JPH02253534A - リモコンブレーカ - Google Patents

リモコンブレーカ

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JPH02253534A
JPH02253534A JP7582089A JP7582089A JPH02253534A JP H02253534 A JPH02253534 A JP H02253534A JP 7582089 A JP7582089 A JP 7582089A JP 7582089 A JP7582089 A JP 7582089A JP H02253534 A JPH02253534 A JP H02253534A
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movable contact
latch
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Tamotsu Mori
森 存
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、主電路に挿入された接点部の閉極状11仁お
いて、異常電流が流れると接点部を開極させるとともに
、外部からの制御信号に応答して接点部を開閉させるこ
とができるリモコンブレーカに関するものである。
【従来の技術】
一般に、この種のリモコンブレーカは、第10図に示す
ように、それぞれ接点を有する固定接触子40aと可動
接触子40bとを備えた接点部4を主電路に挿入し、主
電路に異常電流が流れると接点開閉装置3により接点部
4を開極させるとともに、外部からの制御信号に応答し
て電磁石装置2により接点部4を開閉させるようになっ
ている。 碑な、器体1にはハンドル6が設けられており、ハンド
ル6の操作に対応して接点部4が開閉する。 ここに、電磁石装置2はハンドル6を介して可動接触子
40bに連結されている。したがって、電磁石装置2が
動作すればハンドル6が揺動する。 また、ハンドル6は接点開閉装置3にも連結されている
から、接点開閉装置3が動作するとハンドル6が揺動す
る(特開昭59−128726号公報)。 一方、第11図に示すように、接点部4を構成する一対
の可動接触子40 c 、40 dを互いに他方に対し
て移動させるようにした構成も考えられている。この構
成では、電磁石装置2が動作すると、一方の可動接触子
40cが移動し、ハンドル6の操作および接点開閉装置
3の動作によって他方の可動接触子40dが移動するよ
うになっている。この構成では、電磁石装置2が動作し
てもハンドル6は揺動しないが、接点開閉装置3が動作
するとハンドル6が揺動する(特開昭62−15722
号公報)。
【発明が解決しようとする課題】
上記従来構成では、ハンドル6が電磁石装置2や接点開
閉装置3と連動するから、ハンドル6になんらかの負荷
が作用していると、電磁石装置2や接点開閉装置3が動
作してもハンドル6が移動できない場合があり、この場
合、接点部4を開閉させることができないという問題が
生じる。また、上記従来構成では、いずれもハンドル6
が接点開閉装置3に結合されているから、ハンドル6の
操作回数が多いような使用場所では接点開閉装置3にス
トレスがかかり、故障が発生しやすくなるという問題も
ある。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、電
磁石装置や接点開閉装置が動作してもハンドルが動作し
ないようにして、ハンドルに負荷が作用しているとでも
接点部が開閉できるようにするとともに、ハンドルの操
作によって接点開閉装置にストレスが作用しないように
して故障の発生を抑制したリモコンブレーカを提供しよ
うとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、オン位置とオ
フ位置との間で揺動するハンドルが突出した器体と、主
電路に挿入され第1可動接触子に設けた第1接点および
第2可動接触子に設けた第2接点が離接するように構成
された接点部と、第1接点を第2接点から引き離す向き
の勢力を蓄積してラッチ状態に保持するラッチを備え接
点部の閉極時に主電路に異常電流が流れるとラッチ状態
を解除し上記勢力を放出して第1接点を第2接点から引
き離すように第1可動接触子を移動させる接点開閉装置
と、上記ラッチ状態で外部からの制御信号に応答して第
1接点が第2接点に離接するように第1可動接触子を揺
動させる電磁石装置と、上記ハンドルと第2可動接触子
とを連結しハンドルのオン位置で第2接点を第1接点に
近付けるとともにハンドルのオフ位置で第2接点を第1
接点から引き離すように第2可動接触子を揺動させるリ
ンクとを設けているのである。 また、接点開閉装置のラッチ状態が解除された状態でハ
ンドルをオフ位置に移動させると、ラッチを押圧してラ
ッチ状態に復帰させる押圧片をハンドルに設けるのが望
ましい。
【作用】
上記構成によれば、電磁石装置や接点開閉装置は第1可
動接触子を移動させ、ハンドルはリンクを介して第2可
動接触子を移動させることにより、接点部の開閉を行う
から、ハンドルは電磁石装置や接点開閉装置とは独立し
て接点部を開閉することができ、ハンドルに対して負荷
が作用しているような場合でも電磁石装置や接点開閉装
置の動作に応答して接点部を開閉させることができるの
である。また、ハンドルは接点開閉装置とは無関係に接
点部を直接開閉することができるから、ハンドルの操作
回数が多いような使用場所でも、接点開閉装置にストレ
スをかけることがなく故障の発生を抑制することができ
るのである。 さらに、ハンドルをオフ位置に移動させて押圧片により
ラッチを押圧して接点開閉装置をラッチ状態に復帰させ
るように構成すれば、異常電流によって接点開閉装置が
動作したときには、従来のブレーカと同様の操作でラッ
チ状態に復帰させることができ、操作に違和感が生じな
いという利点がある。
【実施例】
第8図および第9図に示すように、器体1は、それぞれ
合成樹脂のような絶縁材料により形成されたベース11
、ボディ12、カバー13を結合して形成される。器体
1の上面には揺動自在なハンドル6が突設され、また、
器体1の両側部にはそれぞれ端子7が3個ずつ設けられ
、両側部に設けられた対応する各一対の端子7問に主電
路が形成される。したがって、主電路は3つの電路とな
り、各主電路にそれぞれ接点部4が挿入されて3極に構
成される。ベース11内には電磁石装置2が納装され、
ボディ12およびカバー13の内部には接点開閉装置3
、接点部4、消弧装置5が納装される。 電磁石袋W2は、第1図ないし第7図に示すように、コ
イル21が装着された固定鉄芯22と、固定鉄芯22に
対して第1図中左右方向に移動自在な可動鉄芯23とを
備え、コイル21に通電しない状態では可動鉄芯23が
固定鉄芯22から離れるように復帰ばね24により付勢
されている。 また、コイル21に通電すると、復帰ばね24のばね力
に抗して可動鉄芯23が固定鉄芯22に吸引される。す
なわち、コイル21への通電の有無に応じて可動鉄芯2
3が第4図中左右方向に移動するのである。可動鉄芯2
3には連結板25が固定され、連結板25には略コ形の
リンク26を介して変換体27が連結される。変換体2
7は、互いにほぼ直交する方向に突出する腕を有し、両
腕が交差する部位に設けた軸27aがベース11に対し
て回動自在に支承される。また、一方の腕に上記リンク
26の一方の脚が連結され、他方の腕には略コ形のリン
ク28の一方の脚が連結される。 変換体27は軸27aの回りに回動自在となっているか
ら、第4図中で可動鉄芯23が左方に移動すると、変換
体27が軸27aの回りに左回りに回転してリンク28
との結合部を上方に移動させるのである。すなわち、変
換体27は、可動鉄芯23の左右方向の移動をリンク2
8との結合部の上下方向の移動に変換するのである。コ
イル21の端末は、ベース11の外周面に露出するよう
に配置された補助端子29に接続されている。このよう
に形成された電磁石装置2は、ベース11を組立ねじ1
4でボディ12に結合することにより、ボディ12に対
して着脱可能になる。 接点開閉装置3は、第1図に示すように、接点部4が閉
極しているときに主電路に定格より相当に大きい短絡電
流や定格よりやや大きい程度の過電流が流れたことを検
出する異常電流検出部30を備えている。異常電流検出
部30は、主電路に挿入された検出コイル31を備え、
検出コイル31に短絡電流が流れると第1図中上向きに
付勢されているプランジャ32を第1図中下方に引き込
むようになっている。検出コイル31はヨーク33に囲
まれており、ヨーク33にはバイメタル34の下端部が
固定される。バイメタル34は過電流が流れると上端部
が左方に移動するように湾曲する。バイメタル34の上
端部には感度調節ねじ34aが螺合する。検出コイル3
1の下端は端子7に接続され、検出コイル31の上端は
編組線(図示せず)を介してバイメタル34の上端部に
接続され、バイメタル34の下端部は編組線(図示せず
)を介して接点部4を構成する第1可動接触子41に接
続される。このようにして、検出コイル31とバイメタ
ル34とが接点部4とともに主電路に挿入される。異常
電流検出部30は3掻の主電路にそれぞれ設けられる。 異常電流検出部30により主電路に異常電流が流れたこ
とが検出されると、接点開閉装置3のトリップ部35が
作動する。トリップ部35は、第4図に示すように、器
体1内に固定されたフレーム36に対して軸37aで軸
着された連動体37を有し、異常電流検出部30により
異常電流が検出されると、プランジャ32の下方への移
動やバイメタル34の湾曲により、連動体37が軸37
aの回りで第4図中表回りに回転する。連動体37は3
極に跨がる形で配設され、いずれか1極の昂常電流検出
部30が動作すると回転する。連動体37には、第6図
に示すようにフック37bが下向きに突設され、このフ
ック37bにはラッチ38が係脱するようになっている
。ラッチ38は中央部に挿通された軸38aでフレーム
36に軸支される。ラッチ38の左端部には、第7図に
示すように、長孔38bが形成され、押圧体39の右端
部に挿通された軸39aが長孔38bに挿入されること
により、ラッチ38と押圧体39とが長孔38bの範囲
でスライド可能となるように連結される。また、軸39
aの両端部は、フレーム36に形成された弧状のガイド
孔36aに挿入されており、ラッチ38および押圧体3
9の移動範囲がガイド孔36aにより規制される。押圧
体39の左端部には、電磁石装置2に設けたリンク28
の一方の脚が連結される。 接点部4は、抑圧体39の下面に当接する可動板43を
有し、可動板43の両端部はボディ12の内周面に形成
された第4図中上下方向に走るガイド渭15に係合し、
可動板43が上下方向のみに移動するように規制されて
いる。また、可動板43は押上ばね44により上方に付
勢されている。 可動板43は3極に跨がって配設され、各種に対応して
3個の挿入孔43aが穿孔されている。各挿入孔43a
には、第1図に示すように、第1可動接触子41と接圧
ばね45とが挿通されている。 第1可動接触子41は第1図中左端部下面に第1接点4
1aを備え、右端部上面において板ばねよりなる接圧ば
ね45がかしめ固定されている。また、第1可動接触子
41の中間部は軸41bによりヨーク33に軸支されて
いる。第1可動接触子41の右端部はヨーク33の下方
に位置し、ヨーク33の下面との間には円錐ばねよりな
る開極ばね46が介装されている。したがって、可動板
43が下方に容勤すれば、上記挿通孔43aの上縁によ
り接圧ばね45が下方に押圧され、第1可動接触子41
が軸41bを中心に左回りに回転するのである。また、
このとき、開極ばね46は圧縮される。逆に、可動板4
3が上方に移動すれば、挿通孔43aの下縁により第1
可動接触子41が上方に押圧されるとともにamばね4
6のばね力が作用し、第1可動接触子41が軸41bを
中心に右回りに回転する。可動板43には、第5図に示
すように、可動板43が上方ζ移動した位置で器体1の
上面から突出する表示棒43bが設けられており、表示
棒43bが器体1から突出していれば、第1接点41a
が上方に移動したと判定できるようになっている。第1
接点41aの下方には第2可動接触子42の上面に設け
た第2接点42aが対向して配設される。第2可動接触
子42は、左端部が端子7に結合されており、中間部に
おいて消弧装置5に対して軸42bにより軸支されてい
る。また、第2可動接触子42の上面には略し形のアー
クランナ51の横片が固着されている。第2可動接触f
42の右端部には略コ形のリンク8の一方の脚が結合さ
れ、このリンク8の他方の脚はハンドル6に結合される
。 消弧装置5は、第2可動接触子42に重複するアークラ
ンナ51とヨーク33より延長されたアークランナ52
との間に配設された複数枚のグリッド板53と、グリッ
ド板53を保持する絶縁材料よりなる保持枠54とを備
え、接点部4が開極したときに発生するアークが、アー
クホーンを構成する両アークランナ51.52間で引き
伸ばされ、グリッド板53に導入されることにより消逼
されるようになっている。 ところで、ハンドル6は、器体1の上面に形成された窓
孔16を通してレバー61が器体1の外部に突出してお
り、軸6aによりフレーム36に対して軸支されている
。したがって、レバー61は、第1図中左右方向に揺動
するのであり、このハンドル6に上述したリンク8の一
端部が連結されているのである。したがって、ハンドル
6のレバー61を第1図中左側に倒してハンドル6をオ
ン位置に設定すると、リンク8を介して第2可動接触子
42が軸42bの回りに左回りに回転し、第2接点42
aが上方に移動する。また、第2図のように、ハンドル
6のレバー61を右側に倒してハンドル6をオフ位置に
設定すると、リンク8を介して第2可動接触子42が軸
42bの回りに右回りに回転し、第2接点42aが下方
に移動する。ハンドル6には押圧片62が設けられてお
り、ハンドル6がオフ位置であるときに、押圧体39に
おけるラッチ38との結合部を下方に押圧するようにな
っている。 次に動作について説明する。第1図の状態では、ハンド
ル6のレバー61は左側に倒されてオン位置に設定され
ている。この状態では、第2可動接触子42は、リンク
8を介して軸42bを中心に左回りに回転し、第2接点
42aが上方に引き上げられる。また、この状態で、第
4図に示すように、電磁石装置2のコイル21に通電さ
れているとすれば、可動鉄芯23が固定鉄芯22に吸引
されて第4図中右方向に移動する結果、変換体26が右
回りに回転し、リンク28を介して押圧体39の左端部
が下方に引き下げられて可動板43が下方に移動する。 すなわち、第1可動接触子41も下方に押圧され、第1
接点41aと第2接点42aとが接触する。このときの
接点圧は接圧ばね45により与えられる。こうして接点
部4が閉極する。 また、第2図に示すように、電磁石袋N2のコイル21
に通電されている状態で、ハンドル6のレバー61を右
側に倒してオフ位置に設定すると、リンク8を介して第
2可動接触子42の右端部が下方に押圧されるから、第
2接点42aが第1接点41aに対して下方に移動し、
接点部4が開極する。つまり、電磁石装置2のコイル2
1に通電されているときには、ハンドル6がオン位置で
接点部4が閉極し、ハンドル6がオフ位置で接点部4が
開極するから、通常のスイッチと同様に扱うことができ
るのである。 ここにおいて、電磁石装置2のコイル21への通電を停
止すると、第3図および第5図に示すように、復帰ばね
24のばね力により、可動鉄芯23が固定鉄芯22から
離れ、変換体25が左回りに回転することになる。その
結果、押圧体39の左端部が上方に移動し、可動板43
が押上ばね44により上方に押圧される。すなわち、第
1可動接触子41の右端部は開極ばね46により下方に
押圧されているから、左端部が上方に移動し、第1接点
41aが第2接点42aから離れ、接点部4が開極する
のである。このとき、第1可動接触子41のみが回転し
て第2可動接触子42は移動せず、ハンドル6はオン位
置を保つことになるが、可動板43に設けた表示棒43
bは器体1から突出するから、第1可動接触子41の移
動により接点部4が開極したことがわかるのである。こ
のようにして、ハンドル6がオン位置であれば、電磁石
装置2のコイル21に通電するかどうかで接点部4を開
閉させることができるのである。また、このときラッチ
38は移動しない。 一方、ハンドル6がオン位置のときに電磁石装置2のコ
イル21に通電した状態で主電路に短絡電流や過電流等
の異常電流が流れると、異常電流検出部30が動作して
連動体37が左回りに回転し、ラッチ38がフック37
bから外れるから、ラッチ38の左端部に挿通された軸
39aがガイド孔36aに沿って上方に移動できるよう
になり、第6図に示すように、可動板43が押上ばね4
4のばね力で上方に移動する。したがって、第1可動接
触子41は、開極ばね46のばね力により右回りに回転
し、第1接点41aが第2接点42aに対して上方に移
動して接点部4が開極するのである。すなわち、異常電
流が主電路に流れると、接点部4が開極するのであって
、通常のブレーカと同様に動作する。 主電路に異常電流が流れてトリップ部35が動作した後
、ラッチ38を連動体37のフック37bに係合させた
ラッチ状態に復帰させるには、第7図に示すように、ハ
ンドル6をオフ位置に設定すればよい、ハンドル6はオ
フ位置において押圧片62によって押圧体39を下方に
押圧するから、ラッチ38が左回りに回転してフック3
7bに係合する。ここに、第7図では電磁石装置2のコ
イル21に通電していない状態を示しているが、電磁石
装置2のコイル21に通電している場合でもラッーチ状
態に復帰させることができる。 以上の動作をまとめると、次のようになる。まず、電磁
石装置2のコイル21に通電しているときには、ハンド
ル6がオン位置であるかオフ位置であるかに対応して第
2可動接触子42が回転し、ラッチ38には影響を与え
ずに接点部4が開閉され、通常のスイッチと同様に動作
する。この状態ではハンドル6のレバー61の位置で接
点部4の開閉状態がわかる0次に、ハンドル6がオン位
置であれば、電磁石装置2のコイル21に通電するかど
うかで他の部分に影響を与えずに接点部4が開閉する。 つまり、遠隔操作によって接点部4を開閉できるのであ
る。この場合、ハンドル6は移動しないが、可動板43
が上下に移動するから表示棒43bが器体1から突出す
るかどうかで接点部4の開閉状態が確認できる。さらに
、電磁石装置2に通電され、かつハンドル6がオン位置
であるときに、主電路に異常電流が流れると、トリップ
部35の動作により他の部分に影響を与えずに接点部4
が開極する。この場合も、ハンドル6はオン位置に保た
れるが、表示棒43bが器体1から突出して接点部4の
開極が確認できる。また、トリップ部35が動作した状
態からハンドル6をオフ位置にすれば、ラッチ38がハ
ンドル6の押圧片62に押圧されることにより連動体3
7に係合してラッチ状態に復帰させることができる。 以上説明したように、電磁石装置2のコイル21への通
電が停止されれば接点部4が開極するから、停電時など
には接点部4が開極し、オフ状態が優先されることにな
って、高い安全性が得られるのである。また、ハンドル
6がオフ位置であれば、電磁石装置2は接点開閉装置3
の状態にかかわらず、接点部4が開極するから、通常の
スイッチと同様に使用することができるのである。さら
に、接点開閉装置3のラッチ38が連動体37から外れ
た状態のときにのみ、ハンドル6をオフ位置にしてラッ
チ状態に復帰させるのであって、それ以外のときには接
点開閉装置3に干渉しないから、ハンドル6を操作して
も接点開閉装置3にストレスがかからず、故障の発生が
低減するのである。
【発明の効果】
本発明は上述のように、オン位置とオフ位置との間で揺
動するハンドルが突出した器体と、主電路に挿入され第
1可動接触子に設けた第1接点および第2可動接触子に
設けた第2接点が離接するように構成された接点部と、
第1接点を第2接点から引き離す向きの勢力を蓄積して
ラッチ状態に保持するラッチを備え接点部の閉極時に主
電路に異常電流が流れるとラッチ状態を解除し上記勢力
を放出して第1接点を第2接点から引き離すように第1
可動接触子を移動させる接点開閉装置と、上記ラッチ状
態で外部からの制御信号に応答して第1接点が第2接点
に離接するように第1可動接触子を揺動させる電磁石装
置と、上記ハンドルと第2可動接触子とを連結しハンド
ルのオン位置で第2接点を第1接点に近付けるとともに
ハンドルのオフ位置で第2接点を第1接点から引き離す
ように第2可動接触子を揺動させるリンクとを設けてい
るものであり、電磁石装置や接点開閉装置は第1可動接
触子を移動させ、ハンドルはリンクを介して第2可動接
触子を移動させることにより、接点部の開閉を行うから
、ハンドルは電磁石装置や接点開閉装置とは独立して接
点部を開閉することができ、ハンドルに対して負荷が作
用しているような場合でも電磁石装置や接点開閉装置の
動作に応答して接点部を開閉させることができるという
利点がある。また、ハンドルは接点開閉装置とは無関係
に接点部を直接開閉することができるから、ハンドルの
操作回数が多いような使用場所でも、接点開閉装置にス
トレスをかけることがなく故障の発生を抑制することが
できるという効果がある。 さらに、ハンドルをオフ位置に移動させて押圧片により
ラッチを押圧して接点開閉装置をラッチ状態に復帰させ
るように構成すれば、異常電流によって接点開閉装置が
動作したときには、従来のブレーカと同様の操作でラッ
チ状態に復帰させることができ、操作に違和感が生じな
いという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の実施例の各動作状態にお
ける第8図のX−X線断面に相当する断面図、第4図な
いし第7図は同上の各動作状態における第8図のY−Y
線断面に相当する断面図、第8図は同上の平面図、第9
図は同上の側面図、第10図は従来例を示す断面図、第
11図は他の従来例を示す断面図である。 1・・・器体、2・・・電磁石装置、3・・・接点開閉
装置、4・・・接点部、6・・・ハンドル、8・・・リ
ンク、38・・・ラッチ、41・・・第1町動接触子、
41a・・・第1接点、42・・・第2可動接触子、4
2a・・・第2接点。 代理人 弁理士 石 1)長 七 第2 第3邑 第5図 第4図 第6図 第7図 第8図 第9図 ら

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オン位置とオフ位置との間で揺動するハンドルが
    突出した器体と、主電路に挿入され第1可動接触子に設
    けた第1接点および第2可動接触子に設けた第2接点が
    離接するように構成された接点部と、第1接点を第2接
    点から引き離す向きの勢力を蓄積してラッチ状態に保持
    するラッチを備え接点部の閉極時に主電路に異常電流が
    流れるとラッチ状態を解除し上記勢力を放出して第1接
    点を第2接点から引き離すように第1可動接触子を移動
    させる接点開閉装置と、上記ラッチ状態で外部からの制
    御信号に応答して第1接点が第2接点に離接するように
    第1可動接触子を揺動させる電磁石装置と、上記ハンド
    ルと第2可動接触子とを連結しハンドルのオン位置で第
    2接点を第1接点に近付けるとともにハンドルのオフ位
    置で第2接点を第1接点から引き離すように第2可動接
    触子を揺動させるリンクとを具備して成ることを特徴と
    するリモコンブレーカ。
  2. (2)接点開閉装置のラッチ状態が解除された状態でハ
    ンドルをオフ位置に移動させると、ラッチを押圧してラ
    ッチ状態に復帰させる押圧片をハンドルに設けて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載のリモコンブレーカ。
JP1075820A 1989-03-28 1989-03-28 リモコンブレーカ Expired - Fee Related JP2763573B2 (ja)

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