JPH0226762Y2 - - Google Patents

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JPH0226762Y2
JPH0226762Y2 JP14542284U JP14542284U JPH0226762Y2 JP H0226762 Y2 JPH0226762 Y2 JP H0226762Y2 JP 14542284 U JP14542284 U JP 14542284U JP 14542284 U JP14542284 U JP 14542284U JP H0226762 Y2 JPH0226762 Y2 JP H0226762Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、車両用ワイパを間欠駆動から速度可
変連続駆動に自動的に切り換え、かつ各駆動状態
において間欠休止時間および連続駆動の速度を可
変に駆動する全自動ワイパ駆動装置に関する。
「従来の技術」 従来の雨滴センサー付オートワイパにおいて
は、雨の強弱により、ワイパの間欠休止時間を変
化させていた。したがつて、小雨時には、最適な
ワイパの間欠休止時間を自動で選択できるため大
変便利であつた。しかし、ワイパを連続駆動させ
る程度の降雨状況の場合には、従来どうり手動ス
イツチ操作で、ワイパのスピードを低速にするか
高速にするかの選択をしている。したがつて、こ
の様な降雨状況の場合には、運転者はワイパを低
速、高速の2速にしか選択駆動できず、視界確保
が非常に困難となつている。
また、可変抵抗等で連続駆動の速度を可変でき
る装置も数多く考え出されているが、これも、降
雨状況に応じて、運転者が、いちいち連続駆動の
速度を調節しなければならず、安全性の面からも
あまり感心しない。
「考案が解決しようとする問題点」 本考案は、上記欠点を解消するためになされた
ものであり、雨の量が一定レベル以下であればワ
イパの間欠休止時間を変化させ、前記レベル以上
であればワイパを連続駆動させ、しかも、雨の量
に応じたワイパの駆動速度が得られる様にした、
全自動ワイパ駆動装置を提供することを目的とす
る。
「問題点を解決するための手段」 しかして本考案によれば、雨の落下を検知して
電気信号に変換するセンサ手段と、前記電気信号
の低周波域を除去するハイパスフイルタとを包含
し、このハイパスフイルタの出力に応じた周期の
パルス信号を発生するセンサ部と、ワイパモータ
と連動しワイパモータが定位置停止状態か駆動状
態かを検出するカムスイツチと、該カムスイツチ
の検出信号と前記センサ部のパルス信号とが論理
回路を介して入力され、前記カムスイツチからの
信号が定位置停止状態である時は信号を出力し、
駆動状態である時は前記センサ部からの入力を禁
止するフリツプフロツプ回路と、前記フリツプフ
ロツプ回路からの出力により付勢される間欠駆動
手段とからなり、ワイパモータが定位置停止状態
でかつ前記フリツプフロツプ回路に前記パルス信
号が入力されるまでワイパモータの駆動を停止し
間欠休止が行われるワイパモータ間欠駆動回路
と、前記センサ部からのパルス信号を積分し、雨
滴数に応じた出力を発生する積分回路と、前記積
分回路の出力信号が所定レベル以上か否かを比較
する第1の比較回路と、該第1の比較回路の比較
結果が所定レベル以下の時は間欠駆動に、所定レ
ベル以上の時は連続駆動に切り換えるスイツチ手
段と、前記積分回路の出力とワイパモータの回転
数に応じて発生する電圧とを比較する第2の比較
回路と、該第2の比較回路の出力によりモータの
回転速度をフイードバツク制御するモータ駆動回
路とを包含する速度可変連続駆動回路と、を備え
ることを特徴とする全自動ワイパ駆動装置が提供
される。
「作用」 本考案によれば、雨の量がセンサ部によつてパ
ルス信号に変換され、パルス信号の周期が長い
(周波数が低い)間は、次のようにしてワイパモ
ータが間欠駆動される。すなわち、センサ部のパ
ルス信号とカムスイツチからのワイパモータの定
位置停止状態を示す信号とが論理回路を介してフ
リツプフロツプ回路に入力されるとき、フリツプ
フロツプから信号が出力し、間欠駆動手段がフリ
ツプフロツプからの出力信号で付勢されることに
より、ワイパモータが駆動される。ワイパモータ
は、一旦駆動を開始されるとカムスイツチが駆動
状態であることを検出することにより、センサ部
からのパルス信号の周期にかかわりなく1回転す
る。そして、ワイパモータの一回転によりワイパ
ブレードが窓下の定位置停止位置に戻つたとき、
カムスイツチが定位置停止状態であることを検出
することにより、フリツプフロツプ回路が信号の
出力を中止し、ワイパモータは停止する。ワイパ
モータの間欠休止が始まり、センサ部のパルス信
号が次にフリツプフロツプに論理回路を介して到
来すると、同様にしてワイパモータが1回転す
る。このようにして、ワイパモータの間欠休止時
間は、センサ部からのパルス信号の周期に基づい
て変化する。
センサ部からのパルス信号の周期が短くなると
前記積分回路の出力レベルが基準電圧として設定
した所定レベルより高くなる。このとき、前記第
1の比較回路は前記スイツチ手段を連続駆動に切
換える。また、前記積分回路の出力レベルを設定
値として、前記第2の比較回路がワイパモータの
回転数に応じた電圧と積分回路の積分出力(設定
値)とを比較して出力を発生し、モータ駆動回路
をオンオフしてフイードバツク制御を行うことに
より、ワイパモータが雨量に応じた速度で連続駆
動される。したがつて、ワイパモータは全自動で
雨の量に応じて駆動される。
「実施例」 次に、本考案になる実施例の構成を図面に基い
て説明する。
第1図から第4図に表わされた本考案の第一の
実施例において、第1図は第一の実施例の全体構
成を示すブロツク図、第2図は第1図図示回路中
における小雨時の信号波形を示す波形図、第3図
は雨量が多い場合の波形図、第4図は第一の実施
例の具体構成を示す回路図である。
第1図および第4図において、 図示しない車体には、雨滴が当る位置に振動板
が設けられており、符号A1は、雨滴の落下時の
衝撃による前記振動板の歪を電気的に変換しうる
ところの、チタン酸バリウム、またはロツシエル
塩などで知られている圧電素子である。A2はハ
イパスフイルタであり、圧電素子A1よりの出力
信号の低周波域を除去するものである。A3は増
幅回路であり、前記ハイパスフイルタA2からの
出力信号を増幅する。A4は比較回路である。こ
こで、比較回路A4は可変抵抗A41で設定した
信号レベルより大きな入力信号が得られた時のみ
パルス信号を出力する様になつている。
前記比較回路A4より出力されたセンサ部Aの
パルス信号はフリツプフロツプ回路Bのセツト端
子Sにナンド回路3を介して入力される。また、
フリツプフロツプBのリセツト端子Rにはワイパ
モータMと連動するカムスイツチDの可動端子
D0が接続されている。カムスイツチDは、可動
端子D0と切換接触する停止位置側端子D1と駆動
側端子D2とを有する。停止位置側端子D1はイグ
ニツシヨンスイツチ1を介して電源と接続し、駆
動側端子D2は接地してある。フリツプフロツプ
Bの出力端子はリレー回路よりなるモータ間欠駆
動回路EのトランジスタTr1のベースに入力さ
れる。このモータ間欠駆動回路Eは、トランジス
タTr1で付勢するリレーコイル4を有し、また
可動接点E0、常閉接点E1および常開接点E2を有
する。可動接点E0はリレーLの常閉端子L1と接
続されている。リレーコイル4はオートワイパス
イツチ2とイグニツシヨンスイツチ1を介して電
源に接続してある。常閉接点E1は、フリツプフ
ロツプ回路Bのリセツト端子Rと共にカムスイツ
チDの可動端子D0に接続してある。常開端子E2
は接地してある。リレーLは、通常は可動接点
L3と常閉端子L1、可動接点L6と常閉端子L4とが
それぞれ接触されており、可動接点L3,L6と常
開端子L2,L5とは開いている。可動接点L3はワ
イパモータMの低速端子M2へ、可動接点L6はワ
イパモータMの高速端子M3とそれぞれ接続され
ている。ワイパモータMの上部の端子M1はイグ
ニツシヨンスイツチ1を介して電源に接続してあ
る。前記センサ部Aのパルス信号出力は、コンデ
ンサC1と抵抗R1を包含した積分回路Cにも入力
され、この積分回路Cの積分出力は第1の比較回
路Gと、第2の比較回路Iにそれぞれ入力されて
いる。前記第1の比較回路Gは、前記積分出力電
圧と可変抵抗5であらかじめ定められた基準電圧
Fとを比較し、基準電圧Fより積分出力電圧が大
きい場合は、変速可変ブラシ切替回路Kのトラン
ジスタTr2のベースに出力を出す。速度可変ブ
ラシ切替回路Kは、トランジスタTr2とリレー
コイル6を有し、リレーコイル6はオートワイパ
スイツチ2とイグニツシヨンスイツチ1を介して
電源と接続してある。リレーコイル6は、トラン
ジスタTr2がオンすると、前記リレーLの可動
接点L3,L6をそれぞれ常開端子L2,L5と接触さ
せる。前記第1の比較回路Gは、前記基準電圧F
よりも積分出力電圧が小さければ、速度可変ブラ
シ切替回路Kには出力を出させず、リレーLの可
動接点L3,L6はそれぞれ常閉端子L1,L4と接触
している。比較回路Iは、前記積分回路Cの積分
出力と、リレーLの常開端子L2に接続されてワ
イパモータMの速度に比例した電圧が発生する速
度比例電圧検知回路Hからの速度比例電圧とを比
較するための比較回路である。前記リレーLの常
開端子L2は、前記切替回路Kのリレーコイル6
が付勢された時、可動接点L3と接触し、低速端
子M2からの逆起電圧が加えられる。低速端子M2
の逆起電圧は、ワイパモータMの回転速度に比例
する。前記第2の比較回路Iは、前記積分回路C
の積分電圧が前記速度比例電圧検知回路Hの速度
比例電圧より高い場合は、スイツチングトランジ
スタTr3,Tr4を有するモータ駆動回路Jに出
力し、ワイパモータMは増速する。また、前記と
反対の条件が設定された場合は、モータ駆動回路
Jには出力させず、ワイパモータMは惰性で回転
し減速される。
「作動の説明」 第4図において、イグニツシヨンスイツチ1を
オンした状態で、オートワイパスイツチ2をオン
すれば、ワイパの間欠休止時間、間欠駆動から連
続駆動の切り替えおよび連続駆動の速度は、セン
サ部Aよりのパルス信号ですべて全自動で制御さ
れる。
1 間欠駆動 第2図図示の波形図により小雨状態での作動を
説明する。圧電素子A1では、第2図a図示の様
に車体等の低周波の振動a1と雨の落下による高
周波の振動a2が複合されて出力されている。こ
こで、車体等の振動a1を除去する為、ハイパス
フイルタA2を通し、第2図b図示の波形として
高周波分を出力する。この高周波分を増幅回路A
3により増幅させる(第2図c)。増幅された信
号は、比較回路A4に入力され、可変抵抗A41
で決定されるところの、第2図d図示の設定電圧
d1と比較し、入力電圧>設定電圧d1の場合の
み第2図e図示のパルス信号を出力する。前記比
較回路A4のパルス信号がナンド回路3を介して
フリツプフロツプ回路Bのセツト端子Sに入力さ
れ、フリツプフロツプ回路Bはセツトされる。こ
の時、カムスイツチDの可動端子D0が停止位置
側端子D1と接していないと、フリツプフロツプ
(FF)回路Bのセツト端子Sに第2図e図示のパ
ルス信号が入力されない様、ナンド回路3で制御
されている。FF回路Bよりの出力がモータ間欠
駆動回路EのトランジスタTr1をオンし、リレ
ーコイル4を励磁し、可動接点E0を常閉端子E1
より常開端子E2へ切替え接地する。
また、センサ部Aよりのパルス信号出力は積分
回路Cにも入力される。この積分回路Cにおい
て、入力されたパルス信号は抵抗R1、コンデン
サC1の時定数で積分される。そして、積分回路
Cの積分出力は第1の比較回路Gに入力され、こ
の第1の比較回路Gにおいて、可変抵抗5で決定
した基準電圧Fと比較される。今の間欠作動時の
状態は、基準電圧Fよりも積分回路Cからの積分
出力が小さい為、速度可変ブラシ切替回路Kのト
ランジスタTr2はオンせず、リレーコイル6は
励磁されない。したがつて、リレーLの可動接点
L3は常閉端子L1に、可動接点L6は常閉端子L4
接続しているため、ワイパモータMは、その低速
端子M2が可動接点E0、および常開接点E2を介し
て接地され、低速回転をはじめる。ワイパモータ
Mが回転を開始すると、カムスイツチDの可動端
子D0が定位置停止端子D1から作動端子D2に切替
りFF回路Bのリセツト端子Rにリセツト信号が
入力される。FF回路Bからの出力がなくなるた
め、トランジスタTr1がオフしリレーコイル4
は励磁されなくなり、モータ間欠駆動回路Eの可
動接点E0は、常開端子E2より常閉端子E1へと切
替る。しかし、カムスイツチDの可動端子D0
作動端子D2と接触していることによりモータM
は給電され、1回転する。そして、ワイパブレー
ドが窓下の停止位置に戻つたときカムスイツチD
の可動端子D0が停止位置側端子D1と切替ること
により、ワイパモータMが停止する。また、ワイ
パモータMが停止後に次のセンサ部Aのパルス信
号出力により、前記同様間欠駆動をくり返す。
前記説明したごとく、雨の強弱により、センサ
部Aの出力パルス信号の時間間隔(周期)は変化
する為、パルス信号の周期に応じて、ワイパの間
欠休止時間は自動的に変化する。
2 連続駆動 第3図図示の波形図により連続駆動状態を説明
する。センサ部Aにおいては基本的な作動は間欠
駆動時と同じである。しかし、雨滴の数が多くな
ると1つの雨の振動b1と次の雨の振動b1との
間隔が短くなる。したがつて、ハイパスフイルタ
A2、増幅回路A3、比較回路A4と通過する出
力信号は、それぞれ第3図b,c,eに示すごと
く間隔が短くなり、センサ部Aより出力されるパ
ルス信号の周期が短くなる。前記パルス信号出力
は、積分回路Cにより前記同様積分され第3図f
のごとくパルス数の増加とともに電圧レベルが高
くなり第1の比較回路Gに入力される。積分電圧
レベルは基準電圧Fよりも高くなる為、第1の比
較回路Gの出力により速度可変ブラシ切替回路K
のトランジスタTr2がオンし、リレーコイル6
が励磁される。このため、リレーLの可動接点
L3,L6はそれぞれ常開端子L2,L5と接触される。
ワイパモータMの高速端子M3が、可動接点L6
よび常開端子L5を介してモータ駆動回路Jと接
続されるため、基準電圧Fよりも積分回路Cの積
分出力が高い場合は、ワイパモータMが連続駆動
になる。ワイパモータMが連続駆動になる時、
FF回路Bのリセツト端子(R)にカムスイツチ
Dの可動端子D0と駆動側端子D2から入力状態が
続く為、FF回路Bから出力が出されず、モータ
間欠駆動回路Eはオフされている。
3 モータフイードバツク回路 ワイパモータMが連続駆動している時、電流は
上部の端子M1から高速端子M3(上部のブラシか
ら高速ブラシ)に流れている。ここで通常の低速
端子M2にはワイパモータMの回転速度に応じた
逆起電圧が発生している。この逆起電圧は、速度
比例電圧検知回路Hに可動接点L3および常開端
子L2を介して入力され、前記検知回路Hは逆起
電圧に対応されたワイパモータMの回転速度に比
例する速度比例電圧を出力する。前記速度比例出
力が第2の比較回路Iに入力され、積分回路Cよ
りの積分出力と比較される。この時、積分回路C
の積分出力電圧の方が速度比例電圧より大きい場
合は、モータ駆動回路JのトランジスタTr3,
Tr4をオンし速度比例電圧を積分出力電圧が等
しくなるまでワイパモータMの回転数を上昇させ
る。また、前記状態と反対の場合は、前記第2の
比較回路Iからは出力が出されず、トランジスタ
Tr3,Tr4がオフし、ワイパモータMは惰性で
回転し該モータMの負荷トルクにより制動される
ため、回転数は降下する。したがつて、ワイパモ
ータMは、降雨の量に応じた積分回路Cの積分出
力電圧で設定された回転数にフイードバツク制御
される。
「その他の実施例」 第5図は本考案の第二の実施例になる全自動ワ
イパ駆動装置を示す回路図である。この第二の実
施例は、第一の実施例によるワイパ駆動装置にウ
オツシヤモータW/WMを取り付け、このウオツ
シヤモータW/WMをワイパモータMと連動して
作動させるものである。前記ウオツシヤモータ
W/WMは、電源の電池7にイグニツシヨンスイ
ツチ1を介して接続されており、接地側にはウオ
ツシヤスイツチ8が接続されている。また、FF
回路Bの出力側と、モータ間欠駆動回路Eのトラ
ンジスタTr1のベースとの間に、アオ回路9が
設けられている。ウオツシヤスイツチ8はICよ
りなる定電圧電源10に抵抗11およびコンデン
サ12の直列回路を含むタイマ回路Tを介して接
続されており、前記タイマ回路Tの出力(抵抗1
1とコンデンサ12の接続点の電圧)はオア回路
9に入力されている。その他の回路構成は第一の
実施例と同じである。
上記構成におけるワイパモータMの作動は、第
一の実施例と同じであるので省略する。
今、イグニツシヨンスイツチ1が閉じられた状
態において、ウオツシヤスイツチ8をオンする
と、ウオツシヤモータW/WMは回転し、ウオツ
シヤ液がフロンドガラスに噴射される。同時に、
コンデンサ12の負極側が、抵抗11およびウオ
ツシヤスイツチ8を介して接地されるため、前記
タイマ回路Tの出力はローレベルとなり、オア回
路9に入力される。また、コンデンサ12は定電
圧電源10から充電され始める。雨が降つていな
いときには、FF回路Bの出力もローレベルであ
り、この出力もオア回路9に入力されるため、該
オア回路9がオンし、間欠駆動回路Eに出力が出
され、該間欠駆動回路EのトランジスタTr1が
オンし、リレーコイル4が励磁される。したがつ
て、可動接点E0は常開端子E2と接触し、ワイパ
モータMの低速端子M2が接地されることにより、
該ワイパモータMは低速で回転し、ワイパブレー
ドがフロントガラスを払拭する。そして、コンデ
ンサ12が抵抗11を介し定電圧電源10によつ
て充電されると、タイマ回路Tの出力はハイレベ
ルとなり、オア回路9はオフする。ワイパモータ
Mは、前記タイマ回路Tの抵抗11およびコンデ
ンサ12による時定数の間だけ低速で回転し、カ
ムスイツチDの作用でワイパブレードがフロント
ガラス下の定位置停止位置に到つたとき停止する
ことになる。
第二の実施例によれば、第一の実施例によるワ
イパ駆動装置に僅かな構成要素を付加するだけ
で、ウオツシヤモータW/WMをワイパモータM
と連動して作動させることができるという利点が
ある。
「効果」 以上述べた如く、本考案の全自動ワイパ駆装置
は、雨の落下を検知して電気信号に変換するセン
サ手段と、前記電気信号の低周波域を除去するハ
イパスフイルタとを包含し、このハイパスフイル
タの出力に応じた周期のパルス信号を発生するセ
ンサ部と、ワイパモータと連動しワイパモータが
定位置停止状態か駆動状態かを検出するカムスイ
ツチと、該カムスイツチの検出信号と前記センサ
部のパルス信号とが論理回路を介して入力され、
前記カムスイツチからの信号が定位置停止状態で
ある時は信号を出力し、駆動状態である時は前記
センサ部からの入力を禁止するフリツプフロツプ
回路と、前記フリツプフロツプ回路からの出力に
より付勢される間欠駆動手段とからなり、ワイパ
モータが定位置停止状態でかつ前記フリツプフロ
ツプ回路に前記パルス信号が入力されるまでワイ
パモータの駆動を停止し間欠休止が行われるワイ
パモータ間欠駆動回路と、前記センサ部からのパ
ルス信号を積分し、雨滴数に応じた出力を発生す
る積分回路と、前記積分回路の出力信号が所定レ
ベル以下か否かを比較する第1の比較回路と、該
第1の比較回路の比較結果が所定レベル以下の時
は間欠駆動に、所定レベル以上の時は連続駆動に
切り換えるスイツチ手段と、前記積分回路の出力
とワイパモータの回転数に応じて発生する電圧と
を比較する第2の比較回路と、該第2の比較回路
の出力によりモータの回転速度をフイードバツク
制御するモータ駆動回路とを包含する速度可変連
続駆動回路と、を備えるから、雨量に応じたワイ
パの間欠休止時間の変化、間欠駆動から連続駆動
への切り換え、および連続駆動時におけるワイパ
の駆動速度の変化が全自動で可能になつたことに
より、どの様な降雨状況下においても最適なワイ
ピング動作をし、運転者の視界の確保が充分で
き、安全面において多大な効果がある。また、最
適なワイピング動作ができるためワイパブレード
の保護という面においても効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例になるワイパ駆
動装置の全体構成を示すブロツク図、第2図は小
雨状態の信号波形を示す波形図、第3図は雨量が
多い場合の波形図、第4図は具体構成を示す回路
図であり、第5図は第二の実施例を示す回路図で
ある。 A……センサ部、B……FF回路、C……積分
回路、D……カムスイツチ、E……モータ間欠駆
動回路、F……基準電圧、G……第1の比較回
路、H……速度比例電圧検知回路、I……第2の
比較回路、J……モータ駆動回路、K……可変速
度ブラシ切替回路、L……リレー、A1……圧電
素子、A2……ハイパスフイルタ、A3……増幅回
路、A4……比較回路、W/WM……ウオツシヤ
モータ、T……タイマ回路、3……ナンド回路、
8……ウオツシヤスイツチ、9……オア回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 雨の落下を検知して電気信号に変換するセンサ
    手段と、前記電気信号の低周波域を除去するハイ
    パスフイルタとを包含し、このハイパスフイルタ
    の出力に応じた周期のパルス信号を発生するセン
    サ部と、 ワイパモータと連動しワイパモータが定位置停
    止状態か駆動状態かを検出するカムスイツチと、
    該カムスイツチの検出信号と前記センサ部のパル
    ス信号とが論理回路を介して入力され、前記カム
    スイツチからの信号が定位置停止状態である時は
    信号を出力し、駆動状態である時は前記センサ部
    からの入力を禁止するフリツプフロツプ回路と、
    前記フリツプフロツプ回路からの出力により付勢
    される間欠駆動手段とからなり、ワイパモータが
    定位置停止状態でかつ前記フリツプフロツプ回路
    に前記パルス信号が入力されるまでワイパモータ
    の駆動を停止し間欠休止が行われるワイパモータ
    間欠駆動回路と、 前記センサ部からのパルス信号を積分し、雨滴
    数に応じた出力を発生する積分回路と、 前記積分回路の出力信号が所定レベル以上か否
    かを比較する第1の比較回路と、該第1の比較回
    路の比較結果が所定レベル以下の時は間欠駆動
    に、所定レベル以上の時は連続駆動に切り換える
    スイツチ手段と、 前記積分回路の出力とワイパモータの回転数に
    応じて発生する電圧とを比較する第2の比較回路
    と、該第2の比較回路の出力によりモータの回転
    速度をフイードバツク制御するモータ駆動回路と
    を包含する速度可変連続駆動回路と、 を備えることを特徴とする全自動ワイパ駆動装
    置。
JP14542284U 1984-09-26 1984-09-26 Expired JPH0226762Y2 (ja)

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JP14542284U JPH0226762Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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