JPH0225877Y2 - - Google Patents

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JPH0225877Y2
JPH0225877Y2 JP20047084U JP20047084U JPH0225877Y2 JP H0225877 Y2 JPH0225877 Y2 JP H0225877Y2 JP 20047084 U JP20047084 U JP 20047084U JP 20047084 U JP20047084 U JP 20047084U JP H0225877 Y2 JPH0225877 Y2 JP H0225877Y2
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  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、駐車設備の入出庫口前面に設けられ
る車両方向変換装置に関する。
(従来の技術) 一般に、駐車設備の入出庫前面には外路に面し
て車両待機室が設けられ、この車両待機室内の地
上床の円形凹所には水平回転するターンテーブル
が設置されている。そして、入庫時、車両は前進
運転によりターンテーブル上を通過して入出庫口
から駐車設備内の例えば車両搭載ようケージに乗
り込む。一方、出庫時は、車両は後進運転により
前記ケージから入出庫口を通つてターンテーブル
上に停止したのち、該ターンテーブルの180度旋
回により車両はその前部を外路に向けられ、その
後前進運転により外路に退出する。
(考案が解決しようとする課題) 前記ターンテーブルは、車両のハンドルを左右
に切ることなく入出庫口およびケージへの出入を
可能とするために、その垂直旋回中心軸を入出庫
口に対する車両の出入方向線上に位置せしめて設
置される。また、前記車両待機室は一般的に駐車
設備の建屋の幅に合わせ、かつ必要最小限のスペ
ースとなつており、しかも入出庫付近の隅には管
理人室が設けられることが多い。従つて、ターン
テーブル上に載置される車両の最大旋回範囲は車
両待機室の左・右側壁付近に及ぶものの、管理人
室によつて占有される側は管理人室と干渉しない
ところまで旋回範囲が縮小される。
このため、従来、このようなターンテーブルの
操作については、車両がターンテーブル上に載つ
た状態において、管理人等が車両の前・後端位置
を確認し、管理人室に衝突しない方向にターンテ
ーブルを旋回させるようにしていた。この操作方
式の場合、管理人等の車両位置の判断ミスや操作
盤の旋回釦の押動操作ミスにより車両と管理人室
との衝突事故を起こす危険性があつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、ターンテーブル上に載置される車両の位置に
基づいてターンテーブルの旋回方向及び旋回の可
否を自動的に判別することで、上述の如く人為ミ
スにより管理人室等のターンテーブル周囲の障害
物と車両とが衝突するのを未然にかつ確実に防止
して、安全性の確保を図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案では、ター
ンテーブル上に載置される車両の前・後端位置を
検知し、この検知情報に基づいてターンテーブル
を旋回した際に該ターンテーブル上の車両の前・
後端が周囲の障害物に干渉するか否かを判別して
ターンテーブルの旋回方向及び旋回の可否を制御
することにある。
具体的に、本考案の解決手段は、駐車設備の入
出庫口前面に設けられた水平回転可能なターンテ
ーブルと、該ターンテーブルを正逆方向に所定角
度旋回させる駆動手段と、前記ターンテーブル上
に載置される車両の前・後端位置を検知する車両
検知手段と、前記ターンテーブルを旋回させるた
めの旋回指令信号を発するよう操作される旋回操
作手段と、該旋回操作手段からの旋回指令信号を
受信したとき、前記車両検知手段からの検知情報
に基づいてターンテーブル上の車両の前・後端が
周囲の障害物に当接しない旋回方向にターンテー
ブルを旋回させる一方、いずれの旋回方向でも車
両の前・後端が周囲の障害物に当接する場合はタ
ーンテーブルを旋回させないよう前記駆動手段を
制御する駆動制御手段とを備えたものとする。
(作用) これにより、本考案では、車両がターンテーブ
ル上に載つて停止したのち、管理人または車両の
運転者が旋回操作手段例えばターンテーブル自動
旋回用釦を押動操作すると、この旋回指令信号を
受けた駆動制御手段により、車両検知手段から前
記車両の前・後端位置の検知情報に基づいて駆動
手段が制御され、ターンテーブルを管理人室や壁
等の周囲の障害物に当接しない旋回方向に所定角
度旋回させる一方、いずれの旋回方向でも障害物
に当接する場合には旋回させないよう制御される
ことになる。このため、車両が旋回中に管理人室
や壁等の障害物に衝突することが未然にかつ確実
に防止される。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
つき詳述する。説明の便宜上、第1図における
左・右を「左」・「右」、第1図の紙面上・下を
「前」・「後」と呼称する。
1は垂直循環式駐車装置2を内蔵した建屋で、
後壁1a地上部中央に車両Wおよび人の通過でき
る大きさの入出庫口3が開口されている。前記入
出庫口3は後壁1aに組込んだ左・右扉4a,4
bにより封鎖可能となされている。
前記駐車装置2は上・下に離したスプロケツト
(図示せず)間に張設した無端鎖(図示せず)に
等間隔に多数の車両搭載用ケージ5が吊持され、
該ケージ5群の循環移動により最下部のケージ5
が地上床6に掘設した浅いピツト6aに嵌入し、
ケージ5の車台5a乗入面が地上床6と面一に配
置されるように構成されている。
7は前記後壁1a地上部に隣接して設置された
車両待機室で、前記入出庫口3に対応する後壁7
aに外部車道Rに面して入退場口8が開口され、
入出庫口3の右隅に管理人室9が設けられてい
る。また、車両待機室7の地上床6中央には円形
凹所6bが掘設され、該円形凹所6bには該凹所
を封鎖し且つ上面が地上床6と面一になるように
円形のターンテーブル10が垂直旋回中心軸M0
まわりに水平回転自在に設置されている。前記中
心軸M0は、入出庫口3から前記最下部ケージ5
への車両乗入れ中心軸線M1上に位置するように
設定されている。11は前記円形凹所6b左前部
の拡大凹所6b1に設置された前記ターンテーブル
10を正逆方向に旋回させる駆動手段としての駆
動装置で、図示しないが減速機およびブレーキ付
の可逆転モータから成り、該モータの出力軸に固
定したフリクシヨンローラ(図示せず)をターン
テーブル10の外周面に押圧させ、モータの正・
逆転によりターンテーブル10を中心軸M0まわ
りに所定角度である180゜左旋回(反時計回り方
向)および右旋回(時計回り方向)させるもので
ある。
LC1〜LC4はターンテーブル10上に載置さ
れる車両Wの前・後端位置を検知する車両検知手
段12としての4つのループコイルで、以下の配
置で設けられている。即ち、前記中心軸M0を中
心に管理人室9に近接した内円l1と車両待機室7
の左・右側壁7b,7c、後壁7aおよび前記後
壁1aのいずれか近いものに近接した外円l2とを
描き、該内・外円l1,l2と前記乗入れ中心軸線M1
との交点を前方より順にQ1〜Q4とする。そして、
前記ループコイルLC1〜LC4はそれぞれ前記交
点Q1〜Q4を中心に左右に延びるように地上床6
に埋設されている。
13は車両待機室7内に設置された制御装置
で、電源スイツチ、ケージ呼出し釦、入庫状態表
示ランプ、非常停止釦等を備えた操作盤14が付
設され、ターンテーブル10を含む駐車設備全体
を総合的に制御するものである。前記操作盤14
にはさらにターンテーブル10を旋回させる旋回
指令信号を発する旋回操作手段15として手動
「左」・「右」旋回押釦15a,15bおよび自動
旋回押釦15cが備えられている。16は前記制
御装置13に内蔵されたターンテーブル10旋回
制御用の駆動制御手段で、前記車両検知手段12
からの検知情報および旋回操作手段15からの旋
回指令信号が入力され、前記駆動装置11に指令
信号を出力し、ターンテーブル10の「左」・
「右」旋回を制御するものである。即ち、前記駆
動制御手段16は、ループコイルLC1〜LC4の
すべてが「不検知」のときおよびLC2のみが
「検知」のときは「左」旋回、並びにLC3のみが
「検知」のときは「右」旋回のそれぞれ駆動指令
信号を発し、LC1またはLC4の少なくとも一方
が「検知」のとき並びにLC2およびLC3が共に
「検知」のときは、駆動不可指令信号を発すると
ともに図示しない適宜警報器(ランプまたはブザ
ー)を作動させるよう構成されている。
次に、具体的な使用例につき説明する。いま、
運転者がケージ5に搭載の車両Wに乗り込み、後
進運転によりケージ5から乗り出し、入出庫口3
を通り、前・後輪W1,W2が共にターンテーブ
ル10上に載つたところで停止したとする。そし
て、この車両Wの停止状態では、車両Wの前端部
W3は丁度ループコイルLC2の真上にあり、後
端部W4はループコイルLC3より前方に外れて
いるとする(第1図二点鎖線の状態)。
次いで、管理人は車両Wがターンテーブル10
上に完全に停止したことを見届けてから操作盤1
4の自動旋回押釦15cを押動操作する。これに
より、旋回指令信号が前記駆動手段16に送信さ
れる。また、駆動制御手段16は車両検知手段1
2からの検知情報を入力する。この検知情報は第
1図に示すようにループコイルLC2のみが車両
「検知」であるので、既述の通り駆動制御手段1
6は駆動装置11に対し「左」旋回の駆動指令信
号を発する。これによりターンテーブル10は
「左」(反時計回り方向)旋回し、180゜旋回したと
ころで停止する。これで車両Wの前端部W3は入
退場口8に対面し、車両Wは前進運転により入退
場口8から外部車道Rに退出する。
本考案は、前述実施例以外に下記する変形もま
た可能である。
() 車両検知手段12としてループコイル
LC1〜LC4を使用したが、第1図に二点鎖線
で示すように、左側壁7b付近に4つの超音波
発振器S1〜S4を車両Wのほぼバンパーの高
さ位置に設置し、それぞれ前記交点Q1〜Q4
向けて左右水平に超音波を発振するようにして
もよい。さらに、この超音波発振器S1〜S4
に代えて光電管を使用しても同様に実施でき
る。前記超音波発振器S1〜S4や光電管の場
合、車両待機室7の天井に下向きに取付け、音
波やビームを前記交点Q1〜Q4に向けて投射し
てもよい。
() 前述使用例の説明では、自動旋回につい
てのみ説明したが、手動旋回の場合、駆動制御
手段16は以下のように作用する。
即ち、4つのループコイルLC1〜LC4が共
に「不検知」のときは、押釦15a,15bの
押動操作通りにそれぞれ「左」旋回および
「右」旋回の駆動指令信号を発し、その他の検
知状態のときは前述自動旋回の場合と同様に作
動する。例えば、第1図二点鎖線で示すように
車両W前端部W3が、ループコイルLC2に検
知されている状態で、手動「右」旋回押釦15
bを押動操作しても駆動制御手段16は「左」
旋回の駆動指令信号を発し、ターンテーブル1
0は右旋回ではなく左旋回する。
() 前述内・外円l1,l2が非常に接近してい
る場合は、ループコイルLC1,LC2および
LC3,LC4をそれぞれまとめて1つ宛のルー
プコイルLC12,LC34(いずれも図示せ
ず)としてもよい。この場合、自動旋回では2
つのループコイルLC12,LC34が共に「不
検知」のときは、例えば「左」旋回と定め、少
なくともいずれか一方のループコイルLC12,
LC34が「検知」のときは駆動不可とする。
() 車両Wがターンテーブル10から脱輪し
た状態でのターンテーブル10の旋回阻止を図
るために、円形凹所6bの周縁全周または周縁
前・後部にマツトスイツチMS1,MS2(第
1図二点鎖線)を敷いてもよい。
() 前述ループコイルLC1〜LC4を内・外
円l1,l2に沿つて車両幅のほぼ半分程度の間隔
で多数埋設しておけば、ターンテーブル10の
旋回途中で何らかの理由で車両Wが前後進して
所定範囲からはみ出た場合でも非常停止させる
ことができる。
() 前述ループコイルLC1〜LC4はターン
テーブル10と同心の円弧状としておけば最適
である。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の車両方向変換装
置によれば、ターンテーブル上の車両の前・後端
位置を検知する車両検知手段を設け、駆動制御手
段がこの車両検知手段の検知情報に基づきターン
テーブルの旋回方向を判断し指令するようにした
ため、自動旋回の場合は勿論のこと、手動旋回の
場合、人が誤つた方向に旋回操作しても、ターン
テーブルは常に正しい方向に旋回し、あるいはど
ちらの方向に旋回しても危険と判断すれば駆動不
能とされ、人の判断に依らずこの種ターンテーブ
ルの安全性が確保されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す駐車設備の車両
待機室付近の平面図、第2図は制御ブロツク図で
ある。 3…入出庫口、7…車両待機室、9…管理人
室、10…ターンテーブル、11…駆動装置、1
2…車両検知手段、15…旋回操作手段、16…
駆動制御手段、W…車両、LC1〜LC4…ループ
コイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駐車設備の入出庫口前面に設けられた水平回
    転可能なターンテーブルと、 該ターンテーブルを正逆方向に所定角度旋回
    させる駆動手段と、 前記ターンテーブル上に載置される車両の
    前・後端位置を検知する車両検知手段と、 前記ターンテーブルを旋回させるための旋回
    指令信号を発するよう操作される旋回操作手段
    と、 該旋回操作手段からの旋回指令信号を受信し
    たとき、前記車両検知手段からの検知情報に基
    づいてターンテーブル上の車両の前・後端が周
    囲の障害物に当接しない旋回方向にターンテー
    ブルを旋回させる一方、いずれの旋回方向でも
    車両の前・後端が周囲の障害物に当接する場合
    はターンテーブルを旋回させないよう前記駆動
    手段を制御する駆動制御手段と を備えたことを特徴とする車両方向変換装置。 (2) 前記車両検知手段は前記ターンテーブル周縁
    の固定床に埋設されたループコイルによつて構
    成されている実用新案登録請求の範囲第(1)項記
    載の車両方向変換装置。
JP20047084U 1984-12-28 1984-12-28 Expired JPH0225877Y2 (ja)

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JPS61115454U JPS61115454U (ja) 1986-07-21
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