JPH0223067Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0223067Y2
JPH0223067Y2 JP1983082642U JP8264283U JPH0223067Y2 JP H0223067 Y2 JPH0223067 Y2 JP H0223067Y2 JP 1983082642 U JP1983082642 U JP 1983082642U JP 8264283 U JP8264283 U JP 8264283U JP H0223067 Y2 JPH0223067 Y2 JP H0223067Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
relay
power
main line
power supply
switching means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983082642U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59189435U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8264283U priority Critical patent/JPS59189435U/ja
Publication of JPS59189435U publication Critical patent/JPS59189435U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0223067Y2 publication Critical patent/JPH0223067Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、停電等によつて幹線に対する給電が
停止するのを防止し得る自動電源切換装置に関す
る。
テレビ共聴施設の信号伝送用幹線では、入力信
号の低下を補償するために、幹線にアンプが配設
されており、このアンプ作動用の電力を商用電源
から幹線に供給している。
第1図は、従来の電力供給システムを示したも
ので、同軸ケーブル等の信号伝送用幹線1に、テ
レビ信号とアンプ用電力を重畳させるパワーイン
サータ2を介装し、このパワーインサータ2に商
用電源AC100Vを降圧してAC30Vを供給するト
ランス等の電力供給器3を接続している。
したがつて、電力供給器3が故障したり、停電
によつて停止したりすると、幹線1に必要な電力
が供給できず、テレビ信号も停波してしまう結果
となつていた。そこで、商用電源の停電による停
波を補償するために、バツテリーでインバータを
駆動し、所要の交流電源に変換して幹線に供給す
るシステムを採用していた。しかしながら、バツ
テリーの容量に制限があるため、約4時間位しか
停波補償できず、雷サージによる機器故障あるい
は電源工事による長期停電には対処できないのが
実情であつた。
そこで、非常時に、幹線に対して別の系統から
給電するようにした先行技術が知られている(特
開昭58−3541号公報)。しかし、かかる先行技術
によると、A系、B系2つの交流電源から交流を
受電し共通負荷に交流を供給する回路において、
A系とB系で共通の回路を一部に使用するため、
A系とB系が離れている場合には用いることがで
きなかつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
停電等によつて幹線に対する給電が停止するのを
防止し得る自動電源切換装置を提供することを目
的とする。
以下、図示の実施例を参照しながら本考案を詳
細に説明する。
第2図において、10はテレビ共聴施設の信号
伝送に用いられる同軸ケーブル等の幹線であり、
この幹線10は一端を、図示しない共同用アンテ
ナに接続され、かつ他端をアンプ及び分配器等を
経て各家庭等のテレビ受像機に接続されている。
この幹線10の途中には、入力信号を補償するた
めのアンプ(図示せず)が介挿されている。1
1,11′はテレビ信号と商用電源12,12′か
らのアンプ用電力を重畳させるパワーインサータ
であり、これは上記幹線10の途中に各別に挿入
されている。13,13′は上記パワーインサー
タ11,11′に、異なる系統の商用電源12,
12′、AC100Vを降圧して幹線10にAC30Vを
供給するトランス等の電力供給器であり、この電
力供給器13,13′にはそれぞれバツテリーお
よびインバータからなる電源回路を弁設してもよ
い。14,14′は上記パワーインサータ11,
11′と電力供給器13,13′との間に設けられ
た電源切換器であり、これは常時は、一方の商用
電源12から必要な電力を幹線10に供給し、こ
の商用電源12が停電したときには他方の商用電
源12′から電力を供給するものである。
この電源切換器14,14′を第3図により説
明する。
電源切換器14は、電力供給器13に、互いに
直列接続した第1のリレー15および第1のリレ
ー15の常開接点15aを並列接続し、この直列
回路15,15aに、互いに直列接続したリレー
15の常開接点15bおよび第2のリレー16を
並列接続し、この常開接点15bとリレー16の
接続点aをパワーインサータ(図示せず)を介し
て幹線10に接続している。リレー15は電源電
圧を検出して作動し、リレー16は幹線10の電
圧を検出して作動する。常開接点15aにはリレ
ー16の常閉接点16aを並列接続している。
一方、電源切換器14′は、別の系統の商用電
源12′に接続した電力供給器13′に、互いに直
列接続した第1のリレー15′および第1のリレ
ー15′の常開接点15′aを並列接続し、この直
列回路15′,15′aに、互いに直列接続したリ
レー15′の常開接点15′bおよび第2のリレー
16′を並列接続し、この常開接点15′bとリレ
ー16′の接続点a′をパワーインサータ(図示せ
ず)を介して幹線10に接続している。常開接点
15′aにはリレー16′の常閉接点16′aを並
列接続している。
上記リレー16,16′はリレー15,15′と
異なる時定数を持たせており、リレー15,1
5′の作動後に作動するようにしている。
次に、上記本考案の作用を説明する。
常時は、電源切換器14を作動して、電力供給
器13から電力を幹線10に供給する。すなわ
ち、リレー15の作動によつて接点15aおよび
接点15bが閉成し、リレー16およびリレー1
6′が励磁されて一定時間後に接点16aおよび
16′aを開放する。接点15a,15bはそれ
ぞれ自己保持されて幹線10に必要な電力を供給
する。次に電力供給器13′を作動しても接点1
6′aが開放しているので、リレー15′は消勢状
態となつている。そして、停電または電力供給器
13の故障によつて電流が流れなくなると、リレ
ー15が消勢して15a,15bをそれぞれ開放
する。次いで、リレー16,16′が消勢して、
一定時間後に、16a,16′aが閉成し、リレ
ー15′が別の商用電源12′によつて励磁され、
接点15′aおよび接点15′bを閉成する。こう
して、幹線10には別の系統の商用電源12′に
よつて電力が供給され、停電あるいは事故等によ
る停波を防止することができる。
なお、リレー15,15′およびリレー16,
16′の切替え時間中に幹線中に電力が供給でき
ない時間は数100ms程度であるため停波事故には
ならない。又リレー15′は電力供給器13′から
電圧を印加された時のみ数秒遅れた後作動する遅
延機構を有し、幹線への同時給電を防止してい
る。但し、リレー15にはこの機構はなく、又こ
れは切替時間に支障ありません。
以上述べたように本考案いよる自動電源切換装
置によれば、停電または機器の故障に伴なつて給
電できなくなると自動的に別の系統の電源から給
電できるので、テレビ共聴施設におけるテレビ信
号の停波といつた事故を防止できる。
また、別系統の電源に切替えるための回路が系
統ごとに独立しているので、電源間が離れている
場合にも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、テレビ共聴施設における従来の電力
供給システムを示す構成図、第2図は本考案によ
る自動電源切換装置の電力供給システムを示す構
成図、第3図は本考案の自動電源切換装置の一実
施例を示す回路図である。 10……幹線、12,12′……商用電源、1
4,14′……電源切換器、15,15′……リレ
ー、16,16′……リレー、15a,15′a,
15b,15′b,16a,16′a……リレー接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 信号伝送用幹線に接続された各別の電源と、こ
    れら電源と幹線との間を開閉する各別の第一のス
    イツチング手段と、該スイツチング手段の一方が
    閉成しているとき、スイツチング手段の他方を開
    方させ、かつ、上記幹線に接続された電源の給電
    が停止したとき、閉成しているスイツチング手段
    を開放するとともに開放しているスイツチング手
    段を閉成するようにした切換手段とを備えた自動
    電源切換装置において、上記電源切換手段とし
    て、上記幹線に各別の電源ラインを介して接続さ
    れた各別の電力供給器にそれぞれ並列接続された
    第1のリレーおよび該リレーの常開接点の直列回
    路と、この直列回路に並列接続された第1のリレ
    ーの常開接点および第2のリレーの直列回路と、
    第1のリレーの常開接点に並列接続した第2のリ
    レーの常閉接点とで構成し、上記第1のリレーの
    常開接点と第2のリレーの接続点を上記幹線に接
    続したことを特徴とする自動電源切換装置。
JP8264283U 1983-05-31 1983-05-31 自動電源切換装置 Granted JPS59189435U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8264283U JPS59189435U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 自動電源切換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8264283U JPS59189435U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 自動電源切換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59189435U JPS59189435U (ja) 1984-12-15
JPH0223067Y2 true JPH0223067Y2 (ja) 1990-06-22

Family

ID=30212595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8264283U Granted JPS59189435U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 自動電源切換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59189435U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583541A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 日本電気株式会社 交流電源の二重化制御回路
JPS58182436A (ja) * 1982-04-15 1983-10-25 財団法人鉄道総合技術研究所 電源切替装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS583541A (ja) * 1981-06-29 1983-01-10 日本電気株式会社 交流電源の二重化制御回路
JPS58182436A (ja) * 1982-04-15 1983-10-25 財団法人鉄道総合技術研究所 電源切替装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59189435U (ja) 1984-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3970898A (en) Method of automatically isolating a faulty section of a power line belonging to an electrical energy supply network, and arrangement for carrying out this method
JPH0223067Y2 (ja)
JP2002178798A (ja) 上下タイき電装置の開閉制御装置
JPH0655014B2 (ja) 配電線操作装置
JP2642427B2 (ja) 配電系統の自動復旧操作装置
JPH04304716A (ja) 海底ケーブルシステム給電方式
JPS6146122A (ja) 同期投入装置
JPS597799Y2 (ja) 電源装置
JPH0739070A (ja) スポットネットワーク受変電システム
JPH11348612A (ja) 電鉄用き電系統の監視システム
JPS587815Y2 (ja) 配電線用遠方監視制御装置
JP3170064B2 (ja) 配電線開閉器用子局制御装置
JPH01136528A (ja) 配電線遠隔制御システム
JP2816885B2 (ja) 配電線自動区分開閉装置
JPH0159820B2 (ja)
JP2931626B2 (ja) 電力系統自動復旧装置
JPS62155738A (ja) 配電系統の自動化装置
CN116880338A (zh) 一种紧急停电控制系统
JPH03215118A (ja) 配電線事故区間切離方式
JPS60194731A (ja) 区分開閉器制御装置
JPH05328616A (ja) エンジン発電設備
JPH05168147A (ja) 配電系統制御装置
JPH0421322A (ja) 電力系統自動復旧装置
JPS6366458B2 (ja)
JPH0135578B2 (ja)