JPH0635022Y2 - 屋根の水切構造 - Google Patents
屋根の水切構造Info
- Publication number
- JPH0635022Y2 JPH0635022Y2 JP1988040485U JP4048588U JPH0635022Y2 JP H0635022 Y2 JPH0635022 Y2 JP H0635022Y2 JP 1988040485 U JP1988040485 U JP 1988040485U JP 4048588 U JP4048588 U JP 4048588U JP H0635022 Y2 JPH0635022 Y2 JP H0635022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- draining
- roof
- cut
- draining material
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、屋根面から突き出たドーマー窓のような屋根
上構築物の水切構造に関し、詳しくは充分な水切機能を
奏しながらその施工性を向上させようとする技術に係る
ものである。
上構築物の水切構造に関し、詳しくは充分な水切機能を
奏しながらその施工性を向上させようとする技術に係る
ものである。
［従来の技術］ 従来、屋根面から突き出たドーマー窓のような屋根上構
築物の水切を行うのに、屋根上構築物と屋根面との接合
箇所に沿って帯状の水切材を敷設するのであるが、この
ような水切材は屋根上構築物の出隅から出隅までの直線
部分の長さに応じて切断した短尺のものを使用するもの
であった。
築物の水切を行うのに、屋根上構築物と屋根面との接合
箇所に沿って帯状の水切材を敷設するのであるが、この
ような水切材は屋根上構築物の出隅から出隅までの直線
部分の長さに応じて切断した短尺のものを使用するもの
であった。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、このように水切材は屋根上構築物の出隅から
出隅までの直線部分の長さに応じて切断した短尺のもの
を使用するものにおいては、短尺な水切材同士の連結が
なされておらず、水切材の位置ずれが生じやすく、位置
ずれが生じて隙間があく場合には所定の水切機能が得ら
れなく、又、短尺の水切材を複数枚使用する故、その施
工性も低くなるという問題があった。
出隅までの直線部分の長さに応じて切断した短尺のもの
を使用するものにおいては、短尺な水切材同士の連結が
なされておらず、水切材の位置ずれが生じやすく、位置
ずれが生じて隙間があく場合には所定の水切機能が得ら
れなく、又、短尺の水切材を複数枚使用する故、その施
工性も低くなるという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、施工性を高めながら所定の水
切機能を確実に奏することができる屋根の水切構造を提
供することにある。
その目的とするところは、施工性を高めながら所定の水
切機能を確実に奏することができる屋根の水切構造を提
供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の屋根の水切構造は、金属芯材５の表面に合成樹
脂層６を被覆して長尺帯状の水切材１を形成するととも
に合成樹脂層６と一体に設けられる水切片２を水切材１
の全長に亘って傾倒させて突設し、屋根上構築物Ａと屋
根面との接合箇所に沿って１枚物の水切材１を巡らせて
敷設するとともに屋根上構築物Ａの出隅部において水切
材１に水切片２の傾倒方向と反対側の側端縁から切目３
を入れ、この切目３の切目縁部4,4同士を重ねて成るこ
とを特徴とするものである。
脂層６を被覆して長尺帯状の水切材１を形成するととも
に合成樹脂層６と一体に設けられる水切片２を水切材１
の全長に亘って傾倒させて突設し、屋根上構築物Ａと屋
根面との接合箇所に沿って１枚物の水切材１を巡らせて
敷設するとともに屋根上構築物Ａの出隅部において水切
材１に水切片２の傾倒方向と反対側の側端縁から切目３
を入れ、この切目３の切目縁部4,4同士を重ねて成るこ
とを特徴とするものである。
［作用］ このように、屋根上構築物Ａと屋根面との接合箇所に沿
って１枚物の水切材１を巡らせて敷設するとともに屋根
上構築物Ａの出隅部において水切材１に切目３を入れ、
この切目３の切目縁部4,4同士を重ねることによって、
屋根上構築物Ａの水切材１を１本物にでき、複数本を使
用する形のものに比べて施工性を高め、かつ１本物で切
目３の切目縁部4,4同士を重ねることで、屋根上構築物
Ａの出隅において水切材１に隙間が生じることがなく、
しかも水切材１の長さ方向に水切片２を形成すること
で、確実な水切機能を得るようにしたものである。
って１枚物の水切材１を巡らせて敷設するとともに屋根
上構築物Ａの出隅部において水切材１に切目３を入れ、
この切目３の切目縁部4,4同士を重ねることによって、
屋根上構築物Ａの水切材１を１本物にでき、複数本を使
用する形のものに比べて施工性を高め、かつ１本物で切
目３の切目縁部4,4同士を重ねることで、屋根上構築物
Ａの出隅において水切材１に隙間が生じることがなく、
しかも水切材１の長さ方向に水切片２を形成すること
で、確実な水切機能を得るようにしたものである。
［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
水切材１は金属芯材５の全周面に合成樹脂層６を押出成
型にて被覆して第２図のように形成されるものである。
水切材１にはその巾方向に隔てて複数本の水切片２が合
成樹脂層６と一体に設けてあり、水切片２は水切材１の
全長に亘って第１図や第２図のように傾倒させて突設す
るようにてある。また水切材１は、耐水性を有し、容易
に屈曲変形させることができ、その変形形状を維持で
き、しかもはさみ等にて容易に切目３を入れることがで
きるようにしてある。そして屋根下地と屋根材との間に
敷き込まれる敷き込み部９に水切材１の長さ方向全長に
わたって水切片２を複数本形成してある。しかしドーマ
ー窓13のような屋根上構築物Ａと屋根面14との接合箇所
に沿って１枚物の水切材１を巡らせ、ドーマー窓13の出
隅部において水切材１にはさみ等にて切目３を入れ、そ
してこの切目３の切目縁部4,4同士を重ねて切目３にお
いて隙間が生じないようして１本物の水切材１をドーマ
ー窓13の周部に巡らせて敷設するのである。ここで、切
目３は第１図に示すように水切片２の傾倒方向と反対側
の側端縁から水切材１にはさみ等を入れて設けるもので
あり、水切片２に切目３を入れる際にはその傾倒する基
部から切り込むようにすることができるために、はさみ
等で切目３を入れる操作が容易になるものである。この
ようにドーマー窓13の水切材１を１本物にして、複数本
を使用する形のものに比べて施工性を高めるのである。
かかる場合、水切材１の長さ方向に複数本の水切片２が
あり、確実な水切機能を得るのである。
型にて被覆して第２図のように形成されるものである。
水切材１にはその巾方向に隔てて複数本の水切片２が合
成樹脂層６と一体に設けてあり、水切片２は水切材１の
全長に亘って第１図や第２図のように傾倒させて突設す
るようにてある。また水切材１は、耐水性を有し、容易
に屈曲変形させることができ、その変形形状を維持で
き、しかもはさみ等にて容易に切目３を入れることがで
きるようにしてある。そして屋根下地と屋根材との間に
敷き込まれる敷き込み部９に水切材１の長さ方向全長に
わたって水切片２を複数本形成してある。しかしドーマ
ー窓13のような屋根上構築物Ａと屋根面14との接合箇所
に沿って１枚物の水切材１を巡らせ、ドーマー窓13の出
隅部において水切材１にはさみ等にて切目３を入れ、そ
してこの切目３の切目縁部4,4同士を重ねて切目３にお
いて隙間が生じないようして１本物の水切材１をドーマ
ー窓13の周部に巡らせて敷設するのである。ここで、切
目３は第１図に示すように水切片２の傾倒方向と反対側
の側端縁から水切材１にはさみ等を入れて設けるもので
あり、水切片２に切目３を入れる際にはその傾倒する基
部から切り込むようにすることができるために、はさみ
等で切目３を入れる操作が容易になるものである。この
ようにドーマー窓13の水切材１を１本物にして、複数本
を使用する形のものに比べて施工性を高めるのである。
かかる場合、水切材１の長さ方向に複数本の水切片２が
あり、確実な水切機能を得るのである。
［考案の効果］ 以上要するには本考案は、屋根上構築物と屋根面との接
合箇所に沿って１枚物の水切材を巡らせて敷設するとと
もに屋根上構築物の出隅部において水切材に切目を入
れ、この切目の切目縁部同士を重ねるようにしたので、
１枚の水切材を切目で重ねて折り曲げることによって、
屋根構築物の周囲の水切りを１枚物の水切材でおこなう
ことができ、複数枚の水切材を使用するものに比べて施
工性を高め、かつ１本物で切目の切目縁部同士を重ねる
ことで、屋根上構築物の出隅において水切材に隙間が生
じることがなく、しかも水切材の長さ方向に水切片を形
成するから、確実な水切機能を得ることができるという
利点がある。また、金属芯材の表面に合成樹脂層を被覆
して長尺帯状の水切材を形成するとともに合成樹脂層と
一体に設けられる水切片を水切材の全長に亘って傾倒さ
せて突設するようにしたので、水切材は金属芯材で屈曲
等変形させた状態を容易に維持することができると共に
表面の合成樹脂層で耐水性に優れ、しかも合成樹脂層と
一体の傾倒する水切片によって高い水切機能を有するも
のである。さらに、水切材に水切片の傾倒方向と反対側
の側端縁から切目を入れるようにしたので、水切材の水
切片に切目を入れる際にはその傾倒する基部から切り込
むようにすることができ、はさみ等の水切材に切目を入
れる操作が容易になるものである。
合箇所に沿って１枚物の水切材を巡らせて敷設するとと
もに屋根上構築物の出隅部において水切材に切目を入
れ、この切目の切目縁部同士を重ねるようにしたので、
１枚の水切材を切目で重ねて折り曲げることによって、
屋根構築物の周囲の水切りを１枚物の水切材でおこなう
ことができ、複数枚の水切材を使用するものに比べて施
工性を高め、かつ１本物で切目の切目縁部同士を重ねる
ことで、屋根上構築物の出隅において水切材に隙間が生
じることがなく、しかも水切材の長さ方向に水切片を形
成するから、確実な水切機能を得ることができるという
利点がある。また、金属芯材の表面に合成樹脂層を被覆
して長尺帯状の水切材を形成するとともに合成樹脂層と
一体に設けられる水切片を水切材の全長に亘って傾倒さ
せて突設するようにしたので、水切材は金属芯材で屈曲
等変形させた状態を容易に維持することができると共に
表面の合成樹脂層で耐水性に優れ、しかも合成樹脂層と
一体の傾倒する水切片によって高い水切機能を有するも
のである。さらに、水切材に水切片の傾倒方向と反対側
の側端縁から切目を入れるようにしたので、水切材の水
切片に切目を入れる際にはその傾倒する基部から切り込
むようにすることができ、はさみ等の水切材に切目を入
れる操作が容易になるものである。
第１図は本考案の一実施例の斜視図、第２図は同上の断
面図、第３図は同上の施工箇所を示す斜視図、第４図は
同上の破断斜視図であり、１は水切材、２は水切片、３
は切目、４は切目縁部、Ａは屋根上構築物である。
面図、第３図は同上の施工箇所を示す斜視図、第４図は
同上の破断斜視図であり、１は水切材、２は水切片、３
は切目、４は切目縁部、Ａは屋根上構築物である。
Claims (1)
- 【請求項１】屋根面から突き出たドーマー窓のような屋
根上構築物の水切構造であって、金属芯材の表面に合成
樹脂層を被覆して長尺帯状の水切材を形成するとともに
合成樹脂層と一体に設けられる水切片を水切材の全長に
亘って傾倒させて突設し、屋根上構築物と屋根面との接
合箇所に沿って１枚物の水切材を巡らせて敷設するとと
もに屋根上構築物の出隅部において水切材に水切片の傾
倒方向と反対側の側端縁から切目を入れ、この切目の切
目縁部同士を重ねて成る屋根の水切構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988040485U JPH0635022Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 屋根の水切構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988040485U JPH0635022Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 屋根の水切構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150722U JPH01150722U (ja) | 1989-10-18 |
| JPH0635022Y2 true JPH0635022Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31266955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988040485U Expired - Lifetime JPH0635022Y2 (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 屋根の水切構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635022Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6019852U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-12 | オリエンタルモ−タ−株式会社 | 直線作動装置 |
| JPS60194018U (ja) * | 1984-05-31 | 1985-12-24 | 中川 茂 | 水切りシ−ト材 |
| JPS6282158A (ja) * | 1985-10-04 | 1987-04-15 | 株式会社ブリヂストン | 防水構造 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP1988040485U patent/JPH0635022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01150722U (ja) | 1989-10-18 |
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