JPH02234724A - 電気湯沸器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、容器内に収容された液体を加熱保温する電気
湯沸器に関ずるものである。

従来の技術 従来、この種の電気湯沸器は第４図（ａ）に示すような
梢成になっていた。すなわち、第４図（ａ）に示すよう
に、容器１の内側の満水の位置に満水を示す刻印２をほ
どこしたり、もしくは容器１内の水位を確認するなめに
外ケース３に取り付けられた取り付け枠４の満水表示位
置Ａに、この部分を拡大した第４図（ｂ）に示ずような
“満水″という文字を表示し、水位を示す浮子５がこの
表示位置に達したかどうか使用者が目視により確認して
いた。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような従来の構成では、満水か否かは刻印
による表示だけでわかりにくく、しかも、満水位置以上
に注水されていても容器１内の水は加熱することができ
、沸騰時には水の熱膨張で吐出口より熱湯がふきこぼれ
る恐れがあるという問題を有していた。

本発明は上記従来の問題を解決ずるもので、水温が所定
の温度未満とそれ以上の場合とで水位検知位置をわけ、
水位がそれぞれの検知位置に達することで確実に異常を
検知でき、発熱体の加熱を停止させるとともに、その報
知を行なって、危険を知らせることのできる電気湯沸器
を桿供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するなめに本発明の電気湯沸器は、液体
を収容する容器と、前記容器を加熱する発熱体と、前記
発熱体の通電を制御する加熱手段と、前記容器内の温度
を検知する温度検知手段と、前記容器に連結され前記容
器内の水位を示す水位管と、前記水位管の上部第１の検
知位置に設けられた第１の水位検知手段と、前記第１の
水位検知手段の上方の第２の検知位置に設けられた第２
の水位検知手段と、報知を行なう報知手段と、前記温度
検知手段が所定の温度未満を検知すれば第１の水位検知
手段を、また所定温度以上を検知すれば第２の水位検知
手段を駆動し、それぞれの水位検知手段の設定された高
さに水位が達していれば、設定された高さより低くなる
まで加熱手段をオフし、前記報知手段を動作させる制御
手段とを備えたものである。

作用 上記横成により、水温の低いときには熱膨張により水位
が上昇するためにそれを考慮して第１の検知位置で第１
の水位検知手段による満水検知を行って報知し、温度か
高いときには熱膨張もわずかであるので、第２の検知位
置付近まで水位が達しても吐出口から湯かふきこぼれる
ほど水位が上がらないために、危険のない状態で第２の
水位検知手段による検知を行って報知し、いずれの場合
においても発熱手段をオフし、水の入れすぎにより沸騰
時に熱湯か吐出口からふきこぼれることを防止する。

実緒例 以下、本発明の−実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明の一実緒例の電気湯沸器の満水検知処理
の構成を示したブロック図である。第１図において、水
位管１１は、液体を収容する容器１２に上部および下部
で連結され、液体の容量により浮き沈みする浮子１３に
より容器１２内の水位を外部に表示するものである。第
１の水位検知手段であるし検知手段１４は、満水の刻印
のある高さにおいて水位管部に取り付けられている。第
２の水位検知手段であるＩ］検知手段１５は、Ｌ検知手
段１４の上方（ここでは第１の検知位置未満の水位にお
いて加熱した場合に熱膨張しても到達しない高さで約５
ＩＩｌｗｌ）に取り付けられている。これらＬ検知手段
１４およびｌ−１検知手段１５は常時満水検知を行なっ
ており、その出力は制御手段１６に入力されている。

加熱手段１７は、容器１２の底面に取り付けられた発熱
体１８の制御を行う。温度検知手段１９は、容器１２の
底面の温度を検知し、制御手段１６に入力するものであ
る。報知手段２０は、水位検知手段か満水を検知すると
、外部に満水であることを知らせるものである。制御手
段１６はＬ検知手段１４、Ｈ検知手段１５および温度検
知手段１９の出力を入力とし、加熱手段１７および報知
手段２０を駆動制御ずるものである。

−Ｌ記構成の電気湯沸器についてさらに詳しく説明する
。

第２図は本発明の一実施例の電気湯沸器の満水検知処理
の回路図である。第２図において、交流電源２１と直流
電源２２が回路全体に電圧を供給している。制御手段１
６はマイクロコンピュータ（以下マイコンという）２３
で構成されている。Ｌ検知手段１４およびＩ｛検知手段
１５は、それぞれフオトダイオード２４．　２５とフォ
トトランジスタ２６．　２７と抵抗によって、それぞれ
構成されており、容器１２内の水量により浮子１３がそ
れぞれの検知位置まで達ずるとフォトダイオード２４、
または２５の光は遮られてフォ１へトランジスタ２６ま
たは２７はオフし、このとき、マイコン２３には゜′Ｈ
′”が入力される。一方、浮子１３がそれぞれの検知位
置になければ、フオｌ−トランジスタ２６または２７は
フ方トタイオード２４マたは２５の光を受りてオンし、
このとき、マイコン２３には“Ｌ　”が入力される。加
熱手段１７は、リレー接点２８、リレーコイル２９およ
びトランジスタ３０により梢成され、マイコン２３から
抵抗を介してトランジスタ３０のベースに“Ｈ′′が出
力されると、トランジスタ３０を通してリレーコイル２
９に電流か流れ、リレー接点２８は閉じて発熱体１８を
加熱する。

報知手段２０は満水時の表示をするＬ　Ｅ　Ｄ　３１と
ブサー３２によって構成され、満水検知時にマイコン２
３の命令によって駆動し、使用者に視覚および聴覚で知
らせる。温度検知手段１９はコンパレータ３３を有し、
コンバレータ３３の１−側入力端子には、抵抗３４．　
３５によって分圧された基準電位か入力され、側入力端
子には、サーミスタ３６とサーミスタ３６が所定の温度
（本実施例では８５゜Ｃ）以上を検知したときに士側入
力端子に入力される基準電圧よりも高い電位になるよう
な抵抗値を持つ抵抗３７で分圧された電位が入力され、
その出力はマイコン２３に入力されている。

第３図はマイコン２３の満水検知処理の主要動作を示す
フローチャートである。電気湯沸器に注水されると、ま
す、ステップ４１で、温度検知手段１９の出力をマイコ
ン２３に入力し、ステップ４２で、マイコン２３は水温
が８５℃以上であるか否かを判断し、８５℃未満ならス
デップ４３のＬ検知手段１４の入力信号によって、また
８５℃以上ならステップ４４のＨ検知手段１５の入力信
号によって、ステップ４５で満水か否かを判断ずる。こ
のステップ４５で満水でなければ次の工程へ進み、満水
ならば、ステップ４６で、水位が設定高さより低くなる
まで加熱手段１７により発熱体１８への通電を停止する
とともに、報知手段２０を駆動し、次の工程に進む。

以上のように本実施例によれば、所定の温度未満では、
第１の検知位置、所定温度以上であれは第２の検知位置
よりも上方に水位があると、加熱をせずに報知し、これ
により安全に動作させることができる。

発明の効果 以上のように本発明によれは、容器への水の入れすぎに
より、沸騰時に熱湯が吐出口からふきこぼれることを、
簡単な構成で確実に防ぐことかでき、安全な電気湯沸器
を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気湯沸器の満水検知
処理のブロック図、第２図は同電気湯沸器の満水検知処
理の回路図、第３図は同電気湯沸器の満水検知処理のた
めのマイコンの主要動作を示すフローチャート、第４図
ｆａ）は従来の電気湯沸器の一部切欠き斜視図、第４図
（ｂ）は第４図ｆａ）のＡ部拡大図である。 １１・・・水位管、１２・・・容器、１４・・・Ｌ検知
手段、１５・・・Ｈ検知手段、１６・・・制御手段、１
７・・一加熱手段、１８・・・発熱体、１９・・・温度
検知手段、２０・・・報知手段、２３・・・マイコン、
２４．　２５・・・フォ１・タイオード、２６．　２７
・・・フォトトランジスタ、２８・・・リレー接点、２
９・・・リレーコイル、３０・・・トランジスタ、３１
・・・ＬＥＤ、３２・・・ブザー、３３・・・コンパレ
ー夕、３４，　３５．　３７・・・抵抗、３６・・・サ
ーミスタ。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第３図 第４図 （？ｆｌ） （ｔ））

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、液体を収容する容器と、前記容器を加熱する発熱体
   と、前記発熱体の通電を制御する加熱手段と、前記容器
   内の温度を検知する温度検知手段と、前記容器に連結さ
   れ前記容器内の水位を示す水位管と、前記水位管の上部
   第１の検知位置に設けられた第１の水位検知手段と、前
   記第１の水位検知手段の上方の第２の検知位置に設けら
   れた第２の水位検知手段と、報知を行う報知手段と、前
   記温度検知手段が所定の温度未満を検知すれば第１の水
   位検知手段を、また所定温度以上を検知ずれば第２の水
   位検知手段を駆動し、それぞれの水位検知手段の設定さ
   れた高さに水位が達していれば設定された高さより低く
   なるまで加熱手段をオフし、前記報知手段を動作させる
   制御手段とを備えた電気湯沸器。