JPH06138232A - 車両用レーダ装置 - Google Patents

車両用レーダ装置

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JPH06138232A
JPH06138232A JP4287380A JP28738092A JPH06138232A JP H06138232 A JPH06138232 A JP H06138232A JP 4287380 A JP4287380 A JP 4287380A JP 28738092 A JP28738092 A JP 28738092A JP H06138232 A JPH06138232 A JP H06138232A
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radar
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radar head
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JP4287380A
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Hiroki Kamimura
裕樹 上村
Tadayuki Niibe
忠幸 新部
Toru Yoshioka
透 吉岡
Ayumi Doi
歩 土井
Kenichi Okuda
憲一 奥田
Yasunori Yamamoto
康典 山本
Satoshi Morioka
里志 森岡
Tomohiko Adachi
智彦 足立
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体の前後方向の傾きに因るレーダヘッド部
の軸線の垂直偏差を修正可能とし、障害物の検出精度を
高める。 【構成】 発信部からレーダ波を発信して障害物を検出
するレーダヘッドユニット5を車体に対し水平軸7廻り
に上下揺動可能に取付けるとともに、該レーダヘッドユ
ニット5を上下揺動させるステッピングモータ8を設け
る。そして、コントローラ6が、上記レーダヘッドユニ
ット5で検出された障害物データに基づいて、上記発信
部の軸線xが水平方向に向くよう上記ステッピングモー
タ8の作動を制御する。コントローラ6は、車両の走行
時に所定の距離範囲内に存在する障害物のデータが所定
時間入力されないときには発信部の軸線xが水平方向よ
りも上向きであると判断し、また、車両の走行時にレー
ダヘッドユニット5で検出される障害物の個数が所定数
より多いときには発信部の軸線xが水平方向よりも下向
きであると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突防止等のために先
行車両等の障害物を検出する車両用レーダ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の車両用レーダ装置と
して、例えば特開昭61−162776号公報に開示さ
れるように、発信部から光波、電波又は超音波等のレー
ダ波を車両前方に向けて発信し、そのレーダ波が前方に
存在する先行車両等の障害物に当たって反射して来るの
を受信部で受信し、この受信時点と発信時点との遅れ時
間によって前方障害物と自車両との間の距離を検出する
ようにしたものは知られている。この場合、上記発信部
と受信部とは、通常、レーダヘッド部としてユニット化
され、これらの軸線を車体前方に水平に向けて車体に取
付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、車両の車体
は乗員や荷物の積載状態によって前後方向に傾くことが
ある。このとき、レーダヘッド部の発信部等の軸線も水
平方向から上下に傾いて垂直偏差を有するようになり、
障害物の検出精度(距離測定精度)が低下するという問
題がある。
【0004】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、車体の前後方向の傾き
に因るレーダヘッド部(発信部)の軸線の垂直偏差を修
正可能とすることにより、障害物の検出精度を高め得る
車両用レーダ装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、車両用レーダ装置として、
発信部の軸線を車両の進行方向に向けた状態で車体に対
し水平軸廻りに上下揺動可能に取付けられ、上記発信部
からレーダ波を発信して障害物を検出するレーダヘッド
部と、該レーダヘッド部を上下揺動させるアクチュエー
タと、上記レーダヘッド部で検出された障害物データに
基づいて、上記発信部の軸線が水平方向に向くよう上記
アクチュエータの作動を制御する制御部とを備える構成
とする。
【0006】請求項2〜5記載の発明は、いずれも請求
項1記載の発明に従属し、その構成要素ある制御部によ
る制御の方法をより具体的に示すものである。
【0007】すなわち、請求項2記載の発明では、上記
制御部は、車両の走行時に所定の距離範囲内に存在する
障害物のデータが所定時間入力されないときには発信部
の軸線が水平方向よりも上向きであると判断するように
なっており、請求項3記載の発明では、上記制御部は、
車両の走行時にレーダヘッド部で検出される障害物の個
数が所定数より多いときには発信部の軸線が水平方向よ
りも下向きであると判断するようになっている。また、
請求項4記載の発明では、上記制御部は、車両の走行前
に一旦発信部の軸線を下向きにし、その後レーダヘッド
部で検出される障害物がなくなるまで発信部の軸線を上
向きにするようアクチュエータを作動させるようになっ
ており、請求項5記載の発明では、上記制御部は、車両
の走行前に一旦発信部の軸線を基準の下向き状態とし、
その時の障害物データと基準の障害物データとを比較
し、その差に応じて上記発信部の軸線を所定角度上向き
にするようアクチュエータを作動させるようになってい
る。
【0008】
【作用】上記の構成により、請求項1記載の発明では、
車体が積載重量のアンバランスに起因して基準状態より
も前後方向に傾いたときには、当初レーダヘッド部の発
信部軸線も車体の傾きに伴って水平線に対し傾斜して垂
直偏差を有するようになるが、その後における車両の走
行前又は走行中に、制御部の制御の下に、レーダヘッド
部で検出された障害物データに基づいて、アクチュエー
タが作動してレーダヘッド部が水平軸廻りに上方又は下
方に回動し、該レーダヘッド部の発信部の軸線が水平線
と一致するように、つまり垂直偏差がなくなるように修
正される。
【0009】
【実施例】以下、本発明に実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係わる車両用レ
ーダ装置及び車体前部の構造を示し、1はエンジンルー
ムの前側で車幅方向に配設されたクロスメンバ、2は該
クロスメンバ1の前側に取付けられたフロントバンパ
ー、3はエンジンルームの上方を覆うボンネット、4は
フロントグリル、5は該フロントグリル4に近接してエ
ンジンルーム内に配置されたレーダ装置のレーダヘッド
部であるレーダヘッドユニットである。
【0011】上記レーダヘッドユニット5は、図で詳示
していないが、レーダ波としてのパルスレーザ光をフロ
ントグリル4の隙間から車両前方に向かって発信する発
信部と、そのレーザ光が車両前方に存在する先行車両等
の障害物に当たって反射して来るのを受信する受信部と
を備えている。該レーダヘッドユニット5の信号は、レ
ーダ装置の制御部であるコンローラ6に入力され、該コ
ンローラ6は、レーザ光の受信時点と発信時点との遅れ
時間によって前方障害物と自車両との間の距離を算出す
るようになっている。このコントローラ6で検出された
障害物データは、レーダ装置と共に車両に装備される自
動制動装置の制御部(図示せず)等に送られ、該装置の
作動制御に供せられる。
【0012】そして、本発明の特徴点として、上記レー
ダヘッドユニット5は、車体のシュラウドパネルアッパ
(図示せず)に対し、その発信部の軸線ないしレーザ光
の軸線(以下、光軸という)xを車体前方に水平に向け
た状態を中心として水平軸7廻りに上下揺動可能に支持
されている。また、8は該レーダヘッドユニット5を上
下揺動させるアクチュエータとしてのステッピングモー
タであって、該ステッピングモータ8の作動は、上記コ
ントローラ6により制御される。
【0013】さらに、9は車速を検出する車速センサ、
10は上記ステッピングモータ8の回転からレーダヘッ
ドユニット5の回動角度を検出するエンコーダ、11は
車室内の運転席近傍に設けられるマニアルスイッチであ
って、運転者がレーダヘッドユニット5の光軸補正を指
令するときにON操作するものである。これらの信号
は、いずれも上記コントローラ6に入力され、該コント
ローラ6は、これらの信号及びレーダヘッドユニット5
で検出された障害物データに基づいて、ステッピングモ
ータ8及び警報器12の作動を制御するようになってい
る。尚、13はレーダヘッドユニット5の基準状態(車
両が標準の積載状態でかつ光軸xが水平な状態)からの
回動角度を示す目盛である。
【0014】上記コントローラ6によるステッピングモ
ータ8及び警報器12の作動制御は、図2に示すフロー
チャートに従って行われる。
【0015】すなわち、図2において、スタートした
後、先ず始めに、ステップS1 で車速センサ9の検出信
号に基づいて車速Vが零以上であるか否か、つまり車両
が走行中であるか否かを判定する。この判定がYESの
走行中のときには、ステップS2 でレーダヘッドユニッ
ト5で検出された障害物データ(距離データ等)のう
ち、所定の距離Lset 以内に存在する障害物のデータが
所定時間継続して入力されていないか否かを判定する。
ここで、所定の距離Lset 以内に存在する障害物とは、
車両の走行時に通常遭遇する先行車両等の障害物をい
う。従って、このような障害物のデータが所定時間継続
して入力されないとき(つまりステップS2 の判定がY
ESのとき)は、ステップS3 でレーダヘッドユニット
5の光軸xが水平線よりも上向きになっていると判定す
る。
【0016】一方、上記ステップS2 の判定がNOのと
きには、ステップS4 で更にレーダヘッドユニット5で
検出された障害物の個数が所定数Nより多いか否かを判
定する。ここで、所定数Nとは、道路渋滞時その他の時
にレーダヘッドユニット5が一度に検出する可能性のあ
る障害物の最大の個数をいう。従って、この個数Nより
多くの障害物が検出されるとき(つまりステップS4 の
判定がYESのとき)は、ステップS5 でレーダヘッド
ユニット5の光軸xが水平線よりも下向きであって、レ
ーダヘッドユニット5が路面上の凹凸を障害物として検
出していると判定する。
【0017】上記ステップS3 で光軸xが上向きと判定
したとき、又は上記ステップS5 で光軸xが下向きと判
定したときには、ステップS6 で警報器12を作動させ
てワーニングを鳴らし、リターンする。一方、上記ステ
ップS4 の判定がNOのときには、レーダヘッドユニッ
ト5の光軸xが水平線と一致していると判断してそのま
まリターンする。
【0018】また、上記ステップS1 の判定がNOの走
行前の停車時のときには、ステップS7 でマニアルスイ
ッチ11の信号に基づいて光軸補正の指令があるか否か
を判定する。この指令がないときにはそのままリターン
するが、指令があるときには、ステップS8 でステッピ
ングモータ8を作動させてレーダヘッドユニット5を下
向きに回動させ、その光軸xを下げる。そして、ステッ
プS9 で上記光軸xが最下向き状態になるのを待つ。
【0019】しかる後、ステップS10でステッピングモ
ータ8の逆回転作動によりレーダヘッドユニット5を上
向きに回動させ、その光軸xを上げる。そして、ステッ
プS11でレーダヘッドユニット5で検出される障害物が
なくなるのを待つ。ここで、車両が前方に障害物のない
広場等で停車している場合、レーダヘッドユニット5の
光軸xを最下向き状態から上げてレーダヘッドユニット
5で検出される障害物がなくなる時点は、レーダヘッド
ユニット5が路面上の凹凸を障害物として検出しなくな
った時点であって、光軸xが水平線と一致する時点でも
ある。従って、この時点でレーダユニット5の回動を中
止し、光軸xの垂直偏差の補正を完了し(ステップS1
2)、リターンする。
【0020】次に、上記実施例のレーダ装置の作動につ
いて説明するに、車体が積載重量のアンバランスに起因
して基準状態よりも前後方向に傾いた状態で車両が走行
すると、レーダヘッドユニット5の光軸xも車体の傾き
に伴って水平線に対し傾斜して垂直偏差を有する。この
とき、コントローラ6は、レーダヘッドユニット5で検
出される障害物データに基づいて、所定の距離Lset 範
囲内に存在する障害物が所定時間検出されないとレーダ
ヘッドユニット5の光軸xが水平線よりも上向きである
と判定し、また障害物の個数が所定数Nよりも多いとレ
ーダヘッドユニット5の光軸xが水平線よりも下向きで
ある判定する。そして、該コントローラ6から警報器1
2に作動信号が出力され、該警報器12がワーニングを
発して運転者に垂直偏差を有する事実が知らされる。
【0021】その後、運転者が車両を前方に障害物のな
い広場等で止めマニアルスイッチ11で垂直偏差の補正
を指令すると、コントローラ6の制御の下に、ステッピ
ングモータ8が作動してレーダヘッドユニット5が一旦
水平軸7廻りに下向きに回動し、その光軸xが最下向き
状態にまで下げられる。その後、モータ8が逆回転作動
してレーダヘッドユニット5が上向きに回動し、該レー
ダヘッドユニット5が路面上の凹凸を障害物として検出
しなくなる位置、つまりレーダヘッドユニット5の光軸
xが水平線と一致する位置にまで上げられ、垂直偏差の
補正が完了する。このため、以後のレーダヘッドユニッ
ト5による障害物の検出は、車体の傾きに拘らず、光軸
xが水平線と一致した状態で行われることになり、検出
精度を高めることができる。
【0022】図3はコントローラ6によるステッピング
モータ8の作動制御の変形例を示すフローチャート図で
ある。
【0023】このフローチャートにおいては、図2に示
すステップS1 の判定がNOの走行前の停車時のとき、
先ず、ステップS21でマニアルスイッチ11の信号に基
づいて光軸補正の指令があるか否かを判定する。この指
令がないときにはそのままリターンするが、指令がある
ときには、ステップS22でステッピングモータ8を作動
させてレーダヘッドユニット5を下向きに回動させ、そ
の光軸xを下げる。そして、ステップS23で上記光軸x
が最下向き状態になるのを待つ。
【0024】しかる後、ステップS24でレーダヘッドユ
ニット5で検出される現時点の障害物データと基準の障
害物データとを比較する。ここで、基準の障害物データ
とは、車両が標準の積載状態でレーダヘッドユニット5
を最下向き位置にまで下げたときに該レーダヘッドユニ
ット5で検出される障害物のデータである。従って、こ
の基準の障害物データに対して、現時点の障害物データ
(つまり車両が前後方向に傾いた状態でレーダヘッドユ
ニット5を最下向き位置にまで下げたときに該レーダヘ
ッドユニット5で検出される障害物のデータ)が障害物
個数を多く含むときは、車両が標準の基準状態よりも前
方下向きに傾き、レーダヘッドユニット5が上下揺動の
中心位置にあるときその光軸xが水平線よりも下向きに
あることを意味し、逆に現時点の障害物データの障害物
個数が少ないときは、車両が標準の基準状態よりも前方
上向きに傾き、レーダヘッドユニット5が上下揺動の中
心位置にあるときその光軸xが水平線よりも上向きにあ
ることを意味する。また、両障害物データの差と光軸x
の傾き角との相関関係は、予め実験等で求められ、コン
トローラ6内に記憶されている。
【0025】続いて、ステップS25で上記相関関係を用
いてレーダヘッドユニット5が上下揺動の中心位置にあ
るときの光軸xの傾き角を算出し、その傾き角を修正す
るよう所定角度レーダヘッドユニット5を上向きに回動
させ、その光軸xを上げる。これにより、垂直偏差の補
正が完了し(ステップS26)、しかる後にリターンす
る。
【0026】そして、このような変形例の場合にも、レ
ーダヘッドユニット5で検出された障害物データに基づ
いて、レーダヘッドユニット5の光軸の垂直偏差を補正
することができ、障害物の検出精度を高めることができ
る。
【0027】
【発明の効果】以上の如く、本発明の車両用レーダ装置
によれば、積載重量のアンバランスに起因して車体が前
後方向に傾いたときには、レーダヘッド部で検出された
障害物データに基づいて、レーダヘッド部が水平軸廻り
に回動して該レーダヘッド部の発信部軸線の垂直偏差が
自動的に解消されるので、障害物の検出精度を常に良好
に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる車両用レーダ装置及び
車体前部の構造を示す構成図である。
【図2】コントローラによるステッピングモータ及び警
報器の作動制御を示すフローチャート図である。
【図3】コントローラによるステッピングモータ等の作
動制御の変形例を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
5 レーダヘッドユニット(レーダヘッド部) 6 コントローラ(制御部) 8 ステッピングモータ(アクチュエータ) x 光軸(発信部の軸線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土井 歩 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 奥田 憲一 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 山本 康典 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 森岡 里志 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 足立 智彦 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信部の軸線を車両の進行方向に向けた
    状態で車体に対し水平軸廻りに上下揺動可能に取付けら
    れ、上記発信部からレーダ波を発信して障害物を検出す
    るレーダヘッド部と、 該レーダヘッド部を上下揺動させるアクチュエータと、 上記レーダヘッド部で検出された障害物データに基づい
    て、上記発信部の軸線が水平方向に向くよう上記アクチ
    ュエータの作動を制御する制御部とを備えたことを特徴
    とする車両用レーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、車両の走行時に所定の距
    離範囲内に存在する障害物のデータが所定時間入力され
    ないときには発信部の軸線が水平方向よりも上向きであ
    ると判断するようになっている請求項1記載の車両用レ
    ーダ装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、車両の走行時にレーダヘ
    ッド部で検出される障害物の個数が所定数より多いとき
    には発信部の軸線が水平方向よりも下向きであると判断
    するようになっている請求項1記載の車両用レーダ装
    置。
  4. 【請求項4】 上記制御部は、車両の走行前に一旦発信
    部の軸線を下向きにし、その後レーダヘッド部で検出さ
    れる障害物がなくなるまで発信部の軸線を上向きにする
    ようアクチュエータを作動させるようになっている請求
    項1記載の車両用レーダ装置。
  5. 【請求項5】 上記制御部は、車両の走行前に一旦発信
    部の軸線を基準の下向き状態とし、その時の障害物デー
    タと基準の障害物データとを比較し、その差に応じて上
    記発信部の軸線を所定角度上向きにするようアクチュエ
    ータを作動させるようになっている請求項1記載の車両
    用レーダ装置。
JP4287380A 1992-10-26 1992-10-26 車両用レーダ装置 Withdrawn JPH06138232A (ja)

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