JPS5817915Y2 - 障子突合せ部の密封構造 - Google Patents
障子突合せ部の密封構造Info
- Publication number
- JPS5817915Y2 JPS5817915Y2 JP3612978U JP3612978U JPS5817915Y2 JP S5817915 Y2 JPS5817915 Y2 JP S5817915Y2 JP 3612978 U JP3612978 U JP 3612978U JP 3612978 U JP3612978 U JP 3612978U JP S5817915 Y2 JPS5817915 Y2 JP S5817915Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shoji
- sealing
- backing
- butt part
- butt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は障子突合せ部構造に関し、殊に雨水侵入防止を
計ったビル用窓障子突合せ部の密封構造に関する。
計ったビル用窓障子突合せ部の密封構造に関する。
高層ビルの窓障子は雨を越えた強風を受けるのでその密
封構造は建築上の関心事になっている。
封構造は建築上の関心事になっている。
従来から一般に使用されている障子突合せ部の密封構造
は第１図に示すように対向した障子の一方の端縁部１を
平坦にし、他方の端縁部２に係合溝３を形成し、ゴム又
はプラスチック材料からなる保形バッキング４を内障子
の端縁部相互間に介在せしめて密封を計ったものである
。
は第１図に示すように対向した障子の一方の端縁部１を
平坦にし、他方の端縁部２に係合溝３を形成し、ゴム又
はプラスチック材料からなる保形バッキング４を内障子
の端縁部相互間に介在せしめて密封を計ったものである
。
バッキング４の基部５は上記係合溝３に嵌入保合される
形状になっており基部に反対の部分６はほぼ半円形状に
突出し内部は中空状になっている。
形状になっており基部に反対の部分６はほぼ半円形状に
突出し内部は中空状になっている。
このように構成した密封構造では風雨の阻止線（或は阻
止面）が−個所しかないため雨水が侵入し易く、殊に強
風の場合には雨水がバッキングと障子の平坦端縁部間の
阻止線を突き破って内部に侵入することが多かった。
止面）が−個所しかないため雨水が侵入し易く、殊に強
風の場合には雨水がバッキングと障子の平坦端縁部間の
阻止線を突き破って内部に侵入することが多かった。
本考案は上記の欠点を解消するために、バッキングの断
面形状を考慮し、突合せ状に配置したバッキング相互間
に２個以上の密封空間領域を構成したものである。
面形状を考慮し、突合せ状に配置したバッキング相互間
に２個以上の密封空間領域を構成したものである。
以下、実施例について本考案を詳細に説明する。
第２図は突合せ障子の全体図で７，７は左右の障子、８
，８は対向した縦框で障子には一例としてガラス９を嵌
め、縦框８，８には夫々バッキング１０゜１１が係合さ
れている。
，８は対向した縦框で障子には一例としてガラス９を嵌
め、縦框８，８には夫々バッキング１０゜１１が係合さ
れている。
第３図において、障子７，７の対向した縦框８，８の室
外側の対向面１２．１２には縦框全長に互って夫々係止
用溝止１３．１３が設けられている。
外側の対向面１２．１２には縦框全長に互って夫々係止
用溝止１３．１３が設けられている。
第４Ａ図及び第４Ｂ図は第３図の離形バッキング１０（
左側）及び雌形バッキング１１（右側）の断面形を示す
図で離形バッキング１０は基板１４と、基板のほぼ中央
下面より突出垂下した◆形の係止部１５と、基板上面の
一端よりほは゛垂直に突出した重合フランジ１６と、基
板中央上面より突出したＬ形の密封フランジ１７により
形成され、係止部１５の内部は中空になっている。
左側）及び雌形バッキング１１（右側）の断面形を示す
図で離形バッキング１０は基板１４と、基板のほぼ中央
下面より突出垂下した◆形の係止部１５と、基板上面の
一端よりほは゛垂直に突出した重合フランジ１６と、基
板中央上面より突出したＬ形の密封フランジ１７により
形成され、係止部１５の内部は中空になっている。
他方雌形バッキング１１は離形バッキング１０と同様に
基板１４Ａ、係止部１５Ａ、重合フランジ１６Ａが形成
され、密封フランジ１７Ａが重合フランジ１６Ａに対向
した基板１４Ａ端部に設けた点が異っている。
基板１４Ａ、係止部１５Ａ、重合フランジ１６Ａが形成
され、密封フランジ１７Ａが重合フランジ１６Ａに対向
した基板１４Ａ端部に設けた点が異っている。
尚、上記の両バッキングは縦框の室外側端縁部に設けら
れている。
れている。
使用に当って、上記雌形フランジ１０及び雌形フランジ
１１を夫々縦框８，８の係止用溝１３．１３に嵌入する
。
１１を夫々縦框８，８の係止用溝１３．１３に嵌入する
。
左右の障子７，７を対向方向に押進めると障子７，７は
その縦框８，８に予かしめ設けた戸当りゴム１８．１８
を介して建築物窓枠の上部及び下部位置に固設した戸当
り部材１９．１９に当接する。
その縦框８，８に予かしめ設けた戸当りゴム１８．１８
を介して建築物窓枠の上部及び下部位置に固設した戸当
り部材１９．１９に当接する。
この時上記側バッキングの重合フランジ１６，１６Ａは
相互に弾撥的に押圧して重なり、又密封フランジ１７．
１７Ａは夫々対向した基板１４Ａ、１４を弾撥的に押圧
するように夫々の形状が形成されている。
相互に弾撥的に押圧して重なり、又密封フランジ１７．
１７Ａは夫々対向した基板１４Ａ、１４を弾撥的に押圧
するように夫々の形状が形成されている。
従って両バッキング間に密封空間領域２０及び２１が形
成される。
成される。
第５図はバッキングの別の断面形状を示す実施例で、Ｌ
形の密封フランジ１７Ｂ、１７ＣはバッキングＩＩＡの
基板上にのみ突出形成され、バッキング１０Ａの基板上
には形成されない。
形の密封フランジ１７Ｂ、１７ＣはバッキングＩＩＡの
基板上にのみ突出形成され、バッキング１０Ａの基板上
には形成されない。
尚、上述の両実施例では密封フランジをＬ形にしたが密
封フランジの突出部を直線状にすることもでき或は多数
突出させて密封空間領域の数を増すこともできる。
封フランジの突出部を直線状にすることもでき或は多数
突出させて密封空間領域の数を増すこともできる。
本考案は上記のように構成したので、吹付けた雨水は重
なり合った重合部で阻止され、万一侵入した雨水があっ
ても第一の空間領域２０で下方に排水され、更に台風等
の特殊環境事情に依って雨水が第二の空間領域２１に侵
入しても同様に下方に排水されて、これ以上室内に侵入
することがない。
なり合った重合部で阻止され、万一侵入した雨水があっ
ても第一の空間領域２０で下方に排水され、更に台風等
の特殊環境事情に依って雨水が第二の空間領域２１に侵
入しても同様に下方に排水されて、これ以上室内に侵入
することがない。
第１図は従来の障子突合せ部の密封構造を示す断面図、
第２図は障子突き合せ部を全体的に示す正面図、第３図
は本考案の障子突合せ部の密封構造を示す断面図、第４
Ａ図及び第４Ｂ図は第３図のバッキングの夫々断面図、
第５図は本考案のバッキングの別の実施例を示す断面図
である。 ７・・・・・・障子、１０．１ＯＡ、１１．１１ Ａ・
・・・・・バッキング、１３・・・・・・係止用溝、１
４，１４Ａ・・・・・・基板、１５．１５Ａ・・・・・
・係止部、１６，１６Ａ・・・・・・重合フランジ、１
７．１７ Ａ、１７Ｂ、１７Ｃ・・・・・・密封フラン
ジ。
第２図は障子突き合せ部を全体的に示す正面図、第３図
は本考案の障子突合せ部の密封構造を示す断面図、第４
Ａ図及び第４Ｂ図は第３図のバッキングの夫々断面図、
第５図は本考案のバッキングの別の実施例を示す断面図
である。 ７・・・・・・障子、１０．１ＯＡ、１１．１１ Ａ・
・・・・・バッキング、１３・・・・・・係止用溝、１
４，１４Ａ・・・・・・基板、１５．１５Ａ・・・・・
・係止部、１６，１６Ａ・・・・・・重合フランジ、１
７．１７ Ａ、１７Ｂ、１７Ｃ・・・・・・密封フラン
ジ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 障子の対向した端縁部に夫々係合した弾性材料からなる
バッキングを互に当接させて障子突合せ部を密封状にす
るための構造であって、 対向した障子７，７端縁部に互って夫々係止用溝１３．
１３を形成し、上記係止用溝に係合する夫々のバッキン
グ１０，１１ ； １０ Ａ、１１ Ａに基板１４．１
４Ａと、上記基板の下面に突設した係止部１５，１５Ａ
と、上記基板上面の一端より突出して障子突合せ時に相
互に押圧重合する重合フランジ１６，１６Ａと、両方の
基板１４，１４Ａ或は一方の基板１４Ａ上面より突出し
て突合せた他方基板１４Ａ、１４或は１４上面を弾撥的
に押圧する密封フランジ１７．１７ Ａ、１７Ｂ、１７
Ｃを設けて、障子端部相互間に少くとも２個の密封空間
領域２０．２１を形成して成る障子突合せ部の密封構造
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3612978U JPS5817915Y2 (ja) | 1978-03-23 | 1978-03-23 | 障子突合せ部の密封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3612978U JPS5817915Y2 (ja) | 1978-03-23 | 1978-03-23 | 障子突合せ部の密封構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54140544U JPS54140544U (ja) | 1979-09-29 |
| JPS5817915Y2 true JPS5817915Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=28896703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3612978U Expired JPS5817915Y2 (ja) | 1978-03-23 | 1978-03-23 | 障子突合せ部の密封構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817915Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4801831B2 (ja) * | 2000-07-24 | 2011-10-26 | 株式会社フジタ | 防火戸の取付構造 |
-
1978
- 1978-03-23 JP JP3612978U patent/JPS5817915Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54140544U (ja) | 1979-09-29 |
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