JP3516226B2 - ゴム高含有mabs樹脂組成物及びゴム変性熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
ゴム高含有mabs樹脂組成物及びゴム変性熱可塑性樹脂組成物Info
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Description
S樹脂組成物及びこれを含有してなるゴム変性熱可塑性
樹脂組成物に関し、更に詳しくは、スチレン系樹脂及び
塩化ビニル系樹脂からなるアロイに配合した際に、耐衝
撃性、成形品表面性に優れ、かつ耐熱性、剛性、加工性
に優れるゴム変性熱可塑性樹脂組成物を提供できるゴム
高含有MABS樹脂組成物及びこれを含有してなるゴム
変性熱可塑性樹脂組成物に関するものである。グラフト
共重合体とスチレン系樹脂及び塩化ビニル系樹脂からな
るゴム変性熱可塑性樹脂は、耐熱性、耐衝撃性、剛性、
表面性に優れることから、近年コンピューターディスプ
レイ、ファクシミリ等OA機器のハウジングなどに広く
使用されるようになった。
形法にて成形されており、また年々薄肉化の傾向にある
ため、特に耐衝撃性、表面性、流動性に優れた材料が要
求されている。上記の材料は、経済性、グレードの多様
化に対応し、近年マトリックスとなる塩化ビニル系樹
脂、スチレン系樹脂のパウダー、ビーズ、ペレット等に
グラフト共重合体のパウダーを配合して作成されてい
る。ゴム変性熱可塑性樹脂は、マトリックスにグラフト
共重合体(ゴム重合体にモノマーをグラフトした共重合
体)が均一に分散することが成形品の機械的特性、表面
性等各種の物性発現に必要である。特に耐衝撃性、表面
外観性はグラフト共重合体の影響が大きい。
るために、塩化ビニル系樹脂やスチレン系樹脂の分子量
が低く設定されており、従って、グラフト共重合体のゴ
ム含有量が40〜80%と高い場合は、グラフト共重合
体とマトリックスとの粘度差が大きく、グラフト共重合
体がマトリックス中に分散しがたい。低粘度のスチレン
系樹脂が併用される場合には、グラフト共重合体は更に
分散しがたい。分散不良のグラフト共重合体は、前記し
たように、材料の耐衝撃性を低下させ、光沢等成形品の
表面性を低下させる。また、溶融混合し分散させるため
には高温、高混練を必要とし、耐衝撃性、表面性、熱安
定性等の特性低下を引き起こす。
解消し、特に耐衝撃性、表面性に優れるとともに、剛
性、耐熱性、流動性及び熱安定性に優れたゴム変性熱可
塑性樹脂組成物を提供するものである。
化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂との相溶性をもたせる
ために、ゴム重合体にメチルメタクリレート、スチレ
ン、アクリロニトリル等のモノマーをグラフトした重合
体である。本発明者らは、グラフト共重合体について鋭
意検討した結果、グラフト共重合体と塩化ビニル系樹
脂、スチレン系樹脂を混合してできるゴム変性熱可塑性
樹脂組成物の特性が、グラフト共重合体に共存させる少
量の共重合体の組成により著しく影響されることを見出
し本発明に到達した。
均粒径が30〜1000nmの、ジエン系ゴム重合体及び
/又はアクリル系ゴム重合体(Ad)90〜50重量部
とアルキルメタクリレート単位30〜98モル%、芳香
族ビニル化合物単位70〜0モル%及びこれらと共重合
可能な単量体単位0〜30モル%からなるグラフト部
(Ag)10〜50重量部からなるグラフト共重合体6
0〜95重量部、及び(B)シアン化ビニル化合物単位
25〜60モル%、芳香族ビニル化合物単位75〜40
モル%、及びこれらと共重合可能な単量体単位0〜30
モル%からなる共重合体40〜5重量部からなり、前記
(A)グラフト共重合体のグラフト率が10〜80重量
%であり、前記(B)共重合体の重量平均分子量Mwが
5000〜90000及び数平均分子量Mnとの比率M
w/Mnが1.5〜4.5であり、かつ前記(A)グラ
フト共重合体、(B)共重合体が乳化重合法により重合
して得られたものであることを特徴とするゴム高含有M
ABS樹脂組成物を内容とする。
樹脂組成物(I)5〜60重量部、塩化ビニル系樹脂
(II)20〜80重量部及びスチレン系樹脂(III)20
〜75重量部〔(I)、(II)、(III)の合計100重
量部〕からなるゴム変性熱可塑性樹脂組成物を内容とす
る。
におけるジエン系ゴム重合体、アクリル系ゴム重合体
(Ad)の具体例としては、ブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム、ブタジエン−ブチルアクリレートゴム、ブチルアク
リレートゴム、ブチルアクリレート−スチレンゴム、ブ
チルアクリレート−2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レートゴム、ブチルアクリレート−アクリロニトリルゴ
ム等が挙げられ、これらは単独又は2種以上組み合わせ
て用いられる。ジエン系ゴム重合体、アクリル系ゴム重
合体(Ad)の体積平均粒径は30〜1000nm、耐衝
撃性の点から好ましくは40〜900nm、更に好ましく
は50〜800nmである。粒径が1000nmを越えると
光沢が低下し、耐衝撃性が十分に発現しない。30nm未
満では耐衝撃性の低下が著しい。本発明のグラフト共重
合体(A)のグラフト率(重量%)は、下記式 グラフト部(Ag)/ゴム重合体(Ad))×100 で算出され、10〜80重量%、好ましくは15〜75
重量%、更に好ましくは20〜60重量%である。グラ
フト率が10重量%未満では耐衝撃性が低下し、80重
量%を越えると加工性が低下する。
部(Ag)は、アルキルメタクリレート単位30〜98
モル%、好ましくは40〜95モル%、更に好ましくは
50〜90モル%、芳香族ビニル化合物単位70〜0モ
ル%、好ましくは60〜5モル%、更に好ましくは50
〜10モル%、及びこれらと共重合可能な単量体単位0
〜30モル%、好ましくは0〜20モル%、更に好まし
くは0〜10モル%からなる組成の重合体である。これ
らは合計で100モル%である。アルキルメタクリレー
ト単位が30モル%未満では耐衝撃性が低下し、98モ
ル%を越えると加工性が低下する。芳香族ビニル化合物
単位が70モル%を越えると耐衝撃性が低下する。ま
た、共重合可能な単量体単位が30モル%を越えると耐
衝撃性が低下する。
クリレート単位は、メチルメタクリレート、エチルメタ
クリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリ
レート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ラウリル
メタクリレート、ステアリルメタクリレート、グリシジ
ルメタクリレート等の残基であり、重合性、経済性の点
から、好ましくはアルキルメタクリレートのアルコール
残基部の炭素数が1〜12、更に1〜8のものが好まし
い。芳香族ビニル化合物単位としては、スチレン、α−
メチルスチレン、p−メチルスチレン、クロルスチレ
ン、ブロムスチレン、ビニルナフタレン等の残基であ
り、重合性、経済性の点からスチレンが特に好ましい。
共重合可能な単量体単位としては、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル等のシアン化ビニル化合物残基、メ
チルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアク
リレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルア
クリレート、ラウリルアクリレート、ステアリルアクリ
レート、グリシジルアクリレート等のアルキルアクリレ
ート化合物残基、マレイミド、フェニルマレイミド等の
マレイミド化合物残基、アクリル酸、メタクリル酸の残
基、ジアリルフタレート、トリアリルシアヌレート、ア
リルメタクリレート等の二官能性単量体の残基等であ
り、重合性、経済性の点から、ブチルアクリレート、ア
クリロニトリルの残基が好ましい。上記アルキルメタク
リレート単位、芳香族ビニル単位、共重合可能な単量体
単位は、それぞれ単独でもよく、また2種以上の組み合
わせでもよい。本発明のグラフト共重合体(A)におけ
るゴム重合体(Ad)とグラフト部(Ag)との割合
は、前者が90〜50重量部に対して後者が10〜50
重量部である。ゴム重合体(Ad)が50重量部未満で
は耐衝撃性、流動性が低下し、一方、90重量部を越え
ると耐熱性が低下する。
ル単位25〜60モル%、芳香族ビニル単位75〜40
モル%、及びこれらと共重合可能な単量体単位0〜30
モル%からなる。耐衝撃性、表面性の点から、好ましく
は、シアン化ビニル単位30〜55モル%、芳香族ビニ
ル単位70〜45モル%及びこれらと共重合可能な単量
体単位0〜20モル%である。更に好ましくは、シアン
化ビニル単位33〜52モル%、芳香族ビニル単位67
〜48モル%及びこれらと共重合可能な単量体単位0〜
10モル%である。シアン化ビニル単位が25モル%未
満では耐衝撃性が低下し、60モル%を越えると加工性
が低下する。芳香族ビニル単位が40モル%未満では加
工性が低下し、75モル%を越えると耐衝撃性が低下す
る。共重合可能な単量体単位が30モル%を越えると耐
衝撃性が低下する。
面外観性の点から重要である。共重合体(B)の分子量
は、重量平均分子量Mw(ポリスチレン換算)で500
0〜90000、耐衝撃性、表面外観性の点から、好ま
しくは10000〜80000、更に好ましくは150
00〜70000である。重量平均分子量Mwが500
0未満では耐衝撃性が低下し、90000を越えると耐
衝撃性、表面外観性が低下する。すなわち、従来、AB
S樹脂、AS樹脂として一般的に使用されるアクリロニ
トリル−スチレン共重合体の分子量は、重量平均分子量
Mwで100000〜400000であり、この分子量
の共重合体(B)では耐衝撃性、表面外観性が著しく低
下する。
平均分子量Mwの比率Mw/Mnは1.5〜4.5であ
り、好ましくは1.8〜4.2、更に好ましくは2.0
〜4.0である。Mw/Mnが1.5未満では加工性が
低下し、4.5を越えると耐衝撃性が低下する。
しては、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等が、
芳香族ビニル化合物としては、スチレン、α−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、p−イソプロピルスチレ
ン、クロルスチレン、ブロムスチレン、ビニルナフタレ
ン等が挙げられる。これらは単独又は2種以上組み合わ
せて用いられる。工業的見地から、シアン化ビニル化合
物としてはアクリロニトリル、芳香族ビニル化合物とし
てはスチレンが特に好ましい。共重合可能な単量体とし
ては、(メタ)アクリル酸及びそのメチル、エチル、プ
ロピル、ブチル、2−ヒドロキシエチル、2−エチルヘ
キシル、グリシジル等の(メタ)アクリル酸エステル系
単量体、マレイミド、N−メチルマレイミドN−エチル
マレイミド、N−プロピルマレイミド、N−ブチルマレ
イミド、N−フェニルマレイミド、N−(p−メチルフ
ェニル)マレイミド等のマレイミド系単量体等が挙げら
れ、これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。
は、グラフト共重合体(A)60〜95重量部及び共重
合体(B)40〜5重量部からなる。耐衝撃性、及び表
面外観性の点から、好ましくはグラフト共重合体(A)
65〜90重量部、共重合体(B)35〜10重量部、
更に好ましくはグラフト共重合体(A)68〜88重量
部、共重合体(B)32〜12重量部である。(A)、
(B)両者合計で100重量部である。共重合体(B)
が、5重量部未満では表面外観性が低下し、40重量部
を越えると耐衝撃性が低下する。
得るためには、グラフト共重合体(A)、共重合体
(B)は乳化重合法で製造することが必要である。塊状
重合法、懸濁重合法、溶液重合法等では、特にゴム高含
有樹脂にする場合、グラフト共重合体(A)のグラフト
率と共重合体(B)の分子量制御を本発明の範囲内の組
成にすることが困難である。
を重合する際の開始剤は、過硫酸カリウム等の熱分解開
始剤、Fe−還元剤−有機パーオキサイド等のレドック
ス系開始剤等公知の開始剤が使用できる。連鎖移動剤と
しては、t−ドデシルメルカプタン、n−ドデシルメル
カプタン、α−メチルスチレンダイマー、テルピノレン
等公知の連鎖移動剤も本発明のグラフト率を制御できる
範囲内で使用できる。乳化剤としては、ロジン酸カリウ
ム、ロジン酸ソーダ等のロジン酸金属塩、パルミチン酸
ソーダ、オレイン酸ソーダ等の高級脂肪酸金属塩、ドデ
シルベンゼンスルホン酸ソーダ、パルミチルスルホン酸
ソーダ、ジオクチルスルホコハク酸ソーダ等のスルホン
酸ソーダ等公知の乳化剤が使用できる。重合は、グラフ
ト重合あるいは共重合すべき単量体混合物を一括あるい
は連続的に添加し、ラジカル発生下で重合してやればよ
い。
合体(B)の分子量を本発明の範囲内に正確に制御する
ためには、グラフト重合体(A)と共重合体(B)を個
別に重合した後、ラテックスブレンドする方法が好まし
い。開始剤、連鎖移動剤、乳化剤、重合温度、水量、モ
ノマー添加法等重合条件を制御して、グラフト重合体
(A)と共重合体(B)をグラフト重合時に一挙に作成
することもできる。
らなるラテックスから、本発明のゴム高含有ABS樹脂
組成物のポリマー粉末を回収する方法は、通常の方法、
例えばラテックスに塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、塩化ナ
トリウム、硫酸ナトリウム等のアルカリ金属塩、塩酸、
硫酸、リン酸、酢酸等の無機酸及び有機酸を添加しラテ
ックスを凝固した後、熱処理、脱水乾燥する方法で実施
できる。また、スプレー乾燥法も使用できる。ポリマー
粉末を回収する方法は、無機酸、有機酸を添加しラテッ
クスを凝固した後、熱処理、脱水乾燥する方法が、耐衝
撃性、表面性の点から特に好ましい。
際に、ポリマー粉末の劣化、流動性、保存性等の制御、
及びゴム変性熱可塑性樹脂組成物の特性を発揮させるた
めに、所望の安定剤、滑剤等を配合することもできる。
安定剤としては、ゴム変性塩化ビニル系樹脂、ゴム変性
スチレン系樹脂に通常使用される公知のスズ系安定剤、
無機系安定剤、エポキシ系安定剤、ヒンダードフェノー
ル系安定剤、イオウ系安定剤、リン系安定剤等である。
滑剤としては、高級脂肪酸ビスアミド、高級脂肪酸アミ
ド、高級脂肪酸と高級アルコールのエステル、高級脂肪
酸と多価アルコールのエステル、高級脂肪酸金属塩、高
級脂肪酸、高級アルコール、オレフィンワックス等であ
る。これらは単独又は2種以上組み合わせて用いられ
る。これらの安定剤、滑剤は、そのまま添加しても差し
支えない。ヒンダードフェノール系安定剤、イオウ系安
定剤、リン系安定剤等は、好ましくは安定剤はその効果
をより発揮させるために、微分散した形態、例えば乳化
あるいはスラリー状態にてゴム高含有ABS樹脂組成物
のラテックスあるいはスラリーに混合する方が好まし
い。
は、塩化ビニル単独重合体、塩化ビニルと20重量%以
下のエチレン、酢酸ビニル、メチルメタクリレート、ブ
チルアクリレート等のモノオレフィン単量体との共重合
体、及び後塩素化塩化ビニルが挙げられる。これらは単
独又は2種以上組み合わせて用いることができ、また重
合度の異なるものを2種以上組み合わせて用いることも
できる。本発明のゴム高含有MABS樹脂組成物(I)
が特に効果を発揮する塩化ビニル系樹脂(II)として
は、粘度平均重合度が好ましくは300〜800、より
好ましくは350〜750、更に好ましくは400〜7
00である。
アクリロニトリル−スチレン共重合体、アクリロニトリ
ル−スチレン−α−メチルスチレン共重合体、アクリロ
ニトリル−α−メチルスチレン共重合体、アクリロニト
リル−スチレン−フェニルマレイミド共重合体、アクリ
ロニトリル−スチレン−α−メチルスチレン−フェニル
マレイミド共重合体、スチレン−フェニルマレイミド共
重合体、ポリスチレン、スチレン−フェニルマレイミド
共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−メチルメタクリレート共重合体、スチレン−フェニ
ルマレイミド−メチルメタクリレート共重合体、スチレ
ン−フェニルマレイミド−α−メチルスチレン−メチル
メタクリレート共重合体等の公知のスチレン共重合体が
挙げられる。これらは単独又は2種以上組み合わせて用
いられる。本発明のゴム高含有MABS樹脂組成物
(I)が特に効果を発揮するスチレン系樹脂(II)とし
ては、還元粘度が好ましくは0.15〜0.45dl/
g、より好ましくは0.20〜0.42dl/g、更に好
ましくは0.25〜0.40dl/gである。
含有MABS樹脂組成物(I)5〜60重量部、好まし
くは7〜50重量部、更に好ましくは8〜40重量部、
塩化ビニル系樹脂(II)20〜80重量部、好ましくは
25〜75重量部、更に好ましくは30〜70重量部、
スチレン樹脂(III)20〜75重量部、好ましくは25
〜68重量部、更に好ましくは30〜62重量部
〔(I)+(II)+(III)の合計100重量部〕であ
る。上記の範囲外では、表面性、耐衝撃性、加工性等の
バランスが低下する。
明するが、これらは単なる例示であり、本発明はこれら
に限定されるものではない。なお、特に断らないかぎ
り、「部」は重量部を、「%」は重量%を表す。また、
以下の記載において、略号はそれぞれ下記の物質を表
す。 BA:ブチルアクリレート BMA:ブチルメタクリレート St:スチレン MAA:メタクリル酸 tDM:t−ドデシルメルカプタン CHP:クメンハイドロパーオキサイド DAP:ジアリルフタレート MMA:メチルメタクリレート AN:アクリロニトリル PMI:N−フェニルマレイミド VC:塩化ビニル αMSt:α−メチルスチレン
2)に肥大化させるために必要な未肥大ゴム重合体を製
造した。100L重合機に以下の物質を仕込んだ。 純水 230 部 過硫酸カリウム 0.2部 tDM 0.2部 重合機内の空気を真空ポンプで除いた後、以下の物質を
仕込んだ。 オレイン酸ナトリウム 0.5部 ロジン酸ナトリウム 2 部 ブタジエン 100 部 系の温度を60℃まで昇温し、重合を開始した。重合は
25時間で終了し、転化率は96%であった。未肥大ゴ
ム重合体の体積平均粒径は85nmであった。
ム重合体(Ad−1)、(Ad−2)に肥大化させるた
めに必要な酸基含有ラテックス(C)を以下のように製
造した。攪拌機、還流冷却器、窒素導入口、モノマー導
入口、温度計の設置された反応器に、以下の物質を仕込
んだ。 純水 200 部 ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム 0.7部 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.5部 反応器を攪拌しながら窒素気流下に70℃まで昇温させ
た。70℃に到達後、BMA25部、BA5部、tDM
0.1部、CHP0.15部の単量体混合物を2時間か
けて滴下後、更にBMA50部、BA4部、MAA16
部、tDM0.5部、CHP0.15部を4時間かけて
滴下し、滴下終了後、70℃で1時間攪拌を続け重合を
終了し、酸基含有ラテックス(C)を得た。重合転化率
は99%であった。
ム重合体と酸基含有ラテックス(C)を使用し、ゴム重
合体(Ad−1)、(Ad−2)を製造した。未肥大ゴ
ム重合体のラテックス100部(固形分)に先に製造し
た酸基含有ラテックス(C)3部(固形分)を60℃で
添加後、攪拌を1時間続けて肥大化させ、ゴム重合体
(Ad−1)の製造を行った。ゴム重合体(Ad−1)
の粒径は、320nmであった。また、未肥大ゴム重合体
のラテックス100部(固形分)に先に製造した酸基含
有ラテックス(C)2.3部(固形分)を60℃で添加
後、攪拌を1時間続けて肥大化させ、ゴム重合体(Ad
−2)の製造を行った。ゴム重合体(Ad−2)の粒径
は、480nmであった。
ジエン70部、スチレン30部として重合した。重合は
20時間で終了し、転化率は97%であった。ゴム重合
体(Ad−3)の粒径は90nmであった。
ジエン70部、ブチルアクリレート30部として重合し
た。重合は22時間で終了し、転化率は96%であっ
た。ゴム重合体の粒径は80nmであった。得られたゴム
重合体を先に製造した酸基含有ラテックス(C)3.5
部使用して、ゴム重合体(Ad−1)と同様の方法で肥
大した。得られたゴム重合体(Ad−4)の粒径は28
0nmであった。
度計の設置された反応器に、以下の物質を仕込んだ。 純水 280 部 パルミチン酸ナトリウム 0.05 部 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.3 部 EDTA 0.01 部 硫酸第一鉄 0.0025部 反応器を攪拌しながら窒素気流下に60℃まで昇温させ
た。60℃到達後にBA7部、DAP0.05部、CH
P0.04部を一括して仕込み、1時間重合させた後、
BA93部、DAP2.3部、CHP0.2部の混合物
を連続的に5時間で滴下した。滴下1時間目と3時間目
にパルミチン酸ナトリウムを0.5部、1.2部追加し
た。滴下終了後、60℃で1時間攪拌を続け、ゴム重合
体(Ad−5)を得た。重合転化率は98%で、ゴム重
合体(Ad−5)の粒径は210nmであった。
度計の設置された反応器に、以下の物質を仕込んだ。 純水 280 部 ゴム重合体(Ad−1)(固形分) 65 部 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.3 部 EDTA 0.01 部 硫酸第一鉄 0.0025部 反応器を攪拌しながら窒素気流下に60℃まで昇温させ
た。60℃到達後にMMA25部、St10部、CHP
0.4部の混合物を連続的に5時間で滴下した。滴下終
了後、60℃で2時間攪拌を続け、重合を終了し、グラ
フト重合体(A−1)を得た。表1に示す如く重合転化
率は98%で、グラフト率は48%であった。
体(Ad−2)70部にMMA25部、St15部、B
A5部、CHP0.3部にて重合させ、グラフト共重合
体(A−2)を得た。表1に示す如く、重合転化率は9
9%で、グラフト率は35%であった。
体(Ad−3)55部にMMA24部、St20部、A
N1部を重合させ、グラフト共重合体(A−3)を製造
した。表1に示す如く、重合転化率は99%で、グラフ
ト率は58%であった。
体(Ad−4)75部にMMA22部、St1部、BA
2部を重合させ、グラフト共重合体(A−4)を製造し
た。表1に示す如く、重合転化率は98%で、グラフト
率は25%であった。
体(Ad−4)60部にMMA25部、St10部、C
HP0.3部にて重合させ、グラフト共重合体(A−
5)を製造した。表1に示す如く、重合転化率は98%
で、グラフト率は40%であった。
度計の設置された反応器に、以下の物質を仕込んだ。 純水 250 部 パルミチン酸ナトリウム 2.0 部 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.5 部 EDTA 0.01 部 硫酸第一鉄 0.0025部 反応器を攪拌しながら窒素気流下に65℃まで昇温させ
た。65℃、到達後、AN26部、St74部、tDM
1.1部、CHP0.2部の混合物を連続的に7時間で
滴下した。滴下終了後、65℃で1時間攪拌を続け、重
合を終了した。表2に示す如く、重合転化率は98%、
Mwは48000、Mw/Mnは2.2であった。
74部、MMA2部、PMI1部、tDM0.7部とし
て、共重合体(B−2)を製造した。表2に示す如く、
重合転化率は99%、Mwは65000、Mw/Mnは
2.3であった。
65部、BA5部、tDMを2.3部として、共重合体
(B−3)を製造した。表2に示す如く、重合転化率は
98%、Mwは25000、Mw/Mnは2.5であっ
た。
75部、tDMを0.25部として、共重合体(B−
4)を製造した。表2に示す如く、重合転化率は99
%、Mwは140000、Mw/Mnは2.8であっ
た。
部、2−メルカプトエタノール0.06部、2−エチル
ヘキシルパーオキシカーボネート0.04部、塩化ビニ
ル単量体100部を仕込んで攪拌しながら60℃に昇温
し、重合を開始した。重合反応器内圧力が7kg/cm2 G
にまで降圧したところで未反応単量体を回収し、ポリ塩
化ビニル重合体のスラリーを得た。スラリーを脱水、乾
燥し、塩化ビニル系樹脂(II−1)を得た。表3に示す
如く、得られた樹脂の粘度平均重合度は450であっ
た。 (2)塩化ビニル系樹脂(II−2)の製造 上記(II−1)と同様の方法で、2−メルカプトエタノ
ール0.02部使用し、58℃で重合し、塩化ビニル系
樹脂(II−2)を得た。表3に示す如く、得られた樹脂
の粘度平均重合度は540であった。 (3)塩化ビニル系樹脂(II−3)の製造 上記(II−1)と同様の方法で、2−メルカプトエタノ
ールを使用せずに重合し、塩化ビニル系樹脂(II−3)
を得た。表3に示す如く、得られた樹脂の粘度平均重合
度は620であった。
度計の設置された反応器に、以下の物質を仕込んだ。 純水 250 部 パルミチン酸ナトリウム 1.5 部 ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート 0.5 部 EDTA 0.01 部 硫酸第一鉄 0.0025部 反応器を攪拌しながら窒素気流下に65℃まで昇温させ
た。65℃、到達後、AN25部、St75部、tDM
0.8部、CHP0.2部の混合物を連続的に6時間で
滴下した。滴下終了後、65℃で1時間攪拌を続け、重
合を終了した。表4に示す如く、重合転化率は99%、
還元粘度は0.37dl/gであった。
11部、αMSt62部、tDM1.2部、CHP0.
3部として、重合した。表4に示す如く、重合転化率は
98%、還元粘度は0.28dl/gであった。
リウムをジオクチルスルホコハク酸ナトリウム1.5部
とし、AN10部、St40部、αMSt10部、PM
I15部、MMA25部、tDM1.0部、CHP0.
2部として、重合した。表4に示す如く、重合転化率は
99%、還元粘度は0.33dl/gであった。スチレン
系樹脂(III−1)〜(III−3)のラテックスに塩化カル
シウム2部を加えて凝固させた。凝固スラリーを熱処
理、脱水乾燥して、スチレン系樹脂(III−1)〜(III−
3)の粉末を得た。
ム変性熱可塑性樹脂組成物の製造 上記2.で製造したグラフト共重合体(A−1)〜(A
−5)のラテックスと上記3.で製造した共重合体(B
−1)〜(B−4)のラテックスを表5の割合で(固形
分比率)混合後、ヒンダードフェノール系安定剤1部を
乳化分散水溶液の状態で添加し、十分に攪拌混合した
後、塩酸0.5部を加えて凝固させた。凝固スラリーを
水酸化ナトリウムで中和後、熱処理、脱水乾燥して、表
5、表6に示す如く、ゴム高含有MABS樹脂粉末(I
−1)〜(I−11)を得た。
ダー(I−1)〜(I−11)と上記4.で製造した塩
化ビニル系樹脂(II−1)〜(II−3)、上記5.で製
造したスチレン系樹脂(III−1)〜(III−3)の粉末を
表7の割合でステアリルステアレート2部、ジブチルス
ズマレート2部(対樹脂100部)と共に株式会社タバ
タ製20Lブレンダーで均一にブレンドした。更に株式
会社タバタ製40mm1軸押出機で、180℃の温度で溶
融混練して、ゴム変性熱可塑性樹脂組成物のペレットを
製造した。
る本発明のゴム高含有MABS樹脂組成物を使用したゴ
ム変性熱可塑性樹脂組成物は、特に耐衝撃性、表面性に
優れ、剛性、耐熱性、流動性、熱安定性も良好なことが
明らかである。
p)のパウダーを、メチルエチルケトンに溶解して、遠
心分離し、熱可塑性樹脂組成物のメチルエチルケトン可
溶分と不溶分を得た。メチルエチルケトン可溶分にメタ
ノールを添加し沈澱させてとりだした。この沈澱物とメ
チルエチルケトン不溶分の比率、重合転化率から、グラ
フト率を特定した。 〔ゴム重合体の体積平均粒径〕ゴム重合体ラテックスに
ついて、パシフィックサイエンス社製のナイコンプ粒径
測定機により測定した。 〔重量平均分子量Mw、及び数平均分子量との比Mw/
Mnの測定〕共重合体(B)のGPC分析を行い、重量
平均分子量Mw及び数平均分子量Mnとの比Mw/Mn
をポリスチレンを標準として算出した。 〔還元粘度〕ジメチルホルムアミド溶液に0.3g/dl
の濃度にスチレン系樹脂(III)を溶解後、30℃でオス
トワルド粘度計にて溶液粘度を測定し、算出した。 〔粘度平均重合度〕JIS K6721に基づき塩化ビ
ニル系樹脂(II)の粘度平均分子量を測定した。 〔重合転化率〕重合転化率は、ガスクロ分析より算出し
た。
衝撃性は、IZOD衝撃強度で評価した。IZOD衝撃
強度は、ASTM D−256規格(1/4インチ厚
み)の方法にて23℃で評価した(単位:kgcm/cm)。
引張り強度(単位:kg/cm2 )、引張り伸び(単位%)
は、ASTM D638規格の方法にて1号ダンベルを
使用し、23℃で評価した。曲げ強度(単位:kg/c
m2 )、曲げ弾性率(単位:kg/cm2 )はASTM D
790規格の方法にて23℃で評価した。耐熱性(HD
T)は、ASTM D648の18.6kg/cm2 荷重の
熱変形温度で評価した(単位:℃)。
記の基準による5点評価法にて目視判定した。 5点:艶があり、表面は平滑で、フィッシュアイ、ブツ
が認められない。 4点:艶があり、表面は平滑で、フィッシュアイが若干
認められるが、ブツは認められない。 3点:艶があり、表面は平滑で、フィッシュアイが認め
られるが、ブツは認められない。 2点:やや艶があり、表面にややザラツキがあり、若干
ブツが認められる。 1点:艶が少なく、表面にザラツキあり、ブツがかなり
認められる。
張り伸び、曲げ強度、曲げ弾性率、耐熱性、表面性に使
用する試験片は、株式会社ファナック製FAS100B
射出成形機を使用し、シリンダー温度180℃で成形
し、評価に供した。流動性は、株式会社ファナック製F
AS100B射出成形機を使用し、シリンダー温度19
0℃、射出圧力1350kg/cm2 にて、3mm厚みのスパ
イラル形状の金型内における樹脂の流動長(単位:mm)
で評価した。特性はいずれも数値が大きいほど優れてい
ることを示す。
BS樹脂組成物は、耐衝撃性、成形表面性に優れるとと
もに、耐熱性、剛性、加工性に優れたゴム変性熱可塑性
樹脂組成物を提供する。
Claims (3)
- 【請求項1】 (A)体積平均粒径が30〜1000nm
の、ジエン系ゴム重合体及び/又はアクリル系ゴム重合
体(Ad)90〜50重量部とアルキルメタクリレート
単位30〜98モル%、芳香族ビニル化合物単位70〜
0モル%及びこれらと共重合可能な単量体単位0〜30
モル%からなるグラフト部(Ag)10〜50重量部か
らなるグラフト共重合体60〜95重量部、及び(B)
シアン化ビニル化合物単位25〜60モル%、芳香族ビ
ニル化合物単位75〜40モル%、及びこれらと共重合
可能な単量体単位0〜30モル%からなる共重合体40
〜5重量部からなり、 前記(A)グラフト共重合体のグラフト率が10〜80
重量%であり、 前記(B)共重合体の重量平均分子量Mwが5000〜
90000及び数平均分子量Mnとの比率Mw/Mnが
1.5〜4.5であり、かつ前記(A)グラフト共重合
体、(B)共重合体が乳化重合法により重合して得られ
たものであることを特徴とするゴム高含有MABS樹脂
組成物。 - 【請求項2】 請求項1記載のゴム高含有MABS樹脂
組成物(I)5〜60重量部、塩化ビニル系樹脂(II)
20〜80重量部及びスチレン系樹脂(III)20〜75
重量部〔(I)、(II)、(III)の合計100重量部〕
からなることを特徴とするゴム変性熱可塑性樹脂組成
物。 - 【請求項3】 塩化ビニル系樹脂(II)の粘度平均重合
度が300〜800、スチレン系樹脂(III)の還元粘度
が0.15〜0.45dl/gである請求項2記載のゴム
変性熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04726797A JP3516226B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | ゴム高含有mabs樹脂組成物及びゴム変性熱可塑性樹脂組成物 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH10226741A JPH10226741A (ja) | 1998-08-25 |
JP3516226B2 true JP3516226B2 (ja) | 2004-04-05 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240123551A (ko) | 2023-02-07 | 2024-08-14 | 주식회사 엘지화학 | 열가소성 수지 조성물 |
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WO2014065570A1 (ko) * | 2012-10-26 | 2014-05-01 | 한화케미칼 주식회사 | 염화비닐계 페이스트 수지, 및 이의 제조방법 |
-
1997
- 1997-02-13 JP JP04726797A patent/JP3516226B2/ja not_active Expired - Lifetime
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