JPH028973Y2 - - Google Patents

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JPH028973Y2
JPH028973Y2 JP13963482U JP13963482U JPH028973Y2 JP H028973 Y2 JPH028973 Y2 JP H028973Y2 JP 13963482 U JP13963482 U JP 13963482U JP 13963482 U JP13963482 U JP 13963482U JP H028973 Y2 JPH028973 Y2 JP H028973Y2
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JP
Japan
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corner
piece
drainer
vertical
tip
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JP13963482U
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JPS5942204U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築、構築物の出隅部分における水切
りの出隅部構造に関する。
以下に図面を用いて本考案に係る水切りの出隅
部構造(以下、単に出隅構造という)の一実施例
について詳細に説明する。第1図は上記出隅構造
を示す構成略図であり、1は柱、2は胴縁、3は
外装材で単板、もしくは複合体からなり、4は水
切りで第2図に示すような長尺体からなり、1階
と2階の継ぎ部に第1図に示すように配設、固定
するものである。その構成は、第2図に示すよう
に垂直片5とその上端縁を外方にはぜ状に屈曲し
た舌片6と垂直片5の下端縁を外方へ延ばすと共
に、その先端を内方に屈曲した突出部7を有する
水切り片8と水切り片8の末端を下方へ垂下した
化粧片9とその下端縁を内方にほぼL字状に折り
曲げたスペーサ部10とから構成したものであ
る。なお、水切り片8の傾斜角θ1は0゜から75゜位ま
での範囲が好ましい。すなわち、0゜以下にした場
合は水溜りができるおそれがあり、75゜以上にす
ると目地幅があまりにも大きくなりすぎるからで
ある。また、水切り片8の幅Wは外装材3の厚さ
に対応する幅W1と防水性、美観性と補強のため、
および係合部を形成するためにW2(5〜20mm)と
を加算したものである。勿論、幅W1は外装材3
の厚さより幾分大きい寸法とし、水切りの弾力性
の外装材3の化粧面に付加される状態となる寸法
に設定したものである。さらに、突出部7は水切
り片8の捻じれ、反りを防止すると共にペコツキ
を阻止し、かつ、水切れをよくするのに役立つも
のである。11はコーナ部材で縦断面は第2図と
同じであり、長さLが第3図に展開して示すよう
に約60〜500mm位である。特にコーナ部材11は
その中心位置に5角形状の切り欠き12と13を
設けると共に、切り欠き12の先端を突出部7の
幅の2倍の長さで切れ目12aを設けたものであ
り、第3図における2点鎖線を折り曲げて、第4
図に示す形状に成形したものである。なお、コー
ナ部材11は、水切り4と同一の部分に対して同
一の番号を付してある。14はカバー材でコーナ
部材11で形成される角部の切り欠き11aを含
む角部を覆うものであり、その形状は第5図に示
すような展開図で、その2点鎖線から折り曲げて
第6図に示すような形状に成形したものである。
さらに説明すると、カバー材14はL字状平板の
水切り部15とその外側縁を内方に屈曲した係合
部16と内側縁を上へ立ち上がらせた垂直部17
とから構成したものである。
次に施工例につき説明する。
いま、第1図に示すような出隅部下地に水切り
4を装着し、図のように水切り4を連結すると仮
定する。そこで、胴縁2に対し、水切り4を出隅
の近傍100mm位の距離までに配設し、釘αで固定
する。次に、第4図に示すようなコーナ部材11
(L=300mm)の両端部を水切り4の両端縁に約10
〜30mm位重合し、垂直片5を釘αで出隅部下部の
胴縁2に固定する。その後は、第6図に示すカバ
ー材14の係合部16をコーナ部材11の突出部
7に装着し切り欠き11aを覆い、垂直部17を
胴縁2に対して釘αで固設し、出隅の施工が完了
する。その後は外装材3を施工し、外装材3上に
出隅カバー(図示せず)を施工すればよい。な
お、第1図における18は出隅カバーで1階の出
隅である。また、コーナ部材11とカバー材14
の係合状態は第7図に示すような断面図となる。
以上説明したのは本考案に係る出隅構造の一実
施例にすぎず、第8図に示すように水切り4を形
成することもできる。
上述したように本考案に係る出隅構造によれ
ば、特殊構造の水切りを用いた出隅部分を極めて
容易に形成できる特徴がある。また、出隅構造の
外観は美しく、かつ防水性、施工性を向上した特
徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水切り出隅部構造の一実
施例を示す一部切り欠き斜視図、第2図は上記構
造の一要素である水切りを示す斜視図、第3図は
コーナ部材の展開図、第4図はコーナ部材を示す
斜視図、第5図はカバー材の展開図、第6図はカ
バー材を示す斜視図、第7図は第1図A−A線に
おける断面図、第8図はその他の実施例を示す斜
視図である。 4……水切り、11……コーナ部材、14……
カバー材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱の直交する外側の2面に胴縁を固設した出隅
    部下地に対して、垂直片と、該垂直片の下端縁を
    外方に折り曲げ突出すると共に、その先端を内方
    に屈曲した突出部を形成した水切り片と、該水切
    り片の末端を下方に延ばした化粧片と、該化粧片
    の下端縁を内方に屈曲して縦断面をL字状とした
    スペーサ部とを備えた水切りを出隅部近傍まで固
    設し、該水切りと同じ断面で長さが60〜500mm位
    の短尺の略中心部分に展開図において先端を45゜
    にした5角形状の切り欠きを垂直片から水切り片
    に連ね、かつ、その先端を突出部幅だけ垂直片側
    に近い位置として設けると共に、切り欠きの先端
    を突出部幅の2倍の長さで切れ目をいれ、スペー
    サ部の立ち上り部には5角形状の切り欠きを設け
    て直角状に折り曲げたコーナ部材を、前記水切り
    の両端部にそれぞれの端部を重合させ、該コーナ
    部材の外側に形成されたV字状の切り欠きを含む
    コーナ部分をL字状平板の外周縁を内方へはぜ状
    に屈曲した係合部を設け、また内周縁を上にへ垂
    直に突出した垂直部とからなるカバー材で覆うと
    共にコーナ部材の突出部に上記係合部を係合して
    一体に形成したことを特徴とする水切り出隅部構
    造。
JP13963482U 1982-09-13 1982-09-13 水切り出隅部構造 Granted JPS5942204U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13963482U JPS5942204U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 水切り出隅部構造

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JP13963482U JPS5942204U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 水切り出隅部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5942204U JPS5942204U (ja) 1984-03-19
JPH028973Y2 true JPH028973Y2 (ja) 1990-03-05

Family

ID=30312901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13963482U Granted JPS5942204U (ja) 1982-09-13 1982-09-13 水切り出隅部構造

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JP (1) JPS5942204U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5633857B1 (ja) * 2013-10-16 2014-12-03 弘 片岡 入隅及び出隅用土台水切り加工用の墨付けスコヤ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5633857B1 (ja) * 2013-10-16 2014-12-03 弘 片岡 入隅及び出隅用土台水切り加工用の墨付けスコヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5942204U (ja) 1984-03-19

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