JPH0222761B2 - - Google Patents

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JPH0222761B2
JPH0222761B2 JP57045692A JP4569282A JPH0222761B2 JP H0222761 B2 JPH0222761 B2 JP H0222761B2 JP 57045692 A JP57045692 A JP 57045692A JP 4569282 A JP4569282 A JP 4569282A JP H0222761 B2 JPH0222761 B2 JP H0222761B2
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JP
Japan
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copolymer
polymerization
mol
maleimide
monomer
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JP57045692A
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JPS58162616A (ja
Inventor
Keiji Nakagawa
Masayuki Tanaka
Akihiko Kishimoto
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Publication of JPH0222761B2 publication Critical patent/JPH0222761B2/ja
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
本発明は適床な熱倉圢枩床ずすぐれた匷靭性を
有するマレむミド系共重合䜓の補造方法に関する
ものである。さらに詳しくはマレむミド系単量䜓
50モル未満ず芳銙族ビニル系単量䜓を䞻䜓ずす
るビニル系単量䜓50モル以䞊の共重合組成から
なる均質な共重合䜓を効率的に補造する方法に関
するものである。 マレむミド系単量䜓ずビニル系単量䜓からなる
マレむミド系共重合䜓は高い熱倉圢床を有し、熱
安定性もすぐれおいるこずが知られおいるP.O.
Towny et al、「J.Org.Chem」、第26巻、第15頁、
1961幎発行および挆厎、盞田、「高分子論文集」、
第36巻、第号、第447頁、1979幎発行。しかる
にマレむミド系単量䜓はビニル系単量䜓に察し極
めお共重合し易い特性を有しおおり、これらの単
量䜓混合物を通垞のラゞカル重合条件䞋に眮く堎
合には、広範囲な単量䜓仕蟌組成に察し、マレむ
ミド系単量䜓ずビニル系単量䜓のモル比が
の組成を持぀亀互共重合䜓が優先的に生成する
R.M.Joshi、「Makromol.chem」、第53巻、第33
頁、1962幎発行ため、任意の均質な共重合組成
を有する共重合䜓を埗るこずが困難である。すな
わち単量䜓仕蟌組成においおマレむミド系単量䜓
50モル未満では、たず亀互共重合䜓が生
成しおその埌の重合系にビニル系単量䜓が残存
し、たた単量䜓仕蟌組成においおマレむミド系単
量䜓が50モル以䞊では亀互共重合䜓生成
埌の重合系にマレむミド系単量䜓が残存するこず
になるため、いずれにしおも亀互共重合䜓
か、たたはあえお重合を継続するこずにより共重
合組成の䞍均質な共重合䜓をしか埗るこずができ
ない。しかもこの亀互共重合䜓は高い熱倉
圢枩床を有しおいる反面、溶融成圢に極めお高枩
を必芁ずするばかりかもろくG.V.Passen and
D.Timmerman、「Makromol.Chem」、第78巻、
第112頁、1964幎発行、たた共重合組成の䞍均質
な共重合䜓は匷靭性に劣るずいう欠点がある。 埓来任意の共重合組成を有するマレむミド系共
重合䜓を埗る詊みずしおは、米囜特蚱第3998907
号に蚘茉されるように、皮々の共重合組成を有す
る無氎マレむン酞系共重合䜓を、アンモニアたた
はアルキルアミンず反応させるこずにより、マレ
むミド単䜍を任意の割合で有する共重合䜓を補造
する方法が知られおいるが、この方法では未反応
無氎マレむン酞が残存するため熱安定性の高い共
重合䜓が埗られず、反応時間も長いずいう欠点が
ある。 そこで本発明者らは溶融成圢に適した熱倉圢枩
床ずすぐれた匷靭性を有するマレむミド系共重合
䜓、ずくにマレむミド系単量䜓の共重合比が50モ
ル未満の均質な共重合䜓を効率的に補造するこ
ずを目的ずしお鋭意怜蚎した結果、重合系に察す
るマレむミド系単量䜓の䟛絊速床を特定の範囲に
制埡するこずにより䞊蚘目的が達成できるこずを
芋出し、本発明に到達した。 すなわち本発明はマレむミド系単量䜓の共重合
量が50モル未満であるマレむミド系共重合䜓を
補造するに際し、芳銙族ビニル系単量䜓を䞻䜓ず
するビニル系単量䜓が存圚する重合系ぞ、マレむ
ミド系単量䜓を該ビニル系単量䜓の消費速床より
も遅い速床で䟛絊し、共重合せしめるこずを特城
ずするマレむミド系共重合䜓の補造方法を提䟛す
るものである。 本発明で甚いるマレむミド系単量䜓ずは䞋蚘䞀
般匏で瀺される化合物である。 ただし匏䞭のR1R2R3は各々独立に氎玠、
ハロゲン、炭玠数〜20の眮換たたは非眮換のア
ルキル基、アリヌル基などを瀺す。 マレむミド系単量䜓の具䜓䟋ずしおはマレむミ
ド、−メチルマレむミド、−゚チルマレむミ
ド、−ブチルマレむミド、−ラりリルマレむ
ミド、−プニルマレむミド、−−ブロ
モプニルマレむミドなどが挙げられ、これら
は皮以䞊を䜵甚しおもよい。 マレむミド系単量䜓に共重合せしめるビニル系
単量䜓ずは、芳銙族ビニル系単量䜓を必須成分ず
し、他の共重合可胜なシアン化ビニル系単量䜓お
よびメタアクリル酞゚ステル系単量䜓などを
必芁に応じ含有する単量䜓たたは単量䜓混合物で
ある。ここで芳銙族ビニル系単量䜓ずしおはスチ
レン、α−メチルスチレンなどが、シアン化ビニ
ル系単量䜓ずしおはアクリロニトリル、メタクリ
ロニトリルなどが、たたメタアクリル酞゚ス
テル系単量䜓ずしおはメタアクリル酞メチル、ア
クリル酞メチルなどが挙げられる。 これらのマレむミド系単量䜓ずビニル系単量䜓
の共重合比は最終的に前者の共重合量が50モル
未満、奜たしくは45モル以䞋、埌者の共重合量
が50モル以䞊、奜たしくは55モル以䞊の共重
合䜓が埗られる様に蚭定すべきである。本発明は
マレむミド系単量䜓の共重合量が50モル未満の
均質な共重合䜓の取埗を目的になされたものであ
り、本発明の方法をも぀おしおもマレむミド系単
量䜓の共重合量が50モル以䞊の共重合䜓は埗ら
れず、たた仮りに埗られたずしおもその共重合䜓
は熱倉圢枩床が高くもろいため、通垞の溶融成圢
材料ずしおは䞍適圓である。しかしお本発明によ
ればマレむミド系単量䜓の共重合量が50モル未
満の範囲で任意共重合組成の均質な共重合䜓の取
埗が可胜になる。 本発明においお共重合を行なう堎合には、重合
系ぞのマレむミド系単量䜓の䟛絊速床を、ビニル
系単量䜓の消費速床よりも実質的に遅くなるよう
に制埡するこずが必須芁件である。ここでいうビ
ニル系単量䜓の消費速床ずは、ビニル系単量䜓が
マレむミド系単量䜓ず共重合しお消費される速
床、さらに詳しくはビニル系単量䜓ずマレむミド
系単量䜓の共重合反応により共重合䜓が圢成され
る際に消費されるビニル系単量䜓の単䜍時間圓り
の量を意味する。このようにマレむミド系単量䜓
の䟛絊速床を制埡すれば、生成共重合䜓䞭のマレ
むミド系単量䜓共重合量はその䟛絊速床に䟝存す
るため、垞時任意の均質な共重合比が保持される
のである。逆にマレむミド系単量䜓の䟛絊速床を
ビニル系単量䜓の消費速床よりも速く蚭定する
ず、重合系にマレむミド系単量䜓の濃床が高くな
り、結果ずしおマレむミド系単量䜓ずビニル系単
量䜓の亀互共重合䜓が生成するため奜たし
くない。 たたこのような亀互共重合䜓の生成を避
けるには、重合系のマレむミド系単量䜓濃床を垞
に䜎くなる様維持するのが望たしく、そのために
ビニル系単量䜓が存圚する系ぞ、マレむミド系単
量䜓を䞊蚘䟛絊速床で䟛絊するこずが必芁であ
る。この際のマレむミド系単量䜓の䟛絊方法には
ずくに制限がなく盎接たたはメチル゚チルケトン
などの溶媒やスチレンなどのビニル系単量䜓で垌
釈しお連続的たたは間歇的に重合系ぞ䟛絊する方
法が採甚できる。なおマレむミド系単量䜓をビニ
ル系単量䜓で垌釈しお䟛絊するこずもできる。 本発明は䞊蚘の劂くマレむミド系単量䜓の䟛絊
速床ず重合系の単量䜓濃床を制埡するならば重合
方法自䜓をずくに制限しないこずを倧きな特城ず
するものである。したが぀お本発明の共重合には
通垞の懞濁重合、乳化重合、塊状重合、溶液重
合、塊状−懞濁重合などが採甚でき、重合觊媒や
重合枩床などの条件も䞀般的なビニル系単量䜓の
重合方法に準じお行なうこずができる。 かくしお本発明の方法により埗られるマレむミ
ド系共重合䜓はマレむミド系単量䜓が共重合量50
モル未満の任意の範囲で均質に共重合された共
重合䜓であり、スチレン−アクリロニトリル共重
合䜓などのいわゆるビニル系共重合䜓に比し高い
熱倉圢枩床を有し、たたマレむミド系単量䜓ずビ
ニル系単量䜓ずの亀互共重合䜓に比し䜎い
枩床で溶融成圢可胜で耐衝撃性のすぐれた成圢品
を䞎えるずいう特城を有しおいる。たた本発明で
埗られるマレむミド系単量䜓はABS暹脂やMBS
暹脂などずしお知られおいるゎム倉性暹脂ずの混
和性にすぐれおいる。すなわち、ゞ゚ン系ゎム重
合䜓、アクリル系ゎム重合䜓等に芳銙族ビニル系
単量䜓、メタクリル酞゚ステル系単量䜓およびア
クリロニトリル等の少くずも皮をグラフト共重
合したいわゆるABS暹脂あるいはMBS暹脂ず、
このマレむミド系共重合䜓を混和するこずによ぀
お熱倉圢枩床が高く、か぀高い耐衝撃匷床を有す
る耐衝撃性暹脂を補造するこずができる。この堎
合、ABS暹脂あるいはMBS暹脂においお、ゎム
状重合䜓ずグラフト重合するビニル系単量䜓ずの
混和割合に特に技術的な制限はなく、通垞ゎム状
重合䜓10ないし90重量およびビニル系単量䜓90
ないし10重量の範囲から遞べば良い。ABSæš¹
脂等の暹脂ずマレむミド系共重合䜓ずの混合割合
にも特に制限はなく、ABS暹脂ないし95重量
ずマレむミド系共重合䜓95ないし重量の範
囲から遞ぶこずができる。たた欲するならば、ス
チレン−アクリロニトリル共重合䜓やα−メチル
スチレン−アクリロニトリル共重合䜓等のビニル
系共重合䜓、ナむロン等に代衚されるようなポリ
アミド系重合䜓、ポリ゚チレンテレフタレヌトや
ポリブチレンテレフタレヌト等に代衚されるよう
なポリ゚ステル系共重合䜓等のその他の重合䜓を
同時に混合するこずも可胜である。混合の方法に
制限はなく、通垞䜿甚される方法により混合でき
る。たたこれらの混合時に安定剀、滑剀、繊維状
補匷剀、着色剀、難燃剀、導電性材料等を添加す
るこずも可胜である。 以䞋に実斜䟋および比范䟋を挙げお本発明の効
果をさらに説明する。なお実斜䟋および比范䟋䞭
の熱倉圢枩床はASTM −648−56、アむゟツ
ト衝撃倀はASTM −256−56Method にし
たが぀お枬定した。たた溶融粘床は高化匏フロヌ
テスタヌを甚い0.5mmφ×1.0mmのノズルに50Kg
cm2の加重をかけ260℃で枬定した。郚数は重量郚
をあらわす。 実斜䟋 〔溶液重合による共重合䜓の補造〕 還流コンデンサヌ、撹拌機および滎䞋ロヌトを
備えた内容積20の重合槜にスチレン5.4Kg
51.9モル、メチル゚チルケトン溶媒1.4Kg
および過酞化ベンゟむル開始剀9.3を仕蟌
み、十分溶解させた。 䞀方、別に−プニルマレむミド17重量の
メチル゚チルケトン溶液を調補し、滎䞋ロヌトに
仕蟌んだ。 次に重合槜内枩床を75℃に保ち、撹拌を行ない
ながら滎䞋ロヌトから−プニルマレむミド−
メチル゚チルケトン溶液を1200hrの速床で滎
䞋し、溶液重合を行な぀た。 重合系は次第に粘床が䞊昇し、滎䞋開始埌時
間で重合率は61に達した。この時点で滎䞋ロヌ
トからの滎䞋を䞭止し、重合系反応液の䞀郚を採
取しおガスクロマトグラフむヌにより残存単量䜓
の分析を行な぀たずころ、−プニルマレむミ
ドは殆んど怜出されず、スチレンのみが怜出さ
れ、その残存量は玄250024.0モルであ぀
た。たた、この時点たでの−プニルマレむミ
ドの䟛絊量は10205.9モルであ぀た。 このこずから、−プニルマレむミドの䟛絊
速床は、スチレンの消費速床より遅いこずが確認
できた。 埗られた淡耐色透明で粘皠な反応液をメタノヌ
ル䞭ぞ滎䞋し、残存スチレンおよびメチル゚チル
ケトンを陀去するこずにより、癜色の共重合䜓
が玄3900埗られた。 この共重合䜓を元玠分析した結果、−プニ
ルマレむミド共重合量が18モルの均質な共重合
䜓であ぀た。 実斜䟋 〔塊状重合による共重合䜓の補造〕 実斜䟋ず同様の重合槜ぞスチレンKg48.0
モルおよび−ブチルパヌオキシベンゟ゚ヌト
開始剀10を仕蟌み、十分溶解させた。 䞀方、別に−プニルマレむミド10重量の
スチレン溶液を調補しお、滎䞋ロヌトに仕蟌ん
だ。 次に重合槜内枩床を100℃に保ち、撹拌を行な
いながら滎䞋ロヌトから−プニルマレむミド
−スチレン溶液を1000hrの速床で滎䞋し、塊
状重合を行な぀た。 重合系は次第に粘床が䞊昇し、滎䞋開始埌時
間で重合率は22に達した。この時点で滎䞋ロヌ
トからの滎䞋を䞭止し、重合系反応液の䞀郚を採
取しおガスクロマトグラフむヌにより残存単量䜓
の分析を行な぀たずころ、−プニルマレむミ
ドは殆んど怜出されず、スチレンのみが怜出さ
れ、その残存量は780074.9モルであ぀た。
たた、この時点たでの−プニルマレむミドの
䟛絊量は5002.9モルであ぀た。 このこずから、−プニルマレむミドの䟛絊
速床はスチレンの消費速床より遅いこずが確認で
きた。 埗られた淡耐色透明で粘皠な反応液をメタノヌ
ル䞭ぞ滎䞋し、残存スチレンを陀去するこずによ
り、癜色の共重合䜓が2.2Kg埗られた。 この共重合䜓を元玠分析した結果、−プニ
ルマレむミド共重合量が15モルの均質な共重合
䜓であ぀た。 実斜䟋 〔懞濁重合による共重合䜓の補造〕 実斜䟋ず同様の重合槜ぞスチレンKg28.8
モル、アゟビスむ゜ブチロニトリル開始剀
20、−ドデシルメルカプタン連鎖移動剀
15を仕蟌み、これに郚分ケン化ポリビニルアル
コヌル日本合成化孊補、GM−1410および
ヒドロキシプロピルメチルセルロヌス信越化孊
補、90SH−100を脱むオン氎Kgに溶解し
た氎溶液を加え、はげしく撹拌した。 䞀方、−メチルマレむミド30重量、スチレ
ン20重量およびアクリロニトリル50重量から
なる溶液を調補し、滎䞋ロヌトに仕蟌んだ。 次に重合槜内枩床を70℃に保ち、はげしく撹拌
を行ないながら滎䞋ロヌトから䞊蚘溶液を500
hrの速床で添加し、懞濁重合を行な぀た。滎
䞋開始埌時間で重合率は33に達し、この時点
で滎䞋ロヌトからの滎䞋を䞭止し、重合系反応液
の䞀郚を採取しおガスクロマトグラフむヌにより
残存単量䜓の分析を行な぀たずころ、−メチル
マレむミドは殆んど怜出されず、スチレンおよび
アクリロニトリルが怜出され、その残存量が各々
260025.0モルおよび74013.9モルで
あ぀た。たた、この時点たでの−メチルマレむ
ミドの䟛絊量は6005.4モルであ぀た。 このこずから、−メチルマレむミドの䟛絊速
床はスチレンおよびアクリロニトリルの消費速床
より遅いこずが確認できた。 重合系反応液を氎蒞気蒞留するこずにより残存
単量䜓を陀き、癜色粒状の共重合䜓が1660埗
られた。 この共重合䜓を元玠分析および栞磁気共鳎に䟛
しお、−メチルマレむミドの共重合量を求めた
ずころ30モルであ぀た。 実斜䟋 〔乳化重合による共重合䜓の補造〕 実斜䟋ず同様の重合槜ぞスチレン0.5Kg4.8
モル、オレむン酞カリりム乳化剀250、゚
チレンゞアミンテトラ酢酞の第䞀鉄ゞナトリりム
å¡©0.05、ナトリりムホルムアミドスルホキシレ
ヌト7.5、ゞむ゜プロピルベンれンハむドロパ
ヌオキサむド8.5および脱むオン氎Kgを仕蟌
んで撹拌した。 䞀方、−ラりリルマレむミド重量、スチ
レン重量、アクリロニトリル重量、オレ
むン酞カリりム重量および脱むオン氎85重量
からなる溶液を調補し、滎䞋ロヌトに仕蟌ん
だ。 次に重合槜内枩床を65℃に保ち、撹拌を行ない
ながら滎䞋ロヌトから䞊蚘溶液を500hrの速
床で添加し、乳化重合を行な぀た。滎䞋開始埌
時間で重合率は44に達し、この時点で滎䞋ロヌ
トからの滎䞋を䞭止し、重合系反応液の䞀郚を採
取しおガスクロマトグラフむヌにより残存単量䜓
の分析を行な぀たずころ、−ラりリルマレむミ
ドは殆んど怜出されず、スチレンおよびアクリロ
ニトリルが怜出され、その残存量は各々360
3.5モルおよび541.0モルであ぀た。こ
の時点たでの−ラりリルマレむミドの䟛絊量は
1250.5モルであ぀た。 このこずから、−ラりリルマレむミドの䟛絊
速床はスチレンおよびアクリロニトリルの消費速
床より遅いこずが確認できた。 重合系反応液に凝固剀を添加し、乳化剀を倱掻
させるこずにより共重合䜓を回収し、氎掗・也燥
しお癜色粉末状の共重合䜓D330が埗られた。 この共重合䜓を元玠分析および栞磁気共鳎に䟛
しお、−ラりリルマレむミドの共重合量を求め
たずころ14モルであ぀た。 比范䟋 〔溶液重合による共重合䜓の補造〕 実斜䟋ず同様の重合槜から滎䞋ロヌトを取り倖
し、これにスチレン1.2Kg11.5モル、−プ
ニルマレむミド2.1Kg12.1モル、ベンゟむルパ
ヌオキサむド開始剀9.9およびトル゚ン
溶媒10Kgを䞀括仕蟌みし、十分撹拌しお溶解
させた。 次に重合槜内枩床を80℃に䞊昇させ、その枩床
に保ちながら撹拌を続けたずころ、重合開始玄
時間埌に、癜色粒状の共重合䜓が生成した。この
時点で重合系の枩床を䞋げるこずにより重合を停
止し、反応液の䞀郚を採取しおガスクロマトグラ
フむヌを甚いお残存単量䜓の分析を行な぀たずこ
ろ、スチレンおよび−プニルマレむミドの䞡
者が怜出され、共重合䜓回収埌の反応液量からそ
れらは各々8408.1モルおよび14708.5
モル残存しおいるこずが確認された。 反応液から分離回収した共重合䜓の量は990
であり、この共重合䜓の−プニルマレむミ
ド共重合量を元玠分析により枬定した結果、51モ
ルであ぀た。 比范䟋 〔溶液重合による共重合䜓の補造〕 実斜䟋ず同様の重合槜ぞスチレン0.5Kg4.8
モル、メチル゚チルケトンKgおよび過酞化ベ
ンゟむル21を仕蟌み十分溶解させた。 䞀方別に−メチルマレむミド30重量、アク
リロニトリル50重量およびメチル゚チルケトン
20重量からなる溶液を調補し滎䞋ロヌトに仕蟌
んだ。 次に重合槜内枩床を75℃に保ち、撹拌を行ない
ながら滎䞋ロヌトから䞊蚘溶液をKghrの速床
で添加し溶液重合を行な぀た。 重合系の反応液は次第に粘床が䞊昇し、滎䞋開
始埌時間で重合率は18に達した。この時点で
溶液の滎䞋を䞭止し、反応液の䞀郚を採取しおガ
スクロマトグラフむヌにより残存単量䜓の分析を
行な぀た結果、−メチルマレむミド、スチレン
およびアクリロニトリルが怜出され、各々の残存
量は171015.4モル、500.5モルおよび
390073.5モルであ぀た。たた、この時点た
での−メチルマレむミドの䟛絊量は2400
21.6モルであ぀た。このこずから、−メチ
ルマレむミドの䟛絊速床がスチレンおよびアクリ
ロニトリルの消費速床より速か぀たこずは明らか
である。 たた、反応終了埌の淡耐色透明で粘調な反応液
をメタノヌル䞭に滎䞋しお、残存単量䜓およびメ
チル゚チルケトンを陀去しお、癜色の共重合䜓
F1240を埗た。この共重合䜓を元玠分析およ
び栞磁気共鳎に䟛しお−メチルマレむミドの共
重合量を求めたずころ50モルであ぀た。 比范䟋 〔溶液重合による共重合䜓の補造〕 実斜䟋ず同様の重合槜から滎䞋ロヌトを取り
倖し、これにスチレン1.7Kg16.3モル、−フ
゚ニルマレむミドKg8.7モル、メチル゚チル
ケトンKgおよびベンゟむルパヌオキサむド開
始剀を䞀括仕蟌みし、十分撹拌しお溶解さ
せた。 次に重合槜内枩床を75℃に䞊昇させ、その枩床
に保ちながら撹拌を続けたずころ、重合開始埌
時間で重合率は71に達した。この時点で重合系
反応液の䞀郚を採取しおガスクロマトグラフむヌ
を甚いお残存単量䜓の分析を行な぀たずころ、
−プニルマレむミドは殆んど怜出されずスチレ
ンのみが怜出され、スチレン7807.5モルが
残存しおいるこずが確認された。 さらに重合を続け、重合開始埌10時間で重合率
は90に達した。この時点で重合系の枩床を䞋げ
るこずにより重合を停止し、重合系反応液の䞀郚
を採取しおガスクロマトグラフむヌを甚いお残存
単量䜓の分析を行な぀たずころ、スチレンが50
0.5モル残存しおいるこずが確認された。 たた、反応終了埌の淡耐色透明で粘調な反応液
をメタノヌル䞭に滎䞋しお残存単量䜓およびメチ
ル゚チルケトンを陀去しお癜色の共重合䜓G2600
を埗た。 この共重合䜓の−プニルマレむミド共重
合量を元玠分析により枬定した結果、35モルで
あ぀た。たた、栞磁気共鳎によりこの共重合䜓
はスチレンず−プニルマレむミドの亀
互共重合䜓72重量ずスチレン単独重合䜓28重量
からなるこずが確認された。 実斜䟋 〔共重合䜓の物性〕 実斜䟋〜で補造した共重合䜓〜および
比范䟋〜で補造した共重合䜓〜の物性を
枬定した。枬定結果を衚にたずめた。
【衚】 本発明の共重合䜓〜は適圓な熱倉圢枩床を
有し、衝撃匷床が高く、溶融粘床が䜎いため成圢
性にすぐれおいる。これに察しお亀互共重合䜓で
ある共重合䜓は高い熱倉圢枩床を有するが
衝撃匷床が䜎く、溶融粘床が高く成圢性が著しく
劣る。たた、亀互共重合䜓ず単独重合䜓からなる
䞍均質な共重合䜓は、適圓な熱倉圢枩床にもか
かわらず衝撃匷床が䜎く、溶融粘床が高い。 実斜䟋 〔暹脂組成物の補造ず物性〕 垂販ABS暹脂“トペラツク300”東レ株匏䌚
瀟補40郚ず実斜䟋〜および比范䟋〜で
補造した共重合䜓〜および共重合䜓〜を
60郚それぞれ配合し、暹脂組成物を埗お、その物
性を枬定した。枬定結果を衚にたずめた。
【衚】 本発明の共重合䜓〜を配合した堎合、熱倉
圢枩床が倧巟に向䞊し、衝撃匷床も高く、溶融粘
床の䜎い暹脂組成物が埗られた。それに察しお、
共重合䜓〜を配合した堎合は、熱倉圢枩床は
向䞊するが、衝撃匷床が䜎く、溶融粘床の高い暹
脂組成物しか埗られなか぀た。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  マレむミド系単量䜓の共重合量が50モル未
    満であるマレむミド系共重合䜓を補造するに際
    し、芳銙族ビニル系単量䜓を䞻䜓ずするビニル系
    単量䜓が存圚する重合系ぞ、マレむミド系単量䜓
    を該ビニル系単量䜓の消費速床よりも遅い速床で
    䟛絊し、共重合せしめるこずを特城ずするマレむ
    ミド系共重合䜓の補造方法。
JP4569282A 1982-03-24 1982-03-24 マレむミド系共重合䜓の補造方法 Granted JPS58162616A (ja)

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