JPH02240446A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機用油圧制御装置Info
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- JPH02240446A JPH02240446A JP1058178A JP5817889A JPH02240446A JP H02240446 A JPH02240446 A JP H02240446A JP 1058178 A JP1058178 A JP 1058178A JP 5817889 A JP5817889 A JP 5817889A JP H02240446 A JPH02240446 A JP H02240446A
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- hydraulic
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- oil
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Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、エンジン等の回転動力源と車輪等の負荷との
間に介装されて所望の変速比で回転動力源からの動力を
負荷へ伝達するドライブ(D)モードと負荷から切り離
したニュートラル(N)モードとをとりつる自動変速機
を制御するための装置に関し、特に車両用自動変速機を
制御するために用いて好適の油圧制御装置に関する。
間に介装されて所望の変速比で回転動力源からの動力を
負荷へ伝達するドライブ(D)モードと負荷から切り離
したニュートラル(N)モードとをとりつる自動変速機
を制御するための装置に関し、特に車両用自動変速機を
制御するために用いて好適の油圧制御装置に関する。
[従来の技術]
近年、車両の変速機としては、油圧制御される自動変速
機が多く用いられている。この自動変速機は、エンジン
(回転動力源)にトルクコンバータ等の流体継手を介し
て連結され、種々のクラッチ。
機が多く用いられている。この自動変速機は、エンジン
(回転動力源)にトルクコンバータ等の流体継手を介し
て連結され、種々のクラッチ。
ブレーキ(摩擦係合要素)による係脱状態を選択するこ
とにより、車輪(負荷)に接続され所望の変速比を実現
するドライブモード(以下Dモードという)と、該負荷
から切り離したニュートラルモード(以下Nモードとい
う)とをとりうるものである。
とにより、車輪(負荷)に接続され所望の変速比を実現
するドライブモード(以下Dモードという)と、該負荷
から切り離したニュートラルモード(以下Nモードとい
う)とをとりうるものである。
ところで、このような自動変速機では、NモードからD
モードへの移行時にニートラルードライブ9フ8時)に
生じるショックを低減することが従来よりの課題になっ
ている。
モードへの移行時にニートラルードライブ9フ8時)に
生じるショックを低減することが従来よりの課題になっ
ている。
そこで、従来、ニュートラル−ドライブシフト(以下N
−Dシフトという)指令を受けると、油圧によるクラッ
チの係合操作を、第5図に示すようなデユーティ制御に
より行ない、制御油圧に勾配をもたせてN−Dシフト時
のショックを低減することが行なわれている。つまり、
第5図に示すように、時間t=0にN−Dシフト指令を
受けると、まず所定時間を牢だけはデユーティ比りをO
のままとし高い油圧を作用させピストンを素早く動かし
てクラッチクリアランス(ストローク)を短時間でつめ
ることを行なう。そして、クラッチが係合状態になる寸
前にデユーティ比Dti−D”として油圧をゆるめ、そ
の後、デユーティ比りを徐々に小さくし油圧を上昇させ
ていく。なお、第5図は排油孔に連通ずるソレノイド弁
の開閉割合(デユーティ比)を示すもので、デユーティ
比が大きいほど実際の油圧は小さくなる。
−Dシフトという)指令を受けると、油圧によるクラッ
チの係合操作を、第5図に示すようなデユーティ制御に
より行ない、制御油圧に勾配をもたせてN−Dシフト時
のショックを低減することが行なわれている。つまり、
第5図に示すように、時間t=0にN−Dシフト指令を
受けると、まず所定時間を牢だけはデユーティ比りをO
のままとし高い油圧を作用させピストンを素早く動かし
てクラッチクリアランス(ストローク)を短時間でつめ
ることを行なう。そして、クラッチが係合状態になる寸
前にデユーティ比Dti−D”として油圧をゆるめ、そ
の後、デユーティ比りを徐々に小さくし油圧を上昇させ
ていく。なお、第5図は排油孔に連通ずるソレノイド弁
の開閉割合(デユーティ比)を示すもので、デユーティ
比が大きいほど実際の油圧は小さくなる。
このようなデユーティ制御により、クラッチの係合がス
ムースに行なわれN−Dシフト時のショックを低減する
ことができる。
ムースに行なわれN−Dシフト時のショックを低減する
ことができる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上述した従来の自動変速機の油圧制御手
段では、第5図に示すように、係合油圧勾配を低下させ
ると、オイルポンプ能カ、油圧バラツキ、油温、クラッ
チクリアランスのバラツキ等により、N−Dシフト時の
実際のクラッチ係合が著しく遅れるという課題がある。
段では、第5図に示すように、係合油圧勾配を低下させ
ると、オイルポンプ能カ、油圧バラツキ、油温、クラッ
チクリアランスのバラツキ等により、N−Dシフト時の
実際のクラッチ係合が著しく遅れるという課題がある。
このため、従来は、このようなレスポンスのバラツキを
無くすために、N−Dシフト時のショックを犠牲にした
設定にせざるを得なかった。
無くすために、N−Dシフト時のショックを犠牲にした
設定にせざるを得なかった。
本発明は、上述のような課題を解決しようとするもので
、N−Dシフト時のレスポンスを学習し以降の制御に反
映できるようにして、常時安定したN−Dシフト制御を
可能にしN−Dシフト時のショックを確実に低減した自
動変速機用油圧制御装置を提供することを目的とする。
、N−Dシフト時のレスポンスを学習し以降の制御に反
映できるようにして、常時安定したN−Dシフト制御を
可能にしN−Dシフト時のショックを確実に低減した自
動変速機用油圧制御装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
このため5本発明の自動変速機用油圧制御装置は、摩擦
係合要素に対する作動油圧の給排を行なって該摩擦係合
要素の係脱を行なう油圧回路と、自動変速機をNモード
にすべきかDモードにすべきかを選択する操作部材のモ
ード選択動作に連動して該油圧回路中の作動油圧を所望
の値に調整する油圧制御手段とをそなえ、該操作部材に
よるNモードからDモードへの選択動作に連動してN−
Dシフト指令信号を発生するN−Dシフト指令信号発生
手段と、該自動変速機のDモードへの移行完了を検出す
るDモード移行完了検出手段と、該N−Dシフト指令信
号発生手段よりN−Dシフト指令信号が発生されてから
該Dモード移行完了検出手段によりDモードへの移行完
了が検出されるまでの時間に応じて該油圧回路中の該作
動油圧を修正する作動油圧修正手段とを設けたことを特
徴としている。
係合要素に対する作動油圧の給排を行なって該摩擦係合
要素の係脱を行なう油圧回路と、自動変速機をNモード
にすべきかDモードにすべきかを選択する操作部材のモ
ード選択動作に連動して該油圧回路中の作動油圧を所望
の値に調整する油圧制御手段とをそなえ、該操作部材に
よるNモードからDモードへの選択動作に連動してN−
Dシフト指令信号を発生するN−Dシフト指令信号発生
手段と、該自動変速機のDモードへの移行完了を検出す
るDモード移行完了検出手段と、該N−Dシフト指令信
号発生手段よりN−Dシフト指令信号が発生されてから
該Dモード移行完了検出手段によりDモードへの移行完
了が検出されるまでの時間に応じて該油圧回路中の該作
動油圧を修正する作動油圧修正手段とを設けたことを特
徴としている。
[作 用]
上述の本発明の自動変速機用油圧制御装置では、操作部
材によりNモードからDモードへの選択動作が行なわれ
ると、これに連動してN−Dシフト指令信号発生手段か
らN−Dシフト指令信号が出力されるとともに、油圧制
御手段により油圧回路中の作動油圧が所望の値に調整さ
れ、摩擦係合要素に対する作動油圧の給排が行なわれて
N−Dシフトが行なわれる。自動変速機のDモードへの
移行が完了すると、これがDモード移行完了検出手段に
より検出される。そして1作動油圧修正手段によって、
N−Dシフト指令信号発生手段よりN−Dシフト指令信
号が出力されてからDモード移行完了検出手段によりD
モードへの移行完了が検出されるまでの時間に応じ、油
圧回路中の作動油圧が修正され、N−Dシフト時のレス
ポンスが。
材によりNモードからDモードへの選択動作が行なわれ
ると、これに連動してN−Dシフト指令信号発生手段か
らN−Dシフト指令信号が出力されるとともに、油圧制
御手段により油圧回路中の作動油圧が所望の値に調整さ
れ、摩擦係合要素に対する作動油圧の給排が行なわれて
N−Dシフトが行なわれる。自動変速機のDモードへの
移行が完了すると、これがDモード移行完了検出手段に
より検出される。そして1作動油圧修正手段によって、
N−Dシフト指令信号発生手段よりN−Dシフト指令信
号が出力されてからDモード移行完了検出手段によりD
モードへの移行完了が検出されるまでの時間に応じ、油
圧回路中の作動油圧が修正され、N−Dシフト時のレス
ポンスが。
以降のN−Dシフト制御に反映されることになる。
[実 施 例]
以下、図面により本発明の一実施例としての自動変速機
用油圧制御装置を説明すると、第1図はそのブロック図
、第2図はそのN−Dシフト時間に応じたデユーティ比
修正量の例を示すグラフ。
用油圧制御装置を説明すると、第1図はそのブロック図
、第2図はそのN−Dシフト時間に応じたデユーティ比
修正量の例を示すグラフ。
第3図はその油温に応じたデユーティ比修正量の例を示
すグラフ、第4図はその動作を説明するためのフローチ
ャート、第5図は基本的なデユーティ制御パターンを示
すグラフ、第6図はN−Dシフト時のタービン回転数変
化を示すグラフ、第7図は本実施例の適用対象である車
両用自動変速機を示すパワートレーン図、第8図は上記
自動変速機における各摩擦係合装置の係合状態をセレク
トレバー位置との関係で示した作動エレメント図、第9
図はそのトルクコンバータおよび直結クラッチの断面図
、第10図は本実施例における自動変速機の油圧制御系
の具体的な構成を示す系統図。
すグラフ、第4図はその動作を説明するためのフローチ
ャート、第5図は基本的なデユーティ制御パターンを示
すグラフ、第6図はN−Dシフト時のタービン回転数変
化を示すグラフ、第7図は本実施例の適用対象である車
両用自動変速機を示すパワートレーン図、第8図は上記
自動変速機における各摩擦係合装置の係合状態をセレク
トレバー位置との関係で示した作動エレメント図、第9
図はそのトルクコンバータおよび直結クラッチの断面図
、第10図は本実施例における自動変速機の油圧制御系
の具体的な構成を示す系統図。
第11.12図はそれぞれ電子制御式油圧制御装置にお
ける制御圧に対する前進時出力圧および後進時出力圧と
の関係を示すグラフである。
ける制御圧に対する前進時出力圧および後進時出力圧と
の関係を示すグラフである。
本実施例では、前進4段、後進1段の変速比が得られる
自動変速機の油圧制御装置に本発明の自動変速機用油圧
制御装置を適用したものである。
自動変速機の油圧制御装置に本発明の自動変速機用油圧
制御装置を適用したものである。
まず、制御対象となる自動変速機について、その概略構
造を第7図により説明すると、車両の回転動力源となる
エンジン1のクランク軸2はトルクコンバータ(流体継
手)3のポンプ4に直結されている。トルクコンバータ
3は、ポンプ4.タービン5.ステータ6、ワンウェイ
クラッチ7を有し、ステータ6はワンウェイクラッチ7
を介してケース8に結合され、ワンウェイクラッチ7に
よってステータ6はクランク軸2と同方向に回転するが
、その反対方向の回転は許されない構造となっている。
造を第7図により説明すると、車両の回転動力源となる
エンジン1のクランク軸2はトルクコンバータ(流体継
手)3のポンプ4に直結されている。トルクコンバータ
3は、ポンプ4.タービン5.ステータ6、ワンウェイ
クラッチ7を有し、ステータ6はワンウェイクラッチ7
を介してケース8に結合され、ワンウェイクラッチ7に
よってステータ6はクランク軸2と同方向に回転するが
、その反対方向の回転は許されない構造となっている。
クラン。り軸2とタービン5との間には直結クラッチ9
が設けられ、このクラッチ9は係合時に所定のスリップ
率を有して直結する。
が設けられ、このクラッチ9は係合時に所定のスリップ
率を有して直結する。
従って、エンジン1の出力は、直結クラッチ9またはト
ルクコンバータ3を介してタービン5に伝えられる。
ルクコンバータ3を介してタービン5に伝えられる。
タービン5に伝達されたトルクは、入力軸10によって
その後部に配置された前進4段後進1段を構成する変速
歯車列100に伝えられる。
その後部に配置された前進4段後進1段を構成する変速
歯車列100に伝えられる。
変速歯車列100は、3組のクラッチ11゜12.13
;2組のブレーキ14,15;1組のワンウェイクラッ
チ16および1組のラビニオ型遊′星歯車組17で構成
されいる。
;2組のブレーキ14,15;1組のワンウェイクラッ
チ16および1組のラビニオ型遊′星歯車組17で構成
されいる。
遊星歯車組17は、アニユラスギヤ18.リバースサン
ギヤ19.フォワードサンギヤ20.ロングピニオン2
1.ショートピニオン22およびキャリア23により構
成されている。
ギヤ19.フォワードサンギヤ20.ロングピニオン2
1.ショートピニオン22およびキャリア23により構
成されている。
アニユラスギヤ18は出力軸24に固着され、リバース
サンギヤ19はキックダウンドラム25に固着され、同
ドラム25はキックダウンブレーキ14を介してケース
8に固定され、また、フロントクラッチ11を介して入
力軸1oに一体化される。一方、フォワードサンギヤ2
0はリヤクラッチ12を介して入力軸10に一体化され
る。また、ロングピニオン21およびショートピニオン
22を保持するキャリア23は、ワンウェイクラッチ1
6を介してケース8に固定されるとともに、変速歯車列
100の後端に設けられた4速クラツチ13を介して入
力軸10に一体化され、さらにローリバースブレーキ1
5を介してケース8に固定される。なお、ワンウェイク
ラッチ16は、キャリア23の逆転を阻止するために設
けられている。
サンギヤ19はキックダウンドラム25に固着され、同
ドラム25はキックダウンブレーキ14を介してケース
8に固定され、また、フロントクラッチ11を介して入
力軸1oに一体化される。一方、フォワードサンギヤ2
0はリヤクラッチ12を介して入力軸10に一体化され
る。また、ロングピニオン21およびショートピニオン
22を保持するキャリア23は、ワンウェイクラッチ1
6を介してケース8に固定されるとともに、変速歯車列
100の後端に設けられた4速クラツチ13を介して入
力軸10に一体化され、さらにローリバースブレーキ1
5を介してケース8に固定される。なお、ワンウェイク
ラッチ16は、キャリア23の逆転を阻止するために設
けられている。
上述した3組のクラッチ11,12.13および2組の
ブレーキ14.15は油圧式摩擦係合装置(m擦係合要
素)であって、これらの摩擦係合装置を作動する各油圧
ピストンに供給される油圧はオイルポンプ26により発
生される。
ブレーキ14.15は油圧式摩擦係合装置(m擦係合要
素)であって、これらの摩擦係合装置を作動する各油圧
ピストンに供給される油圧はオイルポンプ26により発
生される。
変速歯車列100を通った出力は、出力軸24に固着さ
れたトランスファドライブギヤ27よりトランスファア
イドルギヤ28を経てトランスファドリブンギヤ29に
伝達された後、同ドリブンギヤ29に一体のトランスフ
ァシャフト30.ヘリカルギヤ31により差動歯車32
に伝達される。
れたトランスファドライブギヤ27よりトランスファア
イドルギヤ28を経てトランスファドリブンギヤ29に
伝達された後、同ドリブンギヤ29に一体のトランスフ
ァシャフト30.ヘリカルギヤ31により差動歯車32
に伝達される。
運転席のセレクトバー(選択部材;第10図の符号15
0a参照)および後述のD4.D3,2゜Lを選択する
補助スイッチの操作および後述する種々の運転検出装置
により検出された車両の運転状態に応じて、上記各摩擦
係合装置の選択的係合が行なわれ、種々の変速段が達成
される。
0a参照)および後述のD4.D3,2゜Lを選択する
補助スイッチの操作および後述する種々の運転検出装置
により検出された車両の運転状態に応じて、上記各摩擦
係合装置の選択的係合が行なわれ、種々の変速段が達成
される。
セレクトパターンは、P(駐車)、R(後進)、N(中
立)、 D4(前進4段自動変速)、D□(前進3段自
動変速)、2(前進2段自動変速)、L(1速固定)と
なっていて、セレクトバーはP、R,N、Dの4位置を
有し、同レバーを0位置に選定した状態でインヒビター
スイッチおよび切換スイッチから成る補助スイッチを選
定すると、L、2.D、またはD4が選択される構造と
なっている。
立)、 D4(前進4段自動変速)、D□(前進3段自
動変速)、2(前進2段自動変速)、L(1速固定)と
なっていて、セレクトバーはP、R,N、Dの4位置を
有し、同レバーを0位置に選定した状態でインヒビター
スイッチおよび切換スイッチから成る補助スイッチを選
定すると、L、2.D、またはD4が選択される構造と
なっている。
セレクトレバーおよび補助スイッチを上述のセレクトパ
ターンの各位置に置いた場合にそれぞれの摩擦係合装置
がどのように働くかについては第8図に示す通りで、第
8図に示す摩擦係合装置の選択的組合せにより、前進4
段、後進1段の変速比が得られる。
ターンの各位置に置いた場合にそれぞれの摩擦係合装置
がどのように働くかについては第8図に示す通りで、第
8図に示す摩擦係合装置の選択的組合せにより、前進4
段、後進1段の変速比が得られる。
この第8図において、○印は油圧作動によって結合状態
にある摩擦係合装置を示し、・印は変速時のローリバー
スブレーキ15が係合される直前においてワンウェイク
ラッチ16の作用でキャリア23が止まっていることを
示し、セレクトバーおよび補助スイッチ位置がD4.D
、、2.Lの欄の1 st 、 2 nd 、 3 r
d 、 4 thはそれぞれ第1速、第2速、第3速、
第4速の場合を示す。
にある摩擦係合装置を示し、・印は変速時のローリバー
スブレーキ15が係合される直前においてワンウェイク
ラッチ16の作用でキャリア23が止まっていることを
示し、セレクトバーおよび補助スイッチ位置がD4.D
、、2.Lの欄の1 st 、 2 nd 、 3 r
d 、 4 thはそれぞれ第1速、第2速、第3速、
第4速の場合を示す。
次に、第9図により直結クラッチ9について説明する。
この直結クラッチ9は常時滑りながら動力の伝達を行な
うスリップ式クラッチであって、同クラッチ9作動時に
はエンジン1からの動力は主に同クラッチ9を介して入
力軸10へ伝達され、一部の動力がトルクコンバータ3
を介して伝達され、以ってトルクコンバータ3のスリッ
プを減少して燃費が向上し、またこの滑りによりエンジ
ン1がらの衝撃トルクを緩和する作用(ダンピング作用
)を有するものである。
うスリップ式クラッチであって、同クラッチ9作動時に
はエンジン1からの動力は主に同クラッチ9を介して入
力軸10へ伝達され、一部の動力がトルクコンバータ3
を介して伝達され、以ってトルクコンバータ3のスリッ
プを減少して燃費が向上し、またこの滑りによりエンジ
ン1がらの衝撃トルクを緩和する作用(ダンピング作用
)を有するものである。
トルクコンバータ3と直結クラッチ9とは一体的に形成
されており、クランク軸2にドライブプレート33が固
着され、同ドライブプレート33は、トルクコンバータ
3のポンプ4の外殻34および直結クラッチ9の摩擦板
35が固着されたプレート36に連結され、タービン5
は、入力軸10にスプライン嵌合されて一体的に回転す
るとともに、トランスファリング37を介してピストン
38とも一体的に回転するように連結されている。また
、ピストン38は、入力軸10に対し軸方向に摺動かつ
回動自在に嵌合され、しかもプレート36に対向配置さ
れ、摩擦板35に当接する摩擦面39を有しており、ピ
ストン38とプレート36との間には油圧室41が形成
され、タービン5の外殻40外局面とピストン38との
間には油圧室42が形成されている。
されており、クランク軸2にドライブプレート33が固
着され、同ドライブプレート33は、トルクコンバータ
3のポンプ4の外殻34および直結クラッチ9の摩擦板
35が固着されたプレート36に連結され、タービン5
は、入力軸10にスプライン嵌合されて一体的に回転す
るとともに、トランスファリング37を介してピストン
38とも一体的に回転するように連結されている。また
、ピストン38は、入力軸10に対し軸方向に摺動かつ
回動自在に嵌合され、しかもプレート36に対向配置さ
れ、摩擦板35に当接する摩擦面39を有しており、ピ
ストン38とプレート36との間には油圧室41が形成
され、タービン5の外殻40外局面とピストン38との
間には油圧室42が形成されている。
上述した直結クラッチ9の摩擦板35と摩擦面39との
動摩擦係数は速度差による変化率が小さくなるように設
定されている。
動摩擦係数は速度差による変化率が小さくなるように設
定されている。
また、摩擦板35の表面には、半径方向2円周方向また
は両者を組み合わせた方向に沿って適宜複数の溝が設け
られ、間溝を通過する油によって摩擦板35および摩擦
面39の加熱が防止される。
は両者を組み合わせた方向に沿って適宜複数の溝が設け
られ、間溝を通過する油によって摩擦板35および摩擦
面39の加熱が防止される。
トルクコンバータ3および直結クラッチ9への油の供給
は、第10図により後述する油圧制御装置にて調圧され
た油が供給される。油は、第9図において矢印により示
すごとく、ポンプ4の入力軸10に外嵌されたスリーブ
43内側に形成された油路44からトルクコンバータ3
内に導かれて循環し、さらに油圧室41に導かれ、さら
に入力軸10に穿設された油路45を通って排出される
か、または、その逆方向に循環されるようになっている
。
は、第10図により後述する油圧制御装置にて調圧され
た油が供給される。油は、第9図において矢印により示
すごとく、ポンプ4の入力軸10に外嵌されたスリーブ
43内側に形成された油路44からトルクコンバータ3
内に導かれて循環し、さらに油圧室41に導かれ、さら
に入力軸10に穿設された油路45を通って排出される
か、または、その逆方向に循環されるようになっている
。
次に、上述した自動変速機の各摩擦係合装置の制御を行
なう油圧制御装置について、第10図により説明する。
なう油圧制御装置について、第10図により説明する。
油圧制御装置は、各摩擦係合装置に対する作動油圧の給
排を行なって摩擦係合要素の係脱を行なう油圧回路系(
第1図の符号501参照)と、自動変速機をNモードに
すべきかDモードにすべきかを選択する操作部材(セレ
クトバー1508に対応する)のモード選択動作に連動
して油圧回路系中の作動油圧を所望の値に調整する油圧
制御手段(後述する電子制御式油圧制御装置340)と
をそなえている。
排を行なって摩擦係合要素の係脱を行なう油圧回路系(
第1図の符号501参照)と、自動変速機をNモードに
すべきかDモードにすべきかを選択する操作部材(セレ
クトバー1508に対応する)のモード選択動作に連動
して油圧回路系中の作動油圧を所望の値に調整する油圧
制御手段(後述する電子制御式油圧制御装置340)と
をそなえている。
即ち、油圧制御装置は、トルクコンバータ3゜直結クラ
ッチ9.フロントクラッチ11.リヤクラッチ12.キ
ックダウンブレーキ14.ローリバースブレーキ15,
4速クラツチ13の油圧ピストンを駆動するために、油
溜46からオイルフィルタ47.油路402を通ってオ
イルポンプ26から吐出されて各油圧室へ供給される油
の作動油圧を、運転状態に応じて制御するもので、主に
調圧弁50.トルクコンバータ制御弁70.直結クラッ
チ制御弁90.減圧弁110.シフト制御弁1309手
動弁150,1速−2速シフト弁170.2速−3速お
よび4速−3速シフト弁1.90.N−D制御弁210
,4速クラッチ制御井23o、変速時の油圧制御弁25
0およびN−R制御弁270.リヤクラッチ制御弁28
0および4個のソレノイド弁300,310,320゜
325を構成要素としている。そして、これらの弁のう
ち、減圧弁110.変速時の油圧制御弁250、N−R
制御弁270およびソレノイド弁325により、第10
図中の破線で囲んで示した1組の電子制御式油圧制御装
置340が構成され。
ッチ9.フロントクラッチ11.リヤクラッチ12.キ
ックダウンブレーキ14.ローリバースブレーキ15,
4速クラツチ13の油圧ピストンを駆動するために、油
溜46からオイルフィルタ47.油路402を通ってオ
イルポンプ26から吐出されて各油圧室へ供給される油
の作動油圧を、運転状態に応じて制御するもので、主に
調圧弁50.トルクコンバータ制御弁70.直結クラッ
チ制御弁90.減圧弁110.シフト制御弁1309手
動弁150,1速−2速シフト弁170.2速−3速お
よび4速−3速シフト弁1.90.N−D制御弁210
,4速クラッチ制御井23o、変速時の油圧制御弁25
0およびN−R制御弁270.リヤクラッチ制御弁28
0および4個のソレノイド弁300,310,320゜
325を構成要素としている。そして、これらの弁のう
ち、減圧弁110.変速時の油圧制御弁250、N−R
制御弁270およびソレノイド弁325により、第10
図中の破線で囲んで示した1組の電子制御式油圧制御装
置340が構成され。
もう1組の電子制御式油圧制御装置350が、減圧弁1
10.直結クラッチ制御弁90およびソレノイド弁30
0で構成されており、各要素は油路によって結ばれてい
る。
10.直結クラッチ制御弁90およびソレノイド弁30
0で構成されており、各要素は油路によって結ばれてい
る。
ソレノイド弁300,310,320,325は、それ
ぞれ同一構造を有しており、電子制御袋@290からの
電気信号により、それぞれオリフィス301,311,
321,326を開閉制御する非通電時閉基型のソレノ
イド弁であって、ソレノイド302,312,322お
よび327;同ソレノイド内に配置され各オリフィス3
01゜311.321,326を開閉する弁体303゜
313.323および328;同弁体を閉方向に付勢す
るスプリング304,314,325および329を有
している。
ぞれ同一構造を有しており、電子制御袋@290からの
電気信号により、それぞれオリフィス301,311,
321,326を開閉制御する非通電時閉基型のソレノ
イド弁であって、ソレノイド302,312,322お
よび327;同ソレノイド内に配置され各オリフィス3
01゜311.321,326を開閉する弁体303゜
313.323および328;同弁体を閉方向に付勢す
るスプリング304,314,325および329を有
している。
また、電子制御装置290は、変速の開始を検出する変
速検出装置等を内蔵し車両の運転状態を検出してデユー
ティ制御が行なわれるソレノイド弁300,325の作
動、停止および同ソレノイド弁300,325に供給さ
れる50Hzのパルス電流の単一パルス電流幅を制御し
て開弁時間を変更して油圧を制御するとともに、0N−
OFF制御されるソレノイド弁310,320の開閉を
制御するものである。この電子制御装置290の主な入
力要素としては、エンジン1の図示しないスロットル弁
開度または吸気マニホルド負圧を検出するエンジン負荷
センサ330.エンジン1の回転数センサ331.第7
図に示すトルクコンバータ3のタービン5の回転数NT
を検出する回転数センサ332. トランスファドリ
ブンギヤ29を介して出力軸24の回転数を検出する回
転数センサ333.オイルパン内に設置され油温を検出
する油温センサ334.セレクトパー150aの選定位
置検出装置341および補助スイッチの選定位置検出装
置342等がある。
速検出装置等を内蔵し車両の運転状態を検出してデユー
ティ制御が行なわれるソレノイド弁300,325の作
動、停止および同ソレノイド弁300,325に供給さ
れる50Hzのパルス電流の単一パルス電流幅を制御し
て開弁時間を変更して油圧を制御するとともに、0N−
OFF制御されるソレノイド弁310,320の開閉を
制御するものである。この電子制御装置290の主な入
力要素としては、エンジン1の図示しないスロットル弁
開度または吸気マニホルド負圧を検出するエンジン負荷
センサ330.エンジン1の回転数センサ331.第7
図に示すトルクコンバータ3のタービン5の回転数NT
を検出する回転数センサ332. トランスファドリ
ブンギヤ29を介して出力軸24の回転数を検出する回
転数センサ333.オイルパン内に設置され油温を検出
する油温センサ334.セレクトパー150aの選定位
置検出装置341および補助スイッチの選定位置検出装
置342等がある。
ところで、オイルポンプ26から吐出される油は、油路
401を通り調圧弁502手動弁150゜直結クラッチ
制御弁90および減圧弁110に導かれる。
401を通り調圧弁502手動弁150゜直結クラッチ
制御弁90および減圧弁110に導かれる。
調圧弁50は、受圧面51,52を有するスプール53
およびスプリング54を有し、受圧面51には、セレク
トレバー150aの操作により手動弁150がNモード
またはDモード位置に選定されている時、この手動弁1
50を通って油路401の油圧が油路403よりオリフ
ィス404を介して作用し、その結果、油路401の油
圧は6kg/dの一定圧(この圧力をライン圧と呼ぶ)
に調圧されるようになっている。また、受圧面52には
、手動弁150がRモード位置にある時、この手動弁1
50を通って油路401の油圧が油路405よりオリフ
ィス406を介して作用し、その結果、油路401の油
圧は14.6kg/cdに調圧される。
およびスプリング54を有し、受圧面51には、セレク
トレバー150aの操作により手動弁150がNモード
またはDモード位置に選定されている時、この手動弁1
50を通って油路401の油圧が油路403よりオリフ
ィス404を介して作用し、その結果、油路401の油
圧は6kg/dの一定圧(この圧力をライン圧と呼ぶ)
に調圧されるようになっている。また、受圧面52には
、手動弁150がRモード位置にある時、この手動弁1
50を通って油路401の油圧が油路405よりオリフ
ィス406を介して作用し、その結果、油路401の油
圧は14.6kg/cdに調圧される。
なお、油路401に設けられたリリーフ弁407は、オ
イルポンプ26から高圧油が吐出された場合の逃し弁で
ある。
イルポンプ26から高圧油が吐出された場合の逃し弁で
ある。
油路401を通って減圧弁110に導かれた油(ライン
圧)は、この減圧弁110によって2.4kg/adに
調圧されて油路408および410に導かれ、それぞれ
電子制御式油圧制御装置340゜350の制御圧とされ
る。
圧)は、この減圧弁110によって2.4kg/adに
調圧されて油路408および410に導かれ、それぞれ
電子制御式油圧制御装置340゜350の制御圧とされ
る。
減圧弁110は、スプール111.スプリング112を
有し、スプール111に対向して形成された受圧面11
4,115の面積差による油圧力とスプリング112と
のバランスによって、油路408.410の油圧を調圧
するものである。
有し、スプール111に対向して形成された受圧面11
4,115の面積差による油圧力とスプリング112と
のバランスによって、油路408.410の油圧を調圧
するものである。
そして、油路408に導かれる調圧油は、電子制御式油
圧制御装置340への一定圧力の作動油、即ち制御油で
あり、オリフィス426を介して、油圧制御弁250の
制御側、N−R制御弁270の制御側およびソレノイド
弁325のオリフィス326に至り、電子制御装置29
0で制御されるソレノイド弁325の作動により、油路
408のオリフィス426下流の制御圧を変化させ、変
速時運転状態やN−Dシフト時のレスポンスに応じた出
力油圧を油路422または油路409に発生させる。
圧制御装置340への一定圧力の作動油、即ち制御油で
あり、オリフィス426を介して、油圧制御弁250の
制御側、N−R制御弁270の制御側およびソレノイド
弁325のオリフィス326に至り、電子制御装置29
0で制御されるソレノイド弁325の作動により、油路
408のオリフィス426下流の制御圧を変化させ、変
速時運転状態やN−Dシフト時のレスポンスに応じた出
力油圧を油路422または油路409に発生させる。
この電子制御式油圧制御装置340を構成する種々の弁
について説明する。
について説明する。
油圧制御弁250は、受圧面251,252゜253を
もつスプール254およびスプリング255を有し、受
圧面251に作用する油圧力と受圧面252,253間
の面積差による油圧力およびスプリング255の付勢力
の合力とのバランスによって、油路422の油圧を所定
圧に調圧するものである。
もつスプール254およびスプリング255を有し、受
圧面251に作用する油圧力と受圧面252,253間
の面積差による油圧力およびスプリング255の付勢力
の合力とのバランスによって、油路422の油圧を所定
圧に調圧するものである。
また、N−R制御弁270は、受圧面271゜272.
273をもつスプール274およびスプリング275を
有し、受圧面271に作用する油圧力と受圧面272,
273間の面積差による油圧力およびスプリング275
の付勢力の合力とのバランスによって、油路409の油
圧を所定圧に調圧するものである。
273をもつスプール274およびスプリング275を
有し、受圧面271に作用する油圧力と受圧面272,
273間の面積差による油圧力およびスプリング275
の付勢力の合力とのバランスによって、油路409の油
圧を所定圧に調圧するものである。
この油圧制御弁250とN−R制御弁270とは、一方
が調圧作用を行なっている間は他方が調圧作用を行なわ
ないように構成され、油路408のオリフィス426下
流の制御圧の脈動を、受圧面251または271からの
油圧力とスプリング255または275の作用とによっ
てアキュムレータとして吸収する。そして、油路422
に導かれた出力油圧は、前進時のりャクラッチ14およ
びローリバースブレーキ15の制御を行なう一方、油路
409に導かれた出力油圧は後進時のローリバースブレ
ーキ15の制御を行なう。
が調圧作用を行なっている間は他方が調圧作用を行なわ
ないように構成され、油路408のオリフィス426下
流の制御圧の脈動を、受圧面251または271からの
油圧力とスプリング255または275の作用とによっ
てアキュムレータとして吸収する。そして、油路422
に導かれた出力油圧は、前進時のりャクラッチ14およ
びローリバースブレーキ15の制御を行なう一方、油路
409に導かれた出力油圧は後進時のローリバースブレ
ーキ15の制御を行なう。
ソレノイド弁325は、エンジン負荷センサ330、回
転数センサ331〜333および油温センサ334等か
らの信号を受は電子制御装置290により運転状態を検
出し、その運転状態に応じて数〜数十Hz、例えば、5
0Hzでのデユーティ制御によるパルス幅の変更により
オリフィス326の開閉時間を制御する。このソレノイ
ド弁325による油圧制御弁250の受圧面251ある
いはN−R制御弁270の受圧面271に作用する制御
油圧Psの制御は、オリフィス426が0.8mn+φ
、オリフィス326が1.4anφに設定されて、略0
.3〜2 、1 kg/aJの間で調圧される。
転数センサ331〜333および油温センサ334等か
らの信号を受は電子制御装置290により運転状態を検
出し、その運転状態に応じて数〜数十Hz、例えば、5
0Hzでのデユーティ制御によるパルス幅の変更により
オリフィス326の開閉時間を制御する。このソレノイ
ド弁325による油圧制御弁250の受圧面251ある
いはN−R制御弁270の受圧面271に作用する制御
油圧Psの制御は、オリフィス426が0.8mn+φ
、オリフィス326が1.4anφに設定されて、略0
.3〜2 、1 kg/aJの間で調圧される。
従って、油圧制御弁250では、油路414から供給さ
れたライン圧6kg/cdの油圧が、制御油圧Psに応
じて第11図に示すようにO〜6 kg/a#の範囲で
調圧されて、油路422に出力圧Paとして出力される
。また、N−R制御弁270では、油路421から供給
されたライン圧14.6kg/aiの油圧が、制御油圧
Psに応じて第12図に示すようにO〜14.6kg/
a#の範囲で調圧されて、油路409に出力圧pbとし
て出力される。
れたライン圧6kg/cdの油圧が、制御油圧Psに応
じて第11図に示すようにO〜6 kg/a#の範囲で
調圧されて、油路422に出力圧Paとして出力される
。また、N−R制御弁270では、油路421から供給
されたライン圧14.6kg/aiの油圧が、制御油圧
Psに応じて第12図に示すようにO〜14.6kg/
a#の範囲で調圧されて、油路409に出力圧pbとし
て出力される。
また、ソレノイド弁325の作動開始および作動期間は
、前述した各種センサ330〜334の他に、電子制御
装置290に内蔵された変速の開始を検出する変速検出
装置や後述する作動油圧修正手段(第1図の符号502
参照)からの信号によって決定される。
、前述した各種センサ330〜334の他に、電子制御
装置290に内蔵された変速の開始を検出する変速検出
装置や後述する作動油圧修正手段(第1図の符号502
参照)からの信号によって決定される。
次に、油圧制御装置を構成する各要素について説明する
。
。
シフト制御弁130は、0N−OFF制御される2個の
ソレノイド弁310,320の開閉の組合せにより制御
され、前進4段の各変速段を得るものである。
ソレノイド弁310,320の開閉の組合せにより制御
され、前進4段の各変速段を得るものである。
このシフト制御弁130は、3個に分割されたスプール
131,132,133および2個のストッパ134,
135を有している。また、スプール131には、2つ
のランド136,137が設けられるとともに、ランド
136外側の油圧室138とランド136,137との
間を連通ずる油孔139が設けられている。スプール1
32には、径の異なるランド140,141が設けられ
るとともに、両端部にスプール131,133にそれぞ
れ当接しうる押圧部が設けられている。さらに、スプー
ル133には、2つのランド142゜143が設けられ
るとともに、ランド143外側の油圧室144とランド
142,143との間を連通ずる油孔145が設けられ
ている。そして、スプール131と132との間にスト
ッパ134が介装され、このストッパ134は、スプー
ル132一端部の押圧部が貫通する穴を形成されてケー
シング側に固着され、スプール132と133との間に
もストッパ135が介装され、このストッパ135は、
スプール132他端部の押圧部が貫通する穴を形成され
てケーシング側に固着されている。
131,132,133および2個のストッパ134,
135を有している。また、スプール131には、2つ
のランド136,137が設けられるとともに、ランド
136外側の油圧室138とランド136,137との
間を連通ずる油孔139が設けられている。スプール1
32には、径の異なるランド140,141が設けられ
るとともに、両端部にスプール131,133にそれぞ
れ当接しうる押圧部が設けられている。さらに、スプー
ル133には、2つのランド142゜143が設けられ
るとともに、ランド143外側の油圧室144とランド
142,143との間を連通ずる油孔145が設けられ
ている。そして、スプール131と132との間にスト
ッパ134が介装され、このストッパ134は、スプー
ル132一端部の押圧部が貫通する穴を形成されてケー
シング側に固着され、スプール132と133との間に
もストッパ135が介装され、このストッパ135は、
スプール132他端部の押圧部が貫通する穴を形成され
てケーシング側に固着されている。
スプール132の2つのランド140,141の間に常
に連通ずる油路470は、手動弁150の油路414に
も連通ずるとともに、オリフィス471を介してソレノ
イド弁310によって開閉されるオリフィス311に連
通しており、さらに油圧室138,144にも連通しう
るようになっている。さらに、油路470は、オリフィ
ス472を介してソレノイド弁320によって開閉され
るオリフィス321に連通されるとともに、第108図
に示す状態でのスプール13’l、132間に連通され
ている。そして、2つのソレノイド弁310および32
0の開閉によって、1速〜4速の変速段を得るよう3個
のスプール131,132.133が制御されるが、こ
の場合のソレノイド弁310,320の開閉と各変速段
との関係は、下記第1表に示す通りである。なお、表中
。
に連通ずる油路470は、手動弁150の油路414に
も連通ずるとともに、オリフィス471を介してソレノ
イド弁310によって開閉されるオリフィス311に連
通しており、さらに油圧室138,144にも連通しう
るようになっている。さらに、油路470は、オリフィ
ス472を介してソレノイド弁320によって開閉され
るオリフィス321に連通されるとともに、第108図
に示す状態でのスプール13’l、132間に連通され
ている。そして、2つのソレノイド弁310および32
0の開閉によって、1速〜4速の変速段を得るよう3個
のスプール131,132.133が制御されるが、こ
の場合のソレノイド弁310,320の開閉と各変速段
との関係は、下記第1表に示す通りである。なお、表中
。
0印はON、x印はOFFを示している。
第 1 表
1速−2速シフト弁170は、スプール171とスプリ
ング172とを有し、スプール171の左端受圧面17
3に作用するライン圧の押圧力とスプリング172の付
勢力との比較により、スプール171を第10図に示し
た左端側位置と図示しない右端側位置との間で選択的に
切り換える。
ング172とを有し、スプール171の左端受圧面17
3に作用するライン圧の押圧力とスプリング172の付
勢力との比較により、スプール171を第10図に示し
た左端側位置と図示しない右端側位置との間で選択的に
切り換える。
2速−3速および4速−3速シスト弁190および4速
クラツチ制御井230も、同様に各々スプール191,
231とスプリング192,232とを有し、各々スプ
ール191,231の左側には、ライン圧が導かれる油
圧室193,233が設けられ、右側には油圧室194
,234が設けられて、各スプール191,231は、
第10図に示した左端側位置と図示しない右端側位置と
の間で選択的に切り換えられる。
クラツチ制御井230も、同様に各々スプール191,
231とスプリング192,232とを有し、各々スプ
ール191,231の左側には、ライン圧が導かれる油
圧室193,233が設けられ、右側には油圧室194
,234が設けられて、各スプール191,231は、
第10図に示した左端側位置と図示しない右端側位置と
の間で選択的に切り換えられる。
N−D制御弁210は、径の異なる2つのランド216
,217をそなえたスプール211およびスプリング2
12を有し、ランド216の両側の受圧面213,21
4およびランド217のランド216側の受圧面215
に作用する油圧力とスプリング212の付勢力との合力
の方向に応じて、スプール211は、第10図に示した
左端側位置と図示しない右端側位置との間で選択的に切
り換えられる。
,217をそなえたスプール211およびスプリング2
12を有し、ランド216の両側の受圧面213,21
4およびランド217のランド216側の受圧面215
に作用する油圧力とスプリング212の付勢力との合力
の方向に応じて、スプール211は、第10図に示した
左端側位置と図示しない右端側位置との間で選択的に切
り換えられる。
リヤクラッチ制御弁280は、5つのランド281〜2
85をそなえたスプール291とスプリング292とを
有し、ランド281の径は、ランド285よりも若干大
きく形成されており、ランド281の外側(第10図で
の左側)の油圧室293に導かれる油圧がランド281
に作用する力と、ランド285の外側(第10図での右
側)の油圧室294に導かれる油圧がランド285の受
圧面に作用する力と、スプリング292の゛付勢力との
バランスによって、スプール291は、第10図に示し
た左端側位置または図示しない右端側位置との間で選択
的に切り換えられる。
85をそなえたスプール291とスプリング292とを
有し、ランド281の径は、ランド285よりも若干大
きく形成されており、ランド281の外側(第10図で
の左側)の油圧室293に導かれる油圧がランド281
に作用する力と、ランド285の外側(第10図での右
側)の油圧室294に導かれる油圧がランド285の受
圧面に作用する力と、スプリング292の゛付勢力との
バランスによって、スプール291は、第10図に示し
た左端側位置または図示しない右端側位置との間で選択
的に切り換えられる。
次に、上述のごとく構成された自動変速機およびその油
圧制御装置における、本発明の特徴的な部分の構成を第
1図により説明する。
圧制御装置における、本発明の特徴的な部分の構成を第
1図により説明する。
本実施例では、第1図に示すように、N−Dシフト時に
まず係合されるべきリヤクラッチ(Jl!擦係合要素)
12に対して作動油圧の給排によりこのリヤクラッチ1
2の係脱を行なう油圧回路系(詳細は第10図に示した
通り)501が、リヤクラッチ12と電子制御式油圧制
御装置340との間に設けられており、電子制御式油圧
制御装置340が、自動変速機をNモード/Dモードの
選択を行なうセレクトパー(操作部材)150aのモー
ド選択動作に連動して油圧回路系501中の作動油圧を
所望の値に調整する油圧制御手段として機能する。
まず係合されるべきリヤクラッチ(Jl!擦係合要素)
12に対して作動油圧の給排によりこのリヤクラッチ1
2の係脱を行なう油圧回路系(詳細は第10図に示した
通り)501が、リヤクラッチ12と電子制御式油圧制
御装置340との間に設けられており、電子制御式油圧
制御装置340が、自動変速機をNモード/Dモードの
選択を行なうセレクトパー(操作部材)150aのモー
ド選択動作に連動して油圧回路系501中の作動油圧を
所望の値に調整する油圧制御手段として機能する。
そして、前述した選定位置検出装置341が、セレクト
パー150aによるNモードからDモードへの選択動作
に連動してN−Dシフト指令信号を発生するN−Dシフ
ト指令信号発生手段として機能し、N−Dシフト指令信
号が電子制御式油圧制御装置340の電子制御装置29
0へ入力されるようになっている。
パー150aによるNモードからDモードへの選択動作
に連動してN−Dシフト指令信号を発生するN−Dシフ
ト指令信号発生手段として機能し、N−Dシフト指令信
号が電子制御式油圧制御装置340の電子制御装置29
0へ入力されるようになっている。
また、本実施例では、前述した回転数センサ332が、
自動変速機のDモードへの移行完了を検出するDモード
移行完了検出手段として機能する。つまり、第6図に示
すように、NモードからDモードに移行する時、トルク
コンバータ3のタービン5の回転数NTは、ニュートラ
ル回転数から減少し係合時にOrpmとなる。本実施例
では、これを利用し、回転数センサ332により、タビ
ン5の回転数NTを入力軸10を介して検出し、この回
転数NTがOrpmとなる点を得ることで、Dモードへ
の移行完了を検出して、その検出結果を電子制御袋[2
90へ入力している。
自動変速機のDモードへの移行完了を検出するDモード
移行完了検出手段として機能する。つまり、第6図に示
すように、NモードからDモードに移行する時、トルク
コンバータ3のタービン5の回転数NTは、ニュートラ
ル回転数から減少し係合時にOrpmとなる。本実施例
では、これを利用し、回転数センサ332により、タビ
ン5の回転数NTを入力軸10を介して検出し、この回
転数NTがOrpmとなる点を得ることで、Dモードへ
の移行完了を検出して、その検出結果を電子制御袋[2
90へ入力している。
そして、電子制御袋[290は、作動油圧修正手段50
2を有している。この作動油圧修正手段502は、選定
位置検出装置341がらのN−Dシフト指令信号2回転
数センサ332からの検出結果(NT)、油温センサ3
34からの検出結果(τ)に応じて油圧回路系501中
の作動油圧をソレノイド弁325および油圧制御弁25
0により修正するものである。本実施例の作動油圧修正
手段502は1選定位置検出装置341からのN−Dシ
フト指令信号2回転数センサ332からの検出結果(8
丁)により、N−Dシフト指令信号の発生からDモード
移行完了までの時間Tを検出し、この時間Tの目標時間
t。からのずれT−toに応じ第2図に示すような関係
に基づいてデユーティ比修正量ΔDを決定する一方、油
温センサ334により検出された油温τに応じても第3
図に示すような関係に基づいてデユーティ比修正量ΔD
OTを決定するものである。
2を有している。この作動油圧修正手段502は、選定
位置検出装置341がらのN−Dシフト指令信号2回転
数センサ332からの検出結果(NT)、油温センサ3
34からの検出結果(τ)に応じて油圧回路系501中
の作動油圧をソレノイド弁325および油圧制御弁25
0により修正するものである。本実施例の作動油圧修正
手段502は1選定位置検出装置341からのN−Dシ
フト指令信号2回転数センサ332からの検出結果(8
丁)により、N−Dシフト指令信号の発生からDモード
移行完了までの時間Tを検出し、この時間Tの目標時間
t。からのずれT−toに応じ第2図に示すような関係
に基づいてデユーティ比修正量ΔDを決定する一方、油
温センサ334により検出された油温τに応じても第3
図に示すような関係に基づいてデユーティ比修正量ΔD
OTを決定するものである。
ここで、本実施例の油圧制御装置による基本的なデユー
ティ制御パターンは、従来技術にて前述した通り第5図
に示すようになっており、本実施例では、前述のごとく
決定されたデユーティ比修正量ΔD、ΔDOTにより、
デユーティ比の立上がり量り串を修正するようにしてい
る。なお、デユーティ比修正量ΔD、ΔDoTの決定手
順およびデユーティ比の立上がり量り傘の修正手順、つ
まり作動油圧修正手段502の動作については、第4図
により後述する。
ティ制御パターンは、従来技術にて前述した通り第5図
に示すようになっており、本実施例では、前述のごとく
決定されたデユーティ比修正量ΔD、ΔDOTにより、
デユーティ比の立上がり量り串を修正するようにしてい
る。なお、デユーティ比修正量ΔD、ΔDoTの決定手
順およびデユーティ比の立上がり量り傘の修正手順、つ
まり作動油圧修正手段502の動作については、第4図
により後述する。
次に、各摩擦係合装置の選択的係合による変速制御につ
いて、本実施例の油圧制御装置および電子制御式油圧制
御装置340の作用とともに説明する。
いて、本実施例の油圧制御装置および電子制御式油圧制
御装置340の作用とともに説明する。
手動弁150が、セレクトパー150aを操作すること
により、第10図に示したNモードからDモードに切り
換えられると、そのモード切換選択動作に連動して選定
位置検出装置341からN−Dシフト指令信号が発生さ
れ作動油圧修正手段502へ入力されるとともに(第4
図のステップS1参照)、6 kg/aJに調圧された
ライン圧が油路401から油路414に導かれる。
により、第10図に示したNモードからDモードに切り
換えられると、そのモード切換選択動作に連動して選定
位置検出装置341からN−Dシフト指令信号が発生さ
れ作動油圧修正手段502へ入力されるとともに(第4
図のステップS1参照)、6 kg/aJに調圧された
ライン圧が油路401から油路414に導かれる。
そして、油路414のライン圧は、油圧制御弁250、
油路422.N−D制御弁210.油路416、リヤク
ラッチ制御弁280.油路417を介してリヤクラッチ
12の油圧室に導かれるとともに、油路422.1速−
2速シフト弁170゜油路453を介してローリバース
ブレーキ15の油圧室に導かれ、リヤクラッチ12およ
びローリバースブレーキ15の係合により、1速の変速
段つまりN−Dシフトが達成される。
油路422.N−D制御弁210.油路416、リヤク
ラッチ制御弁280.油路417を介してリヤクラッチ
12の油圧室に導かれるとともに、油路422.1速−
2速シフト弁170゜油路453を介してローリバース
ブレーキ15の油圧室に導かれ、リヤクラッチ12およ
びローリバースブレーキ15の係合により、1速の変速
段つまりN−Dシフトが達成される。
この変速中にあっては、電子制御式油圧制御袋[340
の油圧制御弁250の作動により、リヤクラッチ12へ
供給される油圧が調整され、リヤクラッチ12の係合時
のショックが低減されるようになっている。つまり、コ
ンピュータ等の電子制御装置290により制御されるソ
レノイド弁325を第5図に示すデユーティ制御パター
ンに基づいて制御することにより、油路408のオリフ
ィス423下流の制御油圧Psを調整し、油路414か
ら油路422へ出力される出力圧Paを、第11図に示
す関係に基づいて変化させる。
の油圧制御弁250の作動により、リヤクラッチ12へ
供給される油圧が調整され、リヤクラッチ12の係合時
のショックが低減されるようになっている。つまり、コ
ンピュータ等の電子制御装置290により制御されるソ
レノイド弁325を第5図に示すデユーティ制御パター
ンに基づいて制御することにより、油路408のオリフ
ィス423下流の制御油圧Psを調整し、油路414か
ら油路422へ出力される出力圧Paを、第11図に示
す関係に基づいて変化させる。
このときのりャクラッチ12の油圧室における油圧は、
第5図に示すデユーティ制御を行なうことにより、時間
1=0にN−Dシフト指令を受けるとまず所定時間t*
1±デユーティ比りがOで高い油圧に保持され、ピスト
ンを素早く動かしてクラッチクリアランスが短時間でつ
められる。そして、リヤクラッチ12が係合状態になる
寸前にデユーティ比りをN−Dシフト時初期値(立上が
り量)DIとし、リヤクラッチ12の油圧室における油
圧をゆるめた後、デユーティ比りを徐々に小さくして油
圧を上昇させていく。これにより、リヤクラッチ12の
係合がスムースに行なわれN−Dシフト時のショックが
低減される。このとき、油路408のオリフィス426
下流に連通ずるN−R制御弁270のスプール274は
、受圧面271とスプリング275との作用でアキュム
レータとして機能し制御油圧Psの脈動を吸収する。
第5図に示すデユーティ制御を行なうことにより、時間
1=0にN−Dシフト指令を受けるとまず所定時間t*
1±デユーティ比りがOで高い油圧に保持され、ピスト
ンを素早く動かしてクラッチクリアランスが短時間でつ
められる。そして、リヤクラッチ12が係合状態になる
寸前にデユーティ比りをN−Dシフト時初期値(立上が
り量)DIとし、リヤクラッチ12の油圧室における油
圧をゆるめた後、デユーティ比りを徐々に小さくして油
圧を上昇させていく。これにより、リヤクラッチ12の
係合がスムースに行なわれN−Dシフト時のショックが
低減される。このとき、油路408のオリフィス426
下流に連通ずるN−R制御弁270のスプール274は
、受圧面271とスプリング275との作用でアキュム
レータとして機能し制御油圧Psの脈動を吸収する。
次に、N−D制御弁210の作動について説明すると、
油路422から2つのランド216゜217間に油圧が
導かれると、受圧面214゜215の面積差により、ス
プール211は、スプリング212の付勢力に抗して第
10図右方へ押圧され、その結果、油路422と油路4
16とは連通が遮断され、逆に油路414がオリフィス
473を介装された油路415を通して油路416に連
通し、また、油路414は油路474にも連通ずる。そ
の結果、手動弁150がDモード位置に保持される限り
、油路414は、油圧制御弁250を介することなく油
路416に連通され、リヤクラッチ12の油圧室は、電
子制御式油圧制御装置340による変速時の油圧低減制
御の影響を受けることなく、変速時、リヤクラッチ12
の滑りによる変速ショックやエンジンの空ぶかし等によ
る不具合の発生が防止される。
油路422から2つのランド216゜217間に油圧が
導かれると、受圧面214゜215の面積差により、ス
プール211は、スプリング212の付勢力に抗して第
10図右方へ押圧され、その結果、油路422と油路4
16とは連通が遮断され、逆に油路414がオリフィス
473を介装された油路415を通して油路416に連
通し、また、油路414は油路474にも連通ずる。そ
の結果、手動弁150がDモード位置に保持される限り
、油路414は、油圧制御弁250を介することなく油
路416に連通され、リヤクラッチ12の油圧室は、電
子制御式油圧制御装置340による変速時の油圧低減制
御の影響を受けることなく、変速時、リヤクラッチ12
の滑りによる変速ショックやエンジンの空ぶかし等によ
る不具合の発生が防止される。
ところで、本実施例では、セレクトパー150aにより
手動弁150がNモードからDモードに切り換えられる
度に、N−Dシフト指令信号の発生からDモード移行完
了までの時間(レスポンス)Tを求め、この時間Tの変
化を以降のN−Dシフト時の作動油圧制御に反映する学
習制御を行ない、常時安定したN−Dシフト制御を行な
うようにしている。この学習制御動作は、第1図に示す
作動油圧修正手段502により第4図に示すフローに従
って実行される。
手動弁150がNモードからDモードに切り換えられる
度に、N−Dシフト指令信号の発生からDモード移行完
了までの時間(レスポンス)Tを求め、この時間Tの変
化を以降のN−Dシフト時の作動油圧制御に反映する学
習制御を行ない、常時安定したN−Dシフト制御を行な
うようにしている。この学習制御動作は、第1図に示す
作動油圧修正手段502により第4図に示すフローに従
って実行される。
油圧修正手段502による学習制御では、まず、下記■
〜■の条件が満たされているかを判断する。
〜■の条件が満たされているかを判断する。
0回転数センサ331からのエンジン回転数≦〔正規の
ニュートラル回転数+1100rp〕■油温センサ33
4からの自動変速機の油温τ≧50℃ ■エンジン負荷センサ330がらのスロットル開度ファ
イドル開度 ■インヒビタースイッチ=Nにニュートラル)モード 以上の4条件が満たされている場合に、第4図に示すフ
ローに従う制御が開始される。
ニュートラル回転数+1100rp〕■油温センサ33
4からの自動変速機の油温τ≧50℃ ■エンジン負荷センサ330がらのスロットル開度ファ
イドル開度 ■インヒビタースイッチ=Nにニュートラル)モード 以上の4条件が満たされている場合に、第4図に示すフ
ローに従う制御が開始される。
そして、セレクトパー150aによりNモードからDモ
ードへの選択動作が行なわれると、その選択動作に連動
して選定位置検出装置341がらN−Dシフト指令信号
が発生され作動油圧修正手段502へ入力される(ステ
ップSl)。N−Dシフト指令信号の発生と同時に、作
動油圧修正手段502内のタイマ(図示せず)のカウン
トが開始され、回転数センサ332からのタービン5の
回転数NTがQ rpmとなるまで(ステップS2)、
前記カウントが行なわれ、N−Dシフト指令信号発生か
ら回転数N丁がOrpmになるまでの時間TがN−Dシ
フト時のレスポンスとして検出される(ステップS3)
。ここで1回転数NTがOrpmになる時点は、第6図
に示すように、リヤクラッチ12の係合完了時点つまり
Dモードへの移行完了時点に対応している。
ードへの選択動作が行なわれると、その選択動作に連動
して選定位置検出装置341がらN−Dシフト指令信号
が発生され作動油圧修正手段502へ入力される(ステ
ップSl)。N−Dシフト指令信号の発生と同時に、作
動油圧修正手段502内のタイマ(図示せず)のカウン
トが開始され、回転数センサ332からのタービン5の
回転数NTがQ rpmとなるまで(ステップS2)、
前記カウントが行なわれ、N−Dシフト指令信号発生か
ら回転数N丁がOrpmになるまでの時間TがN−Dシ
フト時のレスポンスとして検出される(ステップS3)
。ここで1回転数NTがOrpmになる時点は、第6図
に示すように、リヤクラッチ12の係合完了時点つまり
Dモードへの移行完了時点に対応している。
ついで1作動油圧修正手段502は、検出されたクラッ
チ係合時間Tと、クラッチ係合の目標時間t0との差(
ずれ)T−t。に応じ、これを補正するように、第2図
に示すような関係に基づいてデユーティ比修正量ΔDを
決定しくステップ84〜512)、その修正量ΔDによ
り係合油圧の初期値に対応するN−Dシフト時初期値り
傘を上下調整して次回のN−Dシフト時初期値り傘を決
定している(ステップ513)。
チ係合時間Tと、クラッチ係合の目標時間t0との差(
ずれ)T−t。に応じ、これを補正するように、第2図
に示すような関係に基づいてデユーティ比修正量ΔDを
決定しくステップ84〜512)、その修正量ΔDによ
り係合油圧の初期値に対応するN−Dシフト時初期値り
傘を上下調整して次回のN−Dシフト時初期値り傘を決
定している(ステップ513)。
つまり、クラッチ係合時間Tが目標時間し。よりも長く
なった場合には、作動油圧を高くしてクラッチ係合時間
を短縮するために初期値り傘を下げる一方、クラッチ係
合時間Tが目標時間t。よりも短くなった場合には、作
動油圧を低くしてクラッチ係合時間を延長するために初
期値DIを上げるように調整を行なう。本実施例では、
第2゜4図に示すように、クラッチ係合の目標時間t。
なった場合には、作動油圧を高くしてクラッチ係合時間
を短縮するために初期値り傘を下げる一方、クラッチ係
合時間Tが目標時間t。よりも短くなった場合には、作
動油圧を低くしてクラッチ係合時間を延長するために初
期値DIを上げるように調整を行なう。本実施例では、
第2゜4図に示すように、クラッチ係合の目標時間t。
どの差T−t、が、時間t1よりも大きい場合には修正
量ΔDをΔD2に(ステップS4.S5)、t□以下で
t2よりも大きい場合には修正量ΔDをΔD□に(ステ
ップS6.S7)、t2以下でt、よりも大きい場合に
は修正量ΔDをOに(ステップS8.S9)、t3以下
でt4よりも大きい場合には修正量ΔDをΔD3に(ス
テップS 10.S 11)、し、以下の場合には修正
量ΔDをΔD、にする(ステップSIO,512)。こ
こで、t4<t3<012< 1よ、ΔD4<ΔD、<
O<ΔD2<ΔD1となっている。
量ΔDをΔD2に(ステップS4.S5)、t□以下で
t2よりも大きい場合には修正量ΔDをΔD□に(ステ
ップS6.S7)、t2以下でt、よりも大きい場合に
は修正量ΔDをOに(ステップS8.S9)、t3以下
でt4よりも大きい場合には修正量ΔDをΔD3に(ス
テップS 10.S 11)、し、以下の場合には修正
量ΔDをΔD、にする(ステップSIO,512)。こ
こで、t4<t3<012< 1よ、ΔD4<ΔD、<
O<ΔD2<ΔD1となっている。
ステップ84〜S12に従って決定されたデユーティ比
修正量ΔDは、前回のN−Dシフト時初期値D1.から
減算されて、次回のN−Dシフト時初期値D−が決定さ
れる(ステップ513)。
修正量ΔDは、前回のN−Dシフト時初期値D1.から
減算されて、次回のN−Dシフト時初期値D−が決定さ
れる(ステップ513)。
ここで、本実施例では、ステップS13により決定され
た次回のN −Dシフト時初期値DIを、油温センサ3
34により検出された油温τに応じてさらに補正してい
る。これは、油温τが高温になると油圧が下がるという
油圧の温度特性を補正するために行なっており、油温τ
に応じ、第3図に示すような関係に基づいてデユーティ
比修正量Δ[)oTを決定し、これを次回のN−Dシフ
ト時初期値り傘に加算して得られたデユーティ比D′を
実際の次回のN−Dシフト時初期値として用いる(ステ
ップ514)。
た次回のN −Dシフト時初期値DIを、油温センサ3
34により検出された油温τに応じてさらに補正してい
る。これは、油温τが高温になると油圧が下がるという
油圧の温度特性を補正するために行なっており、油温τ
に応じ、第3図に示すような関係に基づいてデユーティ
比修正量Δ[)oTを決定し、これを次回のN−Dシフ
ト時初期値り傘に加算して得られたデユーティ比D′を
実際の次回のN−Dシフト時初期値として用いる(ステ
ップ514)。
以上のようにして決定された次回のN−Dシフト時初期
値D′に基づき1作動油圧修正手段5゜2が、第5図に
示す基本パターンにおける初期値り串を修正してソレノ
イド弁325のデユーティ制御を行ない、油圧制御弁2
50を介してリヤクラッチ12への作動油圧(油圧回路
系501中の作動油圧)が制御される。
値D′に基づき1作動油圧修正手段5゜2が、第5図に
示す基本パターンにおける初期値り串を修正してソレノ
イド弁325のデユーティ制御を行ない、油圧制御弁2
50を介してリヤクラッチ12への作動油圧(油圧回路
系501中の作動油圧)が制御される。
これにより、セレクトパー150aにより手動弁150
がNモードからDモードに切り換えられる度に、N−D
シフト指令信号の発生からDモード移行完了までの時間
(レスポンス)Tや油温変動が、以降のN−Dシフト時
の作動油圧制御に反映されるので、オイルポンプ能力、
油圧バラツキ。
がNモードからDモードに切り換えられる度に、N−D
シフト指令信号の発生からDモード移行完了までの時間
(レスポンス)Tや油温変動が、以降のN−Dシフト時
の作動油圧制御に反映されるので、オイルポンプ能力、
油圧バラツキ。
油温、クラッチクリアランスのバラツキ等の影響を考慮
して常時安定したN−Dシフト制御が行なわれ、N−D
シフト時のショックが確実に低減されることになる。
して常時安定したN−Dシフト制御が行なわれ、N−D
シフト時のショックが確実に低減されることになる。
なお、上述した作動油圧修正手段502では、検出した
時間Tによりデユーティ比りの立上がり量(初期値)D
傘を調整する場合について説明したが、第5図に示すデ
ユーティ比立上がりまでの所定時間t+kを調整して作
動油圧を修正するようにしてもよい。この場合、時間T
が目標時間t。よりも長くなった場合に時間t*を延長
調整する一方、時間Tが目標時間t0よりも短くなった
場合には時間を傘を短縮調整することにより、上述と同
様の作用効果が得られる。
時間Tによりデユーティ比りの立上がり量(初期値)D
傘を調整する場合について説明したが、第5図に示すデ
ユーティ比立上がりまでの所定時間t+kを調整して作
動油圧を修正するようにしてもよい。この場合、時間T
が目標時間t。よりも長くなった場合に時間t*を延長
調整する一方、時間Tが目標時間t0よりも短くなった
場合には時間を傘を短縮調整することにより、上述と同
様の作用効果が得られる。
さて、手動弁150がNモードからDモードに切り換え
られると、シフト制御弁130にも油路414より油圧
が導かれるが、ソレノイド弁310,320がともに通
電されてオリフィス311゜321が開いた状態にある
l速達成時(第1表参照)には、オリフィス471,4
72より後流側の油圧は略Okg/cdとなり、スプー
ル132のランド140,141間に発生する高油圧に
よって、ランド141,142の受圧面積差による左方
への押圧力を受け、スプール132は第10図に示す最
左端位置にて停止する。
られると、シフト制御弁130にも油路414より油圧
が導かれるが、ソレノイド弁310,320がともに通
電されてオリフィス311゜321が開いた状態にある
l速達成時(第1表参照)には、オリフィス471,4
72より後流側の油圧は略Okg/cdとなり、スプー
ル132のランド140,141間に発生する高油圧に
よって、ランド141,142の受圧面積差による左方
への押圧力を受け、スプール132は第10図に示す最
左端位置にて停止する。
さらに、アクセルが踏み込まれると、電子制御装置29
0からソレノイド弁310および320へ2速達成の指
令が出力され、ソレノイド弁310は通電が遮断され、
ソレノイド弁320は通電状態に保持される(第1表参
照)。
0からソレノイド弁310および320へ2速達成の指
令が出力され、ソレノイド弁310は通電が遮断され、
ソレノイド弁320は通電状態に保持される(第1表参
照)。
この切換により、油路470の高圧油が、オリフィス4
71を介してスプール131の2つのランド136,1
37間、油孔139.油圧室139および油圧室144
.スプール133お2つのランド142,143間に導
かれ、スプール131はスプール132と一体的に右方
へ移動してスプール131がストッパ134に当接した
状態で停止する。すると、油路414のライン圧は、ス
プール132の2つのランド140,141間を通って
油路412へ導かれ、1速−2速シフト弁170の油圧
室173に作用して、スプール171を第10図の右端
位置に移動させ、また、4速クラツチ制御井230の油
圧室233にも作用してスプール231を第10図の右
端位置に移動させる。これにより、油路422に導かれ
ていたライン圧は、油路428を介してキックダウンブ
レーキ14の係合側油圧室423に供給され、ロッド4
24がスプリング425に抗して左方へ移動して図示し
ないブレーキバンドをキックダウンドラム25に係合さ
せる一方、油路453の油圧は、油路409を介して排
出されてローリバースブレーキ15の係合が解除されて
2速が達成される。
71を介してスプール131の2つのランド136,1
37間、油孔139.油圧室139および油圧室144
.スプール133お2つのランド142,143間に導
かれ、スプール131はスプール132と一体的に右方
へ移動してスプール131がストッパ134に当接した
状態で停止する。すると、油路414のライン圧は、ス
プール132の2つのランド140,141間を通って
油路412へ導かれ、1速−2速シフト弁170の油圧
室173に作用して、スプール171を第10図の右端
位置に移動させ、また、4速クラツチ制御井230の油
圧室233にも作用してスプール231を第10図の右
端位置に移動させる。これにより、油路422に導かれ
ていたライン圧は、油路428を介してキックダウンブ
レーキ14の係合側油圧室423に供給され、ロッド4
24がスプリング425に抗して左方へ移動して図示し
ないブレーキバンドをキックダウンドラム25に係合さ
せる一方、油路453の油圧は、油路409を介して排
出されてローリバースブレーキ15の係合が解除されて
2速が達成される。
このとき、電子i!iIJ御式油圧制式油圧制御装置油
圧制御弁250は、デユーティ制御されるソレノイド弁
325の制御油圧Psによって制御され、油路414か
ら油路422へ出力される出力圧Paを変化させ、急激
な油圧の立上がりを防止して変速ショックが防止される
。
圧制御弁250は、デユーティ制御されるソレノイド弁
325の制御油圧Psによって制御され、油路414か
ら油路422へ出力される出力圧Paを変化させ、急激
な油圧の立上がりを防止して変速ショックが防止される
。
次に、電子制御装置290の指令により3速を達成する
ためにソレノイド弁310および320への通電がとも
に遮断されると(第1表参照)、ライン圧がシフト制御
弁130のスプール131のランド137外側とストッ
パ134との間に供給され、スプール132は、ランド
140の受圧面に作用するライン圧によって第10図の
右方に移動し、スプール133に押圧部が当接した状態
にて停止し、油路414は新たに油路430と連通して
、ライン圧は2速−3速および4速−3速シフト弁19
0の油圧室193に導かれ、2速−3速および4速−3
速シフト弁190のスプール191を右端側に切り換え
る。この結果、油路428は、オリフィス429を介し
て油路432に連通される。油路432は、切換弁45
2を介して4速クラツチ制御弁230の油圧室234に
至るとともに、キックダウンブレーキ14の解放側油圧
室433および切換弁434を介してフロントクラッチ
11の油圧室に連通ずる。この油路432がキックダウ
ンブレーキ14の解放側油圧室433およびフロントク
ラッチ11の油圧室に連通された構造により、間者の係
合と解放はオーバラップをもって行なわれる。この2速
から3速への変速途中においても1速から2速への変速
時と同様に油圧制御弁250が作動し、短時間油路42
2の供給油圧を減圧して変速ショックを低減している。
ためにソレノイド弁310および320への通電がとも
に遮断されると(第1表参照)、ライン圧がシフト制御
弁130のスプール131のランド137外側とストッ
パ134との間に供給され、スプール132は、ランド
140の受圧面に作用するライン圧によって第10図の
右方に移動し、スプール133に押圧部が当接した状態
にて停止し、油路414は新たに油路430と連通して
、ライン圧は2速−3速および4速−3速シフト弁19
0の油圧室193に導かれ、2速−3速および4速−3
速シフト弁190のスプール191を右端側に切り換え
る。この結果、油路428は、オリフィス429を介し
て油路432に連通される。油路432は、切換弁45
2を介して4速クラツチ制御弁230の油圧室234に
至るとともに、キックダウンブレーキ14の解放側油圧
室433および切換弁434を介してフロントクラッチ
11の油圧室に連通ずる。この油路432がキックダウ
ンブレーキ14の解放側油圧室433およびフロントク
ラッチ11の油圧室に連通された構造により、間者の係
合と解放はオーバラップをもって行なわれる。この2速
から3速への変速途中においても1速から2速への変速
時と同様に油圧制御弁250が作動し、短時間油路42
2の供給油圧を減圧して変速ショックを低減している。
また、変速時には、油路428にオリフィス429が介
装されており、このオリフィス429の作用で油圧制御
弁250作動中は油圧室433およびフロントクラッチ
11の油圧室の油圧が同一の低油圧に保持されて、キッ
クダウンブレーキ14の解除に並行してフロントクラッ
チ11の係合が行なわれ、その後、油圧制御弁250の
作動停止により油圧が6 kg/cdまで昇圧されると
フロントクラッチ11の係合が完了して3速が達成され
る。
装されており、このオリフィス429の作用で油圧制御
弁250作動中は油圧室433およびフロントクラッチ
11の油圧室の油圧が同一の低油圧に保持されて、キッ
クダウンブレーキ14の解除に並行してフロントクラッ
チ11の係合が行なわれ、その後、油圧制御弁250の
作動停止により油圧が6 kg/cdまで昇圧されると
フロントクラッチ11の係合が完了して3速が達成され
る。
この昇圧により、4速クラツチ制御井230の油圧室2
34の油圧も昇圧され、スプール231は、第10図の
左端位置に切り換わり、油路430のライン圧が油路4
45を介して4速クラツチ13に供給され、4速クラツ
チ13は係合状態を保持される。油路445は、切換弁
452を介して油路451より油圧室234に連通して
おり、油路445に一度油圧が供給されると、油路44
5の油圧が排出されるまで、4速クラツチ制御井230
のスプール231は第10図の左端位置に保持され、3
速と4速との間での変速中に4速クラツチ13が解除ま
たはスリップして変速不能やニュートラル状態になる不
具合を防止している。
34の油圧も昇圧され、スプール231は、第10図の
左端位置に切り換わり、油路430のライン圧が油路4
45を介して4速クラツチ13に供給され、4速クラツ
チ13は係合状態を保持される。油路445は、切換弁
452を介して油路451より油圧室234に連通して
おり、油路445に一度油圧が供給されると、油路44
5の油圧が排出されるまで、4速クラツチ制御井230
のスプール231は第10図の左端位置に保持され、3
速と4速との間での変速中に4速クラツチ13が解除ま
たはスリップして変速不能やニュートラル状態になる不
具合を防止している。
次に、補助スイッチがD4に選定された状態で、電子制
御装置290の指令により4速を達成するため、ソレノ
イド弁310は通電状態に、ソレノイド弁320は非通
電状態に保持されると(第1表参照)、シフト制御弁1
30の油圧室144の油圧が低下し、スプール133は
スプール132とともに右方へ移動して第10図の最右
端位置となる。その結果、油路414のライン圧が、油
路436を介してリヤクラッチ制御弁280の油圧室2
93へ導かれるとともに、油路436およびチエツク弁
235を介して油路445へ導かれる。
御装置290の指令により4速を達成するため、ソレノ
イド弁310は通電状態に、ソレノイド弁320は非通
電状態に保持されると(第1表参照)、シフト制御弁1
30の油圧室144の油圧が低下し、スプール133は
スプール132とともに右方へ移動して第10図の最右
端位置となる。その結果、油路414のライン圧が、油
路436を介してリヤクラッチ制御弁280の油圧室2
93へ導かれるとともに、油路436およびチエツク弁
235を介して油路445へ導かれる。
リヤクラッチ制御弁280のスプール291は、油圧室
293に供給されたライン圧により第10図の右端位置
へ移動し、油路436と油路456とが連通し、2速−
3速および4速−3速シフト弁190の油圧室194に
ライン圧が供給され、このシフト弁190のスプール1
91は、第10図に示す左端位置に切り換わる。
293に供給されたライン圧により第10図の右端位置
へ移動し、油路436と油路456とが連通し、2速−
3速および4速−3速シフト弁190の油圧室194に
ライン圧が供給され、このシフト弁190のスプール1
91は、第10図に示す左端位置に切り換わる。
このとき、リヤクラッチ12の油圧室の油は、リヤクラ
ッチ制御弁280の排油口295から直ちに排出されて
、リヤクラッチ12は直ちに解除され、また、フロント
クラッチ11の油圧室およびキックダウンブレーキ14
の油圧室433の油が、2速−3速および4速−3速シ
フト弁190の排油口195からオリフィス196を介
して排出されて、フロントクラッチ11は解除され、キ
ックダウンブレーキ14は係合されるが、1速から2速
あるいは2速から3速への変速と同様に油圧制御弁25
0が作動して油路422の油圧が変速中の短時間に減圧
されることにより、キックダウンブレーキ14の油圧室
423に作用している係合油圧も低くされ滑らかな係合
が行なわれ、その後、係合油圧が6 kg/ajに立ち
上がると完全な係合が達成されて4速が完了する。
ッチ制御弁280の排油口295から直ちに排出されて
、リヤクラッチ12は直ちに解除され、また、フロント
クラッチ11の油圧室およびキックダウンブレーキ14
の油圧室433の油が、2速−3速および4速−3速シ
フト弁190の排油口195からオリフィス196を介
して排出されて、フロントクラッチ11は解除され、キ
ックダウンブレーキ14は係合されるが、1速から2速
あるいは2速から3速への変速と同様に油圧制御弁25
0が作動して油路422の油圧が変速中の短時間に減圧
されることにより、キックダウンブレーキ14の油圧室
423に作用している係合油圧も低くされ滑らかな係合
が行なわれ、その後、係合油圧が6 kg/ajに立ち
上がると完全な係合が達成されて4速が完了する。
なお、以上ではアップシフトの場合について説明したが
、ダウンシフトは、アップシフトの場合と逆に作動経路
が切り換えられて行なわれる。
、ダウンシフトは、アップシフトの場合と逆に作動経路
が切り換えられて行なわれる。
また、後進する場合には1手動弁150をRモiド位置
に選定すると、油路401は油路421に連通され、油
路421は、N−R制御弁270゜油路409,1速−
2速シフト弁170.油路453を介してローリバース
ブレーキ15に導かれる一方、油路401は、油路40
5を介して切換弁434に接続され、フロントクラッチ
11の油圧室にも油が供給され、クラッチ11およびブ
レーキ15の係合により後進が達成される。
に選定すると、油路401は油路421に連通され、油
路421は、N−R制御弁270゜油路409,1速−
2速シフト弁170.油路453を介してローリバース
ブレーキ15に導かれる一方、油路401は、油路40
5を介して切換弁434に接続され、フロントクラッチ
11の油圧室にも油が供給され、クラッチ11およびブ
レーキ15の係合により後進が達成される。
さらに、もう−組の電子制御式油圧制御装置350によ
る直結クラッチ9の油圧制御について簡単に説明する。
る直結クラッチ9の油圧制御について簡単に説明する。
調圧弁50を通って油路459よりトルクコンバータ制
御弁70に導かれた油は、スプール71の第10図右端
受圧面に作用する制御油圧とスプリング72の付勢力と
のバランスにより、2.5kg/−に調圧されて油路4
60より直結クラッチ制御弁90に至る。また、油路4
60の油は、オリフィス463を介してエンジン1とは
反対側の潤滑系統に供給される。減圧弁110により2
.4kg/ciに調圧されて油路410に導かれた油は
、オリフィス464を介してソレノイド弁300が開閉
制御するオリフィス301に至る。
御弁70に導かれた油は、スプール71の第10図右端
受圧面に作用する制御油圧とスプリング72の付勢力と
のバランスにより、2.5kg/−に調圧されて油路4
60より直結クラッチ制御弁90に至る。また、油路4
60の油は、オリフィス463を介してエンジン1とは
反対側の潤滑系統に供給される。減圧弁110により2
.4kg/ciに調圧されて油路410に導かれた油は
、オリフィス464を介してソレノイド弁300が開閉
制御するオリフィス301に至る。
そして、直結クラッチ制御弁90のスプール91には、
ソレノイド弁300によって0.3〜1 、9 kg/
adの間でデユーティ制御により調圧された制御油圧と
、減圧弁110により調圧された調圧油とが作用して、
各油圧による押圧力のバランスに応じてスプール91の
位置が調整され、トルクコンバータ3および直結クラッ
チ9に供給される油の流れ方向およびその油圧が制御さ
れ゛る。トルクコンバータ3に続く油路44は油路46
5に接続され、直結クラッチ9に続く油路45は油路4
66に接続され、直結クラッチ制御弁90の切換制御に
より、油路465は、供給油路401またはオイルクー
ラ462から変速機のエンジン1側の潤滑系統に接続さ
れた排出油路467に選択的に連通され、油路466は
、供給油路460または排出油路467に選択的に連通
される。
ソレノイド弁300によって0.3〜1 、9 kg/
adの間でデユーティ制御により調圧された制御油圧と
、減圧弁110により調圧された調圧油とが作用して、
各油圧による押圧力のバランスに応じてスプール91の
位置が調整され、トルクコンバータ3および直結クラッ
チ9に供給される油の流れ方向およびその油圧が制御さ
れ゛る。トルクコンバータ3に続く油路44は油路46
5に接続され、直結クラッチ9に続く油路45は油路4
66に接続され、直結クラッチ制御弁90の切換制御に
より、油路465は、供給油路401またはオイルクー
ラ462から変速機のエンジン1側の潤滑系統に接続さ
れた排出油路467に選択的に連通され、油路466は
、供給油路460または排出油路467に選択的に連通
される。
電子制御装置290によりソレノイド弁300に直結ク
ラッチ9の係合指令が与えられている時には、第10図
に実線の矢印で示すごとく、直結クラッチ制御弁90に
より調圧された油が、油路401より465に供給され
、直結クラッチ9は、油圧室42に作用する油圧でピス
トン38が左方へ押圧され、所定のスリップ量を有して
係合される。ピストン38に作用する油圧をコンピュー
タで制御し、エンジン1の変動トルクによるクランク軸
2の速度変動域より若干下まわる程度のスリップ量を与
えるようにすると、クランク軸2の変動トルクをほとん
ど伝達することなく、効率の高い動力伝達が達成され、
燃費が向上する。ところで1発進時、急加速度はフィー
リング上トルクコンバータ3の特性を利用するため直結
クラッチ9を外す必要があり、この時は、電子制御装置
290によりソレノイド弁300への通電が停止され、
直結クラッチ制御弁90は切り換わって第10図に破線
の矢印で示す上記とは逆方向に油が流れる。
ラッチ9の係合指令が与えられている時には、第10図
に実線の矢印で示すごとく、直結クラッチ制御弁90に
より調圧された油が、油路401より465に供給され
、直結クラッチ9は、油圧室42に作用する油圧でピス
トン38が左方へ押圧され、所定のスリップ量を有して
係合される。ピストン38に作用する油圧をコンピュー
タで制御し、エンジン1の変動トルクによるクランク軸
2の速度変動域より若干下まわる程度のスリップ量を与
えるようにすると、クランク軸2の変動トルクをほとん
ど伝達することなく、効率の高い動力伝達が達成され、
燃費が向上する。ところで1発進時、急加速度はフィー
リング上トルクコンバータ3の特性を利用するため直結
クラッチ9を外す必要があり、この時は、電子制御装置
290によりソレノイド弁300への通電が停止され、
直結クラッチ制御弁90は切り換わって第10図に破線
の矢印で示す上記とは逆方向に油が流れる。
即ち、トルクコンバータ制御弁7oによる2、5kg/
cJの低油圧の油が油路460より466へ供給され、
直結クラッチ9は、油圧室41に作用する油圧でピスト
ン38が右方へ移動し、その係合が解除される6 [発明の効果コ 以上詳述したように、本発明の自動変速機用油圧制御装
置によれば、操作部材のモード選択動作に連動して自動
変速機がニュートラルモードからドライブモードに切り
換えられる度に、ニュートラル−ドライブシフト指令信
号の発生からドライブモード移行完了までの時間が、以
降のニュートラル−ドライブシフト時の作動油圧制御に
反映されるように構成したので、常時安定した二ニート
ラルードライブシフト制御が行なわれ、ニュートラル−
ドライブシフト時のショックを確実に低減できるという
効果が得られる。
cJの低油圧の油が油路460より466へ供給され、
直結クラッチ9は、油圧室41に作用する油圧でピスト
ン38が右方へ移動し、その係合が解除される6 [発明の効果コ 以上詳述したように、本発明の自動変速機用油圧制御装
置によれば、操作部材のモード選択動作に連動して自動
変速機がニュートラルモードからドライブモードに切り
換えられる度に、ニュートラル−ドライブシフト指令信
号の発生からドライブモード移行完了までの時間が、以
降のニュートラル−ドライブシフト時の作動油圧制御に
反映されるように構成したので、常時安定した二ニート
ラルードライブシフト制御が行なわれ、ニュートラル−
ドライブシフト時のショックを確実に低減できるという
効果が得られる。
第1〜12図は本発明の一実施例としての自動変速機用
油圧制御装置を示すもので、第1図はそのブロック図、
第2図はそのN−Dシフト時間に応じたデユーティ比修
正量の例を示すグラフ、第3図はその油温に応じたデユ
ーティ比修正量の例を示すグラフ、第4図はその動作を
説明するためのフローチャート、第5図は基本的なデユ
ーティ制御パターンを示すグラフ、第6図はN−Dシフ
ト時のタービン回転数変化を示すグラフ、第7図は本実
施例の適用対象である車両用自動変速機を示すパワート
レーン図、第8図は上記自動変速機における各摩擦係合
装置の係合状態をセレクトレバー位置との関係で示した
作動エレメント図、第9図はそのトルクコンバータおよ
び直結クラッチの断面図、第10図は本実施例における
自動変速機の油圧制御系の具体的な構成を示す系統図、
第11.12図はそれぞれ電子制御式油圧制御装置にお
ける制御圧に対する前進時出力圧および後進時出力圧と
の関係を示すグラフである。 1−エンジン、3−トルクコンバータ、9−直結クラッ
チ、12−リヤクラッチ(摩擦係合要素)、5〇−調圧
弁、70−トルクコンバータ制御弁、9〇−直結クラッ
チ制御弁、110−減圧弁、130−シフト制御弁、1
50−手動弁、150a・−セレクトバー(操作部材)
、170−・1速〜2速シフト弁、190.−2速−3
速および4速−3速シフト弁、210−N−D制御弁、
230−4速クラツチ制御弁、25〇−油圧制御弁、2
70−N −R制御弁、280−リヤクラッチ制御弁、
29〇−電子制御装置、300,310,320゜32
5−ソレノイド弁、332−回転数センサ〔ドライブ(
D)モード移行完了検出手段〕、334−油温センサ、
34〇−電子制御式油圧制御装置(油圧制御手段)、3
41−選定位置検出装置〔ニュートラル−ドライブ(N
−D)シフト指令信号発生手段〕、501−油圧回路系
、502−作動油圧修正手段。
油圧制御装置を示すもので、第1図はそのブロック図、
第2図はそのN−Dシフト時間に応じたデユーティ比修
正量の例を示すグラフ、第3図はその油温に応じたデユ
ーティ比修正量の例を示すグラフ、第4図はその動作を
説明するためのフローチャート、第5図は基本的なデユ
ーティ制御パターンを示すグラフ、第6図はN−Dシフ
ト時のタービン回転数変化を示すグラフ、第7図は本実
施例の適用対象である車両用自動変速機を示すパワート
レーン図、第8図は上記自動変速機における各摩擦係合
装置の係合状態をセレクトレバー位置との関係で示した
作動エレメント図、第9図はそのトルクコンバータおよ
び直結クラッチの断面図、第10図は本実施例における
自動変速機の油圧制御系の具体的な構成を示す系統図、
第11.12図はそれぞれ電子制御式油圧制御装置にお
ける制御圧に対する前進時出力圧および後進時出力圧と
の関係を示すグラフである。 1−エンジン、3−トルクコンバータ、9−直結クラッ
チ、12−リヤクラッチ(摩擦係合要素)、5〇−調圧
弁、70−トルクコンバータ制御弁、9〇−直結クラッ
チ制御弁、110−減圧弁、130−シフト制御弁、1
50−手動弁、150a・−セレクトバー(操作部材)
、170−・1速〜2速シフト弁、190.−2速−3
速および4速−3速シフト弁、210−N−D制御弁、
230−4速クラツチ制御弁、25〇−油圧制御弁、2
70−N −R制御弁、280−リヤクラッチ制御弁、
29〇−電子制御装置、300,310,320゜32
5−ソレノイド弁、332−回転数センサ〔ドライブ(
D)モード移行完了検出手段〕、334−油温センサ、
34〇−電子制御式油圧制御装置(油圧制御手段)、3
41−選定位置検出装置〔ニュートラル−ドライブ(N
−D)シフト指令信号発生手段〕、501−油圧回路系
、502−作動油圧修正手段。
Claims (1)
- 回転動力源に流体継手を介して連結され、摩擦係合要素
による係脱状態を選択することにより、負荷に接続され
所望の変速比を実現するドライブモードと該負荷から切
り離したニュートラルモードとをとりうる自動変速機に
おいて、該摩擦係合要素に対する作動油圧の給排を行な
って該摩擦係合要素の係脱を行なう油圧回路と、該自動
変速機を該ニュートラルモードにすべきか該ドライブモ
ードにすべきかを選択する操作部材のモード選択動作に
連動して該油圧回路中の作動油圧を所望の値に調整する
油圧制御手段とをそなえ、該操作部材による該ニュート
ラルモードから該ドライブモードへの選択動作に連動し
てニュートラル−ドライブシフト指令信号を発生するニ
ュートラル−ドライブシフト指令信号発生手段と、該自
動変速機の該ドライブモードへの移行完了を検出するド
ライブモード移行完了検出手段と、該ニュートラル−ド
ライブシフト指令信号発生手段より該ニュートラル−ド
ライブシフト指令信号が発生されてから該ドライブモー
ド移行完了検出手段により該ドライブモードへの移行完
了が検出されるまでの時間に応じて該油圧回路中の該作
動油圧を修正する作動油圧修正手段とが設けられたこと
を特徴とする、自動変速機用油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058178A JP2847733B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1058178A JP2847733B2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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1989
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JPH04140565A (ja) * | 1990-10-02 | 1992-05-14 | Mitsubishi Motors Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
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