JP2010190925A - カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】オートフォーカスモードによらず、常に適正な露出を与えることを可能にするカメラを提供する。
【解決手段】撮影画面を複数に分割して測光を行う複数の測光エリアを持つ測光手段と、測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアと、隣接する測光エリアの境界線に跨って配置されるAFエリアをそれぞれ複数持つAF手段と、自動選択オートフォーカスモードが選択された場合は、隣接する測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリアを有効にし(S103)、任意選択オートフォーカスモード時には、測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアを有効にする(S102)AFエリア有効手段とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮影画面内に複数のAFエリアと複数の測光エリアを有するカメラに関するものである。
従来、撮影画面内に複数のAFエリアと複数の測光エリアを有すると共に、自動選択オートフォーカスモード(以下、自動選択AFモードとも記す)と任意選択オートフォーカスモード(以下、任意選択AFモードとも記す)とを選択可能なカメラが知られている。なお、自動選択AFモードとは、複数のAFエリアから自動で選択されたAFエリアの出力信号を用い、AFを行うモードである。任意選択AFモードとは、複数のAFエリアから任意に外部操作により選択された1つのAFエリアの出力信号を用いてAFを行うモードである。
この種のカメラにおいて、測光エリアに対するAFエリアが、測光エリアの中央付近や境界を跨ぐような配置であった場合には、適正な測光値を得るために測光演算を工夫した提案はあった。しかし、自動選択AFモード時にAFエリアを限定するような提案はなされていない。
特許文献1には、分割測光エリアの境界線上のAFエリアで合焦した場合、その隣接した測光エリアの測光値を比較して測光演算するというものが提案されている。
特願2000−09582号公報
ところが、人物撮影では、自動選択AFモード時には顔のエッジ部分のコントラストが強い場合が多く、顔のエッジで合焦する場合が多い。そのため、測光演算の工夫をしても、その測光エリアには被写体と背景が存在するため、その対応測光エリアで測光すると背景の明るさに引かれ、アンダーになることがあった。また、合焦の結果で露出にばらつきがあるという問題も起きていた。
図8を用いて、上記の問題点について説明する。
画面内に複数の測光エリアと複数のAFエリアを有し、これらが後述の図2のような配置関係にあるカメラにおいて、AFモードとして、デフォーカス量やコントラスト情報でAFエリアが自動に選択される自動選択AFモードが選択されているとする。図8(a)および図8(b)には、人間の顔と背景のコントラストにより顔の輪郭で合焦した例を示す。ここで、図8(a)と図8(b)を比較すると、図8(a)の場合は、画面中心の測光エリアの真中に配置されるAFエリアに合焦した例である。太い枠で囲んだ測光エリアを基準にして測光演算が行われた場合、背景の明るさに引かれてアンダーになることが想像できる。図8(a)の場合は、2つの測光エリアの境界上、つまり境界を跨いだAFエリアに合焦した例であり、2つの測光エリアの輝度の低いエリアを選ぶとし、太い枠で囲んだ測光エリアを基準にして測光演算された場合、被写体が適正になることが想像できる。
このように、自動選択AFモードの場合は、人の顔のコントラストが低い鼻に合焦する場合より、コントラストの高い顔の輪郭で合焦する。したがって、測光エリアとAFエリアの配置関係で、被写体が適正に露光されなかったり、各駒毎にばらつきが出てしまったりするという問題があった。
(発明の目的)
本発明の目的は、オートフォーカスモードによらず、適正な露出を与えることのできるカメラを提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、撮影画面を複数に分割して測光を行う複数の測光エリアを持つ測光手段と、前記測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアと、隣接する前記測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリアをそれぞれ複数持つAF手段とを有し、前記複数のAFエリアのうちから自動でAFエリアを選び出し、該AFエリアの出力信号に基づいてオートフォーカスを行う自動選択オートフォーカスモードと、前記複数のAFエリアのうちから外部操作により任意に選択されたAFエリアの出力信号に基づいてオートフォーカスを行う任意選択オートフォーカスモードとを選択可能なカメラにおいて、前記自動選択オートフォーカスモードが選択された場合は、隣接する前記測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリアを有効にし、前記任意選択オートフォーカスモードが選択された場合は、前記測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアを有効にするAFエリア有効手段を有するカメラとするものである。
本発明によれば、オートフォーカスモードによらず、常に適正な露出を与えることができるカメラを提供できるものである。
本発明の一実施例に係るカメラの全体構成を示すブロック図である。 図1のカメラの全AFエリアと全測光エリアの配置関係を示す図である。 本実施例においてAFモードに応じた選択AFエリアを示す図である。 本実施例に係るカメラの動作を示すフローチャートである。 本実施例におけるAFエリア有効動作を示すフローチャートである。 本実施例において測光エリア選択動作を示すフローチャートである。 本実施例における人物、測光エリア、AFエリアの関係を示す図である。 従来カメラでの人物、測光エリア、AFエリアの関係を示す図である。
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。
図1は本発明の一実施例に係るカメラの概略構成を示すブロック図である。図1において、1はカメラ本体内のマイクロコンピュータ16と通信を行う交換式の撮影レンズであり、ズームレンズを含むものである。撮影レンズ1内にはAF駆動回路1aおよび絞り駆動回路1bが具備されている。AF駆動回路1aは、マイクロコンピュータ16からの駆動信号を基にステッピングモータ等のアクチュエータを駆動してフォーカスレンズのピント合わせを行う。上記駆動信号を生成するためのフォーカス演算に用いられるデフォーカス量は、複数のAFエリアを持つAFセンサ24の出力を用いて算出される。絞り駆動回路1bは、マイクロコンピュータ16からの駆動信号を基に不図示の絞りを駆動して光学的な絞り値を変化させるものである。
上記マイクロコンピュータ16は、撮影レンズ1との通信により、ズームレンズの現在のズーム位置(焦点距離情報)、現在の距離環位置(被写体距離)の情報を収得することが可能である。また、撮影レンズ1と通信可能であるか否かにより、撮影レンズ1がカメラ本体に装着されているか、未装着状態であるかを判定することができる。
以下、カメラ本体内の構成について説明する。2はクイックリターンミラーである。このクイックリターンミラー2にはAF光学系に光を導くためのハーフミラー2aが取り付けられており、このサブミラー2aもクイックリターンミラー2のアップもしくはダウンに連動して作動するようになっている。
3はフォーカッシングスクリーンであり、撮影者はペンタプリズム4とファインダ光学系を通して該フォーカシングスクリーン3を観察することで、撮影レンズ1を通して映し出された像のピントや構図の確認が可能である。5はフォーカルプレーンシャッタであり、マイクロコンピュータ16からの制御信号により後述のCCD6の露光時間を自由に制御できる。フォーカルプレーンシャッタ5は一般的には先幕、後幕から構成され、2枚の幕の間隔で自由な露光時間が制御される。6は撮像素子であるところのCCD(電荷結合素子)であり、撮影レンズ1によって結像された被写体像を光電変換して電気信号として取り出す。
7はクランプ/CDS回路、8はAGC(自動利得制御)回路であり、これらはA/D変換をする前の基本的なアナログ処理を行うものであり、マイクロコンピュータ16により、クランプレベルやAGC基準レベルの変更も可能である。9は入力されるアナログのCCD出力信号をデジタル信号に変換するA/D変換部であり、設定されているISO感度に応じた変換を行う。
10は映像信号処理回路であり、デジタル化されたCCD画像データに、フィルタ処理、色変換処理、ガンマー/ニー処理を行い、メモリコントローラ13に出力する。他方、この映像信号処理回路10はD/A変換部が内蔵されており、CCD6から入力される映像信号や、メモリコントローラ13から逆に入力される画像データをアナログ信号に変換し、液晶駆動回路11を通して液晶表示部12に出力することも可能である。これらの機能切り換えはマイクロコンピュータ16とのデータ交換により行われ、ホワイトバランス情報をマイクロコンピュータ16に出力可能である。その情報を基にマイクロコンピュータ16はホワイトバランス調整を行う。
マイクロコンピュータ16の指示により、何もせずにメモリコントローラ13を通してバッファメモリ19に画像データを保存することも可能である。メモリコントローラ13は、映像信号処理回路10から入力された未処理のデジタル画像データをバッファメモリ19に格納する。そして、処理済みのデジタル画像をメモリ14に格納したり、逆にバッファメモリ19やメモリ14から画像データを映像信号処理回路部10に出力したりする。また、メモリコントローラ13は、外部からインターフェイス15を経て送られて来る映像をメモリ14に記憶したり、メモリ14に記憶されている画像をインターフェイス15から外部へ出力したりすることも可能である。メモリ14は取り外し自由である場合もある。
17は電源であり、各ICや駆動系に必要な電源を供給する。18は操作状態検出回路であり、マイクロコンピュータ16に後述のスイッチの操作状態を伝え、マイクロコンピュータ16はその操作状態変化に応じて各部をコントロールする。20a(SW1)はレリーズ釦の半押し状態でオンするスイッチであり、20b(SW2)はレリーズ釦の全押し状態でオンするスイッチであり、共にオンすることにより撮影が行われる。
上記操作状態検出回路18には、上記レリーズ釦(スイッチSW1,SW2)の他に、ISO設定釦、画像サイズ設定釦、画質設定釦、情報表示釦、AF選択釦が接続されており、各釦(スイッチ)の状態が検出されている。なお、AF選択釦により自動選択AFモードと任意選択AFモードのいずれかを選択可能であり、さらに任意選択AFモード時には任意のAFエリアを選択することができるものとする。
21は液晶駆動回路であり、マイクロコンピュータ16からの表示内容命令に従って外部液晶表示部22やファインダ内液晶表示部23を駆動する。
24は画面の複数個所でAF(焦点検出を含む)を可能にするAFセンサであり、後述の図2に示すように複数のAFエリア(焦点検出ポイントを含む)を持つ。マイクロコンピュータ16は、このうちのいずれかのAFエリアの出力に基づいてデフォーカス量を算出する。そして、このデフォーカス量を基にフォーカスレンズ用の駆動信号を算出し、撮影レンズ1内のAF駆動回路1aに出力し、ピント合わせを行わせる。25は後述の図2に示すように複数の測光エリアを有するAEセンサであり、ファインダスクリーン3上で測光し、撮影レンズ1を通した被写体の輝度を測定する。26はローパスフィルタであり、赤外カットの機能も持つ。
図2は、本実施例に係るカメラに具備される全ての測光エリア30と全ての測距ポント31を示す図である。太枠の長方形により全AFエリアを示しており、本実施例では、画面内に21個有している。また、正方形状で全測光エリアを示しており、本実施例では、画面内(ファインダスクリーン3上)を縦5行、横7列の35個に分割測光を可能にしている。
図3は、AF選択釦により任意選択AFモードと自動選択AFモードが選択された場合の、測光エリアに対する選択されるAFエリアについて説明するための図である。
図3(a)は、任意選択AFモードが選択されている場合の、AFエリア31と測光エリア30の配置関係を示す図である。この任意選択AFモード時には、測光エリア30の中央付近に配置された13個のうちのいずれか1つのAFエリア31aをAF選択釦により選択可能である。図3(b)は、自動選択AFモードが選択されている場合の、AFエリア31と測光エリア30の配置関係を示す図である。この自動選択AFモード時には、測光エリア30の境界を跨いで配置された8個のうちからAFエリア31bが自動選択される。
次に、マイクロコンピュータ16での主要部分の動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
マイクロコンピュータ16はステップS300より動作を開始し、まず、ステップS301では、内蔵する電源OFF用タイマーがタイムアウトしたかどうかの判定を行う。この結果、タイムアウトしたことを判定した場合は電源OFFの処理のために後述のステップS320へ進み、タイムアウトしていないと判定した場合はステップS302へ進む。
ステップS302へ進むと、マイクロコンピュータ16は、各種の設定を行う。詳しくは、操作状態検出回路18からの入力により、カメラのモードなどの各種の設定を行う。AF選択釦により選択されたAFモードやAFエリア31の設定もここで行う。本実施例では、上記したように、自動選択AFモードが選ばれたときは、図3(b)の測光エリア30の境界を跨ぐ8個のAFエリア31bが同時に選ばれ、いずれかのAFエリア31bが自動選択される。また、任意選択AFモードが選ばれたときは、図3(a)の測光エリア30の中央付近に配置された13個のAFエリア31aのいずれかを外部操作(AF選択釦)により撮影者が選択可能であり、そのうちの1つが選択される。
次のステップS303では、マイクロコンピュータ16は、AFセンサ24(選択されたAFエリア31)からの出力信号よりAF情報(以下、デフォーカス量)を算出して撮影レンズ1のAF駆動回路1aに出力し、フォーカスレンズの焦点調節を行う。
続くステップS304では、マイクロコンピュータ16は、上記ステップS303にて合焦したAFエリアがあった場合は、そのAFエリアを基に、35個の測光エリア30を用いて被写体の輝度を測定する。そして、適正露出を得るためのシャッタ秒時や絞り値を演算する。一方、合焦したAFエリアが無かった場合は、中央の測光エリアを基準に、35個からなる測光エリアを用いて被写体の輝度を測定し、適正露出を得るためのシャッタ秒時や絞り値を演算する。
上記の基準としたAFエリアを基にした測光演算は、多くのものが提案されているが、最も単純なものは、基準のAFエリアに対応した測光エリアを中心とした重点測光である。
ここで、自動選択AFモード時と任意選択AFモード時におけるAFエリア31の選択(S303)の例と、選択されたAFエリアに対応する測光エリア30の選択(S304)の例を、図5および図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、図5のフローチャートを用いて、各AFモード時における基準のAFエリアを選択する(有効とする)場合の例を説明する。
図5のステップS101では、AFモードが任意選択AFモードであるか否かを判定し、任意選択AFモードであればステップS102へ進み、測光エリアの中央付近に配置された13個のAFエリアを外部操作により選択可能にする。つまり、図3(a)に示すAFエリア31aのみを有効とする。一方、AFモードが自動選択AFモードであった場合はステップS103へ進み、測光エリア102の境界を跨いで配置された8個のAFエリアを選択する。つまり、図3(b)に示すAFエリア31bを有効とし、デフォーカス量、コントラスト値により1つのAFエリアを選ぶ。
次に、図6のフローチャートを用いて、AFエリアに対応した測光エリアの選択する場合の例を説明する。
図6のステップS111では、AFモードが任意選択AFモードであるか否かを判定し、任意選択AFモードであればステップS112へ進む。そして、図3に示す測光エリアの中央付近に配置されたAFエリアが使用されるので、合焦したAFエリアに対応した測光エリアにて得られる測光情報を基準に測光演算する。一方、AFモードが自動選択AFモードであった場合はステップS113へ進み、図3(b)に示す測光エリアの境界を跨いで配置されたAFエリアが使用される。よって、合焦したAFエリアを跨ぐ測光エリアのうち、輝度の低い測光エリアの測光情報を基準(重み付け等)に測光演算する。
図7(a)は、図6のステップS112での測光演算時の、人物、測光エリア、AFエリアの関係を示す図である。このようにすることにより、撮影者がAFエリアを選ぶ任意選択オートフォーカスモードで撮影した場合に、目に合焦させても適正露出が得られることになる。
また、図7(b)は、図6のステップS113での測光演算時の、人物、測光エリア、AFエリアの関係を示す図である。このようにすることにより、自動選択オートフォーカスで撮影した場合、顔の輪郭に合焦したとしても安定して適正露出が得られるようになる。
図4に戻り、次のステップS305では、マイクロコンピュータ16は、設定した状態や、各種の設定状態を、外部液晶表示部22などに表示させる。さらに、上記ステップS302で設定されたISO感度、画像サイズ、画質に応じた画像サイズの予測値データをもとに、メモリコントローラ13を通して、メモリ容量を確認し、比較して撮影可能残数を演算した結果も表示させる。さらに、上記ステップS303で検出されたピントの状態や上記ステップS304で演算されたシャッタ秒時や絞り値も表示させる。更には、上記ステップS303で判定された有効なAFエリアも表示させる。
次のステップS306では、マイクロコンピュータ16は、レリーズ釦の半押し操作に連動するスイッチSW1がオンされたか否かを判定し、オンされていなければステップS301へ戻る。一方、スイッチSW1がオンされている場合はステップS307へ進み、電源OFF用のタイマーの更新を行う。そして、次のステップS308にて、レリーズ釦の全押し操作に連動するスイッチSW2がオンされているか否かを判定し、オンされていなければステップS301へ戻り、スイッチSW2がオンされていれば画像の撮影を行うためにステップS309以降へと進む。
ステップS309へ進むと、マイクロコンピュータ16は、クイックリターンミラー2を制御して撮影光路外へアップさせると共に、撮影レンズ1と通信し、絞り駆動回路1bを介して絞りを上記ステップS304で演算された絞り値に制御させる。続くステップS310では、フォーカルプレーンシャッタにより、上記ステップS304で演算されたシャッタ時間で制御する。そして、CCD6に結像された画像信号を、クランプ/CDS7、AGC回路8、A/D回路9を介して映像信号処理回路10へ送出させ、所定の処理を行わせる。
次のステップS311では、マイクロコンピュータ16は、クイックリターンミラー2を制御して撮影光路内にダウンさせると共に、撮影レンズ1と通信し、絞りを開放状態に制御させる。そして、次のステップS312にて、AGC回路8に設定されたISO値に対するゲイン値を送って感度調整を行い、メモリコントロール13に画像信号を送り、バッファメモリ19に画像を一時保存させる。
次のステップS313では、マイクロコンピュータ16は、映像信号処理回路10からのホワイトバランス情報を基に、適正な色になるように、この映像信号処理回路10で用いる赤色(R)と青色(B)のゲインとを演算決定し、制御する。続くステップS314では、バッファメモリ19に格納された未処理の画像を映像信号処理回路10が画像処理できる負荷レベルであるときに処理し、圧縮し、メモリ14に格納する動作をスタートさせる。連写等の場合は、バッファメモリ19に画像が順次格納されるが、画像処理は停止した状態になることもある。
ステップS315では、マイクロコンピュータ16は、撮影可能枚数の算出を行う。そして、次のステップS316にて、上記ステップS314で処理された画像信号を液晶駆動回路11に送り、液晶表示部12に表示させる。続くステップS317では、上記ステップS303〜S315で決定した撮影情報を液晶駆動回路21に送り、外部液晶表示部22に表示させる。同様に、ファインダ内液晶表示部23にも表示させる。
次のステップS318では、マイクロコンピュータ16は、メモリ14に記録可能な領域が存在するかどうかの判定と未処理のバッファメモリ19上の画像も考慮した判定を基に、撮影可能であるか、どうかの判定を行う。その結果、撮影可能である場合はステップS301へ戻り、同様の処理を繰り返す。一方、撮影可能でない場合はステップS319へ進み、撮影不可能状態であることを示す情報を外部液晶表示部22やファインダ内液晶表示部23に表示させる。
また、マイクロコンピュータ16は、上記ステップS301にて電源OFF用のタイマーがタイムアップしていたと判定した場合は上記のようにステップS320へ処理を進める。そして、このステップS320では、液晶駆動回路11を介して液晶表示部12を消灯させ、液晶表示部23のバックライトも消灯させる。続くステップS321では、上記ステップS314でスタートさせた、画像処理と圧縮とメモリ格納をすべて終了させ、バッファメモリ19の撮影画像領域が空になるのを待つ。そして、ステップS322にて、電源回路17に必要無い電源は落とさせ、つまり電源OFFの状態にし、次のステップS323にて電源OFFの処理を終了する。
以上の実施例によれば、自動選択オートフォーカスモードが選択された場合は、AF用のAFエリアとして、隣接する測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリアを有効にするようにしている。また、任意選択オートフォーカスモードが選択された場合は、測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアを有効とするようにしている。
そして、自動選択AFモード時には、自動選択されたAFエリアが跨る測光エリアのうちの輝度の低い方の測光エリアにて得られる測光情報を基準に露光制御を行う。また、任意選択AFモード時には、任意に選択されたAFエリアを中央付近に有する測光エリアにて得られる測光情報を基準に露出制御を行うようにしている。
よって、自動選択AFモードにて撮影した場合、顔の輪郭に合焦したとしても安定して適正露出が得られ、任意選択AFモードにて撮影した場合、目に合焦させても適正露出が得られるようになった。つまり、AFモードによらず、適正な露出を与えることができるカメラを提供可能になった。
(本発明と実施例の対応)
AEセンサ25が、本発明の、撮影画面を複数に分割して測光を行う複数の測光エリア30を持つ測光手段に相当する。また、AFセンサ24が、本発明の、測光エリアの中央付近に配置されるAFエリア31aと、隣接する測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリア31bをそれぞれ複数持つAF手段に相当する。また、マイクロコンピュータ16の図5におけるステップS101〜S103の動作を実行する部分が、本発明の、AFエリア有効手段に相当する。また、マイクロコンピュータ16の図6におけるステップS111〜S113の動作を実行する部分が、本発明の、露出制御手段に相当する。
1 撮影レンズ
1a AF駆動回路
6 CCD
10 映像信号処理回路
13 メモリコントローラ
16 マイクロコンピュータ
18 操作状態検出回路
30 測光エリア
31 AFエリア

Claims (2)

  1. 撮影画面を複数に分割して測光を行う複数の測光エリアを持つ測光手段と、
    前記測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアと、隣接する前記測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリアをそれぞれ複数持つAF手段とを有し、
    前記複数のAFエリアのうちから自動でAFエリアを選び出し、該AFエリアの出力信号に基づいてオートフォーカスを行う自動選択オートフォーカスモードと、前記複数のAFエリアのうちから外部操作により任意に選択されたAFエリアの出力信号に基づいてオートフォーカスを行う任意選択オートフォーカスモードとを選択可能なカメラにおいて、
    前記自動選択オートフォーカスモードが選択された場合は、隣接する前記測光エリアの境界に跨って配置されるAFエリアを有効にし、前記任意選択オートフォーカスモードが選択された場合は、前記測光エリアの中央付近に配置されるAFエリアを有効にするAFエリア有効手段を有することを特徴とするカメラ。
  2. 前記自動選択オートフォーカスモードの時には、自動選択されたAFエリアが跨る前記測光エリアのうちの輝度の低い方の測光エリアにて得られる測光情報を基準に露光制御を行い、前記任意選択オートフォーカスモードの時には、任意に選択された前記AFエリアを中央付近に有する前記測光エリアにて得られる測光情報を基準に露出制御を行う露出制御手段を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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