JPH02109229A - 遠隔操作式回路遮断器 - Google Patents

遠隔操作式回路遮断器

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JPH02109229A
JPH02109229A JP63261893A JP26189388A JPH02109229A JP H02109229 A JPH02109229 A JP H02109229A JP 63261893 A JP63261893 A JP 63261893A JP 26189388 A JP26189388 A JP 26189388A JP H02109229 A JPH02109229 A JP H02109229A
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JP
Japan
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electromagnetic
magnet frame
control
lever
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Application number
JP63261893A
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Inventor
Hirotoshi Oishi
大石 博寿
Tatsunori Ikeda
池田 龍典
Manabu Sogabe
学 曽我部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 U産業上の利用分野] この発明は、回路遮断器本来の遮断機能に、高頻度長寿
命の開閉機能を併せもつ遠隔操作式回路遮断器の改良に
関するものである。
「従来の技術] 第10図は例えば3相誘導電動機(l()の従来の運転
系統図を示し、この図から明らかな如〈従来の電動機(
)I)はそれぞれ独立した配線遮断器〔1〕および電磁
接触器(2)を直列接続して構成される主回路器具を介
して図示しない電路に接続されている。このように接続
する理由は前記配線用遮断器〔1〕が短絡時または過負
荷時に主回路器具や電動機(H)などの機器および電路
を保護することを主目的とし、その許容開閉回数がおお
むね1oooo回以下であるので、電源開閉のような開
閉頻度の激しい場所に使用するものではない。また遠隔
操作をすることも難しい。
そこで前記のように開閉頻度の多い所には電磁接触器(
2)を用いるがこれは単独使用した場合短絡事故等によ
り回路に多大な電流が流れると接点が溶着、溶損して再
使用に耐えない。このような理由から止むを得ず前記の
ように配線用遮断器〔1〕と電磁接触器(2)との編層
接続を行い、多頻度開閉と遠隔操作を補うと共に接点の
溶着、溶損を防止している。
そこで、配線用遮断器〔1〕と電磁接触器(2)とを第
11図に示すようにケース(3)にまとめて収納してい
た。
[発明が解決し・ようとする課題] ところが、上記のように配線用遮断器〔1〕と電磁接触
器(2)とをケース(3)に収納する場合には、配線用
遮断器〔1〕と電磁接触器(2)とを別々に製造しなけ
ればならないは勿論、これら各器具のケース(3)への
取付けさらには各器具相互間の配線も複雑になるばかり
でなく、ケース(3)内部に大きなスペースが必要とな
って大形化するという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、一つの構成体として]ンバクトに構成できると共に
、遠隔操作式の電磁部により高頻度長寿命の開閉性能が
得られかつ制御機構部により電磁部を切り離して過電流
引外し・部により高速遮断性能が得られ、ざらに電磁部
をユニツ1〜化して遮断器t\の優れた組立性が得られ
る遠隔操作式回路遮断器を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明に係る遠隔操作式
回路遮断器は、接点部と、電磁部と、制御レバーと制御
ハンドルとを有しかつ制御ハンドルのオフ時には制御レ
バーを保持し制御ハンドルのオート時には制御レバーを
遊びにする制御機構部と、過電流引外し部とを備え、前
記電磁部を、口状のマグネットフレームと、このマグネ
ジ1〜フレームの口状の中央部に収容される筒状の電磁
コイルと、E型の中央脚を前記電磁コイルの筒内に一方
から挿入すると共にE型の両側脚を前記マグネットフレ
ームの対向片の番孔から前記マグネットフレーム内に一
方から挿入して前記マグネットフレームに固定される固
定鉄心と、E型の中央脚を前記マグネットフレームの開
口を通して前記電磁コイルの筒内に他方から挿入すると
共にE型の両側脚を前記開口から前記マグネットフレー
ム内に他方から挿入して前記マグネットフレームに対し
て移動可能とされる可動鉄心と、前記マグネットフレー
ムに回動可能に取り付けられかつ先端が前記制御レバー
と係合しうる伝達レバーと、この伝達レバーの基部に支
持されて前記可動鉄心を前記固定鉄心に対して接離する
ように保持するホルダと、前記可動鉄心を離反方向に付
勢するバネとで構成したものである。
[作用コ この発明においては、制御ハンドルをオート位置にする
と制御レバーが遊びになるので制御機構部を通さずに遠
隔操作式の電磁部により制御レバーを介して接点部の開
閉かできると共に、過電流が流れたときには電磁部を切
り離して過電流引外し部により制御機構部を引き外し、
制御レバーを介して接点部を開離して遮断する。
また、この発明においては、マグネットフレームの中央
に電磁コイルを収容し、マグネットフレームおよび電磁
コイルの一方から固定鉄心を挿入して固定し、マグネッ
トフレームおよび電磁コイルの他方から可動鉄心を挿入
してこの可動鉄心を伝達レバーとホルダとて移動可能に
保持するので、電磁部をユニット化できる。
[実施例1 この発明の一実施例を第1図〜第9図についで説明する
。第1図は制御ハンドルオフで遠隔操作オフの状態を示
す側面断面図、第2図は第1図の表カバーを一部除いた
状態の正面図、第3図は第1図の裏カバーを一部除いた
状態の裏面図、第4図は制御ハンドルオートで遠隔操作
オフの状態を示す第1図の概略図、第5図は制御ハンド
ルオートで遠隔操作オンの状態を示す第1図の概略図、
第6図はトリップ状態を示す第1図の概略図、第7図は
電磁部の分解斜視図、第8図は電磁部を示す側面図、第
9図は第8図の線lX−1χの断面図である。
図において、(5)は遮断器ケースで、表カバー(5a
)とベース(5b)と裏カバー(5C)とで構成されて
いる。(6)はベース(5b)に圧入保持された電源側
端子で、外線接続用の端子ねじ(7)を備えている。(
8)はベース(5b)の裏面側に保持された電源側固定
子で、一端はねしく7a)により電源側端子(6)に接
続されている。(9)は電源側固定子(8)の他端に溶
着した電源側固定接点、(10)は左右両側に電源側可
動接点(11)と負荷側可動接点(12)とを有する可
動子、(13)は絶縁物からなる可動子ホルダーで、可
動子(10)をハメ合い保持している。(14)は各極
に跨がるクロスバ−で、その溝(14a>に可動子ホル
ダー(13)が震動自在に嵌合収納されている。(15
)は可動子(10)を閉じる方向に付勢する押しバネで
、裏カバー(5C)のバネ受は部(5σ)に収納されて
いる。
(16)は負荷側可動接点(12)と対向する負荷側固
定接点で、負荷側固定子(17)に溶着されている。
(18Al (18B)は可動子ホルダー(13)の左
右両側に配置した消弧部で、絶縁板(18a)と排気板
(18b)とにより囲まれかつ磁性体からなるグリッド
(18c)を有している。(19)はベース(5b)と
裏カバー(5C)とによって形成された排気通路で、排
気孔(20)が設けられている。(21)は取付金具で
、裏カバー(5C)に摺動自在に保持されかつバネ(2
2)により右向きに付勢されている。以上のように、ベ
ース(5b)と裏カバー(5C)との間に形成された空
間部に接点部(8)〜(17)が収納されてあり、クロ
スバ−(14)はベース(5b)の開口(23)により
上部と連絡されている。
次に、ベース(5b)の表側の電源側端子(6)側には
、電磁部(200)がねじ(24)によりベース(5b
)に固定されている。この電磁部(200)は第7図〜
第9図に示すように、凹状のマグネットフレーム(25
)と、このマグネットフレーム(25)の口状の中央部
に収容される筒状の電磁コイル(26)と、クマ取コイ
ル(27)が固定された脚部(28a )〜(28C)
を有しかつその中央脚(28b)が電磁コイル(26)
の筒内(26a)に上方からまた両側脚(28a)、 
(28c)が上方からそれぞれマグネットフレーム(2
5)(7)対向片(25a)、 (25a)の名札(2
5b)、(25b)に挿入されるE型の固定鉄心(28
)と、固定鉄心(28)の段部(28d)、 (28d
)とマグネットフレーム(25)の対向片(25a)、
 (25a)との間に挿入されて固定鉄心(28)のマ
グネットフレーム(25)からの抜止めと後記する可動
鉄心による衝撃力を吸収する弾性体(29)、 (29
) (この実施例ではバネ)と、脚部(30a)〜(3
0c)を有しかつその中央脚(30b)がマグネットフ
レーム(25)の開口(25d)を通して電磁コイル(
26)の筒内(26a)に下方からまた両側脚(30a
)、 (30c)が下方からそれぞれ開口(25d)に
挿入されるE型の可動鉄心(30)と、両端に軸受部(
31a)、 (31a)を有しかつ可動鉄心(30)に
ストッパ(32)により固定されるホルダ(31)と、
マグネットフレーム(25)に軸(35)により回動可
能に支持されかつ基部の軸受部(34a)、 (34a
)にホルダ(31)の軸受部(31a)。
(31a)を軸(33)、 (33)により回動可能に
保持する伝達レバー(34)と、伝達レバー(34)の
突起(34b)、 (34b)とマグネットフレーム(
25)の突起(25c)、 (25clとの間にそれぞ
れかけられかつ可動鉄心(30)を離反方向に付勢する
引きばね(3G)。
(36)とにより構成されている。
図中(37)、 (38)は補助スイッチで、ねじ(3
9)。
(40)によりマグネットフレーム(25)に固定され
てあり、かつ各アクチュエータ(37a)、 (38a
)はホルダ(31)の各突起部(31b)と係合して可
動鉄心(30)の動きにより入切するよう配置されてい
る。
また、図中(41)は端子台で、端子(42)が圧入さ
れており、かつ外線接続用の端子ねじ(43)を備えて
いる。この実施例では3個6組の端子(42)の内、両
端の2組4個の端子(42)は補助スイッチ(37)、
 (38)にリード線(44)により接続されて補助ス
イツチ開の端子台として使用されてあり、また内側の1
組2@の端子(42)の内の1個はリミットスイッチ(
45)を経てコイル(26)にかつ他の1個は直接コイ
ル(26)に接続されている。
即ち、リミツ]・スイッチ(45)と電磁部(200)
のコイル(26)とが直列に接続されている。リミット
スイッチ(45)はマグネットフレーム(25)にねじ
(46)により固定されている。端子ねじ(43)は表
カバー(5a)の開口部(47)より外部に露出し、外
部電線(図示せず)が接続できるようになされ、かつ端
子台(41)は各固定脚部(41a)によりマグネット
フレーム(25)に固定できるようになされている。(
48)は端子カバーで、端子台(41)の端子ねじ(4
3)が不要に外部に露出することのないようにしである
次に、ベース(5b)の表側の中間部には制御機構部(
300)が配置されている。(49)はべ・−ス(5b
)にねじ(49a)により固定された機構フレーム、(
50)は機構フレーム(49)に軸(51)に上り回動
可能に支持された制御ハンドルで、表カバー(5a)の
開口(52)より外部に突出して手動操作できるように
なっていると共に、内部突田部(50a)はピン(53
)によりリンク(54)に連繋され、1′−グルリンク
機構を構成している。リンク(54)の他端にはローラ
(55)が回動可能に軸支されている。
(56)はレバーで、機構フレーム(49)に軸(51
)により回動可能に支持されており、先端部はラッチ(
57)に係止されている。ラッチ(57)は機構フレー
ム(49)に軸(58)により回動可能に支持されかつ
ヒネリバネ(図示せず)により反時計方向に付勢されて
いる。(59)は機構フレーム(49)に軸(60)に
より回動可能に支持されるトリップバ−で、ヒネリバネ
(図示せず)により時計方向に付勢されかつラッチ(5
7)に係合するようになっている。(61)は機構フレ
ーム(49)の各U溝(49b)内に上下動iJ能に保
持された押板で、引きばね(62)により上向きに付勢
されかつ上端面にローラ(55)が乗ると共にレバー(
56)が係合している。(63)は機構フレーム(49
)に軸(64)により回動可能に支持される制御レバー
で、一端(63a )はクロスバ−(14)と係合しか
つ他端(63b)は伝達レバー(34)の係止部(34
C)と係合すると共に押板(61)の穴(61a)内に
係合されている。第1図では制御ハンドル(50)がオ
フ状態であるので、制御レバー(63)は上方向に押板
(61)を介して引きばね(62)により拘束されてい
る。即ち、可動子(10)を付勢する押しバネ(15)
の荷重より、引きばね(62)の荷重が大きいため制御
レバー(63)は第′1図の状態に保持され、両接点(
9)、 (11)。
(12)、 (16)か開離する。また、この時、第1
図に示すように制御レバー(63)の他端(63b)と
伝達レバー(34)の係止部(34c)との間にはスキ
マが設けられている。
次に、ベース(5b)の表側の負荷側には、バイメタル
とプランジャ形電磁石とからなる過電流用外し部(40
0)が配置されている。(65)は第1のヨークで、一
端(85a)には負荷側固定子(17)がねじ(66)
により接続されていると共にバイメタル(67)が溶接
されかつ調整ねじ(68)を備えている。(69)はボ
ビンで、内部に第1の]−り(65)にカシメられた中
空のコア(70)とプランジ〜7(71)とを備えてい
る。プランジp (71)は検出用押しばね(72)に
より上向きに付勢されている。
またプランジャ(71)の先端(71a)はトリップバ
ー (59)のU溝(59a)ど係合していて、プラン
ジャ(71)がコア(70)方向に吸引されるとi〜ク
リップー(59)をヒネリバネに抗して回転させる。(
73)はロッドで、コア(70)の中空部、ベース(5
b)の孔(7,1)、クロスバ−(14)の孔(14a
)を経て可動子ホルダー(10)まで伸びている。同じ
くプランジャ(71)がコア(70)方向に吸引される
と、プランジャ(71)がロンド(73)を介して可動
子ポルダー(10)を打撃し、両接点(9)、 (11
)、 Cl2)。
(16)を開離させる。(75)は第1のヨーク(65
)にカシメられた第2のヨーク、(76)はコイルで、
一端はバイメタル(67)の先端に可撓銅撚線(77)
により接続されかつ他端は負荷側端子(78)に接続さ
れている。負荷側端子(78)に外線接続用の端子ねし
く79)が設けられている。(80)は作動片で、第1
のヨーク(65)に軸(81)により回動可能に支持さ
れhつバネ(図示せず)により反時計方向に付勢されて
いると共にトリップバー(59)と係合1−るアーム(
80a)を有している。引外し時間の調整は、調整ねし
く68)の回動によりバイメタル(67)の先端と作動
片(80)とのギャップを変化させて行う。
次に動作について説明する。
第1図〜第3図に示す制御ハンドル(50)のオフ状態
から、制御ハンドル(50)を右に倒して制御ハンドル
(50)をオート位置にセットすると、第4図に示すよ
うにリンク(54)が伸びて押板(61)が引ぎばね(
62)に抗して下がり、制御レバー(63)の拘束を解
除する。制御レバー(83)は、接点部(8)〜(17
)の押しバネ(15)によりクロスバ−(14)を介し
て時計方向に回転し、電磁部(200)の伝達レバー(
34)とのスキマがなくなると、伝達レバー(34)を
付勢している引きばね(36)により停止させられる。
即ち、押しバネ(15)の荷重より引きばね(36)の
荷重が大きくなるように設計しであるからである。この
時、可動子(10)は伝達レバー(34)と制御レバー
(63)とのスキマがなくなった分上昇し、両接点(9
)、(月)、 (12)。
(16)間の開離距離は第1図〜第3図の状態より幾分
減少する。
そして、第4図に示すハンドルオートで、電磁部(20
0)が無励磁のとき(遠隔オフ時)、リミットスイッチ
(45)は押板(61)の動きを検知し、入状態となっ
ている。外部より端子(42)に電圧を印加すると、コ
イル(26)が励磁されて可動鉄心(30)が固定鉄心
(28)に吸引される。この可動鉄心(30)と共に伝
達レバー(34)が引きばねC38)に抗して反時計方
向に回転して制御レバー(63)を解除するため、可動
子(10)は押しバネ(15)により上昇し、両接点(
9)、(11)、 (12)、 (16)が閉じる。こ
のハンドルオートで、励磁のとき(遠隔オン時)を第5
図に示す。このとき、ホルダ(31)の突起部(31b
)は補助スイッチ(37)、 (38)のアクチュエー
タ(37a)、 (38a)を押し、補助スイッチ(3
7)、 (38)の接点を動作する。また可動鉄心(3
0)は固定鉄心(28)に急激に衝突するが、弾性体(
29)により衝撃力は吸収される。
次に、第5図において端子(42)への電圧印加を切に
すると、可動鉄心(30)が引きばね(36)により開
方向に動作し、また引きばね(36)の引き力による伝
達レバー(34)により制御レバー(63)が反時計方
向に回転され、可動子(10)の押しバネ(15)に打
ち勝って両接点(9)、 (11)、 (12)。
(16)を開離させ、再び第4図に示す状態に戻る。
こうして、第4図と第5図の状態を繰り返し、即ち制御
機構部(300)を通さずに遠隔操作(電圧印加)によ
り接点の開閉かできる。
さて、第5図のオン状態では電流は、電源側端子(6)
→電源側固定子(8)→電源側固定接点(9)→電源側
可動接点(11)→可動子(10)→負荷側可動接点(
12)→負荷側固定接点(16)→負荷側固定子(17
)→第1のヨーク(65)→バイメタル(67)→可撓
銅撚線(77)→コイル(76)→負荷側端子(78)
と流れる。
そして、第5図において過電流が流れると、バイメタル
(67)は右方向に弯曲し、作動片(80)を介してト
リップバー(59)をヒネリバネに抗して反時計方向に
回転させ、ラッチ(57)をヒネリバネに抗して時計方
向に回転させる。このラッチ(57)の回転によりレバ
ー(56)が解除されるので、押板(61)は引きばね
(62)によりローラ(55)をレバー(56)と共に
左側に押しのけて上昇し、制御レバー(63)を押しバ
ネ(15)に抗して反時計方向に回転させ、両接点(9
)、(11)、 (12)、 (16)を開離させる。
このトリップ状態を第6図に示す。
この時、同時にリミットスイッチ(45)も押板(61
)の上昇により切となり、コイル(26)の励磁をなく
するのでオフ動作と同じく可動鉄心(30)が開となり
、伝達レバー(34)を介して制御レバー(63)によ
り両接点(9L(11)、 (12)、 (16)を開
とする方向に力を伝達する。即ち、接点部(8)〜(1
7)に引きばね(62)と引きばね(36)との二つの
バネ荷重が作用し、押しバネ(15)に対して非常に強
い力で両接点(9)、(11)、 (12)、 (16
)を開離させる。
次に、第5図において短絡電流が流れると、コイル(7
6)によりプランジャ(71)はコア(70)の方向に
瞬時に吸引され、トリップバー(59)をヒネリバネに
抗して反時計方向に回転させて、バイメタル(67)の
動作時と同じく機構をトリップさせると同時に、プラン
ジャ(71)がロンド(73)を介して直接可動子ホル
ダー(13)を打ち、両接点(9)、(11)、 (1
2>、 (1B)を開離させる。接点間に発生したアー
クは、可動子(10)と各固定子(8)、 (17)と
の間にそれぞれ移行し、引続き両アークランナー(82
L (83)と各固定子(8)、 (17)との間に移
動し、各グリッド(18c)により分断消弧される。な
お、各消弧部(18A)、 (18B)で発生したホッ
トガスは、各排気板(18blの孔(図示せず)を経て
排気通路(19)を通って各排気孔(20)より外部に
排気される。
リセット操作は、第6図の状態から制御ハンドル(50
)を左方向(オフ方向)に倒し、レバー(56)がロー
ラ(55)を右へ押して押板(61)上に乗せた状態で
ラッチ(57)と係合して完了する9、以上説明したよ
うにマグネットフレーム(25)の中央に電磁コイル(
26)を収容し、マグネツ1へフレーム(25)および
電磁コイル(26)の一方から固定鉄心(28)を挿入
して固定し、マグネットフレーム(25)、flよび電
磁コイル(26)の他方から可動鉄心(30)を挿入し
てこの可動鉄心(30)を伝達レバー(34)とホルダ
(31)とて移動可能に保持すると、第8図および第9
図に示すように電磁部(200)をユニット化できるの
で、電磁部(200)をベース(5b)に組み込むとき
の組立性か容易となる。
[発明の効果コ 以上のように、この発明によれば一つの構成体としてコ
ンパクトに構成できると共に、遠隔操作式の電磁部によ
り高頻度長寿命の開閉性能が得られかつ制御機構部によ
り電磁部を切り離して過電流引外し部により高速遮断性
能が得られ、さらに電磁部をユニット化して遮断器への
優れた組立性が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示ず制御パン1〜ルオフ
で遠隔操作オフ状態の側面断面図、第2図は第1図の表
カバーを一部除いた状態の正面図、第3図は第1図の裏
カバーを一部除いた状態の裏面図、第4図は制御ハンド
ルオートで遠隔操作オフの状態を示す第1図の概略図、
第5図は制御ハンドルオー1〜で遠隔操作オンの状態を
示す第1図の概略図、第6図はトリップ状態を示す第1
図の概略図、第7図は電磁部の分解斜視図、第8図は電
磁部を示(側面図、第9図は第8図の線IX−IXの断
面図、第10図は3相誘導電動機の従来の運転系統図、
第11図は従来のものを示す図である。 図において、(5)は遮断器ケース、(5a)は表カバ
ー、(5b)はベース、(5C)は裏カバー・、(6)
は電源側端子、 (8)〜(17)は接点部、(25)
はマグネットフレーム、(25a)はマグネジ1−フレ
ム(25)の対向片、(25b)はマグネッ]−フレー
ム(25)の孔、(25d)はマグネットフレーム(2
5)の開口、(26)は電磁コイル、(26a)は電磁
コイル(26)の筒内、(28)は固定鉄心、(28a
)、 (28c)は固定鉄心(28)の両側脚、(28
b)は固定鉄心(28)の中央脚、(30)は可動鉄心
、(30a) 、 (30C)は可動鉄心(30)の両
側脚、(30b)は可動鉄心(30)の中央脚、(31
)はホルダ、(34)は伝達レバー(36)はバネ、(
200)は電磁部、(50)は制御ハンドル、(63)
は制御レバー、(300)は制御機構部、(400)は
過電流引外し部、(78)は負荷側端子を示す。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 1.09229(11) 第 10図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕接点部、電磁部、この電磁部の動作を前記接点部
    に伝達する制御レバーと外部操作可能な制御ハンドルと
    を有しかつ前記制御ハンドルのオフ時には前記制御レバ
    ーを前記接点部オフ状態に保持し前記制御ハンドルのオ
    ート時には前記制御レバーを遊びにして前記電磁部の動
    作が前記接点部に伝達されるようにした制御機構部、お
    よび過電流の検出時に前記制御機構部を引き外す過電流
    引外し部を備え、 前記電磁部を、■状のマグネットフレームと、このマグ
    ネットフレームの■状の中央部に収容される筒状の電磁
    コイルと、E型の中央脚を前記電磁コイルの筒内に一方
    から挿入すると共にE型の両側脚を前記マグネットフレ
    ームの対向片の各孔から前記マグネットフレーム内に一
    方から挿入して前記マグネットフレームに固定される固
    定鉄心と、E型の中央脚を前記マグネットフレームの開
    口を通して前記電磁コイルの筒内に他方から挿入すると
    共にE型の両側脚を前記開口から前記マグネットフレー
    ム内に他方から挿入して前記マグネットフレームに対し
    て移動可能とされる可動鉄心と、前記マグネットフレー
    ムに回動可能に取り付けられかつ先端が前記制御レバー
    と係合しうる伝達レバーと、この伝達レバーの基部に支
    持されて前記可動鉄心を前記固定鉄心に対して接離する
    ように保持するホルダと、前記可動鉄心を離反方向に付
    勢するバネとで構成したことを特徴とする遠隔操作式回
    路遮断器。
JP63261893A 1988-10-17 1988-10-17 遠隔操作式回路遮断器 Pending JPH02109229A (ja)

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KR1019890009394A KR920003957B1 (ko) 1988-10-17 1989-07-03 원격조작식 회로차단기
US07/421,995 US4975665A (en) 1988-10-17 1989-10-16 Remote-controlled circuit breaker
DE68920538T DE68920538T2 (de) 1988-10-17 1989-10-17 Ferngesteuerter Schutzschalter.
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0475227A (ja) * 1990-11-30 1992-03-10 Terasaki Denki Sangyo Kk 回路遮断器
WO2019106836A1 (ja) * 2017-12-01 2019-06-06 三菱電機株式会社 コンタクタ

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WO2019106836A1 (ja) * 2017-12-01 2019-06-06 三菱電機株式会社 コンタクタ

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ZA897847B (en) 1990-09-26

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