JPH0785154B2 - カメラのプログラム露出特性の設定方法および設定装置 - Google Patents

カメラのプログラム露出特性の設定方法および設定装置

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JPH0785154B2
JPH0785154B2 JP5765086A JP5765086A JPH0785154B2 JP H0785154 B2 JPH0785154 B2 JP H0785154B2 JP 5765086 A JP5765086 A JP 5765086A JP 5765086 A JP5765086 A JP 5765086A JP H0785154 B2 JPH0785154 B2 JP H0785154B2
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shift
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカメラのプログラム露出特性の設定方法および
設定装置、更に詳しくは、シャッタ秒時と絞り値の組み
合わせを決定しているプログラム特性線をシフトさせる
ようにしたカメラのプログラム露出特性の設定方法およ
び設定装置に関する。
[従来の技術] 自動露出制御式カメラにおいて、シャッタ秒時と絞り値
の組み合わせを変化させるものとしては、複数のプログ
ラム信号を選択することにより、例えば、第23図或いは
第24図に示すように複数のプログラム特性線のうちの1
つが選択されるものが知られている(特開昭51−6550
号、特開昭55−151626号公報参照)。これらは、いずれ
も、基準となるプログラム特性線Prに対して、スイッチ
による切換え、或いは、抵抗の接続等により、シフトア
ップまたはシフトダウンの選択がなされるようになって
いて、シフトアップが選択された場合は、同一の絞り値
AVに対してシャッタ秒時TVが高速側になるようなプログ
ラム特性線PSUが設定され、シフトダウンが選択された
場合には、シャッタ秒時TVが低速側になるようなプログ
ラム特性線PSDが設定されるものである。
上記プログラム特性の設定処理としては、第25図に示す
フローチャートのようになっていて、プログラムシフト
入力があった場合には、プログラム特性線Prをアップま
たはダウンの方向へシフトし、シフト入力がない場合に
は、被写体輝度、フィルム感度等からEV値を算出したの
ち、設定されているプログラム特性線とEV値とからシャ
ッタ秒時TVと絞り値AVがプログラム演算される。
また、カメラのプログラム制御装置において、撮影者の
意図により決められたシャッタ速度優先モードまたは絞
り優先モードに対応するプログラム特性線を用い、EV値
に応じた露出制御値を決定するものとしては、時開昭59
−105620号公報に記載されたものが知られている。これ
は5種類の路週モードを備えた、いわゆるマルチ露出モ
ードカメラを開示したものである。このカメラは、通常
はノーマルプログラムモードに設定されており。上記5
種類の露出モードの中から撮影意図に応じて適当なモー
ドを選択することが可能であり、不適切なモード選択が
行なわれたときは、自動的に他のモードに変更されるよ
うになっている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来のプログラムシフトは、上記第25図に示
すフローチャートに基づき、撮影状態のシャッタ秒時と
絞り値とは無関係に、プログラム特性線の傾きを変えた
り(第23図参照)、プログラム特性線を平行移動させて
いるので(第24図参照)、撮影者が「シャッタ秒時と絞
り値の関係を一定値だけ変化させたい」という場合にお
いて、EV値によっては変化段数が異なったり、変化しな
いという不都合が生じていた。
また、上記特開昭59−105620号公報に記載されたマルチ
プログラム制御装置においては、それぞれの露出モード
における露出制御特性線(いわゆるプログラム線)が、
予め固定されているため、撮影意図により、それらのプ
ログラム線を任意に再設定することは不可能であるとい
う課題が残されていた。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもの
で、プログラムシフト操作をした場合には、シャッタ秒
時と絞り値との関係を所定段数変化させ、シフト操作後
シャッタ秒時と絞り値が変化後の値からEV値に応じて変
化していくようにプログラム特性線を設定するようにし
たカメラのプログラム露出特性の設定方法および設定装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明のカメラのプログラム露出特性の設定方法および
設定装置においては、被写体輝度とフィルム感度により
決定するEV値と、EV値の関数として予め設定されたプロ
グラム特性線に基づき、シャッタ秒時と絞り値を一義的
に決定するカメラにおいて、上記プログラム特性線の定
義する特徴パラメータを記憶した記憶手段と、撮影意図
に応じて、初期設定されたプログラム特性線で設定され
た組み合わせとは異なり、且つ、等EV値の関係を有する
シャッタ秒時と絞り値の組み合わせを設定するためのシ
フト操作部材と、このシフト操作部材の入力操作に応じ
て、上記プログラム特性線を所定段数シフトすると共
に、シフト後の新たなシャッタ秒時と絞り値の組み合わ
せに基づき、新たなプログラム特性線を設定し、その特
徴パラメータを上記記憶手段に記憶するシフト演算手段
とを具備しており、第1図に示すフローチャートのよう
に、プログラムシフト入力があった場合、第2図に示す
プログラム特性線Pr上の任意の点α(TVr,AVr)にある
とき、シャッタ秒時と絞り値が等EV値を保つ方向に所定
段数変化(シフト)させる。例えば、シフト方向がダウ
ンの場合、シャッタ秒時が低速側(ダウン側)に、絞り
値が小絞り側(アップ側)になるように点β(TVs,AV
s)に所定段数シフトする。シフト方向がアップの場合
には、シャッタ秒時が高速側(アップ側)に、絞り値が
開放絞り側(ダウン側)になるようにシフトする。シフ
ト後は、例えば、上記点βを含むプログラム特性線Psが
再設定され、EV値の変化に応じこのプログラム特性線Ps
によってシャッタ秒時と絞り値が決定された表示がなさ
れる。シフト入力がない場合は、被写体輝度,フィルム
感度等からEV値を算出したのち、設定されているプログ
ラム特性線とEV値からプログラム演算がなされ、シャッ
タ秒時と絞り値が表示される。
[実 施 例] 以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第3図(A)〜(C)に、本発明の第1実施例によるプ
ログラム特性線を変化を示す。第3図(A)に示すよう
に、今、仮に、シャッタの最低速度を2秒、最高速度を
1/2000秒、レンズの開放F値をF2、最小F値をF16と
し、初期設定されたプログラム特性線を実線で示すPrと
する。このプログラム特性線Prは、EV1〜EV8までは絞り
を開放に保ち、1EVに対してシャッタ秒時が1段変化す
る直線部Pr1と、EV8〜EV18までは1EVに対してシャッタ
秒時と絞り値が0.5段変化する直線部Pr2と、EV18〜EV19
まではシャッタ秒時を1/2000秒に保ち1EVに対して絞り
値が1段変化する直線部Pr3とによって表わされてい
る。
例えば、今、EV7であったとすると、シャッタ1/30秒(T
V5)、絞りはF2(AV2)の点PTにある。ここで、撮影者
が「シャッタを低速側に、絞りを小絞り側に設定する」
という意図で、いわゆる、シフトダウン操作を行なう
と、シャッタは1/15秒(TV4)、絞りはF2.8(AV3)の点
PT′に移る。ところで、点PT′を通り、かつ1EVに対し
てシャッタと絞りが0.5段変化する直線部はPSD2のよう
になる。また、この直線部PSD2はEV5〜EV17の間で規定
される直線で、EV1〜EVTは直線部PSD1のように規定さ
れ、EV17〜EV19は直線部PSD3ように規定される。結局、
シフトダウン操作により、プログラム特性線Prは、一点
鎖線で表わされるプログラム特性線PSDに移動したこと
になる。
この第1実施例によるプログラム露出特性の設定方法
で、シフトダウン操作は、プログラム特性線Prの直線部
Pr1以外にも直線部Pr2,Pr3からも可能であり、これを第
3図(C)によって説明すると、第3図(C)におい
て、TVLはシャッタの最低速度、TVHは最高速度、AVL
開放絞り、AVHは最小絞りの各値であり、点(TVL,AVL
はシャッタと絞りがEV値に対応する露出連動の下限を示
す位置、点(TVH,AVH)はシャッタと絞りがEV値に対応
する露出連動の上限を示す位置である。例えば、シフト
ダウン操作前のプログラム特性線Prの点PT1の位置から
シャッタ秒時と絞り値がシフトダウンされると、シャッ
タ秒時と絞り値は点PT1′の位置に移り、プログラム特
性線はPSD1で示される直線部に変更される。また、シフ
トダウン操作前のEV値により求められたシャッタ秒時と
絞り値が点PT2で示される位置からシフトダウンされる
と、シャッタ秒時と絞り値は点PT2′で示される位置に
移り、プログラム特性線はPSD2で示される直線部に変更
される。同様に、点PT3からシフトダウンされると点P
T3′に移り、プログラム特性線は直線部PSD3に変更され
る。
また、撮影者が「シャッタを高速側に、絞りを開放側に
設定する」という意図から、いわゆる、シフトアップ操
作を行なうことができるが、これを第3図(B)によっ
て説明する。第3図(B)において、シャッタ秒時と絞
り値とが例えば、シフトアップ操作前のプログラム特性
線Prの点PT1の位置からシフトアップされると、シャッ
タ秒時と絞り値とは点PT1′の位置に移り、プログラム
特性線はPSU1で示される直線部に変更される。同様に、
点PT2からシフトアップされると、点PT2′に移り、プロ
グラム特性線はPSU2で示される直線部に変更され、さら
に、点PT3からシフトアップされると点PT3′に移り、プ
ログラム特性線は直線部PSU3に変更される。
第4図は本発明が適用されるカメラを、レンズ鏡筒を外
して斜め前方より見た図である。カメラ本体21の上面に
はプログラムシフトを行なうための押ボタン式のシフト
アップスイッチ22Aとシフトダウンスイッチ22Bが設けら
れている。さらに、このカメラ本体21の上面には設定さ
れたプログラム特性線によって決定される適正なシャッ
タ秒時と絞り値を表示するためのLCD(液晶)などの表
示素子23が配設されている。また、カメラ本体21内のフ
ィルムパトローネ室24内にはフィルムパトローネに印刷
されたフィルムのISO感度情報(いわゆるDXコード)を
読み取るためのDX接点25a〜25eおよびアース接点25gが
設けられている。そして、カメラ本体21のマウント26の
内側には、レンズ鏡筒31のマウント32の内側に設けられ
たレンズの開放F値、最小F値をカメラ側に伝える電気
接点33a〜33dと接続することのできるF値読取用電気接
点27a〜27dが設けられている。なお、28はレリーズボタ
ン,29はペンタプリズム部である。
第5図は上記カメラ本体21にレンズ鏡筒31を装着した状
態を横方向から透視した図である。第5図において、第
1の受光素子36は、接眼部に設けられていて、撮影レン
ズ30および絞り34を透過して可動反射ミラー37で反射し
たのちペンタプリズム部29を通過した被写体光を受光
し、第2の受光素子38は、ミラーボックス(図示され
ず)内の可動反射ミラー37の背面側に設けられていて、
シャッタユニット39のシャッタ先幕面およびフィルム面
からの被写体反射光を受光する。この2つの受光素子3
6,38は被写体輝度の測光並びにシャッタと絞りを制御す
る測光露出制御回路40に接続されている。この測光露出
制御回路40は中央演算処理回路(以下、CPUという)41
に接続され、このCPU41には上記電気接点27a〜27d、33a
〜33dを介してレンズ鏡筒31内のF値送出回路43が接続
されている。また、可動反射ミラー37の上昇終了時にオ
ンするスイッチ44は上記測光露出制御回路40に接続さ
れ、上記ミラー37の上昇開始時にオンするスイッチ45は
CPU41に接続されている。
上記レンズ鏡筒31内の絞り34に一体的な絞り込みレバー
46はカメラ本体21側の絞り込みレバー47に係合して連動
できるようになっている。絞り込みレバー47の近傍に絞
り停止用マグネット48が設けられている。さらに、上記
シャッタユニット39のシャッタ先幕、シャッタ後幕は、
それぞれ先幕制御用マグネット49、後幕制御用マグネッ
ト50により走行開始時が制御されるようになっている。
上記第4,5図において、カメラのレリーズボタン28を押
下げると、可動反射ミラー37が上昇を開始する。このと
きミラー上昇開始スイッチ45がオンになる。そして、絞
り込みレバー46,47はミラー上昇途中から絞り34の絞り
込みを開始し、やがてマグネット48への通電により絞り
込みを停止する。また、シャッタ先幕は可動反射ミラー
37が第5図に示す測光状態にあるときはメカニカルチャ
ージされ、ミラー上昇終了状態で先幕制御用マグネット
49が通電されているとチャージを保持し、非通電になる
とチャージ保持を解除して走行を開始する。シャッタ後
幕も同様に、可動反射ミラー37が測光状態にあるときは
メカニカルにチャージされ、ミラー上昇終了状態で、後
幕制御用マグネット50が通電されているとチャージを保
持し、非通電になると走行を開始する。
第6図は、上記第4,5図に示すカメラ内の電気回路のブ
ロック図である。第6図に示すように、上記マグネット
48〜50はそれぞれ測光露出制御回路40の端子B1〜B3と電
源電圧V ccの印加端子との間に接続され、上記ミラー上
昇終了スイッチ44は端子B4と接地間に接続されている。
また、上記ミラー上昇開始スイッチ45,シフトアップス
イッチ22A,シフトダウンスイッチ22BはそれぞれCPU41の
端子P7〜P9と接地間に接続されている。さらに、上記DX
接点25a〜25eの一端はそれぞれCPU41の端子P12〜P16
接続され、他端はアース接点25gとともに接地されてい
る。そして、測光露出制御回路40とCPU41間で、端子B5
と端子P1,B6とP7,B7とP2,B8とP3とが接続され、またCPU
41の端子P2,P3,P6はそれぞれ上記電気接点33c(27c),3
3b(2b),33a(27a)を介して、レンズ鏡筒31内のF値
送出回路43の端子L3,L4,L5に接続されている。F値送出
回路43の端子L1は電気接点33d(27d)を介して電源電圧
V ccの印加端子に接続され、端子L2はマウント32(26)
を介して接地されている。さらに、CPU41の端子P10,P11
は、シャッタ秒時,絞り値を伝送するコードTVD,AVDに
よって表示素子23に接続されている。
また、上記F値送出回路43は第7図に示すように、16ビ
ットのシフトレジスタ61と、同シフトレジスタ61の出力
側に設けた3入力ノアゲート62、このノアゲート62の出
力によってオン,オフするNPN型トランジスタ63と、同
トランジスタ63のコレクタに接続された抵抗64によって
構成されている。そして、抵抗64の一端側の電源、電圧
V ccの印加端子が端子L1とされ、抵抗64の他端のトラン
ジスタ63のコレクタ側が端子L3とされ、アースされたト
ランジスタ63のエミッタが端子L2とされ、シフトレジス
タ61のリセット端およびノアゲート62の一入力端が端子
L5とされ、シフトレジスタ61のクロック端が端子L4とさ
れている。ノアゲート62の他の2つの入力端はそれぞれ
シフトレジスタ61の出力端Q4,Q10に接続されている。
ここで、端子P3から端子L4にクロック信号CLOCKが入力
され、端子P6から端子L5に信号LCENが入力されると、第
7図に示すF値送出回路43は第9図に示すタイミングチ
ャートのように動作し、端子L3から端子P2へデータ信号
DATAを送出する。即ち、信号LCENがハイレベル(以下、
“H"とする)からローレベル(以下、“L"とする)にな
ると、シフトレジスタ61のクリアが解除され、クロック
信号CLOCKが“L"から“H"になる毎にシフトレジスタ61
の出力端Q1〜Q16のレベルが順次“H"になる。ところ
で、出力端Q1〜Q8については開放F値を出力し、出力端
Q9〜Q16については最小F値を出力するものとなってい
るので、レンズ鏡筒31において、シフトレジスタ61とノ
アゲート62との接続関係は次の第1表のように表わされ
る。
即ち、上記第1表でシフトレジスタ61の出力端Q1〜Q16
の下欄に示した「1」は上記第7図中のノアゲート62の
入力端と接続される部分であり、カメラに装着されるレ
ンズ鏡筒31の開放F値,最小F値に対応している。よっ
て、クロック信号CLOCKが“L"から“H"になる毎にデー
タ信号DATAとして開放F値と最小F値の情報がシリアル
に出力されることになる。そして、クロック信号CLOCK
が“H"から“L"になる毎に、上記F値送出回路43からの
データ信号DATAの“H"或いは“L"がCPU41内のRAM(ラン
ダム・アクセス・リード・ライト・メモリ)に書き込ま
れる。RAMに書き込まれる記憶内容は下記の第2表に示
すようになっている。
上記データ信号DATAの“H"或いは“L"は、上記第2表に
示すRAMに送られると、その番地$0に開放F値AVLが7
ビット目から0ビット目まで順次書き込まれ、次いで番
地$1に最小F値AVHが7ビット目から0ビット目まで
順次書き込まれる。このようにして、レンズ鏡筒31の開
放F値と最小F値の情報がCPU41に読み込まれる。
次に、CPU41の端子P12〜P16に接続されたDX接点25a〜25
eによるフィルム感度SVの読み込みについて述べると、
端子P12〜P16はCPU41の内部で図示しない抵抗によりプ
ルアップされているので、フィルムパトローネに印刷さ
れたDXコードによりDX接点25a〜25eのうちの閉じたDX接
点に関するCPU端子のみが“L"となり、それ以外は“H"
となる。そして、この端子P12〜P16の“H"或いは“L"は
CPU41内のRAMに送られ、第2表に示すように、RAMの番
地$Fに一時記憶される。
一方、フィルムパトローネのDXコードは下記の第3表に
示すようにフィルム感度のISO値に応じてコード化され
ている。
従って、RAMの番地$Fのデータは上記第3表中の$SV
のようになる。また、CPU41内のROM(ランダム・アクセ
ス・リード・オンリー・メモリ)の番地$E0〜$FFに
は、下記の第4表に示すようなフィルム感度のSV値のデ
ータSVxが書き込まれている。
ここで、RAMの番地$Fのデータ$SV(第3表参照)をR
OMのアドレスとすると、アドレスされたROM内のデータS
VxがRAMの番地$3(第2表参照)に記憶され、その結
果、DXコードがSV値(SVx)に変換されることになる。
前記第6図に示した測光露出制御回路40の具体的な電気
回路は第8図に示すように、構成されている。以下、こ
の第8図に示す電気回路について説明する。
この第8図に示す測光露出制御回路40は、測光回路部67
とシャッタ制御回路部68と絞り制御回路部69とを有して
構成されている。測光回路部67はフォトダイオードでな
る第1の受光素子36,ダイオード71,72,オペアンプ73お
よび定電流源74からなる測光出力回路と、オペアンプ7
7,PNP型トランジスタ78〜86,アナログスイッチ87〜94お
よび抵抗95〜104からなるD/A(ディジタル/アナログ)
変換器と、このD/A変換器の出力と上記測光出力回路の
出力とを比較するA/D変換用のコンパレータ107と、この
コンパレータ107の出力側に設けられた、アンドゲート1
08,109,オアゲート110,ノアゲート111,NPN型トランジス
タ112,インバータ113および抵抗114からなる回路と、こ
の回路の出力側と上記D/A変換器の入力側との間に設け
られた、8ビットシフトレジスタ116,インバータ117,ア
ンドゲート118〜133,D型フリップフロップ(以下、D−
FFとする)134〜141およびオアゲート142〜149からなる
回路とによって構成されている。
シャッタ制御回路部68は、フォトダイオードでなる第2
の受光素子38,オペアンプ151,コンデンサ152,アナログ
スイッチ153およびオアゲート154からなる積分回路と、
オペアンプ157,NPN型トランジスタ158,159,PNP型トラン
ジスタ160,161,抵抗162〜164,および定電流源165,166か
らなる回路と、同回路の出力と上記積分回路の出力とを
比較するコンパレータ171と、このコンパレータ171の出
力側に設けられた、アンドゲート173,174,オアゲート17
5,インバータ176,NPN型トランジスタ177,178および抵抗
179,180からなるシャッタ駆動回路とによって構成され
ている。
絞り制御回路部69は6ビットのシフトレジスタ183,カウ
ンタ184,アンドゲート185〜192,インバータ193〜195,3
入力ノアゲート196,NPN型トランジスタ197,フォトカプ
ラ198および抵抗199,200からなる回路によって構成され
ている。
上記定電流源74,165,166にはそれぞれ定電流Ir1,Ir2,I
r3が流れるようになっており、オペアンプ73の非反転入
力端には基準電圧Vr1,オペアンプ77,151,157の非反転入
力端およびトランジスタ158のベースには基準電圧Vr2
印加され、抵抗164には基準電圧Vr3が印加されている。
まず上記測光回路部67の動作から説明すると、同測光回
路部67において、今、被写体光が受光素子36にて電流に
変換され同電流がダイオード71に流れるとオペアンプ73
の出力端に被写体光に応じた電圧が発生する。このオペ
アンプ73の出力電圧は被写体輝度をPVxとすると、このB
Vxに応じた電圧VBVxである。この電圧VBVxはコンパレー
タ107により、D/A変換器のオペアンプ77の出力電圧VDA
と比較されると、端子B7から電圧VBVxのA/D(アナログ
/ディジタル)変換された測光データ信号DATAを得られ
るようになっている。この被写体の測光による電圧VBVx
のA/D変換の状態を第10図に示すタイミングチャートに
よって説明すると、測光状態では、ミラー上昇開始スイ
ッチ45(第6図参照)はオフになっているので、端子B6
はプルアップ抵抗180により“H"になっている。これに
よりアンドゲート109,118〜125の一方の入力が“H"とな
っている。次に、CPU41の端子P1からの信号BCENにより
端子B5が“H"から“L"になると、シフトレジスタ116と
D−FF134〜141のリセットが解除されて端子B8のクロッ
ク信号CLOCKが“L"から“H"になる毎にシフトレジスタ1
16の出力端Q1〜Q8が順次“H"になると同時にアナログス
イッチ87〜94がオンになる。アナログスイッチ87〜94が
オンになると、トランジスタ79〜85のコレクタ電流が流
れるが、トランジスタ79〜86に流れるコレクタ電流の比
が16:8:4:2:1:1/2:1/4:1/8となるように抵抗96〜104の
抵抗値が設定されている。このトランジスタ79〜86に流
れる定電流が抵抗95に流れることによりオペアンプ77の
出力端に電圧VDAが発生する。ここで、測光電圧VBVx
方が電圧VDAより大きいと、コンパレータ107の出力は
“H"となり、アンドゲート109の出力が“H"、即ち、D
−FF134〜141のD入力が“H"となり、クロック信号CLOC
Kの“H"から“L"への立下りでD−FF134〜141の出力が
“H"にセットされ、アナログスイッチ87〜94をオンした
ままにする。測光電圧VBVx方が電圧VDAより小さいと、
D−FF134〜141のD入力が“L"となるので、クロック信
号CLOCKの“L"から“H"への立上りで、D−FF134〜141
の出力が“L"となり、アナログスイッチ87〜94がオフに
なる。このようにして、測光電圧VBVxのアナログ値がデ
ィジタル値に変換され、そのデータ信号DATAが端子B7
らCPU41の端子P2に送られる。
CPU41は、端子P2に送られた上記測光データ信号DATAの
“H",“L"を、RAMの番地$2に7ビット目から0ビット
目まで順次書き込みこれを被写体輝度情報BVxとして記
憶する(第2表参照)。
次に、上記絞り制御回路部69の動作を第11図に示すタイ
ミングチャートによって説明する。
まず、レリーズボタン28(第4図参照)が押されて、可
動反射ミラー37が上昇開始し、ミラー上昇開始スイッチ
45(第5,6図参照)がオフからオンになり、端子B6
“H"から“L"になると、シフトレジスタ183とカウンタ1
84のリセットが解除され、次いで端子B7(CPU41の端子P
2)よりアンドゲート192を通じて絞り込み段数DAVがデ
ータ信号DATAとしてシリアルに入力してくると、アンゲ
ート191を通じて入力してくるクロック信号CLOCKの“H"
から“L"の立下りでカウンタ184に、データ信号DATAの
カウント値がセットされる。ここで、絞り込み段数DAV
とはEV値とプログラム特性線によって求められた絞り値
AVxから開放絞り値AVLを引いた値の補数値であり、可動
反射ミラー37の上昇以前の測光中に算出されてCPU41のR
AMの番地$Eに記憶されている。なお、測光中、EVx,AV
xもRAMの番地$4,$6にそれぞれ記憶されている。フォ
トカプラ198を形成している発光ダイオード198aとフォ
トトランジスタ198bとの間には、絞り込みレバー47(第
5図参照)に連動して回転して発光ダイオード198aの発
光を間欠的に遮る図示しない円板状の羽根が設けられて
いて、絞り込みが行なわれると、フォトトランジスタ19
8bのオン,オフによりインバータ195を通じてカンタ184
に絞りパルスが送られる。カウンタ184はこの絞りパル
スによってカウントアップされ、上記絞り込み段数DAV
に応じてセットされたカウント値をオーバーフローする
と、キャリー端子CYを“H"から“L"にする。カウンタ18
4の最大カウント値を絞り8段分とすると、2段絞ると
きはDAV=6であり、3段絞るときはDAV=5となる。カ
ウンタ184に絞り段数DAVのカウント値がセットされたあ
と、CPU41は端子P1から端子B5に送出する信号BCENを
“H"から“L"にし、このとき絞り停止用マグネット48を
駆動するためのトランジスタ197の動作禁止を解除して
いるので、カウンタ184がカウント値をオーバーフロー
して端子CYを“L"にすると、トランジスタ197がオン
し、端子B1が“L"になってマグネット48が通電され絞り
が停止する。
次に、上記シャッタ制御回路部68の動作を、同じく、上
記第11図に示すタイミングチャートによって説明する。
ミラー上昇開始スイッチ45のオンにより端子B6が“L"に
なると、トランジスタ178がオンとなり、端子B2が“L"
になって先幕制御用マグネット49が通電を開始し、可動
反射ミラー37の上昇中は先幕を巻上げチャージされた状
態に保持する。次いで、ミラー上昇終了スイッチ44のオ
ンにより端子B4が“L"になってトランジスタ178がオフ
すると上記マグネット49が非通電となりシャッタ先幕は
走行を開始する。シャッタ後幕もミラー上昇中はトラン
ジスタ177のオンによって端子B2が“L"になっていて後
幕制御用マグネット50を通電していることにより巻上げ
チャージされた状態に保持されている。そして、この間
に、CPU41が上記絞り込み段数DAVの出力を終えると、端
子B5への信号BCENを“L"にする。これにより、シフトレ
ジスタ116とD−FF134〜141のリセットが解除される。
また、ミラー上昇開始スイッチ45がオンして端子B6
“L"となっているため、上述したA/D変換用のコンパレ
ータ107の出力はD−FF134〜141に入力されなくなる。
ここで、CPU41は端子B7へデータ信号DATAとしてフィル
ム感度に相当したSV値、即ち、データSVxを送出するの
で、このデータSVxの“H",“L"がクロック信号CLOCKの
“H"から“L"への立下りに応じてD−FF134〜141にセッ
トされ、これに対応してアナログスイッチ87〜94がオン
になる。
ここで、フィルム感度に相当したデータSVxをCPU41が送
出することにより、データSVxに比例した電圧がオペア
ンプ77の出力電圧VDAとして発生する。
VDA=Vr2+SVx−(kT/q)l n2 ……(1) (但し、k;ボルツマン定数,q;電子の電荷量,T;絶対温
度) また、上記電圧VDAはオペアンプ157によって反転される
ので、トランジスタ159のベース電圧VDA′は VDA′=Vr2−SVx・(kT/q)l n2 ……(2) となる。一方、定電流Ir2とトランジスタ158〜161によ
って抵抗164に流れる電流ISVxは、 (但し、IS;トランジスタ逆方向飽和電流) となるので、 ISVx=Ir2・2-SVx ……(4) となり、結局コンパレータ171の非反転入力端の電圧V
SVxは、抵抗164の抵抗値をRSVとすると、 VSVx=Vr3+RSV・Ir2・2-SVx ……(5) となる。
シャッタ先幕面とフィルム面からの被写体反射光は受光
素子38で光電流に変換され、ミラー上昇終了時に端子B4
が“L"になると、つまりシャッタ先幕が走行を開始する
と、アナログスイッチ153がオフになり、コンデンサ152
による光電流の積分が開始される。よって、オペアンプ
151の出力電圧VDIは、コンデンサ152の静電容量をC1
すると、 VDI=Vr3+(Iot/C1)・2(BVx-AVx) ……(6) (但し、Io;定数,t;積分時間) となる。
コンパレータ171は上記電圧VSVxと電圧VDIを比較し、V
DI=VSVxとなったときに後幕制御用トランジスタ177を
オフするので端子B3が“H"になり、後幕制御用マグネッ
ト50が非導通となりシャッタ後幕が走行を開始する。
ここで、VDI=VSVxとし、t=2-TVxとから、 となり、(Iot/C1)=RSV・Ir2とすると、アペックスの
基本式 BVx+SVx=AVx+TVx ……(8) が導かれる。つまり、前述したVSVxは露出の判定電圧で
あることが解る。
以上のようにして露出が制御される。
次にプログラムシフトの動作について第12図に示すフロ
ーチャートによって説明する。
演算処理は、まず処理#1から始まり、処理#2で前述
した回路により、レンズの開放F値であるAVLと、最小
F値であるAVHがレンズ鏡筒31のF値送出回路43からCPU
41へ読み込まれる。この読み込まれたAVL,AVHと、RAM内
のシャッタ最低速度TVLと、シャッタ最高速度TVHによ
り、EV値に応じてシャッタ秒時と絞り値の連動する範囲
(以下、露出連動範囲という)が第14図に破線で囲んで
示す範囲内に規定される。
次に、処理#3において、第14図に二点鎖線で示される
プログラム特性線の特定Pxの初期値PXOをROMからRAMに
転送する。ここで、 Px=TVx−AVx ……(9) として定義しておくと、例えば、前記第3図(A)に示
したプログラム特性線Prの直線部Pr2のように、TV=7,A
V=3を通るプログラム特性線はPXO=4であり、このP
XOが予めROMに記憶されている。そして、これが処理#
3によりRAMに転送されるとPx=4となる。次に処理4
に移り、前述した回路動作により被写体輝度BVxのA/D変
換値がRAMに記憶される。続いて、処理#5で前述したD
Xコード(ISO情報)→SVxの変換処理によりフィルム感
度SVxがRAMに記憶されたのち、処理#6に移り、BVx,AV
L,SVxらEV値(EVx)が算出される。ここで、アペックス
演算で一般には、 EV=BV+SV=TV+AV ……(10) であるが、上記(10)式中のBVは絞り34を通過する以前
の被写体輝度であり、一方、BVxは開放絞りAVLを通過後
の被写体輝度であるので、 BV=BVx+AVL ……(11) と表わされ、よって、上記処理#6でのEV値(EVx)の
算出も、 EVx=BVx+AVL+SVx ……(12) となる。
次に、処理#7において、上記EV値(EVx)と、プログ
ラム特性線の定数Pxと、AVL,AVH,TVL,TVHによりシャッ
タ秒時TVxと絞り値AVxとが求められるが、この処理#7
におけるプログラム演算の詳細を、第15図に示すフロー
チャートによって説明する。
このプログラム演算の動作については、まず、処理#20
でEVxが(TVL+AVL)より小さいか否か、即ち、露出連
動の下限EVmin(第14図参照)より小さいか否かを判別
し、小さい場合は、処理#21によりRAMのAVLをAVxに転
送し、処理#22によりROMのTVLをRAMのTVxに転送する。
これにより、AVx=AVL,TVx=TVLとなる。また、下限よ
り大きい場合は、処理#23に移り、EVxが(TVH+AVH
より大きいか否か、即ち、露出連動の上限EVmax(第14
図参照)より大きいか否かを判別し、大きい場合は処理
#24でRAMのAVHをAVxに転送し、処理#25によりROMのTV
HをRAMのTVxに転送する。これにより、AVx=AVH,TVx=T
VHとなる。また、上限より小さい場合は、処理#26に移
り、EVxとPxよりTVxを算出する。ここで、 TVx=(1/2)・(EVx+Px) ……(13) と定義しておくと、例えば、第3図(A)に示したプロ
グラム特性線PrをPx=4とした場合、EVx=7のとき、
上記(13)式よりTVx=5.5となる。次に処理#27に移
り、AVx=EVx−TVxよりAVx=1.5となる。このあと、処
理#28に移り、AVxがAVLより小さいか否かを判別する
が、この実施例では、AVx=1.5,AVL=2であるので、AV
x<AVLであり、処理#29に移りAVx=AVL=2となる。さ
らに、処理#30に移り、TVx=EVx−AVxよりTVx=5とな
る。この点が第3図(A)に示した点PTである。処理#
26→#27は第14図の二点鎖線で示すように、TVL,AVL
よって規定された露出連動の下限EVminからTVH,AVHによ
って規定された露出連動の上限EVmaxまでのプログラム
特性線PxによってTVx,AVxを仮算出している処理であ
る。また、処理#28→#29→#30は絞りが開放限界のAV
Lにあってシャッタ秒時がEV値に応じて変化するEV値の
場合、処理#28→#32→#33→#30は絞りが最小限界値
AVHにあってシャッタ秒時がEV値に応じて変化するEV値
の場合、処理#28→#32→#34→#35→#36はシャッタ
秒時が最低速限界値(TVL)にあって絞りがEV値に応じ
て変化するEV値の場合、処理#28→#32→#34→#37→
#38→#36はシャッタ秒時が最高速限界値(TVH)にあ
って絞りがEV値に応じて変化するEV値の場合のTVx,AVx
の再算出処理フローである。また、シャッタ秒時と絞り
値がEV値に応じて両方とも変化するようなEV値であれ
ば、処理#28→#32→#34→#37→リターンとなり、処
理#26,#27での算出値がそのままTVx,AVxとなる。
以上のようにEV値(EVx)とプログラム特性線の定数Px
によりTVxとAVxが求められ、例えば、Px=4の場合は第
3図(A)に示した直線部Pr1,Pr2,Pr3よりなるプログ
ラム特性線Prの線上にTVx,AVxが存在する。
上述した一連のプログラム演算の処理が終ると、第12図
のフローチャートに戻り、処理#8に移る。処理#8で
は、RAMの番地$5のTVxを基に、下記の第5表に示すよ
うにROMの番地$60〜$BFに記憶されているシャッタ秒
時表示用のデータTVD1〜TVD4が索引される。
このシャッタ秒時表示用のデータTVD1〜TVD4は、第16図
に示すように、a〜gまでの7セグメントの表示体によ
りI〜IVの最大4桁で表示を行なうためのデータ(8ビ
ット×4ワード)であり、TVxの値に対応している。こ
のROM内のデータTVD1〜TVD4はRAMの番地$8〜$B(第
2表参照)に下記の第6表の内容で転送される。
また、処理#8ではRAMの番地$6のAVxを基に、ROMの
番地$C0〜$DFに記憶されている絞り値表示用のデータ
AVD1,AVD2が索引される(第5表参照)。このデータAV
D1,AVD2は第16図に示すように、上記シャッタ秒時表示
用セグメントの下位に、同じく7セグメントの表示体a
〜gによりV,とVIの最大2桁で表示を行なうためのデー
タであり、AVxの値に対応している。このROM内のデータ
AVD1,AVD2はRAMの番地$C,$D(第2表参照)に上記の
第6表の内容で転送される。
一方、RAMのTVD1〜TVD4はCPU41の端子P10より表示素子2
3に出力され、AVD1,AVD2は端子P11より表示素子23に出
力されるので、この算出されたTVx,AVxがそれぞれシャ
ッタ秒時TV,絞りAVとして第17図に示すように表示素子2
3上に数値表示される。第17図においては、シャッタ秒
時が1/30秒、絞り値が2.0であることを示している。
次に、処理#16に移り、前述したように、絞り込み段数
の補数値(DAV=AVx−AVL)が演算される。このあと、
処理#9に移り、前記処理#2と同様にAVL,AVHのデー
タをレンズ鏡筒31より読み込む。次に、処理#10に移
り、前記シフトアップスイッチ22Aかシフトダウンスイ
ッチ22B(第4,6図参照)が押されているかどうかを判別
する。シフトアップスイッチ22Aが押されている(端子P
8が“L"である)と処理#11に移り、シフトダウンスイ
ッチ22Bが押されている(端子P9が“L"である)と処理
#12に移り、いずれのシフトスイッチも押されていない
(端子P8,P9がともに“H"である)と処理#4に移る
(処理#4以降は前述したEVxとプログラム特性線の定
数PxからTVxとAVxを求めるフロー)である。
まずシフトアップスイッチ22Aが押された場合の処理#1
1以降について説明する。処理#11では、TVx≧TVHまた
はAVx≦AVLか否かを判別する。今、仮にプログラム特性
線Prが第3図(C)に示すようになっており、処理#2
〜#7によって求められたTVx,AVxが同図(C)中の点P
T1にあり、TVx=TVH(シャッタ秒時が最高速度)になっ
ている場合はこれ以上シャッタ秒時を高速側に変化させ
ることが不可能である。このため、処理#11によってシ
フトアップが禁止され処理#4に移る。また、第3図
(C)において、仮に、TVx,AVxが点PT3にあり、AVx=A
VL(開放絞り)になっている場合も、これ以上絞りを開
放側に変化させることが不可能であるので、シフトアッ
プが禁止され処理#4に移る。
次に、仮に、プログラム特性線Prが第3図(B)に示す
ようになっている場合は、このプログラム特性線Pr上の
点(TVL,AVL)と点(TVH,AVH)とを除く全特性線上の位
置はTVx≧TVHでもなく、AVx≦AVLでもないので、シャッ
タ秒時を高速側に、絞り値を開放側に変化させることが
可能であるので、シフトアップが許可され、処理#13に
移る。処理#13はシャッタ秒時を高速側に、絞り値を開
放側に変化させる理であって、変化させる段数をkとす
ると、EV=TV+AVより、TVx+kが変化後のTVxとなり、
AVx−kが変化後のAVxとなる。即ち、シャッタ秒時がk
段シフトアップし、絞り値がk段シフトダウンする。例
えば、k=1とすると、シャッタ秒時が(1/500)秒(T
Vx=9)、絞り値F5.6(AVx=5)であった場合は、処
理#13により、シャッタ秒時が(1/1000)秒(TVx=1
0)、絞り値F4(AVx=4)に変化する。また、第3図
(B)において、シャッタ秒時と絞り値の関係が点PT1
であった場合には点PT1′に変化し、点PT2であった場合
には点PT2′に変化し、点PT3であった場合には点PT3
に変化する。
次に、処理#15に移り、変化後のTVxとAXxより、プログ
ラム特性線Prの定数Pxを求める。前述した通り、 Px=TVx−AVx ……(9) と定義されているので、この処理#15におけるサブルー
チンでも、 Px←TVx−AVx ……(14) の演算を行なう。例えば、シャッタ秒時(1/1000)秒
(TVx=10),絞り値F4(AVx=4)に変化した場合は、
Px=6となる。次に処理#8に移り、変化後のシャッタ
秒時と絞り値が表示される。その後、処理#9に戻り、
シフトアップスイッチ22A,シフトダウンスイッチ22Bの
いずれも押されていない場合には、処理#10→#4→#
5→#6と移行したのち処理#7で再びプログラム演算
が行なわれる。プログラム演算では、前述したように、
処理#20→#23と移行し、処理#26において、先の処理
#15によって求められた定数Pxに基づき、前述したよう
に(前記(13)式参照)、 TVx←(1/2)・(EVx+Px) ……(15) の演算が行なわれ、新たにTVxが算出される。
ところで、第14図に示すようにTV=TVx,AV=AVxを通
り、EV値の変化に対してTVとAVとが1:γで変化するよう
なプログラム特性線は、 AV−AVx=γ(TV−TVx) ……(16) となるので、この(16)式と前記(10)式とより、 TV=(EV+γTVx−AVx)/(1+γ) ……(17) となる。
ここで、γ=1(プログラム特性線の傾きが45゜)とす
ると、上記(14)式より、 TV=(1/2)・(EV+Px) ……(18) となる。この(18)式において、TVは求めようとするシ
ャッタ秒時TVxであり、EVは被写体輝度等により得られ
たEVxに他ならないので、TV→TVx,EV→EVxとすると、前
記(13)式が導かれる。
TVx=(1/2)・(EVx+Px) ……(13) つまり、(13)式はシフト操作により変化した後の点
(TVx,AVx)を通り、EV値の変化に対してTVとAVとが1:1
で変化するようなプログラム特性線Px上の、EVxに対応
するTVxを求める式であることがわかる。これを第3図
(B)に示すと、プログラム特性線Pr上の点PT1からシ
フトアップされた場合は、TVとAVは点PT1′に変化し、E
V値が変化すると点PT1′を通る一点鎖線PSU1をTVとAVが
変化する。つまり、この一点鎖線PSU1が新たなプログラ
ム特性線として設定されたということになる。同様に、
点PT2→点PT2′への変化により一点鎖線PSU2で示すプロ
グラム特性線が設定され、点PT3→点PT3′への変化によ
り一点鎖線PSU3で示すプログラム特性線が設定される。
次に、シフトダウンスイッチ22Bが押された場合の処理
#12以降について説明する。処理#12では、TVx≦TVL
たはAVx≧AVHか否かを判別する。今、仮にプログラム特
性線Prが第3図(B)に示すようになっており、処理#
2〜#7によって求められたTVx,AVxが同図(B)中の
点PT1にあり、TVx=TVL(シャッタ秒時が最低速度)に
なっている場合は、これ以上シャッタ秒時を低速側に変
化させることが不可能である。このため、処理#12によ
ってシフトダウンが禁止され、処理#4に移る。また、
第3図(B)において、仮にTVx,AVxが点PT3にあり、AV
x=AVH(最小絞り)になっている場合も、これ以上絞り
値を最小側に変化させることが不可能であるので、シフ
トダウンが禁止され処理#4に移る。
次に、仮に、プログラム特性線Prが第3図(C)に示す
ようになっている場合は、このプログラム特性線Pr上の
点(TVL,AVL)と点(TVH,AVH)とを除く全特性線上の位
置はTVx≦TVLでもなく、AVx≧AVHでもないので、シャッ
タ秒時を低速側に、絞り値を最小側に変化させることが
可能であるので、シフトダウンが許可され、処理#14に
移る。処理#14はシャッタ秒時を低速側に、絞り値を最
小側に変化させる処理で変化させる段数をkとすると、
TVx−kが変化後のTVxとなり、AVx+kが変化後のAVxと
なる。即ち、シャッタ秒時がk段シフトダウンし、絞り
値がk段シフトアップする。その後、処理#15に移り、
以降はシフトアップのときと同様である。結局、シフト
ダウン操作によって第3図(C)に示すように、シャッ
タ秒時と絞り値との関係が点PT1であった場合は点PT1
に変化してそのときのプログラム特性線は一点鎖線PSD1
上に設定され、点PT2であった場合は点PT2′に変化して
プログラム特性線は一点鎖線PSD2上に設定され、点PT3
であった場合は点PT3′に変化してプログラム特性線は
一点鎖線PSD3上に設定される。
以上のようにシフト操作により、第3図(B),(C)
の一点鎖線PSU1〜PSU3,PSD1〜PSD3のように新たにプロ
グラム特性線が設定されるが、前述したように、これ
は、露出連動の下限EVminから露出連動の上限EVmax(第
14図参照)に亘って定義され、処理#26においてTVxを
仮に決定するためのプログラム特性線であって、それ以
降の処理により、シャッタ秒時と絞り値の連動範囲(第
14図に破線で囲んで示す範囲)内に入るように、TVxとA
Vxが決定される。よって、第3図(A)に一点鎖線PSD
で示すようにシフト後のプログラム特性線が規定される
ことになる。
上述した第12図に示すフローチャートの動作がミラー上
昇開始前は常に繰り返し行なわれており、ここで、ミラ
ー上昇開始スイッチ45がオンになると、第13図に示す割
込処理が行なわれる。即ち、上記処理#16で求められた
絞り込み段数DAVが処理#17で出力され、次いで、上記
処理#5で読み込まれたフィルム感度SVxが処理#18で
出力されることになり、これに基づいて前述した露出の
制御が行なわれることになる。
なお、上述した第1実施例によれば、シャッタ秒時と絞
り値をシフトさせた後のプログラム特性線は必ずEV値の
1段分(1EV)の変化に対してシャッタ秒時と絞り値が
同率で0.5段分変化するようになっているので、シフト
操作によりシャッタ秒時或いは絞り値を所望の値に設定
しておけば、EV値が多少変化してもシャッタ秒時と絞り
値は所望の値から極端にずれることがない。カメラ側で
は、撮影者がシャッタの効果をねらってシフトしたの
か、絞りの効果をねらってシフトしたのかを判別するこ
とができないが、上記のようにプログラム特性線を設定
しておけば、EV値の変化に対してシャッタ秒時も絞り値
も極端には変化しないという効果がある。
ところで、上述した第1実施例は、シフト前とシフト後
のプログラム特性線の傾きが同じである場合について説
明したものであるが、例えば、第20図(A),(B)に
示すように、シフトする位置によってシフト後のプログ
ラム特性線の傾きが変るものであってもよい。
第20図(A),(B)に示す第2実施例によるプログラ
ム特性線の設定について説明すると、第20図(A)はシ
フトアップによるシャッタ秒時と絞り値と、それに伴う
プログラム特性線の変化を示したものである。シフトア
ップ前のプログラム特性線Prは点(TVL,AVL)を通り、E
V値に応じて予め定められた変化率でシャッタ秒時と絞
り値が変化するようになっている。ここで、例えば、シ
ャッタ秒時と絞り値が点PT4にあってシフトアップされ
た場合、シャッタ秒時は高速側に、絞り値は開放側の点
PT4′に変化し、かつプログラム特性線は点(TVL,AVL
と点PT4′を通る直線PSU4に設定される。また、シャッ
タ秒時と絞り値が点PT5にあってシフトアップされた場
合、シャッタ秒時と絞り値は点PT5′に変化し、かつプ
ログラム特性線は点(TVL,AVL)と点PT5′を通る直線P
SU5に設定される。第20図(B)はシフトダウンによる
シャッタ秒時と絞り値と、それに伴うプログラム特性線
の変化を示したものである。シャッタ秒時と絞り値が点
PT4にあってシフトダウンされた場合、シャッタ秒時と
絞り値は点PT4′に変化し、かつプログラム特性線は、
点(TVL,AVL)と点PT4′を通る直線PSD4に設定される。
また、シャッタ秒時と絞り値が点PT5にあってシフトダ
ウンされた場合、シャッタ秒時と絞り値は点PT5′に変
化し、かつプログラム特性線は点(TVL,AVL)と点PT5
を通る直線PSD5に設定される。
この第20図(A),(B)に示す第2実施例によるプロ
グラム特性線の設定方法を実施する装置においては、前
記第4図〜第8図に示す構成と同様の構成とし、CPU41
のプログラム動作も上述した第1実施例におけるフロー
チャートと略同様のフローチャートに従ってなされるよ
うにすればよい。ただし、この第2実施例によるプログ
ラム特性線の設定に際してのプログラム特性線の定数Px
を、 Px=(AVx−AVL)/(TVx−TVL) ……(19) と定義し、前記第12図に示すフローチャートの処理#15
におけるサブルーチンで、 Px←(AVx−AVL)/(TVx−TVL) ……(20) の演算を行なうようにするとともに、同じく処理#7に
おけるプログラム演算で、前記第15図のフローチャート
の処理#26のTVxの算出を TVx←(EVx+Px・TVL−AVL)/(1+Px) ……(21) とする。他の回路および演算処理については前述した第
1実施例と同様である。
ここで、上記(19)式は点(TVx,AVx)と点(TVL,AVL
を通る直線の傾き、つまり前記(16)式におけるγに等
しい。よって、前記(17)におけるγをPxに代えると、 TV=(EV+Px・TVx−AVx)/(1+Px) ……(22) となり、さらに同じく(17)式より、 TV=(EV+Px・TVL−AVL)/(1+Px) ……(23) となり、EVは処理#4〜#6(第12図参照)によって求
められたEVxであり、TVは求めようとするシャッタ秒時T
Vxなので、上記(21)式が求められる。つまり、この実
施例においても、シフトアップならば、TVx←TVx+k,AV
x←AVx−kという演算を行ない、シフトダウンならばTV
x←TVx−k,AVx←AVx+kという演算を行なってシャッタ
秒時と絞り値を変化させ、変化後のプログラム特性線が
点(TVx,AVx)と点(TVL,AVL)を通るように設定するも
のである。
上記第2実施例によれば、シフトアップによりシャッタ
秒時を高速側に、絞り値を開放側に変化させると、プロ
グラム特性線は自動的に傾き角γの小さい方に設定さ
れ、EV値が変化しても絞り値を開放側に保ちつつシャッ
タ秒時が変化するようになる。逆に、シフトダウンによ
りシャッタ秒時を低速側に、絞り値を最小絞り側に変化
させると、プログラム特性線は自動的に傾き角γの大き
い方に設定され、EV値が変化してもシャッタ秒時を低速
側に保ちつつ絞り値が変化するようになる。
次に第3実施例によるプログラム特性線の設定につい
て、第21図(A),(B)によって説明する。この場合
は、前記第1実施例におけるプログラム特性線の定数Px
を、 Px=TVx ……(24) と定義し、処理#15(第12図参照)において、この(2
4)式に基づいて Px←TVx ……(25) の演算を行なうとともに、処理#7のプログラム演算中
の処理#26(第15図参照)において、TVx←Px ……(2
6) の演算を行なうようにしたものである。これにより、第
15図中の処理#27ではシフト後のシャッタ秒時TVxによ
るシャッタ秒時優先時の絞り値AVxを求める演算とな
る。また、求められた絞り値AVxが絞りの連動範囲(AVL
≦AVx≦AVH)を外れている場合は、処理#28以降の処理
により、絞りの連動範囲内に入るように、シャッタ秒時
TVxが再演算される。よって、プログラム特性線は第21
図(A)(B)に示すようになる。第21図(A)におい
て、シフトアップ以前のプログラム特性線Pr上のシャッ
タ秒時と絞り値が点PT6からシフトアップされると点P
T6′に移るとともに、プログラム特性線は一点鎖線PSU6
のようになり、また、点PT7からシフトアップされると
点PT7′に移るとともに、プログラム特性線は一点鎖線P
SU7のようになる。また、第21図(B)において、シフ
トダウン以前のプログラム特性線Pr上のシャッタ秒時と
絞り値が点PT6からシフトダウンされると点PT6′に移る
とともに、プログラム特性線は一点鎖線PSD6のようにな
り、点PT7からシフトダウンされると点PT7′に移るとと
もに、プログラム特性線は一点鎖線PSD7のようになる。
このように、第3実施例によれば、シフト操作によりシ
ャッタ秒時を所望の値に設定すると、EV値に応じて絞り
値のみが変化し、いわゆるシャッタ優先的露出がおこな
われる。
上述したように、第1〜第3実施例においては、シフ
トアップ操作によりシャッタ秒時は所定値(k)の段数
分高速側に、絞り値は所定値(k)の段数分開放側にそ
れぞれ変化する。シフトダウン操作によりシャッタ秒
時は所定値(k)の段数分低速側に、絞り値は所定値
(k)の段数分最小絞り側にそれぞれ変化する。シフ
トアップ操作またはシフトダウン操作により変化した後
のシャッタ秒時と絞り値の組み合せを含むプログラム特
性線が設定される。シフトアップ操作またはシフトダ
ウン操作を行なった場合、シャッタ秒時または、絞り値
がそれぞれの連動限界値を越えるようであれば、いずれ
かを連動限界値に設定し、他方を連動範囲内に設定して
シフトがなされる。
なお、上記各実施例によるプログラム特性線の設定を実
施する装置においては、いずれも、露出時のシャッタ秒
時と絞り値とが共に表示素子23(第4,16,17図参照)に
よって撮影者に伝わるようになっているが、シャッタ秒
時のみ或いは絞り値のみが表示されていれば、それは露
出の目安となり、またシフト操作によって必ず変化する
ものなので、いずれか一方が表示されていればよいこと
は言うまでもない。
また、シャッタ秒時と絞り値の表示値に基づいて露出時
のシャッタと絞りを制御する方法は公知であり、前記第
6図に示したように、シャッタ秒時と絞り値の表示値に
基づき、露出時の絞りを制御し、実絞りを通過した後の
シャッタ先幕面とフィルム面からの被写体反射光により
シャッタ後幕の走行開始を制御する方法によっても本発
明の目的を達成することがでることは当然である。
ところで、上述した各実施例では、プログラム特性線は
CPU41のROMに記憶されたプログラム特性線の定数の初期
値Pxoからシフトによって様々に変化していくので、シ
フト後のプログラム特性線の定数Pxと初期値Pxoとを比
較し、両者が等しくない場合にプログラム特性線がシフ
トされているという警告表示を出し、等しい場合に警告
表示を止めるということも可能である。しかしながら、
それだけでは、例えば、第3図(A)に示したように、
初期設定されるプログラム特性線Prの点PTからシフトダ
ウンし、再ひシフトアップにして点PTにシャッタ秒時と
絞り値を戻しても、プログラム特性線はPrに戻らないの
で警告表示が出たままとなってしまう。このような現象
はシャッタ秒時或いは絞り値の限界値からシフト操作を
し、次に逆方向のシフト操作でシャッタ秒時或いは絞り
値を限界値に戻した時に生ずるもので、第18図(A),
(B)にこの様子を図示する。第18図(A)において、
初期設定されているプログラム特性線Pr上の点PT1また
は点PT2からシフトダウンして点PT1′または点PT2′に
シャッタ秒時と絞り値が変更されるとプログラム特性線
P1が設定されるが、このあと、シフトアップにより上記
点PT1′または点PT2′から点PT1または点PT2にシャッタ
秒時と絞り値を戻すと、この場合、上記プログラム特性
線Prとは異なるプログラム特性線P2が設定されてしま
い、EV値が変化するときこのプログラム特性線P2に沿っ
てシャッタ秒時と絞り値が変化し、プログラム特性線Pr
が再設定されないことになる。また、同じく、第18図
(B)において、シャッタ秒時と絞り値を初期設定され
ているプログラム特性線Pr上の点PT1または点PT2からシ
フトアップして点PT1′または点PT2′に変更したあと、
シフトダウンして点PT1または点PT2に戻した場合、プロ
グラム特性線はPr→P1→P2となり、同じく初期のプログ
ラム特性線Prが設定されない。
そこで、このようにシフト後のシャッタ秒時と絞り値が
初期設定時のプログラム特性線Pr上に戻った場合には、
シフト警告表示を消してプログラム特性線Prに初期化す
ることができる。第19図はその処理を示したフローチャ
ートであり、前記第12図の処理#15のプログラム特性線
の設定のあとに追加されるリセット処理である。この第
19図に示すフローチャートを説明すると、まず、処理#
50によりTVx=TVH(最高速のシャッタ秒時)にあるか、
または、AVx=AVL(絞り開放限界)にあるかを判別し、
イエスの場合は処理#51に移り、ノーの場合は処理#53
に移る。処理#51ではプログラム特性線の定数Pxが初期
値Pxoより小さいか否かを判別し、Px≦Pxoを場合は処理
#52でPx=Pxoとし、プログラム特性線を初期化する。
また、処理#53ではTVx=TVL(最低速のシャッタ秒時)
にあるか、または、AVx=AVH(最小絞り)にあるかを判
別し、イエスの場合は処理#54に移りプログラム特性線
の定数Pxが初期値Pxoより大きいか否かを判別し、Px≦P
xoの場合に処理#52に移り、Px=Pxoとする。この処理
#52でPx=Pxoとしたあと、或いは処理#51で定数Pxが
初期値Pxoより大きいと判断されたとき、或いは、処理
#54で定数Pxが初期値Pxoより小さいと判断されたとき
に処理#55に移る。そして、処理#55で=Px=Pxoと判
断された場合は処理#56のシフト警告表示を消し、Px≠
Pxoと判断された場合はシフト警告表示を出す。その
後、処理#8(第12図参照)に移る。
本発明におけるプログラムシフトの演算処理を行なうた
めの装置としては、上述した実施例のように、CPUによ
って構成されるものに限らず、例えば、第22図に示すよ
うな電気回路によって構成したものであってもよい。第
22図に示す電気回路のプログラム露出特性設定装置は、
加算回路301〜304,減算回路305〜310,四則演算回路311,
312,比較器313〜328,TVx,AVx,Pxの各選択ゲート回路329
〜321,Px記憶回路332シフトアップスイッチ22A,シフト
ダウンスイッチ22B,リセットスイッチ333およびシフト
切換スイッチ334等によって構成される。第22図におい
て、各回路および信号の#印によって示される処理は第
12,15,18図のフローチャートに示した処理と同じ処理を
行なうものである。
シャッタ秒時TVxの表示は、TVx選択ゲート回路329にお
いてゲートTG1〜TG5に入力される値を比較器313〜318の
出力CP1〜CP6によって選択された値に基いて行なわれ、
絞り値AVxの表示は、AVx選択ゲート回路330においてゲ
ートAG1〜AG5に入力される値を比較器313〜318の出力CP
1〜CP6によって選択された値に基いて行なわれる。比較
器313〜318の出力CP1〜CP6と選択される値との関係を下
記の第7表に示す。
TVx選択ゲート回路329のゲートTG1にはTVx四則演算回路
311で演算されたEVxとPxとの関数f,ゲートTG2には減算
回路307で算出された(EVx−AVL)、入力端TG3にはTVL,
ゲートTG4には減算回路308で算出された(EVx−AVH),
ゲートTG5にはTVHがそれぞれ入力され、また、AVx選択
ゲート回路330のゲートAG1には減算回路306で算出され
たAVx、即ち(EVx−TVx)、ゲートAG2には減算回路309
で算出された(EVx−TVL)、ゲートAG3にはAVL、ゲート
AG4には減算回路310で算出された(EVx−TVH)、ゲート
AG5にはAVHがそれぞれ入力される。EVxは加算回路301で
BVx,SVx,AVLを加算することにより算出され、比較器31
3,314の出力CP1,CP2を得るためのEVmin,EVmaxは、それ
ぞれ加算回路302でAVL,TVLを加算し、加算回路303でA
VH,TVHを加算して得られる。
シフト表示出力は比較器328でPx記憶回路332に記憶され
ているプログラム特性線の定数Pxと、Pxoを比較し、そ
の出力に基づいて行なわれる。
また、プログラム特性線の定数Pxは、比較器319〜327の
出力CP7〜CP15と、電源投入時にオンとなるリセットス
イッチ333と、シフトスイッチ(シフトアップスイッチ2
2A又はシフトダウンスイッチ22B)とによってPx選択ゲ
ート回路331のゲートPG1かPG2が選択されることによ
り、Px選択ゲート回路331から出力され、Px記憶回路332
に記憶される。これらの関係を下記の第8表に示す。
上記第8表を右端のNo.に従って説明すると、No.1では
電源投入によってゲートPG2が選択され、初期値PxoがPx
記憶回路332に記憶される。No.2では、シフトスイッチ2
2A,22Bのいずれも押されておらず、記憶回路332の内容
が保持される。No.3では、TVx≧TVHにてシフトアップを
禁止し、記憶回路332の内容が保持される。No.4ではAVx
≦AVLにてシフトアップを禁止し、記憶回路332の内容が
保持される。No.5ではTVx≦TVLにてシフトダウンを禁止
し、記憶回路332の内容が保持される。
No.6では、AVx≧AVLにてシフトダウンを禁止し、記憶回
路332の内容が保持される。No.7では、シフトアップ可
能時に、シフトアップスイッチ22Aが押されると、TVx=
TVH、かつPx≦Pxoとなっているので、初期値Pxoが記憶
回路332に記憶される。No.8では、シフトアップ可能時
にシフトアップスイッチ22Aが押されると、AVx=AVL,か
つPx≦Pxoとなっているので、初期値Pxoが記憶回路332
に記憶される。No.9では、シフトダウン可能時にシフト
ダウンスイッチ22Bが押されると、TVx=TVL,かつPx≧Px
oとなっているので、初期値Pxoが記憶回路332に記憶さ
れる。No.10ではシフトダウン可能時にシフトダウンス
イッチ22Bが押されると、AVx=AVH,かつPx≧Pxoとなっ
ているので、初期値Pxoが記憶回路332に記憶される。N
o.11では、シフトアップ可能時にシフトアップすると、
TVx≠TVH,かつAVx≠AVLなので、Px四則演算回路312で求
められたPxが記憶回路332に記憶される。No.12では、シ
フトダウン可能時にシフトダウンすると、TVx≠TVL,か
つAVx≠AVHなので、Px四則演算回路312で求められたPx
が記憶回路332に記憶される。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、自在にシフト可能な
1本のプログラム線を有し、適正露光量を維持しつつ、
シャッタ秒時と絞り値の組み合わせを任意に選択するこ
とができ、シフト後のシャッタ秒時と絞り値の組み合わ
せを含み、当初のプログラム線とは異なる新たなプログ
ラム線の設定が可能となるという顕著な効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本的概念を示すフローチャート、 第2図は、本発明の基本的概念を説明するためのプログ
ラム特性線図、 第3図(A)〜(C)は、本発明の第1実施例を説明す
るためのプログラム特性線図と、シフトアップ,シフト
ダウンをそれぞれ説明するための特性線図、 第4図は、本発明が適用されるカメラのレンズ鏡筒を取
り外した状態の斜視図、 第5図は、上記第4図に示すカメラのレンズ鏡筒を装着
した状態における概念透視側面図、 第6図は、上記第5図に示すカメラ内の電気回路のブロ
ック図、 第7図は、上記第6図中のF値送出回路の電気回路図、 第8図は、上記第6図中の測光露出制御回路の電気回路
図、 第9図は、上記第7図の電気回路の動作を示す各部信号
のタイムチャート、 第10,11図は、上記8図の電気回路の動作を示す各部信
号のタイムチャート、 第12,13図は、上記第6図中のCPUの動作を説明するため
のフローチャート、 第14図は、プログラム特性線の定数と露出連動範囲を説
明するための線図、 第15図は、上記第12図中のサブルーチンであるプログラ
ム演算の動作を説明するためのフローチャート、 第16,17図は、上記第4図中の表示素子の構成および表
示パターンを示す拡大平面図、 第18図(A),(B)は、それぞれシフトアップ後、シ
フトダウン後において初期設定のプログラム特性線にリ
セットされる状態を説明するための特性線図、 第19図は、上記第18図(A),(B)に示すリセット動
作を説明するためのフローチャート、 第20図(A),(B)は、本発明の第2実施例のシフト
アップ,シフトダウンをそれぞれ説明するための特性線
図、 第21図(A),(B)は、本発明の第3実施例のシフト
アップ,シフトダウンをそれぞれ説明するための特性線
図、 第22図は、本発明が適用される装置の他の電気回路の構
成を示す回路図、 第23,24図は、従来の設定方法によるプログラム特性線
を示す各特性線図、 第25図は、上記第23,24図に示すプログラム特性線の設
定動作を説明するためのフローチャートである。 BVx……被写体輝度 SVx……フィルム感度 TVx……シャッタ秒時 AVx……絞り値 Pr……初期設定されたプログラム特性線 Px……定数 Ps……シウト後のプログラム特性線、 PSU,PSU1,PSU2,PSU3……シフトアップ後のプログラム特
性線 PSD,PSD1,PSD2,PSD3……シフトダウン後のプログラム特
性線 301……加算回路(第1の演算手段) 304……加算回路(第3の演算手段) 305……減算回路( 〃 ) 306……減算回路(第2の演算手段) 311……TVx四則演算回路( 〃 ) 329……TVx選択ゲート回路( 〃 ) 330……AVx選択ゲート回路( 〃 ) 312……Px四則演算回路(第4の演算手段) 332……Px記憶回路(第1の記憶手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体輝度とフィルム感度により決定する
    EV値と、EV値の関数として予め設定されたプログラム特
    性線に基づき、シャッタ秒時と絞り値を一義的に決定す
    るカメラにおいて、 シフト操作部材の操作により、上記プログラム特性線に
    基づき、プログラム特性線を定義する特徴パラメータの
    うち少なくとも1つが所定値に設定された新たなプログ
    ラム特性線を設定すると共に、 それ以後は、EV値に応じて上記新たなプログラム特性線
    に沿ってシャッタ秒時と絞り値の組み合わせを決定する
    ようにしたことを特徴とするカメラのプログラム露出特
    性設定方法。
  2. 【請求項2】被写体輝度とフィルム感度により決定する
    EV値と、EV値の関数として予め設定されたプログラム特
    性線に基づき、シャッタ秒時と絞り値を一義的に決定す
    るカメラにおいて、 上記プログラム特性線を定義する特徴パラメータを記憶
    した記憶手段と、 撮影意図に応じて、初期設定されたプログラム特性線で
    設定された組み合わせとは異なり、かつ、等EV値の関係
    を有するシャッタ秒時と絞り値の組み合わせを設定する
    ためのシフト操作部材と、 このシフト操作部材の入力操作に応じて、上記プログラ
    ム特性線に基づき上記特徴パラメータのうち少なくとも
    1つが所定値に設定された新たなプログラム特性線を設
    定し、その特徴パラメータを上記記憶手段に記憶するシ
    フト演算手段と、 を具備したことを特徴とするカメラのプログラム露出特
    性設定装置。
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