JPH0224493B2 - - Google Patents

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JPH0224493B2
JPH0224493B2 JP22745484A JP22745484A JPH0224493B2 JP H0224493 B2 JPH0224493 B2 JP H0224493B2 JP 22745484 A JP22745484 A JP 22745484A JP 22745484 A JP22745484 A JP 22745484A JP H0224493 B2 JPH0224493 B2 JP H0224493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw conveyor
vertical axis
around
grain
vertical
Prior art date
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Expired
Application number
JP22745484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61104719A (ja
Inventor
Mamoru Yasumatsu
Matao Nomori
Masaaki Suetsuru
Yoshinori Fukuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPS61104719A publication Critical patent/JPS61104719A/ja
Publication of JPH0224493B2 publication Critical patent/JPH0224493B2/ja
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  • Threshing Machine Elements (AREA)
  • Screw Conveyors (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンバインなどに搭載される穀粒タ
ンクの穀粒搬送装置、詳しくは、穀粒タンクの貯
留穀粒を揚送する縦スクリユーコンベアの上端部
に、油圧シリンダで横軸心周りに起伏駆動自在
に、かつ、縦スクリユーコンベアの縦軸心周りに
回動自在に横送りスクリユーコンベアを連結し、
前記縦スクリユーコンベアの筒ケースと横送りス
クリユーコンベアと一体的に回動する可動筒ケー
スとの間に、接当部材と被接当部材とからなり、
接当部材が被接当部材に接当することにより、前
記横送りスクリユーコンベアの縦軸心周りの回動
を規制するように構成した回動規制機構を設けた
穀粒タンクの穀粒搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の搬送装置は、第7図および第8
図に示す構造であつた。すなわち、回動規制機構
20′を接当部材21′と被接当部材22′とから
構成し、接当部材21′を横送りスクリユーコン
ベア15と一体的に回動する可動筒ケース9に、
これと一体的に縦軸心Y周りに回動するように固
定し、他方、被接当部機22′を縦スクリユーコ
ンベア7の筒ケース8に固定していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
そもそも、このような回動規制機構20′を設
けるのは、横送りスクリユーコンベア15の縦軸
心Y周りでの回動を規制して、横送りスクリユー
コンベア15起伏用油圧シリンダのホースなどの
不測な巻き付きや破損を防止するためである。と
ころが、前述した従来構造のものは、接当部材2
1′も被接当部材22′も、ともに固定されてお
り、かつ、被接当部材22′が縦軸心Y周りに厚
みtを有するものであるから、この縦軸心Y周り
に横送りスクリユーコンベア15を回動させた
際、どうしても厚みtに対応する死角Aが生じ、
360゜あるいはそれ以上回動させることは不可能で
ある。この場合、死角Aそのものはあまり大きく
なくても、横送りスクリユーコンベア15はかな
りの長さを有するものであるから、その先端部に
ついてみれば、第8図に示すように、かなりの距
離にわたつて穀粒の排出不能区間Bが生ずること
になり、実際の使用にあたつてきわめて不便なも
のであつた。
本発明は、このような従来欠点を除去し、油圧
シリンダ用ホースなどの破損を防止しながら、横
送りスクリユーコンベアを360゜以上回動させるこ
とのできる有用な穀粒搬送装置を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するために、本発明による穀粒
タンクの穀粒搬送装置は、回動規制機構を構成す
る接当部材あるいは被接当部材を、縦スクリユー
コンベアの縦軸心周りあるいは縦軸心方向に移動
可能にし、この移動を利用して、横送りスクリユ
ーコンベアを縦軸心周りに360゜以上回動できるよ
うにしたことを特徴とする。
〔作用〕
したがつて、例えば、被接当部材を縦軸心の周
りに移動可能にすることにより、横送りスクリユ
ーコンベアを左から回動させた場合と、右から回
動させた場合とで、被接当部材の移動量に対応す
る角度だけラツプする状態で回動させることがで
きる。また、例えば、縦軸心周りに360゜以上にわ
たる螺旋溝を形成し、この螺旋溝の両端部を被接
当部材に形成するとともに、この螺旋溝に係入す
る接当部材を縦軸心方向に移動可能にすることに
より、螺旋溝の縦軸心周りのラツプ角度分だけ、
横送りスクリユーコンベアをラツプする状態で回
動させることができる。
〔発明の効果〕
このように、回動規制機構の存在にかかわら
ず、横送りスクリユーコンベアを縦軸心周りに
360゜以上回動させることができるので、油圧シリ
ンダ用ホースなどの巻き付けや破損を防止しなが
ら、常に、穀粒を所望の箇所に排出することがで
きる。
〔実施例〕
第3図は、穀粒タンク1を搭載したコンバイン
を示し、機体の前部には刈取前処理部2が、その
後方には刈取前処理部2からの搬送穀稈を脱穀す
る脱穀装置3と、この脱穀装置3からの排ワラを
処理する排ワラ処理装置4とが、それぞれ装備さ
れ、脱穀後の穀粒は、縦姿勢の搬送装置5によつ
て前記穀粒タンク1に搬送されるように構成され
ている。穀粒タンク1の底部には、穀粒をその後
端出口に搬送するスクリユーコンベア6が設けら
れ、かつ、この穀粒タンク1の後端底部には、ス
クリユーコンベア6から送られてきた穀粒を揚送
する縦スクリユーコンベア7が連通接続されてい
る。縦スクリユーコンベア7の筒ケース8の上端
部には、このスクリユーコンベア7の縦軸心Y周
りに回動自在にほぼL字型の可動筒ケース9が外
嵌され、この可動筒ケース9の外周にリングギヤ
10が固着されるとともに、このリングギヤ10
に咬合するピニオンギヤ11を有する伝動軸12
が、図外のベベルギヤ伝動機構を介して運転席1
3の近傍にまで延設され、端部には操作ハンドル
14が設けられている。L字型の可動筒ケース9
の開口端部には、横送りスクリユーコンベア15
の筒ケース16が、横軸心X周りに回動自在に外
嵌され、この横軸心Xと同軸状に前記可動筒ケー
ス9に回動自在に取付けられた横軸17と横送り
スクリユーコンベア15の筒ケース16との間
に、サポートアーム18が取付けられ、かつ、こ
のサポートアーム18と縦スクリユーコンベア7
との間に油圧シリンダ19が介装され、この油圧
シリンダ19の伸縮で、横送りスクリユーコンベ
ア15が横軸心X周りに起伏駆動されるように構
成されている。横送りスクリユーコンベア15と
一体的に回動する可動筒ケース9と縦スクリユー
コンベア7の筒ケース8との間には、横送りスク
リユーコンベア15の前記縦軸心Y周りへの回動
を規制する回動規制機構20が設けられているの
であるが、この回動規制機構20が、可動筒ケー
ス9に固着の接当部材21と、縦軸心Y周りに移
動可能な状態で筒ケース8に取付けられた被接当
部材22とから構成されている。つまり、この被
接当部材22には、筒ケース8の外面にほぼ沿う
ように彎曲されたガイド部材23が連設され、か
つ、ガイド部材23に形成のガイド用長孔24内
に、筒ケース8から突設の2本のガイド棒25が
挿入されていて、この被接当部材22が縦軸心Y
周りに移動できるように構成されているのであ
る。
したがつて、作業者が操作ハンドル14を回転
して横送りスクリユーコンベア15を縦軸心Y周
りに回動させると、接当部材21が被接当部材2
2に接当することになるが、この被接当部材22
が縦軸心Y周りに自由に移動するので、その移動
量lに対応する角度だけラツプさせて、横送りス
クリユーコンベア15を360゜以上回動させること
ができる。
〔別の実施例〕
第5図は別の実施例で、このものは、筒ケース
8に軸26を介して揺動自在に取付けられた腕2
7に被接当部材22aを設け、接当部材21aの
接当による左右一対のストツパー28間における
腕27の揺動により、被接当部材22aが縦軸心
Y周りに移動できるように構成されている。この
実施例のものにおいても、被接当部材22aの移
動量laに対応する角度だけラツプさせて横送りス
クリユーコンベア15を回動させることができ
る。
第6図はさらに別の実施例で、縦軸心Y周りに
360゜以上にわたる螺旋溝29を有する螺旋部材3
0を筒ケース8に固着し、螺旋溝29の両端部を
被接当部材22bとし、他方、可動筒ケース9側
の接当部材21bを保持部材31を介して縦軸心
Y方向にのみ移動自在に構成したものである。こ
の実施例のものにおいては、螺旋溝29に係入し
た接当部材21bが、縦軸心Yに沿つて上下動し
ながら螺旋溝29内を移動するので、螺旋溝29
が縦軸心Y周りに重なり合う量lbに対応する角度
だけラツプさせて横送りスクリユーコンベア15
を回動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係る穀粒タンクの穀
粒搬送装置の実施例を示し、第1図は要部の側面
図、第2図は第1図における−線断面図、第
3図はコンバインの全体側面図、第4図はコンバ
インの概略平面図であり、第5図、第6図は別の
実施例を示す要部の側面図、第7図は従来構造を
示す要部の側面図、第8図は従来構造を示すコン
バインの概略平面図である。 1……穀粒タンク、7……縦スクリユーコンベ
ア、8……筒ケース、9……可動筒ケース、15
……横送りスクリユーコンベア、19……油圧シ
リンダ、20……回動規制機構、21,21a,
21b……接当部材、22,22a,22b……
被接当部材、X……横軸心、Y……縦軸心。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 穀粒タンク1の貯留穀粒を揚送する縦ス
    クリユーコンベア7の上端部に、油圧シリンダ
    19で横軸心X周りに起伏駆動自在に、かつ、
    縦スクリユーコンベア7の縦軸心Y周りに回動
    自在に横送りスクリユーコンベア15を連結
    し、前記縦スクリユーコンベア7の筒ケース8
    と横送りスクリユーコンベア15と一体的に回
    動する可動筒ケース9との間に、接当部材2
    1,21a,21bと被接当部材22,22
    a,22bとからなり、接当部材21,21
    a,21bが被接当部材22,22a,22b
    に接当することにより、前記横送りスクリユー
    コンベア15の縦軸心Y周りの回動を規制する
    ように構成した回動規制機構20を設けた穀粒
    タンクの穀粒搬送装置において、前記回動規制
    機構20を構成する接当部材21,21a,2
    1bあるいは被接当部材22,22a,22b
    を、前記縦軸心Y周りあるいは縦軸心Y方向に
    移動可能にし、この移動を利用して、前記横送
    りスクリユーコンベア15を縦軸心Y周りに
    360゜以上回動できるようにした穀粒タンクの穀
    粒搬送装置。 前記被接当部材22,22aを縦軸心Y周り
    に移動可能にした特許請求の範囲第1項に記載
    の穀粒タンクの穀粒搬送装置。 前記接当部材21bを縦軸心Y方向に移動可
    能にした特許請求の範囲第1項に記載の穀粒タ
    ンクの穀粒搬送装置。
JP22745484A 1984-10-29 1984-10-29 穀粒タンクの穀粒搬送装置 Granted JPS61104719A (ja)

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JP22745484A JPS61104719A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 穀粒タンクの穀粒搬送装置

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JP22745484A JPS61104719A (ja) 1984-10-29 1984-10-29 穀粒タンクの穀粒搬送装置

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JPS61104719A JPS61104719A (ja) 1986-05-23
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JPS62144450U (ja) * 1986-03-06 1987-09-11
JPH0629007Y2 (ja) * 1987-05-29 1994-08-10 三菱農機株式会社 コンバインにおける穀粒排出筒の旋回装置
JP5054332B2 (ja) * 2006-07-03 2012-10-24 株式会社クボタ コンバインのアンローダ

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