JPH02268468A - 薄膜トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents
薄膜トランジスタおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPH02268468A JPH02268468A JP8802489A JP8802489A JPH02268468A JP H02268468 A JPH02268468 A JP H02268468A JP 8802489 A JP8802489 A JP 8802489A JP 8802489 A JP8802489 A JP 8802489A JP H02268468 A JPH02268468 A JP H02268468A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor layer
- layer
- thin film
- film transistor
- type semiconductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 19
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims abstract description 95
- 238000005530 etching Methods 0.000 claims abstract description 27
- 239000010408 film Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910021417 amorphous silicon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N Acetic acid Chemical compound CC(O)=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 27
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 9
- 239000011259 mixed solution Substances 0.000 claims description 9
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 2
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 10
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 4
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 3
- KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N Fluorane Chemical compound F KRHYYFGTRYWZRS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000001259 photo etching Methods 0.000 description 2
- 238000005268 plasma chemical vapour deposition Methods 0.000 description 2
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 2
- VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N tetrachloromethane Chemical compound ClC(Cl)(Cl)Cl VZGDMQKNWNREIO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007864 aqueous solution Substances 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052736 halogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000002367 halogens Chemical class 0.000 description 1
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001039 wet etching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は薄膜トランジスタおよびその製造方法に関する
ものである。
ものである。
スイッチング素子等として使用される薄膜トランジスタ
としては、従来、第3図に示すような構造のものが知ら
れている。
としては、従来、第3図に示すような構造のものが知ら
れている。
この薄膜トランジスタは、ガラス等からなる絶縁基板1
上にゲート電極2とゲート絶縁膜3と1−a−3i半導
体層4とを積層形成し、この1−a−3l半導体層4の
上にチャンネル部において分離されたn型半導体層5を
介してソース、ドレイン電極6,7を形成したもので、
上記n型半導体層5はn”−a−8lで形成されている
。
上にゲート電極2とゲート絶縁膜3と1−a−3i半導
体層4とを積層形成し、この1−a−3l半導体層4の
上にチャンネル部において分離されたn型半導体層5を
介してソース、ドレイン電極6,7を形成したもので、
上記n型半導体層5はn”−a−8lで形成されている
。
この薄膜トランジスタは次のような製造方法で製造され
ている。まず、基板1の上にクロム等の金属膜を膜付け
し、この金属膜をパターニングしてゲート電極2を形成
する。次に、このゲート電極2の上に基板1の全面にわ
たって、SI N (窒化シリコン)からなるゲート絶
縁膜3と、1−a−5l半導体層4と、n”−a−3t
からなるn型半導体層(以下n”−a−5t層という)
5とをプラズマCVD法により順次積層する。次に、上
記n”−a−31層5とその下の1−a−3l半導体層
4とを、フォトエツチング法によりトランジスタ素子形
状にバターニングする。次に、その上にクロム等の金属
膜を膜付けして、この金属膜をバターニングすることに
よりソース電極6とドレイン電極7とを形成し、この後
、前記n+a−St層5のソース、ドレイン電極間の部
分(チャンネル部に対応する部分)を、ハロゲン系のガ
スによるプラズマエツチングにより除去してn”−a−
31層5をチャンネル部において分離し、薄膜トランジ
スタを完成する。
ている。まず、基板1の上にクロム等の金属膜を膜付け
し、この金属膜をパターニングしてゲート電極2を形成
する。次に、このゲート電極2の上に基板1の全面にわ
たって、SI N (窒化シリコン)からなるゲート絶
縁膜3と、1−a−5l半導体層4と、n”−a−3t
からなるn型半導体層(以下n”−a−5t層という)
5とをプラズマCVD法により順次積層する。次に、上
記n”−a−31層5とその下の1−a−3l半導体層
4とを、フォトエツチング法によりトランジスタ素子形
状にバターニングする。次に、その上にクロム等の金属
膜を膜付けして、この金属膜をバターニングすることに
よりソース電極6とドレイン電極7とを形成し、この後
、前記n+a−St層5のソース、ドレイン電極間の部
分(チャンネル部に対応する部分)を、ハロゲン系のガ
スによるプラズマエツチングにより除去してn”−a−
31層5をチャンネル部において分離し、薄膜トランジ
スタを完成する。
しかしながら、上記従来の薄膜トランジスタは、1−a
−5j半導体層4の上にn型半導体層としてn”−a−
51層5を形成したものであるため、この薄膜トランジ
スタの製造において上記n+a−3i層5のソース、ド
レイン電極6.7間の部分をエツチング除去する際に、
1−a−8i半導体層4の表面もある程度エツチングさ
れてこの1−a−3t半導体層4がダメージを受け、そ
のために薄膜トランジスタの特性が変化してしまうとい
う問題をもっていた。
−5j半導体層4の上にn型半導体層としてn”−a−
51層5を形成したものであるため、この薄膜トランジ
スタの製造において上記n+a−3i層5のソース、ド
レイン電極6.7間の部分をエツチング除去する際に、
1−a−8i半導体層4の表面もある程度エツチングさ
れてこの1−a−3t半導体層4がダメージを受け、そ
のために薄膜トランジスタの特性が変化してしまうとい
う問題をもっていた。
これは、1−a−8i半導体層4とn”−a−Si層5
とがいずれもa−3lであるために、n” −a−3l
層5のエツチング条件で1−a−S1半導体層4もほぼ
同じエツチングレートでエツチングされるからであり、
したがって、n1a−31層5のソース、ドレイン電極
6.7間の部分を完全にエツチング除去するまでの間に
、n”−a−Si層5のエツチングが速く進んだ部分か
ら1−a−31半導体層4の表面がエツチングされて行
く。
とがいずれもa−3lであるために、n” −a−3l
層5のエツチング条件で1−a−S1半導体層4もほぼ
同じエツチングレートでエツチングされるからであり、
したがって、n1a−31層5のソース、ドレイン電極
6.7間の部分を完全にエツチング除去するまでの間に
、n”−a−Si層5のエツチングが速く進んだ部分か
ら1−a−31半導体層4の表面がエツチングされて行
く。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、n型半導体層のソー
ス、ドレイン電極間の部分をエツチング除去してこのn
型半導体層をチャンネル部において分離したものであり
ながら、1−a−Si半導体層をn型半導体層のエツチ
ングによるダメージを受けない状態で残すことができる
薄膜トランジスタを提供するとともに、あわせてその製
造方法を提供することにある。
あって、その目的とするところは、n型半導体層のソー
ス、ドレイン電極間の部分をエツチング除去してこのn
型半導体層をチャンネル部において分離したものであり
ながら、1−a−Si半導体層をn型半導体層のエツチ
ングによるダメージを受けない状態で残すことができる
薄膜トランジスタを提供するとともに、あわせてその製
造方法を提供することにある。
本発明の薄膜トランジスタは、基板上にゲート電極とゲ
ート絶縁膜と1−a−Sl半導体層とを積層形成し、こ
の1−a−Sl半導体層の上にチャンネル部において分
離されたn型半導体層を介してソース、ドレイン電極を
形成した薄膜トランジスタにおいて、前記n型半導体層
を、n+μC−Siで形成したことを特徴とするもので
ある。
ート絶縁膜と1−a−Sl半導体層とを積層形成し、こ
の1−a−Sl半導体層の上にチャンネル部において分
離されたn型半導体層を介してソース、ドレイン電極を
形成した薄膜トランジスタにおいて、前記n型半導体層
を、n+μC−Siで形成したことを特徴とするもので
ある。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、基板上
に、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、i −a−S1半
導体層と、n”−μC−Si層と、ソース、ドレイン電
極とを積層形成した後、前記n+−μC−5t層のソー
ス、ドレイン電極間の部分を、酢酸と硝酸と沸酸の混合
液によりエツチング除去することを特徴とするものであ
る。
に、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、i −a−S1半
導体層と、n”−μC−Si層と、ソース、ドレイン電
極とを積層形成した後、前記n+−μC−5t層のソー
ス、ドレイン電極間の部分を、酢酸と硝酸と沸酸の混合
液によりエツチング除去することを特徴とするものであ
る。
すなわち、本発明の薄膜トランジスタは、n型半導体層
を、1−a−5t半導体に対して十分な選択比でエツチ
ングすることができるn+−μC−5lで形成したもの
であり、このようにn型半導体層をn+−μC−5lで
形成すれば、1−a−8l半導体層の上のn型半導体層
(n+−μC−51層)だけを選択的にエツチングする
ことができる。したがって本発明の薄膜トランジスタに
よれば、n型半導体層のソース、ドレイン電極間の部分
をエツチング除去してこのn型半導体層をチャンネル部
において分離したものでありながら、1−a−S1半導
体層をn型半導体層のエツチングによるダメージを受け
ない状態で残すことができる。
を、1−a−5t半導体に対して十分な選択比でエツチ
ングすることができるn+−μC−5lで形成したもの
であり、このようにn型半導体層をn+−μC−5lで
形成すれば、1−a−8l半導体層の上のn型半導体層
(n+−μC−51層)だけを選択的にエツチングする
ことができる。したがって本発明の薄膜トランジスタに
よれば、n型半導体層のソース、ドレイン電極間の部分
をエツチング除去してこのn型半導体層をチャンネル部
において分離したものでありながら、1−a−S1半導
体層をn型半導体層のエツチングによるダメージを受け
ない状態で残すことができる。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、n型半
導体層であるn+−μC−31層のソース。
導体層であるn+−μC−31層のソース。
ドレイン電極間の部分を、酢酸と硝酸と沸酸の混合液に
よりエツチング除去するようにしたものであり、酢酸と
硝酸と高酸の混合液は、1−a−8l半導体に対してn
+−μC−3lを高いエツチングレートでエツチングす
るから、この製造方法によれば、1−a−3l半導体層
にダメージを与えることなく、n’J1半導体層である
n+−μC−51層のソース、ドレイン電極間の部分を
エツチング除去することができる。
よりエツチング除去するようにしたものであり、酢酸と
硝酸と高酸の混合液は、1−a−8l半導体に対してn
+−μC−3lを高いエツチングレートでエツチングす
るから、この製造方法によれば、1−a−3l半導体層
にダメージを与えることなく、n’J1半導体層である
n+−μC−51層のソース、ドレイン電極間の部分を
エツチング除去することができる。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本実施例の薄膜トランジスタの断面を示してい
る。この薄膜トランジスタは、ガラス等からなる絶縁基
板11の上に、ゲート電極12とゲート絶縁膜13と1
−a−31半導体層14とを積層形成し、この1−a−
S1半導体層14の上にチャンネル部において分離され
たn型半導体層15を介してソース、ドレイン電極16
.17を形成したもので、上記n型半導体層15は、n
+−μC−3lで形成されている。
る。この薄膜トランジスタは、ガラス等からなる絶縁基
板11の上に、ゲート電極12とゲート絶縁膜13と1
−a−31半導体層14とを積層形成し、この1−a−
S1半導体層14の上にチャンネル部において分離され
たn型半導体層15を介してソース、ドレイン電極16
.17を形成したもので、上記n型半導体層15は、n
+−μC−3lで形成されている。
第2図は上記薄膜トランジスタの製造工程を示したもの
で、この薄膜トランジスタは次のような製造方法で製造
される。
で、この薄膜トランジスタは次のような製造方法で製造
される。
まず、第2図(a)に示すように、基板11上にクロム
等の金属膜を膜付けしてこの金属膜をパターニングする
方法でゲート電極12を形成した後、このゲート電極1
2の上に基板11の全面にわたって、SINからなるゲ
ート絶縁膜13と、t−a−St半導体層14と、n+
−μC−3tからなるn型半導体層(以下の製造工程の
説明ではn+−μC−3l層という)15とをプラズマ
CVD法により順次積層する。
等の金属膜を膜付けしてこの金属膜をパターニングする
方法でゲート電極12を形成した後、このゲート電極1
2の上に基板11の全面にわたって、SINからなるゲ
ート絶縁膜13と、t−a−St半導体層14と、n+
−μC−3tからなるn型半導体層(以下の製造工程の
説明ではn+−μC−3l層という)15とをプラズマ
CVD法により順次積層する。
次に第2図(b)に示すように、上記ロ1−μC−Si
層15とその下の1−a−3l半導体層14とを、フォ
トエツチング法によりトランジスタ素子形状にパターニ
ングする。この場合、nl−μC−Si層15と1−a
−8l半導体層14のパターニングは、CCΩ4 (四
塩化炭素)ガスによるプラズマエツチングによって行な
う。このエツチングによれば、n+−μC−51層15
と1−a−3l半導体層14とを同時にパターニングす
ることができる。
層15とその下の1−a−3l半導体層14とを、フォ
トエツチング法によりトランジスタ素子形状にパターニ
ングする。この場合、nl−μC−Si層15と1−a
−8l半導体層14のパターニングは、CCΩ4 (四
塩化炭素)ガスによるプラズマエツチングによって行な
う。このエツチングによれば、n+−μC−51層15
と1−a−3l半導体層14とを同時にパターニングす
ることができる。
次に、その上にクロム等の金属膜を膜付けしてこの金属
膜をパターニングする方法で第2図(C)に示すように
ソース電極16とドレイン電極17とを形成する。
膜をパターニングする方法で第2図(C)に示すように
ソース電極16とドレイン電極17とを形成する。
この後は、前記n”−μC−3l層15のソース、ドレ
イン電極16.17間の部分(チャンネル部に対応する
部分)を、酢酸と硝酸と高酸の混合液、例えば、HF
: HNOi : CH3C00H−2: 37 :
100の水溶液によるウェットエツチングにより除去し
て n +−μC−Si層15を第2図(d)に示すよ
うにチャンネル部において分離し、薄膜トランジスタを
完成する。この場合、上記酢酸と硝酸と高酸の混合液は
、1−a−3l半導体に対してn+−μC−3lを高い
エツチングレートでエツチングするから、n+−μC−
5t層15のソース、ドレイン電極16.17間の部分
を完全に除去するまでエツチングしても、1−a−3l
半導体層14はn” −μC−31層15のエツチング
によるダメージを受けない状態で残る。以上で薄膜トラ
ンジスタの製造が完了する。
イン電極16.17間の部分(チャンネル部に対応する
部分)を、酢酸と硝酸と高酸の混合液、例えば、HF
: HNOi : CH3C00H−2: 37 :
100の水溶液によるウェットエツチングにより除去し
て n +−μC−Si層15を第2図(d)に示すよ
うにチャンネル部において分離し、薄膜トランジスタを
完成する。この場合、上記酢酸と硝酸と高酸の混合液は
、1−a−3l半導体に対してn+−μC−3lを高い
エツチングレートでエツチングするから、n+−μC−
5t層15のソース、ドレイン電極16.17間の部分
を完全に除去するまでエツチングしても、1−a−3l
半導体層14はn” −μC−31層15のエツチング
によるダメージを受けない状態で残る。以上で薄膜トラ
ンジスタの製造が完了する。
しかして、上記薄膜トランジスタにおいては、n型半導
体層15を、1−a−3l半導体層14に対して十分な
選択比でエツチングすることができるn+−μC−Si
で形成しているから、f−a−5l半導体層14の上の
n型半導体層(n +−μC−3l層)15だけを選択
的にエツチングすることができる。したがってこの薄膜
トランジスタによれば、n型半導体層15のソース。
体層15を、1−a−3l半導体層14に対して十分な
選択比でエツチングすることができるn+−μC−Si
で形成しているから、f−a−5l半導体層14の上の
n型半導体層(n +−μC−3l層)15だけを選択
的にエツチングすることができる。したがってこの薄膜
トランジスタによれば、n型半導体層15のソース。
ドレイン電極16.17間の部分をエツチング除去して
このn型半導体層15をチャンネル部において分離した
ものでありながら、1−a−S1半導体層14をn型半
導体層15のエツチングによるダメージを受けない状態
で残すことができる。
このn型半導体層15をチャンネル部において分離した
ものでありながら、1−a−S1半導体層14をn型半
導体層15のエツチングによるダメージを受けない状態
で残すことができる。
また、上記薄膜トランジスタの製造方法は、n型半導体
層15であるn+−μC−3l層のソース、ドレイン電
極16.17間の部分を、酢酸と硝酸と高酸の混合液に
よりエツチング除去するようにしたものであり、酢酸と
硝酸と高酸の混合液は、1−a−8l半導体に対してn
”−μC−S+を高いエツチングレートでエツチングす
るから、この製造方法によれば、1−a−S1半導体層
14にダメージを与えることな(、n型半導体層15で
あるn+−μC−91層のソース、ドレイン電極16.
17間の部分をエツチング除去することができる。
層15であるn+−μC−3l層のソース、ドレイン電
極16.17間の部分を、酢酸と硝酸と高酸の混合液に
よりエツチング除去するようにしたものであり、酢酸と
硝酸と高酸の混合液は、1−a−8l半導体に対してn
”−μC−S+を高いエツチングレートでエツチングす
るから、この製造方法によれば、1−a−S1半導体層
14にダメージを与えることな(、n型半導体層15で
あるn+−μC−91層のソース、ドレイン電極16.
17間の部分をエツチング除去することができる。
なお、上記実施例の製造方法では、n+−μC−5lか
らなるn型半導体層15とその下のi −a−S1半導
体層14とをトランジスタ素子形状にパターニングした
後に、ソース、ドレイン電極16.17となる金属膜を
膜付けしているが、この金属膜は、ゲート絶縁膜13と
1−a−3i半導体層14とn型半導体層(n”−μC
−8l層)15の積層に続けて膜付けしてもよく、その
場合は、上記金属膜とn型半導体層15と[−a−Si
半導体層14とをトランジスタ素子形状にパターニング
した後に、上記金属膜をソース電極16とドレイン電極
17とに分離し、次いでn型半導体層15のソース、ド
レイン電極16.17間の部分をエツチング除去すれば
よい。なお、このようにして製造された薄膜トランジス
タのソース、ドレイン電極16.17は、その外側縁が
1−a−S1半導体層14の外形と同一の形状となる。
らなるn型半導体層15とその下のi −a−S1半導
体層14とをトランジスタ素子形状にパターニングした
後に、ソース、ドレイン電極16.17となる金属膜を
膜付けしているが、この金属膜は、ゲート絶縁膜13と
1−a−3i半導体層14とn型半導体層(n”−μC
−8l層)15の積層に続けて膜付けしてもよく、その
場合は、上記金属膜とn型半導体層15と[−a−Si
半導体層14とをトランジスタ素子形状にパターニング
した後に、上記金属膜をソース電極16とドレイン電極
17とに分離し、次いでn型半導体層15のソース、ド
レイン電極16.17間の部分をエツチング除去すれば
よい。なお、このようにして製造された薄膜トランジス
タのソース、ドレイン電極16.17は、その外側縁が
1−a−S1半導体層14の外形と同一の形状となる。
本発明の薄膜トランジスタは、基板上にゲート電極とゲ
ート絶縁膜と1−a−9t半導体層とを積層形成し、こ
のf−a−S1半導体層の上にチャンネル部において分
離されたn型半導体層を介してソース、ドレイン電極を
形成した薄膜トランジスタにおいて、前記n型半導体層
を、n+μC−Siで形成したものであるから、n型半
導体層のソース、ドレイン電極間の部分をエツチング除
去してこのn型半導体層をチャンネル部において分離し
たものでありながら、1−a−8l半導体層をn型半導
体層のエツチングによるダメジを受けない状態で残すこ
とができる。
ート絶縁膜と1−a−9t半導体層とを積層形成し、こ
のf−a−S1半導体層の上にチャンネル部において分
離されたn型半導体層を介してソース、ドレイン電極を
形成した薄膜トランジスタにおいて、前記n型半導体層
を、n+μC−Siで形成したものであるから、n型半
導体層のソース、ドレイン電極間の部分をエツチング除
去してこのn型半導体層をチャンネル部において分離し
たものでありながら、1−a−8l半導体層をn型半導
体層のエツチングによるダメジを受けない状態で残すこ
とができる。
また、本発明の薄膜トランジスタの製造方法は、基板上
に、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、i −a−Sl半
導体層と、n”−μC−S1層と、ソース、ドレイン電
極とを積層形成した後、前記n″″−μC−31層のソ
ース、ドレイン電極間の部分を、酢酸と硝酸と高酸の混
合液によりエツチング除去するものであるから、1−a
−3t半導体層にダメージを与えることな(、n型半導
体層である口“−μC−5l層のソース、ドレイン電極
間の部分をエツチング除去することができる。
に、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、i −a−Sl半
導体層と、n”−μC−S1層と、ソース、ドレイン電
極とを積層形成した後、前記n″″−μC−31層のソ
ース、ドレイン電極間の部分を、酢酸と硝酸と高酸の混
合液によりエツチング除去するものであるから、1−a
−3t半導体層にダメージを与えることな(、n型半導
体層である口“−μC−5l層のソース、ドレイン電極
間の部分をエツチング除去することができる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す薄膜トラ
ンジスタの断面図およびその製造工程図、第3図は従来
の薄膜トランジスタの断面図である。 11・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・ゲ
ート絶縁膜、14・・・1−a−3t半導体層、15・
・・n型半導体層(n+ンμC−Si層)、16・・・
ソース電極、17・・・ドレイン電極。
ンジスタの断面図およびその製造工程図、第3図は従来
の薄膜トランジスタの断面図である。 11・・・基板、12・・・ゲート電極、13・・・ゲ
ート絶縁膜、14・・・1−a−3t半導体層、15・
・・n型半導体層(n+ンμC−Si層)、16・・・
ソース電極、17・・・ドレイン電極。
Claims (2)
- (1)基板上にゲート電極とゲート絶縁膜とi−a−S
i半導体層とを積層形成し、このi−a−Si半導体層
の上にチャンネル部において分離されたn型半導体層を
介してソース、ドレイン電極を形成した薄膜トランジス
タにおいて、前記n型半導体層を、n^+−μC−Si
で形成したことを特徴とする薄膜トランジスタ。 - (2)基板上に、ゲート電極と、ゲート絶縁膜と、i−
a−Si半導体層と、n^+−μC−Si層と、ソース
、ドレイン電極とを積層形成した後、前記n^+−μC
−Si層のソース、ドレイン電極間の部分を、酢酸と硝
酸と沸酸の混合液によりエッチング除去することを特徴
とする薄膜トランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8802489A JPH02268468A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8802489A JPH02268468A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02268468A true JPH02268468A (ja) | 1990-11-02 |
Family
ID=13931258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8802489A Pending JPH02268468A (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02268468A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5962896A (en) * | 1994-12-20 | 1999-10-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Thin film transistor including oxidized film by oxidation of the surface of a channel area semiconductor |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56138929A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-29 | Canon Inc | Component solution for etching |
JPS5994828A (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-31 | Fujitsu Ltd | シリコン結晶評価用エツチング液 |
JPS6165477A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP8802489A patent/JPH02268468A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56138929A (en) * | 1980-03-31 | 1981-10-29 | Canon Inc | Component solution for etching |
JPS5994828A (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-31 | Fujitsu Ltd | シリコン結晶評価用エツチング液 |
JPS6165477A (ja) * | 1984-09-07 | 1986-04-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 半導体装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5962896A (en) * | 1994-12-20 | 1999-10-05 | Sharp Kabushiki Kaisha | Thin film transistor including oxidized film by oxidation of the surface of a channel area semiconductor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH1022508A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH02268468A (ja) | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 | |
KR970011966A (ko) | 액정셀의 제조 방법 | |
JP2809189B2 (ja) | 半導体トランジスタの製造方法 | |
JPS6347981A (ja) | 薄膜トランジスタおよびその製造方法 | |
JPS61172370A (ja) | シリコン薄膜トランジスタマトリツクス及びその製造方法 | |
JPH07218929A (ja) | 薄膜トランジスターのアレイ構造 | |
JP2503001B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JP2819700B2 (ja) | 半導体装置製造方法 | |
JPH06281957A (ja) | アクティブマトリクス型液晶表示装置 | |
JPH02199842A (ja) | 薄膜電界効果型トランジスタ素子の製造方法 | |
JPH0358433A (ja) | 電界効果トランジスタの製造方法 | |
JP3344051B2 (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH04302435A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPS6336545A (ja) | 絶縁分離型半導体装置の製造方法 | |
JPS6347947A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH0228333A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3304595B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP2002057343A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPS62221161A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH065624A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPH06291143A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 | |
JPS62237730A (ja) | 半導体装置の制造方法 | |
JPS62196873A (ja) | 半導体素子の製造方法 | |
JPH05136166A (ja) | 薄膜トランジスタの製造方法 |