JP2940344B2 - バックミラー駆動制御装置およびバックミラー駆動制御方法 - Google Patents

バックミラー駆動制御装置およびバックミラー駆動制御方法

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JP2940344B2
JP2940344B2 JP5077070A JP7707093A JP2940344B2 JP 2940344 B2 JP2940344 B2 JP 2940344B2 JP 5077070 A JP5077070 A JP 5077070A JP 7707093 A JP7707093 A JP 7707093A JP 2940344 B2 JP2940344 B2 JP 2940344B2
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哲史 大串
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のバックミラーの
鏡面の向きを上下左右に調節する駆動制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の後退時に助手席側のアウトサイド
バックミラー(以下、この明細書では単にバックミラー
と呼ぶ)を自動的に下方に向け、道路の側溝や駐車枠の
白線を確認しやすくして後方視界を改善したバックミラ
ー駆動制御装置が知られている。
【0003】この種の駆動制御装置では、車両の運転席
側と助手席側に設けられたバックミラーの内、鏡面の向
きを調整する側を選択する左右切換スイッチを右または
左に設定し、シフトレバーを後退位置にすると、左右切
換スイッチにより選択されている側の鏡面が所定の角度
だけ下方および内側に向けられる。この状態でシフトレ
バーを後退以外の位置に設定するか、または左右切換ス
イッチを中立位置へ戻すと鏡面が元の位置に戻され、通
常運転時の後方視界が確保される。
【0004】以下では、このような制御をリバース連動
バックミラー制御と呼ぶ。また、鏡面の上下および内外
方向の向きをそれぞれ上下および内外方向の鏡面位置と
呼び、通常運転時の鏡面位置を通常位置、リバース連動
バックミラー制御による後退時の鏡面位置を下向き位置
と呼ぶ。さらに、鏡面の内外方向を左右方向と呼ぶ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乗員によっ
ては通常運転時の鏡面を十分に内側に向けて設定するこ
とがあり、このような場合に、リバース連動バックミラ
ー制御によって後退時に鏡面をさらに内側に向けると鏡
面が内側を向きすぎることがある。
【0006】そこで、鏡面の通常位置に応じて後退時に
鏡面を内側に向けるか否かを選択することが考えられ
る。すなわち、鏡面の通常位置が内側よりの所定の範囲
にあれば、後退時に鏡面を下方に向けるだけで内側に向
けないようにする。一方、鏡面の通常位置が所定の範囲
外にあれば、後退時に鏡面を下方および内側に向ける。
【0007】図9はバックミラー鏡面の作動規制範囲を
示す。バックミラーには上下方向と左右方向の鏡面位置
を検出するセンサーが設けられており、図に示すように
それぞれ鏡面位置に応じた周波数の信号を出力する。ま
た、図中の最外枠は駆動限界位置を示しており、鏡面が
その限界位置を越えて駆動されることはない。
【0008】図中の範囲Xは、鏡面が十分に内側を向い
ているので、鏡面の通常位置がこの範囲Xにある時は、
リバース連動バックミラー制御における後退時に鏡面を
下方に向けるだけで内側に向けないようにする。また、
範囲Yは、鏡面が十分に下方および内側を向いているの
で、鏡面の通常位置がこの範囲Yにある時は、リバース
連動バックミラー制御における後退時に鏡面を下方にも
内側にも向けない。さらに、鏡面の通常位置が範囲Zに
ある時は、リバース連動バックミラー制御における後退
時に鏡面を下方および内側に向ける。なお、破線Sは範
囲Xと範囲Zとの境界線である。
【0009】下向き条件成立時、すなわち左右切換スイ
ッチが左右いずれかのバックミラーが選択され、且つシ
フトレバーが後退位置に設定された時に、鏡面の通常位
置が範囲Zにあれば現在の通常位置を基準にして下向き
目標位置を設定し、鏡面を下方および内側に駆動して下
向き目標位置へ移動する。また、鏡面の通常位置が範囲
Xにあれば現在の通常位置を基準にして下向き目標位置
を設定し、鏡面を下方に駆動して下向き目標位置へ移動
する。なお、鏡面の通常位置が範囲Yにある時は鏡面を
下方および内側のいずれの方向へも駆動しない。下向き
条件の不成立時、すなわちシフトレバーが後退以外の位
置に設定されるか、または左右切換スイッチが中立位置
に戻された時に、元の通常位置を復帰目標位置として鏡
面を復帰駆動する。
【0010】しかしながら、鏡面の位置制御には駆動制
御装置の制御エラーや駆動機構の停止精度などに起因す
る誤差があり、元の通常位置を復帰目標位置として鏡面
を復帰させても元の通常位置に正確に停止できない。こ
のため、鏡面の通常位置に応じて後退時に鏡面を内側に
向けるか否かを決定するリバース連動バックミラー制御
では、鏡面の通常位置が境界線S付近にあると、鏡面の
下向き位置への移動と通常位置への復帰を繰り返すたび
に復帰位置が範囲Xになったり、あるいは範囲Zになっ
たりする。次の後退時には復帰位置を基準にして下向き
目標位置が設定されるので、ある時は鏡面の内側への駆
動制御が行われ、ある時には内側への駆動制御が行われ
ないというように、リバース連動バックミラー制御が不
安定になるという問題がある。
【0011】本発明の目的は、鏡面の通常位置に応じて
後退時の鏡面の下向き位置を設定し、バックミラー鏡面
の下向き動作と復帰動作とを繰り返した時に、鏡面の位
置制御誤差に起因する下向き位置および復帰位置のバラ
ツキをなくし、安定なリバース連動バックミラー制御を
行うことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて請求項1の発明を説明すると、バックミ
ラーを駆動する駆動手段1と、バックミラーの鏡面の位
置を検出する位置検出手段2と、バックミラーの鏡面を
下向き位置にするための下向き指令と、下向き位置から
復帰させるための復帰指令とを出力する指令出力手段3
と、検出されたバックミラーの鏡面位置に基づいて定め
られるバックミラー鏡面の下向き目標位置および復帰目
標位置を記憶する記憶手段4と、指令出力手段3から出
力された下向き指令に応答して、駆動手段1により記憶
手段4に記憶されている下向き目標位置へバックミラー
鏡面を移動させるとともに、指令出力手段3から出力さ
れた復帰指令に応答して、駆動手段1により記憶手段4
に記憶されている復帰目標位置へバックミラー鏡面を移
動させる制御手段5とを備えたバックミラー駆動制御装
置であって、制御手段5は、バックミラー鏡面の復帰動
作後の、位置検出手段2で検出されたバックミラー鏡面
の復帰位置が、記憶手段4に記憶されている復帰目標位
置周囲の所定の範囲内にある場合は、記憶手段4に記憶
されている下向き目標位置および復帰目標位置を保持
し、バックミラー鏡面の復帰動作後の、位置検出手段2
で検出されたバックミラー鏡面の復帰位置が、記憶手段
4に記憶されている復帰目標位置周囲の所定の範囲内に
ない場合は、バックミラー鏡面の復帰位置を新たな復帰
目標位置として記憶手段4の記憶内容を更新するととも
に、その復帰位置に基づいて改めて下向き目標位置を決
定し、記憶手段4の記憶内容を更新することにより、上
記目的を達成する。請求項2の発明は、バックミラーの
鏡面の位置を検出する第1の処理と、バックミラーの鏡
面位置に基づいて下向き目標位置および復帰目標位置を
定める第2の処理と、バックミラー鏡面の下向き目標位
置および復帰目標位置を記憶する第3の処理と、バック
ミラー鏡面を下向き位置にするための下向き指令を出力
する第4の処理と、下向き指令に応答して、記憶されて
いる下向き目標位置へバックミラー鏡面を移動させる第
5の処理と、バックミラーを前記下向き位置から復帰さ
せるための復帰指令を出力する第6の処理と、復帰指令
に応答して、記憶されている復帰目標位置へバックミラ
ー鏡面を移動させる第7の処理と、バックミラー鏡面の
復帰動作後に検出されたバックミラー鏡面の復帰位置
が、第3の処理で記憶されている復帰目標位置周囲の所
定の範囲内にある場合は、この記憶内容を保持し、バッ
クミラー鏡面の復帰位置が復帰目標位置周囲の所定の範
囲内にない場合は、バックミラー鏡面の復帰位置を新た
な復帰目標位置として設定するとともに、その復帰位置
に基づいて改めて下向き目標位置を決定する第8の処理
とを実行することにより、上記目的を達成する。請求項
3のバックミラー駆動制御装置の制御手段5Aは、バッ
クミラー鏡面を所定の角度下へ向ける第1の下向き目標
位置と、バックミラー鏡面を所定の角度下へ向け、かつ
所定の角度内側へ向ける第2の下向き目標位置とをバッ
クミラーの鏡面位置に基づいて選択し、下向き目標位置
を決定するようにしたものである。請求項4のバックミ
ラー駆動制御装置の制御手段5Bは、位置検出手段2で
検出されるバックミラーの鏡面位置をフィードバックし
ながら、駆動手段1により復帰目標位置へバックミラー
鏡面を駆動し、バックミラーの鏡面位置が復帰目標位置
周囲の所定の範囲内に入ったら駆動手段1によるバック
ミラー鏡面の駆動を停止するようにしたものである。請
求項5のバックミラー制御装置の制御手段5Cは、位置
検出手段2で検出されるバックミラーの鏡面位置をフィ
ードバックしながら、駆動手段1により下向き目標位置
へバックミラー鏡面を駆動し、バックミラーの鏡面位置
が下向き目標位置周囲の所定の範囲内に入ったら駆動手
段1によるバックミラー鏡面の駆動を停止するようにし
たものである。請求項6のバックミラー制御装置の指令
出力手段3Aは、少なくとも変速レバーが後退位置に設
定された時に下向き指令を出力するようにしたものであ
る。請求項7のバックミラー駆動制御装置の指令出力手
段3Bは、少なくとも変速レバーが後退以外の位置に設
定された時に復帰指令を出力するようにしたものであ
る。
【0013】
【作用】下向き指令が出力されると下向き目標位置へバ
ックミラー鏡面を移動させ、復帰指令が出力されると復
帰目標位置へバックミラー鏡面を移動させる。そして、
バックミラー鏡面の復帰位置が復帰目標位置周囲の所定
の範囲内にある場合は、記憶されている下向き目標位置
および復帰目標位置を保持し、バックミラー鏡面の復帰
位置が復帰目標位置周囲の所定の範囲内にない場合は、
バックミラー鏡面の復帰位置を新たな復帰目標位置とし
て記憶内容を更新するとともに、その復帰位置に基づい
て改めて下向き目標位置を決定し、記憶内容を更新す
る。これによって、下向き位置および復帰位置のバラツ
キが少なくなり、安定したリバース連動バックミラー制
御が行われる。
【0014】
【実施例】図2〜4は、多重通信装置を介してリバース
連動バックミラー制御を行う一実施例の構成を示す。一
実施例のバックミラー駆動制御装置の構成を説明する前
に多重通信装置について説明する。この多重通信装置
は、親局10と、子局100,200,250,30
0,350,400,450,500,550,60
0,700,800,900を有し、それぞれ通信線L
Lにより接続される。
【0015】親局10は例えば運転席の近傍に設置さ
れ、通信部11、論理部12などを有する。通信部11
は、子局100〜900に対してポーリングを行うこと
により各子局と交信を行う。論理部12は、マイクロコ
ンピューターとメモリなどの周辺部品から構成され、子
局100〜900から得られた操作部材の操作情報に基
づいて対応する端末装置の制御を決定するとともに、リ
バース連動バックミラー制御を行う。論理部12には、
イグニッションキースイッチ13とリバーススイッチ1
4が接続される。イグニッションキースイッチ13はイ
グニッションキーがON位置にある時に閉路し、バッテ
リー電源BATから電圧信号を論理部12へ供給する。
また、リバーススイッチ14は不図示のシフトレバーが
後退位置へ設定されると閉路し、バッテリー電源BAT
から電圧信号を論理部12へ供給する。
【0016】子局100は運転席の近傍に設置され、親
局10との間で交信を行う通信部101と、複数の操作
部材などを備えている。これらの操作部材には、スモー
ルランプスイッチ102、ヘッドランプスイッチ10
3、ターンシグナルスイッチ104、ハザードスイッチ
105、ホーンスイッチ106などがある。
【0017】子局200は運転席の近傍に設置され、親
局10との間で交信を行う通信部201と、複数の操作
部材などを備えている。これらの操作部材には、助手席
パワーウインドウスイッチ205、後席右側パワーウイ
ンドウスイッチ206、後席左側パワーウインドウスイ
ッチ207、集中ドアロックスイッチ208などがあ
る。
【0018】子局250は運転席の近傍に設置され、親
局10との間で交信を行う通信部251と、複数の操作
部材などを備えている。これらの操作部材には、左右切
換スイッチ252、ミラー上下調整スイッチ253、ミ
ラー左右調整スイッチ254などがある。左右切換スイ
ッチ252は、運転席側と助手席側に設けられたバック
ミラーの内、鏡面の向きを調整する側を選択するための
スイッチである。ミラー上下調整スイッチ253および
ミラー左右調整スイッチ254は、それぞれ、左右切換
スイッチ252により選択されたバックミラー鏡面の上
下および左右方向の向きを調整するためのスイッチであ
る。
【0019】子局300は車両の前方左側に設けられ、
親局10との間で交信を行う通信部301と、複数の端
末装置などを備えている。これらの端末装置には、クリ
アランスランプ302、ヘッドランプ303、ターンシ
グナルランプ304、ホーン305などがある。
【0020】子局350は運転席側のアウトサイドバッ
クミラーに内蔵され、親局10との間で交信を行う通信
部351と、複数の端末装置などを備えている。これら
の端末装置には、鏡面上下位置検出センサー352、鏡
面上下方向駆動アクチュエータ353、鏡面左右位置検
出センサー354、鏡面左右方向駆動アクチュエータ3
55などがある。鏡面上下位置検出センサー352およ
び鏡面左右位置検出センサー354はそれぞれ、鏡面の
上下方向の位置および左右方向の位置を検出する。ま
た、鏡面上下方向駆動アクチュエータ353および鏡面
左右方向駆動アクチュエータ355は、それぞれ鏡面を
上下方向および左右方向に移動する。
【0021】子局400は車両の前方右側に設けられ、
親局10との間で交信を行う通信部401と、複数の端
末装置などを備えている。これらの端末装置には、クリ
アランスランプ402、ヘッドランプ403、ターンシ
グナルランプ404、ホーン405などがある。
【0022】子局450は助手席側のアウトサイドバッ
クミラーに内蔵され、親局10との間で交信を行う通信
部451と、複数の端末装置などを備えている。これら
の端末装置には、鏡面上下位置検出センサー452、鏡
面上下方向駆動アクチュエータ453、鏡面左右位置検
出センサー454、鏡面左右方向駆動アクチュエータ4
55などがある。鏡面上下位置検出センサー452およ
び鏡面左右位置検出センサー454はそれぞれ、鏡面の
上下方向の位置および左右方向の位置を検出する。ま
た、鏡面上下方向駆動アクチュエータ453および鏡面
左右方向駆動アクチュエータ455は、それぞれ鏡面を
上下方向および左右方向に移動する。
【0023】子局500は助手席ドアの内側に設けら
れ、親局10との間で交信を行う通信部501と、複数
の端末装置と、操作部材などを備えている。端末装置に
はパワーウインドウアクチュエータ502やドアロック
アクチュエータ503などがあり、操作部材にはパワー
ウインドウスイッチ504などがある。
【0024】子局550は運転席ドアの内側に設けら
れ、親局10との間で交信を行う通信部551と、複数
の端末装置と、操作部材などを備えている。端末装置に
はパワーウインドウアクチュエータ552やドアロック
アクチュエータ553などがあり、操作部材にはパワー
ウインドウスイッチ554などがある。
【0025】子局600は後席左ドアの内側に設けら
れ、親局10との間で交信を行う通信部601と、複数
の端末装置と、操作部材などを備えている。端末装置に
はパワーウインドウアクチュエータ602やドアロック
アクチュエータ603などがあり、操作部材にはパワー
ウインドウスイッチ604などがある。
【0026】子局700は後席右ドアの内側に設けら
れ、親局10との間で交信を行う通信部701と、複数
の端末装置と、操作部材などを備えている。端末装置に
はパワーウインドウアクチュエータ702やドアロック
アクチュエータ703などがあり、操作部材にはパワー
ウインドウスイッチ704などがある。
【0027】子局800は車両の後方左側に設けられ、
親局10との間で交信を行う通信部801と、複数の端
末装置などを備えている。これらの端末装置には、テー
ルランプ802、ターンシグナルランプ803、ライセ
ンスランプ804などがある。
【0028】子局900は車両の後方右側に設けられ、
親局10との間で交信を行う通信部901と、複数の端
末装置などを備えている。これらの端末装置には、テー
ルランプ902、ターンシグナルランプ903、ライセ
ンスランプ904などがある。
【0029】各子局100〜900は、それぞれの通信
部101〜901を介して親局10へ操作部材の操作情
報を送信する。操作情報を受信した親局10は、子局1
00〜900から得られた操作部の操作情報に基づいて
対応する端末装置の制御を決定し、通信部11を介して
各子局100〜900へ端末装置の駆動情報を送信す
る。なお、親局10と各子局100〜900との間の詳
細な通信プロトコルおよび通信フレームフォーマットな
どに関しては、本発明に直接関係しないのでそれらの説
明を省略する。また、子局100,200,300,4
00,500,550,600,700,800,90
0の端末装置および操作部材などに関しては、本発明に
直接関係しないのでそれらの説明を省略する。
【0030】図5は、一実施例のリバース連動バックミ
ラー制御における鏡面の動きを説明する図である。今、
鏡面が通常位置Aにあるものとする。左右切換スイッチ
252がLまたはRに設定され、且つリバーススイッチ
14が閉路して下向き条件が成立すると、鏡面の現在位
置、すなわち通常位置Aを検出し、通常位置Aが図9の
どの範囲にあるかを判定する。通常位置Aが範囲Zにあ
れば、通常位置Aを基準にして鏡面を下方および内側に
向ける下向き目標位置Bを演算する。ここで、下向き目
標位置Bは例えば通常位置Aから下向きに8度、内向き
(右向き)に1度傾けた位置とする。また、通常位置A
が図9の範囲Xにあれば、通常位置Aを基準にして鏡面
を下方に向ける下向き目標位置を演算する。ここで、下
向き目標位置は例えば通常位置Aから下向きに8度傾け
た位置とする。なお、通常位置Aが範囲Yにある時は、
下向き条件が成立しても鏡面を下向きにしない。
【0031】ここでは、通常位置Aが範囲Zにあったも
のとして説明を続ける。下向き目標位置Bを算出した
後、さらに下向き位置から元の通常位置へ復帰する時の
復帰目標位置に現在の通常位置Aを設定する。次に、下
向き目標位置Bの周りに停止精度範囲K2を設定すると
ともに、復帰目標位置A(=通常位置)の周りに停止精
度範囲K1を設定する。上述したように、鏡面の位置制
御には駆動制御装置の制御エラーや駆動機構の停止精度
などに起因した誤差があるので、鏡面が下向き目標位置
Bを中心とする停止精度範囲K2内にあれば、鏡面が下
向き目標位置Bにあるものとし、鏡面が復帰目標位置A
を中心とする停止精度範囲K1内にあれば、鏡面が復帰
目標位置Aにあるものとする。なお、停止精度範囲K1
と停止精度範囲K2を同一の範囲としてもよい。
【0032】下向き目標位置Bおよび復帰目標位置Aを
設定した後、経路R1に沿って鏡面を下向き目標位置B
へ駆動する。鏡面の駆動に際しては、鏡面上下位置検出
センサー352,452および鏡面左右位置検出センサ
ー354,454により検出される鏡面位置に基づいて
フィードバック制御を行い、鏡面位置が下向き目標位置
Bの停止精度範囲K2内に達したら鏡面の駆動を停止す
る。ここでは、鏡面が停止精度範囲K2内の位置Cで停
止したとする。左右切換スイッチ252が中立位置に設
定されるか、またはリバーススイッチ14が開路して下
向き条件が解除されると、経路R2に沿って鏡面を復帰
目標位置Aへ駆動し、鏡面位置が復帰目標位置Aの停止
精度範囲K1内に達したら鏡面の駆動を停止する。ここ
では、鏡面が停止精度範囲K1内の位置Dで停止したと
する。
【0033】復帰後の鏡面位置Dは元の通常位置Aから
ずれているが、停止精度範囲K1内にあるので鏡面位置
が復帰目標位置Aにあるものとみなし、次の下向き条件
成立時には前回、通常位置Aを基準にして設定した下向
き目標位置および復帰目標位置を用いてリバース連動バ
ックミラー制御を行う。
【0034】ここで、通常位置Aが図9に示す範囲Z内
の境界線Sの近傍にあると、復帰位置Dは範囲Z内から
外れ、範囲X内に入ることがある。このような場合に、
範囲X内の鏡面位置Dを基準にして次の下向き目標位置
を演算すると、鏡面を下方向へのみ移動した位置が下向
き目標位置として設定される。つまり、次回のリバース
連動バックミラー制御では、前回と異なる位置に鏡面が
移動される。さらに、鏡面を元の位置に復帰させた時
に、鏡面は停止精度範囲K1内の範囲Z、範囲Xのいず
れに停止するか定まらない。このように、復帰後の位置
Dを基準にして次回の下向き目標位置および復帰目標位
置を演算してリバース連動バックミラー制御を行うと、
その都度、鏡面の下向き位置がばらつき、制御が不安定
になるおそれがある。
【0035】そこで、本発明では、復帰目標位置に通常
位置Aを設定するとともに、復帰目標位置の周りに停止
精度範囲K1を設定し、復帰後の鏡面位置が停止精度範
囲K1内にあれば、次回の下向き条件成立時に前回、通
常位置Aを基準にして設定した下向き目標位置および復
帰目標位置をそのまま用いる。復帰時は、鏡面位置が復
帰目標位置Aの周りの停止精度範囲K1内に入るように
鏡面の位置制御が行われるので、リバース連動バックミ
ラー制御における基準位置はほぼ一定になり、下向き位
置のばらつきがなくなる。
【0036】図6〜7は、マイクロコンピューターのリ
バース連動バックミラー制御プログラムを示す。親局1
0の論理部12のマイクロコンピューターは、イグニッ
ションキースイッチ13が閉路するとこの制御プログラ
ムの実行を開始する。ステップS1において、目標位置
メモリに設定されている下向き目標位置および復帰目標
位置をクリヤし、下向き中フラグ、下向き終了フラグお
よび復帰中フラグをクリヤし、復帰終了フラグをセット
する。続くステップS2で、左右切換スイッチ252が
RまたはLに設定され、且つリバーススイッチ14が閉
路されているか、すなわち下向き条件が成立しているか
否かを判別し、下向き条件が成立していればステップS
3へ進み、左右切換スイッチ252が中立位置へ設定さ
れるか、またはリバーススイッチ14が開路されて下向
き条件が解除されていれば図7のステップS21へ進
む。
【0037】下向き条件が成立している時は、ステップ
S3で復帰中フラグがセットされているか、すなわち鏡
面を復帰駆動中であるか否かを判別し、復帰中であれば
ステップS5へ進んで復帰中フラグをクリヤしてステッ
プS9へ進み、復帰中でなければステップS6へ進む。
ステップS6では下向き中フラグがセットされている
か、すなわち鏡面を下向き駆動中であるか否かを判別
し、下向き中であればステップS10へ進み、そうでな
ければステップS7へ進む。ステップS7では下向き終
了フラグがセットされているか、すなわち鏡面の下向き
駆動が終了したか否かを判別し、下向き駆動が終了した
らステップS2へ戻り、そうでなければステップS8へ
進む。
【0038】ステップS8において、図8に示す目標位
置メモリセットルーチンを実行する。ステップS31で
復帰目標位置メモリがクリヤされているか否かを判別
し、復帰目標位置メモリがクリヤされていればステップ
S33へ進み、そうでなければステップS32へ進む。
なお、復帰目標位置メモリは図6のステップS1でクリ
ヤされる。ステップS32では、鏡面上下位置検出セン
サー352,452および鏡面左右位置検出センサー3
54,454により検出された鏡面の現在位置が、復帰
目標位置Aの周りに予め設定された停止精度範囲K1の
内にあるか否かを判別し、現在位置が停止精度範囲K1
内にあれば図6のステップS9へリターンし、現在位置
が停止精度範囲K1内になければステップS33へ進
む。
【0039】復帰目標位置メモリがクリヤされている
か、あるいは鏡面の現在位置が復帰目標位置Aの停止精
度範囲K1内にない時は、ステップS33で現在位置を
基準にして改めて下向き目標位置と復帰目標位置を設定
する。復帰目標位置メモリがクリヤされておらず、且つ
鏡面の現在位置が復帰目標位置Aの停止精度範囲K1内
にある時は、ステップS33をスキップして図6のステ
ップS9へリターンし、前回設定された下向き目標位置
と復帰目標位置をそのまま次回のリバース連動バックミ
ラー制御時に使用する。
【0040】ステップS33において、鏡面上下位置検
出センサー352,452および鏡面左右位置検出セン
サー354,454により検出された鏡面の現在位置を
復帰目標位置Aとして復帰目標位置メモリに記憶すると
ともに、上述したように現在位置を基準にして下向き目
標位置を演算し、下向き目標位置メモリに記憶する。
【0041】図8に示す目標位置メモリセットルーチン
からリターン後のステップS9において、左右切換スイ
ッチ252により設定されている右または左のバックミ
ラーの鏡面を、アクチュエータ352,354(または
452,454)により下向き目標位置Bへ駆動すると
ともに、下向き中フラグF2をセットし、復帰終了フラ
グをクリヤする。続くステップS10で鏡面位置が下向
き目標位置Bの停止精度範囲K2内に達したか否かを判
別し、停止精度範囲K2内にあればステップS11へ進
み、そうでなければステップS2へ戻る。ステップS1
1では、下向き中フラグをクリヤするとともに下向き終
了フラグをセットし、ステップS12へ進む。ステップ
S12でアクチュエータ352,354(または45
2,454)を停止し、鏡面の下向き動作を終了してス
テップS2へ戻る。
【0042】一方、ステップS2において、左右切換ス
イッチ252が中立位置に設定されるか、またはリバー
ススイッチ14が開路して下向き成立条件が解除されて
いると判定された時は、図7のステップS21へ進み、
復帰中フラグがセットされているか否かを判別する。鏡
面が復帰作動中で復帰中フラグがセットされている時は
ステップS26へ進み、そうでなければステップS22
へ進む。復帰中でない時はステップS22で下向き中フ
ラグがセットされているか否かを判別し、下向き中フラ
グがセットされ下向き中の時はステップS23へ進み、
そうでなければステップS24へ進む。復帰中でもな
く、下向き中でもない時は、ステップS24で復帰終了
フラグがセットされているか否かを判別し、復帰動作が
終了して復帰終了フラグがセットされていれば図6のス
テップS2へ戻り、そうでなければステップS25へ進
む。
【0043】ステップS25において、左右切換スイッ
チ252により設定されている右または左のバックミラ
ーの鏡面を、アクチュエータ352,354(または4
52,454)により復帰目標位置Aへ駆動するととも
に、復帰中フラグをセットし、下向き終了フラグをクリ
ヤする。続くステップS26で鏡面の現在位置が復帰目
標位置Aの停止精度範囲K1内に達したか否かを判別
し、現在位置が停止精度範囲K1内にあればステップS
27へ進み、そうでなければ図6のステップS2へ戻
る。ステップS27で復帰中フラグをクリヤするととも
に復帰終了フラグをセットして図6のステップS12へ
進み、アクチュエータ352,354(または452,
454)の駆動を停止して鏡面の復帰動作を終了する。
その後、ステップS2へ戻って上述した処理を継続す
る。
【0044】なお、上記実施例では多重通信装置を介し
てリバース連動バックミラー制御を行う例を示したが、
多重通信装置を用いないバックミラー駆動制御装置に対
しても本発明を適用できる。
【0045】また、上記実施例では左右切換スイッチに
より左右どちらかのバックミラーが選択され、且つシフ
トレバーが後退位置に設定されると、バックミラー鏡面
を下向きにし、左右切換スイッチが中立位置に戻される
か、あるいはシフトレバーが後退以外の位置に設定され
ると、バックミラー鏡面を通常の位置に復帰させるよう
にしたが、下向き条件および復帰条件は上記実施例に限
定されない。例えば、一度左右切換スイッチが操作され
た後は、シフトレバーが後退位置または中立位置に設定
されてから所定時間が経過した場合や、パーキングブレ
ーキが作動して所定時間が経過した場合を除いて、左右
切換スイッチが再度操作されなくとも、シフトレバーの
位置のみで下向き条件や復帰条件が成立したと判断して
もよい。
【0046】さらに、上記実施例では左右切換スイッチ
により選択された側のバックミラーだけを後退時に下向
きにしたが、左右両方のバックミラーを後退時に下向き
にするようにしてもよい。
【0047】以上の実施例の構成において、鏡面上下方
向駆動アクチュエータ353,453および鏡面左右方
向駆動アクチュエータ355,455が駆動手段を、鏡
面上下位置検出センサー352,452および鏡面左右
位置検出センサー354,454が位置検出手段を、左
右切換スイッチ252およびリバーススイッチ14が指
令出力手段を、親局10の論理部12に内蔵されるメモ
リが記憶手段を、親局10の論理部12に内蔵されるマ
イクロコンピューターが制御手段をそれぞれ構成する。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、下
向き指令が出力されると記憶されている下向き目標位置
へバックミラー鏡面を移動させ、復帰指令が出力される
と記憶されている復帰目標位置へバックミラー鏡面を移
動させるリバース連動バックミラー制御において、バッ
クミラー鏡面の復帰位置が記憶されている復帰目標位置
周囲の所定の範囲内にある場合は、記憶された下向き目
標位置および復帰目標位置を保持し、バックミラー鏡面
の復帰位置が記憶されている復帰目標位置周囲の所定の
範囲内にない場合は、その復帰位置を新たな復帰目標位
置として記憶内容を更新するとともに、その復帰位置に
基づいて改めて下向き目標位置を決定し、記憶内容を更
新するようにしたので、リバース連動バックミラー制御
を繰り返した時に鏡面の位置制御誤差に起因する下向き
位置および復帰位置のバラツキが少なくなり、安定なリ
バース連動バックミラー制御が可能になる。また、バッ
クミラー鏡面を所定の角度下へ向ける第1の下向き目標
位置と、バックミラー鏡面を所定の角度下へ向け、さら
に所定の角度内側へ向ける第2の下向き目標位置とをバ
ックミラー鏡面の復帰位置に基づいて選択し、下向き目
標位置を決定するようにしたので、最適な下向き位置が
設定され、後退時に側溝や駐車枠の白線などを確認しや
すくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】一実施例の構成を示すブロック図。
【図3】図2に続く一実施例の構成を示すブロック図。
【図4】図3に続く一実施例の構成を示すブロック図。
【図5】リバース連動バックミラー制御における鏡面の
動きを説明する図。
【図6】リバース連動バックミラー制御プログラムを示
すフローチャート。
【図7】図6に続くリバース連動バックミラー制御プロ
グラムを示すフローチャート。
【図8】目標位置メモリセットルーチンを示すフローチ
ャート。
【図9】バックミラー鏡面の作動規制範囲を示す図。
【符号の説明】
1 駆動手段 2 位置検出手段 3,3A,3B 指令出力手段 4 記憶手段 5,5A,5B,5C 制御手段 10 親局 11,251,351,451 通信部 12 論理部 13 イグニッションキースイッチ 14 リバーススイッチ 100,200,250,300,350,400,4
50,500,550,600,700,800,90
0 子局 252 左右切換スイッチ 253 ミラー上下調整スイッチ 254 ミラー左右調整スイッチ 352,452 鏡面上下位置検出センサー 353,453 鏡面上下方向駆動アクチュエータ 354,454 鏡面左右位置検出センサー 355,455 鏡面左右方向駆動アクチュエータ LL 通信線 A 通常位置(復帰目標位置) B 下向き目標位置 K1,K2 停止精度範囲

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックミラーを駆動する駆動手段と、 前記バックミラーの鏡面の位置を検出する位置検出手段
    と、 前記バックミラーの鏡面を下向き位置にするための下向
    き指令と、前記下向き位置から復帰させるための復帰指
    令とを出力する指令出力手段と、 検出された前記バックミラーの鏡面位置に基づいて定め
    られる前記バックミラー鏡面の下向き目標位置および復
    帰目標位置を記憶する記憶手段と、 前記指令出力手段から出力された下向き指令に応答し
    て、前記駆動手段により前記記憶手段に記憶されている
    下向き目標位置へ前記バックミラー鏡面を移動させると
    ともに、前記指令出力手段から出力された復帰指令に応
    答して、前記駆動手段により前記記憶手段に記憶されて
    いる復帰目標位置へ前記バックミラー鏡面を移動させる
    制御手段とを備えたバックミラー駆動制御装置であっ
    て、 前記制御手段は、前記バックミラー鏡面の復帰動作後
    の、前記位置検出手段で検出された前記バックミラー鏡
    面の復帰位置が、前記記憶手段に記憶されている復帰目
    標位置周囲の所定の範囲内にある場合は、前記記憶手段
    に記憶されている下向き目標位置および復帰目標位置を
    保持し、前記バックミラー鏡面の復帰動作後の、前記位
    置検出手段で検出された前記バックミラー鏡面の復帰位
    置が、前記記憶手段に記憶されている復帰目標位置周囲
    の所定の範囲内にない場合は、前記バックミラー鏡面の
    前記復帰位置を新たな復帰目標位置として前記記憶手段
    の記憶内容を更新するとともに、その復帰位置に基づい
    て改めて下向き目標位置を決定し、前記記憶手段の記憶
    内容を更新することを特徴とするバックミラー駆動制御
    装置。
  2. 【請求項2】 バックミラーの鏡面の位置を検出する第
    1の処理と、 前記バックミラーの鏡面位置に基づいて下向き目標位置
    および復帰目標位置を定める第2の処理と、 前記バックミラー鏡面の下向き目標位置および復帰目標
    位置を記憶する第3の処理と、 前記バックミラー鏡面を下向き位置にするための下向き
    指令を出力する第4の処理と、 前記下向き指令に応答して、記憶されている前記下向き
    目標位置へ前記バックミラー鏡面を移動させる第5の処
    理と、 前記バックミラーを前記下向き位置から復帰させるため
    の復帰指令を出力する第6の処理と、 前記復帰指令に応答して、記憶されている前記復帰目標
    位置へ前記バックミラー鏡面を移動させる第7の処理
    と、 前記バックミラー鏡面の復帰動作後に検出された前記バ
    ックミラー鏡面の復帰位置が、前記第3の処理で記憶さ
    れている復帰目標位置周囲の所定の範囲内にある場合
    は、この記憶内容を保持し、前記バックミラー鏡面の復
    帰位置が前記復帰目標位置周囲の所定の範囲内にない場
    合は、前記バックミラー鏡面の前記復帰位置を新たな復
    帰目標位置として設定するとともに、その復帰位置に基
    づいて改めて下向き目標位置を決定する第8の処理とか
    らなることを特徴とするバックミラー駆動制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のバックミラー駆動制御
    装置において、 前記制御手段は、前記バックミラー鏡面を所定の角度下
    へ向ける第1の下向き目標位置と、前記バックミラー鏡
    面を所定の角度下へ向け、かつ所定の角度内側へ向ける
    第2の下向き目標位置とを前記バックミラーの鏡面位置
    に基づいて選択し、下向き目標位置を決定することを特
    徴とするバックミラー駆動制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項3に記載のバック
    ミラー駆動制御装置において、 前記制御手段は、前記位置検出手段で検出される前記バ
    ックミラーの鏡面位置をフィードバックしながら、前記
    駆動手段により前記復帰目標位置へ前記バックミラー鏡
    面を駆動し、前記バックミラーの鏡面位置が前記復帰目
    標位置周囲の所定の範囲内に入ったら前記駆動手段によ
    る前記バックミラー鏡面の駆動を停止することを特徴と
    するバックミラー駆動制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、3、4のいずれかの項に記載
    のバックミラー駆動制御装置において、 前記制御手段は、前記位置検出手段で検出される前記バ
    ックミラーの鏡面位置をフィードバックしながら、前記
    駆動手段により前記下向き目標位置へ前記バックミラー
    鏡面を駆動し、前記バックミラーの鏡面位置が前記下向
    き目標位置周囲の所定の範囲内に入ったら前記駆動手段
    による前記バックミラー鏡面の駆動を停止することを特
    徴とするバックミラー駆動制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、3、4、5のいずれかの項に
    記載のバックミラー駆動制御装置において、 前記指令出力手段は、少なくとも変速レバーが後退位置
    に設定された時に前記下向き指令を出力することを特徴
    とするバックミラー駆動制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、3、4、5、6のいずれかの
    項に記載のバックミラー駆動制御装置において、 前記指令出力手段は、少なくとも変速レバーが後退以外
    の位置に設定された時に前記復帰指令を出力することを
    特徴とするバックミラー駆動制御装置。
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