JPH02241018A - 光学結像装置及び方法 - Google Patents

光学結像装置及び方法

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JPH02241018A
JPH02241018A JP1063275A JP6327589A JPH02241018A JP H02241018 A JPH02241018 A JP H02241018A JP 1063275 A JP1063275 A JP 1063275A JP 6327589 A JP6327589 A JP 6327589A JP H02241018 A JPH02241018 A JP H02241018A
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田久保 稔
Toshio Fukazawa
深沢 俊夫
Tatsuo Yamanaka
山中 立夫
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば光源からの照射光によってパターン
源の投影パターンを被露光部材に露光する縮小投影露光
装置等の光学結像方法及び装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来の異形のパターンを被露光部材に描画するパターン
描画方法としては、可変アパーチャを備えたパターンジ
ェネレータを使用するのが一般的である。このパターン
ジェネレータは、通常可変アパーチャを構成する2組の
対向ブレードを使用して細長い矩形パターンを形成し、
これを光学レンズ系を介して順次被露光部材上に連続的
に照射することにより、近似円、近イ以三角形、方形等
の任意の露光パターンを形成することができる。
このパターンジェネレータを使用する場合には、矩形パ
ターンの集合によって所定の露光パターンを形成するの
で、被露光部材に一回の露光で任意のパターンを露光す
ることができず、矩形パターンの寸法を指令すると共に
、被露光部材を2次元的に移動させて、任意パターンを
形成する必要があり、描画時間が掛かるという課題があ
った。
この課題を解決するために、本出願人は、先に実願昭6
3−42799号に開示したように、少なくとも一対の
対向ブレードを相対移動可能に配設し、両射向ブレード
の少なくとも一方にV字状切欠を設けることにより、任
意の多角形パターンを形成することができるバリアプル
アパーチャを提案したが、この場合には、円に近い形状
のパターンを形成することができるが、完全な円パター
ンを形成することができないと共に、多角形パターンの
サイズを段階的に変更することはできるが連続的に変更
することはできないという未解決の課題があった。
このため、本出願人は、バリアプルアパーチャ等のパタ
ーン像を機械的に変化させることなく、光学的にパター
ン像の倍率を変化させるようにしたパターン描画方法及
びその装置を、特願昭63−246296号として提案
した。この先行技術は、光源からの照射光をパターン源
に照射し、その投影像を光学レンズ系を介して被露光部
材結像させると共に、パターン源及び被露光部材の少な
くとも一方を光軸方向に移動させるか、又は前記パター
ン源及び光学レンズ系間に倍率補正レンズを介挿し、前
記パターン源及び倍率補正レンズの少なくとも一方を光
軸方向に移動させた後、倍率補正レンズの結像位置が所
定位置となるようにパターン源及び倍率補正レンズを移
動状態を保持しながら移動させることにより、投影パタ
ーンの被露光部材上での倍率を無段階に変化させるパタ
ーン描画方法及び装置を提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のパターン描画方法及び装置に
あっては、パターン源に形成した投影バターンと被露光
部材上の投影パターンとの倍率を任意に変更することが
できるが、この倍率を変更するために、パターン源、被
露光部材、倍率補正レンズの何れかを光軸方向に移動さ
せなければならず、それぞれの移動に応じて被露光部材
側の投影パターンの結像位置がずれるので、これを補正
する必要があり、倍率変更を行うための調整が複雑とな
ると共に、被露光部材上での投影パターンの解像度が低
下するという未解決の課題があった。
そこで、この発明は、上記従来例の未解決の課題に着目
してなされたものであり、複数のレンズを光軸上に配設
して光学系を形成し、その内のパターン源を挟む一対の
レンズとパターン源とを一対のレンズ間の距離を一定に
保った状態で相対移動させることにより、パターン像の
倍率を、投影レンズの入射瞳位置での照明源像の開口比
を許容範囲内に保って、変化させることが可能な光学結
像方法及び装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項(1)に係る光学結
像方法は、照明源からの照射光を少なくとも投影パター
ンを有するパターン源を介挿し且つ被露光部材に対向す
る投影レンズを有する光学系を介して被露光部材に照射
して前記投影パターンを被露光部材に結像させる光学結
像方法において、前記光学系は前記照明源及び投影レン
ズ間に第1の照明レンズ、第2の照明レンズ、前記パタ
ーン源、第1の結像レンズ及び第2の結像レンズをその
順に光軸上に配設した構成を有し、前記第1の照明レン
ズによって前記第1の結像レンズの像空間焦点の外側に
第1の照明源像を結像し、該第1の照明源像を前記第2
の照明レンズによって前記第1の結像レンズの物空間焦
点の外側に第2の照明源像として結像し、前記第1の結
像レンズによってその像空間焦点の外側に前記第2の照
明源像を前記第1の照明源像上に当該第1の照明源像と
等倍率で第3の照明源像として結像すると共に、パター
ン源を第1のパターン源像として結像し、第2の結像レ
ンズによって前記第3の照明源像を前記投影レンズの入
射瞳許容位置に第4の照明源像として結像させると共に
、第1のパターン源像を当該投影レンズの物空間許容焦
点深度内に結像させ、前記第2の照明レンズ及び第1の
結像レンズとパターン源とを、両レンズ間の距離を一定
に保った状態で相対移動させることにより、第2のパタ
ーン像を前記投影レンズの物空間許容焦点深度内に保ち
且つ前記第4の照明源像を投影レンズの入射瞳位置及び
許容範囲内に保った状態で第2のパターン源像の倍率を
任意に選定可能としたことを特徴としている。
また、請求項(2)に係る光学結像装置は、照明源から
の照射光を少なくとも投影パターンを有するパターン源
を介挿し且つ被露光部材に対向する投影レンズを有する
光学系を介して被露光部材に照射して前記投影パターン
を被露光部材に結像させる光学結像装置において、前記
光学系は、照明源の像をその像焦点の外側に第1の照明
源像として結像する第1の照明レンズと、該第1の照明
レンズの第1の照明源像を虚像と見做すよう像空間焦点
の中に第2の照明源像として結像する第2の照明レンズ
と、該第2の照明レンズの像空間焦点内に配設されたパ
ターン源の投影パターン像を第1のパターン像としてそ
の像空間焦点の外側に結像すると共に、前記第2の照明
源像を前記第1の照明源像上に当該第1の照明源像と等
しい倍率で第3の照明源像として結像する第1の結像レ
ンズと、該第1の結像レンズによる第1のパターン像及
び第3の照明源像を物空間焦点の外側とし、当該第1の
パターン像を前記投影レンズの物空間許容焦点深度内に
結像すると共に、当該第3の照明源像を前記投影レンズ
の許容入射瞳位置に第4の照明源像として結像する第2
の結像レンズとを光軸上に順に配設し、前記第2の照明
レンズ及び第1の結像レンズと前記パターン源とを、両
レンズ間の距離を一定に保った状態で相対移動可能に配
設したことを特徴としている。
さらに、請求項(3)に係る        光学結像
装置は、前記第2の照明レンズ及び第1の結像レンズ間
の距離は両者の焦点距離の和より短く、パターン源及び
第2の照明源像が第2の照明レンズの像空間焦点内で且
つ第1の結像レンズの物空間焦点の外側に位置するよう
に選定されていることを特徴としている。
〔作用〕
請求項(1)及び(2)の光学結像方法及び装置におい
ては、第2の照明レンズ及び第1の結像レンズとパター
ン源とを相対移動させることにより、第2の結像レンズ
の像空間焦点の外側の像点に結像した第2のパターン像
の倍率を変化させることができ、この際に倍率変化に伴
う第2のパターン像の移動量を投影レンズの物空間許容
焦点範囲内に収め、且つ投影レンズの入射瞳位置で結像
する照明源の第4の照明源像の移動量を許容範囲内とす
ると共に、開口比を許容範囲内に収めることができ、第
2の結像レンズと投影レンズとの間の距離を補正するこ
となく、第2の照明レンズ及び第1の結像レンズとパタ
ーン源との相対移動のみで倍率変化を行うことができる
また、請求項(3)の光学結像装置においては、第1の
照明レンズによる第1の照明源像を虚像と見做す第2の
照明源像を第1の結像レンズの物空間焦点の外側に結像
し、これを第1の結像レンズによって第1の照明源像位
置にこの第1の照明源像と等倍の第3の照明源像として
結像することができ、第2の照明レンズ及び第1の結像
レンズを一体に移動させたときの第3の照明源像の移動
量を小さ(することができる。
〔実施例〕 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明を縮小投影露光装置に適用した場合の
第1実施例を示す概略構成図である。
図中、lはシャドウマスク用原版等の被露光部材2を保
持してXYZ方向に移動可能なXYZステージであって
、このXYZステージ1の上方にアパーチャ3を含む光
学レンズ系4が配設され、この光学レンズ系4の上方位
置に反射板5aを介してキセノンランプ5b及びフライ
アイレンズ5Cを有する照明源5が配設され、この照明
源5からの露光光線が反射板5a及び光学レンズ系4を
介してXYZステージ1上の被露光部材2に照射され、
光学レンズ系4に含まれるアパーチャ3に形成された投
影パターンを被露光部材2上に縮小投影露光する。
XYZステージ1は、上面に右下がりに傾斜した傾斜案
内面1aを形成した基台1bと、下面に基台1bの傾斜
案内面1aに係合する傾斜面ICを上面に水平面1dを
形成し、駆動モータ、ボールねじ等で構成される直線駆
動機構1eによって左右方向に移動されるZ方向テーブ
ル1fと、このZ方向テーブル1f上にボール等の転動
体1gを介して左右方向に摺動自在に配設されたX方向
テーブルIhと、このX方向テーブル1g上に前後方向
に摺動自在に配設されたY方向移動テーブル11とを備
えており、直線駆動機構1eを作動させて、Z方向テー
ブル1fを傾斜面1aに沿って左右方向に摺動させるこ
とにより、Y方向移動テーブル11上に載置された被露
光部材2が光軸6方向に移動される。
光学レンズ系4は、反射板7を介して照明源5に対向す
る第1の照明レンズLLIと、この第1の照明レンズL
LIの像点OLI内に配設された第2の照明レンズLL
2及び第1の結像レンズLl+と、両レンズttz及び
Ll1間に配設されたパターン源としての例えば円形パ
ターンを形成したレチクル11と、第1の照明レンズL
LIの像点OL+の外側に配設された第2の結像レンズ
LI2と、この第2の結像レンズL1□の像点01□が
物空間焦点深度内となるように配設した投影レンズとし
ての縮小レンズLRとを備え、これらが光軸6上に直列
に配設されている。
ここで、第2の照明レンズLL2と第1の結像レンズL
flとの間の距離lは、第2の照明レンズLL2の焦点
距離fL□と第1の結像レンズLl+の焦点距離f、と
の和(fLt+4++)より短く選定され、且つレチク
ル11及び後述する第2の照明レンズLL!による虚像
12が第2の照明レンズLL2の像空間焦点距離ful
lの内側で第1の結像レンズL。
の物空間焦点距離f11の外側となるように選定され、
さらに第2の照明レンズLL!及び第1の結像レンズL
11とが距離lを保ってレチクル11に対して光軸6方
向に移動可能に配設されている。
両レンズLL2及びLIIとレチクル11とは、具体的
には、第2図(a)〜(d)に示すように、バリアプル
アパーチャ12に着脱自在に取付けられた支持機構13
によって支持されている。バリアプルアパーチャ12は
、固定部に固定されてX方向に延長し、中央部に方形の
透孔14aを有する断面凹状の案内部材14に、一対の
摺動板15a、15bが摺動自在に案内され、これら摺
動板15a。
15bの透孔14a側の対向端部にそれぞれ先端がナイ
フェツジ状に形成されたブレード16a。
16bが取付けられ、且つ案内部材14の中央部にY方
向に延長し中央部に方形の透孔17aを有する断面逆回
状の案内部材17が固設され、この案内部材17に、第
2図(C)に示すように、一対の摺動板18a、18b
が摺動自在に案内され、これら摺動板18a、18bの
透孔14a側の端部に先端がナイフェツジ状に形成され
たブレード19a、19bが取付けられた構成を有し、
4つのブレード16a、16b及び19a、19bによ
って方形パターンを形成することができる。そして、各
摺動板15a、15b及び18a、18bが駆動モータ
20に連結されたねじ軸21とこれに螺合し且つ摺動板
15a、15b及び18a。
18bに固着されたポールナツト22とで構成されるポ
ールねじによって進退駆動される(なお、第2図におい
ては摺動板t5b、18a及び18bに対する駆動機構
は省略されている)。
支持機構13は、バリアプルアパーチャ12の案内部材
17の透孔17a位置に着脱自在に取付けられた中央部
にレチクル11を保持する支持体23と、この支持体2
3に配設されたリニアボールベアリング23a、23b
によって上下方向に案内される摺動輪24a、24bの
上端側に固着された第2の照明レンズLL2を保持する
保持枠25と、摺動軸24a、24bの下端側に固着さ
れた第1の結像レンズL11を保持する保持枠26と、
支持体23の下面と保持枠26の上面との間において摺
動軸24a、24bの回りに介挿された圧縮コイルばね
27a、27bと、保持枠25を上下方向に移動させる
移動機構28とを備えている。
ここで、支持体23は、平板部23cとその下面側に一
体に形成された逆回状部23dとで構成され、平板部2
3cの中央部から逆回状部23dを貫通して貫通孔23
eが形成され、この貫通孔23eの開口部に対応する逆
回状部23dの底面に円形パターンを形成したレチクル
11が着脱自在に保持され、この貫通孔23eを挟む左
右位置にそれぞれ貫通孔23f、23gが穿設され、こ
れら貫通孔23f、23g内に前記リニアボールベアリ
ング23a、23bが装着されている。
また、移動機構28は、第2図(a)及び(d)に示す
ように、支持体23の平板部23cの貫通孔23eを挟
む前後位置に対称的に設けられた長方形状の凹部23h
、23iの前後方向の中心を通って摺動軸29a、29
bが摺動自在に配設され、これら摺動軸29a、29b
の支持体23の外方に突出する両端部が連結杆30a、
30bによって連結されていると共に、凹部23h、2
3iに対応する位置に右下がりに傾斜するカム面を有す
るカム31a、31bが取付けられ、さらに前記保持枠
25にカム31a、31bのカム面に転接するころがり
軸受で構成されるカムフォロア32a。
32bが取付けられ、連結杆30aが摺動板15aの上
面に取付けられた支持片33に引張ばね34a、34b
を介して連結され、連結杆30aに形成された突出片3
5aと支持片33に形成された突出長を調整可能なスト
ッパ35bとが当接され、摺動板15aの移動に伴って
摺動軸29a。
29bが移動することにより、保持枠25及び26が一
体に上下動する。
また、バリアプルアパーチャ12の案内部材14の下面
に形成された支持部材36がブレード支持部材を貫通し
て内方に延長され、その中央部に第2の結像レンズL1
2が保持されている。ここで、第2の結像レンズL1□
によるレチクル11の円形パターンの第1のパターン像
■1が結像する像点O11’がブレード16a、16b
及び19a、19bによる方形パターン形成位置に一致
するように選定されている。
そして、バリアプルアパーチャ12の駆動モータ20が
パターン制御装置37によって駆動制御される。
このパターン制御装置37は、入出力インタフェース回
路38a、演算処理装置38b及び記憶装置138cを
少なくとも有するマイクロコンピュータ38と、その入
出力インタフェース回路38aの出力側及び駆動モータ
20間に介挿されたモータ駆動回路39と、マイクロコ
ンピュータ38に対して投影パターンの倍率を入力する
パターン選定入力装置40とを備えている。
マイクロコンピュータ38の演算処理装置38bは、パ
ターン選定入力装置40から倍率設定データが入力され
ると、これに基づいて予め記憶装置38cに格納された
記憶テーブルを参照して、倍率に対応する第2の照明レ
ンズLL!及び第1の結像レンズL、の移動量を算出し
、これと両レンズL L!+  L I 1の現在位置
との差に応じた移動指令をモータ駆動回路39に出力し
て、駆動モータ2Oを駆動することにより、倍率を設定
する。
また、第1図に示すように、縮小レンズL7を保持する
固定筒体41の被露光部材2に対向する下端部には、露
光光線を透過する透孔42と、その周囲に等角間隔で形
成された4つの空気吹き出しノズル43とが設けられて
いる。各ノズル43は、共通の空気供給源44に絞り4
5を介して接続されていると共に、共通の差圧変換器4
6の一方の入力側に接続されている。差圧変換器46の
他方の入力側は、絞り47を介して前記空気供給源44
に接続されていると共に、大気に連通されている。これ
らノズル43.空気供給源44.絞り45.47及び差
圧変換器46で空気マイクロメータ48が構成されてい
る。
そして、差圧変換器46の検出信号がステージ制御装置
50に供給され、この制御装置50で目標値設定器50
aで予め設定した所定の目標値と比較してその差値であ
る偏差信号が増幅器等で構成される駆動回路50bに供
給され、これにより、モータ等のアクチュエータを作動
させる駆動出力を形成し、これをXYZステージ1の直
線駆動機構18に供給してこれを駆動し、ノズル43と
被露光部材2との間の間隔を適正値に調節する。
また、XYZステージ1のXY力方向移動は、被露光部
材2に形成された原点マーク(図示せず)を光学的に読
取り、これに基づいて制御原点を設定してから、パター
ンの露光間隔に応じてXY力方向絶対距離を検出する例
えばレーザ測長機等の検出器52からの測定値フィード
バック信号に基づいて順次ステップアンドリピート動作
される。
次に、上記実施例の動作を説明する。光源5のフライア
イレンズ5bの出射端から露光光線を出射すると、その
露光光線が反射板7で反射されて、第4図に示すように
、第1の照明レンズLLIに入射され、この第1の照明
レンズLLIによって、その像点OLIに第1の照明源
像11を結像し、この第1の照明源像iIが第2の照明
レンズLtzによって、その像空間焦点F L4’内で
且つ第1の結像レンズL、の物空間焦点F11の外側に
第1の照明源像i、を虚像と見做すよう第2の照明源像
12として結像し、この第2の照明源像12が第1の結
像レンズL11によって第1の照明源像iIと同一位置
にこれと等しい大きさの第3の照明源像i。
として結像され、この第3の照明源像i、が第2の結像
レンズL+□によって縮小レンズL、lの入射瞳位置に
第4の照明源像i4として結像される。
他方、第2の照明レンズLL2の像空間焦点FLz内に
配設されたレチクル11の円形パターンは、第5図に示
すように、第1の結像レンズLllによってその像点0
1.′に第1のパターン像■1として結像し、この第1
のパターン像I、が第2の結像レンズLl!によってそ
の縮小レンズLL1の物空間許容焦点深度内の像点o、
2′に第2のパターン像I2として結像し、この第2の
パターン像■2が縮小レンズLjIで縮小されてXYZ
ステージ1に載置された被露光部材2の露光される。こ
のように、レチクル11の円形パターンが縮小レンズL
RO物空間許容焦点深度内となる第2の結像レンズL1
□の像点0゜′に結像されることから、この像点0.□
′にレチクル11を配置したことと等価となり、各レン
ズLLI+  LL!及びL11+  L+□があたか
も一枚のコンデンサレンズの役割を果たす。
この状態で、第2の照明レンズLl□及び第1の結像レ
ンズLllをパターン制御装置15によってレチクル1
1に対して同時に移動させることにより、第2の結像レ
ンズL11の像点0□2′に結像するパターン像の倍率
を変更することができ、このときの縮小レンズLRの入
射瞳に入射される照明源5の照明源像の開口比を許容範
囲内に収めることができる。
この第2の照明レンズLL!及び第1の結像レンズL1
1のレチクル11に対する距離を変化させることにより
パターン像I2の倍率を変更できる原理を次に説明する
先ず、この発明の基礎となる薄肉単レンズの像点0の移
動量Δと、これに対応する像点0′の移動量Δ′との関
係について説明する。
今、第6図に示すように、単レンズの物空間焦点距離を
f、像空間焦点距離をf′、レンズの主点Hから物点O
及び像点O′までの距離をS及びS′とし、物点0の像
の大きさをA、像点0′の結像の大きさをBとし、倍率
をmとすると、結像式は、 s’   s   r’ で表され、倍率mは、 m= S’ / S = B/A      −””(
2)で表すことができる。
したがって、上記(1)式及び(2)式から距Is及び
S′は、 S’  =f’  (1−m)        ・・・
・・・・・・・・・(4)で表すことができる。
また、物点0を移動させたときの移動量Δと像点0′の
移動量Δ′との関係は、上記(1)式からで表すことが
できる。
このときの移動前の倍率mと移動後の倍率m*との変化
率には、 K = m * / m          ・・・・
・・・・・・・・(7)で表すことができ、この(7)
式に(1)式、(3)式及び(5)式を代入して整理す
ると、 ・・・・・・・・・・・・(8) となり、像点移動量Δ′は、 Δ’ =mf’  (1−K)     ・・・・・・
・・・・・・(9)で表すことができる。
同様にして物点移動量Δに関して変化率Kを求めれば、 ・・・・・・・・・・・・Q[D となり、物点移動量Δは、 で表すことができる。
そして、前記(9)式から上記(11)式を減算すると
、f   K−1 =Δ(m”K−1)   ・・・・・・・・・・・・0
2)となり、結局この(121式から像点移動量Δ′と
物点移動量Δとの関係は、 Δ′=Δ(m”・K−1)+Δ=Δ・m”K・・・・・
・・・・・・・面 で表すことができる。
したがって、第5図に示すように、レチクルllの円形
パターンを第2の結像レンズL1□の像点0.2′に結
像させている状態で、第1の結像レンズL11を移動さ
せたときの移動量Δ1と第2の結像レンズLI!の像点
01!′の移動量Δ1″との関係は、第1の結像レンズ
L11について考えると、レチクル11をΔ1だけ第1
の結像レンズL11と逆方向に移動させたことと等価で
あるので、第1の結像レンズL11による第1のパター
ン像11の移動量は、Δ1 −Δ1で表すことができ、
移動前の倍率をm11、移動後の倍率をml、*とし、
倍率変化率をK + + (= m r + * / 
m 、)とすると、前記0り式から、 Δ1−Δ1=Δr  (m++” K++  1 ) 
−”・a4)となる。
また、第2の結像レンズL+□の像点移動量Δ、′は、
移動前の倍率をm、□、移動後の倍率をm1□*とし、
倍率変化率をKlz(=m、!*/mIりとすると、前
記測成から、 Δ1′=(Δ1−ΔI ) m12に+!=Δ(m、、
” K、、−1)m、2に、!・・・・・・・・・・・
・05) で表すことができる。
一方、第1の結像レンズLl+の物点移動量Δ1は、前
記01)式から で表され、第2の結像レンズL1tの物点移動量Δ−Δ
1も、同様に前記θ1)式から で表すことができる。
また、倍率変化率に1.は、前記00)式から、で表す
ことができ、倍率変化率KI2も、前記00式%式%) そして、第1の結像レンズLl+を移動量Δ1だけ移動
させることによる第2の結像レンズLI2の像点o、、
’での総合倍率に+は、 K+ =に++ °Ktx fll・ fll fB(fll−m1+ΔI)−Δtm+t(a+t”f
ll−f1++mzΔ1)・・・・・・・・・・・・+
2[D で表すことができる。
このGiI式を変形して第1の結像レンズLllの移動
量Δ1を求めると、 ・・・・・・・・・・・・(21) となる。
したがって、縮小レンズLRの物空間許容焦点深度範囲
が例えば0.4 mn+であるとし、各レンズの諸元が
、第1の照明レンズLLIの焦点距離fLI=394、
40mm、有効径φ=79mm、F値=4.99、主面
から物点までの距離5Ll=  1095.56nw、
主面から像点までの距離SLI’ =290mm、倍率
mL、=−1/3.777 B、第2の照明レンズLL
2の焦点距離ftz=76.77mm、有効径φ=25
mm。
F値=3.07、主面から物点までの距離Stz!−2
56,04mm、主面から像点までの距MSLz’=5
9.06mm、倍率m Lt = 1 / 4.335
3、第1の結像レンズL’ I +の焦点距u f +
+= 30nym、有効径φ−17mm、F値= 1.
76、主面から物点までの距離5z=−36,92mm
、主面から像点までの距Msz’ = 160.06m
m、倍率m、、=−4,3353(パターン像に対して
はS++=  60mm、 S11=60M、倍率m1
1=  1 ) 、第2の結像レンズLI!の焦点距離
f lz= 81 mm、有効径φ=32iun。
F値=2.53、主面から物点までの距離S1□=10
2.44mm、主面から像点までの距離31□′=38
7mm、倍率m+z=  3.7778 (パターン像
に対してはS+z=−202,5mm、S+z’ =1
35mm、倍率m、、=−1/1.5 )であるものと
したとき、前記(21)式で、所望の総合倍率に1を与
えることにより、第1の結像レンズL、の移動量Δ1を
算出することができ、このときの第2の結像レンズL1
.の像点0.2′の移動量Δ1″が前記物空間許容焦点
深度範囲0.4 mm未満であれば、焦点ずれのない良
好なパターン像を縮小レンズL+tに入射することがで
きることになり、総合倍率Kを与えたときの第1の結像
レンズL、における移動量Δ3、倍率変化率K11、像
点移動量Δ、 −Δ、第2の結像レンズL12における
倍率変化率PC+を及び像点移動量Δ、“の演算結果を
下記第1表に示す。
第 表 この第1表から明らかなように、レチクル11のパター
ン像を第2の結像レンズLI!の像点01□に等倍の第
2のパターン像I2を結像している状態から、第1の結
像レンズL、を左側に移動させることによって第2のパ
ターン像l、を拡大することができ、逆に第1の結像レ
ンズL11を右側に移動させることによって第2のパタ
ーン像I2を縮小することができ、これらの拡大・縮小
範囲を±15%以内とすることにより、第2のパターン
像■2の像点位置の移動量Δ、″が縮小レンズLRの物
空間許容焦点深度範囲(0,4mm)内に収めることが
でき、別途焦点距離の調整を行う必要がない。
一方、照明源5からの照明光については、前述したよう
に、第1の照明レンズLLIによって、第7図に示すよ
うに、第1の結像レンズL11の像焦点F11′の外側
の像点0口′に第1の照明源像11として結像され、こ
の第1の照明源像11を第2の照明レンズLLRによっ
て、第8図に示すように、その像空間焦点FLtの内側
で且つ第1の結像レンズL11の物空間焦点F、の外側
に虚像の第2の照明源像12として結像され、この第2
の照明源像itを第1の結像レンズLllによって第4
図に示すように、第1の照明レンズLLIの像点ot、
t’に第1の照明源像i、と等倍の第3の照明源像i。
として結像され、この第3の照明源像i3を第2の結像
レンズL+zによって、第4図に示すように、縮小レン
ズLRの入射瞳位置に結像される。
ここで、第2の照明レンズLL2及び第1の結像レンズ
L11を第9図に示すように、移動量Δ1だけ移動させ
ると、第1の照明源像i、が見掛上物点移動量Δ、だけ
移動したと等価であり、第2の照明源像i、を結像する
第2の照明レンズLLtの像点OL2′が第2の照明レ
ンズLL□に対して移動量Δ、′だけ変化することにな
る。
したがって、物点移動量Δ、と像点移動量Δ1との関係
は、前述した0式から ΔL′=Δ1 ・mLzt−KL□  ・・・・・・・
・・・・・(22)で表すことができる。ここで、倍率
変化率KL!は、前述した00式から となる。
このように、第10図(a)に示す初期状態から第10
図(ロ)に示すように、第2の照明源像12の結像する
像点OL2′が移動量Δ1′移動することにより、この
第2の照明源像i、と第1の結像レンズL11との関係
は、第1の結像レンズL11の物点0.1が移動量Δ、
′と等しい移動量ΔI!(−Δ、′)だけ移動したもの
となるので、この像点移動量Δ目と像点移動量Δ、′と
の関係は、前述した測成から Δ11′=Δ++−mt+”  ” K++   −・
””(25)で表すことができる。ここで、倍率変化率
に1.・は、前述した0III1式から で表わされるので、(22)式に(23)弐を代入する
ことにより、像点移動量ΔII’ は、 で表わされるので、(25)式に(26)式を代入する
ことにより、像点移動量Δ1.′は、 rtz−ΔLmL。
となる。
二の(27)式において、物点移動量Δ1.は第2の照
明レンズLL!の像点移動量ΔLZ’ と等しいので、
この(27)式に前記(24)式を代入すると、・・・
・・・・・・・・・(28) となる。
このようにして、第11図に示すように、第1の結像レ
ンズL11を移動量Δ、たけ移動させることにより、そ
の像点O0′に結像する第3の照明源像i3が移動量Δ
1.′から移動量Δ、を減算した移動量Δ、だけ移動す
ることになる。
したがって、移動量Δ、は、 Δ、=Δ、 −Δ、      ・・・・・・・・・・
・・(29)で表される。
この(29)式に前記(28)式を代入して整理すると
、−B ・・・・・・・・・・・・(30) Δ、− A=ΔL  f 、If Lzm++”  mLz”B
=Δt(fllftt−Δt (f t+mtz+ f
 tzm++mLz”)C= f z f L2−ΔL
  (f zmLz + f LzmzmLz”  )
となる。この(30)式において、第1の照明源像i。
と第3の照明源像i3との倍率が等しく、且つ互いに倒
立関係で同一位置に結像させために必要な条件は、 m++ ’ mLz= −1””・・”””(31)m
l−・mL、=1      ・・・・・・・・・・・
・(32)であり、これら(31)式及び(32)式を
前記(30)式に代入して整理すると、 ・・・・・・・・・・・・(33) となる。
そして、第3の照明源像i3を第2の結像レンズL1□
によって第4の照明源像i4として縮小レンズLIIの
入射瞳位置に結像させるので、この第2の結像レンズL
+tの像点移動量Δ4.′は、前述した(131式から Δ1.′=Δ、・mLz・KI2    ・・・・・・
・・・・・・(34)で表され、ここで、倍率変化率K
I!は、前記00)式であるので、この(35)式を前
記(34)式に代入することにより、像点移動量Δ1.
′は、 ・・・・・・・・・・・・(36) となる。
したがって、第2の結像レンズL+□の像点移動酔へ、
4′ と第2の照明レンズLL!及び第1の結像レンズ
LSIの移動量Δ、との関係は、上記(36)式に前記
(33)式を代入して整理することにより、・・・・・
・・・・・・・(37) となる。
そして、縮小レンズLmの入射瞳に結像する第4の照明
源像14の総合倍率KLは、 KL −KLI ’ K++ ’ Kttf tg  
     f z        f +tfLZ−Δ
LIIIL!  fll−Δ++mz  f+z−Δ3
Lz・・・・・・・・・・・・(38) で表され、物点移動量Δ11は像点移動量ΔL2’ と
等しいので前記(24)式に基づいて第2の照明レンズ
LL!及び第1の結像レンズL11の移動量Δ、から算
出することができ、像点移動量Δ3も前記(33)式に
基づいて移動量ΔLから算出することができる。
したがって、縮小レンズLRの入射瞳位置の許容範囲が
例えば2IIIII+であるときに、前述した諸元から
第2の照明レンズLL2の物空間焦点距離fL2を−7
6,77m、第1の結像レンズL11の物空間焦点距離
fl+を一30mm、第2の結像レンズLI2の物空間
焦点距離fli1を−81111111とし、倍率mL
□を1/4.3353、倍率m++を−4,3353(
倒立像)、倍率m1□を−3,7778としたときの第
4の照明源像i4移動量ΔL4’が前記縮小レンズLえ
の入射瞳許容範囲2mm未満であり、且つ一般に′1”
以下に選定される入射瞳の径を照明源像の径で除した値
でなる開口比σの基準値に対して所定範囲(例えば±0
.02 )以内であれば、照明源5の照明光を有効に縮
小レンズLRに入射することができることになり、前述
したパターン像I:を倍率に+で拡大・縮小するときの
第2の照明レンズLL!及び第1の結像レンズL++の
移動量ΔLに対する第2の結像レンズLI□における像
点移動量ΔL4’及び開口比σ、第4の照明源像i4の
直径dの演算結果を下記第2表に示す。
第   2   表 この第2表から明らかなように、前述したレチクル11
のパターン像を所望の倍率で拡大・縮小した第2のパタ
ーン像I2を得るときに、照明源像i4の移動量Δ、′
が縮小レンズL8の入射瞳の許容範囲2+ma内に略収
め、且つ開口比の許容範囲±0.02以内に収めること
ができ、別途縮小レンズL、Iの入射瞳位置の調整を行
う必要がない。
このため、パターン制御装置35の記憶装置36Cにパ
ターン像の倍率に、とこれに対応する第2の照明レンズ
LLt及び第1の結像レンズL11の移動量Δiとの関
係を記憶テーブルとして記憶しておくことにより、演算
処理装置36bで倍率設定データが入力されたときに、
その倍率に対応するレンズLL!、L11の移動量を算
出することができ、これに基づいて駆動モータ20を駆
動してパターン像の倍率調整を行うことができ、この倍
率調整が第2の照明レンズLL!及び第1の結像レンズ
Lllを所定距離を保って同時に移動させるだけで、第
2のパターン像■3を縮小レンズL8の物空間許容焦点
深度内に収め、且つ第4の照明源像i4を縮小レンズL
えの許容入射瞳位置で且つ許容開口比範囲内に収めるこ
とができ、固定された第2の結像レンズLl11及び縮
小レンズLR間の距離を何ら補正する必要がない。
以上のようにして、光学系4の調整を完了した後、縮小
レンズLIIと被露光部材2との焦点調整を行う。この
焦点調整は、XYZステージ1を光軸方向に移動させる
ことにより行い、目標値すから縮小レンズ3の光心と固
定筒体8の下端面との間の距離kが一定であることから
、先ず目標値すから距離kを減算した値を目標値として
目標値設定器50aに設定し、この状態で空気供給源4
5から圧力空気を絞り46を介してノズル44に供給し
て空気マイクロメータ49を作動状態とし、この状態で
焦点調整制御装置50を作動状態とする。
このように焦点調整制御装置50が作動状態となると、
目標値設定器50aで予め設定された目標値と、差圧変
換器47から出力される差圧検出信号との差値でなる偏
差信号が駆動回路50bに供給され、この駆動回路50
bから直線駆動機構51にXYZステージ1をZ軸方向
に移動させる駆動信号が出力され、xYZステージlが
偏差信号が零となるようにZ軸方向に上下動されて位置
調整が行われる。
そして、焦点調整が終了すると、XYZステージ1をX
Y力方向適宜移動させて、被露光部材2を所定のパター
ン露光位置にセットし、次いで所定パターンを露光して
から、再度XYZステージ1をXY力方向移動させて、
被露光部材2を新たなパターン露光位置に移動させ、再
度露光を行うステップアンドリピートを繰り返し、全て
の露光位置での露光を終了すると、XYZステージ1か
ら被露光部材2を取り出して、新たな被露光部材2をX
YZステージ1に載置して同様の処理を実行する。
そして、被露光部材2に露光する投影パターンのサイズ
を変更する場合には、パターン制御装置35のパターン
入力設定装置38に所望の倍率K。
を入力することにより、駆動モータ20が回転駆動され
て第2の照明レンズLLJ及び第1の結像レンズL11
が同時に倍率に、に対応した移動量Δ1だけ移動されて
倍率調整が行われる。
さらに、所定の大きさの矩形パターン等の多角形パター
ンを被露光部材2に露光するときには、支持部材23を
取り外して4枚のブレード16a。
16b、19a、19bによって所望の多角形パターン
を形成し、これを直接縮小レンズLRを介して被露光部
材2に露光することにより行うことができる。
このように、上記実施例によると、パターン源としての
レチクル11を挟む第2の照明レンズLL2及び第1の
結像レンズL、を移動させることにより、第2の結像レ
ンズL+2の像点oL、’に結像する第2のパターン像
Izの倍率を所定の範囲内で無段階に変更することがで
き、このとき第2のパターン像I2の基準位置からの移
動量Δ、″が縮小レンズL、の物空間許容焦点深度範囲
内に収まると共に、縮小レンズLIIの入射瞳位置に結
像する第4の照明源像i4の移動量ΔL4’が入射瞳き
許容範囲内で、且つ所定の開口比許容範囲内に収まるの
で、パターン像の照明を効果的に行うことが可能となり
、被露光部材2に露光する投影パターンの露光ムラを防
止して高解像度を得ることができ、第2の結像レンズL
+□と縮小レンズL+tとの間の距離を補正する必要も
ない。
なお、上記実施例においては、各レンズLLILL!+
  LII+  L12を一枚のレンズで構成する場合
について説明したが、複数枚のレンズを組み合わせて構
成するようにしてもよい。
また、上記実施例においては、第2の照明レンズLL□
及び第1の結像レンズLl+を一体に移動させる場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、レ
チクル11を移動させるようにしてもよい。
さらに、上記実施例においては、パターン源として、円
形パターンを形成したレチクル11を適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、異な
る形状のパターンを形成した複数のレチクル11を円板
に同心的に配置し、この円板を回転させて、所望のパタ
ーンを光軸6位置に位置決めしたり、他のマスク等の任
意のパターン源を適用することができる。
またさらに、上記実施例においては、第2の照明レンズ
L、tz及び第1の結像レンズL11を移動する移動機
構28としてカム31a、31b及びこれに転接するカ
ムフォロア32a、32bを適用した場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、摺動軸24a
、24bを直接送りねじ機構等の駆動機構で直線駆動す
るようにしてもよい。
なおさらに、上記各実施例においては、この発明を縮小
投影露光装置に適用した場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、パターンジェネレータ等の
パターン源のパターンを光学レンズを介して被露光部材
に描画するパターン描画装置、その他の光学結像装置に
も適用することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項(1)に係る光学結像方法
及び請求項(2)に係る光学結像装置によれば、第1及
び第2の照明レンズと第1及び第2の結像レンズとの4
枚のレンズで構成される光学レンズ系の第2の照明レン
ズ及び第1の結像レンズ間にパターン源を配置し、両レ
ンズを所定距離を保って同時に移動させることにより、
第2の結像レンズの投影レンズの物空間許容焦点深度内
となる像点に所望倍率のパターン像を結像し、且つ照明
源の照明源像を投影レンズの許容入射瞳位置に所定の開
口比範囲内に収まるように結像させることができ、高コ
ントラストでテレセントリシティの良い照明源が得られ
、しかも倍率調整を行う際に、第2の結像レンズ及び投
影レンズ間の距離を補正する必要がなく第2の照明レン
ズ及び第1の結像レンズを一体に移動させるだけでよい
ので、その制御が容易であると共に、高精度で行うこと
ができる等の効果が得られる。
また、請求項(3)に係る光学結像6装置によれば、第
1の照明レンズによる第1の照明源像を虚像と見做すよ
うな第2の照明源像を第1の結像レンズの物空間焦点の
外側に結像し、これを第1の結像レンズによって第1の
照明源像位置に等倍の第3の照明源像として結像するこ
とができ、第2の照明レンズ及び第1の結像レンズを一
体に移動させたときの第3の照明源像の移動量を小さく
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す概略構成図、第2図
(a)、(ハ)、(C)及び(d)はバリアプルアパー
チャを示す平面図、B−B断面図、C−C断面図及びD
−D断面図、第3図はパターン制御装置の一例を示すブ
ロック図、第4図〜第11図はそれぞれこの発明の詳細
な説明に供する光学系の模式図である。 図中、工はXYZステージ、1eは直線駆動機構、1f
はZ方向テーブル、2は被露光部材、3はアパーチャ(
パターン源)、4は光学レンズ系、5は光源、6は光軸
、LLIは第1の照明レンズ、LLIは第2の照明レン
ズ、LR3は第1の結像レンズ、L1□は第2の結像レ
ンズ、LRは縮小レンズ(投影レンズ)、20は駆動モ
ータ、21はねじ軸、22はポールナツト、35はパタ
ーン制御装置、50はステージ制御装置である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)照明源からの照射光を少なくとも投影パターンを
    有するパターン源を介挿し且つ被露光部材に対向する投
    影レンズを有する光学系を介して被露光部材に照射して
    前記投影パターンを被露光部材に結像させる光学結像方
    法において、前記光学系は前記照明源及び投影レンズ間
    に第1の照明レンズ、第2の照明レンズ、前記パターン
    源、第1の結像レンズ及び第2の結像レンズをその順に
    光軸上に配設した構成を有し、前記第1の照明レンズに
    よって前記第1の結像レンズの像空間焦点の外側に第1
    の照明源像を結像し、該第1の照明源像を前記第2の照
    明レンズによって前記第1の結像レンズの物空間焦点の
    外側に第2の照明源像として結像し、前記第1の結像レ
    ンズによってその像空間焦点の外側に前記第2の照明源
    像を前記第1の照明源像上に当該第1の照明源像と等倍
    率で第3の照明源像として結像すると共に、パターン源
    を第1のパターン源像として結像し、第2の結像レンズ
    によって前記第3の照明源像を前記投影レンズの入射瞳
    許容位置に結像させると共に、第1のパターン源像を当
    該投影レンズの物空間許容焦点深度内に第4の照明源像
    として結像させ、前記第2の照明レンズ及び第1の結像
    レンズとパターン源とを、両レンズ間の距離を一定に保
    った状態で相対移動させることにより、第2のパターン
    像を前記投影レンズの物空間許容焦点深度内に保ち且つ
    前記第4の照明源像を投影レンズの入射瞳位置及び許容
    範囲内に保った状態で第2のパターン源像の倍率を任意
    に選定可能としたことを特徴とする光学結像方法。
  2. (2)照明源からの照射光を少なくとも投影パターンを
    有するパターン源を介挿し且つ被露光部材に対向する投
    影レンズを有する光学系を介して被露光部材に照射して
    前記投影パターンを被露光部材に結像させる光学結像装
    置において、前記光学系は、照明源の像をその像焦点の
    外側に第1の照明源像として結像する第1の照明レンズ
    と、該第1の照明レンズの第1の照明源像を虚像と見做
    すよう像空間焦点の中に第2の照明源像として結像する
    第2の照明レンズと、該第2の照明レンズの像空間焦点
    内に配設されたパターン源の投影パターン像を第1のパ
    ターン像としてその像空間焦点の外側に結像すると共に
    、前記第2の照明源像を前記第1の照明源像上に当該第
    1の照明源像と等しい倍率で第3の照明源像として結像
    する第1の結像レンズと、該第1の結像レンズによる第
    1のパターン像及び第3の照明源像を物空間焦点の外側
    とし、当該第1のパターン像を前記投影レンズの物空間
    許容焦点深度内に結像すると共に、当該第3の照明源像
    を前記投影レンズの許容入射瞳位置に第4の照明源像と
    して結像する第2の結像レンズとを光軸上に順に配設し
    、前記第2の照明レンズ及び第1の結像レンズと前記パ
    ターン源とを、両レンズ間の距離を一定に保った状態で
    相対移動可能に配設したことを特徴とする光学結像装置
  3. (3)前記第2の照明レンズ及び第1の結像レンズ間の
    距離は両者の焦点距離の和より短く、パターン源及び第
    2の照明源像が第2の照明レンズの像空間焦点内で且つ
    第1の結像レンズの物空間焦点の外側に位置するように
    選定されている請求項(2)に記載の光学結像装置。
JP6327589A 1989-03-15 1989-03-15 光学結像装置及び方法 Expired - Lifetime JPH0812843B2 (ja)

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