JPH0224350A - 樹脂結合型磁石組成物 - Google Patents

樹脂結合型磁石組成物

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JPH0224350A
JPH0224350A JP63173792A JP17379288A JPH0224350A JP H0224350 A JPH0224350 A JP H0224350A JP 63173792 A JP63173792 A JP 63173792A JP 17379288 A JP17379288 A JP 17379288A JP H0224350 A JPH0224350 A JP H0224350A
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JP
Japan
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magnet
polymer
powder
magnet powder
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Hiroyuki Kawahigashi
宏至 川東
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Idemitsu Kosan Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂結合型磁石組成物に関し、詳しくは磁石
粉末を特定の樹脂で結合してなる電子部品などに有用な
樹脂結合型磁石組成物に関する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来の
樹脂結合型永久磁石は、例えば特開昭57−40003
号公報、同58−173804号公報、同58−160
02号公報などに示されているように、主に射出成形あ
るいは圧縮成形法により作られ、樹脂バインダーとして
は、射出成形法ではポリアミド、エチレン−酢酸ビニル
共重合体など、圧縮成形法ではエポキシ樹脂が使用され
ている。
しかしながら、ポリアミドやエポキシ樹脂等をバインダ
ーに用いた樹脂結合型永久磁石は、耐湿性に劣るため、
錆の発生及び経時寸法変化による特性の低下が問題とな
っており、限界使用温度も120〜150°Cと低いも
のである。
さらに、これらのポリアミドやエポキシ樹脂等をバイン
ダーとした樹脂結合型永久磁石の欠点を改良するために
、バインダーにポリフェニレンサルファイド(pps)
が用いられている(特開昭61−279106公報、同
60−113403公報など)。しかし、PPSをバイ
ンダーとした樹脂結合型永久磁石は、耐湿性及び耐薬品
性には優れているものの、耐熱性及び機械的強度に関し
ては充分とは言い難い。
本発明者らは、かかる従来技術の欠点を解消し、優れた
耐熱性とともに、優れた耐湿性、耐薬品性及び機械的強
度を合わせ有する樹脂結合型の永久磁石組成物を開発す
べく、鋭意研究を重ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その結果、特定のポリシアノアリールエーテルを選定し
、これをバインダーとして用いることにより、上記課題
を解決しうろことを見出した。本発明は、かかる知見に
基いて完成したものである。
すなわち、本発明は、一般式 ずれか一つを示す。〕 で表わされる繰返し単位を有し、かっp−クロロフェノ
ールを溶媒とする60°Cにおける極限粘度〔−η〕が
0.2 d1/ g以上である重合体と磁石粉末からな
る樹脂結合型磁石組成物を提供するものである。
本発明の樹脂結合型磁石組成物では、上記のように一般
式(1)で表わされる繰返し単位を有する重合体、即ち
ポリシアノアリールエーテルが用いられる。ここで、A
rが 繰返し単位を有する重合体(以下、PEN−Rと略記す
る)は、特開昭62−223226号公報に記載されて
いるものである。また、Arが体(以下、PEN−Nと
略記する)は、特開昭61−162523号公報に記載
されているものである。さらに、Arが (以下、PEN−Hと略記する)は、特開昭61−57
619号公報に記載されており、Arが重合体(以下、
PEN−Bと略記する)は、特開昭60−147439
号公報に記載されているものである。
本発明に用いる重合体は、前記の繰返し単位を有し、さ
らにp−クロロフェノールを溶媒とする60°Cにおけ
る極限粘度〔η〕が0.2a/g以上、好ましくは0.
4〜2.0a/gである。この極限粘度〔η〕が0.2
di/g未満のものでは、得られる成形品の強度が著し
く小さく、また、耐熱性に劣るものとなる。一方、2.
0a/gを超えると、バインダー樹脂の重合後の精製が
困難な上に成形加工性に劣る場合がある。
本発明の組成物を成形するにあたっては、射出成形法、
圧縮成形法、押出成形法、ロール圧延法等の方法を適宜
使用すればよいが、例えば射出成形法を適用する場合に
は、前記一般式(1)の繰返し単位を持つ重合体は、極
限粘度Cη〕が0.4〜2.Oa/gのものが好ましい
。極限粘度〔η〕が0.4di/g未満であると、射出
成形時に磁石粉末が圧密されるため、磁気特性が著しく
低下し、2、Oa/gを超えると、流動性が高いため、
成形性に劣ることとなる。また、圧縮成形を適用する場
合には、極限粘度〔η]は0.4 d/ g以上である
ことが好ましい。0.4 d17 g未満では、磁石粉
末の表面を被覆する場合に成膜能に劣るという問題があ
る。
次に、本発明の組成物において、使用しうる磁石粉末は
、特に制限はなく各種のものを用途に応じて適宜選定す
ればよい。その具体例をあげれば、フェライト粉末、例
えばBa0・6 FezOz、Mn00ZnOFezO
z+  T  Fe+04・PbO−6FezO3゜S
r0・6FezO:+など、アルニコ粉末、例えばJI
S規格のMCA160.MCA230.MCB500、
MCB580.MCB4O0Hなど、希土類コバルト粉
末、例えばSmCo5.PrCo5゜NdCo5.MM
Cos (ここで、MMはミツシュメタルである)、S
mPrCo5.SmPrNdCo5゜5mMMCo5.
R,CO1?(式中Rは、原子番号58〜71の一連の
希土類元素を示す。)、Sm2Co+t+PrzCo+
7.  Smz(Co、  Fe、  Cu)+t、 
 5I112(Co。
Fe、Cu、MLt  (式中MはTi、Zr又はHf
である)が挙げられる。さらに、希土類・鉄・ホウ素粉
末(Nd2Fe14B、NdzFelzCozB、Pr
zFe14Bなどが挙げられる。その他、Fe−Cr−
Cofff石粉末、Mn−Affi−C磁石粉末、Pt
−Co磁石粉末、PL−Fe1石粉末が挙げられる。
本発明においては、上記磁石粉末は、そのまま上述の重
合体と混合してもよいが、磁石粉末の酸化防止とバイン
ダー(重合体)中への分散性の向上のため、該磁石粉末
に対して5重量%以下、特に0.5〜2.0重量%程度
のカップリング剤で表面処理して用いることが好ましい
。ここで、使用しうるカップリング剤としては、各種の
ものがあるが、チタネート系及びシラン系のものが代表
的である。チタネート系カップリング剤としては、例え
gイソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソ
プロピルトリオクタノイルチタネート。
イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)
チタネート、イソプロピルジメタクリルイソステアロイ
ルチタネート イソプロピルトリ(N−アミノエチル−
アミノエチル)チタネートイソプロピルトリドデシルベ
ンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルイソステア
ロイルジアクリルチタネート イソプロピルトリ(ジオ
クチルホスフェート)チタネート イソプロピルトリク
ミルフェニルチタネート、テトライソプロピルビス(ジ
オクチルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビ
ス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ(
2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジ
トリデシル)ホスファイトチタネート ビス(ジオクチ
ルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート、
ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレンチタネ
ートなどがあげられ、これらを単独であるいは混合物と
して使用することができる。また、シラン系カップリン
グ剤としては、例えばγ−メルカプトプロピルートリメ
トキシシラン、2−スチリルエチル−トリメトキシシラ
ン、N−β−(アミノエチル)γ−アミノープロピルー
トリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘ
キシル)エチル−トリメトキシシラン、γ−アミノプロ
ピルートリメトキシシラン、γ−グリシドキシープロピ
ルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、
メチルジメトキシシランなどがあげられ、これらを単独
であるいは混合物として使用することができる。また、
チタン系カップリング剤とシラン系カップリング剤を併
用することもできる。
カップリング剤による表面処理は、磁石粉末をカップリ
ング剤の5〜20容量%溶液(アルコールなどを溶媒と
する)で湿潤させた後、室温以上の温度、好ましくは1
20〜150°Cで乾燥することによって行えばよい。
このようなカップリング剤による表面処理により、磁石
粉末に撥水性や潤滑性が付与され、得られる磁石組成物
の機械的強度等を向上させる。
本発明の磁石組成物は、基本的には上記のような重合体
と磁石粉末とからなるものであり、その配合割合は各種
状況により異なり、一義的に決定できないが、一般には
、重合体を0.5〜40容量%配合することが好ましい
しかし、射出成形法を通用する場合には、20〜40容
量%の範囲で選定することが好ましい。
20容量%未満では、流動性を得るのが困難となるため
、成形性が悪く、40容量%を超えると、磁石粉末の充
填率が低くなるため、磁気特性が著しく低下する。
また、圧縮成形法を適用する場合には、重合体を0.5
〜20容量%配合することが好ましく、0.5〜10容
量%配合することがより好ましい。
圧縮成形においては、重合体含有率が0.5容量%未満
であると、結合剤としての役割を果たすことが困難とな
り、形状を保持することができず、20容量%を超える
と、磁気特性が低下する。
いずれにしても、磁気特性を向上させるには、できるだ
け重合体量を減少させ、磁石粉末量を多くする必要があ
るが、重合体量を減少させると、機械的強度が低下する
などの不都合が生ずるので、磁気特性と機械的強度のバ
ランスを考慮して重合体量を決定すべきである。
本発明の磁石組成物を用いて、磁石を製造(成形)する
には各種の方法があるが、その代表的な方法を説明すれ
ば次のとおりである。
まず、射出成形法により磁石を製造する場合には、必要
に応じて上述のようにカップリング剤で表面処理した磁
石粉末を、前記の一般式(1)の繰返し単位を有する重
合体と混練して混合物を得るが、この際の混練は、磁石
粉末の分散を良好にするために、重合体の融点以上で、
かつ重合体が分解しないように、重合体の分解温度未満
の温度範囲、すなわち、PEN−Bでは360〜54゜
’C,,PEN−Hでは、360〜53o″C,、PE
N−Rでは340〜520°C,PEN−Nでは370
〜510°Cの温度範囲で行うべきである。
混練して得られた混合物は、さらに金型で射出成形する
が、この際の温度は混練の際の温度範囲と同様の範囲に
、また圧力は1000〜2000kg/dの範囲にする
ことが好ましい。温度範囲をこのようにするのは、混純
の際と同様の理由によるものであり、また、圧力を上記
の範囲に選定するのは、良好な成形加工性を維持するた
めである。
具体的には1000kg/c111未満では、混合物の
流れが悪くなって、寸法精度の優れた成形品が得難くな
り、2000 kg/c+flを超えると、成形品にひ
び割れなどが生じ易くなる。
なお、射出成形を10kOe以上の磁界を印加しながら
行えば、磁石粉末を一定方向に配向させた異方性樹脂磁
石を製造することができ、また、磁界を印加しないで行
うことによって、あらゆる方向に着磁することが可能な
等方性樹脂磁石を製造することができる。
このようにして製造された磁石(樹脂磁石)は、磁気特
性及び機械的強度を従来品と同程度に維持することがで
きるととももに、耐熱性が従来品のそれに比べて著しく
向上したものとなる。
磁石を圧縮成形法によって製造する場合、バインダーと
なる重合体と磁石粉末との複合化には、重合体の微粒子
と磁石粉末とを混合する方法、重合体を磁石粉末表面に
被覆又は付着させる方法等が適用できる。この場合、磁
気特性を向上させ、かつ機械的強度をある程度保持させ
るために、重合体の量は2〜5容量%が好ましい。その
ためには、重合体を被覆する方法が好ましい。
重合体と磁石粉末との複合化方法としては、磁石粉末よ
り小さい粒径の樹脂粉を混合する方法、重合体を良溶媒
に溶解させ、磁石粉末に塗布した後、溶媒を蒸発乾固す
る方法、樹脂を良溶媒にいったん溶解しておき、そこへ
貧溶媒を加え、重合体を析出・被覆する方法、重合体が
融解を開始する温度から融点までの間の高温で磁石粉末
を混合し、冷却しながら重合体の結晶性を利用して被覆
する方法等を利用できる。
圧縮成形は、15kOe以上の磁界を印加する(異方性
樹脂磁石を製造する場合)場合も、また磁界を印加しな
い場合もit/cTM以上の圧力下で行今ことが効果的
である。
また、その後に行う熱処理は、樹脂の軟化(流動)温度
又は融点以上の温度で、数分間曝露するだけでよい。
さらに着磁は、20kOe以上の磁界を印加するなどの
通常の方法で行うことができる。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明する。
なお、下記の実施例に使用する原料は下記のとおりであ
る。
(1)磁石粉末 フェライト粉末 ストロンチウムフェライト; Sr0・6FezO3日
本弁柄工業■製の0P−71(シランカップリング表面
処理製品) 希土類コバルト粉末 サマリウムコバルト2−17系;Sm2Co+を信越化
学工業■製のR−30(32メツシユアンダー): ポルテックス粉砕機に磁石粉末3kg及びイソプロパツ
ール51を投入し、N2ガスで充分置換した後、7分間
粉砕し、分級して平均粒径37μmの粉末を得た。得ら
れた磁石粉末3 kgをスーパーミキサーに投入し、N
2ガス雰囲気下で100°Cに昇温し、撹拌下にシラン
カップリング剤〔日本ユニカー■MA−1120(N−
β−アミノエチル−γ−アミノープロピルートリメトキ
シ−シラン)〕のイソプロパツール 5分間で滴下した。その後、10分間撹拌を続け、続い
て窒素ガスを吹き込みながら脱溶媒を行った。
その後、オーブン中に100°Cで1時間保持した。
希土類−鉄−ホウ素粉末: NdzFe+4Bゼネラル
モーターズカンパニー製のMQ−n粉末リボンミキサー
中に磁石粉末3kgを投入し、撹拌下にチタネートカッ
プリング剤(味の素■製のKRTTS:イソプロピルト
リイソステアロイルチタネート)の3重量%トルエン溶
液500gを滴下し、40分間処理した。80゛C浴下
でアスピレータ−で乾燥した後、さらに60°Cで真空
乾燥(た。
(2)重合体(バインダー) ■ 射出成形用 比較例用: PPS (ポリフェニルサルファイド)市販品■ 圧縮
成形用 比較例用: エポキシ樹脂:エピレッツ SU−8 (セラニーズ社
製)(R)と1−(2−ヒドロキシ−プロピル)−2−
メチルイミダゾール(C)との混合物(C/R比−0.
 0 4 ) 実施例1 この実施例では、第1表に示す原料及び条件で射出成形
法によって磁石を製造した。
磁石粉末とバインダー粉末を混合した後、連続押出混練
機〔■KCK製〕を用いて、混練し、ペレット状に加工
し、射出成形に供した。
田辺工業■製の磁場射出成形機TL50−MGSを用い
て、印加磁界1 0kOeで成形を行い、直径20m+
a,厚さioanの円柱、127論×12論×6mmの
角柱の形状の試験片を得た。
この試験片について下記の試験を行い、結果を第1表に
示す。
熱変形温度: ASTM−D6 4 Bによる。
荷重 1 8. 6 kg/cd 曲げ強度: ASTM−D7 9 0による。
吸水率 ; ASTM−D5 7 0による。
耐薬品性:JIS−に7114による。
比−鯨例1 第1表に示す原料及び条件で実施例1と同様にして射出
成形法によって磁石を製造した。得られた試験片につい
て、実施例1と同様に試験し、結果を第2表に示す。
(以下余白) 実施例2 この実施例では、第3表に示す原料及び条件を用いて圧
縮成形により磁石を製造する。
磁石粉末、バインダー(重合体)及び溶媒であるN−メ
チルピロリドンを混合し、アルゴン気流下に190°C
で加熱しながらバインダーを溶解させた後、撹拌しなが
ら50°Cまで4時間かけて徐冷を行い、磁石粉末表面
にバインダー樹脂を析出させて被覆した。残留溶媒を洗
浄した後、乾燥した。但し、ストロンチウムフェライト
粉末を使用した場合には、樹脂を被覆した後、ライカイ
機で解砕した。
次いで、磁場圧縮成形機〔■ハイチック製〕を用いて、
15kOeの磁場で室温で成形を行い、概略寸法8X1
4X7a+mの角柱試料、直径20mm。
10g/個の円柱試料を得た。
得られた試料をアルゴン雰囲気のオーブン中で約3分間
、加熱処理後、201t)eの磁場で着磁を行い、永久
磁石を得た。
得られた磁石について、実施例1と同様の試験を行い、
結果を第3表に示す。但し、ここでは曲げ強度の代りに
圧縮強度(JIS−K 720B)の測定を行った。
比較例2 室温でエポキシ樹脂、磁石粉末及びアセトンを混合し、
含浸後、減圧して脱溶媒を行った。得られた磁石粉末を
磁場中で実施例2と同様に圧縮成形した後、アルゴン気
流下で100°Cで2時間の硬化処理を行った。これを
実施例2と同様に着磁して永久磁石を得た。
得られた磁石について、実施例2と同様の試験を行い、
結果を第3表に示す。
(以下余白) 〔発明の効果〕 叙上の如く、本発明の樹脂結合型磁石組成物は、優れた
耐熱性とともに、優れた耐湿性、耐薬品性ならびに機械
的強度を合わせ持った永久磁石の成形材料として利用す
ることができる。
したがって、本発明の樹脂結合型磁石組成物は、電子部
品の製造をはじめ各種の産業分野で幅広く、かつ有効な
利用が期待される。
手続補正書(自発) 平成元年5月12日

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中Arは▲数式、化学式、表等があります▼,▲数
    式、化学式、表等があります▼, ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
    、表等があります▼のい ずれか一つを示す。〕 で表わされる繰返し単位を有し、かつp−クロロフェノ
    ールを溶媒とする60℃における極限粘度〔η〕が0.
    2dl/g以上である重合体と磁石粉末からなる樹脂結
    合型磁石組成物。
  2. (2)請求項1記載の重合体0.5〜40容量%と磁石
    粉末に対して0〜5重量%のカップリング剤によって表
    面処理された磁石粉末99.5〜60容量%とからなる
    樹脂結合型磁石組成物。
  3. (3)磁石粉末が一方向に配向されたものである請求項
    1又は2記載の樹脂結合型磁石組成物。
JP63173792A 1988-07-12 1988-07-14 樹脂結合型磁石組成物 Pending JPH0224350A (ja)

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EP19890112421 EP0350800A3 (en) 1988-07-14 1989-07-07 Method for preparing a magnetic powder material and for preparing a resin bonded magnet
KR1019890010141A KR910003695A (ko) 1988-07-14 1989-07-14 자석조성물, 자석분말재료 및 자석의 재조방법
US07/702,396 US5256326A (en) 1988-07-12 1991-05-20 Methods for preparing magnetic powder material and magnet, process for prepartion of resin composition and process for producing a powder molded product
US08/101,705 US5350558A (en) 1988-07-12 1993-08-04 Methods for preparing magnetic powder material and magnet, process for preparaton of resin composition and process for producing a powder molded product

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04239103A (ja) * 1991-01-11 1992-08-27 Sumitomo Special Metals Co Ltd 電子ビーム集束用異方性Al−Ni−Co−Fe系樹脂磁石

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04239103A (ja) * 1991-01-11 1992-08-27 Sumitomo Special Metals Co Ltd 電子ビーム集束用異方性Al−Ni−Co−Fe系樹脂磁石

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