JPS6040736Y2 - 屋根の軒先構造 - Google Patents
屋根の軒先構造Info
- Publication number
- JPS6040736Y2 JPS6040736Y2 JP9652780U JP9652780U JPS6040736Y2 JP S6040736 Y2 JPS6040736 Y2 JP S6040736Y2 JP 9652780 U JP9652780 U JP 9652780U JP 9652780 U JP9652780 U JP 9652780U JP S6040736 Y2 JPS6040736 Y2 JP S6040736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eaves
- tile
- eave
- cross
- cement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は屋根の軒先構造に関するものである。
セメント製の厚手瓦として、第１図Ａに示すように、断
面アーチ状の縦方向突部Ａ′を設けたものが公知である
。
面アーチ状の縦方向突部Ａ′を設けたものが公知である
。
而して、この瓦で屋根の軒先を施工するには、第１図Ｂ
に示すように、野地板Ｂ′の軒先端に軒先鼻隠し水利Ｃ
′を釘打ちし、この軒先鼻隠しＣ′で軒先瓦Ｄ′に所定
の傾き角度を付与している。
に示すように、野地板Ｂ′の軒先端に軒先鼻隠し水利Ｃ
′を釘打ちし、この軒先鼻隠しＣ′で軒先瓦Ｄ′に所定
の傾き角度を付与している。
しかしながら、軒先瓦には断面アーチ状の縦方向突部が
存在するので、第１図ＢのＣ−Ｃ断面を示す第１図Ｃか
ら明らかなように、軒先瓦Ｄ′はその谷１’においての
み軒先鼻隠しＣ′で支承されることになる。
存在するので、第１図ＢのＣ−Ｃ断面を示す第１図Ｃか
ら明らかなように、軒先瓦Ｄ′はその谷１’においての
み軒先鼻隠しＣ′で支承されることになる。
このように、第１図Ｂに示す軒先構造では、軒先瓦の特
殊な形状のために、軒先瓦が軒先鼻隠しに局部的に支承
されることになる。
殊な形状のために、軒先瓦が軒先鼻隠しに局部的に支承
されることになる。
而して、軒先瓦に荷重が作用したとき、例えば、軒先に
梯子をかけて作業者が屋根に上るときに、その荷重が軒
先瓦の鼻隠し支承箇所に集中的に作用して、軒先瓦が早
期に破損し易い懸念がある。
梯子をかけて作業者が屋根に上るときに、その荷重が軒
先瓦の鼻隠し支承箇所に集中的に作用して、軒先瓦が早
期に破損し易い懸念がある。
又、鼻隠しには長尺の木材が使用されているため、継目
が少なく、野地板上に浸入した雨水を軒先から円滑に流
出させ難く、水はけが悪いといった不利もある。
が少なく、野地板上に浸入した雨水を軒先から円滑に流
出させ難く、水はけが悪いといった不利もある。
本考案に係る屋根の軒先構造は、上述の難点を解消し得
る構成であり、断面アーチ状の縦方向突部を有するセメ
ント製軒先瓦の横巾にはＳ゛等しい長さで、かつ上記軒
先瓦の内面に適合せる断面アーチ状突部を備え、かつ、
裏面には底辺より上部位置に耳部を設けた形状のセメン
ト製軒先鼻隠しブロックを多数面、野地板の軒先端部に
沿って並設し、該ブロックをそれぞれ前記耳部で軒先野
地面に固定すると共にこれらのブロックに上記軒先瓦を
嵌合したことを特徴とするものである。
る構成であり、断面アーチ状の縦方向突部を有するセメ
ント製軒先瓦の横巾にはＳ゛等しい長さで、かつ上記軒
先瓦の内面に適合せる断面アーチ状突部を備え、かつ、
裏面には底辺より上部位置に耳部を設けた形状のセメン
ト製軒先鼻隠しブロックを多数面、野地板の軒先端部に
沿って並設し、該ブロックをそれぞれ前記耳部で軒先野
地面に固定すると共にこれらのブロックに上記軒先瓦を
嵌合したことを特徴とするものである。
以下、図面により本考案を説明する。
第２図Ａは本考案において使用するセメント製瓦の斜視
図を、第２図Ｂ並びに第２図Ｃは第２図Ａにおけるｂ−
ｂ断面図並びにＣ−Ｃ断面図をそれぞれ示している。
図を、第２図Ｂ並びに第２図Ｃは第２図Ａにおけるｂ−
ｂ断面図並びにＣ−Ｃ断面図をそれぞれ示している。
第２図Ａ乃至第２図Ｃにおいて、１は断面アーチ状の縦
方向突部である。
方向突部である。
瓦の両脇端部１１，１２は、第４図Ｂに示すように、瓦
を横方向に並べて接合したときに断面アーチ状の突部を
構成するよう、断面半アーチ状の突部とされている。
を横方向に並べて接合したときに断面アーチ状の突部を
構成するよう、断面半アーチ状の突部とされている。
２゜２・・・は水切り溝である。
３は瓦の下端に設けた前垂れ、４は瓦の上端に設けた尾
尻である。
尻である。
第３図は本考案において使用するセメント酸の鼻隠しブ
ロックＡであり、その長さは瓦横巾にはＳ゛等しくされ
、断面アーチ状の突部５，５を有し、上記瓦の内面に適
合する形状とされている。
ロックＡであり、その長さは瓦横巾にはＳ゛等しくされ
、断面アーチ状の突部５，５を有し、上記瓦の内面に適
合する形状とされている。
５１はブ陥ツクＡに設けた耳部であり、ブロックＡの裏
面において、底辺より上部位置Ｈに突設されており、こ
の耳部５１において野地板に釘で固定される。
面において、底辺より上部位置Ｈに突設されており、こ
の耳部５１において野地板に釘で固定される。
第４図Ａは本考案に係る屋根の軒先構造を示す縦断面図
、第４図Ｂは第４図Ａにおけるｂ−ｂ断面図である。
、第４図Ｂは第４図Ａにおけるｂ−ｂ断面図である。
第４図Ａ並びに第４図Ｂにおいて、野地板Ｂの軒先端部
には、上記軒先重陽しブロックＡが多数箇、横一列に並
べられ、各ブロックＡがその耳部５１において野地板Ｂ
に釘６で固定されている。
には、上記軒先重陽しブロックＡが多数箇、横一列に並
べられ、各ブロックＡがその耳部５１において野地板Ｂ
に釘６で固定されている。
このようにして固定された軒先重陽しブロックＡ、 Ａ
・・・上には、上記のセメント製瓦Ｃが並べられ、会見
Ｃ９Ｃ・・・の内面が軒先重陽しブロックＡ、 Ａ・・
・に嵌合されている。
・・・上には、上記のセメント製瓦Ｃが並べられ、会見
Ｃ９Ｃ・・・の内面が軒先重陽しブロックＡ、 Ａ・・
・に嵌合されている。
１０は瓦Ｃの尾尻４を係止させる木桟である。
本考案に係る屋根の軒先構造は、上述した通りの構成で
あり、軒先瓦が断面アーチ状の縦方向突部を有するにも
か）わらず、これら軒先瓦が、横巾の全体において鼻隠
しブロックに隙間なく支承されているから、軒先瓦に作
用する荷重を軒先瓦の横巾全体で負担させ得、軒先瓦の
局部的荷重負担を排除でき、荷重による軒先瓦の早期破
損を防止できる。
あり、軒先瓦が断面アーチ状の縦方向突部を有するにも
か）わらず、これら軒先瓦が、横巾の全体において鼻隠
しブロックに隙間なく支承されているから、軒先瓦に作
用する荷重を軒先瓦の横巾全体で負担させ得、軒先瓦の
局部的荷重負担を排除でき、荷重による軒先瓦の早期破
損を防止できる。
又、軒先重陽しブロックは、耳部により野地板に固定さ
れるから、軒先先端より軒先板面へ雨水が浸入しに＜＜
、さらに、この軒先重陽しブロックは瓦横巾にはＳ゛等
しい長さの短尺物であり、第４図Ｂに示すように軒先重
陽しには、多くの継目ｇ９ｇ・・・が存在するから、野
地板上に浸入した雨水はこれらの多数の継目より容易に
流出し、野地板上の水はけ性も良好である。
れるから、軒先先端より軒先板面へ雨水が浸入しに＜＜
、さらに、この軒先重陽しブロックは瓦横巾にはＳ゛等
しい長さの短尺物であり、第４図Ｂに示すように軒先重
陽しには、多くの継目ｇ９ｇ・・・が存在するから、野
地板上に浸入した雨水はこれらの多数の継目より容易に
流出し、野地板上の水はけ性も良好である。
更に、軒先重陽しがセメント酸であるため、木製軒先重
陽しの場合のような腐食の問題もない。
陽しの場合のような腐食の問題もない。
第１図Ａは従来のセメント製瓦を示す斜視説明図、第１
図Ｂは同瓦を使用した従来の軒先構造を示す縦断面説明
図、第１図Ｃは第１図ＢにおけるＣ−Ｃ断面説明図、第
２図Ａは本考案において使用する瓦を示す斜視説明図、
第２図Ｂ並びに第２図Ｃは第２図Ａにおけるｂ−ｂ断面
説明図並びにｃ−Ｃ断面説明図、第３図は本考案におい
て使用する軒先重陽しブロックを示す斜視説明図、第４
図Ａは本考案に係る軒先構造を示す縦断面説明図、第４
図Ｂは第４図Ａにおけるｂ−ｂ断面説明図である。 図において、Ａ、Ａ・・・は軒先重陽しブロック、Ｃは
軒先瓦、１は瓦Ｃの縦方向突部、５，５はブロックＡの
突部である。
図Ｂは同瓦を使用した従来の軒先構造を示す縦断面説明
図、第１図Ｃは第１図ＢにおけるＣ−Ｃ断面説明図、第
２図Ａは本考案において使用する瓦を示す斜視説明図、
第２図Ｂ並びに第２図Ｃは第２図Ａにおけるｂ−ｂ断面
説明図並びにｃ−Ｃ断面説明図、第３図は本考案におい
て使用する軒先重陽しブロックを示す斜視説明図、第４
図Ａは本考案に係る軒先構造を示す縦断面説明図、第４
図Ｂは第４図Ａにおけるｂ−ｂ断面説明図である。 図において、Ａ、Ａ・・・は軒先重陽しブロック、Ｃは
軒先瓦、１は瓦Ｃの縦方向突部、５，５はブロックＡの
突部である。
Claims (1)
- 断面アーチ状の縦方向突部を有するセメント製軒先瓦の
横巾にはＳ゛等しい長さで、かつ上記軒先瓦の内面に適
合せる断面アーチ状突部を備え、かつ、裏面には、底辺
より上部位置に耳部を設けた形状のセメント製軒先鼻隠
しブ吊ツクを多数面、野地板の軒先端部に沿って並設し
、該ブロックをそれぞれ前記耳部で軒先野地面に固定す
ると共に、これらのブロックに上記軒先瓦を嵌合したこ
とを特徴とする屋根の軒先構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9652780U JPS6040736Y2 (ja) | 1980-07-08 | 1980-07-08 | 屋根の軒先構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9652780U JPS6040736Y2 (ja) | 1980-07-08 | 1980-07-08 | 屋根の軒先構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5720424U JPS5720424U (ja) | 1982-02-02 |
| JPS6040736Y2 true JPS6040736Y2 (ja) | 1985-12-09 |
Family
ID=29458346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9652780U Expired JPS6040736Y2 (ja) | 1980-07-08 | 1980-07-08 | 屋根の軒先構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040736Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-08 JP JP9652780U patent/JPS6040736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5720424U (ja) | 1982-02-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20050011142A1 (en) | Building construction elements | |
| JPS6040736Y2 (ja) | 屋根の軒先構造 | |
| US4706421A (en) | Gable rake strip for a tile roof | |
| JPS6023377Y2 (ja) | 建築物の面構造 | |
| JPS6127389Y2 (ja) | ||
| JPS5934662Y2 (ja) | 屋根の楝構造 | |
| JPH0258664A (ja) | 軒樋の取付構造 | |
| JPH0412169Y2 (ja) | ||
| AU2004202598B2 (en) | Building construction elements | |
| JPH0640257Y2 (ja) | 軒樋を設けた軒先の構造 | |
| JP2590395Y2 (ja) | 雨 樋 | |
| JPS587869Y2 (ja) | 軒先装置 | |
| JPH0224831Y2 (ja) | ||
| JPH0342174Y2 (ja) | ||
| JPS6123151Y2 (ja) | ||
| JPH0636141Y2 (ja) | 屋根排水構造 | |
| JPS5929052Y2 (ja) | 建築用板 | |
| JPS6347207Y2 (ja) | ||
| JPH0426370B2 (ja) | ||
| JPS62350Y2 (ja) | ||
| JPS5938572Y2 (ja) | 厚形屋根瓦 | |
| JPS6239212Y2 (ja) | ||
| JPH0718821Y2 (ja) | けらば用水切板及びそれを用いた取付構造体 | |
| JP3705319B2 (ja) | 軒先部の破風構造 | |
| JPS6343317Y2 (ja) |