JPH11143231A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH11143231A
JPH11143231A JP9329577A JP32957797A JPH11143231A JP H11143231 A JPH11143231 A JP H11143231A JP 9329577 A JP9329577 A JP 9329577A JP 32957797 A JP32957797 A JP 32957797A JP H11143231 A JPH11143231 A JP H11143231A
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JP9329577A
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English (en)
Inventor
Tsuneji Masuda
恒司 桝田
Takao Ogata
隆雄 尾形
Kazuhiro Hasegawa
和弘 長谷川
Shigeo Kimura
木村  茂雄
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カウンター方向現像方式の現像装置におい
て、現像剤担持体内の磁界発生手段の離間磁極による現
像剤担持体上の現像剤落下位置で剥離して、スクリュー
タイプの撹拌搬送部材上に落下した、現像後のトナー濃
度が低下した2成分現像剤を、撹拌搬送部材によりその
近傍の現像剤と十分に撹拌して搬送でき、現像剤担持体
上に長手方向のトナー濃度むらなく現像剤を汲み上げ
て、吸着保持することを可能とした現像装置である。 【解決手段】 カウンター回転現像方式の現像装置にお
いて、現像スリーブ20内磁石21の離間磁極S2、S
1による現像スリーブ表面上の現像剤落下位置Pを、現
像スリーブ下方の第1撹拌搬送部材23のスクリュー羽
根28の間の軸部に設けた板状突起30の水平状態の先
端よりも外方にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置に用いられる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機等の画像形成装置で
は、像担持体である感光ドラム上に形成した静電潜像を
現像装置により現像して、可視化することを行なってい
る。
【0003】この現像装置は感光ドラムにトナーを供給
し、潜像をトナー像として可視化するものであるが、現
像剤として磁性トナーからなる1成分現像剤を使用する
現像装置の他、非磁性トナーと磁性キャリアを混合した
2成分現像剤を使用する現像装置も多用されている。2
成分現像剤を用いた現像によれば、黒色以外のカラー画
像を形成する場合、色調の優れたカラー画像を形成する
ことが可能である。
【0004】2成分現像剤を使用した現像方法には、磁
気ブラシ現像法がある。この磁気ブラシ現像法によれば
安定した現像が可能で、黒以外の色画像またはフルカラ
ー画像を簡単に形成できる。
【0005】しかし、現像装置の現像剤担持体である現
像スリーブを感光ドラムと対向部で同方向に回転させ
る、いわゆる順方向現像方式では、ハーフトーン画像部
とベタ画像部の境界部分に、トナーが付着しない白抜け
現象が起こる問題がある。
【0006】そこで、この問題を解決する手段として、
現像スリーブを感光ドラムと対向部で逆方向に回転させ
る、いわゆるカウンター方向の現像方式が提案されてい
る。この方式の従来の現像装置を図5により説明する。
【0007】現像装置102は、2成分現像剤を収容し
た現像容器110の開口部に、円筒状の磁石121を非
回転に配置した現像スリーブ120が感光ドラム1に対
向して配設され、この現像スリーブ120は、矢印方向
に回転する感光ドラム1に対しカウンター方向に回転し
て、その表面上に吸着保持された現像剤を感光ドラム1
と対向した現像部に搬送する。磁石121は、感光ドラ
ム1側に現像磁極N1を有し、この現像磁極N1から現
像スリーブ120の回転方向に、第1搬送磁極S3、第
2搬送磁極N2、第3搬送磁極S2、および第3搬送磁
極と離間磁極を構成する汲み上げ磁極S1を有してい
る。
【0008】現像容器110内の現像剤は、磁石121
の汲み上げ磁極S1に対応する現像スリーブ120の表
面上の位置(汲み上げ位置)Qで、汲み上げ極S1の作
用により現像スリーブ120上に吸着保持され、現像ブ
レード122によって層厚が規制されたのち現像部に至
り、現像部で現像磁極N1の作用により磁気ブラシを形
成して、感光ドラム1上の潜像を現像する。
【0009】現像によってトナー濃度が低下した現像剤
は、第1、第2搬送磁極S3、N2の作用によって、現
像容器110内まで現像スリーブ120上に保持されて
戻され、第3搬送磁極S2と汲み上げ磁極S1の中間の
磁束密度が最も小さい現像スリーブ120表面上の位置
(現像剤落下位置)Pで、現像スリーブ120上から剥
離して落下する。現像剤が剥離された現像スリーブ12
0は、上記のように、汲み上げ位置Qで新たな現像剤が
吸着保持される。
【0010】現像容器110内の現像スリーブ120の
下方には、第1の撹拌搬送部材123が設置され、隔壁
140を介してさらに第2の撹拌搬送部材124が設置
されている。これら第1、第2の撹拌搬送部材123、
124はスクリュータイプとされ、らせん状のスクリュ
ー羽根128およびその羽根の鍔間の板状突起130を
有してなっている。
【0011】現像スリーブ120上から剥離したトナー
濃度が低い現像剤は、第1撹拌搬送部材123上に落下
して、第1撹拌搬送部材123により近傍の現像剤と軸
方向に撹拌搬送され、隔壁140の一端部の図示しない
開口を通って、第2撹拌搬送部材24に受け渡される。
第2撹拌搬送部材124は、受け渡された現像剤、およ
び現像容器110の補給口118から補給されたトナー
を撹拌しながら上記と逆方向に搬送し、隔壁140の他
端部の図示しない開口を通って、第1撹拌搬送部材12
3側に戻す。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のようなカウンタ
ー方向現像方式を採用することにより、上記したハーフ
トーン画像部とベタ画像部との境界部分の白抜け現象を
防止することができる。
【0013】しかしながら、従来の現像装置102で
は、現像スリーブ120表面上の現像剤落下位置Pで剥
離した現像剤が、第1撹拌搬送部材123の板状突起1
30上に落下するために、板状突起130の回転にとも
ないその近傍の現像剤と十分に撹拌されずに周方向に搬
送され、現像スリーブ120表面上の汲み上げ位置Qに
対応した周方向位置に達して、現像スリーブ120上に
吸い上げられるので、現像スリーブ120上に吸着保持
された現像剤は、現像スリーブ長手方向にトナー濃度の
むらを生じる。
【0014】現像スリーブ120上に吸着保持された現
像剤に長手方向のトナー濃度むらが生じても、順方向現
像方式の場合は、汲み上げ磁極に現像剤が自然循環し、
現像剤が十分に撹拌されるスペースが形成されるので問
題ない。
【0015】しかし、カウンター方向現像方式の場合に
は、汲み上げ磁極S1と現像磁極N1の極間が狭いの
で、そのような現像剤を十分に撹拌するスペースを形成
することができず、現像スリーブ120上に吸着保持さ
れた長手方向にトナー濃度むらがある現像剤は、そのま
ま現像磁極N1付近まで搬送されて現像に供されてしま
う。
【0016】その結果、従来のカウンター方向現像方式
の現像装置では、現像した画像に現像スリーブ長手方向
にそって濃度むらが生じる問題があった。
【0017】本発明の目的は、カウンター方向現像方式
の現像装置において、磁界発生手段の離間磁極による現
像剤担持体上の現像剤落下位置で剥離して、スクリュー
タイプの撹拌搬送部材上に落下した現像後のトナー濃度
が低下した2成分現像剤を、撹拌搬送部材によりその近
傍の現像剤と十分に撹拌して搬送でき、現像剤担持体上
に長手方向のトナー濃度むらのない現像剤を吸い上げ
て、吸着保持することを可能とした現像装置を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明にか
かる現像装置にて達成される。要約すれば、本発明は、
2成分現像剤を収容した現像容器の像担持体と対面した
開口部に配置した現像剤担持体は、像担持体と対向した
現像部で逆方向に移動する向きのカウンター方向に回転
され、現像剤担持体内に非回転に配置した磁界発生手段
は、現像容器内の部分に現像剤担持体の回転方向に沿っ
て上流側、下流側の離間磁極を有し、これら離間磁極
が、その間の現像剤担持体の表面上に磁界の磁束密度が
小さい現像剤落下位置を形成し、そして現像容器内には
現像剤撹拌搬送部材が、少なくとも現像剤担持体の直下
に設置され、現像剤撹拌搬送部材は、現像剤担持体と平
行な軸の周囲にらせん状のスクリュー羽根を設け、スク
リュー羽根の隣接する鍔間の軸部に板状突起を設けてな
る現像装置において、前記現像剤担持体上の現像剤落下
位置を、前記現像剤撹拌搬送部材の板状突起の水平状態
における先端よりも外方に位置させたことを特徴とする
現像装置である。
【0019】本発明によれば、好ましくは、前記現像剤
担持体上の現像剤落下位置における磁束密度を50ガウ
ス以下とした。前記下流側の離間磁極に対する現像剤担
持体の表面上の位置を、前記現像剤撹拌搬送部材の板状
突起の水平状態における先端よりも外方に位置させた。
前記現像剤撹拌搬送部材の板状突起を、スクリュー羽根
の隣接する鍔間の軸部に180°の間隔で互い違いに設
けた。前記現像剤担持体および現像剤撹拌搬送部材が、
両端部に開口を有する隔壁により前記現像容器内を2室
に区画した一方の室に配置され、他方の室に、前記現像
剤撹拌搬送部材と同様な現像剤撹拌搬送部材をこれと同
高さの位置に平行に設けた。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0021】実施例1 図1は、本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。本現像装置2は、像担持体である感光ドラム1の側
方に配設され、非磁性粒子のトナーと磁性粒子のキャリ
アとを混合した2成分現像剤を用い、磁気ブラシ現像方
式によって感光ドラム1上の静電潜像を現像するもので
ある。
【0022】現像装置2は、2成分現像剤を収容した現
像容器10に、磁石21を内蔵した現像スリーブ20、
現像ブレード22および第1、第2の撹拌搬送手段2
3、24等を設置してなっている。
【0023】現像容器10内は、隔壁14によって現像
室11と撹拌室12とに仕切られ、感光ドラム1側の現
像室11の上部開口に、現像スリーブ20が感光ドラム
1に対向して回転自在に配設されている。現像スリーブ
20は、中空の円筒体に形成され、内側の磁石21の磁
力の作用により現像剤をその外周部に吸着しつつ、回転
することにより現像剤を感光ドラム1と対向した現像部
へ搬送する。本発明によれば、この現像スリーブ10の
回転は、感光ドラム1との対向部が逆方向に移動する向
きのカウンター方向である。
【0024】磁石21は中実の円筒体に形成され、現像
スリーブ20内に非回転に配置されている。磁石21に
は、感光ドラム1側に現像磁極N1が形成され、この現
像磁極N1から現像スリーブ20の回転方向に、第1搬
送磁極S3、第2搬送磁極N2、第3搬送磁極S2、お
よび第3搬送磁極と離間磁極を構成する汲み上げ磁極S
1が形成されている。現像ブレード22は、磁石21の
下部の現像部寄りの磁極S1に略対向して、現像スリー
ブ20の下方の現像容器22の部分に配置され、磁極2
1と協同して現像スリーブ20上に吸着された現像剤の
層厚を規制する。
【0025】現像室23内の現像剤は、磁石21の汲み
上げ磁極S1が位置する現像スリーブ20上の位置Q
で、汲み上げ極S1の作用により回転する現像スリーブ
20上に吸着保持され、現像ブレード22によって層厚
が規制されたのち現像部に至る。現像部で現像剤は、現
像磁極N1の作用により穂立ちして磁気ブラシを形成
し、磁気ブラシが感光ドラム1の表面に接触して、感光
ドラム1上の潜像を現像する。
【0026】現像によってトナー濃度の低下した現像剤
は、第1、第2搬送磁極S3、N2の作用によって、現
像容器10内まで現像スリーブ20上に保持されて戻さ
れる。現像容器10内に戻された現像剤は、第3搬送磁
極S2と汲み上げ磁極S1の中間の磁束密度が最も小さ
い現像スリーブ20の表面上の位置(現像剤落下位置)
Pで、現像スリーブ20上から剥離して現像室11内に
落下する。現像剤が剥離された現像スリーブ20は、上
記のように、位置Qで新たな現像剤が吸着保持される。
【0027】図1および図2に示すように、第1撹拌手
段23は、現像室11内の現像スリーブ20の下方にこ
れと平行に配設され、第2撹拌手段24は、撹拌室12
内に第1撹拌手段と平行に配設されている。これら撹拌
搬送手段23、24は、図4に示すように、軸部26の
回りに、らせん状のスクリュー羽根28および板状突起
30を取付けってなっており、本実施例では、板状突起
30は、スクリュー羽根の隣接する鍔28a間の軸部に
180°の間隔で互い違いに設けられている。撹拌搬送
部材23、24は、現像スリーブ20と同一方向に回転
して、現像剤を撹拌しつつ互に逆の軸方向に搬送する。
【0028】図2に示すように、隔壁14の両端部は切
り欠かれて、第1、第2の開口部15、16に形成され
ている。第1撹拌搬送部材23は、現像スリーブ20か
ら落下した現像後のトナー濃度が低下した現像剤を近傍
の現像剤と撹拌しつつ、現像室11内を軸方向に第1開
口部15まで搬送し、第1開口部15を通って撹拌室1
2内に移送する。第2撹拌搬送部材24は、撹拌室12
内に移送された現像剤と補給口18から撹拌室12内に
補給されたトナーとを撹拌しつつ、撹拌室12内を逆方
向に第2開口部16まで搬送し、第2開口部16を通っ
て現像室11内に移送される。このようにして、現像容
器10内を現像剤が撹拌されつつ循環される。
【0029】本実施例では、上記の現像スリーブ20表
面上の現像剤落下位置Pを、第1撹拌搬送部材23の板
状突起30の水平状態における先端よりも外方に位置さ
せた。
【0030】従って、位置Pで現像スリーブ20上から
剥離した現像後のトナー濃度が低下した現像剤は、板状
突起30の先端より外方のスクリュー羽根28上に落下
するので、板状突起30によって周方向に搬送される前
に、スクリュー羽根28によって近傍の現像剤と軸方向
に撹拌搬送され、現像剤のトナー濃度が軸方向に十分に
均一にされ、その後、板状突起30によって周方向に搬
送されて、現像スリーブ20上の汲み上げ位置Qに対応
した位置から、現像スリーブ20上に吸い上げて吸着保
持される。その結果、現像スリーブ20上に汲み上げら
れた現像剤は、長手方向のトナー濃度むらを生じること
がない。その結果、現像により現像スリーブ長手方向に
そった濃度むらのない良好な画像を得ることができる。
【0031】実施例2 本実施例では、図1〜2を参照して説明した実施例1に
おいて、現像スリーブ20上の現像剤落下位置Pにおけ
る磁束密度を50ガウス以下としたことが特徴である。
【0032】本例では、図4に示すように、磁石21の
上流側の離間磁極S2の現像スリーブ20上の磁束密度
を300ガウス(G)、下流側の離間磁極S1の現像ス
リーブ20上の磁束密度を700ガウスとすることによ
り、現像剤落下位置Pの磁束密度を30ガウスとした。
【0033】なお、磁石21の他の磁極の現像スリーブ
20における磁束密度は、図4に示すように、現像磁極
S1が1000ガウス、第1搬送磁極S3が900ガウ
ス、第2搬送磁極N2が900ガウスである。
【0034】その結果、現像剤落下位置Pでの現像スリ
ーブ20上の現像剤の拘束力を弱め、現像後のトナー濃
度が低下した現像剤を第1撹拌搬送部材23の板状突起
30の先端よりも外方に、より確実に落下させることが
でき、現像スリーブ20上に汲み上げた現像剤の長手方
向のトナー濃度むらを防止する効果を一層向上すること
ができる。
【0035】実施例3 実施例1、2によれば、現像スリーブ20上の現像後の
トナー濃度が低下した現像剤を現像剤落下位置Pで剥離
して、第1撹拌搬送部材23の板状突起30の先端より
も外方に落下することができるが、しかしながら、まれ
には、現像剤落下位置Pで剥離せず、第1撹拌搬送部材
23の板状突起30の先端よりも内側に落下する場合が
あった。
【0036】そこで、本実施例では、先の図1に示した
ように、磁石21の汲み上げ磁極、すなわち下流側の離
間磁極S1に対応する、現像スリーブ20上の現像剤汲
み上げ位置Qを、第1撹拌搬送部材23の板状突起30
の水平状態の先端よりも外方とした。
【0037】これによれば、現像スリーブ20から板状
突起30に落下したトナー濃度が低下した現像剤は、板
状突起30により周方向に搬送されても、直ぐには汲み
上げ位置Qに対応した周方向位置に達せず、近傍の現像
剤とともにスクリュー羽根28による軸方向への撹拌搬
送を経た後、現像スリーブ20上に汲み上げられる。従
って、本実施例によれば、現像スリーブ20からの現像
剤の板状突起30上への落下が発生しても、現像スリー
ブ20上に汲み上げた現像剤には、長手方向のトナー濃
度のむらを防止することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現像スリーブ内の磁石の離間磁極による現像剤の落下位
置を、撹拌搬送部材のスクリュー羽根の間の軸部に設け
た板状突起の水平状態の先端よりも外方にしたので、現
像スリーブから落下した現像後のトナー濃度が低下した
現像剤を、スクリュー羽根で軸方向に確実に撹拌搬送し
た後、板状突起で周方向に搬送して、現像スリーブ上に
汲み上げるようにすることができ、現像スリーブ上に汲
み上げた現像剤に長手方向の濃度むらを生じることがな
い。従って、現像により現像スリーブ長手方向に沿った
濃度むらのない良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の現像装置の平面図である。
【図3】図1の現像装置に設置された現像剤撹拌搬送部
材を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の一実施例を示す断面図である。
【図5】従来の現像装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 現像装置 20 現像スリーブ 21 磁石 23、24 現像剤撹拌搬送部材 28 スクリュー羽根 30 板状突起 P 現像剤落下位置 Q 現像剤汲み上げ位置 S1 現像剤汲み上げ磁極(下流側離間磁極) S2 第3搬送磁極(上流側離間磁極)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 茂雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2成分現像剤を収容した現像容器の像担
    持体と対面した開口部に配置した現像剤担持体は、像担
    持体と対向した現像部で逆方向に移動する向きのカウン
    ター方向に回転され、現像剤担持体内に非回転に配置し
    た磁界発生手段は、現像容器内の部分に現像剤担持体の
    回転方向に沿って上流側、下流側の離間磁極を有し、こ
    れら離間磁極が、その間の現像剤担持体の表面上に磁界
    の磁束密度が小さい現像剤落下位置を形成し、そして現
    像容器内には現像剤撹拌搬送部材が、少なくとも現像剤
    担持体の直下に設置され、現像剤撹拌搬送部材は、現像
    剤担持体と平行な軸の周囲にらせん状のスクリュー羽根
    を設け、スクリュー羽根の隣接する鍔間の軸部に板状突
    起を設けてなる現像装置において、前記現像剤担持体上
    の現像剤落下位置を、前記現像剤撹拌搬送部材の板状突
    起の水平状態における先端よりも外方に位置させたこと
    を特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤担持体上の現像剤落下位置に
    おける磁束密度を50ガウス以下とした請求項1の現像
    装置。
  3. 【請求項3】 前記下流側の離間磁極に対する現像剤担
    持体の表面上の位置を、前記現像剤撹拌搬送部材の板状
    突起の水平状態における先端よりも外方に位置させた請
    求項1または2の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤撹拌搬送部材の板状突起を、
    スクリュー羽根の隣接する鍔間の軸部に180°の間隔
    で互い違いに設けた請求項1〜3のいずれかの項に記載
    の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記現像剤担持体および現像剤撹拌搬送
    部材が、両端部に開口を有する隔壁により前記現像容器
    内を2室に区画した一方の室に配置され、他方の室に、
    前記現像剤撹拌搬送部材と同様な現像剤撹拌搬送部材を
    これと同高さの位置に平行に設けた請求項1〜4のいず
    れかの項に記載の現像装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006337817A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置
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