JPH0225283A - 渦巻型ガスケットの製造方法 - Google Patents

渦巻型ガスケットの製造方法

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JPH0225283A
JPH0225283A JP63176067A JP17606788A JPH0225283A JP H0225283 A JPH0225283 A JP H0225283A JP 63176067 A JP63176067 A JP 63176067A JP 17606788 A JP17606788 A JP 17606788A JP H0225283 A JPH0225283 A JP H0225283A
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JP
Japan
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hoop
hoop material
gasket
electrode
materials
Prior art date
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Pending
Application number
JP63176067A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Takeda
武田 竹男
Kimio Tono
公夫 東野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPH0225283A publication Critical patent/JPH0225283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 九匪立肱歪上ヱ 本発明は、例えば高圧機器用の管継手部分等のシール用
として用いられる渦巻型ガスケットの製造方法に関する
の            に  の 高圧条件下等で使用される配管の管継手部分では、たと
えば第6図に示すように、フランジ1をボルト2等によ
り締付け、このフランジ1間に介装されたガスケットG
と前記フランジ1とを密着し、内部通路3を流れる高圧
流体等が外部に洩れないようにシールしている(例えば
実公昭58−36.926号公報参照)。
この場合に用いられるガスケットGとしては、第7図に
示すように、断面波状に成形されたステンレス製の薄板
からなるフープ材4と、石綿紙、膨脂黒鉛テープ、四弗
化エチレン樹脂テープ等からなるフィラー材5とを重ね
合せて渦巻状に巻回することによりガスケット本体Ga
を形成し、このガスケット本体Gaの巻き初め部分Q1
と巻き終り部分Q2とを前記フープ材4のみを2〜3周
捨て巻きするとともにこれをスポット溶接して解けない
ように一体化したものが知られている。
ところが、このステンレス製フープ材4の渦巻型ガスケ
ットGは、通常の鉄鋼フランジ等には使用できるが、前
記管継手がアルミニウム製フランジ1を有するものにつ
いては、前記ステンレス製フープ材4がアルミニウム製
フランジ1より硬質であることから、装着時にフランジ
面1aを損傷する虞れがある。そこで、この渦巻型ガス
ケットGによる損傷を防止するために、フープ材4をア
ルミニウム製とすることが提案されている(特公昭62
−4,581号公報参照)。
しかしながら、このアルミニウム製のフープ材4は、そ
の性質上スポット溶接を行なうには、難点が有り、特殊
な高価な溶接機を使用しなければならないという不具合
がある。
また、従来のスポット溶接方法は、第8図(A)(B)
に示すように、電極6.7をこの重ね合せたフープ材4
の中央膨出部を跨座するように配置して画電極6,7間
に電流を流して行なうかあるいは第8図(B)に破線で
示すように画電極6゜7を同一平面上に配置した状態で
スポット溶接する方法が収られている。ところが、この
ようにししてスポット溶接を行なうと、上下両フープ材
4a 、4bが電極6.7の当接する部分において十分
接触していない状右であれば、溶接電流が電極6,7の
接触している上側のフープ材4aを流れる表層電流のみ
となり、下側のフープ材4bにまで到達しないことがあ
る。そこで、さらに加圧力を増して大きな溶接電流を流
しても、第8図(A>中に破線で示すような理想的な電
流の流れとならず、フープ材4a 、4bが接触する部
分8にナゲツトが生じるというような状態は得られず、
上側のフープ材4aが溶解飛散するという事態が生じる
ことがある。
九胛ム且ヱ 本発明は、上述した欠点、問題点に鷲みてなされたもの
で、たとえば高圧機器用の管継手等のシール部に使用す
る渦巻型ガスケットに難溶接性のフープ材を用いても、
高価な設備を使用せず、何ら問題なくスポット溶接を行
なうことができろ渦巻型ガスケットの製造方法を提供す
ることを目的とする。
主1)11! かかる目的を達成するための本発明は、難溶接性軟質の
フープ材と、軟質帯状の榎街材よりなるフィラー材とを
重ね合せて渦巻状に巻回し、巻き初めと巻き終りに前記
フープ材のみを適数周捨て巻きするとともにこれをスポ
ット溶接により固定してなる渦巻型ガスケットの製造方
法において、前記スポット溶接用の電極の一方を、他方
の電極に対し、前記フープ材の巻き方向に対して反対方
向に少なくとも180度以上離間した位置に設置した状
態でスポット溶接を行なうようにしたことを特徴とする
渦巻型ガスケットのgA遺方法である。
このような製造方法によれば、両電極間を流れる電流が
、表層電流とならず、重合した両フープ材用互を貫いて
流れるようになり、これにより所定の位置にスポット溶
接を行なうことが可能となる。特に、フープ材として難
溶接性のものを使用しても電流は確実に重ね合せたフー
プ材間を貫いて流れるので、溶接が確実に行なわれる。
しかも難溶接性の材料であっても、特殊な装置を使用し
ないので、スポット溶接を従来どおり簡単に行なうこと
ができ、コスト的にも有利となる。
1に見生煎1コ 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図は本発明方法により溶接している状態を示す概略
平面図、第2図は同方法により製造された渦巻型ガスケ
ットを示す半断面図であり、第6〜8図に示す部材と同
一部材には同一符号を付しである。
この方法は、難溶接性材料からなるフープ材・1相互を
スポット溶接することにより渦巻型力スケットGを形成
するらのであり、このフープ材4としては、電気抵抗が
小さく、熱伝導率の大きい金属、例えば、アルミニウム
、アルミニウム合金、fl等が用いられ、また、フィラ
ー材5としては、従来から使用されている石綿紙、膨張
黒鉛テープ、四弗化エチレン樹脂テープ等を用いること
ができる。
この種の渦巻型ガスケットGの基本形ともいえる第2図
に示すようなガスケットを形成するには、まず、第1図
に示すように巻芯ドラム10を中心に置き、この周囲に
フープ材4をのみを2〜3周巻回する。この場合、フー
プ材4を、例えば、図に示すように2回巻回した状態で
、スポット溶接用の一方の電極6をフープ材4上のA点
に、そして他方の電極7をフープ材4上のB点に設置す
る。
この電極6.7の位置関係は、電極6に対し電[7がフ
ープ材4の巻き方向に対して反対方向(図示のものは反
時計方向)に少なくとも180度以上離間した位置とし
ている。つまり、電流は最短距離を流れることから、電
流がフープ材4の巻き方向に沿って流れず、必ず重ね合
せたフープ材を通って流れる(図中破線で示す)ように
するには、上述のような位置関係に電極6.7を設けれ
ばよいことになる。
このようにすると電流が殆んど拡散することなく、図中
破線で示すように流れるので、M点がナゲツト部となり
、上下のフープ材4a 、4bが強固に溶着することに
なる。この場合、電流の拡散をさらに防止するには、第
3図に示すように巻芯ドラム10の周面に電気絶縁剤層
11を形成すればよい、この電気絶縁剤層11としては
、例えば、セラミック、四弗化エチレン樹脂あるいはM
Cナイロン等をコーティングすればよい、この゛ように
電気絶縁剤層11を設けると電極6.7間を流れる電流
が巻芯ドラム101I!Iに拡散せず、確実に重ね合せ
たフープ材間を貫通するように@流が流れ、このフープ
材4相互の間にナゲツト部Mを生じスポット溶接が確実
になる。
このようにして巻芯ドラム10の周面にフープ材4が巻
き付けられると、次に、このフープ材4とフィラー材5
とを重ね合せて渦巻型に巻回し、環状のガスケット本体
Gaを形成する。
そして、所定の大きさのガスケット本体Gaが形成され
ると、最後に、このガスケット本体Gaの外周に再度フ
ープ材を2〜3回捨て巻きするとともにこのフープ材4
相互をスポット溶接して溶着固定し、ガスケット本体G
aのくずれを防止する。この場合のスポット溶接も内方
で行なった場合と同様に行なえばよい。
このようにしてフープ材を巻き初めと巻き終りにフープ
材相互を溶接すれば、第6図に示すようにフランジ1字
間に介在されて、軸方向の加重力が加わったとしてもく
ずれる虞れのない渦巻型ガスケットGとなる。なお、こ
の渦巻型ガスケットGを使用するには、前記芯金10を
外した後に第6図に示すような管継手に組み込むことに
なる。
本発明は、上述した実施例にのみに適用される訳ではな
く、例えば、第4図に示すような内輪12を有するガス
ケット、あるいは第5図に示すような外輪13を有する
ガスケット、さらには図示はしないが内外輪をともに有
するガスケットに対してもそれぞれ適用することができ
る。特に内輪12を有するガスケットGの場合には、ま
ず、巻芯ドラム10に内輪12を嵌合し、この内輪12
にフープ材4の先端をスポット溶接する。この場合、一
方の電極7を内輪12に対して押し当てられたフープ材
4の先端に押し当て、他方の電極6を内地12に当てる
ことによって良好にスポット溶接される。なお、内輪と
しては、溶接が容易なステンレス鋼もしくは鉄鋼である
ことが好ましいが、これに限定されない、なお、巻き終
りにおけるスポット溶接は前述した実施例と同様である
。また、外輪13は、前述した実施例で成形されたガス
ケット本体Gaの外周に外嵌するだけで良い。
免肌五左J 以上述べたように、本発明によれば、難溶接性のフープ
材であっても、このフープ材同志の溶着を簡単にかつ従
来の設備を用いて行なうことができることになり、特に
アルミニウム等の軟質フランジを有する継手に組み込ま
れるガスケットをアルミニウム等のフープ材を用いて形
成することができ、これによりフランジ継手のフランジ
面を損傷することのない渦巻型ガスケットを提供できる
しかも、従来のスポット溶接装置を使用することもでき
るので、製造コストの低減も達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法により溶接している状態を示す概略
平面図、第2図は同方法により製造された渦巻型ガスケ
ットを示す半断面図、第3図は本発明の他の実施例を示
す概略平面図、第4.5図は同方法により形成された他
のガスケットを示す半断面図、第6図は一般的な渦巻型
ガスケットの装着状態を示す半断面図、第7図は従来の
渦巻型ガスケットを示す半断面図、第8図(A)は従来
の渦巻型ガスケットの溶接方法を示す断面図、第8図(
B)は第8図(A)の平面図である。 4・・・フープ材、     5・・・フィラー材、6
.7・・・電極、     G・・・ガスケット、Ga
・・・ガスケット本体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  難溶接性軟質のフープ材と、軟質帯状の緩衝材よりな
    るフィラー材とを重ね合せて渦巻状に巻回し、巻き初め
    と巻き終りに前記フープ材のみを適数周捨て巻きすると
    ともにこれをスポット溶接により固定してなる渦巻型ガ
    スケットの製造方法において、前記スポット溶接用の電
    極の一方を、他方の電極に対し、前記フープ材の巻き方
    向に対して反対方向に少なくとも180度以上離間した
    位置に設置した状態でスポット溶接を行なうようにした
    ことを特徴とする渦巻型ガスケットの製造方法。
JP63176067A 1988-07-14 1988-07-14 渦巻型ガスケットの製造方法 Pending JPH0225283A (ja)

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