JP5157155B2 - デジタル一眼レフカメラ - Google Patents

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Description

本発明はカメラに関する。
撮影状況に応じて光学ファインダーと電子ビューファインダー(EVF;Electronic View Finder)とを切り換え可能にしたデジタル一眼レフカメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この出願の発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。
特開2005−311764号公報
しかしながら、上述した従来のカメラでは、メインミラーの他にファインダー部に可動式EVF表示部を設け、静止画撮影時には、メインミラーを撮影光路中に設定するとともに可動式EVF表示部を跳ね上げて光学ファインダーを形成し、動画撮影時には、メインミラーを跳ね上げるとともに可動式EVF表示部を従来のスクリーン位置に設定して電子ビューファインダー(EVF)を形成するという構成であり、可動機構が非常に複雑になり、コストが増加するという問題がある。
また、上述したカメラでは、可動式EVF表示部を跳ね上げるためにファインダー装置にペンタダハプリズムを用いることができず、代わりに複数のミラーを用いてファインダー光学系を構成しているので、ファインダー視野内のファインダー画面外に撮影コマ数、合焦状態、シャッタースピード、絞り値などの撮影情報を表示するための表示器を設けるのが困難であるという問題がある。
本発明は、撮影レンズにより結像された被写体像を撮像素子により撮像するとともに、撮影レンズを透過した被写体光をファインダー光学系へ導き、撮影者に被写体像を視認可能にするデジタル一眼レフカメラに適用され、デュアルビュー液晶によりファインダー視野内に情報を表示する表示手段を備え、この表示手段の表示面と撮影者の視線とが斜めに交差するように表示手段を配置し、この表示手段は、撮影レンズ透過した被写体光をファインダー光学系へ導くメインミラーであり、表示手段の表示面と撮影者の視線とが斜めに交差するように前記表示手段を配置し、メインミラーを撮影光路中に設定して撮影レンズの光軸に対して斜めに保持し、メインミラーのデュアルビュー液晶板に透過部と表示部とを形成し、前記撮影レンズからの被写体光を透過部を介して撮像素子へ導くとともに、表示部に撮像素子による撮像画像を表示してファインダー視野において視認可能とする。
本発明によれば、複雑な構成を用いずに、多くの情報を複数の位置に表示したり、あるいはライブビューを実現したりすることができる。このため使い勝手のよいファインダー表示を実現することができる。
図1は一実施の形態のカメラの構成を示す。なお、本発明と直接的に関係のない機器および回路の図示と説明を省略する。コントローラー20はCPU20a、ROM20b、RAM20cなどの周辺部品を備え、カメラの各種演算と各種シーケンス制御を行うとともに、ファインダー視野内の画像および情報の表示制御を行う。一実施の形態のカメラはレンズ交換式の例を示し、コントローラー20は交換レンズに内蔵されるレンズ制御装置(不図示)から開放絞り値、焦点距離、射出瞳などのレンズ情報を入力する。
測光回路21は、測光センサー22により被写体輝度を複数の領域に分割して計測する。露出制御回路23は、測光回路21により検出された被写体輝度と予め設定された撮像感度とに基づいてシャッター速度と絞り値を演算し、シャッター24と絞り25を制御する。焦点検出回路26は、後述する撮像素子11で撮像された信号を入力し、コントラスト検出方式により撮影レンズの焦点調節状態すなわちデフォーカス量を検出する。レンズ駆動回路28は検出結果のデフォーカス量にしたがって撮影レンズを駆動し、焦点調節を行う。操作部材29はカメラの設定操作を行うためのスイッチ類であり、レリーズボタン(不図示)の第1ストロークでオンする半押しスイッチ、レリーズボタンの第2ストロークでオンする全押しスイッチ、各種撮影モードを切り換える撮影モードセレクター、ファインダー表示切換スイッチなどが含まれる。
撮像素子11はCCDやCMOSなどにより構成され、撮影レンズにより結像された被写体像を撮像して被写体像信号を出力する。A/D変換回路30は撮像素子11から出力される被写体像信号をA/D変換する。タイミング回路31は、撮像素子11の撮像タイミングとA/D変換回路30のA/D変換タイミングを制御する。画像処理制御回路32は、被写体像データに対してホワイトバランス調整、シャープネス調整、ガンマ補正、階調調整などの画像処理を行うとともに、各色の被写体像データに対して補間処理を行う。記録媒体33は被写体像データと撮影データをまとめて各種ファイル形式で記録する。なお、記録媒体33にはコンパクトフラッシュ(登録商標)やSDカード、スマートメディア(登録商標)などを用いることができる。
表示制御回路34は、カメラボディの背面に設けられた液晶モニター13を制御して画像や各種情報を表示する。表示制御回路35は、図2〜図5に示すファインダー内液晶表示器5を制御し、ファインダー接眼窓から視認されるファインダー画面の上下に撮影モード、撮影枚数、シャッター速度、絞り値などの各種撮影情報を表示する。詳細を後述するが、この液晶表示器5には、左右または上下の異なる視線方向から表示面を見たときにまったく別の画像を同時に表示することが可能なデュアルビュー(登録商標)液晶を用いる。表示制御回路36は、図2〜図5に示すように、ファインダースクリーン6の上に設けられた拡散型液晶表示器3を制御し、ファインダー内に表示される被写体像上に格子線3aやフォーカスエリアを示すターゲットマーク3bなどをスーパーインポーズ表示する。表示制御回路37は、詳細を後述するが、図6〜図8に示すデュアルビュー液晶から構成されるメインミラー表示器10を制御し、被写体光の透過、反射、撮像素子11による撮像画像の表示などを行う。
ここで、図9および図10により従来のファインダー内の情報表示について説明する。図9はファインダーの中央断面を示し、図10はファインダー画像を示す。従来のファインダー内表示装置としては、スクリーン6の上に拡散型液晶表示器3を設置し、被写体像上に格子線3aやフォーカスエリアを示すターゲットマーク3bをスーパーインポーズ表示するとともに、ペンタダハプリズム2の下にミラー4’と液晶表示器5’を設置し、ファインダー画像の下(被写体像外)に撮影情報5’aを表示していた。撮影者は、図9に実線で示す視線の光路すなわちペンタダハプリズム2と接眼レンズ1を介して、スクリーン6上の被写体像に重ねてフォーカスエリアマークやターゲットマーク3aを見ることができる上に、ファインダーを覗きながら下に視線を向けることによって一点鎖線に示す視線の光路、すなわちミラー4’、ペンタダハプリズム2および接眼レンズ1を介してファインダー画面内の下方に表示された撮影情報を見ることができていた。
この従来の液晶表示器5’に代えて本出願における一実施の形態では、図2に示すようにデュアルビュー液晶表示器5をペンタダハプリズム2の下側に設置し、図3に示すようにファインダー画面の上下に撮影情報を表示する。なお、従来のファインダーでは、図9に示すように、一点鎖線で示す撮影者の視線をミラー4’により液晶表示器5’の表示面へ垂直に入射させていたが、本出願の一実施の形態のファインダーでは、図2に示すように、実線で示す視線と一点鎖線で示す視線とをミラー4a、4bによりデュアルビュー液晶表示器5の表示面へ図2中の上下の異なる方向から斜めに入射させている。つまり、実線と一点鎖線の両方の視線と表示面とが常に斜めに交差するようにミラー4a、4bとデュアルビュー液晶表示器5を配置する。なお、デュアルビュー液晶表示器5はデュアルビュー液晶板と視差バリアから構成されるが、これらは周知であるから詳細な図示を省略する。
撮影者は、ファインダーを覗きながら下に視線を向けることによって実線で示す視線の光路、すなわちミラー4b、ペンタダハプリズム2および接眼レンズ1を介してファインダー画面内の下方(被写体像の表示部分よりも下の位置)に表示された撮影情報5aを見ることができる。また、撮影者は、ファインダーを覗きながら上に視線を向けることによって一点鎖線で示す視線の光路、すなわちミラー4a、ペンタダハプリズム2および接眼レンズ1を介してファインダー画面内の上方(被写体像の表示部分よりも上の位置)に表示された撮影情報5bを見ることができる。この一実施の形態ではさらに、従来と同様にスクリーン6の上に拡散型液晶表示器3を設置し、被写体像上に格子線3aやフォーカスエリアを示すターゲットマーク3bをスーパーインポーズ表示する。
なお、図2および図3ではファインダー画面の上下に撮影情報を表示する例を示したが、ファインダー画面の下に(または上に)2段に撮影情報を表示することもできる。すなわち、従来の透過型液晶表示器5’に代えて図4に示すようにデュアルビュー液晶表示器5をペンタダハプリズム2の下側に設置し、図5に示すようにファインダー画面の下側に撮影情報を2段に表示する。なお、従来のファインダーでは、図9に示すように、一点鎖線で示す撮影者の視線をミラー4’により透過型液晶表示器5’の表示面へ垂直に入射させていたが、一実施の形態の変形例のファインダーでは、図4に示すように、実線で示す視線と一点鎖線で示す視線とをミラー4によりデュアルビュー液晶表示器5の表示面へ上下の異なる方向から斜めに入射させている。つまり、視線と表示面とが常に斜めに交差するようにミラー4とデュアルビュー液晶表示器5を配置する。なお、デュアルビュー液晶表示器5はデュアルビュー液晶板と視差バリアから構成されるが、これらは周知であるから詳細な図示を省略する。
撮影者は、ファインダーを覗きながら下に視線を向けることによって実線で示す視線の光路、すなわちペンタダハプリズム2および接眼レンズ1を介してファインダー画面内の下方に表示された撮影情報5aを見ることができる。また、撮影者は、ファインダーを覗きながらさらに下に視線を向けることによって一点鎖線で示す視線の光路、すなわちミラー4、ペンタダハプリズム2および接眼レンズ1を介してファインダー画面内のさらに下方に表示された撮影情報5bを見ることができる。
次に、図6〜図8によりデュアルビュー液晶を用いたメインミラー表示器10について説明する。この一実施の形態のメインミラー表示器10は、従来の一眼レフカメラのメインミラー(クイックリターンミラー)に代わるものでデュアルビュー液晶により構成されており、被写体光の透過、反射、撮像素子11による撮像画像の表示などを行う。
図6は一実施の形態のカメラの撮影光学系とファインダー光学系の横断面図であり、メインミラー表示器10が撮影レンズ12の撮影光路中に設定されたミラーダウン状態を示す。撮影レンズ12の撮影光路中に設定されたメインミラー表示器10は、撮影レンズ12の光軸に対して45度の斜めに傾けて保持されている。メインミラー表示器10は、デュアルビュー液晶板10bの前面に視差バリア10aを備えており、これにより異なる方向から見た場合に液晶板10bの見える範囲が異なる。この一実施の形態では、撮影レンズ12側から見た場合とペンタダハプリズム2側から見た場合とで液晶板10bの見える範囲が異なる。
表示制御回路37は液晶板10bを制御し、液晶板10bに透明部10cと表示部10dを交互に等間隔に形成する。これにより、撮影レンズ12から到来した被写体光は透明部10cを透過して撮像素子11へ導かれ、撮像素子11上に被写体像が結像される。撮像素子11は被写体像を撮像し、表示制御回路37は液晶板10bの表示部10dに被写体像を表示する。撮影者は、液晶板10bの表示部10dに表示された被写体像を、接眼レンズ1およびペンタダハプリズム2を通してファインダー画像として見ることができる。つまり、デュアルビュー液晶により構成されるメインミラー表示器10を、ミラーダウンしたままでも、撮像素子11に撮像されている画像を表示部10dを介してファインダー視野内で見ることができる電子ビューファインダー(EVF)として機能させることができる上に、さらに、表示制御回路34により撮像素子11による撮像画像を背面モニター13に表示させ、ミラーダウンしたまま背面モニター13で被写体像を見るライブビューとして機能させることができる。
図6に示す状態ではメインミラー表示器10がミラーダウン状態にあるので、メインミラー表示器10の透過部10cを透過した被写体光を撮像素子11で受光し、焦点検出回路26により撮影レンズ12の焦点調節状態すなわちデフォーカス量を検出することができる。
次に、図6と同様にメインミラー表示器10をミラーダウンした状態で、図7に示すように表示制御回路37により液晶板10bの全範囲が鏡面になるように制御すると、撮影レンズ12から到来した被写体光はメインミラー表示器10で反射し、ペンタダハプリズム2および接眼レンズ10を透過して撮影者の目へ導かれる。つまり、デュアルビュー液晶により構成されるメインミラー表示器10を光学ファインダーとして機能させることができる。
図7に示す状態では、撮影レンズ12から到来する被写体光をメインミラー表示器10で反射させてファインダー光学系へ導いているので、ペンタダハプリズム2の近傍に配置される測光センサー22へも被写体光が導かれ、測光回路21により被写体輝度を検出することができる。
図6および図7に示す撮影方法は、一眼レフカメラの1駒撮影、あるいは複数駒を連続して撮影する連写に好適である。1駒撮影モードまたは連写撮影モードが設定されると、メインミラー表示器10を上述した図6に示す動作状態にし、電子ビューファインダー(EVF)とモニター13によるライブビューを同時に可能にする。これにより、撮影者はEVFまたはライブビューの好みの方法により被写体の構図を設定することができる。次に、レリーズボタンの半押しにより半押しスイッチ(図1の操作部材29に含まれる)がオンすると、メインミラー表示器10を図6に示す動作状態にしたまま、まず、測距センサー27と焦点検出回路26により撮影レンズ12の焦点検出を行うとともに、検出結果のデフォーカス量に基づいて撮影レンズ12の焦点調節を行う。次に、メインミラー表示器10を上述した図7に示す動作状態にし、測光センサー22と測光回路21により測光を行い、検出結果の被写体輝度に基づいて露出値を演算する。この図6の状態と図7の状態との切り換え(焦点検出と測光との切り換え)は、レリーズボタンが全押しされる前でかつ半押しスイッチがオンされている間は連続的に繰り返されるようにしておいてもよい。
そして、レリーズボタンの全押しにより全押しスイッチ(図1の操作部材29に含まれる)がオンすると、メインミラー表示器10を撮影光路から退避させ(ミラーアップ)、露出値にしたがってシャッター24と絞り25を制御し、撮影レンズ12により結像された被写体像を撮像素子11で撮像する。撮像が終了すると、メインミラー表示器10をミラーダウンさせて図6に示す動作状態に戻す。連写撮影モードでは、レリーズ全押しスイッチがオンしている間、上述した1駒撮影モードの動作を繰り返す。
このように、デュアルビュー液晶のメインミラー表示器10による1駒撮影および連写撮影では、撮影時に一度ミラーアップするだけでEFやライブビューのためにいちいちミラーアップする必要がなく、ファインダー視野からの被写体像の無用な欠落が防止される。そのため、従来の一眼レフカメラの1駒撮影および連写撮影と同様な撮影操作および動作で撮影を行うことができる。
一方、図8に示すように、メインミラー表示器10を撮影光路から退避させ(ミラーアップ)、かつ撮影レンズ12の光軸に対して斜め45度に傾斜させた状態で保持するとともに、表示制御回路37により液晶板10bを制御し、デュアルビュー液晶板10bに表示部10dを等間隔に形成する。ここで、メインミラー表示器10を斜めに傾斜させた状態で保持するのは、撮影者の視線が接眼レンズ1、ペンタダハプリズム2および視差バリア10aを介してデュアルビュー液晶板10bの表示部10dへ入射させるためであり、これにより撮影者が表示部10dに表示された被写体像を見ることができる。
この状態で撮影レンズ12により結像された被写体像を撮像素子11で撮像し、表示制御回路37によりメインミラー液晶板10bの表示部10dに被写体像を表示するとともに、表示制御回路34により背面モニター13に被写体像を表示する。撮影者は、液晶板10bの表示部10dに表示された被写体像を、接眼レンズ1およびペンタダハプリズム2を通してファインダー画像として見ることができる。つまり、デュアルビュー液晶により構成されるメインミラー表示器10を、ミラーアップしたままであってもファインダーを電子ビューファインダー(EVF)として機能させることができるとともに、背面モニター13で被写体像を見るライブビューとして機能させることができる。
デュアルビュー液晶により構成されるメインミラー表示器10をミラーアップして斜めに保持し、撮影レンズ12により結像される被写体像を撮像素子11で撮像してメインミラー表示器10の表示部10dに表示するという、図8に示す撮影方法は、一眼レフカメラによる動画撮影に好適であり、電子ビューファインダーを覗いて移動被写体を確実に捕捉しながら動画撮影を行うことができる。もちろん、背面モニター13によるライブビューで移動被写体を捕捉しながら動画撮影を行うこともできる。なお、図8に示す撮影方法で動画撮影を行う場合には、撮像素子11による撮像画像に基づいて被写体輝度を検出し、露出値を算出して絞り25を制御するとともに、撮像素子11による撮像画像のコントラストを検出し、コントラストに基づいて撮影レンズ12の焦点調節状態、この場合は焦点評価値を算出し、撮影レンズ12の焦点調節を行う。
以上説明したように、一実施の形態によれば、デュアルビュー液晶によりファインダー視野内に情報を表示する表示器5,10を備え、表示器の表示面と撮影者の視線とが斜めに交差するように表示器5,10を配置するようにしたので、複雑な構成を用いずに多くの情報を複数の位置に表示することができ、使い勝手もよくすることができる。
また、一実施の形態によれば、表示器5のデュアルビュー液晶板に、被写体像外に撮影情報を表示する第1表示部5aと、被写体像外の第1表示部と異なる位置に撮影情報を表示する第2表示部5bとを形成し、撮影者の視線を第1表示部5aと第2表示部5bへそれぞれ導く光学系4,4a,4bを備えるようにしたので、被写体像外の上下二カ所に異なる情報を表示し、撮影者の視線の向きを変えることによってこれらの情報を選択的に視認させることができる。
一実施の形態によれば、メインミラー表示器10を撮影光路中に設定して撮影レンズ12の光軸に対して斜めに保持し、メインミラー表示器10のデュアルビュー液晶板10bに透過部10cと表示部10cとを等間隔に交互に形成し、撮影レンズ12からの被写体光を透過部10cを介して撮像素子11へ導くとともに、表示部10dに撮像素子11による撮像画像を表示してファインダー視野において視認可能としたので、複雑な構成を用いずに、メインミラーをミラーダウンしたままでEVFと背面モニター13によるライブビューとを容易に実現することができる。
一実施の形態によれば、メインミラー表示器10を撮影光路中に設定して撮影レンズ12の光軸に対して斜めに保持し、メインミラー表示器10のデュアルビュー液晶板10bを鏡面とし、撮影レンズ12からの被写体光を鏡面で反射させてファインダー光学系へ導くようにしたので、光学ファインダー機能を容易に実現することができる。
一実施の形態によれば、メインミラー表示器10を撮影光路から退避させて撮影レンズ12の光軸に対して斜めに保持し、メインミラー表示器10のデュアルビュー液晶板10bに表示部10dを等間隔に形成し、表示部10dに撮像素子11による撮像画像を表示してファインダー視野において視認可能としたので、複雑な構成を用いずに、メインミラーをミラーアップしたままでEVFとライブビューを容易に実現することができ、一眼レフデジタルカメラで使い勝手よく動画撮影を行うことができる。
なお、メインミラー表示器10のデュアルビュー液晶板10bに形成する透過部10cと表示部10dの形態は上述した一実施の形態に限定されない。また、上述した一実施の形態ではファインダー視野内の被写体像外に情報を表示する表示器5と、メインミラーのアップ、ダウン状態に関わらずファインダー視野内の被写体像を視認可能にするメインミラー表示器10とを同時に一眼レフカメラに搭載した例を示したが、これらの表示器5および10のいずれか一方を単独に搭載してもよい。
一実施の形態のカメラの構成を示す図 一実施の形態のカメラのファインダー部の断面図 図2に示すカメラのファインダー画像を示す図 一実施の形態のカメラのファインダー部の断面図 図4に示すカメラのファインダー画像を示す図 デュアルビュー液晶で構成したメインミラーを備えたカメラの断面図 デュアルビュー液晶で構成したメインミラーを備えたカメラの断面図 デュアルビュー液晶で構成したメインミラーを備えたカメラの断面図 従来のカメラのカメラのファインダー部の断面図 従来のカメラのファインダー画像を示す図
符号の説明
1 接眼レンズ
2 ペンタダハプリズム
5 デュアルビュー液晶表示器
6 スクリーン
10 メインミラー表示器
10b デュアルビュー液晶板
10c 透過部
10d 表示部
11 撮像素子
12 撮影レンズ
13 背面モニター

Claims (5)

  1. 撮影レンズにより結像された被写体像を撮像する撮像素子と、
    前記撮影レンズを透過した被写体光をファインダー光学系へ導き、撮影者に被写体像を視認可能にするファインダーとを備えたデジタル一眼レフカメラにおいて、
    デュアルビュー液晶により前記ファインダーの視野内に情報を表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記撮影レンズを透過した被写体光を前記ファインダー光学系へ導くメインミラーであり、当該表示手段の表示面と撮影者の視線とが斜めに交差するように前記表示手段を配置し、
    前記メインミラーを撮影光路中に設定して前記撮影レンズの光軸に対して斜めに保持し、前記メインミラーのデュアルビュー液晶板に透過部と表示部とを形成し、前記撮影レンズからの被写体光を前記透過部を介して前記撮像素子へ導くとともに、前記表示部に前記撮像素子による撮像画像を表示してファインダー視野において視認可能とすることを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  2. 請求項に記載のデジタル一眼レフカメラにおいて、
    前記メインミラーのデュアルビュー液晶板に前記透過部と前記表示部とを等間隔に交互に形成することを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のデジタル一眼レフカメラにおいて、
    前記メインミラーを撮影光路中に設定して前記撮影レンズの光軸に対して斜めに保持し、前記メインミラーのデュアルビュー液晶板を鏡面とし、前記撮影レンズからの被写体光を前記鏡面で反射させて前記ファインダー光学系へ導くことを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタル一眼レフカメラにおいて、
    前記メインミラーを撮影光路から退避させて前記撮影レンズの光軸に対して斜めに保持し、前記メインミラーのデュアルビュー液晶板の表示部に前記撮像素子による撮像画像を表示してファインダー視野において視認可能とすることを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデジタル一眼レフカメラにおいて、
    カメラの背面に配置され画像と情報を表示するモニターを備え、
    前記撮像素子による撮像画像を前記メインミラーの前記表示部と前記モニターに表示することを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
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