JPH0225491B2 - - Google Patents

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JPH0225491B2
JPH0225491B2 JP57216333A JP21633382A JPH0225491B2 JP H0225491 B2 JPH0225491 B2 JP H0225491B2 JP 57216333 A JP57216333 A JP 57216333A JP 21633382 A JP21633382 A JP 21633382A JP H0225491 B2 JPH0225491 B2 JP H0225491B2
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JP
Japan
Prior art keywords
exposure control
aperture
level
control means
lens
Prior art date
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JP57216333A
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English (en)
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JPS59105620A (ja
Inventor
Hiroki Someya
Yoshihiko Aihara
Toyoichi Mizokui
Nobuyuki Suzuki
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPS59105620A publication Critical patent/JPS59105620A/ja
Priority to US06/820,873 priority patent/US4673277A/en
Publication of JPH0225491B2 publication Critical patent/JPH0225491B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/081Analogue circuits
    • G03B7/085Analogue circuits for control of aperture
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B17/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B17/18Signals indicating condition of a camera member or suitability of light
    • G03B17/20Signals indicating condition of a camera member or suitability of light visible in viewfinder

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は複数の露出制御が選択可能な露出制御
装置を有するカメラに関する。 従来より被写体輝度の変化に応じてシヤツタ秒
時と絞り値の組合せを変える通称プログラムと呼
ばれる露出制御が知られている。 このプログラムの設定は、広い被写体輝度範囲
及び使用できるレンズの種類を多くしても手振れ
のない適正露出での撮影ができるようにすること
が一般的である。その為に、単に被写体輝度の変
化に応じたシヤツタ秒時及び絞り値の組合せを工
夫するだけでなく、例えば、特開昭56−24326号
公報のようにレンズ情報に応じてプログラムライ
ンを自動シフトすることも提案されている。又、
前述のプログラムによる露出制御の改良とは異な
る考え方として、プログラムであつてもシヤツタ
速度優先や、絞り優先的な画像効果が得られる露
出制御を行なうことのできるプログラムの設定を
可能にすることも提案されている。 ただし、このように画像効果を優先にしたプロ
グラムでは、被写体やレンズの種類によつては撮
影できない場合が生じやすく、撮影者の撮影意図
が反映できないばかりか、撮影チヤンスを逃がし
てしまうことも生じてしまう。 本発明は上記実情に鑑みなされたもので、撮影
できる条件の広い第1の露出制御手段と、画像効
果を優先させた第2の露出制御手段とが選択可能
な露出制御装置を有するカメラにおいて、被写体
輝度の値や、交換レンズのレンズ情報によつて第
2の露出制御手段での画像効果が得られない場合
は、自動的に第1の露出制御手段に切換えたこと
により、常に適正露出を得ると共に撮影チヤンス
を逃がすことのない露出制御装置を有するカメラ
を提供する。 以下、本発明の一実施例を図面参照して説明す
る。 第1図はモード表示を有するマルチプログラム
カメラ及び開放FNo、最小絞り、固定絞り、あ
るいはレンズの焦点距離の情報を、上記カメラに
装着時カメラ側に伝達可能なレンズを示すもの
で、第1図において、1はカメラ本体、2は液晶
などからなる露出制御モード表示部、3は露出制
御モードを切り換えるスイツチであるところの露
出制御モード選択ボタン、4は電気的な接続可能
なコネクター端子、5は演算された絞り値をレン
ズに伝える自動絞りレバー、6はレリーズボタ
ン、11はレンズ本体、12は上記カメラと装着
時コネクター端子4と電気的に接続されたレンズ
の開放FNo、最小絞り、固定絞り及び焦点距離
の情報をカメラに伝えるための信号端子、13は
上記カメラと装着時自動絞りレバー5と係合して
絞り値を設定する絞りレバーである。第2図は第
1図示カメラのフアインダー視野を示すもので、
22は前記露出制御モード表示部2,2a,2
b,2c,2d,2eとそれぞれ対応しており2
2aはレンズの絞りを絞り込んで焦点深度を深く
した絞り優先モード(以下パンフオーカスモード
と呼ぶ)を表わすピクトグラフ、22bは高速シ
ヤツタ秒時を用いたシヤツタ優先モード(以下ス
トツプモーシヨンモードと呼ぶ)を表わすピクト
グラフ、22cは低速シヤツタ秒時を用いて流し
撮りなどに用いるシヤツタ秒時優先モード(以下
パンニングシヨツトモードと呼ぶ)を表わすピク
トグラフ、22dは開放側の絞りを用いて焦点深
度を浅くした絞り優先モード(以下グラデイトモ
ードと呼ぶ)を表わすピクトグラフである。又2
2eは使用頻度の高い絞り値とシヤツタ秒時の組
み合わせによる標準的なプログラムモード(以下
ノーマルプログラムモードと呼ぶ)を表わす記号
である。 第3図は第1図に示すマルチプログラム制御カ
メラのプログラムラインを示しており使用レンズ
は開放FNo F=2以下最小絞りF=22以上のも
のを装着した図である。図において縦軸は絞り値
(FNo)、横軸はシヤツター秒時(T)であり、
斜軸はEv値(ASA100におけるLv値)を示す。
Aはパンフオーカスモードを示しており、Ev
1〜8まではシヤツタ秒時T=2、絞り値F=2
〜22、Ev=8〜19までは、シヤツタ秒時T=2
〜1/1000、絞り値F=22になつている。Bはスト
ツプモーシヨンモードを示しており、Ev=1〜
12まではシヤツタ秒時T=2〜1/1000、絞り値F
=2、Ev=12〜19はシヤツタ秒時1/1000、絞り
値F=2〜22になる。Cはパンニングシヨツト
で、Ev=1〜6まではシヤツタ秒時T=2〜1/1
5、絞り値F=2、Ev=6〜13はシヤツタ秒時T
=1/15、絞り値F=2〜22、Ev=13〜19はシヤ
ツタ秒時T=1/15〜1/1000、絞り値F=22とな
る。Dはグラデイトモードで、線図はBのストツ
プモーシヨンモードと同様である。又Eはノーマ
ルプログラムモードであり、シヤツタ秒時T=2
〜1/8秒までは絞り値はF=2で一定(Ev=1〜
5)これより高輝度側は絞り値F=22、シヤツタ
秒時T=1/1000から絞り値F=2、シヤツタ秒時
T=1/8を結ぶ線上の絞り値とシヤツタ秒時の組
み合わせになつている。 第4図は開放FNo、最小絞りが上記プログラ
ム範囲外にあるレンズを装着した場合のプログラ
ムラインを示す図である。(図は開放FNo F=
4最小絞り、F=16のレンズ装着時)A′はパン
フオーカスモードでシヤツタ秒時T=2で開放絞
りから最小絞りまでより明るくなると最小絞りで
シヤツタ秒時がT=1〜1/1000になる。B′はス
トツプモーシヨンモードで開放絞りでシヤツタ秒
時T=2〜1/1000までより明るくなるとシヤツタ
秒時T=1/1000で開放絞りから最小絞りになる。
C′はパンニングシヨツトモードで開放絞りでシヤ
ツタ秒時T=2〜1/15より明るくなるとシヤツタ
秒時T=1/15で開放絞りから最小絞りまでとな
り、より明るくなると最小絞りでシヤツタ秒時T
=1/15〜1/1000になる。D′はグラデイトモード
でプログラムラインはB′のストツプモーシヨン
モードと同様である。E′はノーマルプログラムモ
ードで暗いときには開放絞りでシヤツタ秒時T=
2から前記第3図のプログラムラインEの交点ま
でより明るいときはプログラムラインEと同様で
あり最小絞りとの交点までより明るいときは最小
絞りでシヤツタ秒時T=1/1000までになつてい
る。しかし各種画像効果を表現できるシヤツタ秒
時と絞り値は本実施例では下記に示す範囲内であ
れば各種画像効果可能としてプログラムしてい
る。 パンフオーカスモード… 絞り値F=22 シヤツタ秒時T=1/15以上 ストツプモーシヨンモード… シヤツタ秒時T=1/500〜1/1000 絞り値 開放から最小 パンニングシヨツト… シヤツタ秒時T=1/8〜1/30 絞り値 開放から最小 グラデイト… 絞り値F=2〜2.8 シヤツタ秒時T=1/15以上 ノーマルプログラム… 限定なし (カメラの自動制御範囲内) 初心者向きのカメラのためシヤツタ秒時は1/15
以上の高速側としている。 以下、上記の如くプログラムされたカメラに開
放FNo F=2、最小絞りF=22のレンズを装着
しASA感度100のフイルムを入れて撮影する場合
について説明する。なお、レンズの焦点距離は50
mm程度のものとする。メインスイツチ(図示せ
ず)を入れると前記露出制御モード表示部2及び
フアインダー表示部22にはそれぞれ2e,22
eのピクトグラフが表われる。前記露出制御モー
ド選択ボタン3を1度押すと露出制御モード表示
部2及びフアインダー表示部22にはそれぞれ2
a,22aのピクトグラフが表われ2e,22e
は消滅し、ノーマルプログラムモードからパンフ
オーカスモードに切換つたことを表示する。次に
もう一度前記露出制御モード選択ボタン3を押す
と、2a,22aのピクトグラフが消滅し2b,
22bのピクトグラフが表われ、パンフオーカス
モードからストツプモーシヨンモードに切換つた
ことがわかる。同様に露出制御モード選択ボタン
3を順次押していくとパンニングシヨツトモー
ド、グラデイトモード、ノーマルプログラムモー
ドに順次露出制御モードが切換わり、前記露出制
御モード表示部2及びフアインダー表示部22の
ピクトグラフも順次2c,2d,2e及び22
c,22d,22eと表われて露出制御モードを
表示する。又露出制御モードボタンを押し続けた
場合は、露出制御モード、露出制御モード表示及
びフアインダー表示がそれぞれ対応して順次切換
わるようにすることも可能である。 つぎにパンフオーカスモードで撮影する場合に
ついて説明する。前記露出制御モード選択ボタン
3を押すことにより制御回路はパンフオーカスモ
ードに設定され、フアインダー表示は第5図に示
す如く22aが表示される。被写体輝度がEv
16であつた場合には、絞り値はF=22シヤツタ秒
時はT=1/125秒にセツトされる。この状態で前
記第1図のレリーズボタン6を押すことによりレ
リーズすると適正露出およびパンフオーカス効果
のある写真を得ることができる。しかし最小絞り
がF=16、焦点距離50mm程度のレンズに交換する
ことにより前記画像効果内からはずれることにな
り前記露出制御モード表示2a及びフアインダー
表示22a(第6図)が点滅し撮影者に対し装着
しているレンズではパンフオーカス効果のある写
真の撮影は適していないことになる。このことに
よりパンフオーカスモードからノーマルプログラ
ムモードに切り換わり標準的な撮影モードとな
る。又被写体輝度がEv=12以下であつてもパン
フオーカス効果内からはずれるため、パンフオー
カスモードからノーマルプログラムモードに切り
換わる。それで切り換わつたことを撮影者に知ら
せるためにノーマルプログラムモード表示第1図
2e、第2図22eを点滅する。これは他に異な
つた表示をフアインダー内外に表示しても可能で
ある。 次にグラデイトモードについて説明する。前記
露出制御モード選択ボタン3を操作することによ
りグラデイトモードにセツトする。露出制御モー
ド表示部2及びフアインダー表示部22はそれぞ
れ2d及び22dが表示されれ、グラデイトモー
ドに切換つたことを表示する。被写体輝度がEv
=10の場合にはシヤツタ秒時はT=1/250(秒)、
絞りはF=2にセツトされ、この状態でレリーズ
すると適正露出及びグラデイト効果のある写真が
得られる。しかし開放FNoがF=4のレンズを
装着すると、絞り値はF=4、シヤツタ秒時はT
=1/60(秒)にセツトされる。これにより前記画
像効果内からはずれことになり装着しているレン
ズではグラデイト効果のある写真の撮影は適して
いないことになる。このことによりプログラムラ
インはDからEに切り換わり標準的な撮影モード
となる。この場合もパンフオーカスモードの場合
と同様に切り換わつたことを撮影者に知らせるた
めにノーマルプログラム表示第1図2e、第2図
22eを点滅する。 次にストツプモーシヨンモード、あるいはパン
ニングシヨツトモードのようにシヤツタ秒時優先
的に制御するモードにセツトした場合について説
明する。それぞれ露出制御モード選択ボタン3を
操作することにより、それぞれのモードにセツト
すると露出制御モード表示2b,2c又フアイン
ダー表示22b,22cがそれぞれ表示され、そ
れぞれのモードにセツトされたことを表示する。 しかしミラーレンズなどのように固定絞りのレ
ンズを装着した場合にはシヤツタ秒時優先的に自
動制御することは、不可能である。この場合前記
露出制御モード表示2b,2c、又、フアインダ
ー表示22b,22cを点滅させることにより、
自動露出制御が不可能であることを知らせる。 又、固定絞りのレンズを装着してパンフオーカ
スモードやグラデイトモードのように絞り優先的
に撮影する場合にもその固定絞り値によりパンフ
オーカス効果やグラデイト効果のある写真に適し
ていない場合は上記と同様に露出制御モードを、
ノーマルプログラムモードに切り換える。この場
合も切り換つたことを撮影者に知らせるためにノ
ーマルプログラムモード第1図2e、第2図22
eを点減させる。 上記の露出制御モードでプログラムされた各種
画像効果を表現できる絞り値やシヤツタ秒時はこ
の値であれば100%画像効果を引き出すとは限ら
ない。特に本実施例では、開放FNoをF=2、
最小絞りをF=22に設定している。初心者の場合
を考慮すると被写体やレンズの焦点距離などの違
いを判別し最も適正な絞り値とシヤツタ秒時を選
択させることは難しい。よつてできる限り画像効
果を引き出し易い絞り値とシヤツタ秒時を組み合
わせ、初心者でも多数の被写体に対して失敗を少
なくする必要がある。又レンズの焦点距離により
画像効果が変化するのに対して焦点距離の情報が
必要となる。下記の式はレンズの過焦点距離を示
す近似式である。 H≒f2/δ・FNo H:過焦点距離 f:レンズの焦点距離 δ:許容錯乱円(0.033mm) FNo:レンズの絞り値 過焦点距離にピントを合わせた場合過焦点距離
より遠い被写体は全てピントが合うようになる。
上記の式に初心者よく使うと思われるレンズと絞
り値の関係を表1に示す。
【表】 被写体を10m未満と考えると絞り値F=22で85
mmより短い(未満)の焦点距離のレンズであれば
十分パンフオーカス効果のある写真を撮ることが
できる。それで本実施例では、焦点距離85mm未満
と85mm以上で判別できるようになつており、85mm
以上のレンズが装着される場合にはパンフオーカ
スモードに設定されている時はノーマルプログラ
ムモードに切り換える。この場合も他と同様に切
り換わつたことを撮影者に知らせるために表示を
点滅させる。 次にレンズの焦点距離とグラデイト効果につい
て説明する。下記の式はジヤストピント面から後
ピンまでを示す式である。 α≒u2・δ・FNo/f2−u・δ・FNo α=ジヤスピンから後ピンまでの被写界深度 δ=許容錯乱円(0.033mm) FNo=絞り値 f=レンズの焦点距離 u=レンズの中心からジヤスピンまで ジヤスピン位置から遠方にどのくいピントが合
つているかでグラデイト効果は変化する。上記の
式に初心者がよく使われるレンズと被写体までの
距離と絞りの関係を表2に示す。
【表】 ジヤスピンから後ピンまでの被写界深度を50cm
までならグラデイト効果のある写真の撮影が適し
ていると考えるとF=2〜2.8ではレンズの焦点
距離が50mm以上であればグラデイト効果のある写
真が撮れる。 それで本実施例ではレンズの焦点距離が50mm未
満のレンズを装着すると露出制御モードがグラデ
イトモードに設定されている場合はノーマルプロ
グラムモードに切り換わる。又表示を点滅して撮
影者に切り換わつたことを知らせる。本実施例で
は絞り値あるいはある焦点距離では各種画像効果
のある写真の撮影が適正であるか否かを判別して
いるが絞り値と焦点距離を組み合わせてより適正
となるプログラムを組むことはより効果のある写
真が、失敗が少なく撮れることはいうまでもない
ことである。また、被写体距離の情報(評価測距
を含めて)を入れることにより、よりいつそう画
像効果のある写真の撮影ができるようになる。 第7図a及び第7図bは第1図に示すカメラの
制御回路を示すもので、1′は定電圧源、2′は定
電流源、3′,5′および8′は演算増幅器(以下
OPアンプとする)、4′は温度補償用ダイオード、
6′フオトダイオードで、被写体輝度に比例した
光電流を出力する。7′は対数圧縮用ダイオード、
9′はポジスタ(ポジテイブサーミスタ)、10は
フイルム感度に比例した情報を提供するSv情報抵
抗器、11aは抵抗器、11bはOPアンプ、1
2は抵抗器で、これら1′〜12で周知の測光回
路を形成する。13はパルス発生器で、基準パル
スを発生する。17は第1図の3に相当する制御
モード切換スイツチ、18はワンシヨツトマルチ
バイブレータで、上記スイツチ17をONすると
後述のオアゲート20に接続されているワンシヨ
ツトマルチバイブレータ18の出力からは1パル
スが発生する。19は計数器で、そのCLK端子
にはパルス発生器13から基準パルスが入力さ
れ、一定パルス数計数時、Q端子が低レベル(以
下Lレベル)から高レベル(以下Hレベル)に反
転する。また計数器19のR(リセツト)端子に
はスイツチ17が接続され、該スイツチ17が
OFFの時は計数器17は計数動作を停止し、ス
イツチ17がONの時は計数動作を行う。20は
オアゲート、21〜25はD形フリツプフロツプ
で、これらのCLK端子にはオアゲート20の出
力が印加されている。またD端子は入力端子、Q
端子は出力端子であり、フリツプフロツプ21の
P(プリセツト)端子へHレベルが印加されると
そのQ端子はHレベルとなり、また22〜29の
C(クリアー)端子へHレベルが印加されるとQ
端子はLレベルとなる。26はパワーオンクリア
ー回路で、不図示のカメラの電源が印加されると
短時間Hレベルとなるパルスが出力される。そし
て、そのパルスはD形フリツプフロツプ21のP
端子及びD形フリツプフロツプ22〜25のC端
子に印加される。CP6はコンパレータ、V5はシ
ヤツタスピードが1/15秒のTVに対応する電圧を
出力する定電圧源、35,36,37,38はア
ンドゲート、39,40はインバータ、42は第
1図の2a、第2図の22aの表示器を駆動する
駆動回路で、その出力は上記表示器に接続されて
いる。CP7はコンパレータ、V6はシヤツタスピ
ードが1/500秒のTV値に対応する電圧を出力す
る定電圧源。44,45,46はアンドゲート、
47,48はインバータ、50は第1図の2b、
第2図の22bの表示器を駆動する駆動回路で、
その出力端は上記表示器に接続されている。CP
8,CP9はコンパレータ、V9はF2.8のAVに対
応する電圧を出力する定電圧回路、V10はシヤツ
タスピード1/15秒のTVに対応する電圧を出力す
る定電圧源、AND2,59,60,61,62は
アンドゲート、63,64はインバータ、66は
第1図の2d、第2図の22dの表示器に接続さ
れる表示用駆動回路である。67〜71はプログ
ラムライン選択回路で、第3図A〜Eのプログラ
ムラインの内の1つが選択され、そのライン上
OPアンプ8′の出力に応じてシヤツタスピード
TV、絞り値FNoが決定される。また67は第3
図Eのプログラムラインを選択する。68′〜7
1′も同様なプログラムライン選択回路であるが、
演算出力のみを常時選択している。ただし演算結
果でシヤツタ制御、絞り制御は行なわない。6
8,68′は第3図Aの、69,69′は第3図の
Bの、70,70′は第3図Cの、71は第3図
Dのプログラムラインをそれぞれ選択する。各プ
ログラムラインは、レンズ側の開放値、最小絞り
に対応する電圧が印加し、マジツクがかかる。7
2〜76はコンパレータで、非反転入力端子に入
力される電圧が反転入力端子に入力される電圧よ
りも高い場合にHレベルを出力し、低い場合また
は等しい場合にはLレベルを出力する。77〜9
0は抵抗器である。そのうち77〜79はレンズ
側に設けられた抵抗器で、レンズをカメラに装着
することにより12aと4a、12bと4b、1
2cと4c、12dと4dがそれぞれ電気的に接
続され、レンズ側の情報をカメラに伝達する。抵
抗器77は、その抵抗値がレンズの焦点距離に対
応し、焦点距離が長くなる程大きな抵抗値とな
る。抵抗器78は、その抵抗値がレンズの開放F
値に対応し、開放F値が大きくなる程大きな抵抗
値となる。抵抗器79は、その抵抗値がレンズの
小絞り値に対応し、小絞り値が大きくなる程大き
な抵抗値となる。抵抗器80〜86は全て同じ抵
抗値である。また、抵抗器87は焦点距離50mmに
対応する値の抵抗値をもち、抵抗器88は焦点距
離85mmに対応する値の抵抗値をもつ。抵抗器89
はF値2.8に対応する値の抵抗値をもち、抵抗器
90はF値22に対応する値の抵抗値をもつ。この
ため、焦点距離が50mm以上のレンズをカメラに装
着した場合には、コンパレータ72の非反転入力
端子の入力電圧が反転入力端子の入力電圧以下と
なるために、コンパレータ72はLレベルが出力
する。逆に焦点距離が50mm未満のレンズをカメラ
に装着した場合には、コンパレータ72の非反転
入力端子の入力電圧が反転入力端子の入力電圧よ
りも大きくなるために、コンパレータ72はHレ
ベルを出力する。 同様に、焦点距離が85mm以上のレンズをカメラ
に装着した場合にはコンパレータ73はLレベル
を出力し、85mm未満のレンズをカメラに装着した
場合はHレベルを出力する。また、開放F値が、
F2.8以下のレンズをカメラに装着した場合にはコ
ンパレータ74はLレベルを出力し、F2.8より大
きいレンズを装着した合場にはHレベルを出力す
る。更に、コンパレータ75は小絞り値がF22以
上のレンズを、カメラに装着した場合にはLレベ
ルを出力する。 91,92,93はインバータで、各々コンパ
レータ72,74,75の出力を反転する。 次に、上記構成の動作を説明するが、1′〜1
2の測光回路は周知のものであるため詳細な説明
は省略する。 まず、被写体の明るさに対応した光電流がフオ
トダイオード6′に流れ、その光電流をOPアンプ
5′、対数圧縮用ダイオード7′により対数圧縮す
る。また、ダイオード4′、OPアンプ3′で構成
される温度補償回路の出力をOPアンプ5′の非反
転入力に印加することにより同特性のダイオード
4′,7′の逆方向飽和電流を相殺する。従つて、
OPアンプ5′の出力は被写体輝度を対数圧縮し、
かつ絶対温度に比例した電圧となる。その電圧を
ポジスタ9′、抵抗12、OPアンプ8′で演算す
ることによりOPアンプ8′の出力は被写体輝度の
温度に依存しない対数圧縮値となる。更に、Sv
報抵抗器10によりフイルム感度情報を加味し、
またOPアンプ11b、抵抗器11aで構成され
るレンズ開放F値補正用回路により電圧補正を行
ない、OPアンプ8′の出力は露光量Evに対応した
電圧となる。但し測光範囲はEv0から20までと
する。 さて、不図示のスイツチによりカメラの電源が
投入されるとパワーオンクリア回路26から短時
間Hレベルのパルスが1発出力され、D形フリツ
プフロツプ21のP端子及びD形フリツプフロツ
プ22〜25のC端子に印加され、D形フリツプ
フロツプ21のQ出力はHレベルに、D形フリツ
プフロツプ22〜25のQ出力はLレベルにセツ
トされる。以降スイツチ17をONしない限りこ
の状態が保持される。ところが、第1図示のスイ
ツチ3に対応するスイツチ17を、一度オン→オ
フするとワンシヨツトマルチバイブレータ18よ
りワンシヨツトパルスが発生し、そのパルスがオ
アゲート20を介してD形フリツプフロツプ群2
1〜25のCLK端子に入力され、そのパルスの
立ち上がりに同期してD形フリツプフロツプ21
のQ出力はLレベルに、D形フリツプフロツプ2
2のQ出力はHレベルになり、またD形フリツプ
フロツプ群23〜25のQ出力はLレベルのまま
である。即ち、D形フリツプフロツプ21のQ出
力のHレベルが同22のQ出力に移動したことに
なる。さらに、スイツチ17を再びオン→オフす
ると、同様にワンシヨツトマルチバイブレータ1
8よりワンシヨツトパルスが発生してD形フリツ
プフロツプ22のQ出力Hレベルが同23のQ出
力に移動する。以降同様にして、スイツチ17を
ONするたびにD形フリツプフロツプ群21〜2
5のQ出力の内の1つだけがHレベルで、そのH
レベルとなるフリツプフロツプが21から25へ
移動し、さらに21へ戻り同様の動作を繰り返
す。また、計数器19のR(リセツト)端子はス
イツチ17に接続されているためスイツチ17が
OFFの間は計数器19はリセツト状態にあり、
Q出力はLレベルのままである。あるいは、スイ
ツチ17を一度ONして短時間の間にOFFに戻す
と、計数器19はパルス発生器13の基準パルス
をもとに計数動作を開始するが、Q出力がHレベ
ルになる前にリセツト状態になるためスイツチ1
7をオフのままにした場合と同様にQ出力がHレ
ベルになることはない。ところが、スイツチ17
をある一定時間以上ONし続けると計数器19は
計数動作を行い、そのQ出力は一定周期で、H、
Lレベルを繰り返す。計数器19のQ出力はオア
ゲト20を介してD形フリツプフロツプ群21〜
25のCLK端子に印加されているため、電源投
入時D形フリツプフロツプ21のQ出力のHレベ
ルが前記と同様に一定時間間隔で順次次のD形フ
リツプフロツプ22→23→24→25→21…
と移動して行く。また、スイツチ17のオンし続
けを停止してオフにすると計数器19はリセツト
され、オフした時点にHレベルであつたD形フリ
ツプフロツプ群21〜25の内の1つのQ出力が
そのままHレベルとなる。 次に、再び話を電源投入時に戻すと、前述の如
くD形フリツプフロツプ群21〜25のうち21
のQ出力のみHレベルとなつている。21のQ出
力OPは、第7図bに示されるオアゲート101
を介してプログラムライン選択回路67に接続さ
れているためプログラムライン選択回路67が選
ばれ、露出量Ev即ち、OPアンプ8の出力に応じ
て第3図のEのプログラムライン上でシヤツタス
ピードT、絞り値FNoが決定される。その時、
後述する回路ブロツクGから出力されるAENG
信号がLレベルの場合にはインバータ113の出
力はHレベルとなる。従つてアンドゲート108
はLレベル、アンドゲート109はHレベルとな
り、オアゲート112を介して駆動回路33が動
作し、第1図2e、第2図22eが点灯し、現在
選択されているプログラムモード(ノーマルプロ
グラムモード)が表示される。アンドゲート11
0,111の出力に関してはP1〜P8がいずれも
Lレベルの信号となつているため、オアゲート1
03,104の出力がLレベルとなり、このため
アンドゲート110,111の出力はいずれもL
レベルとなる。ところが、後述する回路ブロツク
Gから出力されるAENG信号がHレベルを出力
している場合には、AENG信号はインバータ1
13,114,115を介してアンドゲート10
9,110,111に入力し、109,110,
111の出力はLレベルになる。計数器105は
一定周期でH、Lレベルを繰り返しているが、そ
の出力がアンドゲート108の一つの入力に印加
されているため、第1図2e、第2図22eの表
示器が点滅し、これにより第3図Eのプログラム
ラインは選択されているが、適正な写真は取れな
いという警告をカメラ使用者に伝えることにな
る。 次に、第1図での3のスイツチに対応するスイ
ツチ17を短時間オンすると前述の如くD形フリ
ツプフロツプ群21〜25内の22のQ出力だけ
がHレベルとなり、アンドゲート36,37,3
8のそれぞれ一端に入力する。このため、プログ
ラムライン選択回路68が動作して第3図のAの
プログラムラインが選択される。 その時85mm以上のレンズ、または小絞りF値が
22よりも小さいレンズを装着されている場合につ
いて考える。85mm以上のレンズが装着されるとコ
ンパレータ73からLレベルが出力され、アンド
ゲート35の一端に入力する。また、小絞りF値
が22よりも小さいレンズを装着するとコンパレー
タ75からHレベルが出力され、インバータ93
を通してLレベルに反転し、アンドゲート35の
もう一端に入力する。このため、85mm以上のレン
ズまたは小絞り値がF22よりも小さいレンズを装
着した場合にはアンドゲート35からLレベルが
出力されることになる。アンドゲート35の出力
はアンドゲート37,38に入力され、アンドゲ
ート37,38の出力はLレベルとなる。更に、
アンドゲート35の出力はインバータ40で反転
し、アンドゲート36に入力する。このため、ア
ンドゲート36の出力P1がLレベルとなるため、
b図のオアゲート101を介して、プログラムラ
イン選択回路67が動作して第3図Eのプログラ
ムライン(ノーマルプログラム)が選択される。
この時AENG信号がLレベルになる場合には、
インバータ114の出力はHレベルとなる。アン
ドゲートにオアゲート103を介してP1からH
レベルが印加し、更にアンドゲート110他入力
端子には、CLK2から一定周期でオン、オフ信
号が入力しているため、アンドゲート110の出
力は計数器CLK2の出力と同波形となる。その
信号はオアゲート112を介して駆動回路33に
印加されているために第1図での2e、第2図で
の22eの表示器が点滅し、これにより撮影者は
パンフオーカスモード撮影を希望し、そのモード
を選択したのだが、カメラに装着されているレン
ズがパンフオーカス撮影に適さないためノーマル
プログラムでの撮影モードに切り換わつたことを
撮影者に伝えることになる。AENG信号がHレ
ベルを出力している場合にはアンドゲート108
にのみHレベルが入力するためCLK1の周波数
にて駆動回路33は点滅表示する。 次に、焦点距離85mm未満のレンズで、かつ小絞
りF値が22以上あるレンズを装着している場合に
はアンドゲート35からHレベル出力される。そ
の時、プログラムライン選択回路より出力される
TVに対応する電圧(以下VTV)がシヤツタスピ
ード1/15のTV値に対応する電圧よりも高くなる
場合にはコンパレータCP6はHレベルを出力し、
アンドゲート37の出力はHレベルとなる。この
ため、プログラムライン選択回路68が動作し
て、第3図でのAのプログラムラインが選択され
る。また、駆動回路42が動作して第1図での2
a、第2図での22aが点灯表示され、カメラの
使用者は第3図でのAのプログラムラインを選択
していることがわかる。次に、TTVシヤツタスピ
ード1/15秒のTV値に対応する電圧よりも小さく
なる場合には、コンパレータCP6の出力はLレ
ベルとなり、インバータ39の出力はHレベルと
なり、アンドゲート38の出力P2はHレベルと
なる。第7図bのP2は、オアゲート101を通
してプログラムライン選択回路67を動作せし
め、第3図Eのプログラムライン(ノーマル)が
選択される。また、P2はオアゲート104を介
してアンドゲート111に印加しているが、アン
ドゲート111の他端にはCLK3から一定周期
でオン、オフ信号が印加しているためアンドゲー
ト111の出力はCLK3からの出力と同波形と
なる。その信号は、オアゲート112を介して駆
動回路33に印加されているため第1図での2
e、第2図での22eの表示器が点滅する。更
に、AENG信号は、Hレベルにあるときにはア
ンドゲート108にのみHレベルが入力するため
CLK1の周波数にて点滅表示を行なう。 以上の説明から判るように、撮影者がパンフオ
ーカスモードを選択した場合、希望通りパンフオ
ーカス効果のある撮影が可能にならない場合には
自動的にノーマルプログラムモードに切り換わる
わけだが、その原因が装着されているレンズにあ
る場合には第1図での2e、第2図での22eが
CLK2の周期で点滅し、また、原因が光量に起
因する場合にはCLK3の周期で点滅する。(どち
らにも起因する場合にはCLK2)。また、ノーマ
ルプログラムに切り換わつてもAENG信号はH
レベルになる時には適正露出量とならないために
CLK1の周期で点滅する。このため、CLK1,
CLK2,CLK3の周期を異なつた周期で反転動
作を行なうようにしておけば、使用者は希望する
モードが選択できない原因が装着されているレン
ズにあるのか、光量の不適正にあるのかを判別す
ることが可能で、かつ適正露出か否かを判別する
ことができる。 以下同様にして、スイツチ17を再び短時間
ONすると、フリツプフロツプ23のQ出力がH
レベルとなり、撮影者はストツプモーシヨンでの
撮影を希望することになる。その時レンズの開放
F値と小絞り値とが同じ値のとき、すなわち固定
絞りの時にはコンパレータ76からはLレベルが
出力され、アンドゲート44の出力P3がHレベ
ルになり、オアゲート101を介しノーマルプロ
グラムラインが選択され、表示器第1図での2
e、第2図での22eがCLK2の周波数で点滅
する。また、固定絞りでない場合には、コンパレ
ータ76からHレベルが出力される。その時スト
ツプモーシヨンプログラム演算回路69′からの
演算TVに対応する出力電圧がシヤツタスピード
1/500のTVに対応する電圧よりも高くなる時に
はコンパレータCP7はHレベルを出力し、アン
ドゲート45の出力はHレベルとなる。このた
め、ストツプモーシヨンプログラムライン選択回
路69が選択され、第3図Bのプログラムライン
が選ばれる。このとき、駆動回路50が動作し第
1図2b、第2図22bが点灯表示され、撮影者
にストツプモーシヨンプログラムライン第3図B
が選択されていることを伝える。また、シヤツタ
スピードが1/500以下になる場合にはコンパレー
タCP7からLレベルが出力され、インバータ4
7で反転された後アンドゲート46に入力する。
このため、アンドゲート46の出力P4はHレベ
ルとなる。P4は第7図bに示されたオアゲート
101を介してノーマルプログラムライン選択回
路67を選択し、第3図Eのプログラムラインが
選択される。この時、P4はオアゲート104を
介してアンドゲート111に入力しているため
に、表示器第1図2e、第2図22eはCLK3
の周波数で点滅することになる。更にまた、
AENG信号がHレベルにあるときにはアンドゲ
ート108にのみHレベルが入力するため、
CLK1の周波数にて点滅表示を行なう。 以下動作が同様なので詳しい説明を省くが、ス
イツチ17を短時間ONしてパニングシヨツトモ
ード撮影を望んだ場合、レンズがやはり固定絞り
のレンズであれば、ノーマルプログラムライン第
3図のEのプログラムラインが選択され、表示
器、第1図での2e、第2図での22eがCLK
2の周期で点滅表示を行なう。レンズが固定絞り
でない場合で、シヤツタ秒時が1/8〜1/30の範囲
内にあればパンニングシヨツトプログラムライン
第3図でのCが選択され、表示器第1図での2
c、第2図での22cが点灯する。1/8〜1/30の
範囲外にあれば、またノーマルプログラムライン
第3図でのEのプログラムラインが選択され、表
示器第1図での2e、第2図での22eがCLK
3の周期で点滅表示を行なう。また、希望に反し
てノーマルプログラムのモードになつた場合に
は、いずれの場合も後述する回路ブロツクGから
のAENG信号がHレベルになる場合には適正露
光とならない警告として、表示器第1図での2
e、第2図での22eはCLK1の周期で点滅す
る。更にスイツチ17を短時間ONして、グラデ
イトモード撮影を望んだ場合には、レンズが開放
F値がF2.8より大きいかまたは焦点距離が50mm未
満になる場合には、ノーマルプログラムラインと
しての第3図でのEのプログラムラインが選択さ
れ、表示器第1図での2e、第2図での22eが
CLK2の周期で点滅表示を行なう。 レンズが開放F値F2.8以下でしかも焦点距離が
50mm以上となる場合には演算結果のシヤツター秒
時が1/15秒以上で、しかも演算結果のF値が2.8
以上になればグラデイトモードプログラムライン
としての第3図でのDが選択され、表示器として
の第1図での2d、第2図での22dが点灯す
る。上記範囲外であればノーマルプログラムライ
ンとしての第3図でのEのプログラムラインが選
択され、表示器第1図での2e、第2図での22
eがCLK3の周期で点滅表示を行なう。また、
希望に反してノーマルプログラムモードになつた
場合にはいずれの場合も後述する回路ブロツクG
から出力れる。AENG信号がHレベルになる場
合には、表示器第1図での2e、第2図での22
eをCLK3の周期で点滅表示を行ない、適正露
光とならない意の警告を行なう。第8図は第7図
aの回路に接続されるプログラムライン選択回路
を示すもので、一点鎖線内に囲まれたブロツク
で、ブロツクAはAV値演算回路、Bブロツク及
びB′ブロツクは演算AV値補正回路、CはTV演
算回路、Dはプログラムライン選択切換回路であ
り、以下各ブロツクについてそれぞれ説明する。
EはTV制御回路、FはAV制御回路、Gは適正
露光判別回路である。ブロツクA〜D及びB′の
4つのブロツクにてプログラムライン選択回路は
構成され、また、A〜F及びB′以外の接続回路
については第7図aにて記載ずみの回路の一部で
あり、第7図aと同一番号を付してある。 Aブロツクについて、R1、R2、R3、R4は抵抗
値、OP1は演算増巾器(以下オペアンプ)、V1
は定電圧源である。R5、R6は抵抗値。以下動作
を説明すると、オペアンプOP1、抵抗R1、R2
R3、R4にて周知の減算回路を構成し、オペアン
プ8′から出力されたEv値に対応した電圧(以下
VEVとする)は抵抗R1及びR2でR2・VEV/(R2
R2)に分圧されたオペアンプOP1の非反転入力
端子に入力する。一方、定電圧源V1から出力さ
れる電圧(以下VREFとする)は抵抗R4を介して
オペアンプOP1の反転入力端子に入力している
ために、OP1の出力電圧は (R2/(R1+R2))VEF −(R3/(R3+R4))VREF となる。R1、R2、R3、R4を同一な抵抗値とする
オペアンプOP1の出力電圧は VEV−VREF となる。 オペアンプOP1の出力電圧(VEV−VREF)は
抵抗R5、R6により分圧され、 (VEV−VREF)・R6/R5+6 となる。この電圧値をVAVとする。VAVは、VEV
とVREF、R5、R6の関数となるので、VREF、R5
R6を適当に決めてやることにより、同じEV値で
も異なつた値が出力される。ノーマルプログラ
ム、パンフオーカスプログラム、ストツプMプロ
グラム、パンニングシヨツトプログラムでそれぞ
れ組み合わせをかえることにより各モードに対応
するVAV値が演算出力される。VAVはAV値に対
応する電圧値をもつ。一例として、VEVとEV値、
VAVとAV値との関係が以下のような場合には、
【表】 ノーマルプログラムでは VREF=0.1V、 R6=R5 パンフオーカスでは VREF=−0.1V、 R5=0またはR6=∞ パンニングシヨツトは VREF=0.4V、 R5=0またはR6=∞ ストツプモーシヨン及びグラデイトモードでは VREF=1.0V、 R5=0またはR6=∝ にてそれぞれVAVが演算出力される。 ブロツクAにて演算されたVAVは次段のブロツ
クBに入力する。次にB′ブロツクについて動作
を説明する。SW7,SW8はアナログスイツチ
でそれぞれハイレベルの信号が印加されると導通
状態となる。IN3はインバータ、CP3はコンパ
レータである。コンパレータCP3の非反転入力
端子には定電圧源V2からF2のときのAV値
(AV=2)に対応する電圧が印加している。一
方反転入力端子にはレンズ内部に設けれた開放F
値のAV値に対応する抵抗値を有する抵抗78と
抵抗81とで分圧される電圧値が印加している。
このためコンパレータCP3はレンズの開放F値
が2より小さい場合には、Hレベルを出力するた
め、アナログスイツチSW7が導通し、F2に対応
する電圧を回路ブロツクBに入力する。逆にレン
ズの開放F値が2以上となる時にはLレベルを出
力するためインバータIN3で反転されアナログ
スイツチSW8を導通する。このためレンズの開
放F値が2以上となる場合には、その開放F値の
AV値に対応する電圧がそのままブロツクBに入
力する。 以上の動作説明から判るように、回路ブロツク
B′では開放F値が2を下まわる時にリミツター
をかける動きをする。 次にBブロツクについて動作を説明する。 SW1,SW2,SW3,SW4はアナログスイ
ツチでそれぞれハイレベルの信号が印加される
と、導通状態となる。 IN1,IN2はインバータ、CP1,CP2はコ
ンパレータである。アナログスイツチSW1,
SW2、コンパレータCP1、インバータIN1で、
Bブロツクの初段を構成する。インバータCP1
の非反転入力端子には回路ブロツクB′より出力
された電圧(以下AV0)が印加され、コンパレ
ータCP1の反転入力端子にはブロツクAから出
力される演算AV値に対応する電圧VAVが印加し
ている。VAVがVAV0よりも大きい場合にはコンパ
レータCP1はLレベルを出力し、インバータIN
1を通してHレベルに反転されアナログスイツチ
SW1を導通状態とする。また一方アナログスイ
ツチSW2のコントロール端子にはLレベルがそ
のまま印加するため、非導通状態となる。 SW1が導通し、SW2が非導通になることに
よつてブロツクAから入力されたVAVはそのまま
次段に入力する。 次にVAVがVAV0より小さくなる場合を考える
と、この場合にはコンパレータCP1がHレベル
に出力し、アナログスイツチSW2を導通状態と
し一方インバータIN1を介してLレベルに反転
された信号がアナログスイツチSW1を非導通と
し、このためVAV0が次段に入力することになる。 以上の動作説明からわかるように、ブロツクB
の初段では、ブロツクAから入力されるVAV
VAV0よりも小さくならないように、リミツタを
かける働きをする。次にアナログスイツチSW
3,SW4、コンパレータCP2、インバータIN
2で構成される回路ブロツクBの次段について説
明する。初段の動作と回路的にほぼ同様なので詳
しい説明を省くが、CP2の非反転入力端子には、
初段からの電圧が印加し、コンパレータCP2の
反転入力端子には第7図に記載したレンズ内に設
けられた小絞り値に対応する抵抗値を持つ抵抗7
9と、抵抗81とで分圧される分圧電圧(以下
VAVMAXとする)が印加する。 次段では初段からの入力電圧がVAVMAXを越え
る場合にはアナログスイツチSW3が非導通、
SW4が導通となり、VAVMAXを出力し、ブロツク
B全体の出力がVAVMAXを越えないようにリミツ
タをかけることになる。以上ブロツクBの出力電
圧(以下VAV0′とする)は演算回路Aから出力さ
れるVAVがレンズの小絞り値と開放値内におさえ
られた値となることになる。回路ブロツクはTV
演算回路である。 OP3、OP4はオペアンプである。R7、R8
R9、R10は抵抗である。オペアンプOP4及び抵
抗R7、R8、R9、R10にて周知の減算回路を構成す
る。ブロツクBより出力されるVAV′はオペアン
プOP3で構成されるバツフア回路を介した後、
抵抗R10を介してオペアンプOP4の反転入力端子
に入力する。一方オペアンプの非反転入力端子に
は抵抗R7を介してVEVが入力するためオペアンプ
OP4の出力電圧は (R8/(R7+R8))VEV −(R9/(R9+R10))VAV′ となる。R7、R8、R9、R10を同一抵抗値とする
と、オペアンプOP4の出力電圧は VEV−VAV′ となり、VEV−VAV′=VTVはブロツクDのアナロ
グスイツチSW5を介してTV制御回路Eに入力
し、VTVに対応するシヤツタ秒時コントロールを
行なう一方ブロツクBより出力されるVAVはブロ
ツクDのアナログスイツチSW6を介してAV制
御回路Fに入力し、VAVに対応した絞りコントロ
ールを行なう。また前に説明した表示回路に以上
の演算結果VTV、VAV′を出力する。 ブロツクDのCE入力端子は第7図における選
択回路67〜71の切換入力端子で、それぞれH
レベルが印加された場合に導通となり、TV制御
回路E、AV制御回路Fに情報が送られることに
なる。第7図におけるプログラムライン選択回路
67〜71は各々第8図に示すブロツクA〜D及
びB′から成る回路構成を持つ。 第9図は第8図の回路に示される適正露光判別
回路ブロツクGを示すもので、SW9,SW10,
SW11,SW12はアナログスイツチ、IN4,
IN5はインバータ、CP4,CP5はコンパレータ
である。またV3は定電圧源でシヤツタスピード
2SEC時のTVに対応する電圧を出力する(以下
V2SEC)。V4も定電圧源でシヤツタスピード1/10
00時のTVに対応する電圧(以下V1/1000SEC)
を出力している。回路の動作は第8図回路ブロツ
クBとほぼ同様であるが、前段回路ブロツクDよ
り入力されるVTVがV2SECよりも小さくなる場合に
はコンパレータCP4がHレベルを出力するため
アナログスイツチSW10を導通し、VTVがV2SEC
よりも小さくなることをおさえる。同時に
AENG信号端子にオアゲートOR1を介してHレ
ベルを出力し、適正露光とならない旨を前述の回
路に伝える。またVTVがV1/1000SECを越える場
合にはコンパレータCP5がHレベルを出力し、
アナログスイツチSW12を導通させて、VTV
V1/1000SECを越えないようにおさえる。さら
に同様にAENG信号端子にオアゲートOR1を介
してHレベルを出力し、やはり適正露光からはず
れていることを後に伝える働きをする。 以上本発明によれば、画像効果を優先させた露
出制御手段が選択された際に、被写体輝度や、交
換レンズの開放絞り値などのレンズ情報が設定さ
れた範囲外であつて期待する画像効果が得られな
い場合には、自動的に撮影できる条件の広い露出
制御手段に切換えたことにより、撮影できないこ
とや、手振れ等の問題を未然に解決した露出制御
装置を有するカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わり、カメラと
レンズの外観図、第2図はフアインダ視野のモー
ド表示をすべて示した図、第3図は第1図に示す
カメラのプログラムラインを示す図、第4図は第
3図のプログラム範囲外にあるレンズをカメラに
装着した場合のプログラムラインを示す図、第5
図はパンフオーカスモードに設定された際の第1
図に示すカメラのフアインダ視野図、第6図はパ
ンフオーカス効果のある写真の撮影に適していな
い際の第1図に示すカメラのフアインダ視野図、
第7図a及び第7図bは第1図に示すカメラの制
御回路図、第8図は第7図aの回路に接続される
プログラムライン選択回路図、第9図は第8図に
示される適正露光判別回路の詳細図である。 1……カメラ、2……露出制御モード表示部、
3……露出制御モード切換釦、4,12……コネ
クター端子、11……レンズ、22……フアイン
ダー表示部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被写体輝度の変化に応じて、シヤツタ秒時と
    絞り値の両方を変化させる演算を行なう第1の露
    出制御手段と、被写体輝度の変化があつてもシヤ
    ツタ秒時もしくは絞り値を一定とする演算を行な
    う第2の露出制御手段とが、選択手段によつて選
    択可能な露出制御装置を有するカメラにおいて、 前記選択手段によつて前記第2の露出制御手段
    が選択された際に、被写体輝度の値が前記第2の
    露出制御手段の設定可能範囲内であるか範囲外で
    あるかを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記範囲外であると判別さ
    れた時には、前記選択手段によつて前記第2の露
    出制御手段が選択されていても自動的に前記第1
    の露出制御手段に切換える切換え手段を、設けた
    ことを特徴とする露出制御装置を有するカメラ。 2 被写体輝度の変化に応じてシヤツタ秒時と絞
    り値の両方を変化させる演算を行なう第1の露出
    制御手段と、被写体輝度の変化があつてもシヤツ
    タ秒時もしくは絞り値を一定とする演算を行なう
    第2の露出制御手段とが、選択手段によつて選択
    可能な露出制御装置を有し、且つ交換レンズから
    開放絞り値、最小絞り値もしくは固定絞りか否か
    の絞り情報を受け取る手段を有するカメラにおい
    て、 前記選択手段によつて前記第2の露出制御手段
    が選択された際に、前記交換レンズの前記絞り情
    報が設定された条件を満たすか満たさないかを判
    別する判別手段と、 前記判別手段により前記満たさないと判別され
    た時には、前記選択手段によつて前記第2の露出
    制御手段が選択されていても自動的に前記第1の
    露出制御手段に切換える切換え手段を、設けたこ
    とを特徴とする露出制御装置を有するカメラ。 3 被写体輝度の変化に応じてシヤツタ秒時と絞
    り値の両方を変化させる演算を行なう第1の露出
    制御手段と、被写体輝度の変化があつてもシヤツ
    タ秒時もしくは絞り値を一定とする演算を行なう
    第2の露出制御手段とが、選択手段によつて選択
    可能な露出制御装置を有し、且つ交換レンズから
    焦点距離情報を受け取る手段を有するカメラにお
    いて、 前記選択手段によつて前記第2の露出制御手段
    が選択された際に、前記交換レンズの前記焦点距
    離情報が設定された範囲内であるか範囲外である
    かを判別する判別手段と、 前記判別手段により前記範囲外と判別された時
    には、前記選択手段によつて前記第2の露出制御
    手段が選択されていても自動的に前記第1の露出
    制御手段に切換える切換え手段を、設けたことを
    特徴とする露出制御装置を有するカメラ。
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