JP2816885B2 - 配電線自動区分開閉装置 - Google Patents

配電線自動区分開閉装置

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JP2816885B2 JP4803390A JP4803390A JP2816885B2 JP 2816885 B2 JP2816885 B2 JP 2816885B2 JP 4803390 A JP4803390 A JP 4803390A JP 4803390 A JP4803390 A JP 4803390A JP 2816885 B2 JP2816885 B2 JP 2816885B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、配電線の遠方監視制御システムにおける配
電線自動区分開閉装置に関するものである。
従来の技術 従来の配電線の遠方監視制御システムを第2図を参照
して説明する。第2図において、1はA変電所、2はB
配電所、3および4は遮断器、5,6,7,8,9は自動区分開
閉装置を示す。通常時は、自動区分開閉装置5から8は
閉状態、9は開状態であり、電力がA変電所1およびB
変電所2から矢印のように供給されている。このような
配電系統で、例えば自動区分開閉装置5と6の間の区分
で事故が発生したとすると、第3図に示すように自動区
分開閉装置5と6を開状態に、自動区分開閉装置9を閉
状態に切り替えて、停電区間が最小になるように自動開
閉装置の制御を行なう。自動区分開閉装置5から8のよ
うに通常時は閉状態である開閉装置のモードを常閉モー
ド、自動区分開閉装置9のように通常時は開状態である
自動区分開閉装置のモードを常開モードと以後呼ぶこと
にする。このような配電線の遠方監視制御システムにお
いては、停電後の電源立ち上がり時には、第2図に示す
ように常閉モードの開閉装置5〜8は閉状態に、常開モ
ードの開閉装置9は開状態に、それぞれ元のモードに戻
らねばならない。
第4図は、このような働きをする従来の常開モードの
自動区分開閉装置の内部構成を示している。第4図にお
いて、11は電源供給装置、12は内部の投入コイルRyに投
入電圧を印加すると閉状態、投入電圧を遮断すると開状
態になる開閉器、13は電源供給装置11と開閉器12との間
に接点が接続されたキープリレー、14はキープリレー駆
動装置、15は開閉器12およびキープリレー駆動装置14を
制御する制御装置である。
開閉器12の投入電圧は、配電系統の電圧を入力とする
電源供給装置11の出力端子からキープリレー13の接点を
介して供給される。電源供給装置11は、自動区分開閉装
置内各部の電源も供給している。キープリレー13は、制
御装置15の出力信号によりキープリレー駆動装置14を介
して制御される。
中央装置からの遠隔指令により制御装置15がキープリ
レー駆動装置14を介してキープリレー13をセットするこ
とにより、電源供給装置11からの電圧により開閉器12の
接点がオンし、閉状態となる。停電が復旧すると中央装
置の制御により制御装置15がキープリレー駆動装置14を
介してキープリレー13をリセットし、開閉器12は元の開
状態となる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のこのような自動区分開閉装置で
は、常開モードの開閉装置を閉状態にした後で開閉装置
内の制御装置15が壊れた場合、次の停電後の復電時にキ
ープリレー13の接点は閉じたままになるので、常開モー
ドにも拘らず開閉器12が投入された状態が保持されてし
まう問題点があった。
そこで本発明は、開閉装置内の制御装置が壊れた場合
でも、開閉器の誤投入を防止することのできる配電線自
動区分開閉装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は、前記目的を達成するために、中央装置から
の遠隔指令により配電系統を自動区分する配電線自動区
分開閉装置であって、配電系統から電力の供給を受ける
電源供給装置と、この電源供給装置と配電自動区分開閉
装置の開閉器との間に接点が接続されたキープリレー
と、電源供給装置の立ち上がり時に電源立ち上がり信号
パルスを出力する電源立ち上がり検出装置と、開閉器を
制御する制御装置によりセットおよびリセットされるラ
ッチングリレーと、開閉器の接点に連動して動作するリ
レーと、キープリレーのセットを制御装置のセット出力
信号により行ない、キープリレーのリセットを制御装置
のリセット出力信号と電源立ち上がり検出装置の出力を
ラッチングリレーおよび前記リレーを介して得られる信
号との論理和により行なうキープリレー駆動装置とを備
えている。
作用 本発明は、前述した構成により、自動区分開閉装置の
開閉モードを装置が正常な状態に予めラッチングリレー
により設定しておくことにより、開閉装置内の制御装置
が壊れた場合でも、開閉器の誤投入を防止することがで
きる。
実施例 本発明の一実施例を第1図に示す。第1図において、
21は配電系統から電力の供給を受ける電源供給装置、22
は内部の投入コイルRyに投入電圧を印加すると閉状態
に、投入電圧を遮断すると開状態になる開閉器、23は電
源供給装置21と開閉器22との間に接点が接続されたキー
プリレー、24はキープリレー駆動装置、25は電源供給装
置21の立ち上がり時に電源立ち上がり信号パルスを出力
する電源立ち上がり検出装置、26は開閉器22およびその
他を制御する制御装置、27は制御装置26によりセットま
たはリセットされるラッチングリレー、28は開閉器22の
接点に連動して動作するリレー、29は制御装置26を遠隔
操作するための中央装置である。
開閉器22は内部の投入コイルRyに投入電圧を印加する
と閉状態に、投入電圧を遮断すると開状態になる。開閉
器22の投入電圧は、配電系統電圧を入力とする電源供給
装置21の出力端子からキープリレー23の接点を介して供
給される。電源供給装置21は、自動区分開閉装置内各部
の電源も供給している。キープリレー23のセットは、制
御装置26からのセット信号によりキープリレー駆動装置
24を介して制御される。キープリレー23のリセットは、
制御装置26からのリセット信号と、後述の電源立ち上が
り検出装置25の出力をラッチングリレー27とリレー28の
接点を介して得られる信号との論理和信号をキープリレ
ー駆動装置24から出力することにより行なう。電源立ち
上がり検出装置25は、電源供給装置21の出力を入力とし
配電系統電圧の立ち上がり時にのみある一定のパルスを
出力する。ラッチングリレー27は、制御装置26によりキ
ープリレー23の状態と連動しており、キープリレー23が
セットの時はセット、リセットの時はリセットとなる。
リレー28は、開閉器22の状態と連動しており、常開モー
ドでは開閉器22が開の時は閉、閉の時は開となり、常閉
モードでは開閉器22が開の時は開、閉の時は閉となる。
次に以上の構成による常開モードの開閉装置の異常状
態の保護機能について説明する。中央装置29からの遠隔
指令により停電復旧時に開閉器投入解除指令があった場
合、制御装置26はキープリレー23をキープリレー駆動装
置24のトランジスタ24aを通じてリセットして開閉器22
を開状態にするとともにラッチングリレー27をリセット
する。再び停電になって遠隔指令により開閉器投入指令
を受けた場合、制御装置26はキープリレー23をキープリ
レー駆動装置24のトランジスタ24bを通じてセットして
開閉器22を投入するとともにラッチングリレー27もセッ
トする。その後、制御装置26が正常に機能している場合
は、再び遠隔指令により開閉器投入解除指令を受けてキ
ープリレー23に対するリセット信号を出力して開閉器22
を開状態にし、ラッチングリレー27もリセットするが制
御装置26が壊れた場合を想定する。この場合、通電して
いるはずの一方の配電系統にも停電が起こり両配電系統
からの電圧供給が絶たれると、開閉器22は保持を解かれ
て開状態になり、リレー28の接点は閉じてしまい、キー
プリレー23およびラッチングリレー27の接点も閉じたま
まである。ここで復電したとすると、復電の瞬間に電源
立ち上がり検出装置25からリセットパルスが出力され、
ラッチングリレー27およびリレー28とも接点が閉じてい
るので、キープリレー駆動装置24のトランジスタ24cを
通じてキープリレー23へリセット信号が出力されて、キ
ープリレー23の接点は開になり、開閉器22への電圧供給
径路を遮断して開閉器22はそのまま開状態に保持されて
誤投入が防止される。
一方、開閉器22が常閉モードの場合は、両配電系統か
らの通電が絶たれると、開閉器22はその保持を解かれて
開になり、リレー28、ラッチングリレー27およびキープ
リレー23も閉となるので、同様に復電時の立ち上がり電
圧によりキープリレー駆動装置24のトランジスタ24cを
通じてキープリレー23が開になり、開閉器22はそのまま
開状態に保持されて誤投入が防止される。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば、
配電線の遠方監視制御システムにおいて、自動区分開閉
装置のモードをこの装置が正常な状態の時にあらかじめ
ラッチングリレーにより設定しておくことにより、自動
区分開閉装置内の制御装置が壊れた場合でも、開閉器の
誤投入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す配電線自動区分開閉装
置のブロック図、第2図は配電線遠方監視制御システム
の説明図、第3図は配電線遠方監視制御システムの事故
時の説明図、第4図は従来例の自動区分開閉装置のブロ
ック図である。 21……電源供給装置、22……開閉器、23……キープリレ
ー、24……キープリレー駆動装置、25……電源立ち上が
り検出装置、26……制御手段、27……ラッチングリレ
ー、28……リレー、29……中央装置。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02J 13/00 - 13/00 311 H02H 7/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央装置からの遠隔指令により配電系統を
    自動開閉する開閉器を備えた配電線自動区分開閉装置で
    あって、配電系統から電力の供給を受ける電源供給装置
    と、前記電源供給装置と前記開閉器との間に接点が接続
    されたキープリレーと、前記電源供給装置の立ち上がり
    時に電源立ち上がり信号パルスを出力する電源立ち上が
    り検出装置と、前記開閉器を制御する制御装置によりセ
    ットまたはリセットされるラッチングリレーと、前記開
    閉器の接点に連動して動作するリレーと、前記キープリ
    レーを前記制御装置のリセット出力信号と前記電源立ち
    上がり検出装置の出力を前記ラッチングリレーおよび前
    記リレーを介して得られる信号との論理和によりリセッ
    トし、前記制御装置のセット出力信号によりセットする
    キープリレー駆動装置とを備えた配電線自動区分開閉装
    置。
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