JPH02255018A - 椎茸の鋸屑種菌製造法、同種菌による椎茸栽培法及び同種菌用シート状物 - Google Patents

椎茸の鋸屑種菌製造法、同種菌による椎茸栽培法及び同種菌用シート状物

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JPH02255018A
JPH02255018A JP1077780A JP7778089A JPH02255018A JP H02255018 A JPH02255018 A JP H02255018A JP 1077780 A JP1077780 A JP 1077780A JP 7778089 A JP7778089 A JP 7778089A JP H02255018 A JPH02255018 A JP H02255018A
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JP
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sawdust
shiitake
sheet
concave
fungus
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JP1077780A
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Hatsue Okino
沖野 初江
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、椎茸を栽培するためにコナラ等の原木に植え
る鋸屑種菌を製造するに当たって、シト状物に形成した
多数の小さな凹状袋部のそれぞれに鋸屑・椎茸菌糸の混
合物を詰め、菌糸を培養するところの椎茸の鋸屑種菌製
造法、及び鋸屑種菌を利用して製造した椎茸栽培法、及
び鋸屑種菌製造に用いるところのシート状物に関するも
のである。
〈従来の技術〉 従来、椎茸の鋸屑種菌は、シート状物に形成した多数の
小さな気密・液密・無孔凹状袋部のそれぞれに鋸屑・椎
茸菌糸及び水分を含む椎茸菌混合物を詰め、適温・適湿
に約−週間保持し、菌糸を培養すると共に凹状袋部の形
状に固めたものであって、鋸屑種菌を凹状袋部より取り
出し、コナラ等の原木にあけた凹穴に押し込み、適温・
適湿に保持し、菌糸を前記原木内で増殖させ、その菌糸
より椎茸を発生させ、栽培している。前記凹状袋部より
鋸屑種菌の取り出すに当たっては、凹状袋部の底側から
固まった鋸屑種菌を押し出しているが、鋸屑種菌は固ま
っているとは言え、崩れ易く、しばしば崩壊し、種菌と
して取扱い困難となりやすいと言う問題点がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 従来の凹状袋部付きシート状物を利用して製造する鋸屑
種菌には上記問題点があることから、鋸屑種菌の製造か
ら原木に移植するまで、その原形を保持する手段が求め
られている。
本発明は上記課題を解決した椎茸の鋸屑種菌製造法、同
鋸屑種菌による椎茸栽培法、及び鋸屑種菌用シート状物
を提供することを目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 図面を参考に説明する。上記目的を達成するために、本
発明に係る椎茸の種菌製造法は、シート状物3に形成し
た多数の凹状袋部2aのそれぞれに鋸屑・椎茸菌糸及び
水分を含む椎茸菌混合物4aを詰め、菌糸を培養するこ
とによりなるものであって、特に凹状袋部2aに湿った
鋸屑を通さないところの多数の小孔11を形成したもの
を用いることよりなるものである。
また、第2の発明に関わるところの鋸屑種菌による椎茸
栽培法は、シート状物3に形成した多数の小さな凹状袋
部2aのそれぞれに鋸屑・椎茸菌糸及び水分を含む椎茸
菌混合物4aを詰め、菌糸を培養することにより製造し
た鋸屑種菌4bを原木7にあけた凹穴6に押し込み、適
温・適湿に保持させることよりなるものであって、特に
凹状袋部2に湿った鋸屑を通さないところの多数の小孔
11を形成したものを用いて製造した鋸屑種菌を原木7
へ移植するに当たって、鋸屑種菌の入った凹状袋部2a
の上縁を切り離すこと、その切り離した鋸屑種菌入り凹
状袋2bを原木7にあけた凹穴6に押し込むことよりな
るものである。
さらに第3の発明に係わる椎茸の鋸屑種菌用シート状物
は、鋸屑・椎茸菌糸及び水分を含む椎茸菌混合物4aを
詰める凹状袋部2aに湿った鋸屑を通さない所の多数の
小孔11を形成してなるものである。
〈作用〉 シー1−状物3に形成した多数の凹状袋部2aのそれぞ
れに鋸屑・椎茸菌糸を含む椎茸菌糸混合物4aを詰め適
温・適湿に約−週間保持し、菌糸を培養すると共に凹状
袋部2aの形状に成形することによって弾型鋸屑種菌を
製造する。この鋸屑種菌を原木7へ移植するに当たって
、シート状物3より鋸屑種菌の入った凹状袋部2の上縁
を刃物9を用いて切り離し、その切り離した鋸屑状種菌
入り凹状袋2bを原木7にあけた凹穴6に押し込んだう
え、適温・適湿に保持すると、鋸屑種菌より菌糸が凹状
袋2bの小孔11を経て原木7内に繁殖し、原木7を分
解しながら蔓延し、椎茸8を発生する。
〈実施例〉 実施例について図面を参考に説明すると、■は椎茸の鋸
屑種菌製造に用いるポリプロピレン・ポリスチレン等の
シート、2aはそのシート1に形成したポリプロピレン
等よりなる凹状袋部であって、シートlに面一に開口1
0を備えると共に、湿った鋸屑を通さない多数の小孔1
1を形成しである。3はシート1及び凹状袋部2aより
構成されるシート状物である。4aは各凹状袋部2aに
詰めた鋸屑・椎茸菌糸を含む湿った椎茸菌混合物である
次に作用について説明する。シート状物3に形成した多
数の凹状袋部2aのそれぞれに鋸屑・椎茸菌糸を含む椎
茸菌混合物4aを詰め、カバー5を被せ、適温・適湿に
約−週間保持し、菌糸を培養すると共に凹状袋部2aの
形状に固めることによって鋸屑種菌を製造する。この鋸
屑種菌を原木7へ移植するに当たって、シート状物3よ
り凹状袋部2aを刃物9を用いて切り離し、その切り離
した鋸屑種菌入り凹状袋2bを原木7にあけた凹穴6に
押し込んだうえ、適温・適湿に保持すると、鋸屑種菌よ
り菌糸が凹状袋部2bの小孔11を経て原木7内に繁殖
し、原木7を分解しながら蔓延し、椎茸8を発生する。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成されているため、椎
茸種菌を原木へ移植するに当たって、凹状袋2bに詰め
たままで、移植可能であり、椎茸種菌の崩壊を防止する
ことができるため、椎茸種菌の利用率が著しく向上する
bなお、菌糸の原木内での増殖、椎茸発生には何等の支
障もない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の二側を示すもので、第1図はシート状
物及びカバー板の一部の垂直切断正面図、第2図は本発
明のシート状物の斜視図、第2図は種菌混合物を詰めた
状態の一部正面図、第4図は凹状袋部の上縁周囲を切取
っている状態を示す一部正面図、第5図は原木に弾型種
菌を埋める状態を示す一部正面図、第6図は椎茸が成長
している状態を示す一部正面図である。 1   シート 2a  凹状袋部 2b  凹状袋 3   シート状物 4a  椎茸菌混合物 4b  鋸屑種菌 5   カバー板 6   凹穴 7   原木 8   椎茸 a 特許 代理 菌糸 刃物 開口 小孔 出  願 人 人 弁理士 沖   野   初   江 古   1)  剛   啓 第3図 第4図 第5図 第6図 b 手 続 補 正 書 平成元年7月7日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]シート状物(3)に形成した多数の小さな凹状袋
    部(2a)のそれぞれに鋸屑・椎茸菌糸及び水分を含む
    椎茸菌混合物(4a)を詰め、菌糸を培養することによ
    りなる椎茸の鋸屑種菌製造法であつて、凹状袋部(2a
    )に湿つた鋸屑を通さないところの多数の小孔(11)
    を形成したものを用い、椎茸種菌培養後は凹状袋部(2
    a)の上縁を切取ることによりなる椎茸の鋸屑種菌製造
    法。 [2]シート状物(3)に形成した多数の凹状袋部(2
    a)のそれぞれに鋸屑・椎茸菌糸及び水分を含む椎茸菌
    混合物(4a)を詰め、菌糸を培養することにより製造
    した鋸屑種菌(4b)を原木(7)にあけた凹孔(6)
    に押し込み、適温・適湿に保持させることよりなる椎茸
    栽培法であつて、凹状袋部(2a)に湿つた鋸屑を通さ
    ないところの多数の小孔(11)を形成したものを用い
    て製造した鋸屑種菌(4b)を原木(7)へ移植するに
    当たつて、鋸屑種菌(4b)の入つた凹状袋部(2a)
    の上縁をシート(1)より切り離すこと、その切り離し
    た鋸屑種菌(4b)入り凹状袋(2b)を原木(7)に
    あけた凹穴(6)に押し込むことよりなる鋸屑種菌によ
    る椎茸栽培法。 [3]鋸屑・椎茸菌糸及び水分を舎む椎茸菌混合物(4
    a)を詰め、菌糸を培養するための多数の凹状袋部(2
    a)を備えたところの椎茸の鋸屑種菌製造用シート状物
    (3)であつて、鋸屑・椎茸菌糸及び水分を含む混合物
    (4a)を詰める凹状袋部(2a)に湿つた鋸屑を通さ
    ない所の多数の小孔(11)を形成してなる椎茸の鋸屑
    種菌製造用シート状物。
JP1077780A 1989-03-28 1989-03-28 椎茸の鋸屑種菌製造法、同種菌による椎茸栽培法及び同種菌用シート状物 Pending JPH02255018A (ja)

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JPH02255018A true JPH02255018A (ja) 1990-10-15

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