JPH02247669A - 現像装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、電子写真式画像形成装置の２成分現像剤を用
いて現像を行う現像装置に関する。

（発明の背景） 電子写真式画像形成装置に用いられている現像装置の例
を第３図に示す。

磁性キャリアとトナーが混合された２成分現像剤８は攪
拌部材５および同６の回転により攪拌され均一な混合状
態にされる。充分均一になった現像剤は攪拌部材５の矢
印方向の回転により供給ローラ４′の方へ搬送される。

即ち攪拌部材５は攪拌機能と共に搬送機能をも有してい
る。

搬送されて来た現像剤は供給ローラ４′により現像スリ
ーブ２へ供給される。現像スリーブ２の内部には磁気ロ
ールが設けられているので磁性キャリアを含む現像剤は
現像スリーブ２の表面に付着する。付着した現像剤は現
像スリーブ２の回転により薄層形成部材３の位置に達し
、ここで現像スリーブ２の表面に２成分現像剤の薄層が
形成される。形成されな薄層は現像スリーブ２の回転に
より現像領域９に達しここで薄層中のトナーが像形成体
１上の潜像めがけて飛翔することにより現像が行われる
。トナーが消費された磁性キャリア層は供給ローラ４′
近傍に到り磁気ロールによる磁界の拘束がなくなったと
ころで現像スリーブ２の表面から離脱して下へ落下する
。また、自然に離脱せず付着しているキャリアは供給ロ
ーラ４′の回転によりこすられて落下する。落下したキ
ャリアは供給ローラ４′の回転、現像装置底部の傾斜お
よび攪拌部材５の回転により現像剤８の中へ混入する。

その後は再びトナーと混合されて現像剤として前述の経
路を辿る。

上記の供給ローラ４′には断面が円形の発泡ウレタンロ
ーラが用いられており、現像スリーブとの間に所定の間
隙をあけて配置されている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記の円形断面の発泡ウレタンローラで
は気泡の目詰まり等の原因により現像終了後のキャリア
層を充分掻き落すことができず、成る程度のキャリア層
が供給ローラとの間の間隙をすり抜けて通過してしまう
。

そしてそのキャリア層の上に新たな現像剤が付着しそれ
が薄層に形成されて再び現像が行われることになるが、
キャリア層があった分だけ薄層中におけるトナーの含有
割合が少なくなることになる。その結果、現像し始めて
から現像スリーブ２が１回転する間の現像は現像剤所定
のトナー濃度で現像され２回転目以後はトナー濃度が下
ったと同様の状態で現像が行われるという問題がある。

キャリア層掻き落し能力を向上させるために、発泡ウレ
タンローラを現像スリーブに接触させて回転させるとい
うことも考えられるが、現像スリーブの表面はサンドブ
ラスト状になっているために発泡ウレタンがむしれてし
まうので実現困難である。

本発明の目的は、上記の問題点に鑑みて、供給ローラの
形状を改良することにより、現像完了後のキャリア層を
現像スリーブ表面から充分掻き落すとともに、掻き落さ
れたキャリアを攪拌部材の方へ押しやり、充分攪拌され
た現像剤を現像スリーブへ供給し、濃度変化の生じない
現像を行うことのできる現像装置を提供しようとするも
のである。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために次の手段構成を有
する。

即ち、本発明の現像装置は、表面に刃が軸方向の掻き収
り刃を円周方向に複数個有する現像剤供給ローラを、現
像スリーブと現像剤攪拌手段との間に両者との各間隙が
所定の寸法になるようにして配置したことを特徴とする
現像装置である。

（作　用） 以下、上記手段構成を有する本発明の現像装置の作用を
説明する。

本発明装置においては、現像剤を現像スリーブへ供給す
る現像剤供給ローラの構造がローラの軸方向の刃を円周
方向に複数個有しており、刃の回転軌跡と現像スリーブ
表面との間に僅か（０〜３ｍ＋ａ　）の間隙を置いて配
置されているので、供給ローラが回転すると、現像スリ
ーブ表面に付着しているキャリア層は磁界の拘束のない
領域で、はがれ易くなった所を刃によって掻き取られる
ようになるので確実にキャリアを除去することができる
。

また刃が回転することにより、掻き取られ落下したキャ
リアは攪拌部材の方へ移動され易く、方、充分攪拌され
た現像剤が現像スリーブの方へ供給され易くなる。その
結果、現像スリーブ上の現像剤のトナー濃度は常に一定
に保たれ濃度むらのない現像を行うことができる。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明の実施例装置の構成図である。

図中、符号１〜４．５〜９を付した各要素は第３図の同
符号のものと名称、機能は同じである。

異なる点は第３図の供給ローラ４′が、断面が円形の発
泡ウレタンローラであるのに対して第１図の供給ローラ
４は回転軸方向の掻き取り刃１０がローラ円周方向に４
個設けられたものである点である。

この供給ローラ４が回転することにより、現像領域でト
ナーを費消しキャリアだけになったキャリア層が回転し
て来たときに、これを掻き取り刃１０で掻き収って下へ
落下させる。落下して堆積したキャリアはやはり掻き収
り刃１０の回転により攪拌部材５の方へ押送され現像剤
８とともに攪拌されトナーと均一に混合される。

また、攪拌された現像剤８は供給ローラ４の回転により
現像スリーブ２の方へ供給されるがこの場合にも刃１０
があることにより供給が均−且つ確実になる。なお、掻
き取り刃の数や形状は各種の選定が可能であり、本実施
例に限定されるものではない、第２図に各種の形態の供
給ロー′うを示す。

かくして、現像スリーブ２の表面には常にトナー濃度が
均一な現像剤層が形成されるので、従来のように現像ス
リーブ１回転分の現像は所定濃度の現像が行われるが２
回転目以降の現像が薄くなるというような現象は、なく
なる。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明の現像装置には、回転軸方
向の掻き取り刃が円周方向に複数個設けられた供給ロー
ラが用いられているので、現像領域でトナーを消費して
来たキャリア層が充分掻き取られるため、従来のように
充分掻き取られなかったキャリア層の上に新たな現像剤
が付着しトナ’ｔＰ４度が低下した現像剤層が形成され
現像スリーブの２回転目以降の現像が薄くなるという問
題が解決され、均一なトナー濃度の現像を行うことがで
きるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の現像装置の実施例の構成を示す図、第
２図は供給ローラの各種の形態例を示す図、第３図は改
良前の現像装置の構成を示す図である。 １・・・・・・像形成体、　２・・・・・・現像スリー
ブ、３・・・−・・薄層形成部材、　４，４′・・・・
・・供給ローラ、５．６・・・・・攪拌部材、　７・・
・・・・仕切壁、　８・旧・・現像剤、　９・・・・・
・現像領域、　　１ｏ・・口・・掻き取り刃。 代理人　弁理士　　八　幡　　義　博 学　／　区 第　２　区 第　３　区

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表面に刃が軸方向の掻き取り刃を円周方向に複数個有す
   る現像剤供給ローラを、現像スリーブと現像剤攪拌手段
   との間に両者との各間隙が所定の寸法になるようにして
   配置したことを特徴とする現像装置。