JPH017794Y2 - - Google Patents

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JPH017794Y2
JPH017794Y2 JP10268183U JP10268183U JPH017794Y2 JP H017794 Y2 JPH017794 Y2 JP H017794Y2 JP 10268183 U JP10268183 U JP 10268183U JP 10268183 U JP10268183 U JP 10268183U JP H017794 Y2 JPH017794 Y2 JP H017794Y2
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JP
Japan
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cage
vehicle
entrance
exit
frame
Prior art date
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JP10268183U
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JPS6010050U (ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械式駐車設備において車両をケージ
に乗り込ませた運転者自身が車両側部の突出物
(例えばドアミラー)がケージ枠からはみ出てい
ないかを容易に確認できるようにすることを目的
とした入庫状態確認装置に関する。
機械式駐車設備において、ケージに搭載した車
両の突出物がケージ外にはみ出していると、ケー
ジを移動させた際、車両のはみ出た部分が機械構
造物や駐車設備の躯体突出部等に接触して、車両
を破損するばかりでなく駐車設備本体および躯体
をも破損して被害が甚大となる。そのため、従来
は入出庫口内部のケージ停止場所の前・後方適所
に固定配置した光電管により、車両乗入時に該車
両が前後方向にはみ出ていればこれを検知して適
宜警報等を発するとともに駐車設備本体の駆動を
阻止し、前述の如き事故を防止している。
しかし特に上部または下部乗入方式の垂直循環
式駐車設備においては、ケージ循環方向(横方
向)の停止精度が悪いため、前述のような固定配
置の光電管を車両の横方向のはみ出し検知に使用
することはできない。もつとも前述光電管を横方
向に移動調整可能に設ければよいが、移動調整機
構およびこれに付設するケージ停止位置検知装置
が複雑且つ高価で実用性に乏しい。
本考案は前述事情に鑑み、入出庫口におけるケ
ージ停止場所の車両乗入れ方向前方左・右に反射
鏡を設置し、各反射鏡はケージ停止場所に停止せ
るケージの前・後ケージ枠垂直部を通る光線を該
ケージに搭載する車両の運転席付近に向けて反射
させるように配置し、車両をケージに乗り入れた
際、各反射鏡に映る像により搭載車両の側部突出
物がケージ枠外にはみ出していないかを確認し得
るごとくしたことを特徴とし、簡単且つ安価な構
成で車両運転者自身が入庫時に即座に車両側部突
出物のはみ出し有無を確認可能とすることを目的
とした機械式駐車設備における入庫状態確認装置
を提供せんとするものである。
以下図面の実施例に基づき詳述する。説明の便
宜上、第1〜4図における左・右を「左」・「右」、
第1図の紙面上・下を「前」・「後」と呼称する。
1は建屋で、地上部後壁に入出庫口2を開口
し、内部には垂直循環式の駐車装置3を設置して
いる。前記駐車装置3は、上・下各1対宛のスプ
ロケツト(図示せず)間に巻掛けた前後1対の無
端鎖(図示せず)に等間隔に車両搭載用ケージ4
を吊持し、ケージ4群の循環移動により1個のケ
ージ4が最下部に停止した際、該ケージ4の車台
4aが地上床5に掘設したビツト5aに嵌入し該
車台4aの車両Wの乗入面4a1が地上床5に面一
となるようにしてある。また、前記各ケージ4の
前・後門形ケージ枠4b,4cは各々左,右垂直
部4b1,4b2,4c1,4c2にそれぞれ異なつた目
立つ色A,Bを塗装してある。
6,7は地上床5の前,後に設置した光電装置
で、それぞれ地上床5から適宜高さ位置で左右方
向にビームB1,B2を投射し、前記車台4aに
乗入れた車両W前,後突出物のはみ出しを検知す
るものである。
8,9は地上床5の前部に左,右離間して立設
した縦長矩形の1対の反射鏡で、ケージ4の1つ
が最下部のケージ停止場所に停止した際、該ケー
ジ4の前記垂直部4b1,4c1および4b2,4c2
通る各入射光線l1a,l2aがそれぞれ前記反射鏡
8,9で反射され、該反射光線l1b,l2bが車台4
a上方の右方寄り中央位置Q(該位置Qは車台4
aに搭載する右ハンドル車両Wの運転座席に相
当)を通るように前記反射鏡8,9を位置決めし
てある。
使用に際し、図示しない制御盤においてケージ
呼び釦を操作すると、駐車装置3の駆動によりケ
ージ4群が循環移動し、空ケージ4の1つが入出
庫口2手前のケージ停止場所に到達して停止す
る。そこで、運転者は車両Wを前進運転により入
出庫口2から空ケージ4の車台4a上に乗り入
れ、前記ビームB1,B2間に収まる位置に停止
する。
続いて、運転者は左側の反射鏡8に映る像を
見、その像で後ケージ枠4cの左垂直部4c1が前
ケージ枠4bの左垂直部4b1に重なつて見えなく
なるように視線を合わせ、この状態で左側のドア
ミラーW1その他突出物がケージ枠4b,4cよ
り内側に入つているか否かを確認する。第3図に
示すようにドアミラーW1が左垂直部4b1より右
側に映つていれば、このドアミラーW1はケージ
4からはみ出ていないことになる。
次いで、運転者は同様に右側の反射鏡9に映る
像を見、後ケージ枠4cの右垂直部4c2が前ケー
ジ枠4bの右垂直部4b2に重なつた状態で右側の
ドアミラーW2その他突出物がケージ枠4b,4
cより内側に入つているか否かを確認する。もし
第4図に示すように、ドアミラーW2が右垂直部
4b2より右側にはみ出て映つていれば、このドア
ミラーW2はケージ4からはみ出ていることにな
る。従つて、運転者は右側のドアミラーW2を折
りたたむか、あるいは車両Wを前後進させて、
左,右反射鏡8,9に映るドアミラーW1,W2
の像がそれぞれ左垂直部4b1より右方および右垂
直部4b2より左方に位置するように駐車し直す。
以上詳述せるごとく、本考案の入庫状態確認装
置によれば、入出庫口手前のケージ停止場所前方
固定床に左右1対の反射鏡を設置するだけという
極めて簡単且つ安価な構成により、ケージに乗入
れる車両の運転者自身がドアミラー等の車両側部
突出物がケージ枠外にはみ出ていないかを容易に
確認でき、はみ出ている場合のその後の車両停止
位置修正操作もこれらの反射鏡を見ながら行える
ため非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案の一実施例を示すもの
で、第1図は本考案装置を採用した駐車設備にお
ける入出庫口付近の平面図、第2,3,4図はそ
れぞれ第1図における〜,〜,〜矢
視図である。 図中、2は入出庫口、4はケージ、4aは車
台、4bは前ケージ枠、4cは後ケージ枠、8,
9は反射鏡、Wは車両、W1,W2はドアミラー
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両搭載用ケージを移動させて車両の格納を行
    う機械式駐車設備において、入出庫口におけるケ
    ージ停止場所の車両乗入れ方向前方左・右に反射
    鏡を設置し、該各反射鏡は前記ケージ停止場所に
    停止せるケージの前・後ケージ枠垂直部を通る光
    線を該ケージに搭載する車両の運転席付近に向け
    て反射させるように配置し、車両をケージに乗り
    入れた際、前記各反射鏡に映る像により搭載車両
    の側部突出物がケージ枠外にはみ出していないか
    を確認し得るごとくしたことを特徴とする、機械
    式駐車設備における入庫状態確認装置。
JP10268183U 1983-06-30 1983-06-30 機械式駐車設備における入庫状態確認装置 Granted JPS6010050U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10268183U JPS6010050U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 機械式駐車設備における入庫状態確認装置

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JP10268183U JPS6010050U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 機械式駐車設備における入庫状態確認装置

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Publication Number Publication Date
JPS6010050U JPS6010050U (ja) 1985-01-23
JPH017794Y2 true JPH017794Y2 (ja) 1989-03-01

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ID=30241913

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JP10268183U Granted JPS6010050U (ja) 1983-06-30 1983-06-30 機械式駐車設備における入庫状態確認装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014037202A (ja) * 2012-08-17 2014-02-27 Tadano Ltd 車両運搬車用の乗車確認装置

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JPS6010050U (ja) 1985-01-23

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