JPH0222775B2 - - Google Patents

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JPH0222775B2
JPH0222775B2 JP58004654A JP465483A JPH0222775B2 JP H0222775 B2 JPH0222775 B2 JP H0222775B2 JP 58004654 A JP58004654 A JP 58004654A JP 465483 A JP465483 A JP 465483A JP H0222775 B2 JPH0222775 B2 JP H0222775B2
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prepolymer
organic solvent
melamine
urea
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Yuriko Igarashi
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Kureha Corp
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Priority to FR8400496A priority patent/FR2539326B1/fr
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Publication of JPH0222775B2 publication Critical patent/JPH0222775B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J13/00Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/02Making microcapsules or microballoons
    • B01J13/06Making microcapsules or microballoons by phase separation
    • B01J13/14Polymerisation; cross-linking
    • B01J13/18In situ polymerisation with all reactants being present in the same phase
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C67/00Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00
    • B29C67/24Shaping techniques not covered by groups B29C39/00 - B29C65/00, B29C70/00 or B29C73/00 characterised by the choice of material
    • B29C67/247Moulding polymers or prepolymers containing ingredients in a frangible packaging, e.g. microcapsules
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09JADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
    • C09J201/00Adhesives based on unspecified macromolecular compounds

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、マイクロカプセル型有機溶剤系接着
剤、更に詳しくは有機溶剤剤系化学反応型接着剤
並びに有機溶剤再活性型接着剤に適用し得るマイ
クロカプセル型有機溶剤接着剤に関する。 従来技術 接着剤は、その硬化方法から分類すると接着
後に溶剤又は水が接合部の端から蒸散するかある
いは被接着物体の材質自体に吸収されるかして媒
体の全部が消失して接着剤皮膜が最大強度を現わ
す溶剤蒸発型接着剤、樹脂と硬化剤又はモノマ
ー(オリゴマー)と触媒を混合して化学反応によ
り硬化させる化学反応型接着剤、被接着物体上
に形成した乾燥塗膜の表面に溶剤を吹きつけて該
表面を再活性化させた後被着体を貼り合せて接着
する溶剤再活性型接着剤および、溶融状態で接
合面に適用する熱溶融型接着剤に分けられる。 而して、従来、化学反応型接着剤ではいわゆる
2液型であるため使用上不便であり、加うるに2
液混合後の使用許容時間が短いため接着作業時間
の制約や未使用接着剤を廃棄しなければならない
等の欠点があつた。又、溶剤再活性型接着剤では
接着操作中に大量の有機溶剤を使用する必要があ
るため該溶剤の揮散による環境汚染や安全衛生上
の問題があつた。 上述したような現状から接着剤成分をカプセル
化する試みがなされ、ゼラチンやポリアミドを膜
材とするマイクロカプセルも提案されている。し
かし、従来提案のマイクロカプセルではそれを形
成している膜壁が一般に微孔や半透性を有するた
めそれに内包されている接着剤成分がマイクロカ
プセルから抽出され易く、更に膜壁のアルコール
ケトン、エステル類の溶剤に対する耐性が劣るた
め同様に内包物がカプセルから抽出されることが
避けられず、したがつて、耐溶剤性が要求される
分野でのマイクロカプセル型接着剤は未だ実用化
されていない。 すなわち、マイクロカプセルを利用する技術
は、例えば感圧記録紙にみられるように種々の分
野に応用されてはいるが、これを特に耐溶剤性を
必要とする接着剤に応用するにはカプセルを形成
する膜壁が特に優れた耐溶剤性を有すること、お
よびカプセル自体が僅かな荷重で容易に破壊し得
る優れた圧力応答性を有することが要求されるた
め、その実用化が困難とされていた。なお、マイ
クロカプセルの耐溶剤性を向上させる目的でカプ
セルを塩基性物質中に浸漬してカプセル表面の活
性化を行つたり、α−シアノアクリレートの蒸気
と接触させたり、更には分散媒に耐性を有する物
質でコーテイングして二重カプセルにする手法も
試みられているが、これらの処理ではカプセルの
破壊圧を大きくすることになるので接着剤には適
さない。 発明の目的 本発明は、上述したような従来の化学反応型接
着剤並びに溶剤再活性型接着剤および従来提案の
マイクロカプセル型接着剤にみられる諸欠点に鑑
みてなされたものであつて、使用に当つての接着
操作が容易であり、接着剤成分を過剰に用いる必
要もなく、且つ耐溶剤性が良好であるとともに優
れた圧力応答性を有するマイクロカプセルを包含
するマイクロカプセル型有機溶剤接着剤を提供す
ることを目的とする。以下本発明を詳しく説明す
る。 発明の構成 本発明は、有機溶媒系化学反応型接着剤または
有機溶剤再活性型接着剤において、接着剤を構成
する成分の少くとも1種から成る芯物質を含み、
メラミン−ホルムアルデヒドプレポリマー、尿素
−ホルムアルデヒドプレポリマー、メラミン−尿
素−ホルムアルデヒドプレポリマー、メラミン−
チオ尿素ホルムアルデヒドプレポリマーおよびメ
ラミン−チオ尿素−尿素ホルムアルデヒドプレポ
リマーから成る群から選択される少くとも1種の
プレポリマー、もしくはメラミン−ホルムアルデ
ヒドプレポリマーとチオ尿素ホルムアルデヒドプ
レポリマーを含む混合プレポリマーに水溶性カチ
オニツク尿素樹脂およびアニオニツク界面活性剤
とを含有させた水系混合液中に芯物質としての接
着剤構成成分を分散し、該分散液を酸触媒の存在
下に重縮合させ、その際変性剤を添加して重縮合
させるか、もしくは重縮合後に変性剤を添加する
ことにより壁膜を形成してなるマイクロカプセル
を他の接着剤構成成分中に分散させてなることを
特徴とするマイクロカプセル有機溶剤系型接着剤
に関する。 すなわち、本発明のマイクロカプセル型有機溶
剤接着剤は、化学反応型接着剤を対象とする場合
には、例えば接着剤構成成分が樹脂と硬化剤又は
モノマーやオリゴマーと触媒であるときその一方
の成分としての硬化剤又は触媒をマイクロカプセ
ルに内包させたものを(なお、これらの成分は量
的に少ないことが好ましい)、他の接着剤成分と
しての樹脂やモノマー(又はオリゴマー)中に分
散させたものである。なお、接着剤成分がモノマ
ー、触媒および硬化剤からなるような多成分系で
あるときは触媒又は触媒と硬化剤をカプセル化し
たマイクロカプセルをモノマー中に分散させて各
成分間に化学反応が生じないようにする。因み
に、触媒と硬化剤のような2種以上の成分をカプ
セル化するときは各々別々にカプセル化してもよ
いが、両者が化学的に安定であるときは同時にカ
プセル化することが好ましい。又、このカプセル
化に際し触媒などを溶剤に溶解した状態でカプセ
ル化してもよい。一方、本発明のマイクロカプセ
ル型有機溶剤系接着剤を溶剤再活性型接着剤に適
用する場合は、接合膜となる樹脂皮膜を溶解再活
性するために必要な溶剤をカプセル化して内包さ
せたものを被着面に塗布すべき樹脂中に分散させ
る。したがつて、本発明によると、樹脂再活性の
ための溶剤の必要最少量をカプセルに内包させれ
ばよいので、従来の溶剤再活性型接着剤にみられ
る大量の溶剤使用に起因する上述したような問題
点が解消できる。 而して、接着剤を対象としたカプセル化におい
て重要なことは、前述したように、カプセルを形
成する膜壁が優れた耐溶剤性を有することおよび
圧力応答性が良好であることである。 本発明者は、上述した特性を有する膜壁を形成
し得る膜材について検討した結果、変性剤で処理
されたアミノプラスト(アミノ樹脂)が上記膜材
として好適であるとの知見を得た。ここで言う
“アミノプラスト”とはメラミン−ホルムアルデ
ヒドプレポリマー、尿素−ホルムアルデヒドプレ
ポリマー、メラミン−尿素−ホルムアルデヒドプ
レポリマー、メラミン−チオ尿素−ホルムアルデ
ヒドプレポリマーおよびメラミン−チオ尿素−尿
素ホルムアルデヒドプレポリマーから成る群から
選択される少くとも1種のプレポリマー、或いは
メラミン−ホルムアルデヒドプレポリマーとチオ
尿素ホルムアルデヒドプレポリマーを含む混合プ
レポリマーを、水溶性カチオニツク尿素樹脂とア
ニオニツク界面活性剤との存在下に重縮合させて
得られる樹脂を意味する。 本発明におけるマイクロカプセルの膜材は、上
記アミノプラストを得るための重縮合に際して変
性剤を添加するか、もしくは重縮合後に変性剤を
添加することにより、変性剤で処理されたアミノ
プラストから成るものである点で特徴を有する。
すなわち、上述のようにして変性剤で処理された
アミノプラストを膜壁として形成されたマイクロ
カプセルは無処理のものに比し耐溶剤性および自
由流動性を有するとともに優れた圧力応答性を呈
するようになる。ここで用いる変性剤としてはフ
エノール、レゾルシノール、カテコール、ハイド
ロキノン、クレゾール、キシレノール、サリゲニ
ンのようなフエノール系化合物並びにヘキサメチ
レンテトラミン、トリエチレンテトラミンのよう
なポリアミン系物質を例示し得る。 本発明におけるマイクロカプセルを形成するに
は、従来感圧記録紙に用いられている公知のカプ
セル化の手法(例えば特開昭57−56293号参照)
を準用するとよい。すなわち、上記アミノプラス
トの水系分散液にカプセル化すべき接着剤成分の
微小液滴を分散させ、この分散液に酸触媒、例え
ばギ酸、酢酸、クエン酸のような低分子カルボン
酸、塩酸、硝酸又はリン酸のような無機酸、或は
硫酸アルミニウム、オキシ塩化チタン、塩化マグ
ネシウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、硫酸アンモニウム、酢酸アンモニウムのよう
な塩又は加水分解し易い塩を加え、上記アミノプ
ラストの水系分散液中の水溶性カチオニツク尿素
樹脂とアニオニツク界面活性剤によるコンプレツ
クスコアセルベーシヨンを起させつつ、該分散液
中の上記プレポリマーおよび水溶性カチオニツク
尿素樹脂を重縮合させて、系内に分散している接
着剤成分の微小液滴を完全に被覆する疎水性高分
子膜壁を形成させてマイクロカプセル化する。こ
のマイクロカプセル化の過程での重縮合に際し、
もしくは重縮合後に上記変性剤を添加させると、
上述したように変性剤で処理されたアミノプラス
トから成るカプセルの膜壁が形成される。ここで
用いる変性剤の量は上記プレポリマーに対して
0.1〜30重量%、好ましくは0.5〜20重量%であ
り、0.02〜5重量%の濃度の溶液として用いると
よい。 因みに、上記アミノプラストの調製に用いる水
溶性カチオニツク尿素樹脂は、尿素ホルムアルデ
ヒド樹脂にカチオニツクな変性基を導入すること
により得られるものであつて、例えば尿素ホルム
アルデヒドプレポリマーとポリアルキレンポリア
ミン、例えばグアニジン、ジアミノエタノール、
ジシアンジアミド、ジエチルアミノエタノールな
らびにグアニール尿素等を重縮合させたものであ
る。また、アニオニツク界面活性剤は分子内に親
油基とアニオニツクな親水基を有する脂肪酸塩
類、高級アルコール硫酸エステル塩類ならびにア
ルキルアリルスルホン酸塩類のごとき物質が例示
され、例えば、ドテシルベンゼンスルホン酸ソー
ゾが好ましいものとして使用される。 なお、本発明におけるマイクロカプセルの形成
のための上記重縮合に際して互に電荷が異符号で
ある上記水溶性カチオニツク尿素樹脂とアニオニ
ツク界面活性剤の2種の物質が上記プレポリマー
と共存していることが重要であつて、これにより
安定な分散液を得ることができるとともに、均質
なカプセルを得ることもできるようになる。 次に、本発明のマイクロカプセル型有機溶剤系
接着剤を有機溶剤系化学反応型接着剤並びに有機
溶剤再活性型接着剤として適用する場合について
具体的に説明する。 化学反応型接着剤: 本発明を化学反応型接着剤即ち、接着用樹脂又
はモノマー、反応開始剤、硬化剤等よりなる接着
剤に適用する場合には、そのいずれかの成分をマ
イクロカプセルに内包させて他の成分に混合分散
させるとよい。このときマイクロカプセルに内包
させる成分としては通常量的に少ない成分、即ち
反応開始剤や硬化剤が選ばれる。マイクロカプセ
ルに内包させる成分は2種以上の成分でもよく、
2種以上の成分を一緒に又は別々にカプセル化し
てもよい。ここで接着用樹脂としてはポリ(メ
タ)アクリル酸、エポキシ樹脂、ポリエステル、
ポリアミド、ポリウレタンポリ(メタ)アクリレ
ート、ポリエステルポリ(メタ)アクリレート、
エポキシポリ(メタ)アクリレート、シリコーン
樹脂の低分子量物、天然ゴム、ネオプレンゴム、
ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン等があげられ、こ
れら又はその有機溶液に必要な反応開始剤や硬化
剤などを内包させたマイクロカプセルを必要量分
散させる。反応開始剤としてはジラウリン酸ジブ
チルスズ、カプリル酸第1スズ、又は有機溶剤に
溶解したベンジルパーオキサイド、ジブチルパー
オキサイドなどの有機過酸化物を例示することが
でき、又硬化剤としてはN,N−ジメチルアニリ
ン、N,N−ジメチルトルイジン等を例示し得
る。 溶剤再活性型接着剤: 本発明を溶剤再活性型接着剤に適用する場合に
は、接着膜を構成する樹脂を活性化させるための
活性化溶剤を芯物質としたマイクロカプセルを、
接着膜を構成する樹脂に分散させるとよい。ここ
で用いるマイクロカプセル化可能な有機溶剤とし
ては、一般に使用されている殆んどの溶剤が適用
可能であり、具体的にはトルエン、ヘキサン、ヘ
プタン、ベンゼン、キシレン、四塩化炭素、トリ
クロルエチレン、テトラクロルエチレン等をあげ
ることができる。また、溶剤により再活性化され
る樹脂としては、ネオプレンゴム、ブチルゴム、
スチレン−ブタジエンゴム、天然ゴム、ポリスチ
レン、ポリ酢酸ビニル、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、ポリ塩化ビニル、酢酸ビニルエチ
レン共重合体、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、
ポリアミド樹脂、酢酸ビニルアクリレート共重合
体等を例示し得る。 本発明にかかわる溶剤再活性型接着剤は、上述
したように接着膜を構成すべき樹脂中に溶剤を芯
物質とする上記マイクロカプセルを所要量分散さ
せて成るものであり、その使用に際しては一方の
被接着物の接着すべき面に、該接着剤の樹脂成分
を溶剤に溶解して塗布乾燥させておき、接着を必
要とするときに他の物体に圧着すれば、マイクロ
カプセルが容易に破壊されて二物体を強固に接着
することができる。 本発明におけるマイクロカプセルは、調製後そ
の調製過程で用いた分散媒である水から容易に分
離して乾燥することにより自由流動性のある粉末
形態になし得るので、その優れた耐溶剤性と相俟
つて他の接着剤構成成分中に均一に分散させてマ
イクロカプセル型接着剤とするのに非常に好適で
あると言える。又、本発明において上記粉末形態
にしたマイクロカプセルを、接着膜を構成すべき
樹脂成分の有機溶剤溶液中に分散させて用いるこ
とにより、本発明の接着剤を印刷方式で一方の被
接着物体に塗布して適用することも可能となる。 更に、本発明で用いるマイクロカプセルは数十
Kg/cm2以下の圧力で容易に破壊し得るので被接着
物体への圧着が簡易に行なうことができ、したが
つて、本発明のマイクロカプセル型有機溶剤系接
着剤は極めて広範囲な接着用途に適用し得る利点
がある。 以下に実施例を示して本発明を更に具体的に説
明する。 実施例 1 プレポリマーの調製 メラミン63gと2%NaOH水溶液でPH9.0に調
整したホルマリン(37%ホルムアルデヒド水溶液
以下同じ)162gを混合し70℃で反応させメラミ
ンが溶解したら直ちに水225gを加えてそのまま
3分間撹拌してメラミンホルムアルデヒドプレポ
リマー水溶液(以下M4Fプレポリマーと云う。
M4Fはメラミン1モルに対しホルムアルデヒド
4モルであることを示す。以下同じ)を調製し
た。 別に、トリエタノールアミンでPH8.5に調整し
たホルマリン146gと尿素60gを混合し、70℃で
1時間反応させて尿素ホルムアルデヒドプレポリ
マー水溶液(以下U1.8Fプレポリマーと云う)を
得た。 カチオニツク尿素樹脂の調製 37%ホルムアルデヒド水溶液162gと尿素60g
を混合撹拌し、この混合物にトリエタノールアミ
ンを加えてPHを8.8に調製した後、温度70℃で30
分間反応させた。この反応混合物40gを取り、こ
れに水24gとテトラエチレンペンタミン3gを加
え、温度70℃で撹拌しながら15%塩酸でPHを3に
調整し、1時間反応させた。この反応に伴いPHが
低下するので反応生成物に10%カセイソーダ水溶
液を加えてそのPHを3に調整しなおし、温度を55
℃に下げて反応を続け粘度が200cpsとなつた時点
で10%カセイソーダ水溶液で中和し、水400gを
加え水溶性カチオニツク尿素樹脂の水溶液を得
た。 マイクロカプセル化 M4Fプレポリマー100g、U1.8Fプレポリマー
50g、上述のカチオニツク尿素樹脂158g、水62
g及びトリエタノールアミン1gの混合液を10%
クエン酸水溶液でPH5.2に調整した後、10%ネオ
ペレツクス水溶液(アルキルベンゼンスルホン酸
ソーダ水溶液、花王アトラス社製)3gを加えA
液とした。上記A液中に200mlのキシレンを平均
粒子径が30〜50μmになるように分散させた。得
られた分散液にゆつくり撹拌しながら温度を30℃
に保持して10%クエン酸水溶液を加えてPH3.6に
して反応させた。1時間反応させた後、得られた
反応液に200gの水を加え、さらに1時間経過後、
クエン酸を加えてPH3.0にしてから変性剤として
10%レゾルシノール水溶液を20mlを加え、引き続
き18時間撹拌を続けてマイクロカプセル化を終了
した。得られたマイクロカプセルを分離し、水洗
後35℃熱風乾燥器中で乾燥し平均粒径30〜50μの
粉末カプセルを得た。 別に500重量部のトルエン中に素練りしたネオ
プレンゴム100重量部を溶解させた溶液に、フエ
ノール樹脂1重量部とクマロン樹脂1重量部をそ
れぞれ溶解し、次いで得られた溶液に上記マイク
ロカプセル30重量部を加えて均一に混合してマイ
クロカプセル型有機溶剤系接着剤を調製した。 実施例 2〜9 実施例1におけるマイクロカプセル化において
壁膜形成用プレポリマーおよび変性剤として表1
に示す種類および量のものを用いるほかは、実施
例1に記載と同様な手順でマイクロカプセル型有
機溶剤系接着剤を調製した。
【表】
【表】 ある。
Tu1.8Fプレポリマーの製造法: トリエタノールアミンでPH8.5に調整したホル
マリン146gとチオ尿素76gを混合し70℃で1時
間反応させてチオ尿素ホルムアルデヒドプレポリ
マー水溶液を作成した。 MTu4Fプレポリマーの製造法: メラミン63gとチオ尿素38gと2%NaOH水
溶液でPH9.0に調整したホルマリン324gを混合し
70℃で反応させメラミンとチオ尿素が溶解したら
直ちに水425gを加えてそのまま室温に冷却した。 M,Tu,U,5Fプレポリマーの製造法: メラミン42gとチオ尿素25g、尿素20gをトリ
エタノールアミンでPH8.5に調整したホルマリン
405gと混合し、70℃で1時間反応させ室温に冷
却した。 MU4Fプレポリマーの製造法: メラミン63g、尿素30gをトリエタノールアミ
ンでPH8.5に調整したホルマリン324gと混合し70
℃で30分間反応させた後水225gを加えて、その
まま室温に冷却した。 次に上記実施例1〜9により得られた各マイク
ロカプセル型有機溶剤系接着剤の接着効果を試験
した結果を示す。なお、本発明によらないマイク
ロカプセル型有機溶剤系接着剤の接着効果の試験
結果も比較例として併わせて示した。また、比較
例としての接着剤の調製は表2の後に示した。 試験例 1 実施例1〜9で作成した各マイクロカプセル型
有機溶剤系接着剤を0.5mm厚のポリ塩化ビニール
の板上に6g/m2になるように塗布し、40℃で2
時間乾燥させたところ粘着性のない塗布面が得ら
れた。次に同一のポリ塩化ビニル板を上記接着剤
を塗布した板上にかさねてロール圧が10Kg/cm2
び200Kg/cm2になるようにそれぞれ調整されたピ
ンチロール間を通し、24時間室内に放置後の接着
性を調べた。結果は表2に示すとおりである。
【表】 比較例 1 実施例1におけるマイクロカプセル化において
変性剤レゾルシノールを添加することを除いては
実施例1に記載と同様の手順でマイクロカプセル
型接着剤を調製した。 比較例 2〜4 実施例1と同様の方法によつて作成したM4F
プレポリマー100g及びU1.8Fプレポリマー50g
を用い、水溶性カチオニツク尿素樹脂とネオペレ
ツクスの代りに表3に示した第三成分を用いるこ
とにより、キシレン176gを実施例1と同一条件
で分散させた。この際、分散液がPH5.0以下にな
るようなものは乳化前に水酸化ナトリウムでPH
5.0に調整した。 また、分散液は30℃でゆつくり撹拌しながら10
%のクエン酸水溶液でPH3.6にして1時間反応さ
せた後200gの水を加えた。さらに、得られた反
応液に1時間経過後、10%クエン酸水溶液を加え
てPH3.0に調整し18時間撹拌を続けてカプセル化
を行なつた。このようにして得られたカプセルス
ラリーからカプセルを分離して水洗後、風乾し
た。得られたマイクロカプセルを用い、実施例1
に記載と同様の手順でマイクロカプセル型接着剤
を調製した。
【表】 比較例 5 キシレン176gを温度50℃の10重量%ゼラチン
水溶液275g中に平均粒径が30〜50μmになるよ
うに分散させた後、ゆつくり撹拌しながらこれに
10%アラビヤゴム275gと水450mlを加え10%酢酸
水溶液でPHを4.4に調整した。このものを10分後
冷却して5℃に温度を下げ、次いでこれに25%グ
ルタルアルデヒド36.5mlを加え1時間撹拌後、10
%苛性ソーダ水溶液でPHを10に上昇させた。温度
を再び50℃に上昇して30分撹拌を続けた後、温度
を室温に戻しゼラチンカプセルスラリーを得た。
そのまま、スプレードライング法で粉末化したカ
プセルを用いて実施例1に記載したと同様の手順
でマイクロカプセル型接着剤を調製した。因み
に、上記比較例2〜5で得られたカプセルを用い
たものでは、いずれもカプセル中の有機溶剤は全
て揮散して残存していなかつた。 実施例 10 実施例1におけるマイクロカプセル製造法にお
いて、キシレン176gの代りに、5%トリアリル
シアヌレートのキシレン溶液176g並びに5%パ
ーブチルZのジエチルフタレート溶液176gをそ
れぞれ使用した以外は全て同様な手順で粉末状マ
イクロカプセルを調製した。 別にトルエン360重量部中に、エチレンプロピ
レン−1,4ヘキサジエン共重合体(デユポン社
製…ノーデル1070)40重量部を溶解した溶液にベ
ンジルパーオキサイド0.5重量部とメチルメタア
クリレート10重量部を加え80℃で撹拌下5時間反
応させた接着剤を作つた。この接着剤100重量部
中に上記トリアリルシアヌレートマイクロカプセ
ル粉末6.5重量部及びパーブチルZマイクロカプ
セル粉末4.0重量部を混合してマイクロカプセル
型有機溶剤系接着剤を作つた。この接着剤をラワ
ン単板に塗布した塗布面を対向させ、50℃で10
Kg/cm2に加熱プレスしたところ良好な接着性が得
られた。又この接着剤は1ケ月保存後も上記と同
様な接着性能を示した。 実施例 11 実施例2におけるマイクロカプセル製造法にお
いて、キシレン176gの代りに5%ベンジルパー
オキサイドのジエチルフタレート224gを用いた
以外は全て同様な手順でマイクロカプセルを製造
した。 別にブチルアセテート150重量部、エチルアセ
テート120重量部およびメチルイソブチルケトン
30重量部の混合溶剤中にポリメチルメタアクリレ
ート7重量部を溶解し、さらにメチルメタアクリ
レート40重量部とN−N−ジメチル−Pトルイジ
ン1.0重量部加えた混合溶液中に上記マイクロカ
プセル6.5重量部を混合して、溶液型接着剤を作
成した。この溶液型接着剤をスプレーで軟鋼板上
に塗布し乾燥させた。塗布面上に別の軟鋼板を重
ねて、10Kg/cm2の圧力をかけて破壊したところ数
分後に強い接着性を示した。 比較例 6 比較例5におけるマイクロカプセル化において
キシレン176gの代りに5%ベンジルパーオキサ
イドのジエチルフタレート224gを用いた以外は
全て同一の手順でマイクロカプセルを製造した。
このマイクロカプセル6.5重量部を実施例11に記
載したと同じ混合溶液中に加えて溶液型接着剤を
作成した。この接着剤をスプレーで軟鋼板上に塗
布し乾燥させた。実施例11と同様にして塗布面上
に別の軟鋼板を重ねて10Kg/cm2の圧力をかけて接
着させたところ良い接着性は得られなかつた。さ
らに、圧力を200Kg/cm2に増して接着を試みたが
接着性の向上はみられなかつた。 実施例 12 実施例6におけるマイクロカプセルの製造法に
おいて、キシレン176gの代りに、10PHRのキシ
レンを含むエポン828(シエル化学製エポキシ樹
脂)180gを用いた以外は全て同一の手順を用い
てマイクロカプセルを製造した。得られたマイク
ロカプセルを分離して水洗後、風乾して、自由流
動性の粉末カプセルを得た。 別にメタノール200重量部に、N−メトキシ−
メチル化ナイロン(ナイロン8)100重量部を溶
解した中へ上記マイクロカプセル20重量部を混合
し、マイクロカプセル型有機溶剤系接着剤を作つ
た。この接着剤をラワン単板上に塗布し、その塗
布面に別のラワン単板を重ねて70℃で10Kg/cm2
加熱プレスしたところ、強力な接着が得られた。
この接着板を70℃、75%湿度中に1週間保存した
が大きな接着性の劣化はみられなかつた。又上記
接着剤は1ケ月後もゲル化せず安定に保存するこ
とができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 有機溶剤系化学反応型接着剤又は有機溶剤再
    活性型接着剤において、接着剤を構成する成分の
    少くとも1種からなる芯物質を含み、メラミン−
    ホルムアルデヒドプレポリマー、尿素−ホルムア
    ルデヒドプレポリマー、メラミン−尿素−ホルム
    アルデヒドプレポリマー、メラミン−チオ尿素ホ
    ルムアルデヒドプレポリマーおよびメラミン−チ
    オ尿素−尿素ホルムアルデヒドプレポリマーから
    成る群から選択される少くとも1種のプレポリマ
    ー、もしくはメラミン−ホルムアルデヒドプレポ
    リマーとチオ尿素ホルムアルデヒドプレポリマー
    を含む混合プレポリマーに水溶性カチオニツク尿
    素樹脂およびアニオニツク界面活性剤とを含有さ
    せた水系混合液中に芯物質としての接着剤構成成
    分を分散し、該分散液を酸触媒の存在下に重縮合
    させ、その際変性剤を添加して重縮合させるか、
    もしくは重縮合後に変性剤を添加することにより
    壁膜を形成してなるマイクロカプセルを他の接着
    剤構成成分中に分散させてなることを特徴とする
    マイクロカプセル型有機溶剤系接着剤。 2 変性剤がフエノール系化合物である特許請求
    の範囲第1項記載のマイクロカプセル型有機溶剤
    系接着剤。 3 変性剤がポリアミン系物質である特許請求の
    範囲第1項記載のマイクロカプセル型有機溶剤系
    接着剤。
JP58004654A 1983-01-14 1983-01-14 マイクロカプセル型接着剤 Granted JPS59129281A (ja)

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