JPH02252880A - 金属カバー付木製サッシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は屋外側の面に耐候性を持たせるため金属カバー
を被着した金属カバー付木製サツシに関するものである
。

［従来の技術Ｊ 近年、美観上の観点から木材で矩形状に枠組みした木製
サツシが泪いられることがあるが、木製サツシは耐候性
がなかった。耐候性を持たせるため従来、木製サツシの
全面を樹脂シートで被覆したものや、アルミニウムの押
出成形材と木材とを複合した複合材でサツシを組み立て
たものがある。

［発明が解決しようとする課題１ ところが、木製サツシの全面を樹脂シートで被覆したも
のである場合耐候性が向上するが、逆に木材の部分が見
えな（、木材の外観の特徴を生かせないという問題があ
り、またアルミニウムの押出成形材と木材とを複合した
複合材で形成するとアルミニウムと木材とが熱や水に対
する寸法挙動等で差があるため反りや狂いが生じやすい
という問題があった。

本発明は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本発
明の目的とするところは屋外側の面に金属カバーにて耐
候性を持たせることができるものでありながら屋内側を
木材の外観にでき、しかも金属カバーを被覆しても材質
が異なることによる寸法挙動で反りや狂いが生じなく、
さらに簡単に後付けで金属カバーを取り付けることがで
ｂｌさらにまた各金属カバーの継ぎ目は上方に位置する
ものが上になるように重ねであるため水蜜性が向上する
金属カバー付木製サツシを提供するにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明金属カバー付木製サツシは、上框１ａと下框１ｂ
と左右の縦框１ｃとで矩形状に形成した木製サツシュの
屋外側の面に、上框用金属カバー２ａ１下框用金属カバ
ー２ｂ及び縦框用金属カバー２０の金属カバー２を全周
に亘って配置し、木製カバー１の屋外側の面の外周側に
金属カバー２の外周縁に設けた係止縁３を差し込み係止
し、木製サツシ１の内周に金属カバー２の内周縁の嵌合
部４を弾性的に嵌着し、金属カバー２の縦框用金属カバ
ー２ｃの下端を下框用金属カバー２ｂの上に重ねると共
に上框用金属カバー２ａの両端を縦框用金属カバー２ｂ
上に重ねて成ることを特徴とする。

［作用］ 上框１ａと下框１ｂと左右の縦框ＩＣとで矩形状の木製
サツシ１を組み立てた後、下框１ｂの屋内側の面に下框
用金属カバー２ｂを配置して係止縁３の差し込みと嵌合
部４の嵌着にて取り付け、次いで左右の縦框１ｃの屋外
側の面に縦框用金属カバー２＠を配置して縦框用金属カ
バー２Ｃの下端を下框用金属カバー２ｂの上に重ねると
共に係止縁３の差し込みと嵌合部４の嵌着にて取り付け
、次いで上框１ａＬｆ）屋外側の面に上框用金属カバー
２ａを配置して上框用金属カバー２ａの両端を縦框用金
属カバー２ｃの上に重ねて係止縁３の差し込みと嵌合部
４の嵌着にて取り付けることにより木製サツシ１の屋外
側の面の全周に亘って金属カバー２を取り付けることが
できる。このように木製サツシ１の屋外側の面の全周に
亘って金属カバー２を取り付けることにより木製サツシ
１の屋外側の面が全長に亘って金属カバー２にで被覆さ
れて屋外側の面の耐候性を持たせることができると共に
屋内側の面を木材の外観にできる。また係止縁３の差し
込みと嵌合部４の嵌合とで金属カバー２を木製すγシ１
に簡単に取り付けることができると共に木製サツシ１と
金属カバー２とが互いに拘束されずに自由に伸縮できる
。さらに下框用金属カバー２ｂの上に縦框用金属カバー
２Ｃの下端が重ねられ、縦框用金属カバー２Ｃの上に上
框用金属カバー２ａが重ねられ、継ぎ目での水密性を向
上できる。

［実施例］ 木製サツシ１は上框１ａと下框１ｂと左右の縦框１ｃに
て第１図（ａ）に示すように矩形状に岨み立てである。

木製サツシ１の内周面の屋内側には全周に亘って切り欠
き５を設けてあって、内周面の屋外側に凸部６を全周に
亘って設けである。木製サツシの屋外側の面の外周端に
は必要に応じて全周に亘って係止溝７を設けである。ま
た木製す７シ１の屋外側の面には全面に亘ってストライ
プ調の門凸８を設けである。金属カバー２はアルミニウ
ム、ステンレス鋼等の金属板にて形成されるもので、第
２図に示すように上框用金属カバー２ａと下框用金属カ
バー２ｂと左右の縦框用金属カバー２Ｃにて構成されて
いる。上框用金属カバー２ａ、下框用金属カバー２ｂ及
び縦框用金属カバー２０の金属カバー２の外側縁には鋭
角に折り返した係止縁３を全長に亘って設けてあり、金
属カバー２の内周縁にはコ字状の嵌合部４を長手方向の
両端を除いて設けである。上框用金属カバー２ａの両端
及び縦框用金属カバー２ｃの下端には略４５°の角度に
切断した面取り９を設けである。

しかして木製サツシ１に金属カバー２を取り付けるにあ
たっては、次のように行なう、第１図（ａ）に示すよう
に組み立てられた木製サツシ１の下框１ｂの屋外側の面
に沿って下框用金属カバー２ｂを配置し、第３図に示す
ように係止縁３を係止溝７に係止し、ｆｉ３図の想像線
に示すように下框用金属カバー２ｂを弾性変形させた状
態から矢印に示すように回動させて嵌合部４を凸部６に
嵌合して第１図（ｂ）に示すように下框用金属カバー２
ｂを取り付ける６次いで木製サツシ１の縦框１ｃの屋外
側の面に沿って縦框用金属カバー２ｃを配置して縦框用
金属カバー２ｃの下端を下框用金属カバー２ｂの両端に
重ね、第３図に示すように係止縁３の差し込みと嵌合部
４の嵌合にて縦框用金属カバー２ｃを第１図（ｅ）に示
すように取り付ける。次いで上框１ａの屋外側の面に沿
って上框用金属カバー２ａを配置して上框用金属カバー
２ａの両端を縦框用金属カバー２ｃの上に重ね、第３図
に示すように係止＊３の差し込みと嵌合部４の嵌合にて
上框用金属カバー２ａを第１図（ｄ）に示すように取り
付ける。本発明の場合、木製サツシ１を矩形状に組み立
てた後、金属カバー２をはめ込んで取り付けることがで
終るため製造上、都合がよい。また下框用金属カバー２
ｂの上に縦框用金属カバー２Ｃの下端が重ねられ、縦框
用金属カバー２Ｃの上に上框用金属カバー２ａの両端が
重ねられ、上方に位置する金属カバー２が下方に位置す
る金属カバー２の上に重ねられて継ぎ目での水蜜性を向
上できる。また金属カバー２は弾性力にて取り付けてい
るため金属カバー２を密着させて取り付けることができ
るものである。さらに金属カバー２を木製サツシ１とが
拘束し合うことな（伸縮できて反り等の狂いが発生しに
くい、また金属カバー２の係止縁３を木製サツシ１の屋
外側の面の外周側の係止溝７に係止して取り付けている
のでこの部分で屋内側に向けて折り返して取り付けるも
のに比べて断熱効果が得られる。さらに木製サツシ１の
屋外側の面にストライブ調の凹凸８を設けたので金属カ
バー２の裏面側で結露しても結露水が凹凸８に沿って排
水される。

［発明の効果１ 本発明は叙述の如（上框と下框と左右の縦框とで矩形状
に形成した木製サツシの屋外側の面に、上框用金属カバ
ー、下框用金属カバー及び縦框用金属カバーの金属カバ
ーを全周に亘って配置して取り付けているので、屋外側
の面が金属カバーにてカバーされて雨水から保護できる
と共に屋内側の面に木部が見えて外観がよいものであり
、しかも木製サツシの屋外側の面の外周側に金属カバー
の外周縁に設けた係止縁を差し込み係止し、木製カバー
の内周に金属カバーの内周縁の嵌合部を弾性的に嵌着し
ているので、木製サツシの組み立て後、金属カバーをは
め込んで簡単に取り付けることができるものであり、そ
の上、木製サツシと金属カバーとが互いに拘束し合うこ
となく伸縮で外で反り等の狂いが発生しにくいものであ
り、さらに金属カバーを弾性的にはめ込んで取り付けて
いるので金属カバーの密着性を高めて安定した取り付け
ができるものであり、また金属カバーの縦框用金属カバ
ーの下端を下框用金属カバーの上に重ねると共に上框用
金属カバーの両端を縦框用金属カバー上に重ねているの
で、上方に位置する金属カバーが下方に位置する金属カ
バーに重なり、継ぎ目部分の水密性が向上されるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の岨み立て手順を示す斜視図
、第２図は同上の金属カバーの分解斜視図、第３図は同
上の金属カバーを取り付ける状態の断面図であって、１
は木製サツシ、１ａは上框、１ｂは下框、１ｃは縦框、
２は金属カバー　２ａは上框用金属カバー　２ｂは下框
用金属カバー　２ｃは縦框用金属カバー ３は係止縁、４は嵌合部で ある。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 ス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ［１］上框と下框と左右の縦框とで矩形状に形成した木
   製サッシの屋外側の面に、上框用金属カバー、下框用金
   属カバー及び縦框用金属カバーの金属カバーを全周に亘
   って配置し、木製サッシの屋外側の面の外周側に金属カ
   バーの外周縁に設けた係止縁を差し込み係止し、木製カ
   バーの内周に金属カバーの内周縁の嵌合部を弾性的に嵌
   着し、金属カバーの縦框用金属カバーの下端を下框用金
   属カバーの上に重ねると共に上框用金属カバーの両端を
   縦框用金属カバー上に重ねて成ることを特徴とする金属
   カバー付木製サッシ。