JPH0722460Y2 - 金属カバー付木製サッシ - Google Patents

金属カバー付木製サッシ

Info

Publication number
JPH0722460Y2
JPH0722460Y2 JP1989016439U JP1643989U JPH0722460Y2 JP H0722460 Y2 JPH0722460 Y2 JP H0722460Y2 JP 1989016439 U JP1989016439 U JP 1989016439U JP 1643989 U JP1643989 U JP 1643989U JP H0722460 Y2 JPH0722460 Y2 JP H0722460Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
wooden sash
metal
sash
wooden
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989016439U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02107687U (ja
Inventor
道幸 荒井
昌一郎 宮崎
康寛 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1989016439U priority Critical patent/JPH0722460Y2/ja
Publication of JPH02107687U publication Critical patent/JPH02107687U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0722460Y2 publication Critical patent/JPH0722460Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wing Frames And Configurations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は屋外側の面に耐候性を持たせるため金属カバー
を被着した金属カバー付木製サッシに関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、美観上の観点から木材で矩形状に枠組みした木製
サッシが用いられることがあるが、木製サッシは耐候性
がなかった。耐候性を持たせるため従来、木製サッシの
全面を樹脂シートで被覆したものや、アルミニウムの押
出成形材と木材とを複合した複合材でサッシを組み立て
たものがある。
[考案が解決しようとする課題] ところが、木製サッシの全面を樹脂シートで被覆したも
のである場合耐候性が向上するが、逆に木材の部分が見
えなく木材の外観の特徴をいかせないという問題があ
り、またアルミニウムの押出成形材と木材とを複合した
複合材で形成するとアルミニウムと木材とが熱や水に対
する寸法挙動等で差があるため反りや狂いが生じやすい
という問題があった。
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは屋外側面に金属のカバーにて耐
候性を持たせることができるものでありながら屋外側を
木材の外観にでき、しかも金属カバーを被覆しても材質
が異なることによる寸法挙動で反りや狂いが生じなく、
さらに簡単に後付けで金属カバーを取り付けることがで
きる金属カバー付木製サッシを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため本考案金属カバー付木製サッシ
は、金属カバー2を下カバー2aと側カバー2bと上カバー
2cとで構成し、木材にて矩形状に枠組みした木製サッシ
1の下框1aの屋外側の面に下カバー2aを配置し、木製サ
ッシ1の両側の側框1bの屋外側の面に側カバー2bを配置
すると共に側カバー2bの下部を下カバー2aの両端の外面
に重ね、木製サッシ1の上框1cの屋外側の面に上カバー
2cを配置すると共に上カバー2cの両端を側カバー2bの上
に重ね、木製サッシ1の外周面に係止溝3を周方向に穿
設すると共に下カバー2a、側カバー2b及び上カバー2cの
金属カバー2の外側縁から折り返した係止縁4を上記係
止溝3に係止し、木製サッシ1の内周に全周に亘って段
部5を設けると共に下カバー2a、側カバー2b及び上カバ
ー2cの金属カバー2の内側縁に設けた嵌合部6を上記段
部5に嵌合した。
[作用] 木製サッシ1の屋外側の面が金属カバー2にて被覆され
て屋外側の面の耐候性を持たせることができると共に屋
内側を木材の外観にできる。また係止縁4の係止溝3へ
の係止と、嵌合部5の段部5への嵌合にて金属カバー2
を簡単に取り付けることができると共に木製サッシ1と
金属カバー2とが互いに拘束されずに自由に伸縮でき
る。また金属カバー2を木製サッシ1に取り付けると
き、木製サッシ1の下框1aに沿わせて下カバー2aを取り
付け、次いで木製サッシ1の側框1bに沿わせて側カバー
2bを取り付け、次いで木製サッシ1の上框1cに沿わせて
上カバー2cを取り付けることができる。
[実施例] 木製サッシ1は第1図(a)に示すように木材にて矩形
枠状に組み立てられ、木製サッシ2の外周面の屋外側の
面に寄った位置には全周に亘って係止溝3を全周に亘っ
て穿設してあり、木製サッシ1の屋外側の面の内周には
全周に亘って断面L字状の段部5を凹設してある。金属
カバー2は第2図(a)(b)(c)に示すように下カ
バー2aと一対の側カバー2bと上カバー2cとで構成されて
いる。この金属カバー2はステンレス鋼板のような薄い
金属板にて形成されている。金属カバー2の各下カバー
2a、側カバー2b及び上カバー2cの一側には裏側に断面L
字状に折り返して係止縁4を全長に亘って形成してあ
り、他側には全長に亘って断面L字状の嵌合部6を設け
てある。下カバー2a、側カバー2b及び上カバー2cの長手
方向の両端では嵌合部6のない切り欠き部7を設けてあ
る。第1図(a)に示すような木製サッシ1に金属カバ
ー2を取り付けるにあたっては、第1図(b)に示すよ
うに下カバー2aを木製サッシ1の下框1aの屋外側の面に
配置して取り付け、次いで第1図(c)に示すように木
製サッシ1の両側の側框1bの屋外側の面に側カバー2bを
取り付け、次いで第1図(d)に示すように木製サッシ
1の上框1cの屋外側の面に上カバー2cを取り付ける。下
カバー2a、側カバー2b及び上カバー2cを取り付けるとき
第3図に示すように係止縁4を先に係止溝3に係止し、
矢印に示すように回転して嵌合部6を段部5に嵌合す
る。木製サッシ1の角部では側カバー2bの端部と下カバ
ー2aや上カバー2cの端部を重ねる。このとき金属カバー
2は薄い金属板のため端部を重ねてもさほど凹凸が生じ
ず、また水仕舞い性も向上する。
[考案の効果] 本考案は叙述の如く木材にて矩形状に枠組みした木製サ
ッシの屋外側の面に、金属板にて形成せる金属カバーを
全周に亘って配置して金属カバーを取り付けているの
で、屋外側の面が金属カバーにてカバーされて雨水から
保護できると共に屋内側の面に木部が見えて外観がよい
ものであり、しかも木製サッシの外周面に係止溝を周方
向に穿設すると共に金属カバーの外側縁から折り返した
係止縁を上記係止溝に係止し、木製サッシの内周に全周
に亘って段部を設けると共に金属カバーの内側縁に設け
た嵌合部を上記段部に嵌合しているので、係止縁の係止
溝への係止及び嵌合部の段部への嵌合にて金属カバーを
簡単に取り付けることができるのであって、木製サッシ
の組み立て後金属カバーの取り付けができて製造上都合
がよいものであり、さらに上記のように金属カバーをは
め込みにて取り付けることができるため木製サッシと金
属カバーとが互いに拘束しあうことなく伸縮できて反り
等の狂いが発生したりしにくいものである。また金属カ
バーを下カバーと側カバーと上カバーとで構成し、木材
にて矩形状に枠組みした木製サッシの下框の屋外側の面
に下カバーを配置し、木製サッシの両側の側框の屋外側
の面に側カバーを配置すると共に側カバーの下部を下カ
バーの両端の外面に重ね、木製サッシの上框の屋外側の
面に上カバーを配置すると共に上カバーの両端を側カバ
ーの上に重ね、下カバー、側カバー及び上カバーの金属
カバーを木製サッシに取り付けたので、木製サッシに金
属カバーを取り付けるとき、下カバー、側カバー、上カ
バーの順に取り付けることができて金属カバーを下から
順に容易に取り付けることができるものであり、しかも
下カバーの両端の外面に側カバーの下部が重なり、側カ
バーの上部の外面に上カバーの両端が重なるというよう
に組み立てられて屋外に露出させるように施工したとき
雨水等が木製サッシ側に浸入しないように金属カバーが
取り付けられるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の金属カバー付木製サッシの組み立て手
順を示す斜視図、第2図(a)は同上の下カバーの斜視
図、第2図(b)は同上の側カバーの斜視図、第2図
(c)は同上の上カバーの斜視図、第3図は同上の金属
カバーを取り付ける状態の断面図であって、1は木製サ
ッシ、2は金属カバー、3は係止溝、4は係止縁、5は
段部、6は嵌合部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡 康寛 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−90945(JP,U) 実開 昭60−168787(JP,U) 実公 昭53−11564(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属カバーを下カバーと側カバーと上カバ
    ーとで構成し、木材にて矩形状に枠組みした木製サッシ
    の下框の屋外側の面に下カバーを配置し、木製サッシの
    両側の側框の屋外側の面に側カバーを配置すると共に側
    カバーの下部を下カバーの両端の外面に重ね、木製サッ
    シの上框の屋外側の面に上カバーを配置すると共に上カ
    バーの両端を側カバーの上に重ね、木製サッシの外周面
    に係止溝を周方向に穿設すると共に下カバー、側カバー
    及び上カバーの金属カバーの外側縁から折り返した係止
    縁を上記係止溝に係止し、木製サッシの内周に全周に亘
    って段部を設けると共に下カバー、側カバー及び上カバ
    ーの金属カバーの内側縁に設けた嵌合部を上記段部に嵌
    合して成る金属カバー付木製サッシ。
JP1989016439U 1989-02-15 1989-02-15 金属カバー付木製サッシ Expired - Lifetime JPH0722460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989016439U JPH0722460Y2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 金属カバー付木製サッシ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989016439U JPH0722460Y2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 金属カバー付木製サッシ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02107687U JPH02107687U (ja) 1990-08-27
JPH0722460Y2 true JPH0722460Y2 (ja) 1995-05-24

Family

ID=31229378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989016439U Expired - Lifetime JPH0722460Y2 (ja) 1989-02-15 1989-02-15 金属カバー付木製サッシ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0722460Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311564U (ja) * 1976-07-14 1978-01-31
JPS60168787U (ja) * 1984-04-17 1985-11-08 和田 庶吾 木製サツシ
JPS6190945U (ja) * 1984-11-21 1986-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02107687U (ja) 1990-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0722460Y2 (ja) 金属カバー付木製サッシ
JPH02252880A (ja) 金属カバー付木製サッシ
JPH0248741Y2 (ja)
JPH065504Y2 (ja) ドアの構造
JPS587882Y2 (ja) コ−ナ−ポスト
JPH0449307Y2 (ja)
JPS59140Y2 (ja) 鏡板の取付構造
JPS5829214Y2 (ja) 軒樋飾り板
JPH046434Y2 (ja)
JPS5934713Y2 (ja) 建築用窓枠
JPH0312155Y2 (ja)
JP2510648Y2 (ja) 建 具
JPH0533667Y2 (ja)
JPS6215399Y2 (ja)
JPS5820032Y2 (ja) 外壁パネルにおける結合部のカバ−
JPH0546625Y2 (ja)
JPH089349Y2 (ja) シャッタースラット
JPS6022161Y2 (ja) 窓を有する壁
JPH0435507Y2 (ja)
JP2603518Y2 (ja) コーナー被覆材
JP3061340U (ja) フレ―ム
JP2531939Y2 (ja) 出隅コーナー部材
JPS5812981Y2 (ja) 柱カバ−取付装置
JPH083565Y2 (ja) 壁体の取付構造
JPS593108Y2 (ja) 化粧板