JPH02256426A

JPH02256426A - 加工装置

Info

Publication number: JPH02256426A
Application number: JP1076988A
Authority: JP
Inventors: Yozo Sakai; 酒井　洋三
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1988-12-16
Filing date: 1989-03-29
Publication date: 1990-10-17
Anticipated expiration: 2011-03-13
Also published as: KR900009193A; DE3941503C2; KR920006649B1; CH681707A5; US4978827A; DE3941503A1; JPH0825096B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は０分解ガスおよびオイルミストの処置ができ
る放電加工装置などの加工装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第６図、第７図は、従来の放電加工装置を示す図で、第
６図は縦断面図、第７図は平面図である。

図中、（１）は加工槽、（２）は加工槽（１）内に置か
れた被加工物、（３）は被加工物（２）″ｆＩ：放電加
工する電極。

（４）は加工槽（１）内に供給された加工液、（５）は
放電加工によって発生する加工液（４）の分解ガス、（
６）は加工液が室温によって気化したオイルミストであ
る。

（７）は、加工槽（１）上部に設置された空気噴出装置
であ！＋、（８）は空気噴出装置（７）によって発生さ
れた空気の流れであ、？、（９）は１発生した空気の流
れ（８）　ｔ−吸引する吸引口であり、α１１け吸引装
置である。

従来の放電加工装置は以上のように構成され。

放電加工によって発生する分解ガス（５）と、室温によ
って気化したオイルミスト（６）は、加工槽Ｔ１）の上
部に発生する空気の流れ（８）により吸引口（９）に導
かれ処置される。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の放電加工装置は以上のように構成されているので
、空気噴出装置（７）が加工槽Ｔ１＋の上部に設置され
ているため０発生された空気の流れ（８）は加工槽（１
）の上部に層流となるだけである。実際の放電加工時は
、被加工物（２）の大きさにより加工液（４）の高さが
変化するため、この高さによっては人体に有害な分解ガ
ス（５）が加工液（４）の上面に現われた時点で捕捉す
ることかできず、加工槽（１）の全体に拡緻してから、
捕捉せざるを得ない場合もあシ。

特に加工槽（１）の壁周辺に近い位置のものほど捕捉の
効率が落ちていた。

またこの場合、捕捉の効率全低下させないためには空気
噴出装置（７）の圧力を高くして、空気の流れ（８）を
速くする必要があるが、設備も大きくなシ。

また放電加工機本体に局部的な温度変化を生ずる可能性
があるため精度の高−加工には適用できなかった。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、空気流れを加工液から一定の高さで常に層流にするこ
とにより０発生した分解ガスを直ちに加工液面上で捕捉
し、吸引装置へ導くことにより、低−空気圧で捕捉の効
率金高めるようにした加工装置を提供することを目的と
する。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る第１の加工装置は、気流発生装置と吸引
装置の一方または両方を昇降可能に溝成し、加工液面高
さを検出する液面高さ検出手段を備え、この検出器の出
力に応じて気流発生装置と吸引装置の一方または両方を
昇降させるようにしたものである。

また、この発明に係るＭ２の加工装置は、加工液の液面
の位置の変動にもかかわらず、気流発生装置と吸引装置
の一方または両方全液面から所定の位置に設けることが
できるようにしたものである。

〔作用〕

この発明における第１の加工装ｆＩｔは、液面高さ検出
手段によって加工液面高さが検出されると。

それに応じて駆動機が動作して空気噴出装置と吸引装置
の一方または両方を昇降させ、その気流を加工液面から
一定位置に保持する。

また、この発明における第２の加工装置は、液面の高さ
を設定する部材がある場合、この部材の変位とともに空
気噴出装置と吸引装置の一方または両方を同様に変位さ
せることにより、液面の位置の変動にもかかわらず、気
流を加工液面から一定位置に保持する。

〔実施例〕

第１図、第２図、第３図はこの発明に係る第１の加工装
置の一実施例を示す図で、第１図は縦断面図、第２図は
平面図、第３図は空気噴出装置部分の正面図、（り〜（
１（ｌは上記従来装置と同様のものである。

図中、ａ３は加工槽（１）内に立設された支柱、ａ３は
支柱ａｚに案内され駆動機Ｉにより昇降する空気圧供給
ブロック、（Ｉηは空気圧供給ブロック０３の上に固定
された噴出孔（７ａ）〜（７ｃ）から一定の高さに配置
された液面高さ検出器、ａｓは検出器αηの出力を駆動
機０番に伝達する信号線である。ａｓは空気圧供給ブロ
ックａ３に送る空気圧を発生するポンプ。

６８は供給された空気圧を調整するパルプ、ａＤは加工
槽（１）内に立設された加工液面設定用の堰板である。

上記のように構成された放電加工装置におりてはポンプ
α９によって発生され九空気圧は、調節バルブ珀によっ
て最適に調節され、空気圧供給ブロックαりおよび空気
噴出装置（７）　ｔｌ−介して噴出孔（７ａ）〜（７ｅ
）より加工液（４）の上面に空気の流れ（８）全供給し
、加工槽（１）の反対側より、吸引装置（９）により分
解ガス（５）、オイルミスト（６）とともに捕捉され、
処置される。そして液面高さ検出器αｎは加工液面の高
さの変化を検出し、その変化に応じた信号を信号線（Ｉ
ｓ′ｆｆ：通じて駆動機Ｉに送出する。

この信号に応じて駆動機＋１４は動作し、空気圧供給ブ
ロックＩを昇降させ、噴出孔（７ａ）〜（７Ｃ）を加工
液（４）面から一定高さに保持する。その結果。

発生する分解ガス（５）、オイルミスト１６＋　ｉ効率
良く捕捉できるようになシ００作業環境著しく改善され
るとともに１発生する空気圧を必要最小限に抑えること
により１局所的な空気の流れ（８）による機械本体の熱
変位も抑えられ０作業環境の改善と高精度加工が同時に
達成可能となった。

なお、実施例では液面高さ検出器（１７＋を噴出孔（７
ａ）〜（７ｃ）から一定の高さに配置するものとしたが
、これを可変にして被加工物（２）および電極（３）の
形状に応じて数値制御プログラムで制御するようにして
もよい。

また、上記実施例では、液面高さ検出器αｎｔ−用いて
液面を検出する場合を示したが、液面の高さが検出でき
るものであればよく、たとえば、液面上に浮く浮きなど
でもよい。

次に、この発明に係る第２の加工装置について説明する
。前述した加工装置は加工液の液面の位置を検出し、こ
の液面と連動するようにしたものであったが１次に示す
加工装置は、液面の位ｉｔ決定する部材と連暢するよう
にしたものである。

第４図、第５図はこの発明の一実施例を示す図で、第４
図は縦断面図、？ｌｃＳ図は平面図で０図中（１１〜Ｑ
ｌ）までは上記従来装置と同様のものである。

図において０９は加工液（４）の液面高さを設定する堰
板であり、空気噴出装置（７）が取り付けられている。

αりは空気噴出装置（７）に送る空気圧を発生させるポ
ンプ、ａｓＦｉ発生した空気圧を調整するパルプである
。

堰板αＤは、上下に移動できるように設計されておシ、
その上辺部に加工液（４）の液面が位置するようになる
。すなわち、加工液（４）追加や、加工液（４）内へ被
加工物（２）や電極（３）の浸漬があり液面が加工槽（
１）内で上昇しても堰板α０の上辺部からこぼれおちる
ため、液面は、堰板α９の設置位置により決まってしま
う。

このように第４図、第５図に示した加工装置！１ｉよ。

加工液の液面高さを設定する加工液面高さ設定堰板αＤ
と、空気噴出孔（７ａ）〜（７ｅ）　　ｔ−有して上記
堰板に固定されこの堰板と連動して上記空気噴出孔の位
置を常に加工液面から一定の位置に保持するように構成
された空気噴出装置（７）とを設けたものである。

上記のように構成された放電加工装置においてはポンプ
αりによって発生された空気圧は調整バルブＯｅによっ
て最適に調整され、空気噴出装置（７）は加工液（４）
の上面に空気の流れ（８）を層流にして供給する。加工
槽（１）の反対側にある吸引口（９）は、空気の流れと
ともに１分解ガス（５）、オイルミスト（６）ヲ捕捉し
て回収する。そして加工液面の高さを設定する堰板αυ
に固定された空気噴出装置（７）は常に加工液面から一
定の位置に保持される。その結果加工により発生する分
解ガス（５）、オイルミスト（６）を。

作業者による調整洋装によることなく効率よく捕捉１回
収できることになり０作業環境が著しく改善されるとと
もに０発生する空気圧を必要最小限に抑えることにより
６局所的な空気の流れ（８）による機械本体の熱変位も
抑えられ、ｔ！＠人化と０作業環境の改善と、高精度加
工が同時に可能となった。

なお、上記実施例では、液面を設定する部材として堰板
Ｕの場合を示したが、加工液（４）の液面を設定する部
材であればよく堰板αＤに限られるものではな−０また、上記２つの実施例では噴出孔（７ａ）〜（７Ｃ）
より空気を噴出する例を示したが、気流が発生できれば
よく、他の方法でもよい。

また、上記２つの実施例では、気流発生装置のみを移動
可能としたが、気流吸引装置置ヲ移動可能としてもよい
。さらに一方のみ々らず両方全移動可能としてもよい。

また、上記２つの実施例では放電加工装置の例き示した
が、加工中に不要気体が発生し、これ全除去した方がよ
い加工装置であればよく、この発明と同一の効果を奏す
る。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明では、気流発生装置と気流吸引装
置の少なくとも一万金昇降可能に構成し。

加工液面高さが変化してもこれに連動でき、その結果、
気流を加工液面から一定位置に保持するようにしたので
、空気の必要最小限の流量で不要ガスを回収でき、省力
化６作業環境の改善、および高精度加工を達成できる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による放電加工装置の一実施例を示す
縦断面図。第２図はこの発明による放電加工装置の一実施例を示す
平面図。第３図は空気噴出装置の正面図。第４図はこの発明による放電加工装置の他の実施例を示
す縦断面図。第５図はこの発明による放電加工装置の他の実施例を示
す平面図。第中図は従来の放電加工装置を示す縦断面図。第４図はその平面図である。（１）は加工槽、（２）は被加工物、（３）は電極、（
４）は加工液、（５）は分解ガス、（６）はオイルミス
ト、　（７）ｆｄ空気噴出装置、　　（７ａ）〜（７ｅ
）は噴出孔、（８）は空気の流れ、（９）は吸引口、ｆ
Ｉ（ｌけ吸引装置、αＢは堰板、α２は支柱、０３は空
気圧供給ブロック、ｆ１４１は駆動機。ａＳはポンプ、珀はパルプ、αηは液面高さ検出器であ
る。なお０図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）（ａ）加工を促進するため加工時に被加工物を浸す液体
と、（ｂ）被加工物を浸した液体を入れた加工槽と、（ｃ）
加工槽の液体上部に液面と並行に流れる気流を起こす気
流発生装置と、（ｄ）この気流を吸引する気流吸引装置とを有し、被加工物の加工により液体から発生するガスを
除去する加工装置において、以下の手段を備えたことを
特徴とする加工装置（ｅ）加工槽の液体の液面の位置を検出する手段。（ｆ）検出された液面の位置に応じて、気流発生装置と
気流吸引装置の少なくとも一方を所定の位置に移動させる手段。（ａ）加工を促進するため加工時に被加工物を浸す液体
と、（ｂ）被加工物を浸した液体を入れた加工槽と、（ｃ）
加工槽の液体上部に液面と並行に流れる気流を起こす気
流発生装置と、（ｄ）この気流を吸引する気流吸引装置とを有し、被加工物の加工により液体から発生するガスを
除去する加工装置において、以下の手段を備えたことを
特徴とする加工装置（ｅ）液面の位置の変動にかかわらず、気流発生装置と
気流吸引装置の少なくとも一方を液面から所定の位置に設ける手段。