JP6009745B2 - 希土類樹脂磁石の製造方法 - Google Patents
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Description
以上のように、磁石にかかる希土類資源(Sm、Pr、Nd、Dy、Tbなど)、価格動向、或いは将来にわたる希土類磁石の需要動向などの背景から、希土類供給源の分散、希土類使用量の削減、リサイクル率の向上、代替材料開発などが求められている。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
なお、各項の理解を容易にするために、図1に基づき説明をする。図1は、一軸延伸による円筒状、一軸不等延伸による円弧状など、本発明にかかる一軸延伸、または一軸不等延伸の、希土類樹脂磁石の製造工程を例示するブロック図である。
工程3では、熱可塑シートIIを、エポキシオリゴマー[B]と架橋剤[D]との反応開始温度以上に加熱し、エポキシオリゴマー[B]と延伸可能なポリマー[C]、および前記[B]を架橋剤[D]で架橋することにより、熱硬化シートIIIとする。
本項に記載の発明において、工程4では、熱硬化シートIIIに含まれる延伸可能なポリマー[C]を一軸延伸し、熱硬化一軸延伸シートIVとする。例えば、等速双ロールで熱硬化シートIIIを圧延すると、延伸可能なポリマー[C]の一軸延伸によって、熱硬化一軸延伸シートIVは、圧延方向にのみ可撓性が発現する。なお、熱硬化一軸延伸シートIVのC-stage状態は、不完全でも差し支えない。
工程5では、前記熱硬化一軸延伸シートIVを、カーリングなどの常法により変形させ、必要に応じて後硬化を施し、一軸延伸に基づく円筒状の環状希土類樹脂磁石Vrngとする。
本項に記載の発明では、工程3で得た熱硬化シートIIIを、工程6で一軸不等延伸する。ここで言う一軸不等延伸とは、熱硬化シートIIIの肉厚方向で延伸率が連続的に異なるもので、これにより、本発明にかかる所定の外半径、内半径をもつ、円弧状セグメント型の環状希土類樹脂磁石Vsgmが得られる。なお、一軸不等延伸に基づく円弧状の環状希土類樹脂磁石Vsgmの熱硬化をB-stage、あるいは不完全なC-stage状態とし、他の部材と組合せて後硬化すると、当該部材と一体的に剛体化することもできる。
(5)上記(1)から(3)項において、前記希土類磁石粉末[A]が、溶湯合金の急冷凝固法で得られる保磁力HcJ≧600kA/mのR2TM14B(R=Pr、Nd、TM=Fe、Co)、αFe-R2TM14B、FeB-R2TM14B、αFe-Sm2Fe17N3、Sm2Fe17N3金属間化合物のうち、1種または2種以上である希土類樹脂磁石の製造方法(請求項5)。
(6)上記(1)から(3)項において、前記エポキシオリゴマー[B]が、オキシラン環を有する融点70〜100℃のエポキシ化合物の1種または2種以上である希土類樹脂磁石の製造方法(請求項6)。
(8)上記(7)項において、前記ポリアミド樹脂が、ダイマー酸を主成分とする二塩基酸とポリアミン類とを縮合重合させて得られる、ダイマー酸変性ポリアミド樹脂である希土類樹脂磁石の製造方法(請求項8)。
(9)上記(8)項において、前記ダイマー酸が、ダイマー酸65〜100重量%、モノマー酸20重量%以下、トリマー酸30重量%以下、含有するものである希土類樹脂磁石の製造方法(請求項9)。
(10)上記(7)項において、前記ポリアミド樹脂が、ジカルボン酸をダイマー酸100重量部に対して0〜30重量部、モノカルボン酸をダイマー酸100重量部に対して0〜10重量部用いて縮合重合したものである希土類樹脂磁石の製造方法(請求項10)。
(12)上記(2)項において、前記熱硬化シートIIIの厚さをta、前記熱硬化一軸延伸シートIVの厚さをtb、圧延率Rrを((ta-tb)/ta)×100(%)としたとき、前記圧延率Rrが5〜15%である希土類樹脂磁石の製造方法(請求項10)。
(14)上記(2)(3)項において、前記円筒状の環状希土類樹脂磁石Vrng、または前記円弧状の環状希土類樹脂磁石Vsgmを、2.4MA/mで磁化した際の20℃の最大エネルギー積(BH)maxが、75kJ/m3以上である希土類樹脂磁石の製造方法(請求項14)。
希土類磁石粉末[A]は、Nd12Fe77Co5B6溶湯合金を単ロールメルトスピニング、熱処理、粒度調整(≦150μm)した薄片(残留磁化Mr 0.90T、保磁力HcJ 770kA/m、最大エネルギー積(BH)max128kJ/m3)、エポキシオリゴマー[B]は、エポキシ当量205〜220g/eq、融点70〜76℃のo-クレゾールノボラック型エポキシオリゴマー、延伸可能なポリマー[C]は、酸価10以下、アミン価20以下、分子量4000〜12000、軟化点80〜150℃、20℃の伸び率が≧300%のポリアミド共重合体、架橋剤[D]は、エポキシオリゴマー[B]との反応開始温度が145〜155℃の2-フェニル-4,5-ジヒドロキシメチルイミダゾール、内部滑剤としてペンタエリスリトールC17トリエステルを使用した。
図1の製造工程のブロック図に基づき、本発明にかかる一軸延伸、ならびに一軸不等延伸の希土類樹脂磁石の製造方法を、実施例により説明する。
希土類磁石粉末[A]は、残留磁化Mr 0.90T、保磁力HcJ 770kA/m、最大エネルギー積(BH)max 128kJ/m3の特性をもつ。前記希土類磁石粉末[A]の真密度doを7.6Mg/m3とすると、外径20〜45mm、肉厚0.5〜0.8mm、長さ5〜12mmの、本発明にかかる円筒状の薄肉環状希土類樹脂磁石Vrngに占める希土類磁石粉末の割合は、75.9体積%である。
Claims (14)
- 希土類磁石粉末を[A]、室温で固体のエポキシオリゴマーを[B]、[B]と反応し得る反応基質を有し、かつ延伸可能なポリマーを[C]、並びに[B]の架橋剤を[D]としたとき、
[C]の軟化点以上、かつ[B]と[D]の反応開始温度以下で、[A]、[B]、[C]、および[D]を溶融混練して混練物Iとする第1の工程と、
前記混練物Iを、前記第1の工程の混練温度以下にてロール装置によりシート化した後裁断して、所定寸法の熱可塑シートIIとする第2の工程と、
前記熱可塑シートIIを、[B]と[D]との反応開始温度以上に加熱し、[B]と[C]、および[B]と[D]との架橋により、熱硬化シートIIIとする第3の工程と、
前記熱硬化シートIIIの延伸工程とを含むことを特徴する希土類樹脂磁石の製造方法。 - 前記熱硬化シートIIIの延伸工程に、前記熱硬化シートIIIを一軸延伸し、熱硬化一軸延伸シートIVとする第4の工程と、
前記熱硬化一軸延伸シートIVを、円筒状の環状希土類樹脂磁石Vrngとする第5の工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の希土類樹脂磁石の製造方法。 - 前記熱硬化シートIIIの延伸工程に、前記熱硬化シートIIIを厚さ方向に一軸不等延伸し、円弧状の環状希土類樹脂磁石Vsgmとする第6の工程を含むことを特徴する請求項1記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記第1から第6の工程において、全ての加工温度、熱処理温度範囲が60〜200℃であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記希土類磁石粉末[A]が、溶湯合金の急冷凝固法で得られる保磁力HcJ≧600kA/mのR2TM14B(R=Pr、Nd、TM=Fe、Co)、αFe-R2TM14B、FeB-R2TM14B、αFe-Sm2Fe17N3、Sm2Fe17N3金属間化合物のうち、1種または2種以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記エポキシオリゴマー[B]が、オキシラン環を有する融点70〜100℃のエポキシ化合物の1種または2種以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記延伸可能なポリマー[C]が、軟化点80〜150℃、20℃の伸び率が300%以上のポリアミド樹脂であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記ポリアミド樹脂が、ダイマー酸を主成分とする二塩基酸とポリアミン類とを縮合重合させて得られる、ダイマー酸変性ポリアミド樹脂であることを特徴とする請求項7記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記ダイマー酸が、ダイマー酸65〜100重量%、モノマー酸20重量%以下、トリマー酸30重量%以下、含有するものであることを特徴とする請求項8記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記ポリアミド樹脂が、ジカルボン酸をダイマー酸100重量部に対して0〜30重量部、モノカルボン酸をダイマー酸100重量部に対して0〜10重量部用いて縮合重合したものであることを特徴とする請求項7記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記架橋剤[D]が、粉末状イミダゾール化合物、またはその誘導体であり、前記エポキシオリゴマー[B]との反応開始温度が、前記延伸可能なポリマー[C]の軟化点よりも高いものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記熱硬化シートIIIの厚さをta、前記熱硬化一軸延伸シートIVの厚さをtb、圧延率Rrを((ta-tb)/ta)×100(%)としたとき、前記圧延率Rrが5〜15%であることを特徴とする請求項2記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記円筒状の環状希土類樹脂磁石Vrng、または前記円弧状の環状希土類樹脂磁石Vsgmに占める、前記希土類磁石粉末[A]の割合が、75体積%以上であることを特徴とする請求項2または3記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
- 前記円筒状の環状希土類樹脂磁石Vrng、または前記円弧状の環状希土類樹脂磁石Vsgmを、2.4MA/mで磁化した際の20℃の最大エネルギー積(BH)maxが、75kJ/m3以上であることを特徴とする請求項2または3記載の希土類樹脂磁石の製造方法。
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