinza
CN106435852B (zh) * 2014-06-27 2018-11-23 合肥智慧殿投资管理有限公司 设置有传动机构的顶梳
CN106222815B (zh) * 2016-09-23 2023-04-07 江苏凯宫机械股份有限公司 智能精梳机顶梳插入深度调节装置
CH714583A1 (de) * 2018-01-23 2019-07-31 Rieter Ag Maschf Antriebsvorrichtung für eine Kämmmaschine.
CN108977892B (zh) * 2018-10-15 2023-11-14 常州金德纺机科技有限公司 麻类栉梳机拨叉机构
CH719062A9 (de) * 2021-10-14 2023-06-30 Rieter Ag Maschf Kämmvorrichtung zum Kämmen eines Fasermaterials.

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60194125A (ja) * 1984-03-13 1985-10-02 Howa Mach Ltd 綿コ−マ機におけるトツプコ−ムの運動装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1466346A (en) * 1920-10-06 1923-08-28 Bessemer Gas Engine Company Hot pot for explosive engines and method of forming the same
US1473197A (en) * 1922-03-30 1923-11-06 John W Nasmith Combing machine
US1605135A (en) * 1924-05-22 1926-11-02 Nasmith S Patents Ltd Combing machine
NL15393C (ja) * 1925-04-22 1926-11-15
DE731694C (de) * 1941-03-14 1943-02-12 Saechsische Textilmaschinenfab Einrichtung zum Einstellen des Vorstechkammes an Kaemmaschinen
US2572122A (en) * 1946-11-30 1951-10-23 Whitin Machine Works Comber
DE1510266B1 (de) * 1962-05-07 1970-10-15 Howa Machinery Ltd Baumwollkaemmaschine
DE1685601B2 (de) * 1967-06-03 1976-10-21 Schubert & Salzer Maschinenfabrik Ag, 8070 Ingolstadt Kaemmaschine
DE2845245C3 (de) * 1978-10-18 1981-12-10 Schubert & Salzer Maschinenfabrik Ag, 8070 Ingolstadt Kämmaschine
JPS60174425A (ja) * 1984-02-17 1985-09-07 Dai Ichi Seiko Co Ltd ガスライタ−
JPS6215330A (ja) * 1985-07-13 1987-01-23 Hara Shiyokuki Seisakusho:Kk コ−マのニツパフレ−ムの揺動方法および装置
JPH084715A (ja) * 1994-06-14 1996-01-09 Pop Rivet Fastener Kk 長尺物取り付け用バンドクリップ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60194125A (ja) * 1984-03-13 1985-10-02 Howa Mach Ltd 綿コ−マ機におけるトツプコ−ムの運動装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1040404A (zh) 1990-03-14
DE68927244D1 (de) 1996-10-31
EP0351371B1 (en) 1996-09-25
EP0351371A3 (en) 1991-01-09
EP0351371A2 (en) 1990-01-17
DE68927244T2 (de) 1997-02-06
JP2605115B2 (ja) 1997-04-30
US4951360A (en) 1990-08-28
CN1013209B (zh) 1991-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0226924A (ja) コーマ機におけるトップコームの運動装置
EP1586682B1 (de) Antrieb für eine Kämmmaschine
JP2834812B2 (ja) コーミングマシン
JPH0734332A (ja) コーマにおけるニッパフレームの揺動方法及び装置
JPH02112419A (ja) コーマー
EP2397585B1 (en) Comber
JP2612242B2 (ja) コーミングシリンダ
US5546636A (en) Comber machine
US3604063A (en) Textile comber detaching roll drive
EP0764730B1 (en) A method of combing textile fibres and a combing machine for implementing the method
DE2845245A1 (de) Kaemmaschine
CN115803486A (zh) 用于精梳机的传动单元和具有传动单元的精梳机
EP2400048B1 (en) Combing machine
GB2034779A (en) Combing machines
CN1179075C (zh) 精梳机分离罗拉的传动装置
JPH08226021A (ja) コーマー機のトップコーム作動装置
JP2857014B2 (ja) コーマにおけるデタッチングローラの駆動装置
JPS60194125A (ja) 綿コ−マ機におけるトツプコ−ムの運動装置
US3400431A (en) Comber nipper feed system
JP2683928B2 (ja) コーマ機のラップ送り出し装置
CN1329569C (zh) 滚动钳床的精梳机
JPH07189046A (ja) コーマ機のトップコーム作動装置
US1051362A (en) Heilmann combing-machine.
JPS6047369B2 (ja) コ−マにおけるトツプコ−ムの作動装置
CN2621187Y (zh) 往复滚动钳床的精梳机