JPH02109231A - 遠隔操作式回路遮断器 - Google Patents

遠隔操作式回路遮断器

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Publication number
JPH02109231A
JPH02109231A JP63261895A JP26189588A JPH02109231A JP H02109231 A JPH02109231 A JP H02109231A JP 63261895 A JP63261895 A JP 63261895A JP 26189588 A JP26189588 A JP 26189588A JP H02109231 A JPH02109231 A JP H02109231A
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JP
Japan
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magnet frame
electromagnetic
holder
section
iron core
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Pending
Application number
JP63261895A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Oishi
大石 博寿
Tatsunori Ikeda
池田 龍典
Manabu Sogabe
学 曽我部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to US07/421,995 priority patent/US4975665A/en
Priority to EP89119255A priority patent/EP0364950B1/en
Priority to DE68920538T priority patent/DE68920538T2/de
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] この発明は、回路遮断器本来の遮断機能に、高頻度長寿
命の開閉機能を併せもつ遠隔操作式回路遮断器の改良に
関するものである。
[従来の技術] 第10図は例えば3相誘導電動機(F4)の従来の運転
系統図を示し、この図から明らかな如〈従来の電動機i
 H)はそれぞれ独立し1こ配線遮断器(1)および電
磁接触器(2)を直列接続して構成される主回路器具を
介して図示しない電路に接続されている。このように接
続する理由は前記配線用遮断器(1)が短絡時または過
負荷時に主回路器只や電動機()l)などの機器および
電路を保1iH−ることを主目的とし、その許容開閉回
数がああむね10000回以下であるので、電源開閉の
ような開閉頻度の激しい場所に使用するものではない。
また遠隔操作をすることも難しい。
そこで前記のように開閉頻度の多い所には電磁接触器(
2)を用いるがこれは単独使用した場合短絡事故等によ
り回路に多大な電流か流れると接点か溶着、溶損し・て
再使用に耐えない。このようへ理由から止むを1qず前
記のように配線用遮断器(1)と電磁接触器(2)との
編層接続を行い、多頻度開閉と遠隔操作を補うと共に接
点の溶着、溶損を防止している。
そこで、配線用遮断器(月と電磁接触器(2)とを第1
1図に示すようにケース(3)にまとめて収納していた
し弁明か解決しようとする課題] ところが、上記のように配線用遮断器(1)と電磁接触
器(2)とをケース(3)に収納する場合には、配線用
遮断器(1)と電磁接触器(2)とを別々に製造しなけ
ればならないは勿論、これら各器具のケース(3)l\
の取付けさらには各器具相互間の配線も複雑になるばか
りでなく、ケス(3)内部に大きなスペースが必要とな
って人形化するという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解消するためになされたもの
で、一つの構成体としてコンパクトに構成できると共に
、遠隔操作式の電磁部により高頻度長寿命の開閉性能が
得られかつ制御機構部により電磁部を切り離して過電流
引外し部により高速遮断性能が得られ、さらに電磁部を
ユニット化して遮断器への優れた組立性が得られると共
に電磁部の小形薄形化が図れ、かつ補助スイッチの取付
けが容易に行える遠隔操作式回路遮断器を得ることを目
的とする。
1課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明に係る遠隔操作式
回路遮断器は、接点部と、電磁部と、制御レバーと制(
財)ハンドルとを有しかつ制御ハンドルのオフ時には制
御レバーを保持し制御ハンドルのオート時には制御レバ
ーを遊びにする制御機構部と、過電流引外し部とを備え
、前記電磁部を、口状のマグネットフレームと、このマ
グネッ[・フレームの凹状の中央部に収容される筒状の
電磁コイルと、E型の中央脚を前記電磁コイルの筒内に
一方から挿入すると共にE型の両側脚を前記マグネソ1
−フレームの対向片の名札から前記マグネットフレーム
内に一方から挿入して前記マグネッ]・フレームに固定
される固定鉄心と、E型の中央脚を航記マグネッ[・フ
レームの開口を通して前記電磁コイルの筒内に他方から
挿入するど共にE型の両側脚を前記開口から前記マグネ
ットフレーム内に他方から挿入して前記ングネッ[・フ
レームに対して移動可能とされる可動鉄心と、耐記ング
ネントフレームの外側に回動可能に取り付けられ7)1
つ先端が前記制御レバーと係合しつる伝達レバーと、こ
の伝達レバーの基部に支持6れで前記可動鉄心の外側で
可動鉄心を前記固定鉄心に対して接離するように保持す
るホルダと、前記可動鉄心を離反方向に付勢するバネと
で構成したものである。
また、この発明に係る遠隔操作式回路遮断器は、ホルダ
の動きを検知して動作する補助スイッチを、マグネット
フレー・ムの外側に設(ブたものである。
「作用] この発明においては、制御ハシ1〜ルをオー1ル位置に
すると制御レバーか遊びになるので制御機構部を通さず
に遠隔操作式の電磁部により制御レバーを介し゛(−接
点部の開閉ができると共に、過電流が流れたときには電
磁部を切り離して過電流引外し部により制御機構部を引
き外し、制御レバーを介して接点部を開離して遮断する
また、この弁明においては、マグネットフレムの中央に
電磁コイルを収容し、マグネットフレームおよび電磁コ
イルの一方から固定鉄心を挿入して固定し、マグネット
フレームおよび電磁コイルの他方から可動鉄心を挿入し
てこの可動鉄心を伝達レバーとホルダとで移動可能に保
持するので、電磁部をユニット化できる。
ざらに、この発明においては、可動鉄心をホルダにより
保持し、可動鉄心の外側でかつマグネットフレームの外
側に位置する前記ホルダの軸受部に伝達レバーを連結し
たので、伝達レバをマグネットフレームの外側に配置で
き、小形薄形になる。またマグネットフレームの外側に
配置されるホルダの突起部を利用して補助スイッチを設
置できるので、補助スイッチをマグネットフレームに取
付けできる。
[実施例] この発明の一実施例を第1図〜第9図について説明する
。第1図は制御ハンドルオフで遠隔操作オフの状態を示
す側面断面図、第2図は第1図の表カバーを一部除いた
状態の正面図、第3図は第1図の裏カバーを一部除いた
状態の裏面図、第4図は制御ハンドルオートで遠隔操作
オフの状態を示す第1図の概略図、第5図は制御ハンド
ルオートで遠隔操作オンの状態を示す第1図の概略図、
第6図はトリップ状態を示す第1図の概略図、第7図は
電磁部の分解斜視図、第8図は電磁部を示す側面図、第
9図は第8図の線IX −IXの断面図である。
図において、(5)は遮断器ケースで、表カバ(5a)
とベース(5b)と裏カバー(5C)とで構成されてい
る。(6)はベース(5b)に圧入保持された電源側端
子で、外線接続用の端子ねじ(7)を備えている。(8
)はベース(5b)の裏面側に保持された電源側固定子
で、一端はねじ(7a)により電源側端子(6)に接続
されている。(9)は電源側固定子(8)の他端に溶着
した電源側固定接点、(10)は左右両側に電源側可動
接点(11)と負荷側可動接点(12)とを有する可動
子、(13)は絶縁物からなる可動子ホルダーで、可動
子(10)をハメ合い保持している。(14)は容積に
跨がるクロスバ−で、その溝(14a)に可動子ホルダ
ー(13)が活動自在に嵌合収納されCいる。(15)
は可動子(10)を閉じる方向に付勢する押しバネで、
裏カバー(5C)のバネ受は部(5d)に収納されてい
る。
(16)は負荷側可動接点(12)と対向する負荷側固
定接点で、負荷側固定子(17)に溶着されている。
(18A)、 (18[3)は可動子ホルダー(13)
の左右両側に配置した消弧部で、絶縁板(18a)と排
気板(18b)とにより囲まれhり磁性体からなるグリ
ッド(18c)を有しているc(19)はベース(5b
)と裏カバー(5C)とによって形成された排気通路で
、排気孔(20)が設けられている。(21)は取付金
具で、裏カバー(5c)に摺動自在に保持されかつバネ
(22)により右向きに付勢されている。以上のように
、ベース(5t))と裏カバー(5C)との間に形成さ
れた空間部に接点部(8)〜(17)が収納されており
、クロスバ−(14)はベース(5b)の開口(23)
により上部と連絡されている。
次に、ベース(5b)の表側の電源側端子(6)側には
、電磁部(200)がねじ(24)によりベース(5b
)に固定されている。この電磁部(200)は第7図〜
第9図に示すように、口状のマグネットフレーム(25
)と、このマグネットフレーム(25)の口状の中央部
に収容される筒状の電磁コイル(26)と、クマ取コイ
ル(27)が固定された脚部(28a )〜(28c)
を有しかつその中央脚(28b)が電磁コイル(26)
の筒内(26a)に上方からまた両側脚(28a)、(
28c)が上方からそれぞれマグネットフレーム(25
)の対向片(25aL (25a)の番孔(25b)。
(25b)に挿入されるE型の固定鉄心(28)と、固
定鉄心(28)の段部(28dl、 (28d)とマグ
ネットフレーム(25)の対向片(25al、 (25
a)との間に挿入されて固定鉄心(28)のマグネット
フレーム(25)からの抜止めと後記する可動鉄心によ
る衝撃力を吸収する弾性体(29)、 (29) (こ
の実施例ではバネ)と、脚部(30a)〜(30c)を
有しかつその中央脚(30b)がマグネットフレーム(
25)の開口(25d)を通して電磁コイル(26)の
筒内(26a)に下方からまた両側脚(30a)、 (
30c)が下方からそれぞれ開口(251,りに挿入さ
れるE型の可動鉄心(30)と、両端にマグネツ1〜フ
レーム(25)の外側に位置する軸受部(31a)、 
(31a)を有しかつ可動鉄心(30jにスし・ツバ(
32)により固定されるホルダ(3月と、マグネットフ
レーム(25)に軸(35)により回動可能に支)6さ
れかつ基部の軸受部(34a )(34a)にホルダ(
31)の軸受部(31a) 、 (31a)を軸(33
)、 (33)により回動可能に保持する伝達レバ(3
4)と、伝達レバー(34)の突起(34b)、 (3
4b)とマグネットフレーム(25)の突起(25C)
、 (25C)との間にそれぞれかけられカリ可動鉄心
(30)を離反方向に付勢する引きはね(36)、 (
36)とにより構成され−Cいる。
図中(37)、 (38)は補助スイッチで、ねじ(3
9)。
(40)によりマグネタ1−フレーム(25)に固定さ
れてあり、カリ各アクチュエータ(37a)、 (38
a)はホルダ(31)の各突起部(31b)と係合して
可動鉄心(30)の動きにより入切するよう配置されて
いる。
また、図中(41)は端子台で、端子(42)が圧入さ
れており、かつ外線接続用の端子ねじ(43)を備えて
いる。この実施例では3個6組の端子(42)の内、両
端の2組4個の端子(42)は補助スイッチ(37)、
 (3B)にリード線(44)により接続されて補助ス
イッチ用の端子台として使用されており、また内側の1
組2個の端子(42)の内の1個はりミツ1へスイッチ
(45)を経てコイル(26)にかつ他の1個は直接コ
イル(26)に接続されている。
即ち、リミットスイッチ(45)と電磁部(200)の
コイル(26)とが直列に接続されている。リミットス
イッチ(45)はマグネットフレーム(25)にねじ(
46)により固定されている。端子ねじ(43)は表カ
バー(5a)の開口部(47)より外部に露出し、外部
電線(図示せず)が接続できるようになされ、かつ端子
台(41)は各固定脚部(41a)によりマグネツ1〜
フレーム(25)に固定できるようになされている。(
48)は端子カバーで、端子台(41)の端子ねじ(4
3)が不要に外部に露出することのないようにしである
次に、ベース(5b)の表側の中間部には制御機構部(
300)が配置されている。(49)はベース(5b)
にねじ(49a)により固定された機構フレーム、(5
0)は機構フレーム(49)に軸(51)により回動可
能に支持された制御ハンドルで、表カバー(5a)の開
口(52)より外部に突出して手動操作できるようにな
っていると共に、内部突出部(50a)はピン(53)
によりリンク(54)に連繋され、トグルリンク機構を
構成している。リンク(54)の他端にはローラ(55
)が回動可能に軸支されている。
(56)はレバーで、機構フレーム(49)に軸(51
)により回動可能に支持されており、先端部はラッチ(
57)に係止されている。ラッチ(57)は機構フレー
ム(49)に軸(58)により回動可能に支持されかつ
ヒネリバネ(図示せず)により反時計方向に付勢されて
いる。(59)は機構フレーム(49)に軸(60)に
より回動可能に支持されるトリップバーて、ヒネリバネ
(図示せず)により時計方向に付勢されかつラッチ(5
7)に係合するようになっている。(61)は機構フレ
ーム(49)の各U溝(49b)内に上下動可能に保持
された押板で、引きばね(62)により上向きに付勢さ
れかつ上端面にローラ(55)が乗ると共にレバー(5
6)が係合している。(63)は機構フレーム(49)
に軸(64)により回動可能に支持される制御レバーで
、一端(63a )はクロスバ−(14)と係合しかつ
他端(63b)は伝達レバー(34)の係止部(34c
)と係合すると共に押板(61)の穴(61a)内に係
合されている。第1図では制御ハンドル(50)がオフ
状態であるので、制御レバー(63)は上方向に押板(
61)を介して弓きばね(62)により拘束されている
。即ち、可動子(10)を付勢する押しバネ(15)の
荷重より、引きばね(62)の荷重が大きいため制御レ
バー(63)は第1図の状態に保持され、両接点(9)
、(11)。
(i2)、 (15)が開離する。また、この時、第1
図に示すように制御レバー(63)の他端(63b)と
伝達レバー(34)の係止部(3/Ic)との間にはス
キマか設けられている。
次に、ベース(5b)の表側の負荷側には、バイメタル
とプランジャ形電磁石とからなる過電流用外し部(40
0)が配置されている。(65)は第1のヨークで、一
端(65a)には負荷側固定子(17)かねしく66)
により接続されていると共にバイメタル(67)か溶接
されかつ調整ねしく68)を備えている。(69)はボ
ビンで、内部に第1のヨーク(65)にカシメられた中
空のコア(70)とプランジャ(71)とを備えている
。プランジャ(71)は検出用押しばね(72)により
上向きに付勢されている。
またプランジャ(71)の先端(71a)はトリップパ
(59)のU溝(59a)と係合していて、プランジャ
(71)が]コア70)方向に吸引されるとトリップバ
ー(59)をヒネリバネに抗して回転させる。(73)
はロツ]・で、コア(70)の中空部、ベース(5b)
の孔(74)、クロスバ−(14)の孔(14a)を経
て可動子ホルダー(10)まで伸びている。同じくプラ
ンジャ(71)か二】ア(70)方向に吸引されると、
プランジャ(11)がロット(73)を介して可動子ホ
ルダー(10)を打撃し、両接点(9)、 (11)、
 (12)。
(16)を開離させる。(75)は第1のヨーク(65
)にカシメられた第2のヨーク、(76)はコイルで、
一端はバイメタル(67)の先端に可撓銅撚線(77)
により接続されかつ他端は負荷側端子(78)に接続さ
れている。負荷側端子(78)に外線接続用の端子ねじ
(79)が設けられている。(80)は作動片で、第1
のヨーク(65)に軸(81)により回動可能に支持さ
れかつバネ(図示せず)により反時計方向に付勢されて
いると共にトリップパー(59)と係合するアーム(8
0a)を有している。引外し時間の調整は、調整ねじ(
68)の回動によりバイメタル(6γ)の先端と作動片
(80)とのギャップを変化させて行う。
次に動作について説明する。
第1図〜第3図に示す制御ハンドル(50)のオフ状態
から、制御ハンドル(50)を石に倒して制御ハンドル
(50)をオート位置にセットすると、第4図に示づ“
ようにリンク(54)か伸びて押板(61)か引きばね
(62月こ抗して下がり、制御レバー(63)の拘束を
解除する。制御レバー(63)は、接]6 点部(8)〜(17)の押しバネ(15)によりクロス
バー(14)を介して時計方向に回転し、電磁部(20
0)の伝達レバー(34)とのスキマがなくなると、伝
達レバー(34)を付勢している引きばね(36)によ
り停止させられる。即ち、押しバネ(15)の荷重より
引きばね(36)の荷重が大きくなるように設計しであ
るからである。この時、可動子(10)は伝達レバー(
34)と制御レバー(63)とのスキマがなくなった分
上昇し、両接点(9)、(113,(12)。
(16)間の開離距離は第1図〜第3図の状態より幾分
減少する。
そして、第4図に示すハンドルオートで、電磁部(20
0)が無励磁のときく遠隔オフ時)、リミツ1〜スイッ
チ(45)は押板(61)の動きを検知し、入状態とな
っている。外部より端子(42)に電圧を印加すると、
コイル(26)が励磁されて可動鉄心(30)が固定鉄
心(28)に吸引される。この可動鉄心(30)と共に
伝達レバー(34)が引きばね(36)に抗して反時計
方向に回転して制御レバー(63)を解除するため、可
動子(10)は押しバネ(15)により上昇し、両接点
(9)、(113,(12)、 (16)が閉じる。こ
のハンドルオートで、励磁のとき(遠隔オン時)を第5
図に示す。このとき、ホルダ(31)の突起部(31b
)は補助スイッチ(37)、 (38)のアクチュエー
タ(37a)、(38a) 7i押し、補助スフイッヂ
(37)、 (38)の接点を動1′「する。また可動
鉄心(30)は固定鉄心(28)に急激に衝突するが、
弾性体(29)により衝撃力は吸収される。
次に、第5図において端子(42)への電圧印加を切に
すると、可動鉄心(30)が引きばね(36)により開
方向に動作し、また引ぎばわ(36)の引き力による伝
達レバー(3/11により制御レバー(63)が反時計
方向に回転され、可動子(10)の押しバネ(15)に
打ち勝って両接点(9)、 (11)、 (12)。
(16)を開離させ、再び第4図に示す状態に戻る。
こ゛うして、第・1図と第5図の状態を繰り返し、即ち
制御機構部(300)を通さずに遠隔操作(電圧印加)
により接点の開閉ができる。
さて、第5図のオン状態では電流は、電源側端子(6)
→電源側固定子(8)→電源側固定接点(9)→電源側
可動接点(11)→可動子(10)→負荷側可動接点(
12)→負荷側固定接点(16)→負荷側固定子(17
)→第1のヨーク(65)→バイメタル(67)→可撓
銅撚線(77)→コイル(76)→負荷側端子(78)
と流れる。
そして、第5図において過電流が流れると、バイメタル
(67)は右方向に弯曲し、作動片(80)を介してト
リップへ−(59)をヒネリバネに抗して反時計方向に
回転させ、ラッチ(57)をヒネリバネに抗して時計方
向に回転させる。このラッチ(57)の回転によりレバ
ー(56)が解除されるので、押板(61)は引きばね
(62)によりローラ(55)をレバー(56)と共に
左側に押しの(fで上昇し、制御レバー(63)を押し
バネ(15)に抗して反時計方向に回転させ、両接点(
9)、(11)、 (12)、 (16)を開離させる
。このトリップ状態を第6図に示す。
この時、同時にリミットスイッチ(45)も押板(61
)の上昇により切となり、コイル(26)の励磁を7よ
くするのでオフ動作と同じく可動鉄心(30)が開とな
り、伝達レバー(34)を介して制御レバー (63)
により両接点(9)、(it)、 (12)、 (16
)を開とする方向に力を伝達する。即ら、接点部(8)
〜(17)に引きばね(62)と引きばね(36)との
二つのバネ荷重が作用し、押しバネ(15)に対して非
常に強い力で両接点(91,(11)、 (12)、 
(16)を間離させる。
次に、第5図において短絡電流が流れると、コイル(7
6)によりプランジャ(71)は]ア(70)の方向に
瞬時に吸引され、1〜リツプバー(59)をヒネリバネ
に抗して反時計方向に回転させて、バイメタル(67)
の動作時と同じく機構をトリップさせると同時に、プラ
ンジャ(71)かロンド(73)を介して直接可動子ホ
ルダー(13)を打ち、両接点(9)、(11)、 (
12)、 (16)を開離させる。接点間に発生したア
ークは、可動子(10)と各固定子(8)、 (17)
との間にそれぞれ移行し、引続き両アクランナー(82
)、 (83)と各固定子(B)、(17)との間に移
動し、各グリッド(18C)により分断消弧される。な
お、各消弧部(18A)、 (18B)で発生し、たホ
ットガスは、各排気板(18b)の孔(図示せず)を経
て排気通路(19)を通って各排気孔(20)より外部
に排気される。
リセット操作は、第6図の状態から制御ハンドル(50
)を左方向(オフ方向)に倒し、レバ(56)がローラ
(55)を右へ押して押板(61)上に乗せた状態でラ
ンチ(57)と係合して完了する。
以上説明したようにマグネットフレーム(25)の中央
に電磁コイル(26)を収容し、マグネットフレーム(
25)および電磁コイル(26)の一方から固定鉄心(
28)を挿入して固定し、マグネットフレーム(25)
および電磁コイル(26)の他方から可動鉄心(30)
を挿入してこの可動鉄心(30)を伝達レバー(34)
とホルダ(31)とで移動可能に保持すると、第8図お
よび第9図に示すように電磁部(200)を丁ニッ1〜
化できるので、電磁部(200)をペース(5b)に組
み込むときの組立性が容易となる。
また、以」−説明したように可動鉄心(30)をホルダ
(31)により保持し、可動鉄心(30)の外側でかつ
マグネットフレーム(25)の外側にIQ置するホルダ
(31)の軸受部(31a)、 (31a)に伝達レバ
(34)を連結すると、第8図および第9図に示ずよう
に伝達レバー(34)をマグネットフレーム(25)の
外側に配置できるので、小形薄形化か図れる。その際、
マグネットフレーム(25)の外側に位置する突起部(
3ib)、 (31b)をホルダ(31)に設けられる
ので、第1図に示すようにこの突起部(31b)の上下
動を利用することにより補助スイッチ(37)を動作で
き、補助スイッチ(37)をマグネットフレーム(25
)に取付は容易に補助スイッチ(37)の設定ができる
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば一つの構成体としてコ
ンバク1〜に構成できると共に、遠隔操作式の電磁部に
より高頻度長寿命の開閉性能が得られかつ制御機構部に
より電磁部を切り離して過電流引外し部により高速遮断
性能が得られ、さらに電磁部をユニット化して遮断器t
\の優れた組立性が得られると共に電磁部の小形薄形化
か図れ、かつ補助スイッチの取付けが容易に行えるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す制御ハンドルオフて
遠隔操作オフ状態の側面断面図、第2図は第1図の表カ
バーを一部除いた状態の正面図、第3図は第1図の裏カ
バーを一部除いた状態の裏面図、第4図は制御ハンドル
オーi・で遠隔操作オフの状態を示す第1図の概略図、
第5図は制御ハンドルオート・で遠隔操作オンの状態を
示V第1図の概略図、第6図はトリップ状態を示す第1
図の概略図、第7図は電磁部の分解斜視図、第8図は電
磁部を示す側面図、第9図は第8図の線Iχ−IXの断
面図、第10図は3相誘導電動機の従来の運転系統図、
第11図は従来のものを示す図である。 図において、(5)は遮断器ケース、(5a)は表カバ
ー、(5b)はベース、(5C)は裏カバー、(6)は
電源側端子、(8)〜(17)は接点部、(25)はマ
グネットフレーム、(25a)はマグネットフレム(2
5)の対向片、(25b)はマグネットフレーム(25
)の孔、(25(1)はマグネットフレーA、(25)
の開口、(26)は電磁コイル、(26a)は電磁コイ
ル(26)のh内、(28)は固定鉄心、(28a)、
 (28CJは固定鉄心(28)の両側脚、(28b)
は固定鉄心(?8)の中央脚、(30)は可動鉄心、(
3oa) 、 (30cl lよ可動鉄心(30)の両
側脚、(30b)は可動鉄心(30)の中央脚、(31
)はホルダ、(34)は伝達レバー、(36)はバネ、
(37)は補助スイッチ、(200)は電磁部、(50
)は制御ハンドル、(63)は制御レバf300)は制
御機構部、(400) l、を過電流引外し・部、(1
8)は負荷側端子を示す。 なあ、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕接点部、電磁部、この電磁部の動作を前記接点部
    に伝達する制御レバーと外部操作可能な制御ハンドルと
    を有しかつ前記制御ハンドルのオフ時には前記制御レバ
    ーを前記接点部オフ状態に保持し前記制御ハンドルのオ
    ート時には前記制御レバーを遊びにして前記電磁部の動
    作が前記接点部に伝達されるようにした制御機構部、お
    よび過電流の検出時に前記制御機構部を引き外す過電流
    引外し部を備え、 前記電磁部を、■状のマグネットフレームと、このマグ
    ネットフレームの■状の中央部に収容される筒状の電磁
    コイルと、E型の中央脚を前記電磁コイルの筒内に一方
    から挿入すると共にE型の両側脚を前記マグネットフレ
    ームの対向片の各孔から前記マグネットフレーム内に一
    方から挿入して前記マグネットフレームに固定される固
    定鉄心と、E型の中央脚を前記マグネットフレームの開
    口を通して前記電磁コイルの筒内に他方から挿入すると
    共にE型の両側脚を前記開口から前記マグネットフレー
    ム内に他方から挿入して前記マグネットフレームに対し
    て移動可能とされる可動鉄心と、前記マグネットフレー
    ムの外側に回動可能に取り付けられかつ先端が前記制御
    レバーと係合しうる伝達レバーと、この伝達レバーの基
    部に支持されて前記可動鉄心の外側で可動鉄心を前記固
    定鉄心に対して接離するように保持するホルダと、前記
    可動鉄心を離反方向に付勢するバネとで構成したことを
    特徴とする遠隔操作式回路遮断器。 (2)ホルダの動きを検知して動作する補助スイッチを
    、マグネットフレームの外側に設けた請求項1記載の遠
    隔操作式回路遮断器。
JP63261895A 1988-10-17 1988-10-17 遠隔操作式回路遮断器 Pending JPH02109231A (ja)

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US07/421,995 US4975665A (en) 1988-10-17 1989-10-16 Remote-controlled circuit breaker
EP89119255A EP0364950B1 (en) 1988-10-17 1989-10-17 Remote-controlled circuit breaker
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200006437A (ko) * 2018-07-10 2020-01-20 엘에스산전 주식회사 회로 차단기의 개폐 기구
KR20200009391A (ko) * 2018-07-18 2020-01-30 엘에스산전 주식회사 배선용 차단기의 아크 소호 장치

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