JPH0115777Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0115777Y2 JPH0115777Y2 JP12921383U JP12921383U JPH0115777Y2 JP H0115777 Y2 JPH0115777 Y2 JP H0115777Y2 JP 12921383 U JP12921383 U JP 12921383U JP 12921383 U JP12921383 U JP 12921383U JP H0115777 Y2 JPH0115777 Y2 JP H0115777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- galvanized iron
- side edge
- ridges
- curved shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 18
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 238000004080 punching Methods 0.000 claims 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は亜鉛鉄板製瓦に関するもので、出願人が
先に出願した実願昭58−51630の考案の改良に係
る。
先に出願した実願昭58−51630の考案の改良に係
る。
以下図面の実施例によつて説明すると、第1図
と第2図に示すように長尺の亜鉛鉄板を、短手方
向の両端部と中央部を上ふくらみの湾曲状に且つ
その中央部と両端部間を下ふくらみの湾曲状に形
成し、さらにその両端部の一端を下側へ折返して
かぶせ側縁4aを、又、他端を上方へ屈曲して被
かぶせ側縁4bを形成してある。他方長手方向は
所定間隔の段状4cに形成し、前記両端部及び中
央部の山部には隆条凸起4dを打出し形成すると
ともに被かぶせ側の隆条凸起4dの両側に沿つて
先端口が段状4cに臨む流水溝4eを設け、さら
に先端に垂壁4fを後端に立上り壁4gを屈曲形
成して瓦型4を構成したものである。
と第2図に示すように長尺の亜鉛鉄板を、短手方
向の両端部と中央部を上ふくらみの湾曲状に且つ
その中央部と両端部間を下ふくらみの湾曲状に形
成し、さらにその両端部の一端を下側へ折返して
かぶせ側縁4aを、又、他端を上方へ屈曲して被
かぶせ側縁4bを形成してある。他方長手方向は
所定間隔の段状4cに形成し、前記両端部及び中
央部の山部には隆条凸起4dを打出し形成すると
ともに被かぶせ側の隆条凸起4dの両側に沿つて
先端口が段状4cに臨む流水溝4eを設け、さら
に先端に垂壁4fを後端に立上り壁4gを屈曲形
成して瓦型4を構成したものである。
さて次にこの瓦型を用いて葺作業をするには第
2図に示すように、常法に従つて桟上に瓦棒を打
付け、その瓦棒の上面に瓦受棒を固定し、隣合う
その瓦受棒間に沿つて上記瓦型の両端部を被せて
所要個所を釘打ちし、縦方向は後端の立上り壁4
gと先端の垂壁4fとを重合させ、横方向は両端
部のかぶせ側と被かぶせ側を上下重合させて(こ
れにより隆条凸起4dが重合密着する)連続的に
葺渡しする。即ち、本案瓦型は瓦面(下ふくらみ
の湾曲状)が二連式となつていて、その両端部が
瓦受棒に支持固定されるものであるから、中央部
は宙吊状態となる。
2図に示すように、常法に従つて桟上に瓦棒を打
付け、その瓦棒の上面に瓦受棒を固定し、隣合う
その瓦受棒間に沿つて上記瓦型の両端部を被せて
所要個所を釘打ちし、縦方向は後端の立上り壁4
gと先端の垂壁4fとを重合させ、横方向は両端
部のかぶせ側と被かぶせ側を上下重合させて(こ
れにより隆条凸起4dが重合密着する)連続的に
葺渡しする。即ち、本案瓦型は瓦面(下ふくらみ
の湾曲状)が二連式となつていて、その両端部が
瓦受棒に支持固定されるものであるから、中央部
は宙吊状態となる。
本案は以上のように長尺の亜鉛鉄板瓦型4があ
たかも短尺の瓦型一枚一枚を重ねたごとき外観を
呈し、特に本案にあつては横方向(短手方向)に
も二連に継つているので、葺作業が著しく簡略化
して熟練も不要となる。これによつて瓦棒及び瓦
受棒の材料節約となることはいうまでもない。ま
た両端部の重ね部が上ふくらみの湾曲状に形成さ
れているから、別に桟カバーを用意する必要なく
その被着のための材料(押え木)及び作業が割愛
できて迅速作業が可能となるとともに経済的にも
有利となる。なお両端部及び中央部に形成した隆
条凸起4dは模様にもなる。
たかも短尺の瓦型一枚一枚を重ねたごとき外観を
呈し、特に本案にあつては横方向(短手方向)に
も二連に継つているので、葺作業が著しく簡略化
して熟練も不要となる。これによつて瓦棒及び瓦
受棒の材料節約となることはいうまでもない。ま
た両端部の重ね部が上ふくらみの湾曲状に形成さ
れているから、別に桟カバーを用意する必要なく
その被着のための材料(押え木)及び作業が割愛
できて迅速作業が可能となるとともに経済的にも
有利となる。なお両端部及び中央部に形成した隆
条凸起4dは模様にもなる。
また縦方向に段状4cに形成されているからそ
の各段部が雨返しとなるとともに横方向はその両
端部の重合部において隆条凸起4dが雨返しの役
割を果すばかりでなく第2図に示すようにその隆
条凸起4dの両側に沿つて設けた流水溝4eが隆
条凸起4dの前後に侵入した雨水を流下させ、さ
らに被かぶせ側縁4bが上方へ屈曲してあるから
最後迄侵入して来た雨水を下方へ廃水する安全弁
的役割を果し、従来の短尺物の重ね方式に比べ雨
水の浸入を完全に防止し防錆効果にも優れてい
る。
の各段部が雨返しとなるとともに横方向はその両
端部の重合部において隆条凸起4dが雨返しの役
割を果すばかりでなく第2図に示すようにその隆
条凸起4dの両側に沿つて設けた流水溝4eが隆
条凸起4dの前後に侵入した雨水を流下させ、さ
らに被かぶせ側縁4bが上方へ屈曲してあるから
最後迄侵入して来た雨水を下方へ廃水する安全弁
的役割を果し、従来の短尺物の重ね方式に比べ雨
水の浸入を完全に防止し防錆効果にも優れてい
る。
なお、上記亜鉛鉄板製瓦型4が、プレスにより
きわめて容易に成形できることはもちろんであ
る。
きわめて容易に成形できることはもちろんであ
る。
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は本
案亜鉛鉄板瓦型の斜視図、第2図は葺状態を示す
第1図A−A線縦断端面図。 4……亜鉛鉄板瓦、4a……かぶせ側縁、4b
……被かぶせ側縁、4c……段状、4d……隆条
凸起、4e……流水溝、4f……垂壁、4g……
立上り壁。
案亜鉛鉄板瓦型の斜視図、第2図は葺状態を示す
第1図A−A線縦断端面図。 4……亜鉛鉄板瓦、4a……かぶせ側縁、4b
……被かぶせ側縁、4c……段状、4d……隆条
凸起、4e……流水溝、4f……垂壁、4g……
立上り壁。
Claims (1)
- 短手方向の両端部と中央部を上ふくらみの湾曲
状に且つその中央部と両端部間を下ふくらみの湾
曲状に形成し、さらにその両端部の一端を下側へ
折返してかぶせ側縁4aを、又、他端を上方へ屈
曲して被かぶせ側縁4bを形成し、他方長手方向
は所定間隔の段状4cに形成し、前記両端部及び
中央部の山部には隆条凸起4dを打出し形成する
とともに被かぶせ側の隆条凸起4dの両側に沿つ
て先端口が段状4cに臨む流水溝4eを設け、さ
らに先端に垂壁4fを後端に立上り壁4gを屈曲
形成したことを特徴とする亜鉛鉄板瓦4。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12921383U JPS6035816U (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 亜鉛鉄板瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12921383U JPS6035816U (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 亜鉛鉄板瓦 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035816U JPS6035816U (ja) | 1985-03-12 |
JPH0115777Y2 true JPH0115777Y2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=30292847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12921383U Granted JPS6035816U (ja) | 1983-08-19 | 1983-08-19 | 亜鉛鉄板瓦 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035816U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0721315B2 (ja) * | 1987-10-13 | 1995-03-08 | 本田技研工業株式会社 | 車両用無段変速機のクラッチ制御方法 |
JPH02145346U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-10 |
-
1983
- 1983-08-19 JP JP12921383U patent/JPS6035816U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6035816U (ja) | 1985-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0115777Y2 (ja) | ||
JPH0122838Y2 (ja) | ||
JPS62617U (ja) | ||
JPS583105B2 (ja) | 金属製屋根板 | |
JPH0217065Y2 (ja) | ||
JP2631093B2 (ja) | 縦葺屋根のジョイント構造 | |
JPS6348813U (ja) | ||
JPS6126516Y2 (ja) | ||
JPS62166921U (ja) | ||
JPH028973Y2 (ja) | ||
JPS60423Y2 (ja) | 金属屋根 | |
JPS6340565Y2 (ja) | ||
JPH0213642U (ja) | ||
JP2511682Y2 (ja) | 瓦棒葺き構造屋根 | |
JPH0115784Y2 (ja) | ||
JP2590395Y2 (ja) | 雨 樋 | |
JPH01150735U (ja) | ||
JPS6023374Y2 (ja) | のし瓦 | |
JPH0746658Y2 (ja) | 急勾配トタン葺き屋根用長尺トタン板 | |
JPH0310249Y2 (ja) | ||
JPH0453911U (ja) | ||
JPH0241617B2 (ja) | ||
JPS6171722U (ja) | ||
JPS6173719U (ja) | ||
JPS6444922U (ja) |