JPH02262444A - 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置 - Google Patents

車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置

Info

Publication number
JPH02262444A
JPH02262444A JP1083367A JP8336789A JPH02262444A JP H02262444 A JPH02262444 A JP H02262444A JP 1083367 A JP1083367 A JP 1083367A JP 8336789 A JP8336789 A JP 8336789A JP H02262444 A JPH02262444 A JP H02262444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
attitude control
attitude
determined
signal
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1083367A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Takemura
竹村 慎司
Masaki Mori
正樹 森
Tsuneo Hida
飛田 恒雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP1083367A priority Critical patent/JPH02262444A/ja
Publication of JPH02262444A publication Critical patent/JPH02262444A/ja
Priority to US08/895,893 priority patent/US5859593A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0421Multiprocessor system

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置に
関し、特に車上に設けられるドライバ座席、ステアリン
グホイル及びミラー等の姿勢を設定する車上装備の姿勢
制御方法とその姿勢制御装置に関するものである。
(従来の技術) 車上装備のドライバ座席、ステアリングホイル及びミラ
ーなどをモータで駆動してそれらの姿勢を制御する姿勢
制御装置がある。
かかる姿勢制御装置としては、例えば、特開昭58−7
5217号公報および特開昭58−157962号公報
に開示されているように、姿勢制御にマイクロコンピュ
ータ(以下「マイコンjという」)を用いたものがある
ところで、近年、自動車上には、姿勢制御対象となる、
例えば、座席の位置決めをするスライド機構、座席前部
の高さの調整をするフロントバーチカル機構、座席後部
の高さ調整をするリヤバーチカル機構、シートバックの
傾きを調整させるリクライニング機構、ヘッドレストの
高さを調整するヘッドレスト機構、ステアリングホイー
ルの姿勢を調整させるステアリングコラムのチルト機構
および各種ミラーが備えられている。
これら機構を駆動する場合には、マイコンにより適正な
姿勢に設定することができる。
ところが、かかる姿勢制御装置では、1台のマイコンに
より車上の多数の姿勢制御機構を制御しているので、各
姿勢制御機構を動作させるため実行速度が遅くなり、姿
勢調整に時間がかかる不都合があった。
また、この姿勢制御装置では、車上の互いに離れた位置
にある複数の姿勢制御機構を信号ライン等によってマイ
コンと接続しているため、マイコンから各姿勢制御機構
への制御に時間がかかり、姿勢制御を遅らせる要因にな
っていた。
そこで、これまでは、複数個のマイコンにより姿勢制御
ブロックごとに制御を行うことにより、1つのマイコン
に割り当てられたジョブ(仕事)を少なくし姿勢制御が
迅速に行なわれるようにしていた。
(発明が解決しようとする課題) しかし、かかる姿勢制御装置では、シートの姿勢、ステ
アリングホイールの姿勢及びミラーの姿勢等を、個々の
ドライバー固有の体形や着座状態に応じて適宜変更でき
るようにする必要がある。
そこで、この装置では、例えば、複数のドライバーの体
形等に応じた各姿勢制御機構の適正姿勢をマイコン内の
記憶部に予め設定し、設定された各姿勢制御機構の適正
姿勢と、個々のドライバーの体形等に基づいた特定ドラ
イバーの体形等の情報に基づいてシートの姿勢、ステア
リングホイールの姿勢及びミラーの姿勢等を適正姿勢に
調整していた。
そして、この姿勢制御装置では、記憶した姿勢の再生指
示をするため、スイッチのオン/オフ操作により、シー
ト姿勢制御ブロック、ステアリングホイール姿勢制御ブ
ロック、ステアリングホイール姿勢制御ブロック及びミ
ラー姿勢制御ブロックの制御をすることができる。
しかし、上記姿勢制御装置では、個々の姿勢制御機構の
姿勢制御ブロックが同期せずに動作するため、それぞれ
の姿勢制御ブロックの読取りタイミングが異なってしま
う。
そのため、この装置では、特にドライバーが姿勢調整ス
イッチをオンする時間が短い場合に、一部の姿勢制御ブ
ロックが姿勢制御スイッチのオン状態を読取っても、他
の姿勢制御ブロックがそれを読取ることができなくなる
という不都合がある。
従って、この姿勢制御装置では、ドライバーが乗車時に
姿勢調整スイッチを操作し、座席の姿勢制御を正しく行
なったにもかかわらず、例えば、ミラーの姿勢を正しく
調整できないという不都合が生じ、またドライバーが姿
勢調整を完了したものと思い込み、自動車を発進させた
後にミラーの姿勢が適正でないことに気がつくことにな
る。
また、上記姿勢制御装置は、複数の独立したマイコンを
備えることにより、スイッチ操作などの単一の姿勢調整
指示に基づいて多数の姿勢制御ブロックを制御する装置
であるが、姿勢制御が複雑になり、コストが嵩んでしま
う等の不都合がある。
そこで、本発明の目的は、姿勢制御ブロック間の通信状
態を1つのパルスによって監視することにより、2つの
姿勢制御ブロックを相互に関連付けて平易に制御するこ
とができるようにした車上装備の姿勢制御方法とその姿
勢制御装置を提供するものである。
(課題を達成するための手段) 課題を達成するための手段として本発明は、車上に装備
される被姿勢制御手段のや勢をホスト姿勢制御手段によ
って制御し、その姿勢制御手段から送信される制御信号
に基づき複数個の姿勢制御手段を制御し、その複数の姿
勢制御手段へ送信される信号を受信した後、これら複数
個の姿勢制御手段から1パルスのアンサ−信号を前記ホ
ス]・姿勢制御手段へ返送手段により返送し、この返送
手段が信号を送信後にアンサ−信号を返送しない場合に
、異常状態認識手段により通信系に異常が起こっている
ことを認識させるものである。
また、車上に装備され姿勢制御手段の姿勢を制御するホ
スト姿勢制御手段と、この姿勢制御手段から送信される
ホスト姿勢制御信号に基づいて姿勢制御をする複数の姿
勢制御手段と、この複数の制御手段へ送信される信号を
受信後に1パルスのアンサ−信号をホスト姿勢制御手段
へ返送する返送手段と、この返送手段が信号を送信後に
アンサ−信号が返送されない時に、異常が起こっている
ことを知らせる異常状態認識手段とを備えたちのである
(作用) 車上に装備される被姿勢制御手段の姿勢をホスト姿勢制
御手段で制御し、その姿勢制御手段から送信される制御
信号に基づき複数個の姿勢制御手段を制御する。
そして、その複数の制御手段へ送信される信号を受信し
た後、これら複数個の姿勢制御手段から1パルスのアン
サ−信号を前記ホスト姿勢制御手段へ返送手段により返
送する。
一方、その返送手段が信号を送信後にアンサ−信号を返
送しない場合には、異常状態認識手段により通信系に異
常が起こっていることを認識させる。
従って、異常が起っている時には、迅速に通信系統に異
常があることがわかるので、速やかにこれに対処するこ
とができる。
また、■パルスのアンサ信号によって通信系の異常を認
識することができるので、制御に要する時間を短くする
ことができるので、ドライバの体型等に合わせてシート
位置等をすばやく調整することができろ。
(実施例) 次に、本発明車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装
置の一実施例を第1図乃至第33図に基づいて説明する
第3図は本発明の一実施例における全体構成を示すブロ
ック図である。第1図において、本発明の車上装備の姿
勢制御方法及び姿勢制御装置には、例えば、ホスト姿勢
制御手段であるステアリング姿勢制御部500、シート
姿勢制御部600及びミラー姿勢制御部700が備えら
れている。
ステアリング姿勢制御部500には、ステアリングホイ
ールの上下方向の傾きを調整するチルト機構、ステアリ
ングホイールの軸方向の位置(長さ)を調整するテレス
コピック機構及びシートベルトアンカの姿勢を調整する
ベルトアンカ機構が備わっている。
これら各機構は、マイクロコンピュータ(マイコン)を
内蔵したマスク制御ユニット510によって制御される
シート姿勢制御部600には、ドライバ座席のシートク
ツションの前後方向の位置を調整するスライド機構、シ
ートバックの傾きを調整するりクライニング機構、シー
トクツション前部の高さを調整する後バーチカル機構及
びヘッドレストの位置(高さ)を調整する機構が備えら
れ、これらの機構がマイコンを内蔵したシート制御ユニ
ット610によって制御される。
ミラー姿勢制御部700には、右側ドアに装着されるミ
ラーの水平軸を中心とした上下方向の傾きを調整する右
ミラー上下動機構、右側ドアに装着されるミラーの垂直
軸を中心とした左右動機構が備えられ、これらの機構が
マイコンを内蔵したミラー制御ユニット710によって
制御される。
この実施例では、3つのスイッチSSO〜SS2がマス
タ制御ユニット510に接続され、これらスイッチSS
O〜SS2をオンすることによって、装置全体の始動等
を行い、スイッチSSOは各制御部の姿勢を記憶及び指
示するスイッチ、スイッチSS1は姿勢記憶メモリの例
えば、第1粗目を選択するスイッチ及びスイッチSS2
は姿勢記憶メモリの第2絹目を選択するものである。
そして、この実施例では、マスク制御ユニット510、
シート制御ユニット610及びミラー制御ユニット71
0が通信用信号ラインL1〜L2を介して互いに接続さ
れている。
すなわち、かかる実施例では、マスク制御ユニット51
O、シート制御ユニット610及びミラー制御ユニット
710は通信用信号ラインL1を介してシート制御ユニ
ット610のシリアル信号入力端子Si及びミラー制御
ユニット710のシリアル信号入力端子Siに接続され
、シート制御ユニット610のシリアル信号出力端子S
Oが通信用信号ラインL2を介してマスク制御ユニット
510のシリアル信号入力端子S+に接続されている。
従って、この実施例では、マスク制御ユニット510と
シート制御ユニット610が双方向通信可能で、マスク
制御ユニット510とミラー制御ユニット710が一方
向通信可能になっている。
第2図は、第1図に示した本発明車上装備の姿勢制御方
法及び姿勢制御装置を搭載した自動車の車室内の一部分
を示すものである。
第2図において、1はステアリングホイール、2はエン
ジンキー、3は変速用シフトレバ−14はサイドブレー
キレバー 10はドライバー用シート、20はステアリ
ングコラムであ る。
シート1oには、第1図に示すスライド機構、リクライ
ニング機構、前バーチカル機構、後バーチカル機構及び
ヘッドレスト機構が内蔵されていて、ステアリングコラ
ム20には、第1図に示すチルト機構及びテレスコピッ
ク機構が内蔵されている。
第3図は、第2図に示すシート10のシートクツション
の下方に配置される姿勢制御機構の一例を示す図である
シートスライド用モータ301 (MT5)の出力軸は
、減速用ギアボックス302を介してスクリュー303
に連結され、このスクリュー303にナツト304が螺
合されている。
シートベース307の下方には、スライドレール305
が備えられ、このスライドレール305が車体に固定さ
れた固定レール306上に、前後方向にスライド可能に
支持されている。
ギアボックス302及びスクリュー303は、シートベ
ース側に固着されていて、ナツト304が固定レール3
06に固着されている。
したがって、モータを起動させれば、ギアボックス30
2を介してスクリュー303が回動するので、スクリュ
ー303がナツト304に対して移動するため、シート
ベース307、すなわち第2図に示すシート10が前方
あるいは後方にスライドする。
一方、シートバックフレーム308は、シートベース3
07に連結されていて、係合部311を中心として回動
可能になっている。
係合部311には、リクライニング用のモータ309 
(MT5)の駆動軸に連結されたギアボックス310が
設けられている。
従って、モータを起動させれば、シートバックフレーム
30Bがシートベース307に対して回動するので、シ
ートバックの傾きを変えることができる。
また、シートベース307の前部及び後部には、それぞ
れシートクツションを持ち上げるアーム314及びアー
ム317が、シートベース307に回動自在に支持され
ており、支持点を中心に弧状の軌跡を描いて移動する。
前方のアーム314には、前バーチカル姿勢調整用のモ
ータ312の駆動軸に連結されたギアボックス313が
結合されている。
一方、後方のアーム317には、後バーチカル姿勢調整
用のモータ315の駆動軸が、リンク機構316を介し
て連結されている。
従って、モータ312を起動すれば、アーム314の高
さを変えることができ、かつアーム317の高さを変え
ることによって、シートクツション後部の高さが変えら
れる。
第4図は、シートバックに設けられたヘッドレスト61
の姿勢(高さ)を調整する機構を示すものである。
第4図では、ヘッドレスト61に、2つの棒状のステー
62及び78が固着されていて、これらステー62.7
8はシートバックフレーム74に形成したガイド孔に装
着したステーガイド63゜76に支持されているので、
上下方向にスライド可能になっている。
そして、ステー62.78の下端は、それぞれサポート
7o及び75に固着され、サポート70及び75には、
それぞれガイドロッド62及び77に沿って上下方向に
移動可能に支持されている。また、サポート70.75
は、アーム66によって互いに結合され、アーム66の
中央部にナツト73が設けられ、これにスクリュー72
が螺合される。
スクリュー72はシートバックフレーム74に支持され
、その下端にギアボックス67の一端が結合され、ギア
ボックス67の他端には、駆動ケーブル69を介してモ
ータ68の駆動軸が結合される。
従って、モータ68を起動させれば、その駆動力が駆動
ケーブル69及びギアボックス67を介してスクリュー
72に伝達され、このスクリュー72が回動すると、ナ
ツト7]こ結合されたアーム66が上下方向に移動し、
サポート70及び75を上下方向に駆動させる9 従って、この実施例では、ステー62及び7日が上下動
するので、ヘッドレスト61の高さを変えることができ
る。
第5図は、ステアリングコラム部分の構造の一実施例を
示す図である。
この第5図では、ステアリングホイール1が装着された
アッパメインシャフト31のロアーメインシャフト36
に対する角度を調整する。
チルトステアリング機構41には、ダツシュボードを構
成するボディ33の下方に取付けら、tiだ、ブレーク
アウェイブラケット34とこのブラケット34に取付け
られたモータ42(MTI)と、モータ42に連結され
た減速機構43と、減速機構43に連結されたスクリュ
ーナツト機構44と、ブレークアウェイブラケット34
に枢着されスクリューナツト機構44によって揺動され
るアッパブラケット35とを備えている。
従って、チルトステアリング機構41では、モータ42
を起動することにより、減速機構43を介してスクリュ
ーナツト機構が駆動するので、アッパブラケット35が
揺動してステアリングホイール1の傾きが変わる。
第6図は、チルトステアリング機構41のステアリング
ホイール1寄りの位置に存在するテレスコピックステア
リング機構の一実施例を示す図及び第7図は第6図のV
Ic−ITc線で示す断面図である。
これらの図において、アッパメインシャフト31は、シ
ャフト212にチルトセンタになるジヨイント軸213
を介して連結された中空状のアウターシャフト214と
、このアウターシャフト21.4に軸方向に移動可能に
嵌合されるインナーシャフト215から成っている。
そして、シャフト212の左側には、図示省略のステア
リングギアが連結されている。
また、インナーシャフト215の右側には、セレーショ
ン部が形成され、このセレーション部にステアリングホ
イール1の支持部材を係合すると、ステアリングホイー
ル1が回動される。
従って、このチルトステアリング機構41では、ステア
リングホイール1を回動させると、インナーシャフト2
15の外周面とアウターシャフト214の外周面とアウ
ターシャフト214の内周面に形成された軸方向のセレ
ーション部214a、215aを介して、インナーシャ
フト215及びアウターシャフト214が回動されるの
で、メインシャフト212を回動させることができる。
またアウターシャフト214は、図示省略の軸により、
車体に軸支される固定ブラケット217に一対の軸受け
218a、 218bにより回動自在に支持される。
一方、インナーシャフト215は可動ブラケット219
に軸受け220を介して支持され、可動ブラケット2+
、9は第7図に示す左側部分が固定ブラケット217の
右端外周に図面の左右方向に移動可能に嵌合され、また
左側部分がインナーシャフト215に係止された止め輪
230と共に軸受220を挟持される。
そして、可動ブラケット2】9の左端下方には、ナツト
部221が形成されると共に、ナツト部221と螺合す
るスクリュー222が固定ブラケット217の右端に回
動自在に支持され、支持ブラケット223が固定ブラケ
ット217に固着され、支持ブラケット223はスクリ
ュー222をカバーすると共に、スクリュー222の移
動空間が確保されるようになっている・ スクリュー222の左端部分には、歯車243がスクリ
ュー222と一体に配設され、モータ224(MT2)
の駆動軸225に取付けられたつオーム歯車226と噛
み合っている。
なお、モータ224は固定ブラケット217に取付けら
れているので、モータ224が回動すると、スクリュー
222が回動するので、ナツト部221がスクリュー2
22上をその軸方向に沿って移動し、ナツト部22!を
有する可動ブラケット219が、固定ブラケット2]7
に対して進退する。
従って、本実施例では、インナーシャフト215がアウ
ターシャフト214に対して抜き差しされ、ステアリン
グホイール1が、その回動軸に沿って移動される。
第8図及び第9図は、シートベルトの位置決め機構の一
例を示す概略構成図である。これらのシートベルト位置
決め機構では、ドライバ乗降用のドア開口の周囲部、す
なわち、センターピラ−190上部のコーナには(レー
ル110が敷設され、また、そこにはショルダーアンカ
101を搭載してレール+10内を往復動するスライダ
120が係合されている。
シートベルト100の一端は、車体に枢着されたラップ
アウターアンカ140に固着され、他端がショルダアン
カ101に形成されたベルト通し孔を通り、更にセンタ
ーピラー190内に進入し、センターピラ−190内下
部に備わる巻取り部(図示省略)に巻取られている。
その巻取り部には、シートベルト100に急激な張力が
引加されるとロックするイナーシャロック機構が内蔵さ
れる。
シートベルト100には、タンクプレート130が移動
自在に係合され、このタンクプレート+30に落下防止
用ストップ材(図示省略)が装着されるので、モータM
T3を駆動することにより、スライダ120が移動して
、シートベルト100が第8図に示す(上昇位置(待避
姿勢)または第9図に示す下降位置(装着位置)に位置
決めされる。
第10図は、シートベルト100をショルダアンカ10
1によって固定する固定部分の拡大図、第11図は、シ
ートベルト位置決め機構の要部を切り欠いて示す説明図
である。
これら図において、モータMT3はベルトアンカ駆動用
のモータで、モータMT3の、例えば出力軸はフレキシ
ブルワイヤ140によってシートベルト位置決め部のス
クリュ!41と連結され、モータMT3の起動によって
スクリュー141を回転させる。また、シートベルトア
ンカ101の下部は、スライド可能にポジションセンサ
に当設され、前記モータMT3の起動によってスクリュ
ー141を回転させるとに共に、シートベルトアンカ1
01を適宜矢印方向にポジションセンサを上下動させる
ことにより、ドライバーの体型に合わせてシートベルト
100の長さを適宜長に調整する。
第12図乃至第14図は、第1図のマスク制御ユニット
510、シート制御ユニット610及びミラー制御ユニ
ット710の具体的な回路図を示すものである。
第12図において、マスク制御ユニット510は、制御
中枢であるCPU511.アナログ信号をディジタル信
号に変換させるA/D変換器512、インターフェース
回路であるスイッチ入力回路513、モータMTI乃至
モータMT3をCPU511からの指令により起動させ
各姿勢制御をさせるモータドライバ514、マスク制御
信号を一時記憶するバッファ515 、CP U311
の動作を監視し、適宜制御時間を遅延させるウォッチド
ッグタイマ516 、CPU511を節電モードで動作
している時に1通常のモードに戻すためのスタンバイ回
路517で主に構成される。
この他に上記回路には、各スイッチが接続されている。
スイッチMSI〜MS4は、それぞれチルト姿勢の上昇
指示、チルト姿勢の下降指示、テレスコピック機構の姿
勢の伸長指示及びテレスコピック機構の伸長指示を発す
るマニュアルスイッチで、これらのスイッチはA/D変
換器512に接続されている。
スイッチ入力回路513には、スイッチM S 5が接
続されるが、このスイッチMS5は、シートベルトアン
カの姿勢調整を指示するマニュアルスイッチである。
DRSスイッチは、ドアスイッチで自動車のドアを開く
とオンし、閉じるとオフする。
PKSスイッチは、パーキングスイッチで、変速機のシ
フトレバ−3がパーキングのレンジにある時にオンし、
逆の場合にオフする。
UWSスイッチは、アンロックウオーニングスイッチで
、エンジンキー2がキーシリンダに差し込まれている時
にオンし、引き抜かれるとオフする。
IGSスイッチは、イグニッション用のスイッチである
スイッチSSO乃至S32は、ステアリング姿勢制御機
構、シート姿勢制御機構及びミラー姿勢制御機構に同時
または個々に姿勢調整などの指示を与えろスイッチであ
る。
上記マスク制御ユニット510では、CPU511にシ
リアル通信機能が備わっているので、シリアルデータを
送信するときは、そのデータが端子SOに出力され、ま
た端子Siにシリアルデータを入力することにより、そ
のデータを受信することができる。
第13図及び第14図は、シート制御ユニット610及
びミラー制御ユニット710の具体的な回路を示すもの
である。
第12図に示す回路と同一の構成については同一の符号
を付して説明を省略し、異なる構成についてのみ説明す
る。
第13図では、特にセンサ信号入力回路612、各マニ
ュアルスイッチMS6乃至MSIO、ポジションセンサ
PS4乃至PS8、モータMT4及びモータMT5を用
いている点が第12図の回路と異なる。
一方、第14図の回路では、特にモータMT4、マニュ
アルスイッチMSII乃至MS13及びポテンショメー
タPM9乃至PM12を用いている点で第12図に示す
回路と異なる。
第15図は、本発明の一実施例の具体的な構成を示すブ
ロック図である。
第15図において、第1図で説明した各姿勢制御部50
0〜700及びシートSなど重複する構成要素について
は、詳しい説明を省略する。
この図で、STは電動チルトテレスコステアリング部、
SAは電動シートベルトアンカ部、TM−3Wはチルト
テレスコマニュアルスイッチ、5A−3Wはシートベル
トアンカマニュアルスイッチである。
この他に、800は記録再生等をするだめの記録再生用
スイッチで、例えば、M12の押しボタンから成るもの
で、第1図のスイッチSSO乃至SS2に対応する。
5M−5Wは、シートマニュアルスイッチで、マニュア
ル操作によってシートをドライバーの所望位置に移動さ
せる。
803は電動のアウターミラで、ドライバの目線などに
合わせて、MM−3W802であるミラーマニュアルス
イッチからマニュアル操作によってミラー姿勢制御部7
00を制御することにより、電動アウターミラー803
を適宜角度に調整する。
また、電動シートベルトアンカ部SAは、記憶再生5W
800.チルトテレスコマニュアルスイッチTM−3W
、シートベルトアンカマニュアルスイッチ5A−3W及
び電動チルトテレスコステアリング部STからの信号に
基づいて、ステアリング姿勢制御部500を制御するこ
とにより、電動シートベルトアンカ部SAを適正位置に
調整する。
このブロック図では、例えば、ドライバーが記録再生用
SWの押しボタン1を押すことによって、先ず、ステア
リング姿勢制御部500でその情報を読取り、その情報
に基づいて各姿勢制御部600、700に姿勢制御信号
を送る。
すなわち、ステアリング姿勢制御部500からは、通信
用信号ラインL1を通ってステアリング姿勢制御信号が
ミラー姿勢制御部700へ送られ、また通信信号ライン
L3を通ってその姿勢制御信号がシート姿勢制御部50
0へ送られる。
このとき、本姿勢制御装置では、姿勢制御信号がシート
姿勢制御部500及びミラー姿勢制御部700に送られ
ると、その信号を受は取ったことを確認した後、1パル
スの受信確認信号、いわゆるアンサ−パルスを前記通信
信号ラインL1.L2を通ってステアリング姿勢制御部
500へ返送する。
以上のように、本姿勢制御装置では、アンサ−パルスが
受信されることをステアリング姿勢制御部500で確認
することにより、信号の授受が確実に行われていること
が確認できるので、通信系統の異常等を即座に判断でき
るので、緊急を要する場合にも迅速に対処することがで
きる。
次に、本発明車上装備の姿勢制御方法及び姿勢制御装置
の具体的な制御手法について、第16図乃至第33図に
基づき説明するが、第15図等を参照するものとする。
第16図乃至第21図は、第15図のシート姿勢制御部
600における信号処理手順を示すフローチャートであ
る。
第16図の信号処理手順では、先ず信号処理をスタート
し、この信号処理の初期化をする(ステップ1.2)。
そして、第15図に示すように、ステアリング姿勢制御
部500に同図のシート姿勢制御部600から通信用信
号ラインL2を通ってシート姿勢制御信号が入力される
と、最初の信号処理が始まる(ステップ3)。
次に、待機モードがS=0になっているか否かを判断し
、待機モードがS=0になっているときには、待機処理
をし、処理信号をシート姿勢制御部500から通信用信
号ラインL2を通ってステアリング姿勢制御部50Gへ
出力する(ステップ4〜6)。
また、ステップ4において、待機モードがS=0になっ
ていないと判断される場合には、マニュアルモードがS
;1になっているか否かを判断する(ステップ7)。
そして、マニュアルモードがS=1になっていると判断
される場合には、マニュアル駆動処理をした後、処理信
号をシート姿勢制御部500から通信用信号ラインL2
を通ってステアリング姿勢制御部500へ出力する(ス
テップ7.8及びステップ6)。
また、ステップ7において、マニュアルモードがS=1
になっていないと判断される場合には、記憶モードがS
=2になっているか否かを判断する(ステップ9)。
そして、記憶モードがS=2になっていると判断する場
合には、記憶処理をした後に、処理信号をシート姿勢制
御部500から通信用信号ラインL2を通ってステアリ
ング姿勢制御部500へ出力する(ステップ9.10及
びステップ6)。
また、ステップ9において、記憶モードがS=2になっ
ていないと判断される場合には、再生モードがS=3に
なっているか否かが判断される(ステップ9.11)。
そして、再生モードがS=3になっていると判断される
場合には、再生処理をした後、処理信号をシート姿勢制
御部11iQOから通信用信号ラインL2を通ってステ
アリング姿勢制御部500へ出力する(ステップ11.
12及びステップ6)。
以上のように、本実施例では、処理信号をシート姿勢制
御部600から通信用信号ラインL2を通うてステアリ
ング姿勢制御部500へ出力すると、再びステアリング
姿勢制御部500からシート姿勢制御部600ヘステア
リング姿勢制御信号をシート姿勢制御部600に入力す
る(ステップ6及びステップ3)。
従って、本姿勢制御方法及び姿勢制御装置によれば、以
上の処理手順に従って、繰り返しステアリング姿勢制御
部500からシート姿勢制御部600ヘステアリング姿
勢制御信号をシート姿勢制御部600に入力することに
より、処理が確実かつ迅速に行える。
第17図は、第16図のステップ5の待機処理の具体的
な処理手順を示すものである。この待機処理では、先ず
イグニッションスイッチIG−SWがオンされているか
否かが判断される(ステップ20)。
そして、イグニッションスイッチ1G−3Wがオンされ
ていると判断される場合には、マニュアルスイッチMS
がオンされているか否かが判断される(ステップ21)
また、ステップ2oにおいて、イグニッションスイッチ
IG−3Wがオフされていると判断される場合には、モ
ードスイッチMSがS=Oとなり、待機モードになる(
ステップ22)。
さらに、ステップ21において、マニュアルスイッチM
 Sがオフされていると判断する場合には、P/N (
パーキング/ニュートラル)スイッチがオンされている
か否かが判断される(ステップ23)。
そして、P/N (パーキング/ニュートラル)スイッ
チがオフされていると判断されるときには、前記ステッ
プ22を実行する。
P/N (パーキング/ニュートラル)スイッチがオン
されていると判断される場合には、セットスイッチSS
がオンされているか否かが判断される(ステップ24)
そして、セットスイッチSSがオンされていると判断さ
れる場合には、スイッチ1がオンされているか否かを判
断する(ステップ25)。
次に、スイッチ1がオンされていると判断される場合に
は、記憶1のフラグをセットしてモードスイッチ2に切
り換え、記憶モードにする(ステップ26.27)。
また、スイッチ1がオフされていると判断される場合に
は、スイッチ2がオンされているか否かが判断される(
ステップ28)。
そして、スイッチ2がオンされていると判断される場合
には、記憶2のフラグをセットしてステップ27を実行
する(ステップ28.29及びステップ27)。
また、ステップ28において、スイッチ2がオンされて
いると判断される場合には、ステップ22を実行する6 一方、前記ステップ24において、セットスイッチSS
がオフされていると判断される場合には、スイッチ1が
オンされているか否かが判断される(ステップ30)。
そして、スイッチ1がオンされていると判断される場合
には、再生1のフラグをセットして、モードスイッチM
SをS=3に切り換えて、再生モードを実行する(ステ
ップ30〜32)。
また、スイッチ1がオフされていると判断される場合に
は、スイッチ2がオンされているか否かが判断される(
ステップ30及びステップ33)。
そして、スイッチ2がオンされていると判断される場合
には、再生2のフラグをセットしてからステップ32を
実行する(ステップ33.34及びステップ32)。
さらに、ステップ21において、マニュアルスイッチM
Sがオンされる場合には、モードスイッチMSをS=1
に切り換え、マニュアルモードを実行する(ステップ3
5)。
また、ステップ22において、スイッチS=Oの待機モ
ードを実行すると、次に記憶再生フラグをクリアする(
ステップ22.36)。
このようにして、ステップ27.36,32゜35の処
理を実行すると、待機処理が終了される。
本実施例では、以上の待機処理をすることにより、待機
時の判断を確実にすることができる。
第18図は、第16図のステップ8であるマニュアル駆
動処理の具体的な手順を示すものである。先ず、チルト
アップスイッチ(TA−31)がオンされているか否か
を判断する(ステップ40)。
そして、チルトアップスイッチ(TA−SW)がオンさ
れていると判断する場合には、チルトアップ出力フラグ
をセットし、スイッチlを実行しマニュアル駆動処理を
終了する(ステップ41〜43)。
一方、ステップ40において、チルトアップスイッチ(
TA−3W)がオフされていると判断される場合には、
チルトダウンスイッチ(TO−3W)がオンされている
か否かを判断する(ステップ44゜45)。
また、チルトダウンスイッチ(TO−3W)がオフされ
ている場合には、テレスコロングスイッチ(TL−3W
)がオンされているか否かが判断される(ステップ46
)。
そして、テレスコロングスイッチ(TL−SW)がオン
されていると判断される場合には、テレスコロング出力
フラグのみがセットされる(ステップ47)、また、テ
レスコロングスイッチ(TL−3W)がオフされると判
断される場合には、テレスコショートスイッチ(TS−
3W)がオンされるか否かが判断される(ステップ48
)。
そして、テレスコショートスイッチ(TS−SW)がオ
ンされると判断される場合には、テレスコショート出力
フラグのみセットされる(ステップ48.49)。
また、テレスコショートスイッチ(TS−SW)がオフ
されると判断される場合には、シートベルトアップスイ
ッチがオンしているか否かが判断される(ステップ50
)。シートベルトアップスイッチがオンしていると判断
される場合には、ベルトアップ出力フラグのみセットす
る(ステップ51)。
また、シートベルトアップスイッチ(SB−US)がオ
フしていると判断される場合には、シートベルトダウン
スイッチ(SB−DS)がオンされているか否かが判断
される(ステップ52)。
そして、シートベルトダウンスイッチ(SB−DS)が
オンされていると判断される場合には、ベルトダウン出
力フラグのみセットされる(ステップ52.53)。
また、シートベルトダウンスイッチ(SB−DS)がオ
フされていると判断される場合には、スイッチS=Oの
出力フラグが全てクリアされ、マニュアル駆動処理を終
了する(ステップ52.54及びステップ43)。
なお、上記ステップ41,45,47,49゜51.5
3の各セットが行われると、スイッチS=1を実行して
、マニュアル駆動処理を終了する(ステップ42.43
)。
以上の駆動処理では、各スイッチの選択後に、各フラグ
がそれぞれセットされるので、処理を迅速にすることが
できる。
第19図は、第16図のステップ1oである記憶処理の
具体的な手順を示すものである。
先ず、記憶1のフラグがセットされているか否かを判断
する(ステップ6o)。
そして、記憶lのフラグがセットされていると判断され
る場合には、記憶1の命令コードを送信レジスタにセッ
トし、送信サブルーチンをした後、チルトテレスコベル
ト位置を記憶レジスタに記録する(ステップ60〜63
)。
次に、チルトテレスコベルト位置位置が記憶レジスタに
記録されると、記憶フラグがクリアされてスイッチがS
=Oになり、記憶処理を終了する(ステップ63〜65
)。
一方、記憶1のフラグがセットされていないと判断され
る場合には、記憶2のフラグがセットされているか否か
が判断される(ステップ66)。
そして、記憶2のフラグがセットされていないと判断さ
れる場合には、ステップ64を経て、記憶処理を終了さ
せる(ステップ65)。
また、記憶2のフラグがセットされていると判断される
場合には、記憶2の命令コードを送信レジスタにセット
し、送信サブルーチンをした後、チルトテレスコベルト
TBの位置をポジションセンサPSにより入力し、記憶
レジスタに記録する(ステップ66〜69)。
そして、ステップ64を経て、記憶処理を終了する(ス
テップ65)。
本実施例では、以上の記憶処理をすることにより、第1
5図のシート姿勢制御部600からステアリング姿勢制
御部500へ信号を送信する場合に信号の記憶を速やか
にすることができる。
第20図は、第16図のステップ12である再生処理の
手順を示すものである。
先ず、再生フラグが1にセットされているか否かを判断
ぐる(ステップ70)。
モして、再生フラグが1にセットされていると判断され
る場合には、再生1の命令コードを送信レジスタにセッ
トし、送信ザブルーチンをした後、送信成功か5FO=
1であるかを判断する(ステップ70〜73)。
ステップ70において、再生フラグが1にセットされて
いないと判断される場合には、再生フラグが2にヒツト
されているか否かが判断される(ステップ75)。
再生フラグが2にセットされていると判断される場合に
は、再生2の命令コードを送信レジスタにセットし、前
記送信サブルーチンをする(ステップ75.76及びス
テップ72)。
また、再生フラグが2にセットされていないと判断され
る場合には、再生フラグをクリアし、ス、イッヂS−0
にして再生処理を終了する(ステップ゛7B)。
一方、ステップ73において、送信が成功が5FO= 
1であると判断される場合には、チルトテレスコ実行命
令が受信されでいるか否かを判断する(ステップ79)
そして、チルトテレスコ実行命令が受信されていると判
断される場合には、アンサパルスASをシーI・姿勢制
御部600から通信信号ラインL、2を通って、第1図
に示すステアリング姿勢制御部500のマスク制御ユニ
ット510へ入力するくステップ80)。
次に、その入力されたアンサパルスA I)の再生フラ
グをみてチルトテレスコTTの再生を決定し、チルトテ
レスコTTの再生が完了しているか否かを判断する(ス
テップ81.,82)。
また、ステップ79で、チルトテレスコ実行命令が受信
されていないと判断される場合には、アンサパルスAP
があるか否かが判断される(ステップ83)。
そして、アン刃パルスAPがあると判断される場合には
、前記ステップ79に戻し、アンサパルスAPがないと
判断される場合には、前記ステップ81を実行する。
一方、ステップ82において、チルトテレスコ1゛rの
再生が完了していると判断される場合には、ヂルトテレ
スコ再生完了コードを送信レジスタにセットし、送信サ
ブルーチンをした後、送信が成功し、たか否か5FO=
 1になっているか否かを判断する(ステップ84〜8
6)。
また、ステップ82において、チルトテレスフ1゛Tの
再生が完了していると判断されない場合には、再びステ
ップ81に戻す。
一方、ステップ6において、送信が成功したか否か、即
ち5FO= 1になっていると判断される場合には、シ
ートベルト再生命令を受信したか否かを判断する(ステ
ップ87)。
また、送信が成功しない、即ち5FO= 1になってい
ないと判断される場合には、シートベルトS、 Bの再
生を実行する(ステップ88)。
一方、ステップ87において、シートベルト再生命令を
受信したと判断する場合には、アン勺パルスAPをシー
ト姿勢制御部600から通信信号ラインL2を通ってス
テアリング姿勢制御部500のマスタ制御ユニッ1−5
1.0へ送出し前記ステップ88を実行する(ステップ
89)。
また、ステップ87において、シートベルト再生命令を
受信しないと判断される場合には、アンサパルスAPが
あるか否かを判断するくステップ9)。
そして、アンサパルスAPがないと判断される場合には
、ステップ88に行き、シートベルトSBの再生を実行
した後、シートベルトSBの再生が完了しているか否か
を判断する(ステップ90.88.91)。
ここで、シートベルトSBの再生が完了していると判断
される場合には、シート再生の完了信号を受信したか否
かが判断される(ステップ9192)。
また、シートベルトSBの再生が完了していないと判断
される場合には、ステップ88に戻り、シートベルトS
Bの再生を実行する。
一方、ステップ92において、シート再生の完了信号を
受信したと判断する場合には、アンサパルスを送出して
ステップ77に戻し再生フラグをクリアして、上記再生
処理を終了する(ステップ92.93、ステップ77及
びステップ78)。
また、シート再生の完了信号を受信しないと判断される
場合には、アンサパルスAPがあるか否かが判断される
(ステップ94)。
そして、アンサパルスAPがあると判断される場合には
、前記ステップ92に戻す。また、アンサパルスAPが
ないと判断される場合には、前記ステップ77に戻し再
生フラグをクリアして、上記再生処理を終了する(ステ
ップ94、ステップ77及びステップ78)。
本実施例では、上記再生処理をすることにより、上記ア
ンサパルスAPによりいわゆるファームウェア処理され
るので、高価な再生処理装置を用いずに確実に再生処理
をすることが可能になる。
次に、第2111の送信サブルーチンについて説明する
。この送信サブルーチンは、第19図のステップ61及
びステップ68で用いるものである。
先ず、送信サブルーチンをスタートする(ステップ61
.68)。
次に、送信データをシリアル送信してアンサパルスAP
があるか否かを判断する(ステップ100゜101)。
そして、送信データをシリアル送信してアンサパルスA
Pがないと判断する場合には、例えば3回送信をしたか
否が判断される(ステップ102)。
また、送信データをシリアル送信してアンサパルスAP
があると判断する場合には、送信成功。
即ち5FO=Oを実行して送信サブルーチンを終了する
(ステップ101〜104) 。
一方、ステップ102において、3回送信をしたことが
確認されると、送信NG、即ち、5FO=Oを実行し上
記送信サブルーチンを終了する(ステップ102,10
4 ) 。
また、ステップ102において、3回送信をしたことが
確認されない場合には、前記ステップ100に戻し送信
データを再びシリアル送信する(ステップ102,10
0 ) 。
本実施例では、上記送信サブルーチンによって確実にシ
ート姿勢制御部600から通信信号ラインL1を経てス
テアリング姿勢制御部500に送信データが送れ、また
送信データがシート姿勢制御部600から通信信号ライ
ンL1を経てステアリング姿勢制御部500に送信され
ない場合には送信されるまで送信が繰り返されるので、
送信が確実にできる。
次に、第22図から第27図に基づいて、シート姿勢制
御部600の各制御手順について説明する。
第22図は、シート姿勢制御部600の各信号処理手順
の概要を説明するフローチャートである。
この第22図の信号処理手順は、先に説明した第16図
の処理手順と同一のものについては同一ステップ番号を
付し、ここでは詳しい説明を省略する。
また第22図では、待機モード、マニュアルモード、記
憶モード及び再生モード(ステップ4.7.9及び11
)であると判断される場合には、以下の第23図乃至第
128図で説明する待機モード(ステップ+10 ) 
、マニュアル駆動処理(ステップ111 ) 、記憶処
理(ステップ112)及び再生処理(ステップ113)
を実行する。
第23図は、第22図のステップ110である待機処理
手順を示すものである。
まず、マニュアルスイッチMSがオンされているか否か
を判断する(ステップ120)。
そして、マニュアルスイッチMSがオンされていると判
断される場合には、モードスイッチS=1に切り換えて
待機処理を終了する(ステップ120、ステップ122
,123 )。
また、マニュアルスイッチMSがオンしていないと判断
される場合には、記憶lの命令を受信したか否かを判断
する(ステップ121 ) 。
記憶1の命令を受信しないと判断される場合には、記憶
2の命令を受信しているか否かを判断する(ステップ+
24 ) 。
そして、前記ステップ121で記憶1の命令を受信して
いると判断する場合には、記憶1のフラグをセットして
、モードスイッチS=2に切り換えて待機処理を終了す
る(ステップ121.126127及びステップ123
 ) 。
また、前記ステップ124において、記憶2の命令を受
信していると判断する場合には、記憶フラグをセットし
てモードスイッチS=2に切り換えて待機処理を終了す
る(ステップ124.828゜127及びステップ12
3)。
〜方、ステップ124において、記憶2の命令を受信さ
れていないと判断する場合には、再生1の命令を受信し
ているか否かを判断する(ステップ+25 ) 。
そして、再生1の命令を受イgしていると判断する場合
には、再生lのフラグがセットし−C、モードスイッチ
S=3に切り換えて、待機処理を終了する(ステップ1
25.1.29.130及びステップI23 )。
また、再生1の命令を受信していないと判断する場合に
は、再生2の命令を受信しているが否かが判断される(
ステップ+31 ) 。
そして、再生2の命令を受信していると判断する場合に
は、再生2のフラグをセットしてモードスイッチS=2
を切り換えて、待機処理を終了すル(スフ” ッ’7”
 131.132.13o及ヒステツプ123)。
一方、ステップ131において、再生2の命令を受信し
ていないと判断する場合には、記憶再生フラグをクリア
して、モードスイッチs−oに切り換えて、待機処理を
終了する(ステップ131133、134及びステップ
!23 ) 。
従って、本姿勢制御方法及び姿勢制御装置によれば、以
上の処理手順により、ステアリング姿勢制御部500か
ら通信信号ライン1.3によってステアリング姿勢制御
信号をシート姿勢制御部600に入力することにより、
待機処理を迅速に行うことができる。
次に、第24図は、第22図のステップIIIであるマ
ニュアル駆動処理を示すもので、基本的手順として第1
8図のマニュアル駆動処理の処理手順に類似するもので
ある。
従って、第28図については、詳しい説明を省略し、第
18図、との相違点について説明する。
第24図において、ステップ140〜1.49は各スイ
ッチのオン/オフを判断するもので、各スイッチのオン
/オフ、すなわち、スライド前sw(ステップ14.0
 ) 、スライド後SW(ステップ+41 )。
リクライニング前SW(ステップ1.42)、リクライ
ニング後SW(ステップ143)、フロントバーチカル
上SW(ステップ144)、フロントバーチカル下SW
(ステップ+45 ) 、  リアバーチカル上SW(
ステップ146)、リアバーチカル下sw(ステップ1
4.7 ) 、ヘッドレスト上SW(ステップ148)
及びヘッドレスト下SVi’(ステップ149)のオン
/オフを判断する。
そして、上記ステップにおいて、オンすると判断する場
合には、ステップ152からステップ+6+の各セット
を実行する。
各セットの内容どしては、スライド前出カフラグのみセ
ット(ステップ152 ) 、スライド後出カフラグの
みセット(ステップ153 ) 、  リクライニング
後出カフラグのみセット(ステップ154)。
リクライニング後出カフラグのみセット(スア、ツブ1
55 ) 、フロントバーチカル上山カフラグのみセッ
ト(ステ・ツブ156 ) 、フロニ/トバーチヵル下
出カフラグのみセット(ステップ157)、リアバチカ
ル上出カフ:ラグのみセット(ステップ158 )。
リアバーチカル下出カフラグのみセット(ステップ15
9 ) 、ヘッドレスト」1出カフラグのみセット(ス
テップ160)及びヘッドレスト玉出カフラグのみセッ
ト(ステップ161)をすると、モードアスイッチS=
1に切り換えて、」1記マニュアル処理を終了する(ス
テップ152〜l 6 ]、 、ステップ162及びス
テップ151)。
以上のマニュアル駆動処理では、各スイッチの選択後に
、各フラグがそれぞれセットされるので5処理を迅速に
することができる。
第25図は、第22図のステップl 1.2である記憶
処理の手順を示すフローチャートである。
先ず、記憶1のフラグをセットしたか否かを判断する(
ステップ160)。そして、記憶1のフラグをセットし
たと判断する時には、各位置を記憶レジスタ1に記録し
、記録フラグをクリアして上記記憶処理を終了する(ス
テップ160.162.163及びステップ164)。
また、ステップ161において、記憶2のフラグをセッ
トしていないと判断される場合には、モードスイッチS
=0にして記憶フラグをクリアして記憶処理を終了する
(ステップ161.163及びステップ164)。
一方、記憶2のフラグをセットしていると判断される場
合には、各位置を記憶レジスタ2に記録し、記憶フラグ
をクリアして記憶処理を終了する(ステップ161.1
65.163及びステップ164 ) 。
本実施例では、以上の記憶処理をすることにより、ステ
アリング姿勢制御部500からシート姿勢制御部600
へ信号を送信する場合に信号の記憶を速やかにすること
ができる。
第26図は、第22図のステップ113である再生処理
の手順を示すものである。
先ず、スライド再生方向が後ろか否かを判断する(ステ
ップ170)。
そして、スライド再生方向が後ろであると判断する時に
は、スライド再生を実行してスライド再生が完了するか
否かを判断する(ステップ171172)。
次に、スライド再生を実行してスライド再生が完了して
いないと判断する場合には、再びスライド再生を実行す
る(ステップ172,171 )。
また、スライド再生方向が後ろでないと判断する場合に
は、リクライニング再生方向が後ろであるか否かを判断
する(ステップl73)。
そして、リクライニング再生方向が後ろでないと判断さ
れる場合には、チルトテレスコ再生命令を送信レジスタ
にセットし、送信サブルーチンを経て送信が成功してい
るか否か、即ち5FO=1であるか否かをを判断する(
ステップ173〜175)。
一方、リクライニング再生方向が後ろであると判断され
る場合には、リクライニング再生を実行し、リクライニ
ングの再生が完了しているか否かを判断する(ステップ
178) そして、リクライニングの再生が完了していると判断さ
れる場合には、前記ステップ174を実行する。
また、リクライニングの再生が完了していないと判断さ
れる場合には、再びリクライニング再生を実行する(ス
テップ178.177 ) 。
一方、ステップ176において、送信が成功していると
判断される場合、即ち5FO=1であると判断される場
合には、チルトテレスコ完了信号を受信しているか否か
を判断する(ステップ179 ) 。
そして、チルトテレスコ完了信号が受信されていないと
判断される場合には、アンサパルスがあるか否かが判断
される(ステップ180)。
そして、アンサパルスがないと判断される場合には、リ
クライニングの再生が完了されているか否かが判断され
る(ステップ181)。
一方、チルトテレスコ完了信号を受信していると判断さ
れる場合には、アンサパルスAPの送出を実行し、継い
でリクライニングの再生を実行する(ステップ179.
182.183 )。
ステップ1B+において、リクライニングの再生が完了
されていると判断される場合には、スライドの再生が完
了しているか否かを判断する(ステップ184)。
そして、スライドの再生が完了していると判断される場
合には、ベルトアンカ再生命令を送信レジスタにセット
し、送信サブルーチンを経て前後バーチカル再生が完了
しているか否かが判断される(ステップ184〜187
) 。
また、前記ステップ18】において、リクライニングの
再生が完了されていないと判断される場合には、リクラ
イニングの再生をし、再びリクライニングの再生が完了
されているか否かが判断される(ステップ181.18
3及びステップ180)・。
また、ステップ184において、スライドの再生が完γ
していない、と判断される場合には、スライド再生を実
行し、再びスライド再生完了をしているか否かを判断す
る(ステップ!84,188 )。
一方、ステップ187において、前後バーチカル再生が
完了していないと判断される場合には、前後バーデカル
再生を実行し、再び、前後バーチカル再生完了をしてい
るか否かを判断する(ステップ1.87,189)。
また、前後バーチカル再生完了をしていると判断される
場合には、ヘッドレスト再生完了されているか否かが判
断される(ステップ187.190)。
そして、ヘッドレスト再生完了されていると判断される
場合には、再生フラグのクリア、即ちモードスイッチS
=0に切り換えて、上記再生処理を終了する(ステップ
190〜192)。
また、ヘッドレスト再生完了がされていないと判断され
る場合は、ヘッドレスト再′生を実行し、再びヘッドレ
スト再生完了がされているか否かが判断される(ステッ
プ190,193 )。
本実施例では、以−、hのようにし−C再生処理なする
ことにより、シート姿勢制御部6001のスライド、リ
クライニング、前・後バーチカル及びヘッドレスト機構
の再生処理を確実にすることができる。
第27図は、第26図における送信サブルーチン(ステ
ップ175,186 )を示すフローチャートで、第2
1図における送信フローチャートと処理手順が同一なの
で、ここでは説明を省略し、第21図の説明を参照する
ものとする。
次に、第28図から第33図に基づいて、ミラー姿勢制
御部700の各制御手順について説明する。
第27図は、ミラー姿勢制御部700の各信号処理手順
の概要を説明するフローチャートである。
この第28図の信号処理手順では、先に説明した第16
図あるいは第22図の処理手順と同一のものについては
同一ステップ番号を付し、ここでは詳しい説明を省略す
る。
また第28図では、待機モード、マニュアルモード、記
憶モード及び再生モート(ステップ4、.7..9及び
11)であると判断される場合に(」、以下の第29図
乃至第32図で説明する待機モード(ステップ200 
) 、マニュアル駆動処理(ステップ20+ ) 、記
憶処理(ステップ202)及び再生処理(ステップ20
3)を実行する。
第29図は、第28図のステップ200である待機処理
手順を示すもので、第23図の待機処理と同一の処理手
順からなるもので、ここでは詳しい説明を省略する。
第30図は、第28図のステップ20であるマニュアル
処理を示す処理手順で、このマニュアル処理は第24図
の処理手順と基本的に同じ手順から成るもので、異なる
ものについて説明する。
第30図において、ステップ210〜21.7は各スイ
ッチのオン/オフを判断するもので、各スイッチのオン
/オフ、すなわち、左ミラーの水平左方向SW(ステッ
プ210 ) 、左ミラーの水平右方向SW(ステップ
211 ) 、左ミラー垂直上方向SW(ステップ21
2 ) 、左ミラー垂直下方向SW(ステップ213 
) 、右ミラー水平左方向SW(ステップ21.4)、
右ミラー水平右方向SW(ステップ215)、右ミラー
垂直上方向SW(ステップ216)及び右ミラー垂直下
方向SW(ステップ217)のオン/オフを判断する。
上記SW(ステップ210〜218)でオフすると判断
する場合には、出力フラグクリア、即ちS−0を実行し
、上記マニュアル処理を終了するくステップ218.2
19 )。
そし、て、上記ステップにおいて、オンすると判断する
場合には、ステップ220からステップ227の各セラ
1−を実行する。
各セットの内容としては、左ミラー左出力のみセット(
ステップ220 ) 、左ミラー右出カフラグのみセッ
ト(ステップ22+ ) 、左ミラー上出カフラグのみ
セット(ステップ222 ) 、左ミラー下出カフラグ
のみセット(ステップ223 ) 、右ミラー左出カフ
ラグのみセット(ステップ224 ) 、右ミラー右出
カフラグのみセット(ステップ225 )、左ミラー上
出カフラグのみセット(ステップ226)及び右ミラー
下出カフラグのみセット(ステップ227)すると、モ
ードアスイッチS=1に切り換えて、上記マニュアル処
理を終了する(ステップ220〜227.ステップ22
8及びステップ219 ) 。
以上のマニュアル駆動処理では、各スイッチの選択後に
、各フラグがそれぞれセットされてモードスイッチS=
1が切り換えられるので、処理を迅速にすることができ
る。
第31図は、第28図のステップ202である記憶処理
の手順を示すフローチャートであるが、第25図の手順
と同一なので詳しい説明を省略する。
第32図は、第28図のステップ203である再生処理
の具体的な処理手順を示すフローチャートである。
先ず、左右水平方向の再生が完了しているか否かを判断
する(ステップ230)。
そして、左右水平方向の再生が完了していると判断され
る場合には、左右垂直方向の再生が完了しているか否か
を判断する(ステップ231)。
そして、左右垂直方向の再生が完了していると判断する
場合には、モードスイッチS=0、即ち、再生フラグク
リアを実行する(ステップ232.233 )。
そして、左右水平方向の再生が完了していないと判断さ
れる場合には、左右水平方向の再生をし、再び、左右水
平方向の再生が完了していないか否かが判断される(ス
テップ230.234 )。
また、ステップ231において、左右垂直方向の再生が
完了していないと判断される場合には、左右垂直方向の
再生がされ、再び左右垂直方向の再生が完了しているか
否かを判断する(ステップ231.235 ) 。
第33図は、第28図のステップ175.186の送信
サブルーチンを示す手順で、この手順は第27図に示す
手順と同一のものであるから、ここでは詳しい説明を省
略する。
以上の実施例によれば、シート位置、ステアリング位置
、シートベルト位置、ミラー角位置を任意に記憶再生す
ることができると共に、各ユニット、即ち、シート、ス
テアリング、及びミラー間を関連させて作動することが
できる。
従って、本実施例では、各ユニット間で正常な通信をす
る際に、送信側より1パルスのアンサ信号が受信側に送
られ、また受信側より送信側へそのアンサ信号が返送さ
れるので、アンサ信号を確認することにより、1つの信
号の送信及び受信が完成される。
また、本実施例では、通信系に異常がある場合には、受
信側から送信側に前記アンサ信号が返送されないので、
通信系に異常が生じたことが迅速に認識できる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、通信状態を監視しなが
ら2つの姿勢制御部を関連させて制御することができ、
かつ、1パルスのアンサ信号を通信ラインを経て送・受
信側に伝送させることによ・す、通信系の異常を迅速に
認識することができるから、通信系の異常に対してすみ
やかに対処することができる。
また、本発明では、1パルスのアンサ信号によって、通
信系の異常を確認しているので、制御を短時間にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第33図は、本発明の一実施例を示す図で、
第1図は、本発明の一実施例における全体構成を示すブ
ロック図、第2図は、第1図に示した車上装備の姿勢制
御方法及び姿勢制御装置を搭載した自動車の一部を示す
図、第3図は、第2図に示すシートクツションの下方に
配置される姿勢制御機構の一例を示す図、第4図乃至第
11図は自動車の姿勢制御対象の具体的な構成図、第1
2図乃至第14図は、制御回路の具体例を示す回路図、
第15図は、本発明の一実施例の具体的構成を示すブロ
ック図、第16図乃至第21図は第15図のステアリン
グ姿勢制御部における信号処理手順を示すフローチャー
ト、第22図乃至第27図は、シート姿勢制御部におけ
る信号処理手順を示すフローチャート、第28図乃至第
33図は、ミラー姿勢制御部における信号処理手順を示
すフローチャートである8 図において、符号500は、ステアリング姿勢制御部、
600はシート姿勢制御部、700はミラー姿勢制御部
、L1〜L3は通信信号ラインである。 子40 3610口 7o。 渠1お図 藁201D 524図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車上に装備される被姿勢制御手段の姿勢をホスト
    姿勢制御手段によって制御し、その姿勢制御手段から送
    信手段を経て複数個の姿勢制御手段へ信号を送り、その
    複数の制御手段へ送信される信号を受信した後、これら
    複数個の姿勢制御手段から1パルスのアンサー信号を返
    送手段を経て前記ホスト姿勢制御手段へ返送し、前記返
    送手段にアンサー信号が返送されないときに、異常状態
    認識手段により通信系に異常が起こっていることを認識
    させることを特徴とする車上装備の姿勢制御方法。
  2. (2)車上に装備され被姿勢制御手段の姿勢を制御する
    ホスト姿勢制御手段と、このホスト姿勢制御手段から送
    信されるホスト姿勢制御信号に基づいて姿勢制御をする
    複数の姿勢制御手段と、この複数の姿勢制御手段へ送信
    される信号を受信後に1パルスのアンサー信号をホスト
    姿勢制御手段へ返送する返送手段と、この返送手段が信
    号を送信後にアンサー信号が返送されない時に、異常が
    起こっていることを認識させる異常状態認識手段とを備
    えたことを特徴とする車上装備の姿勢制御装置。
JP1083367A 1989-03-31 1989-03-31 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置 Pending JPH02262444A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083367A JPH02262444A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置
US08/895,893 US5859593A (en) 1989-03-31 1997-07-17 Method and apparatus for controlling positions of members provided on a car

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083367A JPH02262444A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02262444A true JPH02262444A (ja) 1990-10-25

Family

ID=13800458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1083367A Pending JPH02262444A (ja) 1989-03-31 1989-03-31 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5859593A (ja)
JP (1) JPH02262444A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281911A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mazda Motor Corp 可動フロア装置用の駆動モータ配設構造
JP2010221746A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Tokai Rika Co Ltd 統合配線装置および統合コネクタボックス

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5798575A (en) 1996-07-11 1998-08-25 Donnelly Corporation Vehicle mirror digital network and dynamically interactive mirror system
US5796176A (en) * 1996-07-11 1998-08-18 Donnelly Corporation Memory mirror system for vehicles
US5964815A (en) * 1997-10-21 1999-10-12 Trw Inc. Occupant restraint system having serially connected devices, a method for providing the restraint system and a method for using the restraint system
US6732035B2 (en) 2000-10-11 2004-05-04 Daimlerchrysler Corporation Adjustable pedal assembly for a motor vehicle with a safety feature
US6615123B2 (en) * 2000-12-01 2003-09-02 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Personality module for configuring a vehicle
US6993423B2 (en) * 2002-12-19 2006-01-31 General Motors Corporation Method for adjusting vehicle cockpit devices
US8948962B2 (en) * 2010-06-08 2015-02-03 GM Global Technology Operations LLC Touch sensitive control for a latch mechanism
WO2020182307A1 (en) 2019-03-13 2020-09-17 Toyota Motor Europe Automated vehicle mirror adjustment

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4204255A (en) * 1976-09-09 1980-05-20 Keiper Automobiltechnik Gmbh & Co Kg Apparatus for adjusting a vehicle seat
US4399502A (en) * 1981-02-19 1983-08-16 Altex Scientific Inc. Instrument control system
JPS5875217A (ja) * 1981-10-29 1983-05-06 Aisin Seiki Co Ltd 車上位置決め制御装置
US4538264A (en) * 1983-02-14 1985-08-27 Prime Computer, Inc. Self-repairing ring communications network
DE3341472C2 (de) * 1983-11-17 1986-11-20 SWF Auto-Electric GmbH, 7120 Bietigheim-Bissingen Schaltungsanordnung mit einem Mikrorechner
US4754255A (en) * 1984-03-12 1988-06-28 Sanders Rudy T User identifying vehicle control and security device
JPS6167659A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Aisin Seiki Co Ltd 車上装備の姿勢設定装置
US4893240A (en) * 1987-01-29 1990-01-09 Imad Karkouti Remote control system for operating selected functions of a vehicle
US4928096A (en) * 1987-11-16 1990-05-22 Motorola, Inc. Paging terminal apparatus with message storage and retransmission capability and method therefor
US4940963A (en) * 1989-03-10 1990-07-10 Motorola Inc. Paging system with improved acknowledge-back capabilities

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281911A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Mazda Motor Corp 可動フロア装置用の駆動モータ配設構造
JP2010221746A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Tokai Rika Co Ltd 統合配線装置および統合コネクタボックス

Also Published As

Publication number Publication date
US5859593A (en) 1999-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0518200Y2 (ja)
JPH02155870A (ja) 車上装備の姿勢設定装置
CN106904213B (zh) 自主车辆的可移动方向盘
JP2646379B2 (ja) シフトチェンジ連動のヘッドレスト制御方法およびヘッドレスト制御装置
JP4985164B2 (ja) 駐車支援装置および駐車支援装置用のプログラム
JPH02262444A (ja) 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置
JP6658187B2 (ja) 車両用シートの退避動作制御方法及び制御装置
EP2952381B1 (en) Vehicle seat control device and vehicle seat device
US20020000341A1 (en) Device for steering a motor vehicle
JPH05139221A (ja) 車両の座席、ステアリング車輪及びバツクミラーの位置を制御及び記憶するための中央制御ユニツト
CN209833753U (zh) 一种汽车智能转向系统四向可调转向操纵装置
CN215436603U (zh) 一种车辆的停车校正装置及车辆
JPH02290747A (ja) 自動車用座席の座席調節を行なう調節装置の制御方法
JPH05104950A (ja) 車両用ドアの開閉制御装置
JP3349214B2 (ja) 車両の運転姿勢調整装置
JPH02262445A (ja) 車上装備の姿勢制御方法とその姿勢制御装置
JPH0650277Y2 (ja) 車上姿勢制御装置
JP2940344B2 (ja) バックミラー駆動制御装置およびバックミラー駆動制御方法
JPS63149237A (ja) パワ−シ−トの安全装置
JP2943555B2 (ja) バックミラー駆動制御装置
JPS6137549A (ja) パワ−シ−ト装置
US20230105600A1 (en) Vehicle, vehicle control method, and non-transitory recording medium
KR100203155B1 (ko) 자동차 아웃사이드 미러의 위치 자동 재생장치
KR100189318B1 (ko) 후진시 속도감응 백미러 반사각 조절장치 및 방법
JPH0542678Y2 (ja)