JPH0449307Y2 - - Google Patents

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JPH0449307Y2
JPH0449307Y2 JP3777986U JP3777986U JPH0449307Y2 JP H0449307 Y2 JPH0449307 Y2 JP H0449307Y2 JP 3777986 U JP3777986 U JP 3777986U JP 3777986 U JP3777986 U JP 3777986U JP H0449307 Y2 JPH0449307 Y2 JP H0449307Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は金属サイデイングボードのうち横張り
用サイデイングボードの木口を覆つて、金属サイ
デイングボードを施工した際の壁の一端の化粧
性、防水性、コーキング性を改善する止縁に関す
るものである。
〔従来の技術〕
この種サイデイングボード(以下、単にボード
という)の木口の納めはボードの厚さに対応した
断面コ字状の通し物を用いているため、ボード施
工上、ボードの長さは必要長さより10〜30mm位、
短い寸法に形成していた。また、止縁は一切使用
せず、ボードの左右端部とサツシ側面間に単にコ
ーキング材を充填することによつてコーキング材
に止縁機能を付加させた構造となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来例における前者には止縁と
ボード間に熱橋、結露発生個所、コーキング材を
大量に使用する欠点があつた。また、後者の場合
は表面材の板厚が0.27mm位であり、コーキング材
と表面材との接着面積が少ないため剥離、亀裂等
があり、耐候性に欠ける不利があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はこのような欠点を除去するため、屈
曲、切り欠き等した金属薄板、アルミニウム型
材、プラスチツク型材、の1種をボードの木口に
対応した断面に形成すると共に、その端部を覆う
ため化粧性、防水性、コーキング材の充填作業性
を大幅に改善した側片、化粧小片、底面片、防水
片を形成した止縁を提案するものである。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本考案に係るボード用端部
止縁の一実施例について詳細に説明する。第1図
a〜cはボード用端部止縁の代表例を示す斜視図
であり、1′1″はボード用端部止縁で第3
図a〜cに示すようにa図はボードA(第2図に
示す)化粧面の木口B′に対応して2部材で形成
したボード用端部止縁,b図はボードA化粧面
の木口B′の異なる場合に使用するボード用端部
止縁1″を示す斜視図である。さらに説明すると、
a図に示すボード用端部止縁はボードAの木口
B′を2分割し、それぞれを当接してボード用端
部止縁とするものであり、2は側片でボードA
に対応した垂直な平面で、かつ下端部をボードA
の底面Cに対応した角度に切断したものである。
3は化粧小片でボードAの表面材Dの化粧面D1
D2,D3に対応した角度で、かつ内方に直角、も
しくは幾分鋭角に幅を5〜20mm位で折り曲げた化
粧部片3a,3bから形成したものである。4は
アダ折り片で化粧部片3a,3bの外側方端縁を
内方へ2〜5mm位を折り返して補強と危険防止を
図るものである。5は底面片で化粧部片3aの下
端を内方へボードAの底面Cに対応した角度で、
かつ底面Cの高さに対応した寸法に形成したもの
である。6は防水片で側片2の内側端縁を内方へ
直角に折り曲げたものであり、その先端にアダ折
り片7を形成したものである。8は切欠部で金属
薄板をプレス成形により形成する際に必要な逃げ
とし機能するものである。なお、切欠部8は合成
樹脂、アルミニウム等の材料を型によつて形成す
る際に不要となるものである。また、第3図bに
おいて6aは防水片6の突出部であり、化粧部片
3bより上方へ突出し、ボードAを連結した際の
捨て板とし機能するものである。さらに、第3図
cは第1図cに対応するボード用端部止縁1″
あり、化粧部片3bを設けない形状としたもので
ある。ここで、ボード用端部止縁の寸法につい
てより具体的に第2図、第3図a〜c、第4図
a,bを用いて説明する。ボードAの厚さt1、底
面Cの厚さt2、化粧面D2の上方端を裏面材E間の
厚さt3、化粧面D1,D2,D3の幅をW1,W2,W3
底面Cの角度をθ1,化粧面D2,D3の角度をθ2
し、またボード用端部止縁の化粧部片3a,3
bの幅をW4,W5、化粧部片3a,3bの長さを
l1,防水片6の長さをl2、アダ折り片4,7の長
さをl3、側片2の高さをH1,底面片5の高さを
H2、防水片6と化粧部片3bの上端縁間の高さ
をH3、化粧部片3aと底面片5間の角度をθ3
側片2下端の化粧部片3aとの角度をθ4、化粧部
片3bの角度θ5、底面片5からの防水片6下端ま
での幅をW6、化粧部片3a,3bのアダ折り片
4,7間の間隔をG、第3図cにおけるボードA
の最大厚さをt4、段差部の厚さをt5、側片2の最
大高さをH4、最小高さをH5とすると、H1≧t1
H2≦t2,H3≧t3,G≒t1かGがt1より幾分小さい
寸法、l1は5〜20mm、l2は10〜50mm位、l3は2〜
5mm、W1≒W4,W2≒W5,W3≒W5,θ1≒θ3,θ2
≒θ5,θ4=60〜80°もしくはθ4≒θ1,H4≒t4,H5
≒t5位としたものである。なお、表面材Dとして
金属板、芯材Bとして合成樹脂板を使用した場合
は弾力を有効に利用し、別途に釘、金具でボード
Aに固定する必要はないものである。
次に施工法ついて説明する。まず第2図に示す
ようなボードAの左側木口B′に第3図aに示す
ようなボード用端部止縁を化粧面に対して順に
嵌合して第1図aに示す側端面に形成する。この
ように装着したボードAを土台(図示せず)から
順に軒に向つて施工すると第5図a,bに示すよ
うな外壁、特にサツシFの側面との接触する部分
の止縁として有効に機能するものである。
以上説明したのは本考案に係るボード用端部止
縁の一実施例にすぎず、第6図aに示すように化
粧部片3bを折り曲げた際の側片2、防水片6の
圧縮部分を最初から2分割体(2a,2b,6
b,6c)となるように切除し、屈曲した際の歪
を逃げるように形成したボード用端部止縁、b
図は化粧部片3bを角度θ2で屈曲した際に第6図
aに示すような側片2、防水片6(6b,6c)
の切り込み部を重合することによりその圧縮分を
吸収するように形成したボード用端部止縁、c
図は第3図aにおいて防水片6の上端縁を上方へ
突出して突出部6aとしたものである。第7図a
〜cは化粧面D1,D2,D3に対応した止縁を一部
材で形成した際のボード用端部止縁1′である。
第8図a〜cは第1図に示すボードAに対応する
2部材、あるいは1部材からなるボード用端部止
1″である。なお、第8図aにおいては化粧小
片3の上端を外方へ屈曲し、底面片5と係合する
係止片9を設けたボード用端部止縁1″、c図は
防水片6の上端に突出部6aを形成したボード用
端部止縁1″である。
〔考案の効果〕
上述したように本考案に係るサイデイングボー
ドのボード用端部止縁は、この種サイデイングボ
ードの木口を被覆することにより、木口の耐候性
を強化するばかりでなく、外壁を形成した際の美
観性、防水性の改善と目地材の充填しやすさを大
幅に向上せしめた特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは本考案に係るサイデイングボー
ド用端部止縁の一実施例を示す斜視図、第2図は
本考案に使用するサイデイングボードの一例を示
す説明図、第3図a〜cは上記止縁のみを抽出し
て示す説明図、第4図a,bは第3図aにおける
イ−イ、ロ−ロ線における端面図、第5図a,b
は上記止縁を装着したサイデイングボードを施工
した外壁を示す斜視図、第6図a〜c,第7図a
〜c、および第8図a〜cはサイデイングボード
用端部止縁のその他の実施例を示す説明図であ
る。 1′1″…………サイデイングボード用端
部止縁、2……側片、3……化粧小片、5……底
面片、6……防水片、A……サイデイングボー
ド、B′……木口、C……底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属薄板からなる表面材と裏面材間に合成樹脂
    発泡体からなる芯材を充填した横張り用サイデイ
    ングボードの木口を覆う止縁において、上記サイ
    デイングボードの木口にほぼ対応した垂直な側片
    と該側片の外側端縁を前記表面材の化粧面に応じ
    て直角に屈曲した小幅の化粧および防水機能を有
    する化粧小片と該化粧小片の下端、または前記ボ
    ードの化粧面の段差に対応した位置に前記ボード
    の底面にほぼ対応した角度で内方に屈曲した底面
    片と前記側片の内側端縁を内方へ屈曲した防水片
    とを一体に形成すると共に、前記側片の上下端縁
    を前記ボードの連結部に対応する部分で切り欠い
    たことを特徴とするサイデイングボード用端部止
    縁。
JP3777986U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0449307Y2 (ja)

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JPS62149532U JPS62149532U (ja) 1987-09-21
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JP2007262751A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Matsushita Electric Works Ltd 外装パネル用役物

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