JPH02246808A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH02246808A JPH02246808A JP1063965A JP6396589A JPH02246808A JP H02246808 A JPH02246808 A JP H02246808A JP 1063965 A JP1063965 A JP 1063965A JP 6396589 A JP6396589 A JP 6396589A JP H02246808 A JPH02246808 A JP H02246808A
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- Japan
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- block
- rubber
- pneumatic tire
- peripheral portion
- wear resistance
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- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims abstract description 44
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims abstract description 44
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 18
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
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- 229940126062 Compound A Drugs 0.000 description 1
- NLDMNSXOCDLTTB-UHFFFAOYSA-N Heterophylliin A Natural products O1C2COC(=O)C3=CC(O)=C(O)C(O)=C3C3=C(O)C(O)=C(O)C=C3C(=O)OC2C(OC(=O)C=2C=C(O)C(O)=C(O)C=2)C(O)C1OC(=O)C1=CC(O)=C(O)C(O)=C1 NLDMNSXOCDLTTB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/13—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
- B60C11/1307—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
- B60C11/1346—Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls covered by a rubber different from the tread rubber
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、操縦安定性および耐摩耗性に優れた高性能空
気入りタイヤに関するものである。
気入りタイヤに関するものである。
(従来の技術)
エンジンの高出力化、シャシ−の高性能化等、自動車技
術の発展に伴なって、操縦安定性や高速耐久性等に対し
より限界性能の高い空気入りタイヤが要求されるように
なってきた。
術の発展に伴なって、操縦安定性や高速耐久性等に対し
より限界性能の高い空気入りタイヤが要求されるように
なってきた。
特開昭58−1734号公報には、このようなタイヤ性
能を有するゴム組成物として、ヒステリシスの大きいゴ
ムが記載されている。このヒステリシスの大きいゴムを
得るために、一般に、アロマティックオイル等の軟化剤
や、カーボンブラック等の補強剤をポリマ一対比増量し
ていく手法が用いられている。
能を有するゴム組成物として、ヒステリシスの大きいゴ
ムが記載されている。このヒステリシスの大きいゴムを
得るために、一般に、アロマティックオイル等の軟化剤
や、カーボンブラック等の補強剤をポリマ一対比増量し
ていく手法が用いられている。
一方、特開昭60−124507号公報には、高速耐久
性の改良を図るためにブロックの周囲を中央部より弾性
率の高いゴムで囲った構造が記載されている。
性の改良を図るためにブロックの周囲を中央部より弾性
率の高いゴムで囲った構造が記載されている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、従来の技術は必ずしも満足いくものでは
なかった。
なかった。
すなわち、ヒステリシスの大きいゴムを得るために軟化
剤や補強剤をポリマ一対比増量して行き適量以上に配合
すると、破壊強度が低下するとともに耐ブローアウト性
も低下し、急激なコーナリングや高速走行を続けること
が困難となる。
剤や補強剤をポリマ一対比増量して行き適量以上に配合
すると、破壊強度が低下するとともに耐ブローアウト性
も低下し、急激なコーナリングや高速走行を続けること
が困難となる。
また、上記特開昭60−124507号公報記載のブロ
ック構造では、確かに高速走行でのブロックのくり返し
圧縮運動によるブローアウトは抑制できるが、連続的な
急コーナリング等大きなサイドフォースがかかった際の
操縦安定性、耐摩耗性の限界の向上を図ることはできな
かった。
ック構造では、確かに高速走行でのブロックのくり返し
圧縮運動によるブローアウトは抑制できるが、連続的な
急コーナリング等大きなサイドフォースがかかった際の
操縦安定性、耐摩耗性の限界の向上を図ることはできな
かった。
そこで、本発明の目的は、高速耐久性のみならず、操縦
安定性、耐摩耗性の優れた高性能空気入りタイヤを提供
することにある。
安定性、耐摩耗性の優れた高性能空気入りタイヤを提供
することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、踏面に、切込んだ主溝によ
って踏面を区分して複数のブロックまたはリブを形成し
たトレッド部を有する本発明の空気入りタイヤにおいて
は、前記ブロックまたはリブの周囲にこれらの中央部と
異なるゴム組成物を厚さ0.3〜10口で配置し、中央
部のゴム組成物の25℃における損失係数(tanδ)
が0.4以上、25℃におけるJIS硬度が65未満で
あり、周囲部の前記ゴム組成物の25℃における損失係
数(tanδ)が0.2以上、25℃におけるJIS硬
度が65以上、25℃における引張破断強度が200
kg / cd以上であるものである。
って踏面を区分して複数のブロックまたはリブを形成し
たトレッド部を有する本発明の空気入りタイヤにおいて
は、前記ブロックまたはリブの周囲にこれらの中央部と
異なるゴム組成物を厚さ0.3〜10口で配置し、中央
部のゴム組成物の25℃における損失係数(tanδ)
が0.4以上、25℃におけるJIS硬度が65未満で
あり、周囲部の前記ゴム組成物の25℃における損失係
数(tanδ)が0.2以上、25℃におけるJIS硬
度が65以上、25℃における引張破断強度が200
kg / cd以上であるものである。
ある。
尚、本発明においては、中央部および周囲部のいずれに
おいても上記損失係数(tanδ)値に上限はないが、
実用上、この値が1.0以下であるのが好ましい。
おいても上記損失係数(tanδ)値に上限はないが、
実用上、この値が1.0以下であるのが好ましい。
以下、本発明を図面を参照して具体的に説明する。
第1図は、本発明に従うタイヤトレッド部を示す平面図
であり、この図では主溝4で区分された複数のブロック
1を示す。このブロック1の中央部2と周囲部3は異な
ったゴム組成物より構成されている。第2図は、第1図
の破線で囲まれたブロックの拡大図である。第2図に示
す周囲部3の厚さ01〜Ω4は全て均一でも、部分的に
異なってもかまわない。第3図は、第2図の1.−1.
線に沿うブロックの断面を示す。
であり、この図では主溝4で区分された複数のブロック
1を示す。このブロック1の中央部2と周囲部3は異な
ったゴム組成物より構成されている。第2図は、第1図
の破線で囲まれたブロックの拡大図である。第2図に示
す周囲部3の厚さ01〜Ω4は全て均一でも、部分的に
異なってもかまわない。第3図は、第2図の1.−1.
線に沿うブロックの断面を示す。
本発明においては、第4図に示す如くリブまたはブロッ
クlの周方向の側面のみに前記と同様の周囲部ゴム組成
物を配置してもよく、更には第5図に示す如く、部分的
に当該周囲部を設けたブロックを配置し、ブロックによ
り周囲部の厚さQI+02を異なった構造としてもよい
。
クlの周方向の側面のみに前記と同様の周囲部ゴム組成
物を配置してもよく、更には第5図に示す如く、部分的
に当該周囲部を設けたブロックを配置し、ブロックによ
り周囲部の厚さQI+02を異なった構造としてもよい
。
上述したブロック周囲部の厚さは、操縦安定性および耐
摩耗性の向上を図る上で0.3〜10■であることを要
するが、好ましくは0.5〜5mmの範囲内とする。ま
た、ブロック周囲部の厚さは0.3〜10Mでかつブロ
ックの表面積に対するブロック周囲部の面積が5〜25
%であることが好ましく、更に好ましくはブロック周囲
部の厚さが0.5〜5鵬でかつブロックの表面積に対す
るブロック周囲部の面積が5〜25%である。尚、ブロ
ック周囲部の厚さが0.3 tm未満だとこのブロック
周囲部による効果が奏せられず、一方10mmを超える
と耐摩耗性は向上するものの、操縦安定性が著しく劣っ
てしまうことになる。
摩耗性の向上を図る上で0.3〜10■であることを要
するが、好ましくは0.5〜5mmの範囲内とする。ま
た、ブロック周囲部の厚さは0.3〜10Mでかつブロ
ックの表面積に対するブロック周囲部の面積が5〜25
%であることが好ましく、更に好ましくはブロック周囲
部の厚さが0.5〜5鵬でかつブロックの表面積に対す
るブロック周囲部の面積が5〜25%である。尚、ブロ
ック周囲部の厚さが0.3 tm未満だとこのブロック
周囲部による効果が奏せられず、一方10mmを超える
と耐摩耗性は向上するものの、操縦安定性が著しく劣っ
てしまうことになる。
次に、リブまたはブロック部のゴム質について説明する
。
。
本発明においては、リブまたはブロック部の中央部のゴ
ム質は、25℃における損失係数(tanδ)が0.4
以上であることを要するが、二0理由は、この値が0.
4未満であると操縦安定性の向上が得られないからであ
る。また、JIS硬度は、65未満であることを要する
が、好ましくは45〜64の範囲内である。この理由は
、JIS硬度が45未満の場合には、ゴム質が柔軟にな
りすぎて、たとえリブまたはブロックの周囲部を本発明
に係るゴム質で囲ったとしても耐久性、耐摩耗性を十分
に改良できないからである。一方、JIS硬度が65を
超えると操縦安定性に十分な改良が見られなくなる。
ム質は、25℃における損失係数(tanδ)が0.4
以上であることを要するが、二0理由は、この値が0.
4未満であると操縦安定性の向上が得られないからであ
る。また、JIS硬度は、65未満であることを要する
が、好ましくは45〜64の範囲内である。この理由は
、JIS硬度が45未満の場合には、ゴム質が柔軟にな
りすぎて、たとえリブまたはブロックの周囲部を本発明
に係るゴム質で囲ったとしても耐久性、耐摩耗性を十分
に改良できないからである。一方、JIS硬度が65を
超えると操縦安定性に十分な改良が見られなくなる。
また、リブまたはブロック部の周囲部のゴム質は、25
℃における損失係数(tanδ)が0.2以上、好まし
くは0.3以上である。0.2未満であると、十分な操
縦安定性が得られないからである。また、このゴム質の
JIS硬度は65以上であることが必要である。この値
未満だとブロック剛性が十分上がらず、操縦安定性の向
上効果が小さいからである。
℃における損失係数(tanδ)が0.2以上、好まし
くは0.3以上である。0.2未満であると、十分な操
縦安定性が得られないからである。また、このゴム質の
JIS硬度は65以上であることが必要である。この値
未満だとブロック剛性が十分上がらず、操縦安定性の向
上効果が小さいからである。
更に、周囲部のゴム質のJIS硬度と中央部のゴム質の
JIS硬度との差が3〜20であると、各性能の向上が
顕著となる。しかし、3未満であると単一ゴム質より成
るブロックとの差が小さくなり、製造方法、コトス等を
考えると必ずしも優れているとは言えず、また20を超
えると、周囲部と中央部で硬さの違いからくる変形の違
いが大きくなり、その界面より破壊を起こしてしまうこ
とがある。
JIS硬度との差が3〜20であると、各性能の向上が
顕著となる。しかし、3未満であると単一ゴム質より成
るブロックとの差が小さくなり、製造方法、コトス等を
考えると必ずしも優れているとは言えず、また20を超
えると、周囲部と中央部で硬さの違いからくる変形の違
いが大きくなり、その界面より破壊を起こしてしまうこ
とがある。
更に、周囲部のゴム質は引張破壊強度が200 kg/
cd以上あることが必要である。本発明者らが鋭意検
討した結果、大きなサイドフォースによる摩耗は、ブロ
ックのエッヂを核として発生していることが明らかにな
った。従って、ブロック周囲部に破壊強力の高いゴム質
を利用することで耐摩耗性を著しく改良することができ
るが、引張破壊強度が200 kg/c+f1未満では
摩耗の核の発生を十分に抑制することができないのであ
る。
cd以上あることが必要である。本発明者らが鋭意検
討した結果、大きなサイドフォースによる摩耗は、ブロ
ックのエッヂを核として発生していることが明らかにな
った。従って、ブロック周囲部に破壊強力の高いゴム質
を利用することで耐摩耗性を著しく改良することができ
るが、引張破壊強度が200 kg/c+f1未満では
摩耗の核の発生を十分に抑制することができないのであ
る。
尚、本発明において損失係数(tanδ)は、岩本製作
所■製スペクトロメーター試験機を用いて、幅5M厚さ
2111g1の短冊状試料で振動数50Hz、初期歪3
%、動歪1%、温度25℃にて測定した。また、JIS
硬度は、JIS K 6301で規定された方法に従い
スプリング式硬さ試験機A型によ25℃にて測定した。
所■製スペクトロメーター試験機を用いて、幅5M厚さ
2111g1の短冊状試料で振動数50Hz、初期歪3
%、動歪1%、温度25℃にて測定した。また、JIS
硬度は、JIS K 6301で規定された方法に従い
スプリング式硬さ試験機A型によ25℃にて測定した。
更に、引張破壊強度は、好ましくはJISs号試験片を
用い、採取し得るサンプルにより適宜試験片形状をダン
ベル状としてJISに6301に準じた方法に従い25
℃にて測定した。
用い、採取し得るサンプルにより適宜試験片形状をダン
ベル状としてJISに6301に準じた方法に従い25
℃にて測定した。
(実施例)
以下、本発明を実施例および比較例により更に詳細に説
明する。タイヤサイズ205/60 R15の種々の構
造、ゴム質のタイヤを試作した。トレッドパターンは3
0IIIllの正方形ブロック状で、溝深さは8鴫とし
た。これらのタイヤの性能評価は次の方法によった。
明する。タイヤサイズ205/60 R15の種々の構
造、ゴム質のタイヤを試作した。トレッドパターンは3
0IIIllの正方形ブロック状で、溝深さは8鴫とし
た。これらのタイヤの性能評価は次の方法によった。
糧1JUL比
MTS社製フラットベルトを使用し、速度50km/時
、荷重550 kgの条件でスリップアングルを徐々に
上げていったときのcp、、、を比較した。
、荷重550 kgの条件でスリップアングルを徐々に
上げていったときのcp、、、を比較した。
rJJL且
実車に試作タイヤを装着し、1TJk11走行後の残漬
量にて比較した。
量にて比較した。
本発明に用いたゴムの配合内容は下記の第1表(重量部
)に示す通りである。これらのゴムを下記の第2表に示
すような組み合わせにてタイヤ試作を行ない、上記性能
評価を行なった。評価は配合Aの単味ブロックを持つタ
イヤの耐摩耗性、操縦安定性をそれぞれ100とした時
の指数で表示した。
)に示す通りである。これらのゴムを下記の第2表に示
すような組み合わせにてタイヤ試作を行ない、上記性能
評価を行なった。評価は配合Aの単味ブロックを持つタ
イヤの耐摩耗性、操縦安定性をそれぞれ100とした時
の指数で表示した。
ス1側1j、i
実施例1はゴムAを中央部に、ゴムBを周囲部に配した
ものである。実施例2はゴムAを中央部に、ゴムDを周
囲部に配したものである。
ものである。実施例2はゴムAを中央部に、ゴムDを周
囲部に配したものである。
止較■エニ土
比較例1は、中央部、周囲部共にゴムAを用いた単味ト
レッドで、このタイヤの性能を指数100とした。
レッドで、このタイヤの性能を指数100とした。
比較例2は、中央部にゴムAを、周囲部にゴムBを配し
、周囲部の厚さを12閣としたものである。
、周囲部の厚さを12閣としたものである。
比較例3は、中央部にゴムAを、周囲部には破断強力の
劣るゴムCを配したものである。
劣るゴムCを配したものである。
比較例4は、中央部に損失係数(tanδ)が小さく、
JIS硬度の高いゴムBを配し、周囲部にゴムDを配し
たものである。
JIS硬度の高いゴムBを配し、周囲部にゴムDを配し
たものである。
裏施■ユ
実施例3は、中央部にゴムAを、トレッド周方向の周囲
部のみにゴムDを配したものである。
部のみにゴムDを配したものである。
第−よ−表
*l・・・日本合成ゴム■製 乳化重合5BR1115
00上記第2表より、実施例1.2における本発明のタ
イヤは、各比較例のタイヤに比し操縦安定性、耐摩耗性
が同時に大幅に向上することが確認された。また、ブロ
ックの周方向のみの周囲部に当該ゴムを配した実施例3
は、全周囲部に配したものに比べて性能向上の程度は小
さくなるが、そのタイヤ製造方法において、はるかに簡
単であり、実際にはより、効果的な構造といえる。
00上記第2表より、実施例1.2における本発明のタ
イヤは、各比較例のタイヤに比し操縦安定性、耐摩耗性
が同時に大幅に向上することが確認された。また、ブロ
ックの周方向のみの周囲部に当該ゴムを配した実施例3
は、全周囲部に配したものに比べて性能向上の程度は小
さくなるが、そのタイヤ製造方法において、はるかに簡
単であり、実際にはより、効果的な構造といえる。
(発明の効果)
以上説明してきた如く、本発明の空気入りタイヤにおい
ては、高速耐久°性のみならず、優れた操縦安定性およ
び耐摩耗性が得られるという効果がある。
ては、高速耐久°性のみならず、優れた操縦安定性およ
び耐摩耗性が得られるという効果がある。
第1図は、本発明の一例空気入りタイヤのトレッド部の
平面図、 第2図は、第1図の破線で囲まれた部分の拡大図、 第3図は、第2図の線p、、−i、についての断面図、 第4図は、本発明の他の一例空気入りタイヤのトレッド
部の平面図、 第5図は、本発明の他の一例空気入りタイヤのトレッド
部の平面図である。 1・・・ブロック 2・・・ブロック中央部3
・・・ブロック周囲部 4・・・主溝Q1〜Q4・・
・厚さ
平面図、 第2図は、第1図の破線で囲まれた部分の拡大図、 第3図は、第2図の線p、、−i、についての断面図、 第4図は、本発明の他の一例空気入りタイヤのトレッド
部の平面図、 第5図は、本発明の他の一例空気入りタイヤのトレッド
部の平面図である。 1・・・ブロック 2・・・ブロック中央部3
・・・ブロック周囲部 4・・・主溝Q1〜Q4・・
・厚さ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、踏面に、切込んだ主溝によって踏面を区分して複数
のブロックまたはリブを形成したトレッド部を有する空
気入りタイヤにおいて、前記ブロックまたはリブの周囲
部にこれら の中央部と異なるゴム組成物を厚さ0.3〜10mmで
配置し、 中央部のゴム組成物の25℃における損失係数(tan
δ)が0.4以上、25℃におけるJIS硬度が65未
満であり、 周囲部の前記ゴム組成物の25℃における損失係数(t
anδ)が0.2以上、25℃におけるJIS硬度が6
5以上、25℃における引張破断強度が200kg/c
m^2以上であることを特徴とする空気入りタイヤ。 2、前記ブロックまたはリブの周方向の側面のみに前記
周囲部ゴムを配置した請求項1記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1063965A JPH02246808A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1063965A JPH02246808A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02246808A true JPH02246808A (ja) | 1990-10-02 |
Family
ID=13244519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1063965A Pending JPH02246808A (ja) | 1989-03-17 | 1989-03-17 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02246808A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6213181B1 (en) | 1998-01-26 | 2001-04-10 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Tire having a groove wall lining for reducing formation of anomalies causing subjective user dissatisfaction |
JP2001121919A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
JP2006076529A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ及びその製造方法 |
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JP2007528311A (ja) * | 2003-12-30 | 2007-10-11 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 自動車用タイヤ |
JP2007283813A (ja) * | 2006-04-13 | 2007-11-01 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 空気入りタイヤ |
US7311128B2 (en) * | 2002-04-19 | 2007-12-25 | Michelin Recherche Et Technique S.A. | Tread having tread pattern elements formed of at least two rubber mixes |
WO2013092688A1 (fr) * | 2011-12-22 | 2013-06-27 | Compagnie Generale Des Etablissements Michelin | Bande de roulement comportant des blocs obliques |
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WO2014038689A1 (ja) * | 2012-09-07 | 2014-03-13 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 空気入りタイヤ用トレッド及びこのトレッドを有する空気入りタイヤ |
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-
1989
- 1989-03-17 JP JP1063965A patent/JPH02246808A/ja active Pending
Cited By (22)
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