JPH0225330B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印刷機の各印刷ユニツトにおける加圧
ローラや版胴などの印刷機の印刷要素を取り替え
る方法と装置とに係るものである。これまでに知
られている印刷機は一般にウエブ巻戻し要素を有
する巻戻しユニツトと、ウエブ供給機構と、それ
に続くいくつかの印刷ユニツトと、を含む。多色
印刷の場合、各印刷ユニツトは遂行する作業に応
じそれぞれ異なる色を印刷する。たとえば、第１
のユニツトでは白色、第２のユニツトでは黄色、
第３のユニツトでは赤色、第４のユニツトでは青
色、第５のユニツトでは黒色を印刷する。これら
印刷機は種々の印刷を行うことができ、１つの印
刷を停止して別の印刷を行うことがあり、かかる
場合には、印刷ユニツトの色の順序を完全に変え
ねばならないことがある。時には、いくつかの印
刷ユニツトの順序が変わる。もし色を異なる配列
にする場合には、印刷機器を清掃し、新たな作業
を開始するため色を調整した新たなインクを供給
する必要がある。その場合にはいくつかの印刷機
器を使用し、これによつて作業員は既に準備され
た機器を印刷機に設置することができる。こうし
て、印刷機はそれまでの印刷機器を清掃している
間中も運転を続けることができる。もちろん、印
刷機器を取り替え中は印刷機を停止する必要があ
る。一般に、２つの要素、すなわち、第１のキヤ
リジに一緒に装填されている版胴（engraved
cylinder）およびそのインク塗布装置と、これら
から独立している加圧ローラと、を取替える必要
がある。加圧ローラを取替える場合にはこれをト
ロリー又は台車に装填してこれを取り外す必要が
ある。このような印刷機では版胴を支持している
キヤリジと５つの加圧ローラとを取り外して取替
える必要がある。これらの作業のためにはきわめ
て長時間継続して印刷機を停止させて置く必要が
あることは明かである。

本発明の目的は、前記不便を回避し生産を減少
する印刷機の停止時間を可成り短縮する方法と装
置とを提供することである。印刷ユニツトの種々
の機器の取扱い手数も可成り減少する。

本発明の１つの具体例を以下に添付図面を参照
して説明する。

第１図には紙送給部所２とそれに続く一連の印
刷ユニツト３，４，５，６，７とを備えている印
刷機１の輪郭が示してある。各印刷ユニツトは所
定の間隔Ａをおいて配置されている。各印刷ユニ
ツトは印刷機器８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅを
含み、この印刷機器は一方ではインク塗布要素と
共に支持キヤリジ１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０
ｄ，１０ｅ上に載置されている版胴（engraved
cylinder）９を他方では加圧ローラ１１ａ，１１
ｂ，１１ｃ，１１ｄ，１１ｅをそれぞれ備えてい
る。印刷機１はできるだけ浅いくぼみ１２内で地
面に設置してあり、このくぼみ１２内には多数の
板１３〜２２で形成したテーブル３６が設けてあ
る。これらの板１３〜２２は各あぶみ部材３３に
より基部３４が互いに接続されている各持上げ機
器２３〜３２にそれぞれ装着されている。各持上
げ機器２３〜３２はそれぞれ基部３４を有してい
て、この基部にはくぼみ１２の底に設けた案内面
９５上を転動するローラ３５が設けてある。テー
ブル３６は第１図に略図で示した制御装置３７に
より長さ方向に前後（矢印４２方向及びその反対
方向）移動する。制御装置３７はもちろん電動機
により両方向に駆動される空気ピストンまたはチ
エーン系統で良い。板１３〜２２の各隣接する２
つのものの軸線間の距離はＡ／２に等しい。

第１図には印刷機器８ａ〜８ｅが所望の作業を
終了しこれから取はずされようとしている位置で
示してあり、この位置で印刷機器はそれらの印刷
ユニツト３〜７から取り外される。印刷機器を取
り外すには、印刷機が稼働している間に、新らし
い版胴及びインク塗布装置を支持しているキヤリ
ジ３８〜４２を、もしウエブが矢印４２′で示し
た方向に運動している場合印刷ユニツト３〜７の
上流にそれぞれ位置決めした板１３，１５，１
７，１９，２１上にセツトする。版胴等を支持す
るキヤリジ３８〜４２を前記した如く位置決めし
た後には、印刷作業が終り次第直ちに印刷機を停
止できる。印刷機を停止した後、板１３〜２２を
それらが第３図に示した位置になるまで持上げ各
印刷ユニツト３〜７から各キヤリジ１０ａ〜１０
ｅをはずし、次いで印刷ユニツト３〜７を分離し
ている距離Ａの1/4に相等する距離すなわちＡ／
４だけテーブル３６を矢印４２′方向へ移動する。
次いで、板を再びそれらの最初の位置（第２図）
に引下げる。これらの作業により加圧ローラを支
持するトロリー即ち台車４４（第１７図）が差込
まれる全印刷ユニツト３〜７の孔４３（第２図）
を開放する。加圧ローラ１１ａ〜１１ｅをそれぞ
れのトロリー４４上に載置した後、該加圧ローラ
をトロリーと共に印刷機内の位置から取出す。新
たな加圧ローラを支持する新たなトロリーを孔４
３に差し込み、この新たな組の加圧ローラを印刷
機器内に位置決めした後これら加圧ローラを支持
していた新たな組のトロリーを印刷機から取り出
す。次いで、板１３〜２２を再び持上げてこの持
上げたテーブルを新たに距離Ａ／４だけ矢印４
２′方向へ移動して古い版胴を支持するキヤリジ
１０ａ〜１０ｅをユニツトから完全に取出すと同
時に新らしい版胴を支持するキヤリジ３８〜４２
を第３図に示した如く位置決めする。次いで、板
１３〜２２を再び最初の位置に引き下げ、キヤリ
ジ３８〜４２を各ユニツト３〜７内に位置ずけ
る。その後古い版胴を支持しているキヤリジ１０
ａ〜１０ｅを印刷ユニツト３〜７から取り出す
（第４図）。この状態で印刷機を再び始動する。印
刷機が運転中、制御装置３７を始動させ持上げテ
ーブル３６の板１３〜２２をすべて距離Ａ／２
（第１図と第５図）に等しく矢印４２′と反対方向
に移動することによりそれらを最初の位置に戻
す。

時には、作業の中途で、作業員は１つの印刷ユ
ニツトの印刷機器を取り外してたとえば調節を行
う必要がある。第６図〜第８図には、版胴を支持
しているキヤリジ１０ｄを引出し、位置決めする
方法が示してある。印刷機を静止位置にセツトし
て板２０のみを第６図に示した位置にする。次い
で、持上げテーブル３６を制御装置３７の作用で
矢印４２′の方向に距離Ａ／２だけ移動する。こ
の移動中、板２０のみがその初めの持上げられた
位置にあり、このためキヤリジ１０ｄのみが移動
する（第７図）。この移動後に、板２０をその初
めの位置に引戻し版胴を支持しているキヤリジ１
０ｄをその調節か他の作業を行うため印刷機１か
ら引出す。次いで、所定の調整後該版胴を再び印
刷機内にすなわち第８図に示した位置に位置決め
する。

その後板２０を持上げ（第７図）、テーブル３
６全体を矢印４２′方向とは反対方向にＡ／２だ
け移動してその初めの位置に戻す（第６図）。

その後、板２０を引下げ印刷機を再び始動させ
る（第５図）。

第９図には１つの印刷ユニツトにおける１つの
加圧ローラの取替えを示しており、ここではその
１つの加圧ローラは、印刷ユニツト６における加
圧ローラ１１ｄである。初めに、印刷機１を停止
させ、板２０を第６図に示した如く持上げ、持上
げテーブル３６を矢印４２′の方向にＡ／４の距
離移動させて印刷ユニツト６の孔４３を露出す
る。次いで、板２０を再び引下げ、加圧ローラを
支持するトロリー４４を孔４３に差し込み、加圧
ローラ１１ｄを印刷機１から外し加圧ローラを支
持するトロリー４４上に置く。このトロリーはそ
の制御またはたとえば加圧ローラの取替えの如き
他の作業のため印刷機から引出される。このよう
にした後、加圧ローラを支持しているトロリー４
４を再び孔４３に差し込み、加圧ローラ１１ｄを
再び印刷ユニツト６に接続し加圧ローラを支持し
ているトロリー４４を取り外す。板を再び持上
げ、テーブル３６を矢印４２′とは反対方向に
Ａ／４の距離だけ移動させてその初めの位置に戻
す。この移動後に、板２０をその始めの位置に引
下げ印刷機を再び始動できる。

第１０図と第１１図とには本発明に係る装置の
第２の実施例が示してある。両図において、印刷
機１は上面図として線図で示してある。第１図の
くぼみ１２に似たくぼみ４６が印刷機１に平行に
配置されている。テーブル３６に似たテーブル４
７がくぼみ４６内に設けてある。テーブル４７に
はその下部にローラ４８が設けてあり、このロー
ラはくぼみ４６の底に設けた転動路４９上を転動
する。テーブル４７は制御装置５１により両矢印
５０で示した方向に移動せしめられる。もちろ
ん、転動路４９は床面上に直接設けることも出
来、この場合にはキヤリジとトロリーとの構造は
変えることができる。テーブル４７には引戻し可
能な中心決め機器（図示せず）が設けてあり、こ
の機器は新たな版胴を保持している各キヤリジ５
２〜５６に係合している。版胴を支持しているキ
ヤリジ５２〜５６の位置決め中、印刷機１はまだ
稼働している。印刷作業が終ると、印刷機１は停
止せしめられる。古い版胴を保持しているキヤリ
ジ５７〜６１は印刷機内の位置から矢印６２の方
向に沿い移動せしめられ印刷機１外のテーブル４
７上の符号５７′〜６１′（鎖線）で示した個所に
位置基決めされる。このテーブル４７を次いで矢
印４２′で示した方向にＡ／２の距離だけ移動し
て新しい版胴を保持しているキヤリジ５２〜５６
を各印刷ユニツト３〜７の方向に位置決めする。
キヤリジ５２〜５６をそれぞれ矢印６３の方向に
移動してそれぞれ適当な印刷ユニツト３〜７に差
し込む（第１１図）。次いで、印刷機を再び作動
させる一方古いキヤリジ５７′〜６１′を清掃しテ
ーブル４７でその位置を調節するかテーブルか
ら、たとえば矢印６４の方向に取り出して整備室
に入れる。版胴を支持しているキヤリジ５７′〜
６１′が新たな作業を行う準備ができ次第、テー
ブル４７上の元の位置に簡単に戻す。戻した後は
キヤリジ取替え作業を再び開始するがこの場合に
はテーブルの移動は前と反対方向に行なう。もし
加圧ローラを交換する場合にはキヤリジ５７〜６
１を位置５７′〜６１′まで移動し加圧ローラへの
接近を可能とする間〓を形成した後テーブル４７
をＡ／４の距離移動させる。加圧ローラは版胴を
支持するキヤリジを引き出すこともなく特殊なキ
ヤリジを使用することにより取り替えることもで
きる。

第１２図には本発明に係る装置の第３の実施例
が示してある。この場合には、印刷ユニツト３〜
７における種々の印刷機器の取替えを印刷機器を
矢印４２′で示した方向と垂直に移動させること
によつてのみ行う。印刷ユニツト３〜７の下に転
動面６５が設けてある。各転動面６５上にてテー
ブル６６が制御装置６８により矢印６７の方向か
その反対の方向に移動できる。新たな版胴を支持
しているキヤリジ６９〜７３がそれぞれのテーブ
ル６６上に配置されている。テーブル６６は使用
済シリンダを有するキヤリジ７４〜７８をすでに
備えている。印刷機が停止されると各テーブル６
６は矢印６７で示した方向に移動せしめられ、従
つて、版胴を支持しているキヤリジ７４〜７８は
付号７４′〜７８′（鎖線で示してある）に移動
し、他方キヤリジ６９〜７３はシリンダを支持し
ているキヤリジ７４〜７８が先に占めていた位置
に移動している。次いで、印刷機１を新たな作業
を行うように始動できる。この実施例では版胴を
支持しているキヤリジ７４〜７８が印刷ユニツト
の側方を通過できるように印刷ユニツトを駆動す
る必要がある。このことはもし各ユニツトが個々
に駆動モータを有しているか、もし各印刷ユニツ
ト３〜７の個所において外せる駆動系統を使用す
れば容易にできる。加圧ローラを取り替えるには
テーブル６６が移動させてキヤリジ７４〜７８を
それぞれの印刷ユニツト３〜７から引き出して版
胴を支持しているキヤリジ６９〜７３を取り替え
るだけで良い。加圧ローラがそのキヤリジに乗る
と直ちにテーブル６６をその始めの位置に戻す必
要がある。着脱自在な中心決め機器（図示せず）
によりそれぞれの印刷ユニツトの種々の印刷機器
に正しく位置決めできるようにする。これら手順
を逆にすることにより加圧ローラを印刷ユニツト
に再び入れることができる。

第１３図には版胴を支持しているキヤリジ１０
ａが印刷機内を運動する際に如何にしてその位置
を変えるかが示されている。キヤリジ１０ａは２
つの支持体８０，８１を備えた台７９を備えてい
る。各支持体８０，８１には軸受（図示せず）が
設けてあり、この軸受には版胴９の軸８２の両端
部が支持されている。台７９には車輪８３，８４
と車輪に作用する錠止め装置８５とが設けてあ
る。２つの中心決めブロツク８６，８７が台７９
の下面に装着されている。車輪８４，８５が第１
３図に示した如く板１４の上面に圧接していて、
この板１４には予中心決めストツパ８８が設けて
あり、このストツパ８８は版胴を支持しているキ
ヤリジ１０ａを２つの互いに垂直な理論的軸線に
従い予備的に位置決めする。このキヤリジ１０ａ
は板１３〜２２の理論的中心軸線８９ならびに印
刷機１の理論的中心軸線９０（第１図、第１０図
および第１５図）に中心決めされる。持上げ機器
２３〜３２を収容するくぼみ１２はその上面に２
つの中心決めストリツプ９１，９２を有してい
る。中心決めストリツプ９１には中心決めブロツ
ク８６が係合し従つてシリンダを支持しているキ
ヤリジ１０ａを横方向に位置決めするＶ字形溝が
機械加工されている。中心決めストリツプ９２に
も溝９３に垂直にＶ字形溝９４が設けてあり、こ
の溝には中心決めブロツク８７が係合してキヤリ
ジ１０ａを適当に長さ方向に位置決めする。板１
３〜２２は同様な持上げ機器２３〜３２により垂
直に移動させる。持上げ機器２４についてのみ以
下に説明する。持上げ機器２４はローラ３５を設
けた基部３４を含んでいる。基部のローラ３５の
個所ではＶ字形溝が機械加工されその他の個所は
溝なしのローラで構成されている。案内面９５が
Ｖ字形レール９７と板１３〜２２が駆動装置３７
の作用で長さ方向に移動する際に板の持上げ機器
２３〜３２を案内する平たいレール９８とを設け
た鉄板で作られている。基部３４は下方のアーム
９９，１００の枢着個所を形成し、これらアーム
の一端部がそれぞれねじ状軸受１０１，１０２に
装着れている。ねじ状軸受１０１用の左回りウオ
ームとねじ状軸受１０２用の右回りウオームとを
設けたねじが２つの軸受に係合している。ねじ１
０３はモータ１０４により駆動される。持上げ機
器２３〜３２のモータ１０４は板２３〜３２のう
ちの１つかすべてを持上げる必要があるかに応じ
て一緒にか個々に作動できる。これらモータ１０
４には持上げ機器２３〜３２が長さ方向に移動す
る時アングル鉄１０６上を転動するローラ１０５
が設けてある。このアングル鉄１０６は棒または
シール（図示せず）でくぼみ１２内に固定されて
いる。上方のアーム１０７，１０８の一端部はね
じ状軸受１０１，１０２に係合し、他端部は板１
４に枢着されている。ねじ状軸受１０１，１０２
に支持された下方のアーム９９，１００と上方の
アーム１０７，１０８とはねじ状軸受にこれらア
ームが固定軸１０９，１１０を中心としてピボツ
ト運動できる。モータ１０４は略図で示したカル
ダン継手によりねじ１０３に接続されている。カ
ルダン継手１１１は板１４を第１４図に示した位
置にまで引き下げられるとモータ１４の軸線間の
高さの相違を補償する。

第１５図は開放孔４３が設けてある横方向フレ
ーム１１２，１１３を有する印刷ユニツトを下側
から見た図である。この図において、印刷ユニツ
ト３の上部は図面を簡略にするため省略してあ
る。平面図では版胴を支持しているキヤリジ１０
ａの台７９のみをその第１の中心決めブロツク８
６と第２の中心決めブロツク８７と共に示す。版
胴を支持しているキヤリジ１０ａは印刷機に位置
決めされ中心決めストリツプ９１，９２のＶ字形
溝９３，９４に従い中心決めされている。

第１６図は第１３図の−線に沿い切断
して示した断面図で、持上げた位置の板が車輪８
３，８４により版胴を支持しているカートリツジ
１０ａの台７０を支えている。

第１７図には印刷ユニツト３の輪郭が示してあ
り、この図には加圧ローラ１１ａの装填作業が示
してある。加圧ローラを支持しているトロリー４
４が鎖線で示した位置から印刷機の内側の位置
に、すなわち、印刷ユニツトの横方向フレーム１
１２，１１３間を移動する。加圧ローラ１１ａを
その印刷ユニツト３に接続し、加圧ローラを支持
しているトロリーをその先の位置（鎖線）に引つ
張り戻す。この間に板１４は、その低い位置にと
どまる。

前記した本発明の装置の第２および第３の実施
例が板を持上げる作業を省略し従つて、第１の実
施例では簡素化の可能性を示す。それにもかかわ
らず、第３の実施例では印刷ユニツトの駆動機器
を特殊な配置にする必要がある。

本発明の利点により印刷機の運転者が印刷機の
運転中すべての印刷機器を印刷機の外部で準備し
次いでこれら印刷機器を非常に短時間停止するだ
けで取替えできるようにし従つて、印刷機の生産
性能を向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は版胴を支持しているキヤリジを取替え
る必要のある印刷機の輪郭略図、第２図は加圧ロ
ールを取り替える必要のある第１図の印刷機の略
図、第３図〜第５図は印刷機の版胴を支持してい
るすべてのキヤリジを取り替える必要のある順次
の作業を示す略図、第６図〜第８図は版胴を支持
している１つのキヤリジに必要な作業を示す略
図、第９図は加圧ローラ取替え作業を示す略図、
第１０図と第１１図とは本発明の装置の第２の実
施例の略図、第１２図は印刷機器の第３の取替え
方法を示し略図、第１３図は印刷機内を移動中の
版胴を支持するキヤリジの位置を示す図、第１４
図は版胴を支持するキヤリジのそれを印刷機に差
し込む位置を示す図、第１５図は印刷ユニツトの
上面図、第１６図は第１３図の−線に沿
い切断して示した断面図、第１７図は版胴を有し
ないが加圧ローラを支持するトロリーを位置決め
した印刷ユニツトの輪郭図である。 符号の説明、１：印刷機、２：紙送給部所、３
〜７：印刷ユニツト、８ａ〜８ｅ：印刷機器、
９：胴版、１０ａ〜１０ｅ：支持キヤリジ、１１
ａ〜１１ｅ：加圧ローラ、１２：くぼみ、１３〜
２２：板、２３〜３２：持上げ機器、３４：基
部、３６：テーブル、３７：制御装置、３８〜４
２：キヤリジ、４７：くぼみ、４７：テーブル、
５１：制御装置、５２〜６１：キヤリジ、６６：
テーブル、６８：制御装置、６９〜７８：キヤリ
ジ、７９：台、８０，８１：支持体、８６，８
７：ブロツク、８８：ストツパ、９３，９４：
溝、９５：案内面、９７，９８：レール、９９，
１００：アーム、１０１，１０２：軸受、１０
７，１９８：アーム、１１１：継手、１１２，１
１３：フレーム。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 互いに距離Ａだけはなれている印刷機の印刷
   ユニツト内の印刷要素を交換する方法であつて、 各ユニツトのキヤリジの夫々の下部に複数の相
   互連結した複数の板から成るテーブルであつて、
   各ユニツト当り２枚の板と該板の各々を独立して
   上昇する手段とを有しているテーブルを提供する
   こと、 からの各板上に新らしい版胴を備えたキヤリジ
   を位置ずけ同時にこれに隣接する板を各ユニツト
   のキヤリジ下方に位置ずけること、 印刷機を停止して下方位置から上方位置まで全
   ての板を持上げ各キヤリジを印刷ユニツトから解
   放すること、 持上げた板をユニツト間の距離の1/4に等しい
   距離だけ第１の方向に移動すること、 板を下方位置へ引下げること、 側方フレームの孔内に入るようにトロリーを位
   置づけ各ユニツトの加圧ロールを受入れること、 トロリー上の加圧ロールを取出すこと、 新らしい加圧ロールを有する新らしいトロリー
   を導入し各ユニツトに新らしい加圧ロールを位置
   づけること、 順次加圧ロールを交換した後に、各板を上方レ
   ベルまで持上げること、 印刷ユニツト間の距離の1/4だけさらに第１の
   方向にユニツトを移動すること、 持上がつている板を引下げ新らしい版胴を有す
   るキヤリジを各ユニツトへ位置づけること、 印刷機を再び始動し印刷を継続すること、 から成る印刷要素交換方法。 ２ 各板を持上げ、引下げる工程が独立して行な
   われる特許請求の範囲第１項記載の方法。 ３ 各ユニツトから移動されたキヤリジが続いて
   各板から除去されテーブルが初期位置まで戻され
   る特許請求の範囲第１項記載の方法。 ４ 印刷機を介して移動しているウエブへ作用す
   る少なくとも２つの間隔をおいて配置されたユニ
   ツトを有する印刷機の各印刷ユニツト用の版胴を
   有しているキヤリジを交換する装置であつて、 印刷機の各印刷ユニツト当り２つの板を有して
   いる複数の板から成るテーブルであつてウエブの
   運動方向に平行な方向に延びている直線通路に沿
   つて往復動自在であり印刷機の下側にあつて各板
   がキヤリジを受入れる位置へ移動出来かつ前記ユ
   ニツトにおけるキヤリジ交換を可能とするための
   下方位置と上方位置との間で板を独立的に移動で
   きる持上げ手段を有しているテーブルと、 前記直線通路に沿つてテーブルを往復移動させ
   る移動手段と、 テーブルが前記通路に沿つて移動されるように
   該テーブルを案内する案内手段と、 から成る印刷機のキヤリジ交換装置。 ５ 各持上げ手段が個々に作動可能となつている
   特許請求の範囲第４項記載の交換装置。 ６ 各持上げ手段が同時に作動可能となつており
   前記位置間にて全ての板を同時に移動出来る特許
   請求の範囲第４項記載の交換装置。 ７ 移動手段が複動空気ピストンから成つている
   特許請求の範囲第４項記載の交換装置。 ８ 各持上げ手段がトグル装置から成つている特
   許請求の範囲第４項記載の交換装置。 ９ 各トグル装置が板へ枢着された一対のピボツ
   トアームから成り、該ピボツトアームの他端は右
   ねじ部分と左ねじ部分とを有するねじに受入れら
   れたねじ付軸受へ枢着され、各ねじ付軸受はトグ
   ル装置の基部へ枢着された第２グループのアーム
   へ枢着されており、ねじを一方向に回転すると板
   が上方位置へ移動し、他方向に回転すると板が下
   方位置へ移動する特許請求の範囲第８項記載の交
   換装置。