JPS6245911B2 - - Google Patents
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- JPS6245911B2 JPS6245911B2 JP4569180A JP4569180A JPS6245911B2 JP S6245911 B2 JPS6245911 B2 JP S6245911B2 JP 4569180 A JP4569180 A JP 4569180A JP 4569180 A JP4569180 A JP 4569180A JP S6245911 B2 JPS6245911 B2 JP S6245911B2
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- Japan
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- microcapsules
- adhesive
- destroyed
- toluene
- sheet
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Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマイクロカプセルの破壊方法、特にマ
イクロカプセルを簡単に破壊してその中味を容易
に放出させる方法に関するものである。
イクロカプセルを簡単に破壊してその中味を容易
に放出させる方法に関するものである。
いわゆるマイクロカプセルは、接着剤等の種々
の分野で広く使用されるようになつた。そして従
来、カプセルを破壊してその中味を放出させるに
は種々の方法があつたが、いずれも一長一短があ
り、用途等によつてはさらに簡単な破壊方法が要
望されていた。
の分野で広く使用されるようになつた。そして従
来、カプセルを破壊してその中味を放出させるに
は種々の方法があつたが、いずれも一長一短があ
り、用途等によつてはさらに簡単な破壊方法が要
望されていた。
すなわち、従来のマイクロカプセルの破壊方法
としては、たとえば加熱して破壊する方法、ロー
ル間で加圧して破壊する方法、スクリユー状の回
転棒を挿入したノズル管中に流し込んで破壊する
方法、乳鉢で破壊する方法、手圧により破壊する
方法、特殊な試薬等でカプセル壁を溶解して破壊
する方法等があつたが、手圧以外の方法は破壊操
作が複雑であつたり、破壊用の装置や器具を要し
たり、余分の費用を要する等の欠点があつた。ま
た、手圧法は操作が簡単であり、便利な方法であ
るが、圧力がかけられない用途には使用できなか
つた。
としては、たとえば加熱して破壊する方法、ロー
ル間で加圧して破壊する方法、スクリユー状の回
転棒を挿入したノズル管中に流し込んで破壊する
方法、乳鉢で破壊する方法、手圧により破壊する
方法、特殊な試薬等でカプセル壁を溶解して破壊
する方法等があつたが、手圧以外の方法は破壊操
作が複雑であつたり、破壊用の装置や器具を要し
たり、余分の費用を要する等の欠点があつた。ま
た、手圧法は操作が簡単であり、便利な方法であ
るが、圧力がかけられない用途には使用できなか
つた。
本発明のマイクロカプセルの破壊方法は、従来
の破壊方法における上記の欠点の一部を改良した
方法であり、操作が簡単で、装置を必要とせず、
種々の分野に有利に適用できる方法である。
の破壊方法における上記の欠点の一部を改良した
方法であり、操作が簡単で、装置を必要とせず、
種々の分野に有利に適用できる方法である。
すなわち本発明は、固体の二面間を、少なくと
も破壊をすべきマイクロカプセルを含有する組成
粉で固着し、次いで該固体の固着面を剥がすこと
を特徴とするマイクロカプセルの破壊方法であ
る。
も破壊をすべきマイクロカプセルを含有する組成
粉で固着し、次いで該固体の固着面を剥がすこと
を特徴とするマイクロカプセルの破壊方法であ
る。
そして、本発明の方法においては、その固着す
る固体の少なくとも一方(勿論両方でもよい)が
可撓性を有するシートであると、固着後のひき剥
がしがシートの剥離によつて極めて容易に、かつ
簡単に行えるので、好ましい。その可撓性を有す
るシートとしては、たとえば各種の織布、不織
布、紙、金属箔、ゴムシート、プラスチツクシー
ト(フイルムを含む)等が使用できる。
る固体の少なくとも一方(勿論両方でもよい)が
可撓性を有するシートであると、固着後のひき剥
がしがシートの剥離によつて極めて容易に、かつ
簡単に行えるので、好ましい。その可撓性を有す
るシートとしては、たとえば各種の織布、不織
布、紙、金属箔、ゴムシート、プラスチツクシー
ト(フイルムを含む)等が使用できる。
本発明の方法において用いるマイクロカプセル
は、本発明の方法の利用分野等に応じて、その中
味が種々のものでありうる。たとえば種々の溶
剤、硬化剤、架橋剤、艶出剤、塗布剤、発色剤、
艶消剤、粘着剤等でありうる。
は、本発明の方法の利用分野等に応じて、その中
味が種々のものでありうる。たとえば種々の溶
剤、硬化剤、架橋剤、艶出剤、塗布剤、発色剤、
艶消剤、粘着剤等でありうる。
また、本発明の方法で用いる、少なくとも破壊
をすべきマイクロカプセルを含有する組成物に
は、利用分野に応じてマイクロカプセル以外の
種々のものを含有せしめることができる。特に、
マイクロカプセルのみでは、ひき剥がしによつて
マイクロカプセルを破壊できるほどに固体の二面
間を固着できない場合には、その固着をさせるた
めに適当なバインダー(接着剤や粘着剤)を含有
せしめる必要がある。
をすべきマイクロカプセルを含有する組成物に
は、利用分野に応じてマイクロカプセル以外の
種々のものを含有せしめることができる。特に、
マイクロカプセルのみでは、ひき剥がしによつて
マイクロカプセルを破壊できるほどに固体の二面
間を固着できない場合には、その固着をさせるた
めに適当なバインダー(接着剤や粘着剤)を含有
せしめる必要がある。
本発明で使用するマイクロカプセルの製造、す
なわちマイクロカプセル化は公知方法を含む種々
の方法で行なうことができる。しかし、マイクロ
カプセル化自体は本発明の要件ではないので、そ
の詳しい説明を省略する。
なわちマイクロカプセル化は公知方法を含む種々
の方法で行なうことができる。しかし、マイクロ
カプセル化自体は本発明の要件ではないので、そ
の詳しい説明を省略する。
添付の第1図及び第2図はシート1を剥離して
マイクロカプセル3が破壊している状態を示した
ものであり、図示されているようにシート1を剥
離することによつてマイクロカプセルは容易に破
壊され、その中味が容易に放出される。
マイクロカプセル3が破壊している状態を示した
ものであり、図示されているようにシート1を剥
離することによつてマイクロカプセルは容易に破
壊され、その中味が容易に放出される。
次に、本発明のマイクロカプセルの破壊方法が
有利に適用される態様例をあげると、たとえば接
着剤と有機溶剤と、有機溶剤を内蔵したマイクロ
カプセルとを含有する組成物を用いて、ラベルと
して使用されるべき2枚のシートを貼り合わせ、
有機溶剤を揮発させて固着する。この貼り合わせ
シートは、ラベルとしての使用に先立つて接着面
を引き剥がせば、カプセルが破壊されて有機溶剤
が放出され、接着剤が再活性化されるから2枚の
シートはそのままラベルとして他物に貼着でき
る。
有利に適用される態様例をあげると、たとえば接
着剤と有機溶剤と、有機溶剤を内蔵したマイクロ
カプセルとを含有する組成物を用いて、ラベルと
して使用されるべき2枚のシートを貼り合わせ、
有機溶剤を揮発させて固着する。この貼り合わせ
シートは、ラベルとしての使用に先立つて接着面
を引き剥がせば、カプセルが破壊されて有機溶剤
が放出され、接着剤が再活性化されるから2枚の
シートはそのままラベルとして他物に貼着でき
る。
そして、かかるカプセル中に有機溶剤とともに
硬化剤を内蔵しておき、かつ硬化剤により硬化す
る接着剤を使用すれば、マイクロカプセル破壊後
の接着剤層を容易に硬化(三次元網状化)するこ
とができるから、接着強度を著しく向上せしめた
り、耐水性や耐薬品性の接着層とすることができ
る。
硬化剤を内蔵しておき、かつ硬化剤により硬化す
る接着剤を使用すれば、マイクロカプセル破壊後
の接着剤層を容易に硬化(三次元網状化)するこ
とができるから、接着強度を著しく向上せしめた
り、耐水性や耐薬品性の接着層とすることができ
る。
従来の接着ラベルやステツカー等は、ラベル等
の裏面に接着剤を塗布してその上に離型紙等を貼
り付けたものが使用されていたが、本発明の上記
の方法によるときは、両面にラベルを用ることに
よつて離型紙を節約できるし、粘着剤の代りにゴ
ム系その他の接着強度の強い接着剤が使用できる
ようになる。
の裏面に接着剤を塗布してその上に離型紙等を貼
り付けたものが使用されていたが、本発明の上記
の方法によるときは、両面にラベルを用ることに
よつて離型紙を節約できるし、粘着剤の代りにゴ
ム系その他の接着強度の強い接着剤が使用できる
ようになる。
また、タイル等の板状体の裏面に種々の接着剤
と、該接着剤の硬化剤を内蔵したマイクロカプセ
ルとを含有する組成物を塗布し、その上に適当な
剥離シートを貼り合わせて固着しておき、タイル
等の施工時にその剥離シートを剥離して除けば、
タイル等の施工が簡単な操作で、容易に行える
し、この方法によるときは耐水性の施工も容易で
ある。
と、該接着剤の硬化剤を内蔵したマイクロカプセ
ルとを含有する組成物を塗布し、その上に適当な
剥離シートを貼り合わせて固着しておき、タイル
等の施工時にその剥離シートを剥離して除けば、
タイル等の施工が簡単な操作で、容易に行える
し、この方法によるときは耐水性の施工も容易で
ある。
次に、実施例をあげてさらに具体的に説明する
が、実施例における「部」及び「%」は、特に付
記しない限り重量にもとづく。
が、実施例における「部」及び「%」は、特に付
記しない限り重量にもとづく。
実施例 1
トルエン9部を10%ゼラチン温水溶液30部中に
撹拌を調節して500〜1000μ径の粒滴状に分散さ
せ、これに10%アラビアゴム水溶液30部を混合
し、40℃の温水140mlを加えてから、10%酢酸で
PHを調節してコアセルベーシヨン化したのち5℃
に冷却し、30%ホルマリン1mlを加え、10%
NaOH水溶液でPH9とし、カプセル壁材を硬化さ
せた。次いで、カプセルを過し、乾燥してトル
エンマイクロカプセルを得た。
撹拌を調節して500〜1000μ径の粒滴状に分散さ
せ、これに10%アラビアゴム水溶液30部を混合
し、40℃の温水140mlを加えてから、10%酢酸で
PHを調節してコアセルベーシヨン化したのち5℃
に冷却し、30%ホルマリン1mlを加え、10%
NaOH水溶液でPH9とし、カプセル壁材を硬化さ
せた。次いで、カプセルを過し、乾燥してトル
エンマイクロカプセルを得た。
市販接着剤のセメダインNo.575(セメダイン株
式会社の商品名)100部に、上記のトルエンマイ
クロカプセル1部を混合した接着剤組成物を、2
枚の可撓性のある金属ステツカーの裏面にそれぞ
れ塗布し、粘着性がなくなる直前まで塗布層の溶
剤を揮散させてから、両方のステツカーの塗布面
どうしを貼り合わせた。
式会社の商品名)100部に、上記のトルエンマイ
クロカプセル1部を混合した接着剤組成物を、2
枚の可撓性のある金属ステツカーの裏面にそれぞ
れ塗布し、粘着性がなくなる直前まで塗布層の溶
剤を揮散させてから、両方のステツカーの塗布面
どうしを貼り合わせた。
このステツカーを引き剥がすと、カプセルが破
壊されてトルエン溶剤が放出し、接着剤層が再活
性化するから、2枚のステツカーはともに他物に
貼り付けることができた。
壊されてトルエン溶剤が放出し、接着剤層が再活
性化するから、2枚のステツカーはともに他物に
貼り付けることができた。
実施例 2
実施例1に記載したと同様なカプセル化法を用
いてシリコーンオイル(東芝シリコーン株式会社
の商品名SH―450S)をマイクロカプセル化した
(ただし、実施例1のカプセル化法の最終工程の
過及び乾燥は行なわなかつた。)。
いてシリコーンオイル(東芝シリコーン株式会社
の商品名SH―450S)をマイクロカプセル化した
(ただし、実施例1のカプセル化法の最終工程の
過及び乾燥は行なわなかつた。)。
得られたシリコーンオイルカプセルを含有する
水溶液を2枚の布シートに塗布し、塗布面どうし
を貼り合わせて乾燥すると、カプセル製造工程中
に添加したアラビアゴムがバインダーの役目をし
て両布シートを固着することができる。この貼り
合わせ布を適当な大きさに切断したものは、引き
剥がすとカプセルの中味のシリコーンオイルが放
出されるので、携帯用靴みがきとして便利に使用
できた。
水溶液を2枚の布シートに塗布し、塗布面どうし
を貼り合わせて乾燥すると、カプセル製造工程中
に添加したアラビアゴムがバインダーの役目をし
て両布シートを固着することができる。この貼り
合わせ布を適当な大きさに切断したものは、引き
剥がすとカプセルの中味のシリコーンオイルが放
出されるので、携帯用靴みがきとして便利に使用
できた。
また、上記マイクロカプセル化に用いたシリコ
ーンオイルの代りにミネラルスピリツトに靴墨を
溶解したものを用いて同様にマイクロカプセル化
し、同様に貼り合わせたところ、貼り合わせ布は
携帯用靴墨として便利に使用できた。
ーンオイルの代りにミネラルスピリツトに靴墨を
溶解したものを用いて同様にマイクロカプセル化
し、同様に貼り合わせたところ、貼り合わせ布は
携帯用靴墨として便利に使用できた。
実施例 3
10%トリエチレングリコール水溶性100部に、
トルエンと市販のポリイソシアネート(バイエル
社商品名 デスモデユールL)との等量混合物10
部を加えて分散させると同時に界面重合法でトル
エン・ポリイソシアネート混合物をマイクロカプ
セル化し、過、乾燥してトルエン・ポリイソシ
アネートマイクロカプセルを得た。
トルエンと市販のポリイソシアネート(バイエル
社商品名 デスモデユールL)との等量混合物10
部を加えて分散させると同時に界面重合法でトル
エン・ポリイソシアネート混合物をマイクロカプ
セル化し、過、乾燥してトルエン・ポリイソシ
アネートマイクロカプセルを得た。
実施例1で用いたと同様のセメダインNo.575
(接着剤)100部と、実施例1において製造したト
ルエンマイクロカプセル0.5部と、上記の方法で
得たトルエン・ポリイソシアネートマイクロカプ
セル1部とを混合したものを、フツクの裏面(接
着面)とアルミニウムステツカーの裏面とにそれ
ぞれ塗布し、塗布面の粘着性がなくなる直前まで
溶剤を揮散させてから、両塗布面どうしを貼り合
わせた。
(接着剤)100部と、実施例1において製造したト
ルエンマイクロカプセル0.5部と、上記の方法で
得たトルエン・ポリイソシアネートマイクロカプ
セル1部とを混合したものを、フツクの裏面(接
着面)とアルミニウムステツカーの裏面とにそれ
ぞれ塗布し、塗布面の粘着性がなくなる直前まで
溶剤を揮散させてから、両塗布面どうしを貼り合
わせた。
得られた貼り合わせ体からステツカーを引き剥
がすと、一方はステツカーとして、他方はフツク
として、それぞれ壁等に容易に接着することがで
きた。そして、この場合にトルエン・ポリイソシ
アネートカプセルから放出されるポリイソシアネ
ートが接着剤の架橋剤として作用するので、耐水
性及び耐熱性に著しく優れた接着が得られ、屋外
での使用も可能であつて、また、その接着操作は
極めて簡単であつた。
がすと、一方はステツカーとして、他方はフツク
として、それぞれ壁等に容易に接着することがで
きた。そして、この場合にトルエン・ポリイソシ
アネートカプセルから放出されるポリイソシアネ
ートが接着剤の架橋剤として作用するので、耐水
性及び耐熱性に著しく優れた接着が得られ、屋外
での使用も可能であつて、また、その接着操作は
極めて簡単であつた。
実施例 4
市販粘着剤(セメダイン株式会社 セメダイン
CT1300)を、実施例2におけると同様なマイク
ロカプセル化法でマイクロカプセル化したもの
を、2枚の荷礼の裏面にそれぞれ塗布してから、
その塗布面どうしを貼り合わせた。この荷礼は互
いに引き剥がすと、両方とも貼り付け荷礼として
使用できた。
CT1300)を、実施例2におけると同様なマイク
ロカプセル化法でマイクロカプセル化したもの
を、2枚の荷礼の裏面にそれぞれ塗布してから、
その塗布面どうしを貼り合わせた。この荷礼は互
いに引き剥がすと、両方とも貼り付け荷礼として
使用できた。
従来の貼り付け荷礼は、荷礼の裏面に粘着剤を
塗布し、その上に離型紙を貼り付けたものである
ので、この実施例の方法によるときは従来の離型
紙が不用であつた。この方法は他のラベル類にも
応用できる。
塗布し、その上に離型紙を貼り付けたものである
ので、この実施例の方法によるときは従来の離型
紙が不用であつた。この方法は他のラベル類にも
応用できる。
第1図及び第2図はともに、本発明の方法にし
たがつてマイクロカプセルを破壊している状態を
部分拡大模型断面図で示したものである。 図中の各符号はそれぞれ下記のものを示す。1
…シート、2…板状固体、3…マイクロカプセ
ル、3′…破壊されたマイクロカプセル。
たがつてマイクロカプセルを破壊している状態を
部分拡大模型断面図で示したものである。 図中の各符号はそれぞれ下記のものを示す。1
…シート、2…板状固体、3…マイクロカプセ
ル、3′…破壊されたマイクロカプセル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 固体の二面間を、少なくとも破壊をすべきマ
イクロカプセルを含有する組成物で固着し、次い
で該固体の固着面を剥がすことを特徴とするマイ
クロカプセルの破壊方法。 2 固着する固体の少なくとも一方が可撓性を有
するシートである特許請求の範囲第1項記載の方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4569180A JPS56143282A (en) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | Breaking of microcapsule |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4569180A JPS56143282A (en) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | Breaking of microcapsule |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56143282A JPS56143282A (en) | 1981-11-07 |
JPS6245911B2 true JPS6245911B2 (ja) | 1987-09-29 |
Family
ID=12726403
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4569180A Granted JPS56143282A (en) | 1980-04-09 | 1980-04-09 | Breaking of microcapsule |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56143282A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01118616U (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004224835A (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-12 | Toppan Forms Co Ltd | 導電性高分子マイクロカプセルインクおよびそれを用いたシート |
US9193129B2 (en) * | 2012-11-16 | 2015-11-24 | The Boeing Company | Composite joining system and method |
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1980
- 1980-04-09 JP JP4569180A patent/JPS56143282A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01118616U (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56143282A (en) | 1981-11-07 |
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