JPS5988218A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPS5988218A
JPS5988218A JP57198383A JP19838382A JPS5988218A JP S5988218 A JPS5988218 A JP S5988218A JP 57198383 A JP57198383 A JP 57198383A JP 19838382 A JP19838382 A JP 19838382A JP S5988218 A JPS5988218 A JP S5988218A
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electrode
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fluid
electric discharge
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Kiyoshi Inoue
潔 井上
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H1/00Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
    • B23H1/10Supply or regeneration of working media

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、加工間隙を含む加工部を被加工物電極のはソ
全体等と共に加工液内に沈降等の如く浸漬させないで放
電加工する放電加工装置に係り、特に放電加工により生
じる加工屑が加工間隙側シの被加工物上に堆積するのを
除去する装置に関する0 従来の放電加工装置は、加工用電極と被加工物電極とを
近接相対向させた加工間隙に加工液を流通等介在させた
状態で、両者間に所定の休止時間を置いた間歇的な電圧
パルスを印加して発生する放電又は放電々解作用によシ
加工を行なうものである。
そして、上記の場合の加工液は、放電の発生、消弧、正
又は負電極の消耗の増加、電解作用の発生、両電極の冷
却、及び加工屑やガス等の加工間隙からの排出等のだめ
のもので、従って加工間隙の加工液は伺等かの手段で注
入等供給されると共に排出させる如く順次又は適宜に更
新させることが必要である。
従って、例えば所定の棒状又は型状の加工用電極によシ
被加工物電極に穿孔、型彫等の加工を行なうには、加工
タンク等の槽内底部の加工テーブル上に被加工物電極を
載置固定し、該加工タンクに前記被加工物電極の上面が
所定の深さ迄沈漬するように加工液を満し、上方よシ加
工用電極を垂下状に保持して加工液中で相対向せしめた
状態とし、そして加工に際しては上記加工タンク中の加
工液を別に設けた加工液供給装置からの供給加工液によ
り所定液位以上で溢流せしめて循環等更新させると共に
、通常は加工用電極又は被加工物電極に設けた加工液流
通孔を加工間隙に開口せしめるか、外部に設けたノズル
から加工液を噴射させ、或いはまた両電極を対向方向に
間歇的に相対的に近接開離の往復運動をさせる等して加
工間隙の加工液を更新させつ\加工を行なうのが普通で
ある。
尤も、棒状電極等による折損タップの除去加工のような
比較的ラフな加工等の場合には、被加工物電極を加工液
中に沈漬設置することなく加工テーブル上に載置し、加
工液を加工用電極または近接配置したノズルから加工部
へ注ぎ掛けながら加工を行なう加工態様のものもある。
そして、斯種の加工の態様のものは、加工屑。
加工液、その加熱分解物、或いはさらに放電火花が加工
部から周シに飛散する状態で加工が行々われ、このだめ
飛散防止用の布切れや各種の可撓性シート等を巻き付け
る等しているが、上記加工液は加工部に充分な量供給さ
れて、電極及び被加工物電極を充分冷却するようにされ
ている。
また、数値制御方式等のワイヤカット放電加工では、被
加工物電極を加工液中に浸漬させた状態でさらにワイヤ
電極が貫通する被加工物電極の両側に加工液噴射ノズル
を配置する形式のものもあるが、通常は加工テーブルの
周囲に加工液流通孔の囲いを設けた状態で上記被加工物
電極の両側にワイヤ電極にはソ同軸状等力d工部(ワイ
ヤ電極貫通部)に指向させた加工液噴射ノズルを設け、
加工間隙に加工液を強制的に噴射注入させるようにして
いる。
しかして、上記例れの場合にも、加工液は通常常温、定
温、または恒温温度等の約20〜25°C前後に近い所
定の温度でアシ、゛前記穿孔、型彫加工で精密加工を必
要とする場合や、長時間にわたシ高速荒加工をする場合
、或いはワイヤカット放電加工機等に於ては、加工液の
冷却装置や所定温度保持制御装置が設けられるが、之等
の場合にも上記約20〜25°C前後の温度を保とうと
するのが普通である0 他方、上記穿孔、型彫加工等の場合に、加工間隙内の加
工屑等の濃度を成る所定の状態に保ち、加工間隙内の加
工液が清浄になシ過ぎないようにすることによシ、安定
で加工性能の良好な加工が行なわれる所から、加工間隙
内の加工液の更新状態を制御することや、場合によって
は予め成る程度導電性微粉末を混入等した加工液を使用
すること(例えば、特公昭55−43,849号公報)
等も行なわれる。
しかしながら、加工間隙に於ける各電圧パルスによる放
電は、仮シに1〜2個の電圧パルスが印加される期間前
後以内程度の比較的短い時間のガス中放電は、成る程度
層々許容されるにしても一般的にガス中放電は、既にそ
れ自体がアーク状放電に移行するため避けなければなら
ないものであシ、また従来の常識的な放電加工作用の原
理からも各電圧パルス毎の放電が液中(加工液介在)放
電であることが望ましいとされていた。
また加工中の加工用電極及び被加工物電極の全体として
の温度はミ穿孔、型彫加工に於ては、高速の荒加工を、
加工液を格別冷却することなく長時間高負荷で継続させ
た場合に、加工タンクの加工液が約50°C前後又はそ
れ以上に上昇することがあるかも知れないが、電極等が
手で殆んど触れることが出来ない程度以上に高温になる
、甘たは高温状態として加工を継続すると言うことは先
ず無く、またワイヤカット放電加工の場合は、通°常ワ
イヤ電極が約6.2 mmφ前後またはそれ以下と細い
ものであるため、また絶えず新しいワイヤ電極を送って
ワイヤ電極の更新をしつ5加工を行なうと言う特殊々態
様の加工方法であるだめ、今現に被加工物電極中を軸方
向に移動通過しつ\あるワイヤ電極部分は、加工液が軸
方向の両側から同軸状等に噴射供給されているとは言え
、少くとも加工前進する側の面に於て被加工物電極との
間で高周波の放電に曝されている所から、被加工物電極
の板厚の領域にある前記ワイヤ電極部分の温度が成る程
度高温状態にあるとも考えられるもの\、前記ワイヤ電
極部分全体としてはそれ程高温ではないものと考えられ
る。勿論この場合の被加工物電極の温度は室温又は加工
液とはソ同一の温度で、加工により温度上昇が生ずるこ
とは殆んどない。
本発明者は上述とは異なる放電加工等の電気加工方法を
開発している。この電気加工方法は、上述のような従来
の加工方法に比べれば、加工用電極及び被加工物電極の
はソ全体乃至は、加工間隙に近い部分の温度を、電極及
び被加工物電極の太きさ寸法(でもよるが、電極及び被
加工物電極の寸法形状が加工間隙を形成する加工面積の
大きさ寸法に比較して数倍前後よりも格段に大きい(熱
容量が極めて大きい)と言うことがない以上(ワイヤカ
ット放電加工の場合はや\特殊であって前記ワイヤ電極
部分と被加工物電極の現加工部の近傍部を)相当高温に
、例えば少くとも約40〜50°C前後以上、加工用電
極及び被加工物電極の寸法及び形状にもよるが、好まし
くは約50〜60°C前後またはそれ以上の通常手によ
っては触っておれグいか触れられない程度の高温状態に
保って加工を行なうものである。
また、斯種電気加工に於ては、特に穿孔、型彫加工の形
式のものに於ては、加工液としてケロシン等の炭化水素
油系加工液、即ち可燃性加工液の使用によシ、継続、ア
ーク放電等の異常加工状態の発生時等に、火災発生等の
危険があシ、か\る問題点は、自動検出作動の消火装置
等を付設したとしても完全には除去されず、このため、
不燃性の加工液、例えばワイヤカット放電加工に於ける
のと同様に加工液として水を使用することAf好ましい
のでおるが、水(通常1 x 1 o−3〜5 x 1
 o−’Ωa前後の純水)はワイヤカット放電力ロエの
ように、どちらかと言えば電圧ノくルス(又は放電)<
ルス)の持続時間′、(τon)に対する放電々流の振
幅(I  )  が比較的太きい、加工電圧極性力;通
常正極性の電極布消耗条件で、例えば0.27L’l!
φ前後の銅又は銅合金ワイヤ電極が加工液水による冷去
1状態にあるとは言え断線しない程度のカロ工面粗さの
小さい所謂仕上加工条件領域では、炭イし水素?山系加
工液と同等以上の加工性能を発揮するもの\、中加工条
件、例えば電圧ノクルスの持続時間力;約30〜50μ
s前後以上の加工条件領域になると、加工用電極が消耗
する加工速度が電圧ノクルスの持続時間が小さい領域よ
シも低下して持続時間のより大きい領域では実質上放電
加工が行なえない等、実質上実用的には使用不能である
0 この原因としては、水が炭化水素油に比較して電気比抵
抗が低く、電解作用があり、また分子量が小さく、かつ
分解又は分離する結合手i=々い等のためであシ、この
ため加工面積が数cA前後以上と広くなるとか、電圧パ
ルスの持続時間(τOn)が長い、或いはさらに放電流
振幅(Ip )が比較的小さい等の放電パルス条件下で
は、加工間隙抵抗の低下及び加工液に対する電解作用等
によシ、仕上げ加工条件の際と異なる間隙、及び加工状
態となり、域いはまた一種のクラキング作用(低分子量
化分解)等による一部放電エネルギの吸収等の作用が少
ない所から、炭化水素油系加工液使用の際の間隙状態と
全く異なる加工間隙状態となるためと思惟される。
このよう力水加工液の欠点を除去するために既に種々の
提案が為されておシ、例えば特公昭41−16,480
号公報及び同44−17.120号公報には、容積比で
35〜75俸のエチレングリコール及びポリエチレング
リコールを表面活性剤等の添加剤と共に水に添加した水
溶液が、寸た特公昭45−199号公報には前記のエチ
レングリコールにさらに3〜:45%の半水酸基有機化
合物を添加したもの、同45− ’200号公報には同
じく2.5〜35チのエチレングリコールのモノエーテ
ルを添加した加工液が記載されていて、最も分子量の少
いエチレングリコールで分子量約104であるから、上
記組成の水溶液の平均分子量は、例えばケロシン約20
0〜300と同程度以上であるが、之等は前記の如く多
量の添加が必要なもの\、従来の炭化水素油加工液と比
較すると価格が数倍で、加工性能は到底及ばないもので
あシ、また上記水溶液は依然として通常可燃性であるか
ら火災防止等の点は満足できないものである。
まだ、水に炭化水素油外の有機物を溶解又は分散させた
加工液、有機物の固体微粒子を水に混合分散させた加工
液、又は之等の混合物等も各種あるが、各種加工性能や
加工液の取扱等の点で未だ実用されるに至ったものはな
いのが実状である。
また、加工間隙を水中に水没させた状態で、加工間隙に
必要な加工液としての炭化水素系加工液を供給する加工
方法も、例えば特公昭49−22゜515号公報等に記
載されているが、炭化水素油の相当量の貯蔵が必要杭又
間隙に供給された過剰分の加工液の処理の仕方等によっ
ては火災等の危険が依然としてあシ、また加工用電極及
び被加工物電極が水によって冷却され過ぎるせいが、加
工性能が幾分力るようであシ、また加工キャビティの周
端部の精度が悪く々る場合がある等の問題もあシ、未だ
実用に供されていない。
本発明者らが既に開発している電気加工方法は、炭化7
jC素油等の可燃性の加工液が全く使用することができ
々いと言う訳ではないが、また例えば炭化水素の有機物
を水中に溶解又は分散等して含有させるのが好ましいが
、この含有量を微量として実質上不燃性として使用し得
る水又は水を主成分とする水系加工液を使用して、特に
従来炭化水素油加工液の加工特性又は加工性能で、加工
面粗さく例えば横軸、μmRmax>に対する加工速度
(縦軸、例えばf / min )の特性曲線に於て、
全体的に向上するもの\、特に加工速度の上昇が飽和す
る前後乃至それ以上の領域に於ける前記飽和を防止する
加工性能が得られるものである。
そして本発明者らが既に開発している電気加工方法は、
所謂ワイヤカット放電加工にも、加工中の各種各部の条
件及び状態等を厳密に制御することによって適用可能で
はないかと思惟されるが、ワイヤカット放電加工に於て
従来通シ加工液に水を使用している以上、格別工夫等し
て適用する必要がなく、従来汎用型の穿孔、型彫型の放
電加工に於て、加工面の面積が数ctA前後程度以上の
加工条件に於て適用すれば良く(即ち、加工面の面積が
それよシも小い領域では、所謂純水使用等の水加工で対
応できるから格別必要なく)、マた加工条件も従来の所
謂水加工で対応が難しい中加工以上の加工条件領域で適
用すれば足るものも思惟するが、例えば仕上加工条件領
域や加工面積の小さい場合等に適用できない訳ではない
しかして、本発明者らが既に開発している通常形式の電
気加工方法は、穿孔、型彫等の従来通常形式構成の放電
加工機に於て、加工用電極又は被加工物電極を加工テー
ブル上に位置決め設置固定した加工タンク内の加工液を
落した、加工タンク内に加工液が殆んど全くない状態、
又は少し滞溜して溜ることがあるにしても通常は前記加
工テーブル上面またはその前後以下として加工用電極と
^ 被加工物電極及び相対向して形成する加工間隙が大気中
や特定気体中等の気中に位置している状態とし、前記加
工間隙に加工用電極又は被加工物電極内の通路から加工
間隙に開口する加工液供給ノズルか、又は加工部周囲に
加工間隙を指向するように設けた加工液ノズルから加工
間隙に加工液を、好ましくは水又は有機物を微量含有す
る水を、加工間隙に連続的に、又は間歇的に好ましくは
加工間隙を加工液が丁度満たし得る程度に制限して連続
的に、間歇的に、又は周期的に増減させるよう−にして
注入しつ\、通常の穿孔又は型彫型式の放電加工と同様
、加工間隙の維持のサーボ制御送シをしつ一両電極間に
間歇的な電圧パルスを印加し、または前記間歇加工液注
入に同期等した、注入後に所定の長さの電圧パルス列を
加えて次の加工液の注入迄の間電圧パルス列を中断する
等の態様で印加して発生する間歇放電によシ加工を行な
うもので、前記加工液の加工間隙介在量、即ち供給量は
、加工間隙に於てガス中放電、或いはさらにガス中放電
に伴うアーク状放電、又はアーク移行状放電等の異常放
電状態にならない限度に於て最小量に、従って実際上は
不可能であるが、加工間隙に供給された加工液の全部乃
至は大部分が、前記間歇放電によって各種態様の分解ガ
ス化蒸気化、或いは之と実質上回等の状態で加工間隙外
に放出飛散等して、加工タンク中の被加工物電極の周囲
に加工屑、その細分解生成物等の微粒子やタール状物が
堆積する外は液乃至は液状物が堆積しない状態、即ち供
給された加工液の液成分の全部乃至は大部分を加工間隙
の加工作用に伴って消費し尽す状態とすることが、加工
液の再生処理や循環等の問題もなく、最も望ましいもの
である。
しかして、前記水中に溶解、及び又は分散等して添加す
る有機物としては、前述の如く樹脂微粉末の如き有機物
の固体微粒子であっても良いが、好ましくは水溶性又は
水中分散性の液状有機物であることが好ましく、ケロシ
ンやトランス油等の炭化水素油の如き非水溶性の液状有
機物の場合には、適宜の界面活性剤と共に添加して水に
溶解又は分散させるようにすれば良く、また水に溶解又
は分散する液状有機物又は有機物系の界面活性剤の場合
には、それだけの水への添加で足りることが少なくない
。しかして、上記の場合水それ自体は、所謂純水が好ま
しいものであるが、比抵抗が約1×103Ωm程度より
も太きければ、使用して格別遜色ない加工性能を発揮す
る。
また、加工用電極としては、従来慣用の銅又は銅合金系
のもの、炭素又は炭素金属混合物系のもの、及びタング
ステン合金系のものを同様に使用し得るが、どちらかと
言えば、よシ耐熱性の高いもの\方が好適で、特にカー
ボン、グラファイト等炭素電極或は、銅又は鉄等の金属
1合金と炭素との混合物や組み合せ体から成る電極が好
ましいようである。即ち炭素系の加工用電極は金属9合
金系のものに比べて耐熱性が高いだけでなく熱伝導率が
その使用温度では低い所から、放電エネルギが熱として
電極を伝導して逃げに〈\、高温状態での加工及び加工
作用に何等かの寄与をゼるものと考えられる。
さて、上述のように、加工部を加工液によって浸漬しな
い加工態様を採用する場合、すなわち第1図に示すよう
に、加工用電極1の加工液通路1aから加工部へ水系加
工液を供給し、その加工液量を適量に制限すると共に、
加工電圧パルスの持続時間、休止時間放電−賢流パルス
振幅等の電気的加工条件を選択設定するこ−とによシ、
電極1と被加工物電極2との間の加工間隙3における放
電がアーク放電等の異常放電状態に移行し力いようにし
た加工態様を採用した場合、間歇放電の加工作用に伴い
電極、被加工物の溶融蒸化及び加工液の分解ガス化蒸気
化によって発生するガスにより放射、噴出、飛散する加
工屑や加工間隙内生酸物は、符号4に示すように加工部
周辺の被加工物電極2上に堆積する。電極1と被加工物
電極2を加工液に浸漬して加工を行う従来方法の場合に
は、加工液の流動力によってこれらを除去することは可
能であるが、加工液量を制限して加工を行う前記加工態
様においては、加工屑等を除去するに充分な流量が得ら
れないために加工屑4等が堆積する訳である。加工間隙
3にその周辺部のノズルから噴射する加工液量を制限し
て加工を行う場合も同様の加工屑堆積の問題が発生する
このような加工屑4が堆積すると、放電によって生じる
加工屑等の加工部周辺への飛散が阻げられて加工屑が加
工間隙3に残留しゃすくなシ、マた、加工の進行に伴っ
て堆積加工屑部分を加工する等の不都合も生じ易く、そ
して短絡を起こしゃすく橙って良好な加工が行なわれに
くくなり、かつ堆積する加工屑4によって加工液排出が
阻けられて加工液等が溜シ、目的とする加工態様が実現
できなくなってしまう。
本発明は、上述のように、加工用電極に設けた加工液通
路または加工用電極と被加工物電極との間の加工間隙に
向けて設けたノズルから該加工間隙に加工液を噴出しつ
つ、加工部に加工液に非浸漬とした状態で加工を行う放
電加工装置において、加工部の周辺の被加工物電極上に
堆積する加工屑等除去装置を有し、かつ該加工屑等除去
装置は、回転ローラやベルト等の回転体の表面に可撓性
を有する多数の除去材を着けたものからなることを特徴
とする。
以下本発明の一実施例を第2図および第3図によシ説明
する。第2図および第3図において、1は加工液通路1
aを有する加工用電極、2は加工テーブル等の取付台5
上に取付具6によシセットされた被加工物電極、7は加
工部の周辺に堆積する加工屑4等を被加工物電極上から
周囲又は外部へ除去する加工屑等除去装置であり、本実
施例においては、加工用電極1が四角形をなし、その四
辺に沿って4台の装置7を設置した例を示す。該加工屑
等除去装置は、それぞれ、駆動ローラ8と従動ローラ9
の間に掛は回された回転ベルト10にナイロン等の可撓
性を有する合成樹脂等からなる羽根状、紐状、糸状、板
状または図示のような針状の除去材11を植設又は毛羽
立て等一体に着けたものからなる。前記駆動ローラ8の
軸12は取付台5上に固定された取付枠13に回動自在
に装着され、該軸12にはローラ取付枠14が起伏自在
に取付けられ、その内端に前記従動ローラ9の軸15が
装着しである。また該ローラ取付枠14の外端側はシリ
ンダチューブを取付台5にピン付けした空圧また油圧式
起伏用シリンダ16のピストンロッド16aがピンによ
り連結され、該シリンダ16のロッド6aを伸長す−れ
ば、実線で示すように回転ベルト10は被加工物2上に
接し、該シリンダ16を収縮すれば回転ベルト10は第
2図の仮想線10′に示すように起立して被加工物電極
2から退避できるようにしている。取付台5上の取付台
17には減速機付モータ18とクラッチ19が設置され
、モータ18の回転力はクラッチ19を介して前記駆動
軸12に伝達されるようになっている。
放電加工の際には、加工用電極1をサーボ制御送υ等に
よシ、必要に応じて間歇的に被加工物電極2に対して近
接、開離させながら進行させつつ、かつ、加工液通路1
aから加工間隙にアーク放電等の異常放電状−態ド移行
しない程度の真に必要な量の加工液を供給し表から放電
加工を行う○この時、第1図に示したように、電極1及
び被力日工電極2の加工部放電点の溶融蒸化及びカロエ
液の分解ガス化蒸気化によシ、加工屑4等力よりロエ部
周辺に飛散し堆積するが、各加工屑等除去装置7のシ1
ノンダ16を伸長させて回転ベルト10を図示の状態と
してモータ18を作動させ、かつクラッチ19を投入す
ることにより、加工屑4等は被加工物電極上の加工部周
辺から被加工物電極外へオド除しうるから、加工屑の堆
積によって加工屑のカロエ部からの排出が阻けられたシ
加工液力;堆積音す内に溜って目的とする放電加工が行
われなくなるよう表事態の発生を防ぐことができる0 なお、回転ベルト10の取付構造としては種々に採用で
きる。例えば加工屑等除去装置7を1台として加工用電
極1の回シに全周にわたって回転させることにより、加
工用電極1の回シのカロエ屑を1台の加工屑等除去装置
によって除去することが可能であって、また上記の如き
カロエ屑4の排除作動は加工中常時性々つても良いカニ
、所望の設定時間間隔ごと、又は放電加工状態の検出’
IJ ff1Jによシ、退癖等させてあった排除装置を
所定位置に繰り出す等して所定時間または前言己泪1男
l]によるI11御信号が消去するか、さらに消去後の
所定時間イ乍動させた後停止、さらには退癖等させるよ
うに構成作動させるようにしても良い0またその他、回
転ベルト等の取付構造等について、種々の変更、付加が
可能である0 第4図は、本発明の他の実施例の原理的構成の説明図で
、所定の位置に固定設置、又は移動設置可能な吸引ダク
ト20の吸弓1開口音じに図示しないモータによって回
転駆動されるドラムLoad”設置されており、該ドラ
ム10a表面には可撓弾性を有するワイヤ状等の除去材
11力;設けられておシ、回転によって堆積加工屑4を
掻き立てその多くを周囲等に飛散除去すると共に掻き立
てにより浮遊するような微小の加工屑、カロエ液の液滴
等をダクト開口周囲の空気と共に吸入吸弓1し、途中連
体と気体、或いはさらに液滴と気体分離器21に高速度
で吸入して分離し、微小加工屑等の固体及び加工液を集
塵溜め21aに分離回収し、放電加工部発生ガスを含む
気体はファン22によシ放出又は適宜の酸化等ガス処理
手段を介して放出するもので、通常鉄材等の磁性体であ
る加工屑4を適宜効果的に掻き立てるのに、除去材11
を磁性体又は磁性体混入の磁性体として、ドラム10a
内等に永久磁石又は電磁石を設置したりの工夫が為され
るものである。
以上述べたように、本発明によれば、加工部周辺の被加
工物電極上の加工屑等を除去できるので、加工屑等が加
工部周辺に堆積することが々く、加工部を加工液中に浸
漬しないで加工を行う加工態様を採用することができる
ようになシ、これによって水系加工液を用いた場合にお
いて、従来の加工液を用いた場合に近い加工速度を得る
ことが可能となる。従って本発明によれば、防災等の問
題なく無人運転加工を実現させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対象となる加工態様を示す加工部の一
部切断側面図、第2図は本発明の装置の一実施例を示す
側面図、第3図はその平面図、第4図は他の実施例の原
理的構成の説明図である。 1・・・加工用電極、1a・・・加工液通路、2・・・
被加工物電極、4・・・加工屑、10・・・回転ベルト
、11・・・除去材 特許出願人 株式会社 井上ジャパックス研究所代理人
 弁理士 若 1)勝 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11加工用電極又は被加工物電極に設けた加工液通路
    、または加工用電極と被加工物電極との間の加工間隙に
    向けて設けたノズルから該加工間隙に加工液を噴出しつ
    つ、前記加工間隙を含む加工部を全体的に加工液中に非
    沈降の非浸漬とした状態で加工を行う放電加工装置にお
    いて、加工部の周辺の被加工物上に堆積する加工屑等を
    被加工物上から除去する加工屑等除去装置を有し、かつ
    該加工屑等除去装置は、回転体に可撓性を有する多数の
    除去材を着けたものでなることを特徴とする放電加工装
    置。 置が複数個並設された1のである特許請求の範囲の加工
    部周辺を順次に移動して作動可能に構成されているもの
    である特許請求の範囲第1項記載の放電加工装置。
JP57198383A 1982-11-11 1982-11-11 放電加工装置 Granted JPS5988218A (ja)

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