JP2590395Y2 - 雨 樋 - Google Patents
雨 樋Info
- Publication number
- JP2590395Y2 JP2590395Y2 JP1993000567U JP56793U JP2590395Y2 JP 2590395 Y2 JP2590395 Y2 JP 2590395Y2 JP 1993000567 U JP1993000567 U JP 1993000567U JP 56793 U JP56793 U JP 56793U JP 2590395 Y2 JP2590395 Y2 JP 2590395Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- upper flange
- gutter
- lower flange
- flanges
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、建築物等に設ける雨
樋に関するものである。
樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の雨樋は、図2に示すように溝形
部41の一方のフランジ41aの先端に他方のフランジ
41b側へ上り傾斜した庇状部42を延設したものであ
った。庇状部42は、外観の見栄えを向上させ溝形部4
1内への落葉等の進入を防止するものである。雨樋は、
他方のフランジ41b側を軒先に配置して建物に取付け
る。
部41の一方のフランジ41aの先端に他方のフランジ
41b側へ上り傾斜した庇状部42を延設したものであ
った。庇状部42は、外観の見栄えを向上させ溝形部4
1内への落葉等の進入を防止するものである。雨樋は、
他方のフランジ41b側を軒先に配置して建物に取付け
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、庇状部
42の上面に降った雨水は、矢印Eで示すように庇状部
42を伝って雨垂れとなるという問題があった。また、
雨樋の屋外側は、フランジ41aの先端に傾斜した庇状
部42を延設してなり、フランジ41aと庇状部42の
接合部に段部ができ、見栄えが悪いという欠点もあっ
た。
42の上面に降った雨水は、矢印Eで示すように庇状部
42を伝って雨垂れとなるという問題があった。また、
雨樋の屋外側は、フランジ41aの先端に傾斜した庇状
部42を延設してなり、フランジ41aと庇状部42の
接合部に段部ができ、見栄えが悪いという欠点もあっ
た。
【0004】この考案の目的は、雨垂れが発生せず、か
つ見栄えの良い雨樋を提供することである。
つ見栄えの良い雨樋を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の雨樋は、一方
のフランジが他方のフランジ側へ上り傾斜しかつ一方の
フランジを上部フランジと下部フランジに分割した溝形
の樋本体と、上部フランジと下部フランジの間に外方に
突出しないように凹ませて形成した雨水溜部と、上部フ
ランジと下部フランジの間に形成され樋本体内に通じる
導水孔とを備え、上部フランジと下部フランジが各々凸
曲面形状であり、かつ上部フランジと下部フランジが単
一の滑らかな曲面上に存在することを特徴とするもので
ある。
のフランジが他方のフランジ側へ上り傾斜しかつ一方の
フランジを上部フランジと下部フランジに分割した溝形
の樋本体と、上部フランジと下部フランジの間に外方に
突出しないように凹ませて形成した雨水溜部と、上部フ
ランジと下部フランジの間に形成され樋本体内に通じる
導水孔とを備え、上部フランジと下部フランジが各々凸
曲面形状であり、かつ上部フランジと下部フランジが単
一の滑らかな曲面上に存在することを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】この考案の雨樋によると、一方のフランジを上
部フランジと下部フランジに分割し、上部フランジと下
部フランジの間に雨水溜部ならびに導水孔を形成したの
で、一方のフランジの上面に降った雨水は導水孔を経て
樋本体内に流れ込み、雨垂れが発生しない。また、一方
のフランジの上部フランジと下部フランジは、各々凸曲
面形状であり、かつ単一の滑らかな曲面上に存在するた
め、見栄えが良い。また、雨水溜部は上部フランジと下
部フランジの間に外方に突出しないように凹ませて形成
されており、一方のフランジの外面には突出部が一切な
く、見栄えがより向上するとともに安全でもある。さら
に、導水孔は、分割した上部フランジと下部フランジの
間の隙間を利用して形成されるものであって、雨樋に直
に孔をあけて形成するものではないため、雨樋の製造が
容易となる。
部フランジと下部フランジに分割し、上部フランジと下
部フランジの間に雨水溜部ならびに導水孔を形成したの
で、一方のフランジの上面に降った雨水は導水孔を経て
樋本体内に流れ込み、雨垂れが発生しない。また、一方
のフランジの上部フランジと下部フランジは、各々凸曲
面形状であり、かつ単一の滑らかな曲面上に存在するた
め、見栄えが良い。また、雨水溜部は上部フランジと下
部フランジの間に外方に突出しないように凹ませて形成
されており、一方のフランジの外面には突出部が一切な
く、見栄えがより向上するとともに安全でもある。さら
に、導水孔は、分割した上部フランジと下部フランジの
間の隙間を利用して形成されるものであって、雨樋に直
に孔をあけて形成するものではないため、雨樋の製造が
容易となる。
【0007】
【実施例】この考案の一実施例の雨樋は、図1に示すよ
うに、樋本体21の一方のフランジ22を、上部フラン
ジ22aと下部フランジ22bに分割したものであっ
て、上部フランジ22aと下部フランジ22bは各々凸
曲面形状であり、しかも上部フランジ22aと下部フラ
ンジ22bは単一の滑らかな曲面上に存在している。ま
た、上部フランジ22aと下部フランジ22bの間に
は、外方に突出しないように凹ませて雨水溜部23が形
成されるとともに、スリット状の導水孔24が形成され
ている。なお、25は他方のフランジである。
うに、樋本体21の一方のフランジ22を、上部フラン
ジ22aと下部フランジ22bに分割したものであっ
て、上部フランジ22aと下部フランジ22bは各々凸
曲面形状であり、しかも上部フランジ22aと下部フラ
ンジ22bは単一の滑らかな曲面上に存在している。ま
た、上部フランジ22aと下部フランジ22bの間に
は、外方に突出しないように凹ませて雨水溜部23が形
成されるとともに、スリット状の導水孔24が形成され
ている。なお、25は他方のフランジである。
【0008】樋本体21および上部フランジ22aは、
帯状の鋼板をこの長手方向に屈曲してなる支持具5で各
々支持され、支持部5の後部5aを鼻板等(図示せず)
に固定して、他方のフランジ25側を軒先(図示せず)
に配置して建物に取付ける。上部フランジ22aの上面
に降った雨水は矢印C方向で示すように雨水溜部23か
ら導水孔24を経て樋本体21内へ流れ込む。したがっ
て、雨垂れが発生せず、かつ一方のフランジ22の上部
フランジ22aと下部フランジ22bが凸曲面形状であ
り、かつ上部フランジ22aと下部フランジ22bが滑
らかな曲面上に存在しており、見栄えがよい。しかも、
雨水溜部23は外方に突出しないように凹ませて形成さ
れており、一方のフランジ22の外面には突出部が一切
なく、見栄えがより向上するとともに安全でもある。さ
らに、導水孔24は、分割した上部フランジ22aと下
部フランジ22bの間の隙間を利用して形成されるもの
であって、雨樋に直に孔をあけて形成するものではない
ため、雨樋の製造が容易となる。
帯状の鋼板をこの長手方向に屈曲してなる支持具5で各
々支持され、支持部5の後部5aを鼻板等(図示せず)
に固定して、他方のフランジ25側を軒先(図示せず)
に配置して建物に取付ける。上部フランジ22aの上面
に降った雨水は矢印C方向で示すように雨水溜部23か
ら導水孔24を経て樋本体21内へ流れ込む。したがっ
て、雨垂れが発生せず、かつ一方のフランジ22の上部
フランジ22aと下部フランジ22bが凸曲面形状であ
り、かつ上部フランジ22aと下部フランジ22bが滑
らかな曲面上に存在しており、見栄えがよい。しかも、
雨水溜部23は外方に突出しないように凹ませて形成さ
れており、一方のフランジ22の外面には突出部が一切
なく、見栄えがより向上するとともに安全でもある。さ
らに、導水孔24は、分割した上部フランジ22aと下
部フランジ22bの間の隙間を利用して形成されるもの
であって、雨樋に直に孔をあけて形成するものではない
ため、雨樋の製造が容易となる。
【0009】
【考案の効果】この考案の雨樋によると、一方のフラン
ジを上部フランジと下部フランジに分割し、上部フラン
ジと下部フランジの間に雨水溜部ならびに導水孔を形成
したので、一方のフランジの上面に降った雨水は導水孔
を経て樋本体内に流れ込み、雨垂れが発生しない。ま
た、一方のフランジの上部フランジと下部フランジは、
各々凸曲面形状であり、かつ単一の滑らかな曲面上に存
在するため、見栄えが良い。また、雨水溜部は上部フラ
ンジと下部フランジの間に外方に突出しないように凹ま
せて形成されており、一方のフランジの外面には突出部
が一切なく、見栄えがより向上するとともに安全でもあ
る。さらに、導水孔は、分割した上部フランジと下部フ
ランジの間の隙間を利用して形成されるものであって、
雨樋に直に孔をあけて形成するものではないため、雨樋
の製造が容易となる。
ジを上部フランジと下部フランジに分割し、上部フラン
ジと下部フランジの間に雨水溜部ならびに導水孔を形成
したので、一方のフランジの上面に降った雨水は導水孔
を経て樋本体内に流れ込み、雨垂れが発生しない。ま
た、一方のフランジの上部フランジと下部フランジは、
各々凸曲面形状であり、かつ単一の滑らかな曲面上に存
在するため、見栄えが良い。また、雨水溜部は上部フラ
ンジと下部フランジの間に外方に突出しないように凹ま
せて形成されており、一方のフランジの外面には突出部
が一切なく、見栄えがより向上するとともに安全でもあ
る。さらに、導水孔は、分割した上部フランジと下部フ
ランジの間の隙間を利用して形成されるものであって、
雨樋に直に孔をあけて形成するものではないため、雨樋
の製造が容易となる。
【図1】この考案の一実施例の雨樋を支持具で支持した
状態を示す断面図。
状態を示す断面図。
【図2】従来例の雨樋の断面図。
【符号の説明】21 樋本体 22 一方のフランジ 22a 上部フランジ 22b 下部フランジ23 雨水溜部 24 導水孔 25 他方のフランジ
Claims (1)
- 【請求項1】 一方のフランジが他方のフランジ側へ上
り傾斜しかつ前記一方のフランジを上部フランジと下部
フランジに分割した溝形の樋本体と、前記上部フランジ
と前記下部フランジの間に外方に突出しないように凹ま
せて形成した雨水溜部と、前記上部フランジと前記下部
フランジの間に形成され前記樋本体内に通じる導水孔と
を備え、前記上部フランジと前記下部フランジが各々凸
曲面形状であり、かつ前記上部フランジと前記下部フラ
ンジが単一の滑らかな曲面上に存在することを特徴とす
る雨樋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000567U JP2590395Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 雨 樋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000567U JP2590395Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 雨 樋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0656271U JPH0656271U (ja) | 1994-08-05 |
JP2590395Y2 true JP2590395Y2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=11477295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000567U Expired - Lifetime JP2590395Y2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 雨 樋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590395Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03217547A (ja) * | 1990-01-22 | 1991-09-25 | Natl House Ind Co Ltd | 雨樋 |
JP3086933U (ja) * | 2001-12-26 | 2002-07-05 | 嘉揚電子工業股▲ふん▼有限公司 | 直流電力測定装置 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP1993000567U patent/JP2590395Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0656271U (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981124 |
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