JPH05159916A - 樹脂被覆磁石粉末組成物 - Google Patents

樹脂被覆磁石粉末組成物

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JPH05159916A
JPH05159916A JP3320215A JP32021591A JPH05159916A JP H05159916 A JPH05159916 A JP H05159916A JP 3320215 A JP3320215 A JP 3320215A JP 32021591 A JP32021591 A JP 32021591A JP H05159916 A JPH05159916 A JP H05159916A
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magnet
powder
thermoplastic resin
coated
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JP3320215A
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Inventor
Tatsuya Tomioka
達矢 富岡
Hiroyuki Kawahigashi
宏至 川東
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 型かじりがなく、優れた耐熱性とともに、優
れた耐湿性,耐薬品性及び機械的強度を合わせ有する樹
脂被覆磁石粉末組成物の開発。 【構成】 磁石粉末に結晶性かつ耐熱性を有する熱可塑
性樹脂が被覆または付着している樹脂被覆磁石粉末、お
よび固体潤滑剤からなる樹脂被覆磁石粉末組成物であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂被覆磁石粉末組成
物に関し、詳しくは、成型時に型かじりがなく、また耐
熱性,耐湿性などに優れた樹脂被覆磁石粉末組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
樹脂結合型永久磁石は、例えば特開昭57−40003
号公報,同58−173804号公報,同58−160
02号公報などに示されているように、主に射出成型あ
るいは圧縮成型法により作られ、樹脂バインダーとして
は、射出成型法ではポリアミド,エチレン−酢酸ビニル
共重合体など、圧縮成型法ではエポキシ樹脂が使用され
ている。しかしながら、ポリアミドやエポキシ樹脂等を
バインダーに用いた樹脂結合型永久磁石は、耐湿性に劣
るため、錆の発生及び経時寸法変化による特性の低下が
問題となっており、限界使用温度も120〜150℃と
低いものである。さらに、これらのポリアミドやエポキ
シ樹脂等をバインダーとした樹脂結合型永久磁石の欠点
を改良するために、バインダーにポリフェニレンサルフ
ァイド(PPS)が用いられている(特開昭61−27
9106公報,同60−113403公報など)。しか
し、PPSをバインダーとした樹脂結合型永久磁石は、
耐湿性及び耐薬品性には優れているものの、耐熱性及び
機械的強度に関しては充分とは言い難い。合成樹脂をマ
トリックスとして磁性粉末を結合したものに、減摩剤を
添加したもの(特開昭60−133707号公報)は、
合成樹脂としてポリアミド,ポリオレフィンなどを,用
いているため耐熱性および耐湿性に劣っている。
【0003】また、結晶性かつ耐熱性の重合体を被覆ま
たは付着した樹脂被覆磁石粉末は、冷間圧縮成型の際
に、成型体の側面と金型との摩擦により樹脂および磁石
粉末が剥離し、剥離粉が金型のダイスおよびパンチの隙
間に入り込み、型かじり現象を引き起こす。この型かじ
り現象は、金型を摩耗させ成型体の外観を損なう原因と
なり、過度の型かじりは、パンチとダイスの動作を停止
させるため、成型不可能となる。本発明者らは、かかる
従来技術の欠点を解消し、型かじりを生じさせることな
く、優れた耐熱性とともに、優れた耐湿性,耐薬品性及
び機械的強度を合わせ有する樹脂被覆磁石粉末組成物を
開発すべく、鋭意研究を重ねた。
【0004】
【課題を解決するための手段】その結果、磁石粉末に結
晶性かつ耐熱性を有する熱可塑性樹脂が被覆または付着
している樹脂被覆磁石粉末に、固体潤滑剤を配合した組
成物が、上記課題を解決しうる素材となることを見出し
た。本発明は、かかる知見に基いて完成したものであ
る。
【0005】すなわち、本発明は、磁石粉末91.0〜9
9.89重量%に0.1〜6重量%の結晶性かつ耐熱性を有
する熱可塑性樹脂が被覆または付着している樹脂被覆磁
石粉末、および固体潤滑剤0.01〜3.0重量%からなる
樹脂被覆磁石粉末組成物を提供するものである。
【0006】本発明の組成物に用いられる磁石粉末とし
ては、特に制限はなく各種のものを用途に応じて適宜選
定すればよい。その具体例をあげれば、フェライト粉
末、例えばBaO・6Fe23 ,MnO・ZnO・F
23 ,γ−Fe34 ・PbO・6Fe23 ,S
rO・6Fe23など、アルニコ粉末、例えばJIS
規格のMCA160, MCA230, MCB500, M
CB580, MCB400Hなど、希土類コバルト粉
末、例えばSmCo5 ,PrCo5 ,NdCo5 ,MM
Co5 (ここで、 MMはミッシュメタルである),Sm
PrCo5 ,SmPrNdCo5 ,SmMMCo5 ,R
2 Co17( 式中Rは、原子番号58〜71の一連の希土
類元素を示す。), Sm2 Co17,Pr2 Co17, Sm
2 (Co,Fe,Cu)17,Sm2 (Co,Fe,C
u,M)17(式中MはTi, Zr又はHfである)が挙
げられる。さらに、希土類・鉄・ホウ素粉末(Nd2
14B,Nd2 Fe12Co2 B,Pr2 Fe14Bなど)
が挙げられる。その他、Fe−Cr−Co磁石粉末,M
n−Al−C磁石粉末,Pt−Co磁石粉末,Pt−F
e磁石粉末,キュニフェ磁石粉末が挙げられる。
【0007】本発明においては、上記磁石粉末は、その
まま上述の熱可塑性樹脂と混合してもよいが、磁石粉末
の酸化防止とバインダー(熱可塑性樹脂)中への分散性
の向上のため、該磁石粉末に対して5重量%以下、特に
0.5〜2.0重量%程度のカップリング剤で表面処理して
用いることが好ましい。ここで、使用しうるカップリン
グ剤としては、各種のものがあるが、チタネート系及び
シラン系のものが代表的である。チタネート系カップリ
ング剤としては、例えばイソプロピルトリイソステアロ
イルチタネート,イソプロピルトリオクタノイルチタネ
ート,イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェ
ート)チタネート,イソプロピルジメタクリルイソステ
アロイルチタネート,イソプロピルトリ(N−アミノエ
チル−アミノエチル)チタネート,イソプロピルトリド
デシルベンゼンスルホニルチタネート,イソプロピルイ
ソステアロイルジアクリルチタネート,イソプロピルト
リ(ジオクチルホスフェート)チタネート,イソプロピ
ルトリクミルフェニルチタネート,テトライソプロピル
ビス(ジオクチルホスファイト)チタネート,テトラオ
クチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート,
テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)
ビス(ジトリデシル)ホスファイトチタネート,ビス
(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチ
タネート,ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチ
レンチタネートなどがあげられ、これらを単独であるい
は混合物として使用することができる。また、シラン系
カップリング剤としては、例えばγ−メルカプト−プロ
ピル−トリメトキシシラン,2−スチリル−エチル−ト
リメトキシシラン,N−β−(アミノエチル)γ−アミ
ノ−プロピル−トリメトキシシラン,β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチル−トリメトキシシラン,
γ−アミノプロピル−トリメトキシシラン,γ−グリシ
ドキシ−プロピルトリメトキシシラン,フェニルトリメ
トキシシラン,メチルジメトキシシランなどがあげら
れ、これらを単独であるいは混合物として使用すること
ができる。また、チタン系カップリング剤とシラン系カ
ップリング剤を併用することもできる。カップリング剤
による表面処理は、磁石粉末をカップリング剤の5〜2
0容量%溶液(アルコールなどを溶媒とする)で湿潤さ
せた後、室温以上の温度、好ましくは120〜150℃
で乾燥することによって行えばよい。このようなカップ
リング剤による表面処理により、磁石粉末に撥水性や潤
滑性が付与され、得られる磁石組成物の機械的強度等を
向上させる。
【0008】本発明で用いられる結晶性かつ耐熱性を有
する熱可塑性樹脂としては種々あるが、例えばポリエー
テルエーテルケトン(PEEK),ポリフェニレンスル
フィド(PPS),ポリアリールシアノエーテルなどが
あり、好ましくは一般式
【0009】
【化2】
【0010】で表わされる繰返し単位を有し、かつp−
クロロフェノールを溶媒とする60℃における極限粘度
〔η〕が0.2dl/g以上である熱可塑性樹脂が挙げら
れる。本発明の樹脂結合型磁石組成物では、上記のよう
に一般式〔I〕で表わされる繰返し単位を有する熱可塑
性樹脂、即ちポリシアノアリールエーテルが好適に用い
られる。ここで、Ar が
【0011】
【化3】
【0012】である一般式〔I〕で表わされる繰返し単
位を有する熱可塑性樹脂(以下、PEN−Rと略記す
る)は、特開昭62−223226号公報に記載されて
いるものである。また、Ar が
【0013】
【化4】
【0014】である繰返し単位を有する熱可塑性樹脂
(以下、PEN−Nと略記する)は、特開昭61−16
2523号公報に記載されているものである。さらに、
Ar が
【0015】
【化5】
【0016】である繰返し単位を有する熱可塑性樹脂
(以下、PEN−Hと略記する)は、特開昭61−57
619号公報に記載されており、Ar が
【0017】
【化6】
【0018】である繰返し単位を有する熱可塑性樹脂
(以下、PEN−Bと略記する)は、特開昭60−14
7439号公報に記載されているものである。本発明に
用いる熱可塑性樹脂のうちの好ましいものは、前記の繰
返し単位を有し、さらにp−クロロフェノールを溶媒と
する60℃における極限粘度〔η〕が0.2dl/g以
上、好ましくは0.4〜2.0dl/gの範囲のものであ
る。この極限粘度〔η〕が0.2dl/g未満のもので
は、得られる成型品の強度が著しく小さく、また、耐熱
性に劣るものとなる。一方、極限粘度〔η〕が高すぎる
と、バインダー樹脂の重合後の精製が困難な上に成型加
工性に劣る場合がある。
【0019】上記熱可塑性樹脂の分子量は、大き過ぎる
と後述の成型の際の印加圧が大きくなり型戻しが起きた
り、解砕の際に解砕されにくく、逆に分子量が小さ過ぎ
ると樹脂被膜が困難となったり、成型体が充分な強度を
有さない問題がある。従って、熱可塑性樹脂としてPE
EKを用いた場合のp−クロロフェノールを溶媒とする
60℃における極限粘度〔η〕は0.3dl/g以上、好
ましくは0.3〜0.85dl/gである。PPSを用いた
場合のα−クロロナフタレンを溶媒とする206℃にお
ける極限粘度〔η〕は0.1dl/g以上、好ましくは0.
1〜0.3dl/gである。ポリアリールシアノエーテル
を用いた場合のp−クロロフェノールを溶媒とする60
℃における極限粘度〔η〕は0.2dl/g以上、好まし
くは0.3〜0.9dl/gである。
【0020】これらの熱可塑性樹脂の被覆あるいは付着
量は、全組成物を基準にして、磁石粉末91.0〜99.8
9重量%に対して0.1〜6重量%、好ましくは1〜4重
量%である。ここで、0.1重量%未満の場合は、成型後
の成型体の強度が保持できず、6重量%を超えると成型
体の磁気特性が低下する。
【0021】一方、本発明の組成物に用いられる固体潤
滑剤としては、特に制限はなく各種のものを用途に応じ
て適宜選択すればよい。具体例としては、テフロン,二
硫化モリブデン,黒鉛,パーフルオロカルボン酸塩,有
機カルボン酸エステル(例えば、ポリオキシアルキレン
(C2 〜C4)ヒマシ油(又は水添ヒマシ油)エーテルの
ピログルタミン酸,脂肪酸(C8 〜C22)又はN−アル
キロイルまたはアルケノイル(C7 〜C21)アミノ酸
(グリシン,グルタミン酸,サルコシン,メチルアラニ
ン,バリン,β−アラニン,フェニルアラニン)エステ
ル(少なくとも1個のピログルタミン酸エステル部分を
含む)やヒマシ油エチレンオキサイド付加物の脂肪酸
(C2 〜C24)エステル),窒化硼素および二硫化タン
グステンなどがあり、その形状は特に制限はないが、粉
末状で用いることが好ましい。また、これらの固体潤滑
剤は、単独でも複数組み合わせて用いてもよい。この固
体潤滑剤の添加量は、樹脂被覆磁石粉末組成物に対して
0.01〜3.0重量%、好ましくは0.01〜1.0重量%で
ある。ここで、0.01重量%未満の場合は型かじり防止
効果が小さくなり、逆に3.0重量%を超えると成型体の
強度が不充分となる。なお、樹脂被覆磁石粉末に対し
て、固体潤滑剤を添加するにあたっては、単に該樹脂被
覆磁石粉末に固体潤滑剤を加えてもよいが、特開平2−
22802号公報や同2−281713号公報に記載さ
れている方法、即ち磁石粉末に樹脂を被覆する際に、樹
脂と固体潤滑剤を同時に添加して、添加剤含有樹脂被覆
磁石粉末を製造する方法によってもよい。
【0022】本発明の樹脂被覆磁石粉末組成物は、上記
のような樹脂被覆磁石粉末と固体潤滑剤とからなるもの
であり、更に必要に応じて各種の添加剤を配合すること
もできる。本発明の樹脂被覆磁石粉末組成物を用いて、
磁石を製造(成型)するには圧縮成型法が好ましく、こ
の圧縮成型は、15kOe以上の磁界を印加する(異方
性樹脂磁石を製造する場合)場合も、また磁界を印加し
ない場合も1t/cm2 以上の圧力下で行うことが効果
的である。また、その後に行う熱処理は、熱可塑性樹脂
の軟化(流動)温度又は融点以上の温度で、数分間曝露
するだけでよい。さらに着磁は、20kOe以上の磁界
を印加するなどの通常の方法で行うことができる。
【0023】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明する。なお、下記の実施例に使用する原料及び装置は
下記のとおりである。 (1)磁石粉末 フェライト粉末 ストロンチウムフェライト;SrO・6Fe23 日本弁
柄工業(株)製のNP−20(シランカップリング表面
処理製品) 希土類コバルト粉末 サマリウムコバルト2−17系;Sm2 Co17 信越化学工業(株)製のR−30(32メッシュアンダ
ー):ボルテックス粉砕機に磁石粉末3kg及びイソプ
ロパノール5リットルを投入し、N2 ガスで充分置換し
た後、7分間粉砕し、分級して平均粒径37μmの粉末
を得た。得られた磁石粉末3kgをスーパーミキサーに
投入し、N2 ガス雰囲気下で100℃に昇温し、攪拌下
にシランカップリング剤〔日本ユニカー(株)製A−1
120(N−β−アミノエチル−γ−アミノ−プロピル
−トリメトキシ−シラン)〕のイソプロパノール10%
溶液300gを5分間で滴下した。その後、10分間攪
拌を続け、続いて窒素ガスを吹き込みながら脱溶媒を行
った。その後、オーブン中に100℃で1時間保持し
た。 ネオジム系磁石粉末 (希土類−鉄−ホウ素粉末):Nd2 Fe14B ゼネラルモーターズカンパニー製のMQ−B粉末 ボールミル中に磁石粉末3kgを投入し、攪拌下にチタ
ネートカップリング剤(味の素(株)製のKRTTS:
イソプロピルトリイソステアロイルチタネート)の3重
量%トルエン溶液500gを滴下し、6時間処理した。
80℃浴下でアスピレーターで乾燥した後、さらに60
℃で真空乾燥し、分級して平均粒径37μmの粉末を得
た。
【0024】(2)熱可塑性樹脂 PPS 出光石油化学(株)製:極限粘度0.2dl/g(206
℃,α−クロロナフタレン中) PEEK 三井東圧(株)製:極限粘度0.85dl/g(60℃,
p−クロロフェノール中) ポリアリールシアノエーテル 出光興産(株)製: PEN−R;極限粘度0.7dl/g(60℃,p−クロ
ロフェノール中) PEN−H;極限粘度0.4dl/g(60℃,p−クロ
ロフェノール中) PEN−N;極限粘度0.3dl/g(60℃,p−クロ
ロフェノール中) PEN−B;極限粘度0.5dl/g(60℃,p−クロ
ロフェノール中)
【0025】(3)固体潤滑剤 テフロン粉末 ダイキン工業(株)製:ルブロンL−2 二硫化モリブデン粉末 大東潤滑(株)製:リキモリ LM12 パーフルオロアルキルカルボン酸粉末 ダイキン工業(株)製:ユニダイン DS101 有機カルボン酸エステル (株)小桜商会製:モールドウィズ INT−33PA 窒化硼素粉末 電気化学工業(株)製:ボロンナイトライド 二硫化タングステン(WS2 ) 共立窯業原料製
【0026】(4)攪拌分散機 IKA社製:ウルトラディスパーサー(回転数:毎分1
0000回転) 特殊機化工業(株)製:コンビミックス3M−5(回転
数:ホモディスパー;毎分5000回転,ホモミキサ
ー;毎分10000回転,アンカーミキサー;毎分15
0回転) (5)分散機 深江工業(株)製:ハイスピードミキサーLFG−GS
−1型(回転数:アジテーター;毎分2000回転,ア
ンカーミキサー;毎分500回転) (6)混練機 (株)ダルトン製万能攪拌機:5DMV−r型(回転
数:毎分48回転) (7)触砕機 (株)不二パウダル製:サンプルミル
【0027】a.被覆工程 参考例1(熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末(PE
N−R被覆)) フェライト粉末2462.5gとN−メチルピロリドン
(NMP)3リットルの入ったスピードミキサーに、2
00℃で37.5gの熱可塑性樹脂(PEN−R)を溶解
させた2リットルのNMP溶液を注ぎ込んだ後、攪拌,
分散させながら容器ジャケットに冷却水を流し、室温ま
で冷却した。その後、分散液を濾過しフェライト被覆磁
石粉末を分離し、メタノール5リットルを用いて3回洗
浄して濾過後、120℃にて8時間熱風乾燥した。 参考例2(熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末(PE
N−H被覆)) 参考例1において、熱可塑性樹脂をPEN−RからPE
N−H(極限粘度0.4(dl/g),出光興産(株)
製)に代えた他は、参考例1と同様の操作で熱可塑性樹
脂被覆を行った。 参考例3(熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末(PE
N−B被覆)) 参考例1において、熱可塑性樹脂をPEN−RからPE
N−B(極限粘度0.5(dl/g),出光興産(株)
製)に代えた他は、参考例1と同様の操作で熱可塑性樹
脂被覆を行った。 参考例4(熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末(PE
N−N被覆)) 参考例1において、熱可塑性樹脂をPEN−RからPE
N−N(極限粘度0.5(dl/g),出光興産(株)
製)に代えた他は、参考例1と同様の操作で熱可塑性樹
脂被覆を行った。 参考例5(熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末(PP
S被覆)) 15gのPPSをα−クロロナフタレン200ミリリッ
トル,250℃で加熱溶解させた。これを240℃に予
熱したフェライト粉985gの入った高速分解攪拌中の
ハイスピードミキサーに5分間で滴下し、ジャケット内
に水を流して室温まで冷却した。その後、アジテーター
を1500rpmとして分散混合攪拌と同時に130℃
で減圧乾燥を行いながら、ボールで解砕しながら溶媒留
去を行い樹脂被覆磁石粉末を調製した。ボールは、アル
ミナ製で直径10mmのものを100個用いた。 参考例6(熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末(PE
EK被覆)) 参考例5において、熱可塑性樹脂をPEEKに代えた他
は、参考例5と同様の操作でアルゴン気流下の不活性雰
囲気で樹脂被膜を行った。 参考例7(熱可塑性樹脂被覆サマリウムコバルト磁石粉
末) 100℃に予熱したサマリウムコバルト粉末990gの
入った5リットルのジャケット付ガラス容器に、190
℃で10gのPEN−Rを溶解させた2リットルのNM
P溶液を注ぎ込んだ後、ウルトラディスパーサーで強攪
拌,分散させながら容器ジャケットに冷却水を流して室
温まで冷却した。その後、イソプロピルアルコール60
0ミリリットルを30分間で滴下ロートより滴下しなが
ら攪拌,分散を行った。得られたスラリーを1リットル
のイソプロピルアルコールを用いたデカンテーションに
より溶媒置換を3回繰り返した後、瞬間真空装置にかけ
て溶媒除去を行った。このとき、真空乾燥装置の運転条
件は、加熱管ジャケット温度130℃,粉体捕集室内の
温度120℃,真空度30torr,送液ポンプ250cc
/分,吐出圧力0.1〜2.7kg/cm2 であった。 参考例8(熱可塑性樹脂被覆ネオジム磁石粉末) 200℃に予熱した万能攪拌機に、ネオジム磁石粉末1
485g,PEN−R(15g)およびNMP1リット
ルを投入し、1時間攪拌,混合させた。その後、1時間
かけて100℃まで冷却し、再度200℃に加熱しなが
ら真空ポンプにて減圧しNMPを留去した。 参考例9(熱可塑性樹脂被覆ネオジム磁石粉末) 200℃に予熱した万能攪拌機に、ネオジム磁石粉末1
485g,PEN−R(15g),テフロン粉末3.01
g,二硫化モリブデン3.01gおよびNMP1リットル
を投入し、1時間攪拌,混合させた。その後、1時間か
けて100℃まで冷却し、再度200℃に加熱しながら
真空ポンプにて減圧しNMPを留去した。
【0028】b.解砕工程 上記参考例1〜6で得たフェライト磁石の熱可塑性樹脂
被覆粉末は、それぞれ解砕機(不二パウダル製,サンプ
ルミル)を用いて10000rpmで2回解砕を行っ
た。 c.圧縮成型工程 上記解砕後の参考例1〜6のフェライト磁石の熱可塑性
樹脂被覆粉末を、10kOeの磁場下、室温で3ton
/cm2 の印加圧で圧縮成型を行った。一方、上記解砕
後の参考例7のサマリウムコバルト磁石の熱可塑性樹脂
被覆粉末は、15kOeの磁場下、室温で6ton/c
2 の印加圧で圧縮成型を行った。また、上記参考例
8,9のネオジム系磁石の熱可塑性樹脂被覆粉末は、無
磁場、室温で6ton/cm2 の印加圧で圧縮成型を行
った。
【0029】d.熱処理 上記圧縮成型後の各磁石につき、350℃で10分間熱
処理を行った。但し、希土類系のものは、アルゴン気流
下の不活性雰囲気中で行った。 e.着磁 フェライト磁石は15kOe、希土類系の磁石は30k
Oeの磁界を印加した。
【0030】実施例1 参考例1で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェライ
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。 実施例2 熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末を498gおよび
テフロン粉末を2.0gとした以外は、実施例1と同様に
して磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。 実施例3 熱可塑性樹脂被覆フェライト磁石粉末を497gおよび
とテフロン粉末を3.0gとした以外は、実施例1と同様
にして磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に
示す。
【0031】実施例4 潤滑剤として二硫化モリブデン1.0gを用いた以外は、
実施例1と同様にして磁石を得た。得られた磁石の物性
評価を第1表に示す。 実施例5 参考例2で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェライ
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。 実施例6 参考例3で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェライ
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。
【0032】実施例7 参考例4で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェライ
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。 実施例8 参考例5で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェライ
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。 実施例9 参考例6で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェライ
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。
【0033】実施例10 参考例7で製造した熱可塑性樹脂被覆サマリウムコバル
ト磁石粉末499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0
gを加え混合した。その後、圧縮成型および熱処理を行
い磁石を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示
す。 実施例11 潤滑剤として二硫化モリブデン1.0gを用いた以外は、
実施例10と同様にして磁石を得た。得られた磁石の物
性評価を第1表に示す。 実施例12 参考例8で製造した熱可塑性樹脂被覆ネオジム磁石粉末
499gに、潤滑剤としてテフロン粉末1.0gを加え混
合した。その後、圧縮成型および熱処理を行い磁石を得
た。得られた磁石の物性評価を第1表に示す。
【0034】実施例13 潤滑剤として二硫化モリブデン1.0gを用いた以外は、
実施例12と同様にして磁石を得た。得られた磁石の物
性評価を第1表に示す。 実施例14 潤滑剤として二硫化モリブデン1.0gおよびテフロン粉
末1.0gを用いた以外は、実施例12と同様にして磁石
を得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示す。 実施例15 潤滑剤としてユニダイン1.0gを用いた以外は、実施例
12と同様にして磁石を得た。得られた磁石の物性評価
を第1表に示す。
【0035】実施例16 潤滑剤としてモールドウィズ1.0gを用いた以外は、実
施例12と同様にして磁石を得た。得られた磁石の物性
評価を第1表に示す。 実施例17 参考例9で製造した熱可塑性樹脂被覆ネオジム磁石粉末
498gに、潤滑剤として二硫化モリブデン1.0gおよ
びテフロン粉末1.0gを加え混合した。その後、圧縮成
型および熱処理を行い磁石を得た。得られた磁石の物性
評価を第1表に示す。 実施例18 潤滑剤として窒化硼素1.0gを用いた以外は、実施例1
2と同様にして磁石を得た。得られた磁石の物性評価を
第1表に示す。 実施例19 潤滑剤として二硫化タングステン1.0gを用いた以外
は、実施例12と同様にして磁石を得た。得られた磁石
の物性評価を第1表に示す。
【0036】比較例1〜6 参考例1〜6で製造し、解砕した熱可塑性樹脂被覆フェ
ライト磁石粉末を圧縮成型した後、熱処理を行い磁石を
得た。得られた磁石の物性評価を第1表に示す。 比較例7 参考例7で製造した熱可塑性樹脂被覆サマリウムコバル
ト磁石粉末を圧縮成型した後、熱処理を行い磁石を得
た。得られた磁石の物性評価を第1表に示す。 比較例8 参考例8で製造した熱可塑性樹脂被覆ネオジム磁石粉末
を圧縮成型した後、熱処理を行い磁石を得た。得られた
磁石の下記の物性評価を第1表に示す。 磁気特性評価(残留時速密度,固有保磁力,最大エネル
ギー積) 東英工業(株)製:D.C.RECORDING FLUXMETER Ciffi 型
磁束計MODEL TRF 5AH1型を用いて測定した。 型かじり評価 (株)ハイテック製の30トン磁場プレスを用い、フェ
ライト系3トン/cm2,希土類系6トン/cm2 にて径
20mmの試験片を成型し、その試験片の側面を測定し
た。 被覆樹脂量の測定 ポリシアノアリールエーテルおよびPEEKの場合 樹脂被覆後の磁石粉末10g(測定値W1 )をフラスコ
にとり、p−クロロフェノール溶媒150ミリリットル
を用いて、60℃で加熱溶媒抽出を行った。抽出ろ液に
水を加えても白濁しなくなるまで上記加熱溶媒抽出を繰
り返した後、磁石粉末に残留する溶媒をメタノールで除
去し、50℃で真空乾燥した。得られた被覆樹脂を除去
した磁石粉末の重量(W2 )を測定し、重量減少分を被
覆樹脂量とした。被覆樹脂量(重量%)は、次式にて算
出した。 PPSの場合 α−クロロナフタレンを溶媒と用い206℃に加熱し、
上記と同様に行った。 被覆樹脂量(重量%)=(W1 −W2 )×100/W1
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【表5】
【0042】
【表6】
【0043】
【表7】
【0044】
【表8】
【0045】
【表9】
【0046】
【発明の効果】本発明の樹脂被覆磁石粉末組成物を用い
れば、耐熱性,耐薬品性,耐吸水性,経時寸法安定性,
成型寸法安定性,線膨張係数などに優れるとともに、成
型にあたって型かじりのない磁石を容易に製造すること
ができる。従って、本発明の樹脂被覆磁石粉末組成物
は、高温環境下や耐薬品性の要求される場所で用いられ
るモーター等をはじめとする各種の電気,電子機器など
に幅広く、かつ有効に利用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁石粉末91.0〜99.89重量%に0.1
    〜6重量%の結晶性かつ耐熱性を有する熱可塑性樹脂が
    被覆または付着している樹脂被覆磁石粉末、および固体
    潤滑剤0.01〜3.0重量%からなる樹脂被覆磁石粉末組
    成物。
  2. 【請求項2】 結晶性かつ耐熱性を有する熱可塑性樹脂
    が、一般式(I) 【化1】 で表される繰り返し単位を有し、かつp−クロロフェノ
    ールを溶媒とする60℃における極限粘度〔η〕が0.2
    dl/g以上のものである請求項1記載の樹脂被覆磁石
    粉末組成物。
  3. 【請求項3】 固体潤滑剤が、テフロン,二硫化モリブ
    デン,黒鉛,パーフルオロカルボン酸塩,有機カルボン
    酸エステル,窒化硼素および二硫化タングステンよりな
    る群から選ばれた少なくとも一種である請求項1記載の
    樹脂被覆磁石粉末組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003085683A1 (fr) * 2002-04-09 2003-10-16 Aichi Steel Corporation Aimant agglomere anisotrope de terre rare composite, compose pour un aimant agglomere anisotrope de terre rare composite, et procede de preparation de ce dernier
JP2006100560A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Neomax Co Ltd 希土類系ボンド磁石およびその製造方法
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