JP2010224290A - カメラ - Google Patents

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Tomoki Chijiiwa
智樹 千々岩
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Abstract

【課題】測光センサの有効利用を図る。
【解決手段】ミラーアップ時は、被写体光束が光学ファインダに導かれないため、ファインダ内に設けた測光センサ8でTTL測光は行えない。しかし、可動ミラー6の角度を変えることで、ペンタカバーの前面に設けた測光窓51から測光センサ8に被写体光束を導くことができ、外部測光が行える。ミラー1,9がアップ状態に保持されるライブビューモード時や動画撮影時には、上記可動ミラー6を外部測光可能な角度に保持することで、測光を継続して行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学ファインダ、および光学ファインダに導かれた光で測光を行う測光センサを有するカメラに関する。
一眼レフカメラでは、撮影レンズを透過した被写体光束をメインミラーでファインダ光学系に導くことで被写体の観察を可能とするとともに、ファインダ光学系に導かれた光を測光センサで受光して被写体輝度を得るのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−163094号公報
従来の一眼レフカメラは、測光センサを単にTTL測光センサとして用いているだけであり、測光センサの有効利用を図るものではなかった。
本発明に係るカメラは、被写体を観察するための光学ファインダと、被写体光束を光学ファインダに導く第1の光学部材と、受光光量に応じた信号を出力する測光センサと、測光センサの光路前方に配置され、第1の光学部材によって光学ファインダに導かれた光束を測光センサに導く第1の状態と、第1の光学部材を介さない光束を測光センサに導く第2の状態とに切換可能な第2の光学部材とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、測光センサの有効利用が図れる。
本発明の一実施形態における一眼レフデジタルカメラの側面断面図で、ミラーダウン時の状態を示す。 図1と同様の図で、ミラーアップ時を示す。 図2の要部拡大図。 カメラの制御系を示すブロック図。 他の実施形態におけるカメラの側面断面図。 更に他の実施形態におけるカメラの側面断面図。
図1〜図4により本発明の一実施の形態を説明する。
図1,図2は本実施形態における一眼レフデジタルカメラの側面断面図であり、図1がミラーダウン時、図2がミラーアップ時の状態をそれぞれ示す。図1において、撮影レンズ31(図4)を透過した被写体光束は、一部がメインミラー1で反射され、ファインダ光学系を構成するフォーカシングスクリーン2、ファインダ内液晶表示装置3、ペンタプリズム4および接眼部5を介して観察される。
ペンタプリズム4と接眼部5との間には、可動ミラー6が設けられるとともに、その上部に測光レンズ7および測光センサ8が配置されている。可動ミラー6は、図3に実線で示す状態と、破線で示す状態とに角度が可変とされ、それにより測光センサ8の睨み角を変える機能を有する。図1においては、可動ミラー6は破線の状態にあり、測光センサ8が可動ミラー6およびペンタプリズム4を介してフォーカシングスクリーン2を睨んでいる。したがって、メインミラー1からペンタプリズム4へ入射した光の一部が可動ミラー6で反射された後、測光レンズ7を介して測光センサ8に導かれ、いわゆるTTL測光がなされる。測光センサ8の出力は、被写体の輝度に応じた信号であり、この輝度信号に基づいて周知のAE演算および露出制御がなされる。可動ミラー6が実線の状態にあるときの動作は後述する。
撮影レンズの透過光の一部は、図1の状態においてメインミラー1のハーフミラー部を透過し、サブミラー9で反射されてAFユニット10(焦点検出装置)に導かれる。AFユニット10の出力に基づいて周知のAF演算およびレンズ駆動、すなわちオートフォーカスがなされる。
一方、撮像時には、メインミラー1およびサブミラー9が図2の位置まで跳ね上げられ、撮影光路から退避するとともに、シャッタ11が開放される。被写体光束は、光学ローパスフィルタ12を介してCCD等の撮像素子13に導かれ、撮像がなされる。14は、カメラ背面に設けられた液晶モニタである。
撮像素子13の光電変換出力は、図4に示す画像処理部32に入力される。画像処理部32を構成する画像処理回路32aは、入力された撮像信号に種々の処理を施して画像データを生成する。ライブビューモード設定時には、上記撮像が繰り返し行われ、得られた画像データが表示回路32bによる処理を経て、液晶モニタ14に逐次更新表示(ライブビュー表示)される。撮影者は、ライブビュー表示を見ながら構図を決定することができる。なお、図1のようにミラーが撮影光路に挿入されているときは、ライブビュー表示は不可である。
レリーズ操作ががなされると改めて撮像が行われ、生成された画像データは記録/再生回路32cを介してメモリカード等の記録媒体33に記録される。なお、再生モードでは、記録媒体5に記録された画像データを記録/再生回路32cにて読み出し、画像処理回路32aおよび表示回路32bによる処理を経て液晶モニタ14に表示することができる。
図4のCPU34には、上記画像処理部32の他に、測光センサ8、AFユニット10を構成するAFセンサ10a、操作部41、カメラ駆動部42、可動ミラー駆動用のアクチュエータ43などが接続される。操作部41は、電源ボタンやレリーズボタン、再生操作や情報入力等で用いる各種操作部材等を含む。カメラ駆動部42は、レンズ駆動部やミラー駆動部、シャッタ駆動部、絞り駆動部などを含む。アクチュエータ43は、例えばモータやプランジャ等で構成される。CPU34は、操作部41の操作状況に応じ、各センサからの入力値に基づいて、AF処理、ホワイトバランス処理、露出制御処理、撮像、画像処理、表示処理などの種々のカメラ動作を行う。
ところで、上記のライブビューモードが設定されているときは、撮像を繰り返し行うため、ミラー1,9は図2のアップ状態に保持する必要がある。動画撮像時も同様に、ミラーアップ状態を保持する必要がある。ミラーアップ状態では、光学ファインダで被写体を確認できないのは勿論、測光センサ8によるTTL測光も不能となるから、ライブビューモード時や動画撮像時には、ミラーアップ直前の測光センサ8の出力を用いて露出制御を行うか、撮像のたびに撮像素子13から測光値を取得し、その測光値を用いて露出制御を行うのが一般的である。しかしながら、ミラーアップ前の測光値を用いる方法は、撮像時の天候の変化や構図変更に伴う輝度変化に全く追従できず、適正露出での撮像は望めない。一方、撮像素子13から測光値を取得する方法は、画像表示用と測光値測定用とで情報を交互に変換する処理を繰り返す必要があるのに加え、AF処理も撮像素子13の出力に基づいて行うため(コントラストAF)、測光を重視するとフレームレートが犠牲となり、フレームレートを重視すると測光精度が犠牲になるという問題があった。
そこで本実施形態では、ライブビューモード時および動画撮像時には、外光(撮影レンズを通さない光)を測光センサ8に導き、外部測光を行うようにした。これを実現するにあたり、ペンタプリズム4の前方のペンタカバー部に、外光を取り込むための測光窓51を設けるとともに、その内側にレンズ52を設ける。ライブビューモードや動画撮像が指示されると、CPU34は、ミラーアップを行うと同時に、アクチュエータ43により可動ミラー6を図4の実線状態とし、測光センサ8が可動ミラー6、ペンタプリズム4およびレンズ52を介して測光窓51を睨むようにする。これによれば、測光窓51からの入射光がレンズ52,ペンタプリズム4および可動ミラー6を介して測光センサ8に導かれ、外部測光用の測光センサを設けることなく外部測光が可能となる。特にレンズ52を用いることで、撮影画面とほぼ同等の領域の被写体光束を測光センサ8に導くことができ、TTL測光とほぼ同等の測光が行える。
そして、上記外部測光による測光値を用いてAE演算および露出制御を逐次行うことで、天候の変化や構図変更に伴う輝度変化に露出を追従させることができ、適正露出で撮像を続けることができる。また、撮像素子13から測光値を取得する必要がなくなる、あるいは回数を減らせるので、画像表示用と測光値測定用とで情報を交互に変換する処理が必要なくなるか軽減され、フレームレートおよび測光精度のいずれをも犠牲することがない。
一方、光学ファインダで被写体を確認するモードが指示されると、CPU34はミラーダウンを行うとともに、可動ミラー6を図4の破線状態とし、TTL測光が可能な状態とする。
ここで、上記レンズ52は、測光窓51から可動ミラー6までの光路中に挿脱可能に設けてもよい。外部測光を行うときは、上述のようにレンズ52を挿入する。一方、レンズ52を光路外に出すと、より広い範囲、つまり撮影画面の周囲を含めた領域の光束を測光センサ8にもたらすことができる。この場合、測光センサ8は、ホワイトバランスセンサ(環境光センサ)として機能し、専用のホワイトバランスセンサを設けることなく、測光センサ8の出力に基づいて適切なホワイトバランス制御が行える。これによれば、ミラーダウン時には測光センサ8を主にTTL測光センサとして機能させるとともに、必要時には可動ミラー6を駆動してホワイトバランスセンサとして機能させ、一方、ミラーアップ時には外部測光センサとして機能させることができる。
図5は、測光センサ8をTTL測光センサおよびホワイトバランスセンサとして機能させるもので、可動ミラー6の駆動により、測光窓53からの光を測光センサ8に導くことができる。測光窓53は、ペンタカバー部の角部に設けられているので、より上方の光を測光センサ8にもたらすことができ、例えば上部蛍光灯の影響などを考慮した適切なホワイトバランス制御が行える。
図6は測光センサ8をアイセンサとして利用できるようにしたものである。
アイセンサは、ファインダ接眼部5への接眼の有無を検知するもので、通常はカメラの背面において接眼部5の近傍に設けられている。本実施形態では、ミラーアップ時に、接眼部5からファインダへの逆入射光を測光センサ8が受光できるように、つまり測光センサ8が可動ミラー6を介して接眼部5を睨むように可動ミラー6の角度を設定することができる。ファインダ光学系は、ミラーアップ時には被写体光束が遮断されるため、接眼部5からファインダへの逆入射光量を比較的正確に検出できる。撮影者が接眼していないときには接眼部からの入射光量は多く、接眼すると撮影者の顔で光が遮られるので、入射光量は少なくなる。したがって、測光センサ8の出力が所定値を超える場合に非接眼、所定値以下になると接眼と判断するようにすればよい。これによれば、専用のアイセンサをカメラ背面に設ける必要がないので、その分液晶モニタを大型化できるといった利点がある。
そして、図6の状態で接眼が検知されると、CPU34は液晶モニタ14をオフするとともに、ミラーダウンを行い、さらに可動ミラー6をTTL測光が可能な状態とする。これにより、何らの切換操作を行うことなく自動的にファインダによる被写体観察およびTTL測光が可能となり、また使用しない液晶モニタ14が自動的にオフされるので省電力が図られる。この状態でライブビューモードが指示されると、CPU34はミラーアップを行うとともに、液晶モニタ14によるライブビュー表示を開始し、さらに可動ミラー6をアイセンサとしての使用が可能な状態、つまり図6の状態に切換える。
なお、可動ミラー6に代えてプリズムを用いてもよい。
1 メインミラー
4 ペンタプリズム
5 接眼部
6 可動ミラー
7 測光レンズ
8 測光センサ
9 サブミラー
10 AFユニット
11 シャッタ
13 撮像素子
14 液晶モニタ
32 画像処理部
34 CPU
43 アクチュエータ
51,53 測光窓
52 レンズ

Claims (7)

  1. 被写体を観察するための光学ファインダと、
    被写体光束を前記光学ファインダに導く第1の光学部材と、
    受光光量に応じた信号を出力する測光センサと、
    前記測光センサの光路前方に配置され、前記第1の光学部材によって前記光学ファインダに導かれた光束を前記測光センサに導く第1の状態と、前記第1の光学部材を介さない光束を前記測光センサに導く第2の状態とに切換可能な第2の光学部材とを具備することを特徴とするカメラ。
  2. 前記第1の光学部材によって前記光学ファインダに導かれる前記光束は、撮影レンズを透過した被写体光束であり、前記第1の光学部材を介さない前記光束は、前記撮影レンズを透過せずに入射した被写体光束であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 前記第1の光学部材は、前記撮影レンズを透過した前記被写体光束を前記光学ファインダに導く非撮像位置と、前記撮影レンズを透過した被写体光束を前記光学ファインダに導かずに撮像素子に導く撮像位置とに切換可能とされ、
    前記第2の光学部材は、前記第1の光学部材が前記非撮像位置に保持されるときは前記第1の状態に保持され、前記第1の光学部材が前記撮像位置に保持されるときは前記第2の状態に保持されることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  4. 前記第1の光学部材が前記撮像位置に保持されるときは、前記撮像素子の出力から得られる画像を表示装置に逐次更新表示するライブビューモード時、または動画撮像時であることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
  5. 前記撮影レンズを透過せずに入射する前記被写体光束は、撮像領域の周辺からの光束をも含むことを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  6. 前記第2の光学部材が前記第2の状態にあるときに、前記測光センサに導かれる光束の範囲を変更する第3の光学部材を更に備えることを特徴とする請求項2に記載のカメラ。
  7. 前記第1の光学部材を介さない前記光束は、前記光学ファインダの接眼系からの入射光束であることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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